JPS6026711B2 - ベルト型印刷機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無端印刷ベルト支持のための装置に係る。

ストラウド他が発明し米国特許明細書第 ３５１８班び号に開示されたようなベルト型印刷機によ
る本の生産において、必須の要件はその印刷用ベルトの
支持構造が調節可能であって、それにより、長さが印刷
されるべき本のページの番号に一至するように、たとえ
ば約１．５肌（５フィート）から約２５の（７５フィー
ト）まで変化する種々のベルトの任意の一本を緊張状態
に保ちうるということである。

上記特許はほぼ卵型のベルト回路を定める支持構造を開
示しており、これは単一ベルトの機械の商業的実施には
うまく役立って釆た。しかしながら、この特許によって
代表される機械は多色刷のような用途に適合すべきもの
であって、その場合は単一の印刷されうるウェブを２以
上の印刷ベルトと、係合させる必要がある。上記特許に
よるベルト支持機造を多ベルト機械に適用するためには
、一つがそれぞれおそらく長さ約１０机（３０７イート
）もあるベルト支持システムを複数必面とし、それらが
水平あるいは垂直に重ねられるので、工場の床面積・空
間を大きく占有し、おそらく特別の建物構造を必要とす
るものになる。更に、インクトレインその他の装置に設
置する各ベルト毎の平ロール（プレィト・ロール）およ
び印刷ロール（ィンプツション・ロール）に隣接すべき
具合し・の良い機械配置および装置のサービスのための
作業者に対する空間を提供することという問題がある。
又、機械設計上の必要から、機械中の印刷部位がウェブ
の経路に沿って相互におそらくは約２肌（６フィート）
はなれることはなく精密で一貫した近接性をもって、進
行方向に並んでいるものであることが望まれる。

各印刷部位間の最少距離は、カラーレジストレーション
の正確さに影響するウェブの長さにおける歪みを避ける
ようにすることが望まれる。印刷作業中の急速に動くベ
ルトの貯蔵において考慮すべき他の重要な点は、とくに
ベルトの主要部分が垂直方向に配向されねばならぬとき
の側方振動すなわちむちうち運動の可能性である。

第１図は先行技術のベルト式印刷機を示すものであって
、印刷ベルト５が被駆動平ロール６およびァイドラー・
ロール７，８および９の周りで進行するものである。ウ
ェブ（被印刷物）１０上への印刷は平ロール６と印刷ロ
ール１１との圧着部において行われる。ロール１２はイ
ンク・トレインを構成し、そのうちの２個のロールが平
ロール６と回転接触している。ベルト５の回路はねじ装
置１４の操作により延長・短縮可能で、ねじ１４は異な
る長さのベルトに対して適切な機械のベルト回路の長さ
を調節するようにロール９および８のベアリング・ブロ
ック上で操作できる。第１図で代表される構成の装置は
、一般に現在の技術状態であり、ストラウド他の発明の
米国特許第３５１８９４び号‘こ詳細に開示されている
。本発明によれば、印刷および非印刷面を有する無端印
刷ベルトを支持する為の装置が提供され、その印刷面は
、そのいくつかが、ベルトの長手方向に連続している非
印刷帯域によって他より区分されている複数の印象領域
に分割され、更にこの装置はベルトがそれらの間を通過
する平ロール（プレート・ロール又はプレート・シリン
グ）と印刷ロール（ィンプレツション・ロール又はイン
プレッション・シリンダ）およびそれらの軸が平行かつ
食い違い配置である回転できる円筒手段を含むベルト案
内組立体を含んでおり、その円筒手段は次々に反転して
折り返す曲りくねった経略を定め、その経路はベルト回
路の少くとも１部を形成するものである。この円筒手段
は又２つのグループに分割され、その１グループはベル
トの非印刷面と係合し、他のグループはベルトの印刷面
と係合しており、かつ後者の各部材はシャフトに沿って
鞠方向に離され、使用に際し、ベルトの上記帝城と係合
する位置にある円筒状円板を含むものである。本発明の
１特定具体例によれば、ベルト型印刷機は印刷されるべ
きウェブの経路に隣接した箱型の領域内に密集した曲り
くねった経路内の無機印刷ベルトを支持するための装置
と合体している。

回転できる円筒手段が曲りくねった経路を形成するため
に、軸が平行かつ食い違いにして配置されている。ベル
トが非印刷面と、複数の横方向に間隔をおいて印象領域
（イメージ・エリア）の列に分割され、縦方向に連続し
た非印刷帯城によって区分された反対側の印刷面とを有
しているので、少くとも印刷面に接している回転できる
円筒手段は非印刷帯城を追跡する係合関係にある円筒状
円板部材を有している。この曲りくねった配置による今
迄全く予想されなかった結果は、ベルトが円筒状の各装
置を追跡する際の容易さが改善されることである。本発
明の好ましい具体例においては、ベルト回路を定める円
筒状手段のうちのあるものが、前記の箱型の領域に関し
て、ウェプ経路に接して平円筒を末端としこの箱型領域
と接した半島状の領域を形成するように配直されている
。

円筒状手段のこの様な配置は平円筒の円周の主要部分、
たとえば１８ぴ○あるいはそれ以上、がベルトと係合す
ることを可能とし、それによって、ベルト面積の、イン
ク付け装置、印刷ロールあるいは平円筒上に支持されて
いるベルトの一部との回転接触を必要とする他の装置に
対する価値ある面積増大をもたらす。本発明は以下の図
面を参照した実施例の例示的な記載によってより良く理
解し得るであろう。

第２〜５図は本発明の一例を示すもので、とくにたとえ
ば多色刷り色刷機のような、より複雑なものの設置に必
要とされる、空間のより良い活用を達成し、又、米国特
許第３５１８班０号に開示された、より単純な機械の作
動原理をも活用したベルト支持構造を示しているる。た
とえば、第２図は供Ｖ給ロール２１より繰り出されるウ
ェブ２０（被印刷物）が印刷ロール（インプレツション
・ロール）１１ａおよび１１ｂと、それぞれ平ロール（
プレート・ロール）６ａおよび６ｂによって移送ロール
に対して支持されている各ベルト５ａおよび５ｂとの接
触部によって決定される２個の印刷部位を通過する機構
を開示している。第２図は２個のベルト軌道ユニット２
４および２５を示しており、それらは各平ロール６ａお
よび６ｂに加え、種々の円筒手段すなわち非駆動アィド
ラー・ロール２６〜３４を含んでいる。図面から自明な
ように、これらのうちロール６ａ，２８，３０，３２，
３３および３４はベルト５ａの非印刷面すなわち内側面
と係合している。

ベルト５ｂに関しても状況は同様である。ベルト５ａま
たは５ｂの印刷面はロール２６，２７，２９および３１
と孫合している。ベルトの印刷面は第５図に容易に理解
できるように描写されているが、その表面には縦に延び
る非印刷帯域３７によって区分された合成プラスティッ
クまたはゴム様材料で代表されるたとえば可操性の印刷
板によって覆われる印刷領域３６（イメージ・エリア）
の縦の列が配置されている。帯域および印刷領域はベル
トの印刷面３８を構成している。第５図には又普通平滑
なべルトの裏側の非印刷面３９も示されている。ベルト
の印刷面に接するロールの１代表型であるロール２９は
触手段４１と複数の円筒状円板４２を含んでいることに
注意すべきである。円板は触手段の長手方向に離隔され
て、ベルトの縦の非印刷帯城３７に沿って回転当接する
ようになっている。円板４２の中は帯域の中より狭く、
ベルト上の印剛媒質に干渉しないようになっている。ベ
ルト５ｂは普通、非延伸ではあるが可榛性である合成重
合材料、たとえば商標「マィラー」で知られているポリ
エステル、で構成されているので、円板４２の外円周面
も同様のプラスチック材料、あるいはベルトを確実に支
持できるだけの硬さを有するがベルトの摩耗を最少にす
るのに充分な柔軟さを有する任意の材料、で作ってもよ
い。

ロール２８はベルトの非印刷面と係合するための連続し
た円筒状表面を有するように示されている。平ロール６
ａおよび６ｂは、どんな場合でも、中断されていない円
筒状の外形を持っていなければならない。これはベルト
およびウエブ２０が平ロール６ａ，６ｂおよびぴ印刷ロ
ール１１ａ，１１ｂとの接触部を通過するとき印刷を行
うに際し、ベルトに堅い支持を与えるためである。しか
しながら、平ロール６ａおよび６ｂ以外については、非
印刷面３９に接触する他のロール、および多円板ロール
２９と同様な構造のロールを採用することが可能である
ことが経験上判った。ここに記述され、又米国特許第３
５１８９４０に開示されたような印刷機の操作にあたっ
て、たとえば約１．５の（５フィート）から約２５ｍ（
７５フィート）という具合に大きく長さの変るベルトに
ベルト軌道案内装置を適合させ得ることが重要である。
第３図の点線及び第４図にはバイパスアィドフー・ロー
ル３０‘こ係合しているベルトが示されている。軌道シ
ステム組立体が中約２の（６フィート）のオーダーであ
るときに、斯様なバイパス手段を付設することはシステ
ムをおそらく約３肌あるいは約４肌（１０フィートある
いは１２フィート）短い長さのベルトに適応させる効果
を有する。しかしながら、このシステムはアイドラー・
ロールによってバイパスすることで生ずる大きな増分よ
り少ない増分に対する調節能力をも備えていなければな
らない。第３図では反転した折返し部内に配置されたロ
ール２８は、ねじ装置４６と連結されていることが示さ
れており、これによって同ロールは水平方向で、反転折
返し都内で。一ル２７，２９への方向、またその逆の方
向に調節され得て、異なるベルトの長さのため、かなり
の増分調節が可能となり、該回路を延長又は短縮する。
ロール３４も又ねじ装置４７と連結されて示され、それ
を垂直方向に動かすことによりベルトの僅かな上下調節
が可能であることが判る。ベルト軌道システムは緊張が
必要なので、第３図に示すようにアィドラ−・ロールの
うち１つの装置をウェブ５ａに対して、ロール３２をス
プリング４８又は他の弾性装置によってベルトの反転折
返し部内に押すよう弾性的に支持してもよい。印刷機の
運転保守において最もひんぱんな雑用の一つはインクト
レイン５１あるいは５２の整備である。

第２図に示した印刷機の構成はゥェブの２以上の色調の
印刷においてきわめて便利なものである。第２図の機械
は２色調印刷の能力を有しているが軌道ユニット２４お
よび２５と同様の付加的軌道ユニットを４色以上の印刷
をするために追加することは容易である。ロール２７〜
３３がベルト５ａ又は５ｂの全回路の曲りくねった経路
部分をほぼ箱型の領域内に形成していることに注意すべ
きである。

ロール３３，３４，６ａまたは６ｂ，２６および２７は
ベルト回路の他の部分を形成し、該部分はいま述べた箱
型領域に関して半島状となっている。軌道システム２４
および２５は各半島状領域に関して前記箱型領域と同じ
関係で形成されている。すなわち箱型領域の同じ対応す
る側の延張部として形成された、２面の領域５５および
５６がベルト回路の外側に図示のように、各箱型領域の
下側に形成され、その中に作業員がそれらおよびシステ
ム中のアィドラ−・ロールに対する整備をするのに充分
な空間をもってインク・トレイン５１および５２が配置
される。ベルト軌道システムは最大高さが約２の（７フ
ィート）内にあってすべての部分が作業員又は整備員の
手の届くように配置されうるように作られる。ここに述
べたベルト軌道の構成は他の有利な結果を生じる平ロー
ル６ａ，６ｂの周りに延びるベルト回路の部分の半島状
の配列において、ベルトはロール３４の位置にも依るが
、平ロールと１８０ｏ以上にわたり接触せしめられる。

この軌道システムの特徴はベルトの比較的大きな面積に
おける軌道のロールとの接触をもたらし、該ロールは他
のロール、たとえば印刷ロール１１ａおよびインク・ト
レイン５１または５２のインキング・ロール５８，５９
、と係合させることができる。インク・トレインを設計
するにあたって、平ロール上に支持されるベルトの一部
に実用上出来るだけ数多〈接触するようにインク運搬ロ
ールを配贋することが望ましい。殆んどの場合、最４・
でも２個のインク付けロールが望ましく、ある場合はそ
れ以上が設けられる。第２図に示すように、ウェプ前進
ロール６１および両軌道ユニット２４，２５のベルト前
進システムを駆動し、更にベルトとウェブとの正確な同
期のための印刷ロール１１ａ，１１ｂを駆動するために
共通の駆動手段６２が使われる。

第６図に模式的に示すような、印刷ロール１１ａ，１１
ｂからの隣接する平ロール６ａへの、そしてベルト５ａ
への動力伝導装置によって、第２図に示すように駆動力
が共通の駆動システム６２を通じて印刷ロール１ １ａ
，１ １ｂへも伝達される。これらのロール６ａ，１１
ａフレーム部材６５上に適切に支承されたシャフト６３
，６４上に取付けされ、シャフト６３，６４上に取付け
られたギャ６６，６７は、それぞれロール６ａ，１１ａ
の直径に対応するピッチ円直径を有し、同一の円周速度
を示すようになっている。各ベルト軌道システムのアィ
ドラー・ロールは高級な摩擦防止ベアリング上に支承さ
れており、ベルトが、ベルト５ａまたは５ｂの小孔６９
とかみあっているスプロケット・ギャ６８のみによって
駆動されるようにしている。このスプロケツト・ギヤ６
８はクラッチ７１を介して米国特許第３５１８９４び号
に開示されているように平ロールに対して相対的に回動
可能になっている。同様なスプロケットおよびクラッチ
機構はロール６ａ，６ｂの他の端にも設けられる。先に
示した米国特許の機械の開発においては、２つのクラッ
チの摩擦制限のもとに許容されるような相対運動が、高
い印刷速度においてもベルトをスプロケツトとの適切な
しジストレーション関係を保持するため、ベルトに対す
るスプロケツト駆動機構と、ロールのスプロケット駆動
機構間の部分とに必要であったことが発見された。ここ
に特定的に開示され図示された発明は単一のウェブを処
理する多数の印刷部位を有するベルト型の印刷機内に可
動の印刷ベルトを貯蔵するための改良された装置を提供
するものであり；高い印刷速度において運動するベルト
の側方振動を減少させ×改善されたベルト軌道能力のベ
ルト支持構造を提供し；印刷部位の周りで整備機能をは
たす作業員のために適当な空間を与える機械の輪郭を提
供し；印刷ベルトの長さの大きな範囲を取扱うことの出
来る装置を提供し；さらに、その回りを通過するベルト
が各平ロールの円周の大きな部分をとりまくことを可能
とするものであることが判るであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は先行技術によるベルト型印刷機の一部の線画的
説明図、第２図は本発明による２−ベルト印刷機の主要
部の線画的側面図、第３図は短い長さのベルトのベルト
掛けにおけるベルト支持構造のバイアス部分を実際を示
す、単一印刷ベルトユニットの線画的側面図、第４図は
第５図に一つだけ示した異なる型の円筒手段を採用した
ベルト支持ユニットの要素の部分側面図、第５図は２種
の可回転ベルト支持ロール間に懸けられた印刷ベルトの
展開部を示す部分斜面図、および第６図は平ロールおよ
び印刷ロールと印刷ベルトおよびその間の印刷されるウ
ェブとの駆動関係を示す一部切断部分側面図である。 ５，５ａ，５ｂ・・・・・・印刷ベルト；６，６ａ，６
ｂ……平ロール：７，８，９，２６〜３４……アイドラ
ー・ロール；１０，２０……ウエブ；１１，１１ａ，１
１ｂ…・・・印刷ロール；１２……インク・トレイン：
１４，４６，４７……ねじ装置；２１・・・・・・供給
ロール；２４，２５・・・・・・軌道ユニット：３６・
・・・・・印刷領域：３７・・…・非印刷帯域；３８・
・・…印刷面：３９・・・・・・非印刷面：４１・・・
・・・触手段；４２・・・・・・円板；４８・…・・ス
プリング：５１，５２……インク・トレイン、５５，５
６……二面領域：５８，５９…・・・インキング・ロー
ル：６２・・・・・・共通駆動システム：６３，６４・
・・・．・シャフト；６５・・・・・・フレーム部材；
６６，６７．．・…ギヤ：６８……スプロケツト・ギヤ
：６９……小孔：７１……クラッチ。 ｒＪＧ．Ｚ ｒ′Ｇ．２ ｒ′Ｃ．６ ＦＩＧ．３ ｒ′Ｇ．４ ｒＩＧ．５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 印刷面とその裏側の非印刷面とを有し、印刷面が複
   数の印刷領域３６に分割され、それらはさらにベルトの
   長手方向に連続して延びる非印刷帯域３７によつて分離
   されている無端印刷ベルト５ａ，５ｂ、ベルトがそれら
   の間を走るように設けた平ロール６ａ，６ｂおよび印刷
   ロール１１ａ，１１ｂを含むベルト型印刷機において、
   軸が互に並行であるが食い違つて配置された可回転円筒
   手段２８〜３２を含むベルト案内組立体を含み、該円筒
   手段は次々に反転し折り返す曲りくねつた経路を定め、
   該経路はベルト回路の少くとも１部をなすものであり又
   該円筒手段はベルトの非印刷面に係合する第１のグルー
   プ２８，３０，３２とベルトの印刷面と係合する第２の
   グループ２９，３１に分けられ、後のグループ中の各円
   筒手段は使用に際しベルト５ａ，５ｂの非印刷帯域３７
   と係合する位置に間隔をおいてシヤフト４１に沿つて配
   置された円筒状円板４２であるものを含むことを特徴と
   する、無端印刷ベルト支持装置をもつベルト型印刷機。 ２ 該円筒手段が第１のほぼ箱型の領域を占め、装置か
   さらに複数の軸に支持されベルト通路の他の部分を定め
   る回転できる円筒手段の別のグループ２７，２６，３４
   を含み、該他の部分が該箱型の領域より突き出した半島
   状の領域を囲み、平ロール１１の周りの通路末端を定め
   るものであること特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の装置。３ 装置がさらに平ロール１１の円周部分との
   対向転動関係にある少くとも１個のロールを有するイン
   ク付け装置５１を含み、該可回転円筒手段が、その半島
   状領域が箱型領域の１側のインライン型延長を形成し、
   該回路に対して外部でありかつ該インク付け装置が受容
   されている箱型領域のほぼ下側にある領域を定めるよう
   に、配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第
   ２項記載の装置。 ４ 該回転できる円筒手段のうち少くとも１個が、第１
   のグループ中の１個であるアイドラー・ロール２８であ
   つて、そのアイドラー・ロールは、ベルト通路を延長又
   は短縮するため、第２のグループの回転できる円筒手段
   ２９，３１に向つて接近・遠隔の運動が可能なように支
   持されていることを得徴とする特許請求の範囲第１，２
   または３項に記載の装置。 ５ 該アイドラー・ロールが該通路の反転折返しのうち
   の１個内に置かれていることを特徴とする特許請求の範
   囲第４項記載の装置。 ６ アイドラー・ロール３２が弾性的に載置されており
   、そのためそれがベルト５に対して弾性的に押し付けら
   れていることを特徴とする前記特許請求の範囲第１，２
   ，３，４または５項に記載の装置。 ７ 印刷面とその裏側の非印刷面とを有し、印刷面が複
   数の印刷領域３６に分割され、それらはさらにベルトの
   長手方向に連続して延びる非印刷帯域３７によつて分離
   されている無端印刷ベルト５ａ，５ｂ、ベルトがそれら
   の間を走るように設けた平ロール６ａ，６ｂおよび印刷
   ロール１１ａ，１１ｂを含むベルト型印刷機において、
   軸が互に並行であるが食い違つて配置された可回転円筒
   手段２８〜３２を含むベルト案内組立体を含み、該円筒
   手段は次々に反転し折り返す曲りくねつた経路を定め、
   該経路はベルト回路の少くとも１部をなすものであり又
   該円筒手段はベルトの非印刷面に係合する第１のグルー
   プ２８，３０，３２とベルトの印刷面と係合する第２の
   グループ２９，３１に分けられ、後のグループ中の各円
   筒手段は使用に際しベルト５ａ，５ｂの非印刷帯域３７
   と係合する位置に間隔をおいてシヤフト４１に沿つて配
   置された円筒状円板４２であるものを含むものであつて
   、さらに該ウエブを前進させ且つ平ロール６ａ，６ｂを
   同期した表面係合速度で駆動させる手段６２を含み、該
   平ロールはそれと係合している各ベルトを前進させるた
   めの関連したベルト駆動手段６８をも含むものであるこ
   とを特徴とする無端印刷ベルト支持装置をもつベルト型
   印刷機。 ８ 可回転円筒手段の該別のグループ２６，２７，３４
   がベルト５の緊張のため調節可能であるアイドラー・ロ
   ール３４を含むことを特徴とする特許請求の範囲第７項
   に記載の装置。 ９ 該ベルトの各々が長手方向に間隔をおいたパーフオ
   レーシヨンを有する余分の端部を有し、該平ロール６が
   各々が、それと共軸駆動関係で、各ベルトに噛み合い関
   係にあるスプロケツト状に歯をつけた部材を有するもの
   であることを特徴とする特許請求の範囲第７項に記載の
   装置。