JPS6027028Y2 - ビジブルレコ−ダ−における抽斗サスペンション構造 - Google Patents

ビジブルレコ−ダ−における抽斗サスペンション構造

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JPS6027028Y2
JPS6027028Y2 JP15065980U JP15065980U JPS6027028Y2 JP S6027028 Y2 JPS6027028 Y2 JP S6027028Y2 JP 15065980 U JP15065980 U JP 15065980U JP 15065980 U JP15065980 U JP 15065980U JP S6027028 Y2 JPS6027028 Y2 JP S6027028Y2
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Japan
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rail
drawer
rails
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JP15065980U
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JPS5772948U (ja
Inventor
哲 市村
信胤 西田
Original Assignee
日本事務器株式会社
株式会社くろがね工作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はビジプルレコーダーにおける抽斗サスペンショ
ン構造に関するもので、抽斗の挿入時や抽斗を開いた状
態でのカード取扱い時等に抽斗の浮き上がり、ガタつき
、あるいは脱線を防止でき、かつ、組立時において固定
レールに対する中間レールの組込みが簡単な抽斗サスペ
ンション構造を提供せんとするものであり、その構成は
次の通りである。
本考案は、ビジプルレコーダ一本体の左右両側内面に取
付けられた固定レールに対して中間レールを、該中間レ
ールに対し抽斗をそれぞれ摺動自在に支持させて成るビ
ジプルレコーダーにおける抽斗サスペンション構造にお
いて、上記中間レールに外側に向けて上がり止め片を突
設するとともに、上記固定レールに、該上がり止め片が
下側から係止しうる当たり面を設け、かつ、固定レール
の上部は、前端から所要長さ範囲に亘って開放させてな
ることを特徴とするビジプルレコーダーにおける抽斗サ
スペンション構造である。
以下、本考案の実施例を図に依拠して説明する。
1はビジプルレコーダ一本体、2・・・はこの本体1に
上下複数段に組込んだ抽斗で、この各抽斗2・・・内に
は住民票、図書カードまたはカルテ等のカード3・・・
がそれぞれ装入りで起伏自在に収納される。
抽斗サスペンション構造を説明するに、これはすべての
抽斗2・・・について同一であるため、以下、そのうち
のひとつのみが図示、説明する。
抽斗サスペンションは、ビジプルレコーダ一本体1の左
右両側内面に取付けられた固定レール4.4に中間レー
ル5,5を前後摺動自在に嵌装し、該中間レール5,5
に対し抽斗2の左右両側を前後摺動自在で、かつ第1図
および第6図に示すように最大引出し位置で部下がりに
傾斜させうるように支持させて構成している。
固定レール4,4はそれぞれ上下両側に、中間レール5
,3に対する内向きの案内突縁41,42を有し、かつ
後端に中間レール5,5の押入れ方向のストッパ面43
を有している。
上記案内突縁41.42のうち上部突縁41は図示の如
くレール後部のみに設け、それ以前の部分はレール上端
部を外向きに水平に折り曲げて、レール自身の補強と本
体1の補強を兼ねる補強片44としている。
従って、同レール4の上部は前端から後方まで比較的長
い範囲に亘って上方に開放45している。
一方、下部案内突縁42は、中間部分で所定長さ範囲に
亘って欠落腰この突縁42が欠落した中間部分のレール
下端部に外向きに水平な突片46を突設している。
この突片46はレール4に折り曲げ形成してもよいし、
別体のものを溶接等で固着してもよい。
なお、この場合突片46が設けられたレール中間部分の
高さを他の部分より低く、すなわち中間レール5の高さ
と同等に形成し、これにより中間レール5を組込んだと
きに該突片46が中間レール5の下端とほべ゛面一とな
るようにしている。
47は中間レール5に対する引出し方向のストッパ片で
、下部案内突縁42の前端近傍部分に垂下させている。
この固定レール4,4の外側面には、前端部に二個の下
向きフック片48.48、後端部に一個の後向きフック
片49をそれぞれ切り起こし形成している。
一方、該固定レール4,4が取付けられる本体1の左右
両側内面には前後二本の補強枠11.12を固着してい
る。
この補強枠11,12には、固定レール4,4の前後の
フック片48.48および49に対応する係合孔13,
13および14を設けており、該係合孔13,13゜1
4にフック片48,48.49を係合させることにより
、固定レール4,4を本体内面に取付ける。
この取付時において、固定レール4,4の補強片44お
よび突片46が本体補強枠11,12間に入り、わけて
も長目の補強片44が補強枠11.12間で固定レール
4の前後方向の位置決め作用をはたすため、レール4の
取付けが容易となる。
また、同レール4,4を取付けた状態で、補強片44と
突片46が本体1の内面に接して該本体1の両側板の補
強、すなわち撓み止め作用を果たすこととなる。
つぎに、中間レール5,5は後部で連結板51により連
続して一体化している。
この中間レール5.5には、固定レール4,4の上部案
内突縁41に対する案内突縁52を設けるとともに、下
端部53を、固定レール4の下部案内突縁42に対する
すべりを良くするために円弧状に折り曲げ形成している
なお、中間レール5の案内突縁52は、後端から中間部
や)前方までに亘って設け、その前端部54を前玉がり
の傾斜状に折り曲げている。
こうして、抽斗2を挿入している。また、同中間レール
5,5には、内側面を断面略コ字形の抽斗レール枠55
を固着している。
該レール枠55の前端部にはローラ56を回転自在に設
け、かつその直後部に上方に開放する切欠57を設けて
いる。
6.6は中間レール5,5の上がり止め片で、同レール
5,5の外側面における長さ方向中間部に溶接等にて固
着している。
この上がり止め片6には、中間レール5の下端から外側
水平方向に突出する上がり止め部61と、これの前方に
おいて下方に突出する引出しストッパ部62とを設けて
いる。
なお、この実施例では、上がり止め片6の取付強度を増
大させることを目的として、引出しストッパ部62を中
間レール下端部53にけた切欠に喰い込み係合させた状
態で該上がり止め片6を中間レール5に固着している。
また、58は中間レール外側面に前後方向に沿って膨出
形成した上下二条のリブで、レール5の補強と、固定レ
ール4に対する中間レール5のすべり抵抗を少なくする
機能を果たす。
59は中間レール5の後端部下面に設けた滑子である。
一方、抽斗2の左右両側外面には、上端部にはS゛全長
亘って突縁21を外向き水平に突出させており、この突
縁21が中間レール5の案内突縁52と抽斗レール板5
5上面との間に挿入される。
また、同左右両側外面の後端部には転勤ローラ22、そ
の直前部にストッパ枠23を突設している。
なお、24は抽斗後端に起伏自在に枢着したカード押え
である。
しかして、抽斗サスペンションを組立てるには、前記し
たように本体1の左右両側内面に補強枠11,12を介
して固定レール4,4を取付けた後、中間レール5,5
を該固定レール4,4に前方から嵌接させる。
この場合において、固定レール4,4の上部は前端から
中間部や)後方まで開放45.45させであるため、第
4図イに示すように、中間レール5,5を斜め上方から
固定レール4,4間に挿入腰後端が固定レール4,4の
上下の案内突縁41,42間に嵌まり込んだ時点から水
平にして後方に押込めばよい。
すなわち、仮に固定レール4,4の案内突縁41,42
を全長に亘って設けた場合には、中間レール5゜5を最
初から水平姿勢で突縁41,42間に挿入しなければな
らない。
こうすると、とくに下段の抽斗サスペンションにおいて
、中間レール5,5の組込みが面倒となる。
これに対し、固定レール4.4の上部を前端から所要長
さ範囲に亘って上方に開放45.45させたこのサスペ
ンション構造によるときは、中間レール5,5を斜め上
方から楽な姿勢で、かつ短かいスライドストロークで簡
単に固定レール5,5に嵌装させることができる。
従って、ビジプルレコーダー全体として組立が非常に容
易となり、作業能率が向上することとなる。
なお、この中間レール5,5の組込み時において、横外
側に突出した上がり止め片6,6が固定レール4,4の
内側面に当たることになるが、これは両側中間レール5
,5を内側に寄せるように若干絞って連結板51を撓ま
せることによって簡単に回避することができる。
こうして、第4図口に示すように中間レール5,5を固
定レール4,4に前後に摺動自在に嵌装させる。
このとき、上がり止め片6,6の上がり止め部61,6
1が固定レール4,4の突片46,46に下側から近接
対向することとなる。
また、同庁6,6の引出しストッパ部62.62は、中
間レール5゜5が所定量引き出されたときに、固定レー
ル4゜4のストッパ片47.47に当接し、これにより
中間レール5,5の引出し量が一定に規制される。
つぎに、中間レール5,5に対し抽斗2を組込むに、抽
斗両側の転動ローラ22,22およびストッパ杆23.
23を相次いで中間レール5における抽斗レール枠55
の前端部に設けられた切欠57を介して該レール枠55
内に挿入する。
そして、そのま)押し込めば、抽斗2の突縁21が抽斗
レール枠55上面と案内突縁52との間に自動的に挿入
される。
このとき、中間レール5の案内突縁52の前端部54を
斜め上向きに起こしであるため、抽斗2の突縁21がこ
こに引つか)らず、スムーズに挿入される。
こうして、抽斗2を中間レール5,5に対し、前後に摺
動自在で、かつ、第1図および第6図に示すように最大
引出し位置で前下がりに傾斜させうるように支持させる
ことができる。
しかして、抽斗2を前下がりの傾斜姿勢から再収納する
べく本体1内に押し込む際に、第6図に示すように中間
レール5の前部に上向きの力が働くが、このとき中間レ
ール5の上がり止め片6の上がり止め部61が固定レー
ル4の突片46に下側から係止するため、中間レール5
の浮き上がりや大きなガタつき、あるいはそれが高じて
の脱線を確実に防止することがきる。
このような中間レール5の上がり止め作用は、上記のほ
か、抽斗2を引き出した状態でカード取扱い時に抽斗2
の前部に肘をかける等によって該レール5に上向きの力
が働いた場合に一様に有効に発揮される。
なお、上記実施例では、上がり止め片6に対する当たり
面となる突片46を、固定レール4の補強および本体1
の補強を兼ねさせる意味で前後に長く形成したが、本体
の上がり機能のみを考えるならば、上がり止め片6に対
応する程度の短寸としてもよい。
また、上がり止め片6に対する当たり面としては、必ず
しも上記突片46の如き広い面積をもったものである必
要はなく、固定レール4の下端面を当たり面として利用
してもよい。
また、上記実施例では上がり止め片6に、中間レール5
の引出し量を規制するためのストッパ部62を一体に設
けたが、このストッパは勿論別に設けてもよい。
さらに、上がり止め片6は左右両側中間レール5,5の
いずれか一方のみに設けてもよい。
一方、上記実施例では抽斗2を中間レール5.5に対し
前後に摺動自在で、かつ、最大引出し位置で前下がりに
傾斜させうるように支持せしめたが、抽斗2を単に前後
摺動自在に支持しただけの場合でも本考案を有効に実施
することができる。
そのほか、本体1に対する固定レール4の取付構造、お
よび中間レール5に対する抽斗2の取付構造等は上記実
施例以外に適宜変更して差支えない。
上記のように本考案によれば、中間レールの浮き上がり
、すなわち抽斗の浮き上がりやガタつき、脱線等を確実
に防止できることはもちろん、この上がり止め作用を中
間レールの上がり止め片と、これに対する固定レールの
当たり面とで行なわせるようにし、中間レールの上部は
前端から所要長さ範囲に亘って開放させることにより、
中間レールの組込みを斜め上方からの楽な姿勢で、かつ
短いスライドストロークでもって簡単、迅速に行ないう
るようにしたものであり、これによりサスペンションの
組立、ひいてはビジプルレコーダー全体の組立作業を能
率化することのできるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図はビジプルレコーダ
ーの全体斜視図、第2図はサスペンションの拡大分解斜
視図、第3図は上がり止め片の拡大斜視図、第4図イは
固定レールに対する中間レールの組込み途中を示す縦断
側面図、口は同組込完了状態の縦断側面図、第5図は第
4図ロV−V線に沿う縦断正面図、第6図は中間レール
の上がり止め作用を説明するための縦断側面図である。 1・・・・・・ビジプルレコーダ一本体、2・・・・・
・抽斗、4.4・・・・・・固定レール、41,42・
・・・・・同レールの上下案内突縁、45・・・・・・
同開放部、46・・・・・・回当たり面としての突片、
5,5・・・・・・中間レール、6・・・・・・上がり
止め片、61・・・・・・上がり止め部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ビジプルレコーダ一本体の左右両側内面に取付けられた
    固定レールに対し中間レールを、該中間レールに対し抽
    斗をれそれ摺動自在に支持させて成るビジプルレコーダ
    ′−における抽斗サスペンション構造において、上記中
    間レールに外側に向けて上がり止め片を突設するととも
    に、上記固定レールに、該上がり止めが下側から係止し
    うる当たり面を設け、かつ、固定レールの上部は、前端
    から所要長さ範囲に亘って開放させてなることを特徴と
    するビジプルレコーダーにおける抽斗サスペンション構
    造。
JP15065980U 1980-10-21 1980-10-21 ビジブルレコ−ダ−における抽斗サスペンション構造 Expired JPS6027028Y2 (ja)

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JPS5772948U JPS5772948U (ja) 1982-05-06
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JP4511692B2 (ja) * 2000-07-07 2010-07-28 ナカバヤシ株式会社 引出しのスライド構造
JP5578505B2 (ja) * 2009-06-29 2014-08-27 コクヨ株式会社 引出し装置及びこれを備えた収納家具

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