JPS6035929Y2 - テ−プ電線 - Google Patents

テ−プ電線

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Publication number
JPS6035929Y2
JPS6035929Y2 JP6618581U JP6618581U JPS6035929Y2 JP S6035929 Y2 JPS6035929 Y2 JP S6035929Y2 JP 6618581 U JP6618581 U JP 6618581U JP 6618581 U JP6618581 U JP 6618581U JP S6035929 Y2 JPS6035929 Y2 JP S6035929Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
tape
tape electric
plating
stranded
Prior art date
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Expired
Application number
JP6618581U
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English (en)
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JPS57179209U (ja
Inventor
芳雄 米良
義昭 小出
Original Assignee
株式会社フジクラ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社フジクラ filed Critical 株式会社フジクラ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テープの間に挾み込まれる撚線導体に部分的
にメッキなどの金属被覆を施したテープ電線に関するも
のである。
従来、テープ電線の導体には、単線、撚線、一括スズメ
ツキ撚線、平角線などが使用されている。
そして、これらの導体においては、一般に次のような条
件が必要とされる。
(イ) ハンダ付は性および耐蝕性に優れていること、 (ロ) 実装段階においては、屈曲させて使用すること
が多いため、十分な可撓性を有すること。
(ハ)使用時、口出し部は基板の差込み穴やコネクタの
所望箇所に差込むことが多いため、口出し部の取扱い性
が良好であること。
これらの条件のうち、(イ)のハンダ付は性および耐蝕
性は、一般に導体上にメッキを施すことにより向上させ
ることができる。
しかしながら、メッキを施した場合、単線、平角線は勿
論のこと、撚線においても、従来の一括スズメツキ撚線
を用いたテープ電線から明らかなように、(ロ)の可撓
性がかなり悪くなる。
つまりテープ電線の可撓性は使用するテープの種類、製
造方法などにも起因するが、導体そのものの可撓性によ
り大きく左右される。
このため、一括スズメツキ撚線でこの可撓性をコントロ
ールするには、メッキの付着量をコントロールすればよ
いわけであるが、これはかなり面倒な問題で、適正な付
着量のものを得ることは甚だ困難である。
一方、口出し部の取扱い性はこの部分が一体で硬い方が
好ましく、特に、撚線の場合、解ぐれて広がったりする
ため、一括メツキを施しなどして固めておいた方が取扱
い上、便利である。
本考案は、このような現状に鑑みてなされたものである
すなわち、本考案は、撚線導体を用いたテープ電線にお
いて、この撚線導体の特性により、十分な可撓性を得る
と共に、撚線導体の適宜箇所(使用時、口出し部に対応
する部分)に部分的に金属被覆(例えばメッキなど、以
下メッキと称す)を施して、口出し時の取扱い性の向上
と、ハンダ付性および耐蝕性などの向上も図ったもので
ある。
本考案において、メッキされる部分としては、上述のよ
うに使用時、口出し部に対応する部分であれば、特に問
わないが、当初より電線の長さが使用時の製品の長さに
規格され、口出し部が予め口出し処理されて提供される
一種のテープ電線部品にあっては、両端の口出し部をメ
ッキし、またかなり長尺なものとして提供され、使用時
、適宜長さに切断して使用するものにあっては、適当な
間隔をおいてメッキしておき、いずれかのメッキ部分が
口出し部として利用できるようにしておくとよい。
以下、かかる本考案のテープ電線の実施例を図面により
詳説する。
第1図は当初より全体を製品の長さにし、かつ予め口出
し処理を施した部品としてのテープ電線の実施例を示し
、第2図は長尺なテープ電線として提供した場合の他の
実施例を示す。
いずれの場合も、上下の両テープ1,2の間に複数の互
に平行に延びる撚線導体3・・・・・・が挾み込まれて
おり、第1図の場合は両端の口出し処理された口出し部
3a・・・・・・に、例えばスズメッキなどによる一括
スズメッキ部4・・・・・・が設けられている。
この場合、好ましくはメッキ部4・・・・・・の一部を
テープ1,2側の絶縁体内に入れておくようにするとよ
い。
このことにより、硬い一括メツキ部4・・・・・・の一
部がテープ1,2に保持され、機械的特性が向上する。
このため、口出し部の導体は次のような利点を有するよ
うになる。
■口出し作業時の取扱い性が向上する。
■口出し部の一括メツキ部の屈曲性(剛性)が向上して
、例えばコネクターの所望個所に差し込み易くかつ抜き
差し性が改善される。
■勿論、一括メツキ線の特徴である解ぐれないこと、予
備ハンダが不要なことなどの特性を有する。
第2図の場合は撚線導体3・・・・・・の適宜間隔をお
いた部分に、口出し部の長さに対応する分だけの長さを
もって、例えば上述の場合と同様にスズメッキなどによ
る一括スズメッキ部4・・・・・・が設けられている。
この場合、使用時にはメッキ部4・・・・・・が口出し
部となるように切断しく勿論、上述のように一部が絶縁
体内に残るようにするとよい)、不要なテープ1,2部
分を除去すればよい。
テープ1,2が透明なときは(一般に透明なものが多い
)、透視しながら切断すればよい。
次に、このような本考案テープ電線の製造方法であるが
、例えば第3図および第4図に示す装置により製造する
ことができる。
すなわち、融着ロール5,6で上下のテープ1,2の間
に挾み込まれる前の撚線導体3の走行途中に、適宜間隔
をおいて、フラックス塗布装置7、メッキ装置8さらに
はメッキ液絞り具9を設置し、このフラックス塗布装置
7およびメッキ装置8を、口出し部に相当する長さでフ
ラックスおよびメッキ液が付着される間隔で上下させて
、導体3上に部分的に一括スズメッキ部4・・・・・・
を作ればよい。
この場合、用いるフラックス塗布装置7およびメッキ装
置8は第4図に示すように、例えばフラックスおよびメ
ッキ液を噴き上げて導体3に付着させるようにしたフロ
一方式のものなどを用いるとよい。
尚、予め口出し処理するものにあっては、長尺なものを
切断して、不要なテープ部分を除去するか、あるいはテ
ープを間欠的に供給するなどすればよい。
以上説明したように本考案のテープ電線によれば、導体
として撚線を用い、かつまたこの撚線導体の適宜箇所(
電線の両端口出し部または電線の長さ方向に適宜間隔で
)に金属被覆部を設けであるため、十分な可撓性を得る
ことができる上に、使用にあたって、口出し部が一体で
硬く、解ぐれたり、折れ曲ったりしないので、取扱い上
、非常に便利である。
またメッキなどの金属被覆によりハンダ付は性および耐
蝕性の向上も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第、1図および第2図は本考案に係るテープ電線の各実
施例を示す斜視図、第3図は上記テープ電線の製造方法
の一例を示す概略説明図、第4図は上記製造方法に用い
る各装置の概略を示す概略斜視図である。 1.2・・・・・・テープ、3・・・・・・撚線導体、
3a・・・・・・口出し部、4・・・・・・金属被覆部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)テープの間に挾み込まれる複数の互に平行した撚
    線導体の適宜箇所に金属被覆部を設けたことを特徴とす
    るテープ電線。
  2. (2)上記金属被覆部を電線両端の口出し部に設けたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のテ
    ープ電線。
  3. (3)上記金属被覆部を上記撚線導体の長さ方向に適宜
    間隔で設けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のテープ電線。
JP6618581U 1981-05-09 1981-05-09 テ−プ電線 Expired JPS6035929Y2 (ja)

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JP6618581U JPS6035929Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09 テ−プ電線

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JP6618581U JPS6035929Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09 テ−プ電線

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Publication Number Publication Date
JPS57179209U JPS57179209U (ja) 1982-11-13
JPS6035929Y2 true JPS6035929Y2 (ja) 1985-10-25

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ID=29862219

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JP6618581U Expired JPS6035929Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09 テ−プ電線

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07118224B2 (ja) * 1987-11-10 1995-12-18 住友電気工業株式会社 フラツトケーブル

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JPS57179209U (ja) 1982-11-13

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