JPS6027844B2 - 流れ方向制御装置 - Google Patents

流れ方向制御装置

Info

Publication number
JPS6027844B2
JPS6027844B2 JP13747979A JP13747979A JPS6027844B2 JP S6027844 B2 JPS6027844 B2 JP S6027844B2 JP 13747979 A JP13747979 A JP 13747979A JP 13747979 A JP13747979 A JP 13747979A JP S6027844 B2 JPS6027844 B2 JP S6027844B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
flow
section
flow direction
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13747979A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5661532A (en
Inventor
基之 名和
範夫 菅原
豊 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13747979A priority Critical patent/JPS6027844B2/ja
Publication of JPS5661532A publication Critical patent/JPS5661532A/ja
Publication of JPS6027844B2 publication Critical patent/JPS6027844B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空調機等の空調流の流れ方向を制御する装置に
関するものであり、簡単な構成の制御手段(ノズル部)
で、制御手段の移動距離が少なくて広角にわたる方向制
御を行なうことを目的とするものである。
また、方向と同時に風量の制御も行なうことを目的とす
るものである。
従来、流れ方向を広角に制御する目的でノズルより上流
側の状態を変化させるものとしては、特関昭53−13
7385の第3図に示すようなものがあつた。
しかしながら、この場合には/ズル上流側においてピス
トン状の制御板を2枚独立して移動させる必要があり、
装置構成が複雑になると共に、ノズル下流側の段差も一
定であるため、長い移動距離を必要とするものであった
。また、方向と同時に風量の制御を行なうことはできな
いものであった。
本発明はノズル部の移動により、短かし、移動距離で広
角の流れ方向制御を行なうものである。
以下、本発明の一実施例について、第1図〜第5図に基
づいて説明する。第1図、第2図、第3図、第4図にお
いて1は流れ方向制御装置である。
2は流れの流入する入口部、3はノズル部、4は出口部
である。
入口部2は上板6、下板7および側板8,9により矩形
断面のダクト形状に形成されている。
出口部4は案内壁10,11および出口部上板12、出
口部下板13により形成された流路となっている。案内
壁10,1 1は下流に向かって流路幅が拡大するよう
な曲面形状を有している。接続板14は上板6と出口部
上板12とを接続し、接続板15は下板7と出口都下板
13とを接続しており、入口部2と出口部4とがこれり
により相対的に固定されている。ノズル部3は入口部2
と出口部4との間に位置し、先端部16,17により、
ノズルを形成している。ノズル幅WRは入口部2の流路
幅Wiよりも小さく形成されており、又案内壁10およ
び11の上流機18,19間の距離Woは、WRよりも
大きく形成されている。ノズル部3と案内壁1川こより
出口部4の流路内に形成された先端部16近傍の領域を
左側セットバック部20と呼び先端部16と案内壁10
の上流端18との間の距離S,を左側セットバック寸法
とする。同様にノズル部3と案内壁11により出口部4
の流路内に形成された、先端部17近傍の領域を右側セ
ットバック部21と呼び、先端部17と案内壁11の上
流端19との距離Srを右側セットバック寸法Srとす
る。また、ノズル部3と側板8により入口部2の流離内
に形成された先端部16近傍の領域を左側背圧発生部2
2と呼び先端部16と側板8との間の距離を左側背圧発
生部寸法alとして代表寸法とする。
同様に、ノズル部3と側板9により入口部2の流路内に
形成された先端部17近傍の領域を右側背圧発生部23
と呼び先端部17と側板9との間の距離を右側背圧発生
部寸法arとして代表寸法とする。次に上記構成におけ
る作動を説明する。
第5図はノズル部3の中心軸と入口部2の中心軸とを一
致させた場合である。
すなわち左右背圧発生部寸法alとarは等しい。した
がって入口部2より流入する流れAoは左右の背圧発生
部22,23により同程度の背圧を受けノズル部3より
発せられる流れB。はノズル部3より上流側では偏向さ
れないで直進方向に向かう流れBoとなる。また、ノズ
ル部3の中心軸は出口部4の中心軸とも一致しており、
左右のセットバック寸法S,とSrが等しく、かっこの
寸法はノズル部3より流出する流れのまきこみ作用によ
り、左右のセットバック部20,21に流れ方向を左右
する程度の負圧は形成されないように設定してある。し
たがって、ノズル部3より発せられた流れは偏向されず
に直進する流れCoとなって流出する。第6図はノズル
部3を第5図の位置よりも左方に移動した場合である。
このとき、右側背圧発生部寸法arは第5図の場合より
もノズル部3を移動した長さだけ増加し、同時に左側背
圧発生部寸法a,は第5図の場合よりもノズル部3を移
動した長さだけ減少する。すなわち、右側背圧発生部2
3の背圧は増加し、左側背圧発生部23の背圧は減少し
て、ノズル部3の移動により左右の背圧は流れに対して
プッシュ・プル的な作用を生ずる。これにより入口部2
より流入する流れA,は、ノズル部3上流側にて偏向を
受けBとなる流れとなる。また、この時セットバック寸
法もSrは、ノズル部3の移動距離だけ長くなり、SI
は、ノズル3の移動距離だけ短か〈する。
すなわち、右側セットバック部21における流れのまき
こみ作用による負圧の度合は、第5図におけるより小さ
くなり、左側セットバック部20における流れのまきこ
み作用による負圧の度合は大きくなり、ノズル部3の移
動により流れに対する左右の負圧はプッシュプル的な作
用を生ずる。これによりノズル部3より発せられる流れ
B,はさらに案内壁10の側へ偏向された流れC,とな
って流出する。第7図はノズル部3を第6図よりもさら
に左方へ移動した場合である。この時、左右の背圧発生
部22,23における背圧差は第6図の場合よりもさら
に大きくなり、入口部2より流入した流れんはノズル部
3にて大きく偏向した流れB2となる。こね流れ&は、
ノズル部3の左右移動により案内壁10に近接した状態
となり、同時に左右のセット・バック部20,21間に
おける負圧差も増大しているため案内壁1川こコアンダ
効果により付着を生じ、流れB2よりもさらに大きく偏
向され、直進方向に対して8なる角度を有する広角偏向
を達成する。この偏向動作は、ノズル部3が右方へ移動
した場合には第5,6,7図と全く対称の偏向動作とし
て得られるものである。すなわち、ノズル部3の移動に
より広角の偏向動作が得られるものである。次に本発明
の他の実施例を第8図により説明する。
これは第1の実施例において、案内壁10,11の下流
部に直線部24,25を設けたものである。他の部分は
すべて第4図と同様ゆえ、同一番号で示してある。作動
については、第5,6,7図と同機であり、特に第7図
に示すように案内壁10への付着が生じた時、第8図の
如く直線部24が付加されている場合には最下流端の流
れC3が直線部24に付着を生じるため外部からこの流
れに対して負荷がか)つても、付着が容易にこわれない
という利点を有する。
次に本発明の第3の実施例を第9図、第10図により説
明する。
この実施例は、ノズル部3の移動方法に関するものであ
り、ノズル部3以外は第1の実施例と同一ゆえ、こ)で
はノズル部3の実施例のみ示す。
第9図、第10図において、ノズル部3′は閉口26を
有しており、この開□26を通過してノズル部3′の移
動レバー(移動手段)27が配置されている。移動レバ
ー27の上流側は下坂7の所定位置に移動レバー27の
支点を定める如くピン28が配置され、下板7に移動レ
バー27を保持せしめている。また閉口26はピン28
を支点とした移動レバー27の回動により、ノズル部3
′が、入口部2と出口部4の間でスライド可能なように
形状を構成されている。動作については、第9図におし
、、この移動レバー27を左方回転させることにより、
第5,6,7図に示す偏向動作が得られるものである。
右方回転については、第5,6,7図と全く対称の偏向
動作が得られる。すなわち構成の簡単な移動レバー27
によりノズル部3の位置を変化させ広角の偏向が得られ
るものである。
次に本発明の第4の実施例を第11図〜第13図につい
て説明する。
これはノズル部3の位置変化に加えさらにノズル幅を変
化させられるものあり、ノズル部3以外は第1の実施例
と同一であり、ノズル部3の位置変化については、第3
の実施例と同一ゆえそれぞれ同一番号で示し、こ)では
ノズル部3のノズル幅変化構成部のみの説明を行なう。
‐第11図、第12図においてノズル部3″の先端部1
7′を有する右側ノズル部村29はその上下に凸部突起
30,31を有し、ノズル部3″に形成された凹部溝3
2,33に挿入されており、ノズル幅WRを変化しうる
様、スライド可能に構成されている。またノズル部3″
および凸部突起31は、それぞれ関口34,35および
閉口36を有しており、この開口34,35,36を通
過して右側ノズル部材29の移動レバー(ノズル幅変化
手段)37が配置されている。移動レバー37の上流側
は、ノズル部3^に固定され、その上流側に突出した支
持部材38の所定位置に移動レバー37の支点を定める
如くピン39が配置され、支持部材38に移動レバー3
7を保持せしめている。また、開口34,35,36は
ピン39を支点とした移動レバー37の回動により、右
側ノズル部材29が、ノズル幅WRを変化しうる様スラ
イド可能な形状に構成されている。作動については、第
11図において、移動レバー27の左又は右方向の回動
により、ノズル部3^の位置設定が可能であり、さらに
その位置において、移動レバー37の回動によりノズル
幅WRの設定が可能となる。
移動レバー37は左方向に回動した時、ノズル幅WRが
狭くなる。第13図は、移動レバー27を左方に回動し
て第7図に示すノズル部3と同様の位置にノズル部3″
を移動させたのち、さらに移動レバー35を左方に回動
してノズル幅を狭くしてWR′にした場合である。入口
部2より流入した流れA4は、右側ノズル部材29の左
方移動により、右側背圧発生部23において第7図の場
合よりも大きな背圧を発生するため第7図の流れB2よ
りもさらに左方偏向した流れB4となりノズル部3″よ
り発せられる。
また、これとあわせて、ノズル幅WR′がWRより小さ
くなっているため、案内壁10に対する付着の度合も強
められ、第7図に示した流れC2の偏向角度8よりも広
角の偏向角度8′を有する流れC4が得られる。入口部
2に供給される流れの供給源が通常の送風機である場合
には、ノズル幅WR′がWRより小さくなることにより
、風量の低下およびそれに伴なう流速の変化も同時に生
じるものである。もし、流れの付着が案内壁10の最下
流端まで保持されておれば、ノズル幅WR′はそれ以上
小さくしても偏向角を増加することはなく、風量の変化
のみが生じることとなる。すなわち、ノズル部3″の位
置変化に加えて、ノズル幅WRの変化を行なうことによ
り、方向変化を伴なう風量変化もしくは、方向変化を伴
なわない風量変化を得ることができる。
この実施例においては、右側先端部17′を有する右側
ノズル部材29のみをスライド可能としたが、同時に、
左側先端部16′をスライド可能とする構成もできる。
また、ノズル幅WRの変化については、右側ノズル部材
29の移動距離を適当に選ぶことによりノズル部3″か
らの流出を停止することもできるものである。本発明に
よれば、ノズル部を移動させることによりノズル上流側
の流れにおいて左右の背圧がプッシュプル的に変化し、
同時にノズル下流側においても左右のセットバック部の
負圧もプッシュプル的な変化を示すため、少ない移動距
離で広角の流れ方向制御が可能となると共に、ノズル部
の移動方向と偏向方向が同一であるため、操作が直観的
に理解しやすいことやノズル部の幅を可変にすることに
より流れの最大偏向角度を変えることができることやさ
らに風量の変化を行なうことができる優れた効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の流れ方向制御装置の実施例を示す斜視
図、第2図は第1図の1−1′線による断面図、第3図
は上記装置の/ズル部斜視図、第4図は第1図のロー0
′線による断面図、第5,6,7図はそれぞれ上記装置
の流れ偏向動作を示す断面図、第8図は本発明の他の実
施例における流れ方向制御装置の断面図、第9図は本発
明の第3の実施例におけるノズル部の斜視図、第10図
は第9図のノズル部を第1図に組みこんだ場合の1一1
′線による断面図、第11図は本発明の第4の実施例に
おけるノズル部の斜視図、第12図第11図のm−m′
線による断面図、第13図は第11図のノズル部を第1
図にくみこんだ場合の0−0′線による断面図である。 1・・…・流れ方向制御装置、2・・・・・・入口部、
3,3′,3″……ノズル部、4……出口部、10,1
1……案内壁、27……移動レバー(移動手段)、37
・・・・・・移動レバー(ノズル幅変化手段)。第1図
第2図第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流れの流入する入口部、下流側に向かつて流路幅が
    漸次拡大形状の出口部を形成する案内壁および、該入口
    部と該出口部との間に固定したノズル幅を有し、かつ全
    体が移動可能なノズル部を有し、該ノズル部の移動によ
    り生じるノズル部上流側の流れの状態変化によりノズル
    部から発した流れの該案内壁に対する付着動作を制御す
    るようにしたことを特徴とする流れ方向制御装置。 2 ノズル部の移動手段を設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の流れ方向制御装置。 3 ノズル部のノズル幅を変化する手段を備えたことを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載の流れ方向制御装
    置。
JP13747979A 1979-10-23 1979-10-23 流れ方向制御装置 Expired JPS6027844B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13747979A JPS6027844B2 (ja) 1979-10-23 1979-10-23 流れ方向制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13747979A JPS6027844B2 (ja) 1979-10-23 1979-10-23 流れ方向制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5661532A JPS5661532A (en) 1981-05-27
JPS6027844B2 true JPS6027844B2 (ja) 1985-07-01

Family

ID=15199580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13747979A Expired JPS6027844B2 (ja) 1979-10-23 1979-10-23 流れ方向制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6027844B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0259752U (ja) * 1988-10-25 1990-05-01

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839302U (ja) * 1981-09-08 1983-03-15 株式会社日本自動車部品総合研究所 自動車用即効暖房装置
JPS5839808A (ja) * 1981-09-02 1983-03-08 Nippon Soken Inc 偏向装置
JPS597338U (ja) * 1982-07-08 1984-01-18 いすゞ自動車株式会社 エアコンデイシヨナの風向コントロ−ル装置
KR900001876B1 (ko) * 1983-07-26 1990-03-26 마쯔시다덴기산교 가부시기가이샤 흐름방향 제어장치
US4686890A (en) * 1984-09-14 1987-08-18 Bowles Fluidics Corporation Air distribution system
JP4705901B2 (ja) * 2006-09-29 2011-06-22 フルタ電機株式会社 ノズルの構造
JP4927212B1 (ja) * 2010-11-30 2012-05-09 パナソニック株式会社 空気調和機
US9527594B2 (en) * 2012-04-24 2016-12-27 Hamilton Sundstrand Corporation Condenser with recirculation air mixer
JP6506069B2 (ja) * 2015-03-27 2019-04-24 株式会社Subaru 航空機の推力偏向装置及び航空機の推力偏向方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0259752U (ja) * 1988-10-25 1990-05-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5661532A (en) 1981-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4327869A (en) Fluid deflecting assembly
US4266722A (en) Fluid deflecting assembly
US20100124876A1 (en) Air duct outlet
KR900004861B1 (ko) 흐름방향제어장치
US4424937A (en) Fluid deflecting assembly
JPS6027844B2 (ja) 流れ方向制御装置
JPH0362924B2 (ja)
US4393897A (en) Fluid outlet structure
JPS62228832A (ja) 空調用ダクトの空気流偏向装置
JPH0354254B2 (ja)
JPS6135402B2 (ja)
JP2006010154A (ja) 吹出口装置
JPH0330064B2 (ja)
JPH0245098B2 (ja)
JPS6037326B2 (ja) 流体の流れ方向制御装置
JPS6211267B2 (ja)
JPH0731074Y2 (ja) 空気吹出装置
JPS609628Y2 (ja) 空気吹出口
JPS6051611B2 (ja) 流れ方向制御装置
JPS5920944B2 (ja) 流れ方向制御装置
JPH0226142B2 (ja)
JPH0348404Y2 (ja)
JPH0235165B2 (ja)
JPS6211269B2 (ja)
JPS5833284Y2 (ja) ジユンリユウタイソシ