JPS6031387Y2 - フレキシブル・ガス絶縁同軸円筒型電路の終端部 - Google Patents

フレキシブル・ガス絶縁同軸円筒型電路の終端部

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JPS6031387Y2
JPS6031387Y2 JP2720483U JP2720483U JPS6031387Y2 JP S6031387 Y2 JPS6031387 Y2 JP S6031387Y2 JP 2720483 U JP2720483 U JP 2720483U JP 2720483 U JP2720483 U JP 2720483U JP S6031387 Y2 JPS6031387 Y2 JP S6031387Y2
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JP
Japan
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conductor
flexible
tube
tip
coaxial cylindrical
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Expired
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JP2720483U
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JPS59135031U (ja
Inventor
久仁哉 根本
寿雄 和田
Original Assignee
古河電気工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案はフレキシブル・ガス絶縁同軸円筒型電路の終端
部に関するものである。
(従来技術) 管路気中ケーブル等として使用される従来のガス絶縁同
軸円筒型電路は、リジッドタイプのものが多く、このよ
うなリジッドタイプのものでは運搬上の問題で1ユニッ
ト当り18m程度に制限され、布設された場合ジヨイン
ト箇所数が多くなる欠点があり、また連続製造ができな
い等の欠点がある。
これらの欠点を改善するため、銅撚線や銅東線等の導体
を用い、その導体を波付されたステンレスパイプ等のフ
レキシブル・導体収納管の中に収納してこれをフレキシ
ブルシース内に同軸状に収納してその間をガス絶縁した
フレキシブル・ガス絶縁同軸円筒電路が提案されている
このようなフレキシブル・ガス絶縁同軸円筒型電路によ
れば、フレキシブル性能を有するゆえドラム巻きができ
るので、長尺のものを連続製造することができ、従って
布設した際にはジヨイント部の数を著しく減少できる等
の利点がある。
ところで、このようなフレキシブル・ガス絶縁同軸円筒
型電路の場合には、導体が波付管よりなるフレキシブル
・導体収納管内に収納されているので、その先端に導体
引出棒を接続して碍管の先端から引出す部分において十
分な導電性能をもって気密構造にするのが困難となる欠
点があった。
即ち、このような電路においては、電流を導体に負担さ
せる関係上、送電線や重電機器との接続のためには導体
引出棒を銅等の導体と同質の金属で形成する必要がある
が、このような材質の導体引出棒を用いると、ステンレ
ス等よりなるフレキシブル・導体収納管とは材質が異な
り、溶接ができなくなり、従って気密構造にはできなく
なる問題がある。
また、導体引出棒をフレキシブル・導体収納管と同材質
たとえばステンレスで形成すると、気密構造にはできる
が、今度は電気抵抗が大きくなる問題がある。
(考案の目的) 本考案の目的は、導体引出棒の部分で十分な導電性をも
って気密構造とすることができるフレキシブル・ガス絶
縁同軸円筒型電路の終端部を提供するにある。
(本考案の構成) 本考案は、導体を波付管よりなるフレキシブル・導体収
納管内に収納してフレキシブルシース内に同軸状に納め
、前記フレキシブル・導体収納管と前記フレキシブル・
ガス絶縁同軸円筒型電路の先端部が前記フレキシブルシ
ースを剥いで碍管内に引込まれ、前記碍管の基部が基部
金具で密封され、前記碍管の先端部が端部金具で密封さ
れ、前記導体と前記フレキシブル・導体収納管との先端
外周に嵌め付は接続された導体引出棒が前記端部金具を
気密に貫通して外部に導出されているフレキシブル・ガ
ス絶縁同軸円筒型電路の終端部において、前記導体引出
棒はその基部側が前記フレキシブル・導体収納管と同質
の金属で形成され、その先端部側が前記導体と同質の金
属で形成されて異種金属接合構造となっており、前記導
体引出棒の基部側は前記フレキシブル・導体収納管に嵌
合されて気密に溶接接続されており、前記導体引出棒の
先端部側は前記導体の外周に圧着接続されていることを
特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図及び第2図に示すように本実施例のフレキシブル
・ガス絶縁同軸円筒型電路の終端部においては、フレキ
シブル・ガス絶縁同軸円筒電路1の先端部が碍管2内に
引込まれている。
フレキシブル・ガス絶縁同軸円筒電路1は、銅撚線や銅
東線の如き導体3を波付ステンレス管又は波付アルミ管
等のフレキシブル・導体収納管4内に収納して、これを
波付ステンレス管又は波付アルミ管よりなるフレキシブ
ルシース5内に絶縁スペーサ6を介して納め、フレキシ
ブル・導体収納管4とフレキシブルシース5との間をS
F6又はCGI□F2等の絶縁ガス7でガス絶縁した構
造になっている。
このようなフレキシブル・ガス絶縁同軸円筒型電路1は
、先端においてフレキシブルシース5が切除されてフレ
キシブル・導体収納管4が露出され、この露出したフレ
キシブル・導体収納管4の部分が導体3と共に碍管2内
に引込まれている。
碍管2の基部は基部金具8で密封されている。
なお、9は碍管2と基部金具8とフレキシブルシース5
との接続部分における電界を緩和している電界緩和金具
である。
フレキシブル・導体収納管4で覆われた導体3の先端に
は導体引出棒10が取付けられている。
この導体引出棒10は、その基部側10Aがフレキシブ
ル・導体収納管4と同質のステンレス又はアルミ等の金
属で形成され、その先端部側10Bが導体3と同質の銅
等で形成された異種金属接合構造となっている。
異種金属接合は摩擦圧接等で容易に製造できる。
このような導体引出棒10の基部側10Aはフレキシブ
ル・導体収納管4の外周にネジ込まれて溶接部11で気
密に取付けられている。
この場合、溶接部11は同種の金属同志の溶接なので、
溶接を容易に行うことができ、気密構造に容易にするこ
とができる。
導体引出棒10の先端部側10Bは導体3の外周に嵌め
付けられて圧着接続されている。
圧着を良好に行わせるため導体3の先端には心金12が
挿入されている。
碍管2の先端部は端部金具1が密封され、この端部金具
13を導体引出棒10が気密に貫通して外部に引出され
ている。
即ち、碍管2の先端外周にはセメント14で碍管上部フ
ランジ15が気密に取付けられ、その上にOIJング1
6を介して端部金具13が載置されている。
この端部金具13はボルト17及びナツト18で気密に
碍管2の端部に固定されている。
端部金具13の中心には導体引出棒10が貫通されてい
る。
端部金具13には導体引出棒10を包囲して筒部13a
が設けられ、この筒部13Aと導体引出棒10との間に
はOリング19とこれを押込む押輪20が挿入されてい
る。
押輪20と導体引出棒10との間は溶接部21で気密に
溶接接続され、押輪20と筒部13Aとの間は溶接部2
2で気密に溶接接続されている。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係るフレキシブル・ガス絶
縁同軸円筒電路の終端部においては、導体引出棒をその
基部側は電路のフレキシブル・導体収納管と同質の金属
で形成し且つその先端側は電路の導体と同質の金属で形
成して異種金属接合構造としているので、電路のフレキ
シブル・導体収納管には基部側が同種の金属ゆえに気密
に溶接接続でき、電路の導体には先端部側が同種の金属
ゆえ電気抵抗の小さな状態で容易に圧着接続できる。
従って、本考案によれば導体引出棒の部分で導電線と気
密性とを容易に共に満足させることができる終端部を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る終端部の一実施例の一部縦断側面
図、第2図は第1図のA部の拡大断面図である。 1・・・・・・フレキシブル・ガス絶縁同軸円筒型電路
、2・・・・・・碍管、3・・・・・・導体、4・・・
・・・フレキシブル・導体収納管、5・・・・・・フレ
キシブルシース、7・・・・・・絶縁ガス、訃・・・・
・基部金具、10・・・・・・導体引出棒、IOA・・
・・・・基部側、IOB・・・・・・先端部側、13・
・・・・・端部金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体を波付管よりなるフレキシブル・導体収納管内に収
    納してフレキシブルシース内に同軸状に納め、前記フレ
    キシブル・導体収納管と前記フレキシブルシースとの間
    をガス絶縁したフレキシブル・ガス絶縁同軸円筒型電路
    の先端が前記フレキシブルシースを剥いで碍管内に引込
    まれ、前記碍管の基部が基部金具で密封され、前記碍管
    の先端部が端部金具で密封され、前記導体と前記フレキ
    シブル・導体収納管との先端外周に嵌め付は接続された
    導体引出棒が前記端部金具を気密に貫通して外部に導出
    されているフレキシブル・ガス絶縁同軸円筒型電路の終
    端部において、前記導体引出棒はその基部側が前記フレ
    キシブル・導体収納管と同質の金属で形成され、その先
    端部側が前記導体と同質の金属で形成されて異種金属接
    合構造となっており、前記導体引出棒の基部側は前記フ
    レキシブル・導体収納管に嵌合されて気密に溶接接続さ
    れており、前記導体引出棒の先端部側は前記導体の外周
    に圧着接続されていることを特徴とするフレキシブル・
    ガス絶縁同軸円筒電路の終端部。
JP2720483U 1983-02-28 1983-02-28 フレキシブル・ガス絶縁同軸円筒型電路の終端部 Expired JPS6031387Y2 (ja)

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JP2720483U JPS6031387Y2 (ja) 1983-02-28 1983-02-28 フレキシブル・ガス絶縁同軸円筒型電路の終端部

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JPS59135031U JPS59135031U (ja) 1984-09-10
JPS6031387Y2 true JPS6031387Y2 (ja) 1985-09-19

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