JPS6025662A - 電動ドライバ−の変速装置 - Google Patents

電動ドライバ−の変速装置

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JPS6025662A
JPS6025662A JP13465983A JP13465983A JPS6025662A JP S6025662 A JPS6025662 A JP S6025662A JP 13465983 A JP13465983 A JP 13465983A JP 13465983 A JP13465983 A JP 13465983A JP S6025662 A JPS6025662 A JP S6025662A
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planetary gear
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大治郎 中村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の技術分野 この発明は、遊星歯車機構を介して変速出力を取出すよ
うにした電動ドライバーの変速装置に関する。
(ロ)発明の背、景 従来、使用されている小型の電動ドライバーは、主に高
速低トルク回転の比較的軽負荷の回動操作に利用されて
いるが、その使用条件によっては小型であっても高トル
ク出力を発揮するものが望まれることから、近年、低速
高トルク回転を兼備した電動ドライバーが提供されてい
る。
しかし、この場合は小型であるが故に、トルクれず、幅
広い回動作業に適用できないなど作業能率の低下を余儀
なくされていた。
また、その出力構造にあっては、多くの歯車を要した変
速機構とその変速切換機構のために、構造が複雑かつ大
型化してコスト高となる問題を有していた。
(ハ)発明の目的 そこでこの発明は、構造が複雑になることなく、高速と
低速との異種伝導出力を簡単に得ることができる電動ド
ライバーの変速装置の提供を目的とする。
(ニ)発明の要約 この発明は、高速伝導出力と低速伝導出力との両転導出
力を、小型で高出力を発揮する遊星歯車機構を介して取
出せるようにした電動ドライバーの変速装置であること
を特徴と゛する。
(ホ)発明の効果 そしてこの発明によれば、インターナルギヤとプラネタ
リギヤとをロックして一体に回転させることにより高速
公転するプラネタリギヤを介して高速伝導出力が得られ
、また、ロックを解除することによりプラネタリギヤは
自然に低速公転の遊星歯車減速機構となって低速伝導用
ツノが得られる。
このような高低速の伝導出力いわゆる異種トルク出力を
、回転始動時と回転終動時に望まれる被回転体の所要負
荷に合うよう適宜切換えて使用することにより、1つの
電動ドライバーで終始一連、の回動操作を行なう作業効
率のよい高能力のドライバーとなる。
しかも、インターナルギヤとブラネタリギトどのロック
およびロック解除操作のみで変速が可能トするため、変
速機構が簡単であり、かつこれら変速に対する選択手段
を簡単に(りることができる。
(へ)発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は電動ドライバーを示し、第1図におい−c1電動
ドライバー1は先端にチャック2を有し、このチャック
2は各種の回転工具(図面省略)を挟持する。
ケーシング3は筒状に形成され、その先端には1〜ルク
リミツタの負荷を設定するための操作筒4を備え、この
操作筒4を目盛に対応さぜ゛C回転させることにより、
出力軸の負荷を設定する。クーシンク3の中間下部には
把持部5を連設し、この把持部5の基部前面にはトリガ
6を有し、この(・リガ6は電源のON、OFFを操作
づる。
前述のケーシング3の中間部側面には正逆転モータの正
逆転切換えスイッチ7を備え、これを上下方向に操作づ
ることによってモータは正転・停止・逆転が切換えられ
る。なお、このスイッチ7は内部でリング状に構成され
ているため、ケーシング3の反対側の側面にもスイッチ
7は設けられる。
そして、この電動ドライバー1は電源に電池を使用し、
この電池はケーシング3の後端部に適宜収納されるよう
に設けられている。
第2図において、ケーシング3内に固定された正逆転モ
ータ8の出力は(高速と低速との異種変速出力を備えた
第1遊星歯車減速機構9と、その後段に順次連設される
一定速度に、減速する第2、第3・・・の遊星歯車減速
機構10・・・を介して出力軸11に動力伝導され、そ
の結果、チャック2が回動される。
こりら各々の減速機構9,10・・・はケーシング3に
内嵌された外ギヤケース12内に収納されるものであり
、上述の第1遊星歯車減速機構9は、外ギヤケース12
の内側に固定した内ギヤケース13内にモータ8と対設
して内蔵される。
この第1遊星歯車減速機構9は、モータ8の主軸14端
部に軸着した第1ザンギヤ15に第1プラネタリギヤ1
6を周方向に3個等配して噛合し、これら第1プラネタ
リギヤ16は第1インターナルギヤ17と噛合して公転
が許容される。
上述の第1プラネタリギヤ16は、その各ギヤ軸が第1
キヤリア18に固定され、これらギt16の公転出力が
この第1キャリア18.と一体の中間出力軸19を介し
て後段の第2遊星歯車減速機構10に動力伝導される。
前述のモータ8の主軸14にはその軸方向にスライドす
るスライドギヤ20が外嵌され、このスライドギr20
は第1インターナルギヤ17と噛合し、一端面には第1
プラネタリ軸2.2の突出部21を嵌合するための凹部
23を備え、他端面には永久磁石24と係止突起25と
を備えている。
上述の突出部21は、先端を錐状体に形成してこれと対
応する凹部23に対し、軽く嵌合させて容易に離脱づる
ようなずべり作用を生じさせる役目をする。
上述の永久磁石24は、スライドギヤ20の中央部端面
に露出した状態に一体に嵌込んで設けており、これと対
向するモータ8側のボス部8a端而にも同様に永久磁石
26を露出した状態で一体に嵌込lυで設けており、こ
れら双方の永久磁石24.26の磁気反発作用で離間し
、この磁気反発作用と後述づ゛る磁気回路の作用とによ
ってスライドギヤ20は主軸14に沿って任意方向へス
ライド操作される。
上述の相対向する永久磁石24.26は互いに同磁極ど
うしを対向させた磁気反発状態に設定しており、そのた
め通常はスライドギヤ20がモータ8側と離反する方向
に磁気付勢され、スライドギヤ20の反対側の端面凹部
23で第1プラネタリ軸22の突出部21を嵌合してロ
ックし、第1プラネタリギv16の自転をロックした状
態にある。したがって、この状態で動力伝導すれば、こ
の第1プラネタリギヤ16の高速公転のみが許容された
高速伝導出力となる。
そして、低速伝導出ツノを得る場合は、スライドギヤ2
0がスライドして双方の永久1石24.26が対接した
状態のどき設置ノられるものであり、。
この場合はスライドギヤ20の係止突起25が、モータ
8側の端面に刻設された係止部27に係止されてスライ
ドギヤ20は回転停止された固定状態に設けられ、また
このときスライドギヤ20は第1プラネタリ軸22に対
するロックが解除され、第1プラネタリギヤ16の自転
が許容され、この状態で動力伝導することにより比較的
低速の伝導出力が得られる。
上述の係止突起25は、バネを備えてその対応側に進退
可能に設け、これと対応する係止部27との係止時に安
定した衝撃吸収作用を促すように構成している。
上述のスライドギヤ20のスライド操作は、主軸14の
ボス部8a外周囲に環状枠体28を介して巻着したスラ
イドギヤ誘導用の補助コイル29を励磁することにより
行なうものであり、これはモータ8の内部の主コイルと
電気的に接続すべくモータ内部より発生した電流は、導
電体であるモータケース8b、内ギ1rケース13環状
枠体28、第1インターナルギヤ17、スライドギヤ2
0、両永久磁石24.26、ボス部8aのそれぞれを流
通するいわゆる補助コイル29を周回する磁気回路が構
成され、この磁気回路の発生により補助コイル29は励
磁される。
ところで、補助コイル29が励磁されるときは、胃動ド
ライバー1の使用時において、被回転体の負荷が高まり
、これに伴ってモータ8に大電流が発生したとき、永久
磁石の磁気反発力より大なる磁気回路を発生して補助コ
イル29を励磁し、この磁気回路の励磁作用によりスラ
イドギヤ20はスライドされる。
なお、スライドギヤ20とボス部8aとの離間動作にあ
っては、永久磁石に代えてバネを介在させて利用するこ
とも考えられるが、この場合はバネ両端の支持接触面に
おける摩擦抵抗が高くなるので好ましくなく、永久磁石
の利用が適している。
上)あの第2遊星歯車減速機構10は、中間出力軸19
に軸着された第2サンギト30ど、このギヤと噛合して
周方向に3個等配した第2プラネタリギヤ31と、第2
プラネタリギヤ31ど噛合づる第2インターナルギヤ3
2と、第2プラネタリ軸33と一体の第2キヤリア34
とから構成される。
そして、中間出力軸19からの減速回転力をこれら各ギ
ヤを介してさらに減速して第2キヤリア34に動力伝導
し、この第2キトリア34を介して第3のM星歯車減速
機構(図面省略)を連設し、出力軸11が所定の減速回
転数になるよう設()ている。
上述の第2インターナルギヤ32のモータ8と対向する
側面周囲にはボール係止突部35が形成され、これら突
部35間にはボール支持プレート36で支持されたボー
ル37が接当し、このボール37は受板38を介してス
プリング39でボール係止突部35側に付勢されて、ボ
ールクラッチ40が構成されている。
上述のボールクラッチ40は、スプリング39の付勢力
を調節することにより、トルクリミッタの設定ができ、
スプリング39の付勢力の調節は第2インターナルギヤ
32をボール側へ移動させる量の調節によって行なわれ
る。
図中41.42.43はスペーサ、44は軸受けである
第3図は電気回路であって、正逆転切換えスイッチ7は
正逆転モータ8の極性を切換えることによって正逆転制
御する。補助コイル29は電池45のプラス側とトリガ
6との間に介挿されている。
このように構成しtC電動ドライバーを使用してボルト
またはナツト等の締結操作を行なう場合、正逆転切換え
スイッチ7を中立の停止位置から正または逆の所望の回
転方向に操作し、その後トリガ6をONする。トリガ6
の操作によりモ〜り8が正転または逆転方向に回動する
と、モータ8からの出力は順次箱1、第2・・・の遊星
歯車減速機構9.10・・・を介して出力軸11に動力
伝導される。
このとき、第1遊星歯車減速機構9において、スライド
ギヤ20は磁気付勢されて第1プラネタリギヤ16の自
転をロックした高速伝導用ツノの状態にあり、軽負荷の
回動を許容したいわゆるボルト等の初期締結に適した高
速回動の条件下で締結操作し、−気に締結する。
そして、しだいに締結負荷が高まると、自動的に補助コ
イル29が励磁され、これに伴い、スライドギヤ20は
磁気回路の発生に基づいてスライドし、このスライドギ
ヤ20に係止されてい1=第1プラネタリギヤ16のロ
ックが解除されてこのギヤ16の自転が許容され、低速
公転移動して十分に減速した低速高トルク伝導出力に切
換えられる。したがって、ボルト等の締結操作にあって
は、締付時の最後に要求される高トルクが自動的に得ら
れ、1つの電動ドライバーで締結操作に適した回動操作
が得られる。
なお、上述の一実施例においては、ボルト等の被回転体
の締結操作を例にとって示したが、これに限らずボルト
等の取外し時はもちろんその他のトルク交換が望まれる
ような被回転体の回転操作に適用することができる。ま
に1変速の切換えはコイルの励磁により自動的に行なっ
たが手動で切換えるべく構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は電動ドライバーの側面図。 第、2図はその変速装置の要部拡大縦断面図。 第3図はその電気回路図である。 1・・・電動ドライバー 9・・・第1遊星歯車減速機構 15・・・第1ザンギヤ 16・・・第1プラネタリギヤ 17・・・第1インターナルギヤ 18・・・第1キヤリア 20・・・スライドギヤ22
・・・第1プラネタリ軸 23・・・凹 部 24.26・・・永久磁石29・・
・補助コイル 第2図 1 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、モータの主軸に連結したサンギヤとこれに噛合する
    プラネタリギヤおよびプラネタリギヤに噛合するインタ
    ーナルギヤを備え、プラネタリギヤを軸支するキャリア
    から変速出力を取出す遊星歯車減速機構を備えた電動ド
    ライバーの変速装置であって、 前記インターナルギヤとプラネタリギヤとをロックする
    と共に、これらの一体的な回転を許容することに基づい
    た高速伝導出力と、前記インターナルギヤとプラネタリ
    ギヤとのロックを解除すると共に、インターナルギヤの
    回転を固定することに基づいた低速伝導出力とを選択す
    る選択手段を備えたことを特徴とする電動ドライバーの
    変速装置。
JP13465983A 1983-07-22 1983-07-22 電動ドライバ−の変速装置 Granted JPS6025662A (ja)

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JP13465983A JPS6025662A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 電動ドライバ−の変速装置

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JP13465983A JPS6025662A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 電動ドライバ−の変速装置

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JPS6025662A true JPS6025662A (ja) 1985-02-08
JPH0425107B2 JPH0425107B2 (ja) 1992-04-28

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JP13465983A Granted JPS6025662A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 電動ドライバ−の変速装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012030312A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Panasonic Electric Works Power Tools Co Ltd 電動工具
WO2016027385A1 (ja) * 2014-08-20 2016-02-25 株式会社東日製作所 締付工具

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US9956673B2 (en) 2014-08-20 2018-05-01 Tohnichi Mfg. Co., Ltd. Tightening tool

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JPH0425107B2 (ja) 1992-04-28

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