JPS6036064A - 抗菌物質徐放性導尿カテ−テルの製造方法 - Google Patents

抗菌物質徐放性導尿カテ−テルの製造方法

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JPS6036064A
JPS6036064A JP58145429A JP14542983A JPS6036064A JP S6036064 A JPS6036064 A JP S6036064A JP 58145429 A JP58145429 A JP 58145429A JP 14542983 A JP14542983 A JP 14542983A JP S6036064 A JPS6036064 A JP S6036064A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、導尿カテーテルの製造方法に関するものであ
り、さらに詳しくは抗菌物質徐放性能を有する導尿カテ
ーテルの製造方法に関するものである。
を髄1員傷、脳出血、脳軟化症9手術後の患者において
は排尿困難、尿失禁などの症状を伴うことが多い。この
ような場合は円滑な尿路を確保し。
その結果、腎機能の維持や改善を促すかあるいは尿の漏
出を防止するといった意味で導尿カテーテルを用いた導
尿法が採用される。この際に用いられるカテーテルは特
に導尿カテーテルと称される。
導尿法は排尿を速やかに行わせるといった極めて有用な
治療手段であるため泌尿器科のみならず外科、内科、産
婦人科などの領域で日雷的に繁用されているが、一方で
は、いったん導尿カテーテルが尿路に留置されると感染
の発生は避は難いという問題がある。すなわち、導尿カ
テーテルは長時間尿路に留置しておくものであるから、
このカテーテルを通じて細菌が侵入し、尿道炎、膀胱炎
賢う炎などの症状が頻発する。従来から多用されている
開放持続導尿法(硝子朋など滅菌されていない容器に集
尿する方法)を施行した場合には。
3日以内に42〜80%の症例に感染が発生し、7日日
には金側に感染が成立したことが報告されている。
このため、***防止に関しては膀胱の洗浄や殺菌剤
の注入などの方法が行われているが、燥作が面倒であり
、またこの操作を行うこと自体が新たな感染源となると
いった不都合な面が多い。
また、抗菌物質の予防的投与などの化学療法も行われて
いるが、大量投与もしくは抗菌物質の種類によっては少
量にても頻発すに副作用の問題及びい、ったん感染が生
じると菌交代症が発現しやすいことなどの問題から無計
画な化学療法はむしろ有害であると言われる程に、抗菌
物質に関しては局所的利用が強く望まれている。
抗菌物質の局所的利用に関しては、導尿カブ−チルの内
壁面及び/又は外壁面にポリビニルアルコール系樹脂又
はポリ−2−ヒドロキシエチルメタクリレ−1,系樹脂
などの親水性樹脂からなる被覆層を形成させ、この層に
抗菌物質を含ませた導尿カテーテルが知られている。し
かし、これらの場合、抗菌物質は水溶性であって単に親
水性樹脂層内に吸着しているだLJであるから、使用に
際して抗菌物質は尿中に拡nb シ、速やかに体外へ留
出してしまう結果、抗菌物質を長期にわたり、適切な濃
度で尿中へ徐放てきないという欠点があった。
本発明者らは、このような現況に鑑み9体内留置期間中
において***防止のために抗菌物質を適切な速度で
徐放しうる導尿カテーテルを簡便に製造する方法を確立
することを目的として鋭意研究を重ねた結果、導尿カテ
ーテルに特定の抗菌物質を吸収させ、この抗菌物質を氷
ゲ1を溶性化合物に変えろことにより抗菌物質が長期に
わたり尿中へ徐放され、***防止のために好ましい
特性を有する導尿カテーテルが得られることを見い出し
2本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、ビグアニド化合物を含有する溶液を
導尿カテーテルに吸収さゼ、しかるのち導尿カテーテル
に吸収させたビグアニド化合物を水難性化合物に変える
ことを特徴とする抗菌物質徐放性導尿カテーテルの製造
方法である。
本発明におけるビグアユ1化合物とは下記の一般式(1
)又は01)で示されるものである。
NlI NlI 111 RR’ N CN II CN 11 ■ N II N 11 (1) (II) ここでRはアルキル基、アミノアルキル基、フェニル基
、アルキルフェニル基、ハロゲン化フェニル基、ハイド
ロキシフェニル基、メトキシフェニル基、カルボキシフ
ェニル基、ナフチル基又はニトリル基等であり、R′は
水素又はアルキル基である。なおりは正の整数であるが
2〜10の範囲が好適である。かかるビグアニド化合物
の好適な具体的な例をあげれば1,6−ジー(4−クロ
ロフェニルビグアニド)ヘキサン、ジアミノ−・キシル
ヒゲアニド、L6−ジー(アミンへキシルビグアニド)
ヘキサン等である。なかでも、1,6−ジー(4−クロ
ロフェニルビグアニド)ヘキサン(別名クロル−・キシ
ジン)は広範囲の微生物に対し強力な殺菌力を有し、か
つ人体に対する毒性も低いところから、今ロ医療、衛生
並びに食品業界において最も広く使用されている殺菌消
毒剤の−ってあり3本発明においても特に好ましく用い
られる。
ずなわら、クロルヘキシジンは種々の抗菌物質の中でも
グラム陽性球菌やグラム陰性桿菌などに広範囲にわたっ
て低濃度で抗菌作用を示すことが知られており9手指、
皮膚、粘膜面の消毒や医療器具の消毒に広く用いられて
いる抗菌物質である。
本発明においてビグアニド化合物を含む溶液としては、
7B液中のビグアニド化合物の濃度が5重量%以上、特
に10重量%以上含まれているものが好ましく用いられ
る。好ましい溶液としては1例えばビグアニド化合物の
水溶液あるいはビグアニド化合物を水とテトラヒドロフ
ランの混合溶液に溶解した溶液があげられるが、特に水
−テトラヒドロフラン、水−ジオキサンのような水と、
水と混合し、かつ導尿カテーテルを膨潤しうるような有
機溶媒の−・種又は2種以J:とからなる混合液にヒゲ
アニド化合物を溶解した溶液が好ましい。また。
本発明に用いられるビグアニド化合物を含む溶液は、ビ
グアニド化合物の抗菌活性を損わない程度Gこアニオン
性界活性剤又は′非イオン性活性剤を含んでいても何ら
さしつかえない。
本発明において用いられる導尿カテーテルとしては2例
えば天然ゴム、合成ゴム、シリコンゴム。
ポリウレタン、軟質ポリ塩化ビニル等を素材とし。
浸漬法、射出法などの方法で成形されたものカベあげら
れる。ここで天然ゴムとは、ゴム植物の樹皮に切イ4を
行った時に流れ出る種りの有機物及び無t3W物を含有
し、た水溶液を分散媒体とし、ゴム分を分散質とし、必
要に応じてpH凋整剤、加硫剤、加硫促進剤、軟化剤、
充填剤、老化防止剤等を配合したものを意味する。合成
ゴムとしては7例えGヨブタジエン、イソプレン、■、
3−ペンタジェン。
1.5−ヘキサジエン、1.6−へブタジェン、クロロ
ブレン等のジエン系モノマーの単一重合体あるいはその
共重合体あるいはその共重合体があげられる。シリコン
ゴムとは高重合度のオルガノンjミリシロキサンに、必
要に応じて2例えば無機充填剤。
分散促進剤、加硫剤等を配合したものを意味し。
オルガノボリシiコキサンとしては2例えばジメチルボ
リシロキザン、メチルフェニルポリシロキサン、メチル
ビニルポリシロキサン、フロロアルキルメチルポリシロ
キサン等があげられる。また。
ポリウレタンとは主鎖の繰り返し単位中Gこ;jミリイ
ソシアナ−1・とポリオールからなるウレタン結合を有
するエラス(・マーを意味」−る。ポリイソシアナ−ト
としては1例えばトルエンジイソシアナート、キシレン
ジイソシアナート、ナックレンジイソシアナート。ジフ
ェニルメタンジイソシアナート、フェニレンジイソシア
ナート、エチレンジイソシアナート、シクロ−・キシレ
ンジイソシアナート、トリフェニルメタントリイソシア
ナ−1・、トルエントリイソシアナート等があげられ、
ポリオールとしては1例えばエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ブチレングリコール、ジエチレング
リコール、ンクロヘキづ・ンジオ−ル、ペンタエリスリ
1−−−−ル、グリセリン、LLL−トリメチロールプ
ロパン等のポリオール、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレイングリコール、ボリテ1−ラメチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリ゛
コール共重合体等のポリエーテルポリオール等があげら
れる。また、ポリオールには2例えばコハク酸、グルタ
ル酸、アジピン酸、セバシン酸、イソフタル酸、フクル
酸。
テレフタル酸等のジカルボン酸とエチレングリコールや
プロピレングリコール等の縮合によって得られる両末端
に水酸基を有するポリエステル等も含まれる。さらに、
これらのポリオールの一部をポリアミン、ボリヂオール
、ポリカルボン酸等の他の活性水素化合物に置き換えた
ものも含まれる。
また、軟質ポリ塩化ビニルとしては1例えばポリ塩化ビ
ニル単独重合体に可塑剤を配合したものあるいは他成分
との共重合により内部可塑化したものがあげられる。前
者の可塑剤としては、ジブチルフタシー1−.ジー2−
・エチルへキシルフクレ−1・、ジオクチルフタレート
、ブチルラウリルフタレート、ジラウリルフタシー1〜
.プチルベンジルフタレ−1・等のフタル酸エステル類
、ジオクチルアジペート、ジオクチルアゼレ−1・、ジ
オクチルセバケ−1・等の直鎮二塩基酸エステル類、ト
リクレジルホスフェート、トリキシレニルボスフェー+
−,モノブチルージキシレニルボスフェ−1・、トリオ
クヂルホスフェー1−等のリン酸エステル類。
メチルアセチルリシル−ト、プチルアセチルリシル−ト
等のヒマシ油誘導体、大豆油等の不飽和脂肪酸をエポキ
シ化したエホキシ化植物油、炭素数6〜10の脂肪酸の
1・り又はテトラエチレンフグリコールエステル、ブチ
ルフタリルブチルグリコレート等のエチレングリコール
誘導体、平均分子量i 、 ooo〜3,000の粘稠
な低級ポリエステル系可塑剤等があげられる。また、後
者の塩化ビニルの共重合モノマーとしては1例えば酢酸
ビニル。
塩化ビニリデン、アクリル酸又はメタクリル酸及びその
エステル、マレイン酸とそのエステル、アクリロニトリ
ル等があげられる。
また2本発明においては導尿カテーテルとして。
−ヒ記のごとき導尿カテーテルの内壁面及び/又は外壁
面に親水性樹脂を被覆したものも使用できる。
導尿カテーテルに親水性樹脂を被覆させる方法としては
9例えば親水性IL1脂熔液を用いる浸漬法。
はけ塗り法あるいは吹きイ」′げ法、親水性単量体又は
その部分重合体の溶液に導尿カテーテルを浸漬し、引き
」二げた後、紫外線重合、放射線重合あるいはラジカル
開始剤によるラジカル重合を行う方法がある。親水性単
量体としては9例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメ
タクリレ−1−23−ヒドロキシプロピルアクリレ−t
・。
3−ヒドロキシメタクリレートなどのヒドロキシ低級ア
ルキルアクリレート又はメタクリレート。
アクリルアミド、メタクリアミド、N−メチルアクリル
アミド、N−メチルメタクリルアミド、N−エチルアク
リルアミド、N−エチルメタクリルアミド2 N−イソ
プロピルアクリルアミド、N−ブチルアクリルアミドな
ど一般式 (R+は水素又は炭素数1〜4のアルキル基。
R2,R3は水素又はアルキル基である。)で示される
化合物、アクリル、メタクリル、マレイン[1,N−ビ
ニルピロリドンなどのN−ビニル化合物などがあげられ
る。また、上記被覆層の強靭さを増すために架橋剤とし
てエチレングリコールジアクリレート、エチレングリコ
ールジメタクリレートなどのジビニル化合物を用いるこ
とも可能である。また、親水性樹脂としては、上記単量
体の少なくとも1種を主成分とする重合体又は共重合体
、ポリカルボン酸とポリエチレンオキサイド又はポリビ
ニルアルコールとからなる化合物、ポリビニルアルコー
ル、エチレン−酢酸ビニルのりん化物などがあげられる
本発明の方法によって抗菌物質徐放性導尿カテーテルを
製造するには、まず導尿カテーテルにビグアニド化合物
を含む溶液を吸収させる。このためには1例えばビグア
ニド化合物を含む溶液中に導尿カテーテルを浸漬するの
が最も簡便な方法である。この場合、ビグアニド化合物
を含む溶液の温度はビグアニド化合物の抗菌活性又は導
尿カテーテルの材質に著しい悪影′響を及ぼさないよう
な温度であればどのような温度であってもよいが。
10〜150℃、特に室温〜80℃が好ましい。好まし
い浸漬時間は浸漬温度によっても異なるが5適冷5分〜
1週間、特に10分〜4日間程度が好ましい。
本発明においては、しかるのち導尿カテーテルに吸収さ
せたビグアニド化合物を水ff1lt熔性化合物性化え
ることが必要である。ここにいう水難溶性とは、化合物
の20℃における100gの蒸留水に対する溶解度がo
、oot〜3.Og、好ましくは0.005g〜2.0
gの範囲のものを指す。水に対する溶解度が0.001
g未満では局所での放出量が低く、殺菌剤としての9J
J力が減退する。一方、3.0gをこえるものでは尿中
への抗菌物質の拡散が悪く、長期にわたり抗菌剤を徐放
することができない。
ビグアニド化合物の水難溶性化合物としては。
ビグアニド化合物自体及びその塩酸塩、臭化水素酸塩、
硝酸塩、リン酸塩、硫酸塩、ホウ酸塩、炭酸塩1重炭酸
塩、安息香酸塩、ギ酸塩、酒石酸塩。
酢酸塩など種々の酸塩があげられる。
導尿カテーテルに吸収させたビグアニド化合物を水難溶
性化合物に変えるには7例えばビグアニド化合物を吸収
させた導尿カテーテルを塩酸、臭化水素酸、硝酸、リン
酸、硫酸、ホウ酸、炭酸。
重炭酸、安息香酸、ギ酸、酒石酸、酢酸などの溶液又は
上記酸の陰イオンを含む溶液又はカルシウムイオン、マ
グネシウムイオンなどの多価金属イオンを含む溶液又は
これら二種以上の系からなる混合溶液に浸漬することに
より行うことができる。
また、導尿カテーテルに上記酸の陰イオンを含む塩をあ
らかじめ吸収させておいたのち5 このカテーテルをビ
グアニド化合物を含む溶液に浸漬することにより、導尿
カテーテルに吸収されたビグアニド化合物を水ツV熔性
化合物に変えることもできる。浸漬に際しての溶液のp
l+、温度はビグアニド化合物の抗菌性又は導尿カテー
テルの材質に著しい悪影響を及ぼさないような条件であ
ればどのような条件であってもよいが、0〜100℃、
特に10〜80℃が好ましい。好ましい浸漬時間は浸漬
温度によっても異なるが通常1時間〜1週間、特に2時
間〜48時間程度が好まし゛い。
本発明においては、これらの処理後、必要であれば10
〜80°C7好ましくは30〜70°Cの範囲で導尿カ
テーテルを乾燥してもよい。
ビグアニド化合物は種々の酸と塩を形成するが。
形成した塩の水への溶解度は、使用した酸の種類により
大きく変化し、水り#、熔性の塩を形成したときにはそ
の溶液の抗菌活性が低下する可能性がある。しかしなが
ら、一般に膀胱洗浄に使われるクロルヘキシジングルコ
ン酸塩の濃度は0.02 (W/’V)%の濃度とかな
り低いものであり、また畑田昭雄ら9月刊薬事、長、 
2193 (1973)によれば***の起因菌とな
るPseudomonas seruginosa。
Proteus vulgaris、 [!5cher
ichiacoli、 5taphylo−COCCL
IS allreL13に対するクロルヘキシジンの菌
発育最小阻止濃度(MI(:)は各々10.12.5.
1.25゜1、Oug/mlであることから、水難溶性
のビグアニド化合物の溶解度が0.OpLg程度であっ
ても十分に抗菌活性を有する。
このように、水難溶性のビグアニド化合物は酸塩の種類
により溶解度が異なるので3本発明によればビグアニド
化合物を水iff溶性化合物に変゛える際の酸又は陰イ
オン又は多価金属イオンの種類を種々選択してビグアニ
ド化合物の溶解度を変えることにより、導尿カテーテル
から尿中へ徐放する抗菌物質の速度を任意に調整するこ
とが可能である。
以上述べた一連の操作を行った結果、導尿カテーテルに
保持された水lit熔性のビグアニド化合物の量が少な
いときには、所望量に達するまで一連の操作を繰り返せ
ばよい。
以上のように本発明の製造方法によれば、従来より簡便
な方法で必要に応じた徐放速度及び徐放期間をもつ抗菌
物質徐放性導尿カテーテルを製造することができる。
以下実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明する。
なお実施例中の「部」はし重量部」を意味する。
実施例1 天然ゴム製フォーリーバルーンカテーテル(恒産商事)
を、クロルヘキシジルグルコン酸塩50部を蒸留水50
部に熔解した溶液に室温下に72時間浸漬したのち25
0℃で乾燥した。乾燥後のカテーテルを塩化ナトリウム
10部及び蒸留水90部からなる水溶液に室温下で10
時間浸漬したのち、 5(1’cで乾燥した。
実施例2 塩化ナトリウム10gI%を硫酸ナトリウム・7水塩1
0部に変えた以外は実施例1と同様の操作を行った。
実施例3 塩化ナトリウム10部を炭酸ナトリウム・1水塩lO部
に変えた以外は実施例1と同様の操作を行った。
実施例4 塩化ナトリウム10部を硝酸ナトリウム10部に変えた
以外は実施例1と同様の操作を行った。
実施例5 実施例1の操作を2回繰り返した。
比較例1 天然ゴム製フオーリーバルーンカテーテル(恒産商事)
をクロルヘキシジルグルコン酸塩50部及び蒸留水50
部からなる溶液に室温下に72時間浸漬したのち50℃
で乾燥した。
以上の実施例1〜5及び比較例1で得られたカテーテル
を、各々37℃の試験尿中に浸漬し、 1laci−1
1us 5ubtilis ATCC6633を検定菌
として円筒平板法(ペーパーディスク法)にて各派の抗
菌活性テストを行った。試験尿を毎日新しい試験尿に取
り替えて同様の抗菌活性テストを繰り返して行った。
結果を表1に示す1 表1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ビグアニド化合物を含む溶液を導尿カテーテルに
    吸収させ、しかるのち導尿カテーテルに吸収されたビグ
    アニド化合物を水難溶性化合物に変えることを特徴とす
    る抗菌物質徐放性導尿カテーテルの製造方法。
  2. (2)ビグアニド化合物が1,6−ジヘ (4−クロロ
    フェニルビグアニド)へキサンである特許請求の範囲第
    1項記載の方法。
JP58145429A 1983-08-08 1983-08-08 抗菌物質徐放性導尿カテ−テルの製造方法 Granted JPS6036064A (ja)

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