JPS6035566Y2 - 工作物搬入搬出装置 - Google Patents

工作物搬入搬出装置

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JPS6035566Y2
JPS6035566Y2 JP16838280U JP16838280U JPS6035566Y2 JP S6035566 Y2 JPS6035566 Y2 JP S6035566Y2 JP 16838280 U JP16838280 U JP 16838280U JP 16838280 U JP16838280 U JP 16838280U JP S6035566 Y2 JPS6035566 Y2 JP S6035566Y2
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JP
Japan
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workpiece
transfer arm
headstock
support
pusher
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JP16838280U
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JPS5791537U (ja
Inventor
岑爾 成岡
菊次郎 戸田
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工作物を加工機に対し自動的に搬入搬出する装
置に関するものである。
従来、工作物を加工位置へ搬入したり、加工後の工作物
を加工位置より方に搬出したりするためにテーブル上に
搬入用の搬入アームと、搬出用のシュートを別個に設け
ていた。
しかしながら、テーブル上の設置スペースは狭く上記2
つの装置を取付けると相互の干渉等の問題があり、設置
上に種々の制約があった。
また加工終了後の工作物を搬出シュート上に自重落下さ
せ転がして搬出させるために工作物に傷がつくおそれが
あった。
本考案は上記従来の問題を解決するために、未加工なら
びに加工済み工作物を支承するコンベア等の支承装置を
設け、この支承装置と主軸台ならびにブツシャ装置との
間に転送装置を設置し、この転送装置によって未加工の
工作物をブツシャ装置に渡した後にそのまま主軸台側に
移動して加工中の工作物の加工終了を待機し、加工終了
と同時に工作物を支承装置に搬出すると共に未加工の工
作物を受取り、その間ブツシャ装置は主軸台に未加工の
工作物を取付る動作を行う効率のよい搬入搬出を行う装
置を提供するものである。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図において1は主軸台、9は主軸台1と対向して設
置されているブツシャ装置、17は主軸台1の主軸軸線
方向と平行方向に移動する支承装置(以下コンベアと称
す)、16は主軸台1ならびにブツシャ装置9とコンベ
ア17との間に設置された転送装置である。
前記主軸台1には第2図に示すよるに主軸2が回転自在
に軸承され、閃絡の駆動機構によって回転駆動する。
主軸2の前端面には工作物の支持部材3が固着され、こ
の支持部材3にはコレット部材4が半径方向に突出可能
に案内支持されている。
5は主軸2と支持部材3の中心を貫通する作動ロッドで
、閃絡のシリンダ装置によって支持部材3の中心部を軸
移動して前記コレット部材4を作動し、支持部材3上の
工作物Wをクランプおよびアンクランプする。
7は前記支持部材3上に支持された加工位置にある工作
物Wを後述する転送装置19による工作物受取位置まで
押し出すための押出し部材であり、シリンダ装置8によ
り主軸2の軸線方向に進退作動する。
6は支持部材3上にクランプされた工作物Wを研削加工
するための砥石車である。
ブツシャ装置9は第2図に示すように、ブツシャ装置本
体10にブツシャ軸11が主軸2と同心上に進退自在に
設けられている。
さらに、このブツシャ軸11の中心には工作物Wを支持
する支持ロッド12が摺動自在に嵌挿され、スプリング
13によって常にブツシャ軸11の端面により工作物を
支持するに要する長さだけ突出している。
さらに、前記ブツシャ軸11を図示のように工作物Wの
受渡し位置Aまで前進させるため1段送りシリンダ装置
14と、主軸台1側の支持部材3上の加工位置Bまで工
作物Wを押送する2段送りシリンダ装置15とを有して
いる。
次に転送装置16の構成を第1図および第3図によって
説明す。
主軸台1ならびにブツシャ装置9とコンベア17との間
の略中間に設置された支持台18上に移動台19が主軸
2の軸線方向と平行な方向に移動自在に支持されている
この移動台19には旋回体21が支持軸22によって主
軸台1およびブツシャ装置9とコンベア17間で前記主
軸軸線と直角に交差する面内で旋回動可能に支持されて
いる。
この旋回体21内に転送アーム27が90’の角度で回
転(旋回)のみ可能に軸承され、その先端には把持爪2
8が開閉可能に取付けられている。
29は把持爪28を閉じ方向に作用するスプリングであ
り、30は把持爪28を開口する係合子である。
この係合子30はは転送アーム27の後端部に形成され
ている把持爪開閉用シリンダ装置31により進退作動す
るロッド30aと一体に設けられている。
前記移動台19はシフト用シリンダ装置20によって転
送アーム27を加工済みの工作物を受取る受取り位置C
と、受取った工作物を支持部材3より引き抜いた搬出位
置りと、さらに未加工の工作物をブツシャ装置9に受渡
す受渡し位置Aとに移動されるようになっている。
前記シフト用シリンダ装置20は図の実施例では2段シ
リンダ構成であるが、移動台19の前記所定の位置C,
D。
Aをリミットスイッチにて検出し、このリミットスイッ
チの信号によって3位置切換弁を中立位置に切換えて移
動台19を中間位置(搬出位置D)に停止させるように
してもよい。
転送アーム7を主軸台1とコンベア17間ならびにコン
ベア17とブツシャ装置9間で旋回動する作動装置は、
旋回体21を移動台19に軸支する一方の支持軸22に
ピニオン26を設け、このピニオン26に噛合するラッ
クピストン24を有する転送アーム旋回用シリンダ装置
23によるものである。
この転送アーム旋回用シリンダ装置23の一端には、把
持爪28がコンベア17上において転送アーム27を小
角度で一時的に上昇旋回動させるための補助シリンダ2
5が設けられている。
一方、把持爪28を90°の角度で姿勢変更するための
転送アーム7の回転機構は、転送アーム27の外周面に
ピニオン34を刻設し、これに軸送アーム回転用シリン
ダ装置32内のラックピストン33を転送アーム27の
軸線と直交する方向で噛合させた構造である。
次に上記の構成によりなる本考案装置の動作について、
加工位置Bにある工作物Wが加工を終了した時点より説
明する。
加工終了によって砥石車6が後退し、加工済の工作物W
をアンクランプとするために作動ロッド5が前進してコ
レット部材4を緩める。
次いで押し出し部材7が前進移動して加工位置Bの工作
物Wを受取り位置Cまで移動する。
この受取り位置Cでは把持爪28が待機位置しており、
開口している把持爪28と対応する位置まで前記工作物
Wは移動するのである。
ここで、把持爪28は把持爪開閉用シリンダ装置31の
作動によって係金子30が後退し、スプリング29の引
張力によって把持爪28は閉じて工作物Wを把持する。
把持爪28が工作物Wを把持した位置では未だ工作物W
は支持部材3上であり、その状態ではコンベア7側への
転送は不可能である。
そこで、シフト用シリンダ装置20が作動し、支持台1
9を中間位置までシフトして把持爪28、すなわち転送
アーム27を搬出位置りまで移動する。
これにより把持爪28に把持された工作物Wは支持部材
3より抜は出し転送可能な態勢となる。
これに引き続いて転送アーム旋回用シリンダ装置23と
転送アーム回転用シリンダ32とが作動し、旋回体21
を介して転送アーム27をコンベア17側に旋回動する
と共に、転送アーム27を90’回転し把持爪28に把
持した工作物Wの姿勢を平面状態に変更する。
把持爪28がコンベア17上に位置した時点でシフト用
シリンダ装置20が作動し、転送アーム27は後退端に
シフト戻りすると同時に把持爪28を開き、加工済み工
作物Wをコンベア17上に搬出する。
そして、補助シリンダ25が作動して開いた把持爪28
を第3図の仮想線Sで示すように小角度で上昇旋回し、
加工済みの工作物Wをコンベア17て移送させると共に
、未加工の工作物Wを把持爪28の直下に送り込むので
ある。
一方、前記転送装置16が加工済の工作物Wをコンベア
17に搬出している間にブツシャ装置9は未加工の工作
物Wを主軸台1の加工位置Bに搬入する動作行い、加工
を開始する。
すなわち、前回のサイクルによって支持ロッド12に受
渡されている未加工の工作物Wは、2段送りシリンダ1
5の前進作動によって支持部材3に渡され、次いでブツ
シャ軸11の端面で加工位置Bまで押し込まれる。
このとき支持ロッド12は支持部材3の端面の当接しス
プリング13を圧縮してブツシャ軸11とは相対移動す
る。
加工位置Bに置かれた工作物Wはコレット部材4によっ
てクランプされ、ブツシャ軸11は1段送りシリンダ1
4並びに2段送りシリンダ装置15とにより最後退端に
戻され砥石車6が前進して加工を開始する。
このブツシャ軸11の最後退端は、端面より突出してい
る支持ロッド12がブツシャ装置本体10の前端面を略
同−面若しくはそれより内方に引き込まれて位置してい
る状態であり、前記コンベア17上から法王作物Wを受
渡し位置Aに置くときに把持爪28との干渉を避けるこ
とにある。
前記ブツシャ軸11の最後退端戻しの後に、前記コンベ
ア17上で小角度の上昇旋回をしている把持爪28は再
び下降し、未加工の工作物Wを把持し、転送アーム27
はブツシャ装置9側に旋回すると共に、転送アーム27
を90’回転し工作物Wの姿整を起しながらブツシャ軸
11の前方の受渡し位置Aに搬入する。
この工作物Wをブツシャ装置9の1段送りシリンダ装置
14の前進作動によってブツシャ軸11を一段送り前進
し、支持ロッド12を工作物Wの軸穴に貫通させて支持
する。
その後、把持爪28は開き、シフト用シリンダ20を前
進作動して転送アーム27を最前進端までシフトし、把
持爪28は開いた状態で受取り位置Cにて加工中の工作
物の加工終了まで待機する。
尚、上記実施例において支承装置の1例としてコンベア
を使用したものについつ説明したが、これに限定される
ものではなく、固定の載せ台を装置し、作業者が手作業
でこの載せ台上の所定位置へ工作物を位置決めするよう
にしてもよい。
以上のように本考案装置によれば、主軸台およびブツシ
ャ装置とコンベア等の支承装置との間に設置した転送装
置のみによって工作物の搬入と搬出を行うために、設置
スペースが少くてすみ、設置上の制約を受けることがな
く、またシュートを使用しないので工作物に傷等がつき
にくに利点がある。
また本考案はブツシャ装置に対して主軸軸線と同心のブ
ツシャ軸と、このブツシャ軸と同心上においてブツシャ
軸に対して摺動可能にかつ前記主軸台側の支持部材と当
接して後退可能に嵌合された支持ロンドと、工作物を前
記転送装置より受取りかつ工作物を主軸に取付けるため
にブツシャ軸ならびに支持ロッドを送り前進する装置と
を設けたので主軸台に取付けらた工作物が加工されてい
る間に転送装置によってこのブツシャ装置の支持ロッド
上に予め未加工の工作物を用意しておき、前記工作物の
加工が終了して主軸台より持ち去られるを同時にこのブ
ツシャ装置の前進により主軸台の支持部材上に未加工の
工作物をセットすることができ、ロスタイムなしで次の
工作物の加工を開始することができる。
しかも支持ロッドは支持部材との当接後においてブツシ
ャ軸内に後退できるようになっており、この工作物の受
渡し際に工作物を脱落させることなく、スムーズに支持
部材上に移しかえることができる。
さらに本考案は、転送装置に対して工作物を着脱可能に
把持する把持爪と、この把持爪を支持する転送アームと
、転送アームを前記主軸台と支承装置間ならびに支承装
置とブツシャ装置間で前記主軸軸線と交差する方向に移
動させる装置と、この転送アームの旋回面内において転
送アームを回転させる装置と、主軸より加工済みの工作
物を受取る受取り位置ならびにブツシャ装置へ未加工の
工作物を受渡す受渡し位置との間で前記転送アームを主
軸軸線方向と平行な方向に移動させる装置とを設けた構
成であるため、転送アームを回転させることにより、主
軸台上にいて水平状態に支持された工作物を転送アーム
の旋回動作中に鉛直状態に姿勢を変更させ、モして支承
装置上に載置させることかでき、支承装置上において工
作物の姿勢を変更させる必要がなく、そのまま次の搬送
動作を開始することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の平面図、第2図は第1図の■−■
線拡大断面図、第3図は第1図の■−■線拡大図である
。 1・・・・・・主軸台、2・・・・・・主軸、3・・・
・・・支持部材、4・・・・・・コレット部材、7・・
・・・・押し出し部材、9・・・・・・ブツシャ装置、
11・・・・・・ブツシャ軸、12・・・・・・支持ロ
ッド、14・・・・・・1段送りシリンダ装置、15・
・・・・・2段送りシリンダ装置、16・・・・・・転
送装置、17・・・・・・コンベア、18・・・・・・
支持台、19・・・・・・移動台、20・・・・・・シ
フト用シリンダ装置、21・・・・・・旋回体、22・
・・・・・支持軸、23・・・・・・転送アーム旋回用
シリンダ装置、27・・・・・・転送アーム、2訃・・
・・・把持爪、31・・・・・・把持爪開閉用シリンダ
装置、32・・・・・・転送アーム回転用シリンダ装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作物を水平軸線回りに回転可能に把持する主軸台と、
    この主軸台に対向して設置されたブツシャ装置と、未加
    工あるいは加工ずみの工作物をその軸線を鉛直線方向に
    向けて支承する支承装置と、さらに前記主軸台と支承装
    置間を移動して加工済みの工作物を搬出し、かつ前記支
    承装置とブツシャ装置間を移動して未加工の工作物を搬
    入する転送装置とを備え、前記主軸台は工作物を案内支
    持する支持ロッドと、この支持ロッドに対して工作物と
    クランプするクランプ装置を有し、前記ブツシャ装置は
    主軸軸線と同心のブツシャ軸と、このブツシャ軸と同心
    上においてブツシャ軸に対して摺動可能にかつ前記主軸
    台側の支持部材と当接して後退可能に嵌合された支持ロ
    ッドと、工作物を前記転送装置より受取りかつ工作物を
    主軸に取付ケるためにブツシャ軸ならびに支持ロッドを
    送り前進する装置とを有し、前記転送装置は工作物を着
    脱可能に把持する把持爪と、この把持爪を支持する転送
    アームと、転送アームを前記主軸台と支承装置間ならび
    に支承装置とブツシャ装置間で前記主軸軸線と交差する
    方向に移動させる装置と、この転送アームの旋回面内に
    おいて転送アームを回転させる装置と、主軸より加工済
    みの工作物を受取る受取り位置ならびにブツシャ装置へ
    未加工の工作物を受渡す受渡し位置と間で前記転送アー
    ムを主軸軸線方向と平行な方向に移動させる装置とを有
    する工作物搬入搬出装置。
JP16838280U 1980-11-26 1980-11-26 工作物搬入搬出装置 Expired JPS6035566Y2 (ja)

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JPS5791537U JPS5791537U (ja) 1982-06-05
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