JPS6035709Y2 - 防振浮床構造 - Google Patents

防振浮床構造

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JPS6035709Y2
JPS6035709Y2 JP2606480U JP2606480U JPS6035709Y2 JP S6035709 Y2 JPS6035709 Y2 JP S6035709Y2 JP 2606480 U JP2606480 U JP 2606480U JP 2606480 U JP2606480 U JP 2606480U JP S6035709 Y2 JPS6035709 Y2 JP S6035709Y2
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JP
Japan
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vibration
groove
shaped frame
longitudinal direction
proof
Prior art date
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Application number
JP2606480U
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JPS56127243U (ja
Inventor
忠 杉山
稔 田中
宏 伊藤
Original Assignee
日本板硝子株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、室の内外間の振動、騒音伝播を防止するため
に、床面又は床下地と畳などの床材との間に介在敷設す
る防振浮床の構造に関する。
この種の防振浮床構造として従来から知られているもの
に、第6図に示す如く上下の対向合板15.15をこれ
らの対向間隙の複数箇所に介在させた防振部材16を介
して連結するとともに対向合板15.15間に吸音材1
7を介在させてなる防振パネルPを予め工場生産してお
き、それを現場に搬入して床面又は床下地上に並列敷設
すべくなしたものがある。
しかし、この場合、1つの防振パネルPにおいて所期の
耐荷重強度をもたせる必要から防振部材16をパネルP
の外周縁に沿って配置する必要があって、このようなパ
ネルPを並列敷設すると、隣接パネル同志の突合わせ箇
所Tにおいて防振部材16の分布密度が他の箇所の2倍
にもなり、防振浮床全体の分担荷重つまりは防振効果が
不均一となる上に、防振部材16を必要以上に使用して
いることから不経済化することは免れ得す、しかも殊に
、工場生産パネルPは生産性等の問題から一般に寸法が
規格化されたものが多く、そのため、室ごとに種々に異
なる室寸法に容易、適切に対処することが難しく、室寸
法に合わせて切断するときには防振効果の不均一化を助
長するだけでなく、施工手間の増大ならびにコストアッ
プを招くという不都合があった。
本考案はかかる実情に鑑みて、防振浮床全体において十
分かつ均一な防振効果を発揮できるとともに種々の室寸
法に容易、適切に対処することができながらも、このよ
うな利点を熟練を要することのない極めて簡単な現場作
業と十分に経済的な構成をもって遠戚できるようにせん
とする点に目的を有する。
先ず本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、基本
的には第1図、第2図に示すように、複数本の、チャン
ネル鋼材利用の溝形フレーム部材1を、下向き開口の状
態にして、それの長手方向に対する直角横力向に適宜の
間隔を隔てて並列配置するとともに、それの長手方向に
沿って同一直線上に突合わせ状態で配置し、かつ後者の
長手方向で隣接する溝形フレーム部材1,1同志を、そ
れらの突合わせ端部間に亘って、下側から嵌合離脱自在
な溝形ジヨイント部材2を嵌合することにより、互いに
横方向で位置規制させた状態に接続し、かつ各溝形フレ
ーム部材1の長手方向に沿って適宜の間隔を隔てた箇所
において、その下側開口部から嵌合保持離脱自在な防振
部材3を嵌合保持させて防振浮床構造を構成したもので
あって、詳しくは、前記溝型フレーム部材1の両側対向
板辺部IA、IA夫々に、第3図イ又は口に示すように
凸部又は凹部1a、laを形成するとともに、前記ジヨ
イント部材2の両側対向板辺部2A、2A夫々に、前記
凸部又は凹部1a、laに対して弾性的に嵌合離脱自在
な凹部又は凸部2aw2aを形成し、かつ、第4図イ9
口のように防振部材3を、直方体(又は立方体)形状の
弾性パッド3Bの上面に対し、下向き開口の溝形アタッ
チメント3Aを装着してなるものに構成し、このアタッ
チメント3Aの両側対向板辺部3A、3Aに、第4図イ
又は口に示すように前記凸部又は凹部1a、laに対し
て弾性的に嵌合離脱自在な凹部又は凸部3a、3aを形
成しである。
前記溝形フレーム部材1の凸部又は凹部1a、laは、
第5図のようにフレーム部材1の長手方向に沿って連続
する状態に形成する他、図示は割愛するがこの長手方向
に沿って適宜間隔を隔てかつジヨイント部材2よりも長
さの大きな状態で断続的に形成しておいても良い。
何れにしても、隣接フレーム部材1,1を、それの長手
方向に沿って摺動することによりフレーム部材1,1の
全長を無段階に調節できる。
第2図に示すように、横方向で隣接するフレーム部材1
,1・・・・・・間および各フレーム部材1の下方で長
手方向で隣接する防振部材3,3・・・・・・間におい
てグラスウールなと適宜の吸音材4を充填し、フレーム
部材1・・・・・・群の上面に下床材5,5を敷設し、
更にその上に畳などの床材6を敷設するものである。
第2図は、木造住宅を示し、7はコンクリート基礎、8
は乗用防振ゴム、9は束、10は犬引き、11は根太、
12は合板製粗末、13.14は絶縁用防振ゴムで、こ
のような構成よりなる床下地の前記粗末12上に、防振
浮床を構成するフレーム部材1、ジヨイント部材2、防
振部材3や、吸音材4を敷設しである。
但し、木造住宅に限られるものではなく、例えばコンク
リート造りの集合住宅において上下階間のコンクリート
スラブ床の上面に敷設するも良い。
前記防振部材3における弾性パッド3Bは、ガラス繊維
を高密度(例えば150〜300に9/d)に圧縮した
上でそれの外周を薄肉のゴム膜で被包したものが所期の
防振効果にとって好ましいが、それ以外の性状、構造の
ものがあっても良い。
又、アタッチメント3Aやジヨイント部材2は薄肉で所
要の弾性を発揮するものであれば、金属製でも合成樹脂
製でも良いが、亜鉛鉄板が好ましい。
アタッチメント3Aはそれの上側板辺部3A2に上方へ
の突条3a’を折曲げにより一体に形成してあり、この
突条3a’を、フレーム部材1の上側板辺部IBにそれ
の長手方向に沿って適宜間隔おきに形成しである矩形孔
1bに嵌入して嵌着保持強度のアップを図っているが、
この構成を採らなくても良い。
参考までに標準寸法を記すと、単位を閣として、フレー
ム部材1の肉厚は1.転出は6代高さ3代長さは900
と1800.凸部又は凹部1aの中心までの高さ15.
突出量又は凹入量は0.8、半径は5、矩形孔1bの巾
は10、長さは53.玩ジヨイント部材2の肉厚は0.
5、巾は底辺で61.上辺で6屯高さは30S長さは1
50、アタッチメント3Aの肉厚は0.3S巾は55.
高さは13.4、長さは53、突条3a’の巾は10.
高さは1.6、弾性パッド3Bの巾と長さは夫々52、
高さは53.9などである。
以上要するに本考案による防振浮床構造は床面又は床下
地上に下向き開口の状態で並列配置される複数本の溝形
フレーム部材1とその溝形フレーム部材1に対して下側
から嵌合離脱自在で部材長手方向において隣接するもの
同志を互いに横方向位置規制状態に接続するための溝形
ジヨイント部材2ならびに前記溝形フレーム部材1の適
所においてその下側開口部から嵌合保持離脱自在な防振
部材3との組合せである防振浮床構造であって、前記溝
形フレーム部材1の両側対向板辺部IA。
1A夫々に、その長手方向に連続する状態又は長手方向
に断続する状態で凸部又は凹部1a、laを形成すると
ともに、前記ジヨイント部材2および前記防振部材3各
々の、前記凸部又は凹部1a、1a相当する箇所に、そ
の凸部又は凹部1a、laに対して弾性的に嵌合離脱自
在な凹部又は凸部2a、2aおよび3a、3aを形威し
であることを特徴とする。
即ち、溝形フレーム部材1の夫々に防振部材3を嵌合保
持させ、かつこのように防振部材3を保持したフレーム
部材1の複数本を並列配置するものであるから、全体と
して防振部材3を分布密度均一な状態で配置することが
容易に行なえ、必要最小限の防振部材3をもって十分か
つ均一な防振効果を発揮できるとともに、フレーム部材
1をそれの長手方向において複数本隣接配置し、隣接フ
レーム部材1同志を溝形ジヨイント部材2を介して接続
するもので、このジヨイント部材2とフレーム部材1と
の相対摺動により長手方向に沿って並ぶフレーム部材1
全長を室の縦寸法に容易に合わせることができ、しかも
、室の横寸法に対しても横方向で並列配置するフレーム
部材1の間隔や本数を調節することが容易に合わせるこ
とができ、全体として種々の室寸法に容易、適切に対処
することができる。
その上、ジヨイント部材2および防振部材3は各々に形
成しである凹部又は凸部2a、2aおよび3a、3aを
夫々、フレーム部材1の凸部又は凹部1a、laに弾性
的に嵌合させるものであるから、所期通り確実な位置規
制状態で強力な保持作用を発揮できる嵌合でありながら
、極めて容易、迅速に作業することができる。
このように本考案によれば、その全体において十分かつ
均一な防振効果を発揮できるとともに種々の室寸法に容
易、適切に対処することができながらも、このような利
点を熟練を要することのない極めて簡単な現場作業と、
十分に経済的な構成をもって達成することができるに至
った。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る防振浮床構造の実施例を示し、第1
図は概略平面図、第2図は概略側面図、第3図イ9口は
フレーム部材とジヨイント部材との嵌合状態を示す縦断
側面図、第4図は49口はフレーム部材と防振部材との
嵌合状態を示す縦断側面図、第5図は一部切欠正面図で
ある。 尚、第6図は従来の防振パネルを示す縦断側面図である
。 1・・・・・・溝形フレーム部材、IA・・・・・・対
向板片部、1a・・・・・・凸部又は凹部、2・・・・
・・溝型ジヨイント部材、2a・・・・・・凹部又は凸
部、3・・・・・・防振部材、3a・・・・・・凹部又
は凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面又は床下地上に下向き開口の状態で並列配置される
    複数本の溝形フレーム部材1とその溝形フレーム部材1
    に対して下側から表金離脱自在で部材長手方向において
    隣接するもの同志を互いに横方向位置規制状態に接続す
    るための溝形ジヨイント部材2ならびに前記溝形フレー
    ム部材1の適所においてその下側開口部から嵌合保持離
    脱自在な防振部材3との組合せである防振浮床構造であ
    って、前記溝形フレーム部材1の両側対向板辺部IA、
    IA夫々に、その長手方向に連続する状態又は長手方向
    に断続する状態で凸部又は凹部1a、1aを形成すると
    ともに、前記ジヨイント部材2および前記防振部材3各
    々の、前記凸部又は凹部1a、laに相当する箇所に、
    その凸部又は凹部1a、laに対して弾性的に表金離脱
    自在な凹部又は凸部2a、2aおよび3a、3aを形威
    しであることを特徴とする防振浮床構造。
JP2606480U 1980-02-28 1980-02-28 防振浮床構造 Expired JPS6035709Y2 (ja)

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JPS56127243U JPS56127243U (ja) 1981-09-28
JPS6035709Y2 true JPS6035709Y2 (ja) 1985-10-23

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