JPS6026152A - 船外機用２サイクル内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents

船外機用２サイクル内燃機関の燃料供給装置

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JPS6026152A
JPS6026152A JP58132832A JP13283283A JPS6026152A JP S6026152 A JPS6026152 A JP S6026152A JP 58132832 A JP58132832 A JP 58132832A JP 13283283 A JP13283283 A JP 13283283A JP S6026152 A JPS6026152 A JP S6026152A
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scavenging passage
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、船外機用２サイクル内燃機ｊ夕ｊの燃料供給
装置に関する。
従来、掃気効率を良好とする船外機用２サイクル内燃機
関の燃料供給装置上して、気筒中心に関する排気通路の
反対位置に中掃気通路を配設するとともに、排気通路と
中掃気通路とを結ぶ連結線に関する上下の対称位置に上
下の各掃気通路を配設し、シュニーレ掃気を行なうもの
が採用されている。
しかしながら、上記従来の船外機用２サイクル内燃機関
番ハ混合気を供給可能さする気化器をクランク室に接続
しており、気化器から燃焼室までの燃料供給路が長いこ
吉から、気化器で生成された適正濃度の混合気が燃焼室
に到達する間に液化したり、加速時には燃料の慣性に基
づく遅れによって燃料を伴わない空気が燃焼室に供給さ
れ、始動時および加速時代りにおける燃焼状態を不安定
化する。特に、アルコールやケロシン等の低質燃料を使
用する船外機用２−リーイクル内燃（光間にあっては、
燃料の気化が悪いことから、上記不具合が顕著にあられ
れる。
本発明は、掃気効率を良好とし、かつ適正濃度の混合気
を燃焼室内の適正領域に安定的に供給し、燃焼状態を安
定化することを目的とする。
上贅己目的を達成するために、本発明に係る船外機用２
サイクル内燃機関の燃料供給装置（４，混合気を供給可
能とする気化器を、中掃気通路に直接的に接続したもの
である。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例が適用されてなる船外機用２
気筒２サイクル内燃機関の全体を一部破断して示す正面
図、第２図は第１図のＩＩ　−１１線に沿う断面図、第
３図は第１図のｌｉｔ　−ＩＩＩ線に沿う断面図、第４
図は第２図のＩＶ−ＩＶ線に沿う断面図である。
この２サイクル内燃機関は、アルコールやケロシン等の
低質燃料を使用するとともに、船外機本体のケーシング
の上部に搭１１ツされる横置型であり、シリンダブロッ
ク１の内部にシリンダライナ２を水平方向に嵌入し、水
平配置状態の気筒３を形成している。シリンダブロック
１には、ガスケット４を介して、シリンダヘッド５が一
体化されるとともに、クランクケース６が一体化されて
いる。
気筒３の内部にはピストン７が往復摺動自在とされてお
り、そのピストンＴは連接棒８を介して、クランクケー
ス６に支持されるクランク軸９に連結されている。クラ
ンクケース６に（」クランク室１０が形成され、クラン
ク室１０に４１１Ｊ−ド弁を内蔵する吸気管１１を介し
て主気化器１２が接続されている。主気化器１２は５低
質燃料と空気との混合気を生成可能としている。
また、気筒３には燃焼室１３が形成可能とされ、燃焼室
１３の略中央を臨むシリンダー・ラド５には点火栓１４
が配置されている。また、点火栓１４の近傍で、混合気
が点火栓１４へ向けて移動する流れの上流側に、混合気
を加熱するためのクロープラグ１５が配置されている。
シリンダブロック１とシリンダライナ２は、気筒３に開
口する排気通路１６を備えるとともに、排気１■ｎ路１
６のわずかに下死点方向位１行には、気筒３にそれらの
流出口を開口する下掃気通路１γ。
上掃気通路１８および中掃気通路１９が配設されている
。中掃気通路１９は、排気通路１６の気筒中心に関する
反対位置に配置されるとともに、気筒３に対して鉛直方
向の略中間部に配置されている０下掃気通路１７および
上掃気辿路１８は、排気通路１６と中掃気通路１９とを
結ぶ連結線に関する上下の対称位置に配置されるととも
に、下掃気通路１７は、気筒３に対して鉛直方向の下部
側に配置され、上掃気通路１８は、気筒３に対して鉛直
方向の上部側に配置されている。また、各掃気通路１７
．１８．１９の各掃気角は、ぞれぞれ所定の上向き角度
を与えられ、シュニーレ掃気を行なうようになっている
。なお、各掃気通路１７゜１８．１９の流入口はクラン
ク室１０に開口している。
ここで、上記中掃気通路１９には、リード弁２０を備え
る吸気管２１を介して、本発明における気化器としての
副気化器２２が直接的に接続されている。
上記副気化器２２には％吸気通路２３が形成され、吸気
通路２３は、スロットル弁＋１１＋　２４ζこＲ７１定
されているスロットル弁２５によって開閉され、吸気通
路２３のスロットル弁２５に対する上流側には、ベンチ
ュリ部２６が形成されている。スロットル弁２５ｉ１．
図示されないスロットル操作機構によって、ヌロツトル
弁軸２４に取着されているスロットルレバー２γを揺動
することにより、その開１８〕：をｎｌ’＋］　１１’
；’：、’　＋＋ｒ＊＋亡とされている。
上記副気化器２２の中央下部に番ハ低質燃料を収容し、
フロート弁２８を備えるフロート室２９が設けられてい
る。フロートｔｉ２９Ｇ；Ｊ、主ジェツト３０と、この
主ジェツト３０に臨む主ノズル３１をイｎｉえている。
主ノズル３１の先端開口部は、吸気通路２３のベンチュ
リ部２６に開口されている。
また、−に記副気化器２２の吸気通路２３には、バイパ
スポート３２、低速燃料調整ねじ３６を備えるアウトレ
ットボート３ｒが開口している。バイパスポート３２は
、スロットル弁２５が全閉状態にある場合にはこのスロ
ットル弁２５よりも吸気上流側に位置し、スロットル弁
２５が開動作するにつれてこのスロットル弁２５０下流
側に位置するように設定されている。アウトレフ１−ボ
ート３７は、吸気通路２３においてスロットル弁２５よ
りも吸気下流側に開口されている。
また、上記副気化器２２のフロート室２９には、始動ジ
ェット３３を介し”Ｃ始動ノズル３４か連通されている
。始動ノズル３４ｃｔ、始動弁３５によって開閉され、
始動弁３５によって開口された始動ノズル３４は、第５
図に示すように副気化器２２の吸気管２１に対する台面
に開口している始動ボート３９に連通されている。４（
お、始動弁３５の上部には、始動レバー３８か連結され
、始動レバー３８は図示されない始動ノブによって操作
可能とされている。
次に、上記実施例の作動について説明する。
機関の始動に先立ち、始動ノブの疲Ｉ作により始動弁３
５を上昇させると、始動ノズル３４が開口し、始動ボー
ト３９にはフロート室２９内の燃料が供給可能とされる
。また、この時、クロープラク１５が通電されて加熱さ
れる。なお、上記クローブラグ１５の加熱温度は、燃料
を気化するに適当な温度とされ、機関の圧縮行程で燃料
に海火して機関を逆転させることのない温歴とされる。
上記状態下で％機関を始動すると、主気化器１２および
副気化器２２で生成された混合気が、ピストンＴの上昇
行程でクランク室１０に生ずる負圧によってクランク室
１０側に吸入され、続くピストン７の下降行程で各掃気
通路１７，１８．１９からシュニーレ掃気型式で燃焼室
１３に供給される。なお、副気化器２２で生成された混
合気は、上記ピストン７の上昇行程で、中掃気通路１９
からクランク室１０側に吸引されるものの、その混合気
の大半は、続くピストン７の下降行程で、中掃気通路１
９から燃焼室１３に供給される。
上記のようにして、燃焼室１３に供給された混合気（才
、点火栓１４によって点火される直前にクローブラグ１
５によって加熱され、良好な気化状態とされる。混合気
はこの良好な気化状態のまＮｔ自らに点火栓１４によっ
て点火される。したがって、一旦気化した混合気が点火
栓１４で点火されるまでに冷却され、液化してしまうこ
とがない。
上記実施例によれば、主気化器１２および副気化器２２
で生成された混合気がシュニーレ掃気によって燃焼室１
３に供給されることから、新気の吹抜けが少なく掃気効
率が良好となる。
才た、副気化器２２から燃焼室１３までの燃料供給路が
短かいことから、副気化器２２で生成された適正濃度の
混合気が濃度変化を伴うことなく燃焼室１３に供給され
る。更に、副気化器２２で生成された混合気の大半が、
気筒３の対称中心線上に位置する中掃気通路から燃焼室
１３に供給され、燃焼室１３の内部において％’ｉるこ
吉のない適正領域に安定的に供給される。したがって、
燃焼室１３の内部には、始動時、通常運転時、加速時の
いずれにおいても、混合気の適正な分布が形成される。
よって、前記のような低質燃料を使用する場合に、始動
後の所定時間経過後にグロープラグ１５への通電をイη
・止するとともに、始動ボート３９からの始動燃料の供
給を停止しても、安定した燃焼状態を持続することが可
能となる。また、急加速時、急減速時においても、慣性
による燃料の遅れを生ずることなく％適正濃度の混合気
が燃焼室１３に供給され、安定した加減速状態を得るこ
とが可能である。
また、上記実施例においては、副気化器２２を中掃気通
路１９に設けたので、副気化器２２を機関本体の外周部
にコンパクトに配設用１１ヒとなる。
ず４〔わち、上記副気化器２２を下掃気通路１７に設け
ようとすれば、下気筒もしくは船外機のケーシングに干
渉し、上記副気化器２２を上掃気辿路１８に設けようと
すれは、機〔り」のフラツグに干渉して、それぞれ妥当
でない。
なお、上記実施例は、主気化器１２および副気化器２２
を用いる場合について説明した。しかしながら、本発明
は、必ずしも主気化器１２を備えず、上記実施例におけ
る副気化器２２のみを備えるものであっても良い。
以上のように、本発明に係る船外機用２サイクル内燃機
関の燃料供給装首は、シュニーレ掃気を行なうとともに
、混合気を供給ｊｉＪ能とする気化器を中掃気通路に直
接的に接続するようにしたものである。したがって、シ
ュニーレ掃気により、新気の吹抜けが少なく掃気効率が
良好となる。また、気化器から燃焼室までの燃料供給路
が短かいこ吉から、気化器で生成された適正濃度の混合
気が疾度変化を伴うことなく燃焼室に供給される。また
、気化器で生成された混合気の大半が、気筒の対称中心
線上に位置する中掃気通路から燃焼室に供給され、燃焼
室内において偏ることのない適正領域に安定的に供給さ
れる。したがって、燃焼室内には、混合気の適正な分布
が形成され、燃ｔ、ｙＬ状態を安定化することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例が適用１されてなる船外機用
２ザイクル内燃機関の全体を一部破１１Ｕｒ　Ｌで示す
１１１４図、第２図は第１図のＩｔ−ＴＩ約１に沿う断
面図、第３図は第１図のＩｌｌ　Ｉｌｌ　＃ｒ＋に泊う
断面図、２６４図は第２図のＩＶ　７ＩＶ線に沿う断面
図、２１へ５図は第２図の■−Ｖ純に沿う矢祝図である
。 ３・・・気筒、　１６・−・−Ｊｕｌ’気、＊ｒｌ　ｂ
’３　ｓ１７・・下掃気通路、　１８・・上４’＋ｉ；
気通１、′３．１９・・中掃気１１ｎ路、　２２　副気
化器。 代理人　弁理士　」孟　川　Ｔを　治 第３図 一３１Ｆ、− 第゛５図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）気筒中心に関する排気通路の反対位置に中掃気通
    路を配設するとともに、排気通路と中掃気通路とを結ぶ
    連結線に関する上下の対称位置に上下の各掃気通路を配
    設し、シュニーレ掃気を行なう船外機用２」カイクル内
    燃機関の燃料供給装置において、混合気を供給可能とす
    る気化器を、中掃気通路に直接的に接続したことを特徴
    とする船外機用２ザイクル内燃機関の燃料供給装置ｉ、
    ７．。
JP58132832A 1983-07-22 1983-07-22 船外機用２サイクル内燃機関の燃料供給装置 Granted JPS6026152A (ja)

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JPS581729U (ja) * 1981-04-03 1983-01-07 川崎重工業株式会社 内燃機関の冷却及び過給装置

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