JPS6036403Y2 - 単板巻玉の自動巻戻し装置 - Google Patents
単板巻玉の自動巻戻し装置Info
- Publication number
- JPS6036403Y2 JPS6036403Y2 JP1983002305U JP230583U JPS6036403Y2 JP S6036403 Y2 JPS6036403 Y2 JP S6036403Y2 JP 1983002305 U JP1983002305 U JP 1983002305U JP 230583 U JP230583 U JP 230583U JP S6036403 Y2 JPS6036403 Y2 JP S6036403Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- chain
- rollers
- outer periphery
- unwinding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
本考案はベニヤレースにより切削された連続帯状のベニ
ヤ単板、若しくは原木の水割れにより一部または全部が
破断されている僅かに繋がった連続状かまたは非連続状
のベニヤ単板を対象にしてこれを巻取用のリールに自動
的に巻付けて大玉の単板巻玉とし、且つその巻取終了時
に粘着テープ等の巻留め部材をその外周に巻付けて水割
れによる自然なほぐれを防止した。
ヤ単板、若しくは原木の水割れにより一部または全部が
破断されている僅かに繋がった連続状かまたは非連続状
のベニヤ単板を対象にしてこれを巻取用のリールに自動
的に巻付けて大玉の単板巻玉とし、且つその巻取終了時
に粘着テープ等の巻留め部材をその外周に巻付けて水割
れによる自然なほぐれを防止した。
水割れを有する単板巻玉の自動巻戻し装置に関するもの
であって、その目的とする所はこの種の水割れを有する
単板巻玉はその巻戻し作業に際して外周に巻付けである
巻留め部材を作業員が切断すると自然に水割れ部分から
ベニヤ単板がほぐれて落下し、正常な連続巻戻し作業を
不可能なものにするのでこれを改善して、水割れを有す
る単板巻玉の外周下半部を覆うようにコロ付チェンを巻
掛けると共に、その開放された外周上半部に巻戻コンベ
アーと刺着ローラーまたは吸着ローラーを架設して順次
に搬出コンベアー上にベニヤ単板を繰出すように構成し
た、水割れの有無や材面の連続、非連続に拘りなく安全
確実に単板巻玉からベニヤ単板を巻戻すことができる、
特に水割れを有する単板巻玉の自動巻戻し装置を提供す
ることにあるものである。
であって、その目的とする所はこの種の水割れを有する
単板巻玉はその巻戻し作業に際して外周に巻付けである
巻留め部材を作業員が切断すると自然に水割れ部分から
ベニヤ単板がほぐれて落下し、正常な連続巻戻し作業を
不可能なものにするのでこれを改善して、水割れを有す
る単板巻玉の外周下半部を覆うようにコロ付チェンを巻
掛けると共に、その開放された外周上半部に巻戻コンベ
アーと刺着ローラーまたは吸着ローラーを架設して順次
に搬出コンベアー上にベニヤ単板を繰出すように構成し
た、水割れの有無や材面の連続、非連続に拘りなく安全
確実に単板巻玉からベニヤ単板を巻戻すことができる、
特に水割れを有する単板巻玉の自動巻戻し装置を提供す
ることにあるものである。
考案の構成
本考案はその実施の一例を図示するように、巻戻し場所
を形成する貯蔵棚のレール部材１上に載置されたり−ル
２を芯にして巻取られた単板巻玉３は、第１図のように
多数の水割れ３ａをその材面に有するので、通常は巻取
りの際にその外周に粘着テープ等の巻留め部材４が巻付
けられて水割れ３ａによる自然な単板巻玉３のほぐれを
防止しているものであるから、巻戻し作業に先だって前
記単板巻玉３の巻留め部材４を取り除く前にその外周下
半部を覆うようにコロ付チェン５を自動的に巻掛けて前
記巻留め部材４に代えて単板巻玉３の自然なほつれを防
止可能に、該コロ付チェン５の一方の先端部を旋回支持
体６に止着し、他の一方の基部を移動支持体７上のブー
’） −７ａに支承して巻掛は自在に構成している。
を形成する貯蔵棚のレール部材１上に載置されたり−ル
２を芯にして巻取られた単板巻玉３は、第１図のように
多数の水割れ３ａをその材面に有するので、通常は巻取
りの際にその外周に粘着テープ等の巻留め部材４が巻付
けられて水割れ３ａによる自然な単板巻玉３のほぐれを
防止しているものであるから、巻戻し作業に先だって前
記単板巻玉３の巻留め部材４を取り除く前にその外周下
半部を覆うようにコロ付チェン５を自動的に巻掛けて前
記巻留め部材４に代えて単板巻玉３の自然なほつれを防
止可能に、該コロ付チェン５の一方の先端部を旋回支持
体６に止着し、他の一方の基部を移動支持体７上のブー
’） −７ａに支承して巻掛は自在に構成している。
前記旋回支持体６はエアーシリンダー等の往復作動機構
６ａによリコロ付チェン５を単板巻玉３の外周下半部を
覆うように巻掛自在に装着されており、また前記移動支
持体７は別に装置した電動移動機構等によりル−ル部材
７ｂ上を移動自在に装置して単板巻玉３の側方にコロ付
チェン５を常時位置させると共に該移動支持体７に装着
したローラーの外周に植針等した刺着ローラー８または
ファン等の吸気装置をローラーに装着した吸着ローラー
をエアーシリンダー等の往復作動機構８ａにより常時単
板巻玉３の側方に当接させてベニヤ単板９を表面から刺
着または吸着し乍ら搬出コンベアー１０上に繰出すよう
に構成されている。
６ａによリコロ付チェン５を単板巻玉３の外周下半部を
覆うように巻掛自在に装着されており、また前記移動支
持体７は別に装置した電動移動機構等によりル−ル部材
７ｂ上を移動自在に装置して単板巻玉３の側方にコロ付
チェン５を常時位置させると共に該移動支持体７に装着
したローラーの外周に植針等した刺着ローラー８または
ファン等の吸気装置をローラーに装着した吸着ローラー
をエアーシリンダー等の往復作動機構８ａにより常時単
板巻玉３の側方に当接させてベニヤ単板９を表面から刺
着または吸着し乍ら搬出コンベアー１０上に繰出すよう
に構成されている。
また前記コロ付チェン５の他の一方の先端部には重錘１
１を装着するかまたは該コロ付チェン５にロープ巻込器
等を装着して終始引張力を作用することによって巻戻し
過程の単板巻玉３の外径変化に対応して終始その外周下
半部を覆うように構成されているものである。
１を装着するかまたは該コロ付チェン５にロープ巻込器
等を装着して終始引張力を作用することによって巻戻し
過程の単板巻玉３の外径変化に対応して終始その外周下
半部を覆うように構成されているものである。
次にまた単板巻玉３の開放された外周上半部にはエアー
シリンダー等の往復作動機構１２ａを装着した振動支腕
１２ｂに巻掛けた巻戻コンベアー１２により単板巻玉３
の外周を巻戻し方向に駆動すると共に該単板巻玉３の側
方にあるベニヤ単板９を前記刺着ローラー８等により刺
着若しくは吸着して順次に搬出コンベアー１０上に繰出
して次段の加工機の搬入コンベアー１３上に受渡すよう
に構成されているものである。
シリンダー等の往復作動機構１２ａを装着した振動支腕
１２ｂに巻掛けた巻戻コンベアー１２により単板巻玉３
の外周を巻戻し方向に駆動すると共に該単板巻玉３の側
方にあるベニヤ単板９を前記刺着ローラー８等により刺
着若しくは吸着して順次に搬出コンベアー１０上に繰出
して次段の加工機の搬入コンベアー１３上に受渡すよう
に構成されているものである。
尚、図中８ｂは刺着ローラー８に付設されている刺着解
除レバー、１ａは貯蔵棚中の巻戻し場所に於ける巻戻し
作業を終えて空になったり−ル２を巻取り場所まで返還
するレール部材である他、該貯蔵棚には各種の通路切換
装置やストッパー装置等が装備されているものである。
除レバー、１ａは貯蔵棚中の巻戻し場所に於ける巻戻し
作業を終えて空になったり−ル２を巻取り場所まで返還
するレール部材である他、該貯蔵棚には各種の通路切換
装置やストッパー装置等が装備されているものである。
考案の効果
本考案は成上のように水割れ３ａを有する単板巻玉３の
外周下半部を覆うようにコロ付チェン５を巻掛けると共
にその開放された外周上半部に巻戻コンベアー１２と刺
着ローラー８または吸着ローラーを架設して順次に搬出
コンベアー１０上にベニヤ単板９を繰出すように構成し
た単板巻玉の自動巻戻し装置であるので、従来装置では
全く不可能であった水割れ３ａを有していて自重により
巻戻し時に自然にベニヤ単板９が破断してしまうものや
、既に非連続状にベニヤ単板９が破断して巻かれている
単板巻玉３を対象にした、特に水割れを有する単板巻玉
３の自動巻戻し作業を可能にしたものであるから、本考
案装置によればその水割れ３ａの有無や材面の連続、非
連続に拘りなく安全確実に巻戻し作業を遂行することが
始めてできたものであり、実施効果の極めて顕著な考案
である。
外周下半部を覆うようにコロ付チェン５を巻掛けると共
にその開放された外周上半部に巻戻コンベアー１２と刺
着ローラー８または吸着ローラーを架設して順次に搬出
コンベアー１０上にベニヤ単板９を繰出すように構成し
た単板巻玉の自動巻戻し装置であるので、従来装置では
全く不可能であった水割れ３ａを有していて自重により
巻戻し時に自然にベニヤ単板９が破断してしまうものや
、既に非連続状にベニヤ単板９が破断して巻かれている
単板巻玉３を対象にした、特に水割れを有する単板巻玉
３の自動巻戻し作業を可能にしたものであるから、本考
案装置によればその水割れ３ａの有無や材面の連続、非
連続に拘りなく安全確実に巻戻し作業を遂行することが
始めてできたものであり、実施効果の極めて顕著な考案
である。
図は本考案の実施の一例を示すものであって、第１図は
巻戻し場所に単板巻玉を挿入した側面図、第２図は巻戻
し過程の側面図、第３図は巻戻しの終期の側面図である
。 １．１ａ・・・・・・レール部材、３・・・・・・単板
巻玉、５・・・・・・コロ付チェン、６・・・・・・旋
回支持体、７・・・・・・移動支持体、８・・・・・・
刺着ローラー、９・・・・・・ベニヤ単板、１１・・・
・・・重錘、１２・・・・・・巻戻コンベアー。
巻戻し場所に単板巻玉を挿入した側面図、第２図は巻戻
し過程の側面図、第３図は巻戻しの終期の側面図である
。 １．１ａ・・・・・・レール部材、３・・・・・・単板
巻玉、５・・・・・・コロ付チェン、６・・・・・・旋
回支持体、７・・・・・・移動支持体、８・・・・・・
刺着ローラー、９・・・・・・ベニヤ単板、１１・・・
・・・重錘、１２・・・・・・巻戻コンベアー。
Claims (1)
- 巻戻し場所のレール部材上に載置された単板巻玉の外周
下半部を覆ってコロ付チェンを巻掛は可能に該コロ付チ
ェンの一方の先端部を旋回支持体に止着し他の一方の基
部を移動支持体に支承して懸架したことと、前記コロ付
チェンに常時引張力を作用可能に該コロ付チェンの他の
一方の先端部に重錘またはロープ巻込器を引張自在に装
着したことと、前記単板巻玉の開放された外周上半部に
あるベニヤ単板を刺着繰出または吸着繰出可能に該単板
巻玉の側方に刺着ローラーまたは吸着ローラーを揺動自
在に架設すると共にその上方に巻戻コンベアーを振動自
在に架設したことを特徴とする単板巻玉の自動巻戻し装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983002305U JPS6036403Y2 (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 単板巻玉の自動巻戻し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983002305U JPS6036403Y2 (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 単板巻玉の自動巻戻し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59110604U JPS59110604U (ja) | 1984-07-26 |
| JPS6036403Y2 true JPS6036403Y2 (ja) | 1985-10-29 |
Family
ID=30133975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983002305U Expired JPS6036403Y2 (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 単板巻玉の自動巻戻し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6036403Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5659475U (ja) * | 1979-10-15 | 1981-05-21 | ||
| JPS612002Y2 (ja) * | 1981-04-23 | 1986-01-23 |
-
1983
- 1983-01-11 JP JP1983002305U patent/JPS6036403Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59110604U (ja) | 1984-07-26 |
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