JPS60260734A - 優れた強度を有するベルト - Google Patents

優れた強度を有するベルト

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JPS60260734A
JPS60260734A JP11509084A JP11509084A JPS60260734A JP S60260734 A JPS60260734 A JP S60260734A JP 11509084 A JP11509084 A JP 11509084A JP 11509084 A JP11509084 A JP 11509084A JP S60260734 A JPS60260734 A JP S60260734A
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polyester
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cord
rubber
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Kazuo Kurita
和夫 栗田
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石原 英昭
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明ば産業用機械に使用されるコンベアベルト等の平
ベルトおよびVベルトに関する。
従来この種のベル)H脂肪族ポリアミド、ポリエチレン
テレフタレート、ポリビニルアルコールなどの合成繊維
よりなるフィラメント織物を基布とし、耐摩耗性のある
ゴム質または可撓性樹脂全被覆したものが使用されてい
るが、強力、伸度、耐薬品性などの点で充分なものとは
言い難い。すなわち平ベルトやVベルト等に要求される
特性は高強力、低伸度、寸法安定性および耐薬品性であ
る。高強力が必要なことは当然であり、それと同時に適
度な低い伸度が要求される。伸度が高すぎると経時的に
ベルトにたるみを生じさせる0極端に低伸度の場合はベ
ルトに充分な張力を与えることが困難になる。高強力の
ベルトラ製造するには太デニール糸を経糸として用いる
ことができるが、重量や厚みが増大踵運搬や取扱上の作
業面で好ましくない。
これらの課題全解決するために、実開昭52−1207
75号公報において、ポリパラフェニレンテレフタルア
ミドを主体とする繊維とポリメタフェニレンイソフタル
アミドを主体とする繊維よQ成る合撚糸を経糸に用い、
ポリメタフェニレンイソフタルアミドを主体とする繊維
を緯糸に用いてなるベルトが提案されているが、長期間
にわたり使用すると耐摩耗性に問題があり、ベルトとベ
ルト駆動部の接触面においてベルトが摩耗し、次第にベ
ルトの強力が低下するという欠点がある。これにポリパ
ラフェニレンテレフタルアミド繊維が剛直な高分子鎖か
ら成っているため摩耗性が低いことに起因する。一方実
開昭52−120774号公報において、金属繊維金芯
にし、該芯の外周を全芳香族ポリアミド繊維でとり囲ん
でなるコアスパン糸全経糸として用い、全芳香族ポリア
ミド繊維を緯糸として用いてなる織ベルトヲ同時に提供
しているが、この場合に全芳香族ボリアミド繊維がポリ
パラフェニレンテレフタルアミド繊維の場合は上記と同
様な耐摩耗性に関する欠点を有している。また産業用機
械に用いられるベルトは、産業分野により種々の薬品、
最も一般的に用いられるのは硫酸等の酸或いは苛性ソー
ダ等のアルカリといった薬品によりベルトが濡れたり、
また湿潤する場合があり、こういった場合にポリパラフ
ェニレンテレフタルアミド繊維の強力に、酸、アルカリ
等による腐蝕により急激に低下すると共に耐摩耗性が顕
著に低下することも判明している。
このよう表現状のもとに、本発明者らは高強力と適度の
伸度全保有し、酸、アルカリ等による腐蝕に耐え、かつ
優れた耐摩耗性、寸法安定性を有するベルトの構成につ
いて鉛量研究の結果、本発明に到達したのである。
即ち、本発明は高強度にして優れた耐疲労性を示すポリ
エステル繊維ディップコードよりなる基布にゴム質また
は可撓性樹脂を片面あるいは両面に被覆してなる優れた
強度を有するベル)Th提供することを目的とするもの
である〇 一方、ポリマーの重合度を低下させず寸法安定5− 性を向上させる方法として[、USP4195032に
見られる様に、POYtl−延伸する方法があるものの
、寸法安定性向上のためタフネス金犠牲としている。
本発明者等は高強力で、且つ、高モジュラスで、寸法安
定性の優れたポリエステル系ディップコードよりなる優
れた強度を有するベルトを得る目的で鋭意研究を進めた
結果、本発明に、到達した。
即ち、上記目的は (1)エチレンテレフタレートの繰返し構造単位が85
モルチ以上のポリエステル系ポリマーからなり、固有粘
度が0.80以上、好ましくは0.80〜1.20の高
重合度を有するポリエステルを溶融紡糸すること、 (2)紡出糸条を未延伸糸の単糸デニールが30d以下
で複屈折車0.002〜0.010となる条件で引取る
こと、 (3)引取ロールを通過した糸条を連続して又は一旦巻
取った後、全延伸倍率が5.0倍以上、好ましくは6.
0倍以上とがる様に熱延伸すること、6− (4)延伸糸の糸質が下記の条件を満たすこと、(イ)
 DT≧9.5t/d。
好ましくはDT≧11.Of/d 1口) 12 チ ≧ DE ≧ 5 チ 、好ましく
は10%≧DE≧5係 (ハ) Tα≧160℃ 更に好ましくは、 (ロ) 繊維の複屈折率Δn≧195X10−1(ホ)
 小角X線回折による長周期LP≧170人(へ) 繊
維の単糸デニールが4d以下(5) 延伸糸(マルチフ
ィラメントヤーン)K撚係数2000〜1300、好ま
しくは1800〜1400の下撚および上燃ヲ施して生
コード全作成すること、 (6)該生コードまtは該生コードより織成し友簾織物
會ゴムとの接着性全改善するためのディップ液処理に引
き続いて0〜3%のホットストレッチ全行うこと によって達成される。
そして、この方法によると、エチレンテレフタレートの
繰返し構造単位が85モルチ以上のポリエステルポリマ
ーからなり、固有粘度が0.80以上の高重合度を有す
るポリエステル系繊維よりなジ、ゴムとの接着性を改善
するためのディップ液が付着している撚係数が2000
〜1300、好ましく[1800〜1400の上撚及び
下撚を有するポリエステル系ディップコードであって、
下記特性全同時に有する高強力、高モジュラスで且つ寸
法安定性及び耐疲労性の著しく改善されたポリエステル
系ディップコードが得られる。
(a) ディップコードの破断強度A≧7.5 f/d
好ましくにA2B、0 t/d (b) ディップコードの中間伸度B≦5%(a) デ
ィップコードの乾熱収縮率C≦5%(d) C≦−B 
+ 8.5 このディップコードに、従来のポリエステルディップコ
ードとに、低収縮率、高汚ジュラスで且つ高強力である
点に関し、著しく相違する。
更に具体的に本発明法及びその方法によって得られた繊
維の特性について記述する。
本発明で意図するポリエステルコードの原料たるポリエ
ステルとは、p−クロロフェノール/テトラクロロエタ
ン=3/1(重量比)の溶媒中30℃で測定した固有粘
度がO,SOO12好ましくは0.80〜1.20で、
構成単位の85モルチ以上、好ましくに95モルチ以上
がエチレンテレフタレートからなるものであり、少量混
入させることのできる他の構成単位としてはジエチレン
グリコール、炭素数が1〜10の他のポリエチレングリ
コール、ヘキサヒドロ−p−キシリレングリコール、イ
ソ’ fi ルrll、シ安息香e、p −tert 
−フェニール−4,4’−ジカルボン酸、ヘキサヒドロ
テレフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、アジピン酸等の
脂肪族ジカルボン酸、ヒト四キシ酢酸等のヒドロキシ酸
等が挙げられ、この様なポリエステル素材は通常の溶融
紡糸法によって繊維化される。
このようなポリエステルには、必要に応じて艶消し剤、
顔料、光安定剤、熱安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、
染色性向上剤或は接着性向上剤等を配合することができ
、配合の如何によって本発明9− の特性に重大な悪影響會与えるもの以外は、全て利用で
きる。
通常、水分率0.03%以下に乾燥した上記ポリエステ
ルを溶融紡糸機で紡糸するが、このとき好ましくはエク
ストルダー型紡糸機を用いる。
紡糸引取シ速度に採取した糸条の単糸デニールが30デ
ニール以下で複屈折率がo、o o 2〜o、o i 
となるように設定される。前記糸質に対応する紡糸条件
は引取り速度だけではなく、ノズル孔径、ノズル−クエ
ンチ間距離、ポリマーの固有粘度、紡糸温度等の多数の
要因を最適化することによシ決定できる。
特に紡糸基本要因パラメーターが下記の式全満足するこ
とか本発明に利用されている高重合度で且つ単糸デニー
ルの小ぜい繊維ヲ笑現する上で好ましい。
()) Q/πD春≧ 23500 [t/CIII・
−1m Vw/Vo≦200 (す) I、H:30〜200 〔雪菖〕(ヌ)TA:
280〜330〔℃) 10− 但し、(ト)〜(ヌ)式において Q:単孔あたりのポリマー吐出量Ct/m〕D:ノズル
孔径〔副〕 ■w;紡糸引取り速度[*/J ■o:ノズル吐出線速度〔III/―〕LH:ノズル直
下の加熱ゾーン長〔寵〕Tム:ノズル直下の加熱ゾーン
の糸条雰囲気温度〔℃〕を示す。
引取り糸条の複屈折率が0.010金越えると安定的に
切断強度DTが9.5f/d以上、好ましくは11、O
f/d以上の高強力糸にならない。
ポリマーの重合度が一定の場合、高強力糸を得るには引
取糸条の複屈折率はできるだけ小さいことが好ましいが
、引取り糸条の複屈折率を0.002未満とすると、紡
糸操業が損われるため好ましくないO 又、引取り糸条の単糸デニールが30デニールを越える
と、高倍率に安定的に延伸することが困難であり、本発
明で意図しているような高倍率延伸により得られた高強
力糸全相いることが困難となる。
上記の様にして得られた未延伸糸全紡糸に連続して、又
は一旦巻取った後延伸する際に、未延伸糸第1供給ロー
ラと100℃以下に維持された未延伸糸第2供給ローラ
との間において、1.10倍以下の予備延伸全行い、次
いで未延伸糸第2供給ローラと第1延伸ローラとの間に
おいて全延伸倍率の40%以上の第1段延伸全行うのが
良く、必要に応じて未延伸糸第2供給ローラと第1延伸
ローラとの間に高温加圧蒸気噴出ノズルを設け、ノズル
温度全200℃以上にして高温蒸気を噴出させ、高温加
圧蒸気噴出ノズル付近に延伸点全固定させる。更に第2
段延伸全行う際に、第1延伸ローラと第2延伸ローラと
の間に設けられた雰囲気温度170〜420℃のスリッ
トヒーター(糸条走行路としてスリットヲ設は几加熱装
置で、該スリット中に非接触状態で糸54!全走行させ
ながら加熱するもの:雰囲気温度とは該スリット内の温
度金言う)中音糸条が0.3秒以上滞在できる様に通過
せしめ、しかる後、第2延伸ローラに供する。その際、
スリットヒーター中に温度勾配を設け、糸条入口の雰囲
気温度全170℃以上、出口雰囲気温度を420℃以下
とし、且つ200〜420℃の雰囲気に糸条が0.3秒
以上滞在できる様に糸条を通過させることが好ましい。
又、2段延伸終了後、一旦巻取ることなく連続的に、あ
るいは一旦巻取った後に、230〜165℃で109g
以下のリラックス処理を行うことにより、寸法安定性全
更に向上させることも可能である。
全延伸倍率は5.0倍以上、好ましく 1−j: 6.
0倍以上に設定される。
本発明に用いられる高強力、低伸度糸を得るため、最高
延伸倍率の85−以上、好ましくハタ0−以上の高倍率
で延伸し、切断伸度が5〜121%となるようにするが
、個々の試料の延伸倍率は、それぞれの引取糸の配向度
によって基本的に決定される。
なお、最高延伸倍率とは、延伸可能な最大延伸倍率f 
n = 5で測定し、その平均値をいう。
かくして得られたポリエステル繊維は次の特性13− 全備えている凸 イl DT≧9.5f/d、好ましくはDT≧11.O
f/d (ロ) 12%≧DE≧5チ、好ましくは10%≧DE
≧5ts 更にll0C/S で測定し友力学的損失正接Tanδ
の温度分散に現われる主分散のピーク温度Tαが160
℃以上であることは、非晶部が十分伸ばされたことを示
しており、(イ)、(ロ)の糸質を微細構造的に反映し
たものといえる0 更にこれらの特性は、下記の微細構造パラメーターを満
足することにより、更に安定的に製造可能である。
に)Δn≧195X10−1 (ホ) 小角X@回折による長周期LP≧170Aに)
(ホ)は、微視的に見て、平均の配向性を代表するΔn
、及び結晶部、非晶部の繊維軸方向の伸張度を代表する
LPが大きいことを示している。
又、延伸糸の単糸デニールが4d以下とすることにより
糸条の半径が小さくなり、紡糸、延伸工14− 程における内外層の熱履歴、応力履歴差が小さくなり、
フィラメント内外層の構造差が小さくなり、強力利用率
が高くなることにより高強力発現が容易となる。
本発明の1つの特徴は高重合度で且つ単糸デニールの小
さい繊維の製造を可能とすることにより、高強力、低伸
度の高重合度を有するポリエステル繊維をディップコー
ドに利用できるように表っ几ことにある。
上記によって得られ几ポリエステルマルチフィラメント
ヤーンは、これを常法に準じて撚糸し、生コードとする
更に、該生コードまたは該生コードよフ織成し几簾織物
をゴムとの接着性を改善するためのディップ液処理に引
き続いてホットストレッチ全行う。
本発明者らは、これらの生コード作成からディップ処理
までの工程を鋭意検討し、ディップコードを高強力化し
、中間伸度全低くシ、且つ収縮率を低くでき、従来のポ
リエステルディップコードでは発現できない優れた性能
全実現できることt見出し本発明に至っ几。
即ち、本発明に用いる高強力低伸度ポリエステル繊維の
場合、撚係数(TxiD)が通常良く用いられる200
0〜2200 (たとえば840 d/2撚でF′j、
47 turn/10cm )では生コードの強力利用
率が低下するが、撚係数11300〜2000.好まし
くは1400〜1800の範囲に設定すると強力利用率
が非常に優れており、ディップ工程でのホットストレッ
チ比を0〜3%と低くすることにより、低収縮率で、中
間伸度の低いディップコードが得られる。
中間伸度ば、コードのモジュラスに相当するメジャーで
あるが、前記のディップコードの中間伸度が低いという
ことは、該コードのモジュラスが高いこと金示している
本発明の特徴に、高力糸製造段階で従来のポリエステル
高強力糸に比較して分子鎖をより伸張せしめることによ
り、すでに高強力、高モジユラス低伸度糸全作成してお
き、撚糸後、ディップ工程においてホットストレッチに
よりディップコードのモジュラスを高くする。即ち中間
伸度を低くする必要はない几め、ディップ処理工程にお
いてコードに対する負荷が小さくなり、結果的に従来で
は考えられなかったような低収縮率、低中間伸度(高モ
ジュラス)の高強力ポリエステル系ディップコードを達
成したことにある。
従来のポリエステルディップコードは、ディップコード
の破断強度Aが7.!M/d以上、好ましくは8.Of
/d以上で、中間伸度B及び乾熱収縮率Cがそれぞれ下
記の式全満足するものはなかった。
(第1図参照) (b) B55% (o) 055% (d) C≦−B+8.5 これらのディップコード特性は撚係数’i 2000〜
1300、更に好ましくは1800〜1400の低撚数
領域で、ディップ工程でのホットストレッチ比O〜3t
sの低ストレッチ条件ではじめて達成できるO 撚数を減少させることは、撚糸速度をアップで17− き、コストダウンが図れるというメリットがあるが、従
来の知見では耐疲労性が落ちてくるという欠点があった
しかし、本発明のディップコードは(a)〜(d)の式
を満足することにより、低撚コードでも従来の撚数のコ
ード以上の耐疲労性を有L7ている。こnらの特性は、
たとえばディスク疲労テスト後の残留強度が高いことよ
り明らかである。
本発明に言うゴム質あるいは可撓性樹脂と汀、ホリI)
レタン樹脂、スチレン−ブタジェンゴム、りpロプレン
ゴム、エチレン−プロピレンゴム、ジエンゴム等を言う
産業用機械に使用されるコンベヤーベルト等の平ベルト
ハ、片面のみベルト駆動ローラーに圧接されて駆動する
場合と、ニップローラーによりベルトの両面全圧接され
て駆動する場合とがあり、機械の駆動系により異々る0
従って樹脂の被覆は用途によりベルトの片面あるいに両
面に樹脂を塗布、含浸ま7tはスプレーなどする。また
樹脂膜を基布に重ねて加熱加圧し圧着させる方法で行う
こ18− ともできる。
本発明のベルトニ、特許請求の範囲に記載し友ごとく構
成せしめた結果、従来のベルトに比較し高強力であると
ともに、用途に適した適度の伸度全保有することができ
、さらに耐摩耗性ならびに耐薬品性を兼ね備え友ベルト
である。
以下に本発明全構成する繊維の構造の特定や物性の測定
に用いられる主なパラメータの測定法について述べる。
〈複屈折率(Δn)の測定法〉 ニコン偏光顕微鏡POH型うイン社ベレックコンペンセ
ーター金用い、光源としてはスペクトル光源用起動装置
(東芝5LS−8−B型)を用いた( Na光源)o 
5〜6w長の繊維軸に対し45°の角度に切断した試料
を、切断面を上にして、スライドグラス上に載せる。試
料スライドグラス全回転載物台にのせ、試料が偏光子に
対して45°になる様、回転載物台を回転させて調節し
、アナライf−km人し暗視界とした後、コンペンセー
ター全30にして縞数全数える(n個)。コイベンセー
ターを右ネジ方向にまわして試料が最初に暗くなる点の
コンペンセーターの目盛a、コンペンセーターを左ネジ
方向にまわして試料が最初に一番暗くなる点のコンペン
セーターの目盛す全測定した後(いずれも1/10目盛
まで読む)、コンペンセーターを30にもどしてアナラ
イザーWi?[ずし、試料の直径dffi測定し、下記
の式にもとづき複屈折率(Δn)全算出する(測定数2
0個の平均値)0Δn=/”/d (rニレターデーシロン r=nλ。十ε)λ。=58
9.3mμ ε:ライツ社のコンペンセーターの説明書のC/100
00と1よりめる。
1=(a−b)(:コンペンセーターの読みの差)く固
有粘度の測定法〉 75]it%のp−クロロフェノールと25重量−のテ
トラクロルエタンからなる混合溶剤中で測定する。
重合体全室温において溶剤中に溶解し且つ粘度の測定を
オストワルドーフェンスケ毛細粘度計中で30℃におい
て行々う。
固有粘度に、溶液粘度の溶媒粘度に対する比の自然対数
を溶液100−当りの重合体のグラム数で表わした重合
体溶液の濃度によって除した値が濃度ゼロに近づくとき
の極限値である0〈繊維及びコードの強伸度特性の測定
法〉JIS−L1017の定義による。試料tカセ状に
とフ、20℃、65%RHの温湿度調節さn九部屋で2
4時間放置後、1テンシ日ン″UTM−4L屋引張試験
機〔東洋ボールドウィン(KK)製〕を用い、試長20
cm、引張速度20an/分で測定した。但し、生コー
ドは上撚ボビンに捲いたまま、コンディシロニングした
後、測定を行った0く撚係数の計算式〉 撚係数に=撚数×(デニール)+ 撚数: turn/10crn 〈ディスク疲労の測定法〉 通常のディスク疲労試験機を用い、ディップコード會埋
め込んで加硫して作成し几試験片全セットし、圧縮比1
2.5%、伸長比6.8 %の下に250021− rpmの速度で48時間回転による強制疲労を与えた後
、ディップコードをゴムから取出して残留強力全測定し
た。
〈中間伸度の測定法〉 JIS−L1017の定義による。一定荷重W(神)に
おける伸び率を測定する。伸び率測定条件に強伸度特性
の測定条件に準する。一定荷重Wは、下記の式で定義さ
れる。
d3:試料デニール、d□:基準デニールで原糸の場合
1000デニール、コードの場合2000デニールであ
る。
〈比 重〉 n−へブタンと四塩化炭素よりなる密度勾配管中作成し
、30℃±0.1℃に調温され比密度勾配管中に十分に
脱泡した試料を入れ、5時間放置後の密度勾配管中の試
料位置を、密度勾配管の目盛22− から比重値に換算し、n=4で測定。比重値は原則とし
て小数点以下4桁まで読む。
〈定長昇温熱応力ピーク温度〉 試長45crn、昇温速度20℃/分、初荷重0.05
f/dの条件で、室温より溶断温度までの熱収縮応力を
測定し、熱応力が最大となる温度金求める。
〔詳細はTextile Re5earch Jour
nal、 vol、 4L732(1977)参照。〕 く単糸デニール〉 JIS−L1073(1977)に従って測定。
〈乾熱収縮率の測定法〉 試料tカセ状にとり、20℃、65%RHの温湿度調節
室で24時間以上放置したのち、試料の0.11に相当
する荷重をかけて測定された長さt、の試料を、無張力
状態で150℃のオープン中に30分放置した後、オー
プンから取り出して上記温湿度室で4時間放置し、再び
上記荷重をかけて測定し、長さt、から次式により算出
し友。
〈小角X線回折による繊維長周期LPの測定法〉小角X
線散乱パターンの測定は、例えば理学電機社製X線発生
装置(RU−3H型)を用いて行なう。測定には管電圧
45KV、管電流70mA。
銅対陰極、ニッケルフィルターで単色化したCuKα(
λx=1.5418人)を使用する。サンプルホルダー
に繊維試料を単糸どうしが互いに平行になるように取り
付ける。試料の厚さハ0.5〜1.0闘位になるように
するのが適当である。この平行に配列した繊維の繊維軸
に垂直にX線を入射させ理学電機社製P S P C(
Po5ltion 5ensitive ProPor
t−1onal Counter )システムを用いて
測定する。本システムの概要は、例えば(Polmer
 Journal + vol 。
13、501(1981) )に詳しく紹介されている
測定条件1;j 、0 、3 vm g X O、2■
口中ピンホールコリメータを用い、 試料とプローブ間距離: 400+a+MCA(マルチ
チャンネルアナライザー)測定チャンネル数:256 測 定 時 間 二600秒 とした。データの処理は、測定散乱強度から空気散乱強
度を差し引いたものを移動平均処理によりめ、その強度
最大位置を読みとることにより、長周期小角散乱角度2
αから下記式に従い、繊維長周期全算出する。〔第2図
(8)、CB)参照二図中1′は試料、2′はpspc
プローブ、3/ハボジシ、ン・アナライザー、4′にM
CA、15’は表示部を夫々示す〕。
AX −1,54181 移動平均処理は、次式に従って算出する0ただし、上式
中、I(S)N及びI(S)iは、それぞれチャンネル
ナンバーN及びlの測定散乱強度(空気散乱強度を差し
引い比強度)、Kは移動平均の採用点数(ここではに;
7)、N−K)O。
N十に≦256 く力学温度分散〉 25− 東洋測量社製Rheovibron k使用し、初糸長
4鍔、昇温速度2℃/分、測定時の正弦周波数110H
zの条件で測定し、損失正接tanJ =E’/ E”
が最大となる温度(Tα)をめる。
実施例1 第1表に示す固有粘度のポリエチレンテレ7タレー)T
h原料とし、同表に示す条件で紡糸を行い、同表に示す
複屈折率の未延伸糸を得た。紡糸にあたっては、未延伸
糸引取り前に適量の紡糸油剤を糸条表面に付層させた。
得られた未延伸糸を第2表に示す条件で延伸し、第3表
に示す糸質の延伸糸を得た。M3表中に比較例2として
、市販の高強力グレードのタイヤコード用ポリエステル
繊維の糸質を併記する。
26− 第 1 表 一〇グー 第 2 表 第 31!!! 次いで、実施例1及び比較例2の延伸糸を夫々合糸し、
1000デニールのマルチフィラメントヤーン會得た。
得られたヤーンにそれぞれ49T/1 oへ42T/1
0m1・及び37T/10cmの上撚及び下撚上かけ1
000d29− 25− /2plyの2本撚りコードとなした。
こうして得た生コードを、レゾルシン・ホルマリン・ラ
テックス液よりなるポリエステルディップ液中に浸漬し
、次いで120℃で3分間、1.5俤のストレッチの下
に熱風乾燥した0 引き続いてホットストレッチゾーンに導入し、240℃
の加熱空気中で1チ、5%ホットストレッチした後、更
に1%のリラックス状態で240℃の加熱空気中で45
秒間熱処理を行って、ディップコード全製造した。
本実施例による生コード及びディップコードの特性は第
4表に示す通りであっ友。
本発明で得たディップコードは、比較例で得几ディップ
コードに比べて、著しく強度が向上するとともに、低中
間伸度でかつ寸法安定性のメジャーである乾熱収縮率も
小す<、低撚領斌での耐疲労性は比較例よりもはるかに
優れている〇30− 次いで、第4表の本発明1と比較例1で得られたシング
ルディップコードをそれぞれ経糸に、市販の1500デ
ニールの高強力ポリエステル繊維を緯糸に用いて二重の
綾織組織に製織し、平滑剤としてシリコーン樹脂?含む
ウレタン樹脂を含浸させたベルトを作成した。製品の物
性は第5表に示す様に、従来品に比較して高強力で高モ
ジュラスである。
第 5 表
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のディップコード特性を示す図であり、
縦軸は乾熱収縮率、横軸は中間伸度を示し、斜線で示し
た領域が本発明のディップコードの特性を示す領域であ
る。 第2図(A)H本発明において小角X線回折による繊維
長周期全測定するために用いられPSPCシステムにお
ける試料及びフィルム面等の配置金示す模式図、同CB
)は本発明繊維の小角X線回折パターンを示す模式図で
ある。 特許出願人 東洋紡績株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 エチレンテレフタレートの繰返し構造単位が85
    モルチ以上、固有粘度IVが0.80以上の高重合度を
    有するポリエステルよりなる繊維からなり、ゴムとの接
    着性を改善するためのディップ液が付着している撚係数
    が2000〜1300の上撚及び下撚を有するポリエチ
    レンテレフタレート系ディップコードであって、下記(
    IL)〜(d)の特性全同時に有する高強力、高モジュ
    ラスで、且つ寸法安定性及び耐疲労性の著しく改善され
    たポリエステル系ディップコードを用いた基布に、ゴム
    質または可撓性樹脂を片面あるいは両面に被覆してなる
    優れた強度を有するベルト。 (a) ディップコードの破断強度A≧7.5f/d(
    b) ディップコードの中間伸度B≦5%(c) ディ
    ップコードの乾熱収縮率C≦59b(d C≦−B +
     8.5 2、特許請求の範囲第1項において、ディップコードの
    破断強度が8.01以上、ポリエステル繊維の固有粘度
    が0.80〜1.20であるポリエステル系ディップコ
    ードを用い九優れた強度を有するベルト。 3、特許請求の範囲第1項又は第2項において、ディッ
    プコードの撚係数が1800〜1400であるポリエス
    テル系ディップコードを用いた優れた強度を有するベル
    ト。 4、 9許請求の範囲第1項、第2項又は第3項におい
    て、ディップコード金構成するポリエステル繊維の11
    0 C/Sにおける力学的損失正接の温度分散に現われ
    る主分散のピーク温度Tαが160℃以上であるポリエ
    ステル系ディップコードを用いた優れた強度を有するベ
    ルト。 5、 ゴム質あるいは可撓性樹脂がポリウレタン樹脂、
    スチレン−ブタジェンゴム、クロロプレンゴム、エチレ
    ンプロピレンゴム、ジエンゴムカラなる群から選ばれた
    1種または2種以上の組合せである特許請求の範囲第1
    〜4項のいずれかに記載の優れた強度を有するベルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63285347A (ja) * 1987-05-14 1988-11-22 Toyobo Co Ltd ベルト
CN104071521A (zh) * 2014-06-30 2014-10-01 兖矿集团有限公司 一种高耐磨高粘合芳纶输送带

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JPS58136852A (ja) * 1982-02-03 1983-08-15 帝人株式会社 ベルト用コ−ドの製造法

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