JPS6027626B2 - 停電時の交流エレベ−タの運転制御装置 - Google Patents

停電時の交流エレベ−タの運転制御装置

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JPS6027626B2
JPS6027626B2 JP52067940A JP6794077A JPS6027626B2 JP S6027626 B2 JPS6027626 B2 JP S6027626B2 JP 52067940 A JP52067940 A JP 52067940A JP 6794077 A JP6794077 A JP 6794077A JP S6027626 B2 JPS6027626 B2 JP S6027626B2
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relay
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由房 田井
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は常用電源停電時に別設置の直流電源を用いてェ
レベータを救出運転する停電時の交流ェレベータの運転
制御装置に関する。
第1図はこの種ェレベータの主回路の一例を示すブロッ
ク図で、トラクションマシンTMに直結される三相誘導
電動機IMは、常時は常用電源RSTから制御装置CP
を介して電力の供給を受けている。
トラクションマシンTMにはロープを介して一方に案か
ごFが、他方にはカウンタゥェィトWが吊してある。B
Rは電磁ブレーキである。ところで、常用電源RSTが
停電すると、三相議導電動機IMには直流電源EB(バ
ッテリ等)から直流を交流に変換するカムコンタクタィ
バータ装置mVを介して給電するようになっている。イ
ンバータ装置州Vは、カムコンタクタA〜Fとカムモー
タKMとより構成されており、カムモータKMが回転す
ると、カムコンタクタA〜Fが第2図に示すように周期
的に開閉を繰返す。したがって、停電時には三相譲導電
動機IMの1次巻線にそれぞれ第3図で示す交流lu,
lv,IWが流れて回転磁界を生じ、電動機IMは正逆
いずれかの方向に回転し、負荷であるェレベー夕を上昇
または下降運転する。いま、ェレベータ運転中に何らか
の原因で常用電源RSTが停電すると、ェレベータは急
停止するとともに、無電圧検出リレーNVがそれを検出
してオフし、図示してない回路で三相譲導電動機IMが
常用電源RSTから関路される。
それと同時に図示してない回路で非常運転リレー10U
(図示省略)がオンし、第4図において、その接点10
U,が閉路するので、P−NV,一10U,一PS,一
91Q−Nの回路で位置検出リレー91Qがオンする。
リレー91Qがオンすると、その接点91・Q,が閉略
してカムモータ起動リレーNKがオンし、第1図に示す
リレーNKの接点NK,およびNK2が閉路するので、
カムモータKMに直流電源EBより給電されて、カムモ
ータKMが起動する。同時に第4図において、接点NK
3が閉路するので、それから一定時間経過するとタイマ
ー10Tがオンし、その接点lOT,が開勝するので、
起動コンタクタNAがオンする。コンタクタNAがオン
すると、第1図に示すコンタクタNAの接点NA,およ
びNんが閉路し、カムコンタクタインバ−夕装置INV
に直流電源EBがら給電される。同時に第4図において
、接点NA3が閉路するので、起動リレーNAXがオン
する。ところで、従来は停電時にェレベータの運転方向
を指令するのに第5図に示す回路を用いた。
第5図において、WD50は、第1図に示す素かごFの
積載量が50%以上のときにオンし、50%未満のとき
はオフする負荷検出装置である。いま、菜かごFの積載
量が50%未満であるとすると、負荷検出装置WD50
がオフしているので、負荷検出リレー65Wもオフにな
っている。したがって、の接点65W2が開路しており
、第4図において、リレーNAXがオンし、その接点N
AX4が開路すると、P−NAX4−65W2一1 1
−1 25 一ULS−Nの回路で、上昇用コンタクタ
1 1がオンし、第1図におし、つ、その接点11,,
112が開路するので、ェレベータは上昇運転される。
また、秦かごFの積載量が50%以上のときは、負荷検
出装置WD50がオンしているので、P−WD50一N
AX3一1 0T2一65W一Nの回路により負荷検出
リレー65Wがオンし、その後点65W2が関略し、6
5W3が閉路するので、P−NAX4−65W3一12
−1 15 −DLS−Nの回路により下降用コンタク
タ12がオンする。それにより第1図において、接点1
2,,122が閉路するので、ェレベータは下降運転さ
れる。なお、第5図において、115,125はそれぞ
れコンタクタ1 1,12の補助接点、ULSは過昇制
限スイッチ、DBは過降制限スイッチである。上記した
ように、従来は停電時にェレベータを直流電源に切替え
て救出運転するときに、ェレベータを軽負荷方向を選択
して運転するようにしている。しかし、このように運転
制御するためには負荷検出装置WD50が必要となり、
既設のェレベータを停電時に直流電源を用いて非常救出
運転ができるように改造するときに、負荷検出装置WD
50をェレベータに取付けることが極めて困難であり、
また、改造に多額の費用を要するという欠点がある。本
発明は上記に鑑みてなされたものであって、その目的と
するところは、ェレベータの負荷検出を必要とせずに、
しかも小容量の装置でもつて簡単に救出運することので
きる停電時の交流ェレベータの運転制御装置を提供する
ことにある。
本発明の特徴は、停電時には直流電源からィンバータ装
置を介して駆動用電動機に交流電力を給電するものにお
いて、この停電時の運転指令を負荷に関係なく予め設定
した方向とし、この予め設定した運転指令を発してから
所定時間経過しても、ェレベータがその指令された方向
の所定速度に達しないときは、逆方向の運転指令を発生
して、ェレベータを救出運転するようにしたところにあ
る。したがって、負荷検出装置を用いる必要がなく、ま
た、いずれかの方向に駆動能力以上の不平衡トルクが生
じている状態であっても結果的には軽負荷方向に運転す
ることになるので、直流電源およびィンバータ装置の4
・容量化も図れる。以下本発明を第1図、第6図、第7
図に示した実施例および第8図を用いて詳細に説明する
。第1図において、PGは三相譲導電動機IMの回転速
度を検出する直流速度発電機で、その回転速度に比例し
た出力は上昇用コンタクタ11の接点113,114
および下降用コンタクタ12の接点123,124 を
介して有極信号検出器A90Pに入力している。第6図
は本発明の運転制御装置の運転指令回路の一実施例を示
す回路図で、第6図において。
P,Nは操作電源、NAX4,NAX5は第4図の起動
リレーNAXの常開接点、11は上昇用コンタクタ、1
2は下降用コンタクタ、ITはタイマーで、IT,はそ
の常開接点、10Qは方向反転リレーで、10Q,はそ
のトランスフア接点、10Q2は常開接点、90P,は
第1図の有極信号検出器、A90Pの有極信号検出リレ
ー90P(後述する)の常閉接点で、これらが図のよう
に接続されている。いま、第1図において、常用電源R
STが停電し、無電圧検出リレーNVがそれを検出して
オフし、第4図において、リレーNVの接点NV,が閉
略し、また、図示しない回路で非常運転リレー10U(
図示省略)がオンし、その接点1 0U,が閥路して位
置検出IJレー91Qがオンし、続いて上記したように
順次カムモータ起動リレーNK、タイマー10T、起動
コンタクタNA、起動リレ−NAXがオンし、その接点
NAX4が閉路すると、第6図において、P−NAX4
−10Q.一11−125 一ULS−Nの回路により
上昇用コンタクタ11がオンする。
コンタクタ11がオンすると、第1図において、その接
点11,,112が閉略するので、三相誘導電動機IM
に直流電源E8からカムコンタクタインバータ装置mV
を介して、第3図に示す交流が給電され、電動機IMが
起動して、ェレベータは上昇運転される。このときェレ
ベータが正規に上昇運転されると、第4図の起動リレー
NAXがオンしてェレベータが起動してから定格速度に
達するまでの時間は、第8図にTtで示した時間となる
。ェレベータの運転状態は、第1図の速度発電機PGで
検出し、その出力を上昇用コンタクタ補助接点1 13
,1 14 が開勝したとき、下降用コンタクタ補助
接点123,124 が朗路したときでは極性を切替え
て有極信号検知器A90Pに入力するようにしている。
第7図は第1図の有極信号検知器の一実施例を示す回路
図で、第7図において、rは抵抗、rsは可変抵抗、T
r,〜Tr3はトランジスタ、ZDはッエナーダイオー
ド、D,〜D3はダイオード、90Pは有極信号検知リ
レーで、これらが図のように後続されている。
ェレベータ停止時は速度発電機餅Gの出力が零であるの
で、比較電圧VsによりトランジスタTr2がオンし、
ッェナーダィオードZDの端子電圧がッェナー電圧に達
しないから、トランジスタTr3はオフとなり、有極信
号検知リレー90Pはオフになっている。
ェレベータが起動すると、速度発電機PGの出力が上昇
するが、その上昇特性は、第8図に示すように、ェレベ
ータの負荷条件により異なり、無負荷上昇時にはVNU
、平衡負荷上昇時にはVHUで示した特性になる。した
がって、速度電圧が比較電圧Vsに達するまでの時間は
し,t2と異なってくる。そして速度発電機PGの出力
が比較電圧Vsを越えると、第7図において、トランジ
スタTr2がオフし、トランジスタTr3がオンするの
で、有極信号検知リレー90Pがオンする。このように
してェレベータの上昇運転速度が所定速度になったかど
うかを有極信号検知リレー90Pのオン、オフによって
検知する。ところで、第1図の菜かごFとカウンタウェ
イトWの重量の関係がF>Wのときは、三相誘導電動機
IMが出力する駆動トルクよりェレベータの負荷トルク
の方が大きくなって、ェレベータは起動しないかもし〈
は下降することがある。
このときは有極信号検知器A90Pに入力信号として零
もし〈は逆極性の信号が入力するので、有極信号検知リ
レー90Pはオンしない。ェレベータが上昇方向に起動
し、所定速度に蓬せず速度発電機PGの出力がVsに達
しない場合も同様で、有極信号検知リレー90Pはオン
しない。一方、第6図において、タイマーITの有極信
号検知リレー90Pの監視時間(時限)をT′tとし、
上託した速度発電機PGの出力が比較電圧Vsに達する
までの時間らとの関係よりrt>らを満足するように、
T′tをあらかじめ設定しておけば、第4図で起動リレ
ーNAXがオンしてから一定時間rt経過後、タイマー
ITがオンする。
このときに、まだ、ェレベータの上昇運転が遅いか、ま
たは、ェレベータが起動しないか、下降して有極信号検
知リレー90Pがオフしたままであると、第6図のP−
NAX5一1T,一90P,一10Q−Nの回路で方向
反転用リレー10Qがオンする。これによりリレー10
Qのトランスフア接点10Q,のブレーク接点が開路し
、メ−ク接点が閉路するので、上昇用コンタクタ11が
オフし、下降用コンタクタ12がオンする。したがって
、ェレベ−外こ上昇方向と逆方向の下降運転指令が発せ
られ、ェレベー外ま下降運転に切替わる。上記した本発
明の実施例によれば、秦かごFの負荷を検出せず、直流
速度発電機段○と有極信号検知器A90Pを設けて、従
来の第5図の回路を第6図のようにすることにより、常
用電源PSTが停電したときは、三相誘導電動機IMに
直流電源88より給電するようにし、かつ、ェレベータ
を上昇運転させ、ェレベー夕が起動しないか、もしくは
反転するときは(上昇方向運転速度が非常に遅い場合も
含む)運転方向を切替えて、ェレベータを好ましい運転
方向へ起動させることができる。
したがって、停電時にェレベータを救出運転に切替え得
るようにすることが簡単で、また、そのための改造費用
を低減できる。さらに、直流電源EBの容量は、従来の
ように負荷検出装置を用いるときに必要になる検出誤差
に対する考慮が不必要になるから、それだけ小さくする
ことができる。なお、第6図の実施例においては、最初
ェレベータを上昇運転させる指令を発するようにしたが
、これを下降運転させる指令を発するようにしてもよく
、効果は同一である。
以上説明したように、本発明によれば、負荷検出装置を
用いることなく、4・容量の直流電源およびィンバータ
装置でもつて停電時の救出運転を行なうことができると
いう顕著な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は停電時に電源を直流電源に切替えるようにした
ェレベー夕の主回路の一例を示すブロック図、第2図は
第1図のカムコンタクタィンバータ装置のカムコンタク
タの動作タイムチャート、第3図は直流電源に切替えた
ときに第1図の三相誘導電動機の1次巻線に流れる各相
電流波形図、第4図、第5図は従来の運転制御装置の制
御回路図、第6図は本発明の運転制御装置の第5図に相
当する運転指令回路の一実施例を示す回路図、第7図は
第1図の有極信号検知器の一実施例を示す回路図、第8
図は有極信号検知器の動作特性図である。 RST・・・・・・常用電源、BB・・・・・・直流電
源、INV・・・.・・カムコンタクタィンバータ装置
、NV・・・・・・無電圧検出リレー、IM・・…・三
相誘導電動機、PG・・・・・・直流速度発電機、A9
0P・・・・・・有極信号検知器、F・・・・・・秦か
ご、KM・・…・カムモータ、NK・・・・・・カムモ
ー夕起動リレー、10T・・・・・・タイマー、NA…
・・・起動コンタクタ、NAX・・・・・・起動リレー
、11・…・・上昇用コンタクタ、12・・・・・・下
降用コンタクタ、IT・…・・タイマー、10Q・・・
・・・方向反転リレ−、90P・・・・・・有極信号検
知リレー、Tr,〜Tr3・・・・・・トランジスタ、
rs・・・・・・可変抵抗。 髪z図髪グ図 図 \ ミ雌 髪ム図 髪ク図 第5図 第7図 髪汐図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流電源と、当該交流電源から給電されエレベータ
    を駆動する誘導電動機と、直流電源と、当該直流電源を
    交流電力に変換するインバータ装置と、上記交流電源の
    停電時、上記インバータ装置から上記誘導電動機に給電
    する交流電力を運転指令に応じて制御する制御装置を備
    えたものにおいて、上記停電時、上記エレベータ負荷に
    無関係に予め設定した方向の運転指令を上記制御装置に
    発生する手段と、当該運転指令を発生してから所定時間
    経過したとき、上記電動機速度が当該指令された方向の
    所定速度に達しないことを検出する手段と、該手段が上
    記達しないことを検出したとき、上記発生中の指令と逆
    方向の運転指令を上記制御装置に発生する手段とを備え
    たことを特徴とする停電時の交流エレベータの運転制御
    装置。
JP52067940A 1977-06-10 1977-06-10 停電時の交流エレベ−タの運転制御装置 Expired JPS6027626B2 (ja)

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JPS543748A JPS543748A (en) 1979-01-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0631138B2 (ja) * 1984-04-26 1994-04-27 三菱電機株式会社 交流エレベータ用停電時自動着床制御装置
JPS60262783A (ja) * 1984-06-12 1985-12-26 三菱電機株式会社 交流エレベ−タの停電時自動着床装置

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