JPS6030094Y2 - 車両座席背当ての傾斜角度調節装置 - Google Patents

車両座席背当ての傾斜角度調節装置

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JPS6030094Y2
JPS6030094Y2 JP1980043777U JP4377780U JPS6030094Y2 JP S6030094 Y2 JPS6030094 Y2 JP S6030094Y2 JP 1980043777 U JP1980043777 U JP 1980043777U JP 4377780 U JP4377780 U JP 4377780U JP S6030094 Y2 JPS6030094 Y2 JP S6030094Y2
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JP
Japan
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backrest
fixed
fixed rail
lever
storage member
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980043777U
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English (en)
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JPS56143934U (ja
Inventor
茂 柏木
巌 川辺
Original Assignee
トヨタ車体株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は起倒可能とした車両座席背当ての傾斜角度調節
装置に関するもので、装置の操作を容易かつ安全にする
とともに、装置設置部の車両内の見映えを良好にするこ
とを目的とし、装置を座席背当て内および該座席背当て
の側方に設けた収納部材内に収納するようになし、かつ
装置自体を収納に適した構造とすることにより、上記の
目的を遠戚するものである。
以下、本考案の詳細を図示の実施例にもとずいて説明す
れば、第1図において、1は自動車の後部座席背当てで
あって、座部(図示せず)と重なる位置まで倒伏可能に
設置しである。
2は上記背当て1の側方の車体部に固着した収納部材で
ある。
そして背当て1の起倒および傾斜角度調節はそれぞれ背
当て1および収納部材2の上面に突出するノブ23およ
びレバー15を操作することにより行なわれる。
上記レバー15により操作される傾斜角度調節装置は、
第2図に示す固定レール11、該固定レール11内に摺
動可能に嵌合した移動部材12、該移動部材12の側面
より突設したU字形のアーム13、固定レール11の上
面に設けたブラケット14、下端に爪部15aを形成す
るとともに中央部両側に軸支部15bを形成したレバー
15、ピン16、コイルスプリング17より戒る。
そして、上記ブラケット14内にレバー15の軸支部1
5bを配設するとともに両軸支部15b間にコイルスプ
リング17のコイル部を配設した状態でピン16をブラ
ケット14の孔14aルバー15の軸支部15bおよび
コイルスプリング17のコイル部に挿通することにより
レバー15を固定レール11に枢着する。
また、固定レール11の開口縁11aには溝11bを設
けるとともに、移動部材12の側面には複数の孔12a
が並設しである。
第3図に示すように、背当て1の側方の車体にはブラケ
ット3を固着し、このブラケット3には車体の前後方向
に上記固定レール11がボルト締め固着しである。
この固定レール11には上記移動部材12が摺動可能に
嵌入されている。
そして固定レール11のブラケット14には上記したよ
うにレバー15がピン16により軸支してあり、コイル
スプリング17の両端は固定レール11およびレバー1
5の操作側に係止され、これによりレバー15の爪部1
5aは第3図の時計方向に回転力が付勢されている。
そしてこれにより、爪部15aは固定レール11の溝1
1bを通して移動部材12に設けた複数の孔12aのい
ずれかに掛止めされ、これにより移動部材12は固定レ
ール11に対して位置固定されている。
車体には、上記ブラケット3および固定レール11の外
周にこれ等を収納するケース状の収納部材2が取付けで
ある。
この収納部材2の上面には開口2aが設けてあり、この
間口2aより上記レバー15の操作端が突出している。
また、収納部材2の背当て1側の側面にも開口2bが設
けてあって、この開口2bには移動部材12に突設した
上記U字形のアーム13が挿通され、その先端部は背当
て1内に延出している。
背当て1の構造は第3図、第4図に示す如くであって、
軸10を中心として回動可能であり、座部4と重なる位
置まで倒すことができる。
背当て1の内部には軸10よりも上部位置に空隙1bが
形成してあり、この空隙lb内に基端を移動部材12に
固着したアーム13のU字形の先端が挿置せしめである
空隙lb内にはアーム13の側方にブラケット24を配
設し、このブラケット24は背当て1の内部フレーム1
aに固着しである。
このブラケット24にはボルト26が挿通固着してあり
、このボルト26には先端部下面側に溝21aを有する
係止部材たる係止板21の基端が軸支されている。
このボルト26のまわりにはブツシュ260が設けてあ
り、このブツシュ260の外周にはコイルスプリング2
5を取付け、その一端は上記ブラケット24に掛止され
るとともに他端は係止板21に弾接しており、これによ
って係止板21は第4図の時計方向に回転力が付勢され
て、その溝21aが上記アーム13に係合している。
上記係止板21の溝21aよりも先端側には、ロッド2
2の下端が枢着してあり、このロッド22の先端は背当
て1の上面より突出し、突出端にはノブ23が取付けで
ある。
上記のように構成した本考案装置において、レバー15
はコイルスプリング17の付勢力により固定レールの溝
11bを介して移動部材12の孔12aに係合し、これ
により移動部材12は固定されている。
この移動部材12から突設されたアーム13の先端には
、コイルスプリング25により付勢された係止板21の
R21aが係合し、これにより背当て1は第4図の二点
鎖線で示す位置に固定される。
次に背当て1を座部4方向へ回動するときには、ノブ2
3を上に引くとロッド22を介して係止板21はその先
端が持ち上げられることにより破線で示す如く反時計方
向に回動してアーム13との保合が解かれ、これにより
背当て1は回動可能となる。
また背当て1を起立させるときには、起立状態手前で係
止板21の先端カム面がアーム13に当接し、更に背当
て1を回動させると係止板21はコイルスプリング25
の付勢力に抗してアーム13を乗り越えて後、121a
がアーム13に係止され、これにより背当て1は固定さ
れる。
次に背当て1の傾斜角度調節を行なう場合には、レバー
15をコイルスプリング17の付勢力に抗して外側方向
に押して傾斜させると、レバーの爪部15aは固定レー
ル11の溝11bおよび移動部材12の孔12aとの係
合が解除され、移動部材12は移動可能となる。
そこで背当て1を適宜傾動させると、背当て1内に軸支
された係止板21、これと係合するアーム13を介して
移動部材12が移動せしめられる。
そして所定の移動位置、即ち背当て1の所定の傾斜位置
においてレバー15の爪部15aはコイルスプリング1
7の付勢力により移動部材の孔12aのうちの別の孔を
通して固定レール11の溝11bに係合し、背当て1の
傾斜位置が固定される。
このようにして第4図に破線で示す前傾位置および後傾
位置の範囲で傾斜角度が調節される。
以上説明したように、本考案による座席背当ての傾斜角
度調節装置は、この種の装置として構造が簡素である。
また、装置が背当て1および収納部材2内に収納されて
いるので、操作時に手が作動部分に触れたり、また衣服
を引っかけたりするような危険もなく、かつ外観的にも
見映えがよい。
特に本考案ではレバー15は固定レール11に取付けら
れ、かつ固定レール11と移動部材12との係脱に必要
な狭い範囲の位置移動とするものであるから、この位置
移動を許容するに足る小さい孔2aを収納部2の上面に
設けてこの孔2aからレバー15の操作端を突出せしめ
ればよく、装置を収納部材2に収納するに都合のよい構
造としである。
また装置が収納されていることより、異物が装置内に入
ったりしてその作動を阻害するようなおそれもなくなる
本考案は、車両後部座席の起倒可能とした背当ての傾斜
角度調節装置として特に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を具備した車両後部座席の背当てお
よび収納部材の要部斜視図、第2図は本考案の実施例装
置を構成する主要部材の斜視図、第3図は第1図の■−
■線に沿う矢視拡大断面図、第4図は第1図のIV−I
V線に沿う矢視拡大断面図である。 1・・・・・・後部座席背当て、2・・・・・・収納部
材、11・・・・・・固定レール、12・・・・・・移
動部材、15・・・・・・レバー、13・・・・・・ア
ーム、21・・・・・・係止板、22・・・・・・ロッ
ド、23・・・・・・ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 起倒可能な車両座席背当ての傾斜角度調節装置であって
    、背当て側方の車体に固着したケース状の収納部材と、
    該収納部材内に車体前後方向に固定したレールと、該固
    定レールに案内されて固定レール内を移動可能とした移
    動部材と、中央部を上記固定レールに枢着し、下端を移
    動部材の適宜の移動位置で固定レールに対して係脱可能
    とするとともに上端を上記収納部材より操作可能に突出
    せしめたレバーと、一端を上記移動部材に固着するとと
    もに他端を上記収納部材の側壁を挿通して座席背当て内
    部に延出せしめたアームと、座席背当て内に設けて上記
    アームと係脱可能とした係止部材と、下端を上記係止部
    材に連結するとともに上端を操作可能に座席背当ての上
    面より突出せしめたロッドとよりなる車両座席背当ての
    傾斜角度調節装置。
JP1980043777U 1980-03-31 1980-03-31 車両座席背当ての傾斜角度調節装置 Expired JPS6030094Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980043777U JPS6030094Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 車両座席背当ての傾斜角度調節装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56143934U JPS56143934U (ja) 1981-10-30
JPS6030094Y2 true JPS6030094Y2 (ja) 1985-09-10

Family

ID=29639094

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JP1980043777U Expired JPS6030094Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 車両座席背当ての傾斜角度調節装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102006032133A1 (de) * 2006-07-12 2008-01-17 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag Hintersitzanlage eines Kraftfahrzeuges
JP5376517B2 (ja) * 2009-08-21 2013-12-25 トヨタ紡織株式会社 車両用シートリクライニング装置

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JPS56143934U (ja) 1981-10-30

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