JPS6025648B2 - ヘリカル・コニカル・スプリング・ロツク・ワツシヤ− - Google Patents

ヘリカル・コニカル・スプリング・ロツク・ワツシヤ−

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JPS6025648B2
JPS6025648B2 JP52073136A JP7313677A JPS6025648B2 JP S6025648 B2 JPS6025648 B2 JP S6025648B2 JP 52073136 A JP52073136 A JP 52073136A JP 7313677 A JP7313677 A JP 7313677A JP S6025648 B2 JPS6025648 B2 JP S6025648B2
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washer
helical
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conical
seating surface
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理雄 安部
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B39/00Locking of screws, bolts or nuts
    • F16B39/22Locking of screws, bolts or nuts in which the locking takes place during screwing down or tightening
    • F16B39/24Locking of screws, bolts or nuts in which the locking takes place during screwing down or tightening by means of washers, spring washers, or resilient plates that lock against the object

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はへりカル・コニカル・スプリング・ロック・
ワッシャー、さらに詳述するならば、関連する昭和5世
王特許磯第129706号の「皿形ばね座金」が有する
効果をさらに発展させると共に製造原価の低減を一層配
慮しているヘリカル・コニカル・スプリング・ロック・
ワツシヤーに関する。
従来、スプリング・ロック・ワッシャーとして、矩形断
面を有するスプリング・ワツシヤー、コニカル・スプリ
ング・ワッシャ−、歯付き座金(lntemalorE
xtemaIToothLockWasher)等があ
る。スプリング・ワッシャーは平鋼線を連続して螺旋状
に巻き、一巻き毎に切断して製作されるもので、緩み止
め座金として、材料費、および製造原価の面より最も安
価になる。
しかし、このスプリング・ワッシャーの緩み止め効果は
甚だしく疑問視され、ある自動車メーカにおいては全面
的に使用を廃止している。その理由はボルト・ナットの
締付け時における共廻りによる導入軸力の不安定と綿付
け後のばね効果の不足に起因するものと考えられるにあ
る。また、別の緩み止め座金として、鋼板より製作され
る皿ばね座金(ConicalSpringWashe
r)、歯付座金(lntemal or ExにrMI
Tooth LockWasher)がある。
それ等は安定軸力導入と緩み止め効果は前述のスプリン
グ・ワッシャーのそれに優る点もあるが、しかし、材料
歩留まりが40〜50%に過ぎず、また、プレス作業に
なるため、製造原価は著しく高価になる俄点を有してい
る。この発明の目的は、コイル状帯鋼から螺旋状に巻き
付け、一巻き毎に切断して作り、材料の歩留まりを向上
し、また、大中に板淳を減少するにもかかわらず、ワッ
シャ・ボディへの打刻と\板面に適当な轡曲形状を附与
することにより、全体的にばね圧を向上し、優秀な安定
軸力の導入と緩み止め効果を得させると共に大中な製造
原価低減をはかろうとするヘリカル・コニカル・スプリ
ング・ロック・ワツシヤーの提供にある。それらを課題
として、この発明のへりカル・コニカル・スプリング・
ロック・ワッシャーは、先ず、予めワッシャ−のりング
幅を有する帯状薄板材を長さ方向において湾曲し、リン
グ状にして切断され、上方および下方座面を有し、また
、そのリング幅方向において、その上方座面をふくらま
せ、かつ、その下方座面をへこませるように、湾曲され
たヘリカル・コニカル・ワツシヤ・ボディと、打刻に対
応する形状をやや縮少した突出部をその下方座面に突出
するように、そのワッシャ・ボディの上方座面に打刻さ
れ、また、ボルト・ナット等の締付け方向に緩やかな傾
斜内側面を、ボルト、ナット等の緩め方向に急な傾斜内
側面をそれぞれ有し、しかも、その上方座面にある閉口
底辺縁をそのワッシャ・ボディの外周緑に近接させ、か
つ、その上方座面にある開口尖緑をそのワッシャ・ボデ
ィの中心に向けてその外周縁に沿って円周方向に適宜の
間隔に配列された複数の三角錐状打刻とを含む構成にな
し、また、予めヮッシャーのリング幅を有する帯状薄板
材を長さ方向において湾曲し、リング状にして切断され
、上方および下方座面を有するヘリカル・コニカル・ワ
ッシャ・ボディと、打刻に対応する形状をやや縮小した
突出部をその下方座面に突出するように、そのワッシャ
・ボディの上方座面に打刻され、また、ボルト、ナット
等の締付け方向に緩やかな傾斜内側面を、ボルト、ナッ
ト等の緩め方向に急な煩斜内側面をそれぞれ有し、しか
も、その上方座面にある関口底辺緑をそのヮッシャ・ボ
ディの外周緑に近接させ、かつ、その上方座面にある開
ロ尖縁をそのワッシャ・ボディの中心に向けてその外周
緑に沿って円周方向に適宜の間隔に配列された複数の三
角錐状打刻と、そのワッシャ・ボディの轍方向に対する
コニカル角度よりも大きい角度に押し下げられて、その
ワッシヤ・ボディの内周に形成されたワッシャ・クラウ
ンとを含む構成になし、さらに、その板材の厚さの1/
4なし、し1′2の範囲の打刻深さでそれら三角錐状打
刻をそのヮッシヤ・ボディの上方座面に打刻する構成に
している。
以下、この発明に係るヘリカル・コニカル・スプリング
・ロック・ワツシヤーの望ましい具体例について、図面
を参照して説明する。
第1乃至4図を参照するに、この発明のへりカル・コニ
カル・スプリング・ロック・ワツシヤ−の具体例が全体
を符号10で示されている。
このヘリカル・コニカル・スプリング・ロック・ワッシ
ャー1川ま、先ず、予めワッシャーのリング幅を有する
コイル状帯鋼材を連続的に螺旋状に巻き付け、一巻き毎
に切断してワツシヤ・ボディー1にする。しかも、その
ワツシヤ・ボディー1は、第3図に示されるように、上
方および下方座面14,15の外周側14a,15aを
水平面に対して小角度を有する皿形に、また、上方およ
び下方座面14,15の中心側14b,15bを水平若
しくは下方に轡曲させたワツシヤ・クラウン16にそれ
ぞれ形成していると共に、第1,2および4図に示され
るように、ワツシヤ・ボディー1は両端面12,13に
へりカル曲げによる喰違いを生じている。さらに、その
ワッシャ・ボディ11の上方座面14には円周方向に適
宜の間隔を置かれた多数の三角錐状打刻20が行なわれ
て、ヘリカル・コニカル・スプリング・ロック・ワツシ
ヤー101こ形成される。
それらの三角錐状打刻2川ま外周緑に偏ってワッシャ・
ボディー1の上方座面14に行なわれ、ボルト、ナット
等の緒付け方向には緩やかな傾斜内側面18をおよびボ
ルト、ナット等の緩め方向には急な煩斜内側面19を有
している。また、その打刻20は、ワツシヤ・ボディ1
1の上方座面14にある自身の関口の底辺縁21をワツ
シャ・ボディ11の外周縁に近接させると共にその閉口
の尖緑22をワッシャ・ボディ11の中心に向け、しか
もワツシヤ・ボディ11の外周縁に沿って円周方向に適
宜の間隔でワッシャ・ボディー1の上方座面14に形成
されている。さらに、第3および4図から理解されるよ
うに、三角錐状打刻20換言するならば、窪み状の三角
錐形酸打刻2川まワッシャ・ボディー1の外周縁側にお
いて深く、中心に向かって段々浅くなると共に細まり、
その尖端22をワツシャ・ボディー1のリング幅の半分
附近にとどめている。さらにまた、打刻2川ま第4図に
示すように、穣やかな傾斜内側面18の傾斜角(ボルト
・ナット等の綿付け回転方向における傾斜角)Qを45
o〜60oの範図に、急な傾斜内側面19の傾斜角(ボ
ルト、ナット等の締付け回転方向に対して逆方向におけ
る傾斜角)8を90o〜450の範囲になし、打刻深さ
t3をコイル状帯鋼材の板厚t,の1/4〜1/2の範
囲において、上方座面14上に打刻されている。また、
上記打刻20‘こ対応して、下方座面15上に形成され
る突出部17の外形は、打刻を形成するパンチ工具の下
型の窪みによって成型されるものであって打刻20自身
の窪みよりも小さく形成されるが、しかし、然程正確さ
を要するものではない。
第5および6図は、板中Bを有する最尺またはフープ状
の平鋼板3川こ三角錐状打刻20を形成する場合の応力
状況とそれによる板変形の状況を示すもので、平鋼板3
0の中立線aから外側緑b側に伸長するようにして、三
角錐状打刻20を平鋼板30の表面に適宜の間隔を置い
て、設けると、平鋼板30は第4図に示すように、板厚
t,から板厚りこ圧縮変形され、外側緑bの附近は平鋼
板30の長さ方向において、大きく伸長され、また、中
立線aの附近の伸びは零である。
従って、平鋼板30は、第5図に示されるように、内側
緑cの外側に曲率中心を有するようにして、外側緑bが
内方に大きく轡曲させられ、中立線aから内側縁cまで
の平鋼板30の部分は第6図の応力線図に示すように、
中立線aから内側縁cに向かって順次大きな圧縮応力を
受ける。この圧縮応力は中立線aから内側緑cまでの平
鋼板30の部分を裏面側に誉曲させ、ワッシャ−に形成
されたとき、第3図に示す板中方向の断面形状を有する
ワッシャ・クラウンを形成する。
そのような予備的打刻加工によって生じる平鋼板30の
蜜曲性を利用することにより、この発明のへりカル・コ
ニカル・スプリング・ロック・ワッシャ1川ま通常のス
プリング・ワッシャ加工機の加工工程で製造されるスプ
リング・ワッシャ−よりもはるかに薄い平鋼板から容易
に製造できる。次に、第7図を参照して、この発明のへ
りカル・コニカル・スプリング・ロック・ワツシヤ−1
0を使用して、ボルト40および座付きナット41によ
り被締付け物42を他の被締付け物(図示せず)に締め
付ける場合について述べる。
第7図において、左方断面は緒付け初期状態を、右方断
面は締付完了状態をそれぞれ示している。今、第7図左
方断面に示されるように、座付きナット41が締付け初
期状態にあるならば、スプリング・ロック。ワッシャー
1川まその自由高さら(第3図参照)を高さt6まで押
し付けられ、スプリング・ロック・ワッシャ−10の外
周および内周は共にワツシャ・ボディ11の板中方向の
轡曲高さら‘こなって被締付け物42の縦付け面44に
接触する。そのナット41の続付けトルクは締付け始め
からその縦付け初期状態まで極めて小さい。さらに、ナ
ット41の締付けが進行すると、先ず、スプリング。
ロック・ワッシャー10の下方座面15上の突出部17
の頂部が被綾付け物42の締付け面44に喰い込み、下
方座面15の摩擦係数を著しく増大し、ナット41の回
転によるスプリング・ロック・ワツシヤー10の共廻り
を防止する。次いで、座付きナット41が轡曲高さt5
によるワッシャ。ボディ11の板中方向の複円周自由支
持はね反力および三角錐状打刻20と突出部17による
ばね力に抗して締付けを進行し、轡曲高さちが零になる
と、スプリング・ロック・ワッシャー10‘ま平旦化し
、ナット座面43と締付け面44との間に圧着される。
この状態において、打刻20の急な傾斜内側面19の一
部は打刻形状によるばね力によりナット座面43の外周
部に弾性的に喰い込み、縦付けを完了する(第7図右方
断面参照)。
さらに、この発明のへりカル・コニカル・スプリング・
ロックリワッシャー10の機能を、従来の皿形ばね座金
、歯付き座金のそれらと比較して述べるに、従来の皿形
ばね座金においてはその座金の外周線が被締付け物の綿
付け座面に、またその座金の内周緑がナットのナット座
面にそれぞれ接触し、その座金のばね反力は単円周自由
支持ばねの作用をなすので、そのように、単円周自由支
持ばねとして要求されるその皿形ばね座金は板厚を厚く
せねばならない。
例えば、JISの強度規格1の(引張強さ100k9/
柵)、寸法MI0(ねじ径10肋)のボルト用の皿形ば
ね座金のための板厚は1.8肌程度を要求される。これ
に対して、この発明のへ1」カル・コニカル・スプリン
グ・ロック・ワッシャ−1川ま、第7図左方断面より容
易に理解されるように、板中方向の轡曲鏡貝5により複
円周自由支持ばね効果および小さな三角錐状打刻20と
突出部17によるばね反力の相乗効果により、板厚を薄
くできる。すなわち、この発明のスプリング・ロック・
ワッシャー10はJISの強度規格lm、寸法MIOの
ボルト用皿形ばね座金に要求された板厚1.8側を1.
0〜0.8肋に減少できる。さらに、従来の皿形ばね座
金は締付け中の座金の下方座面と被統付け物の締付け面
との間の廻り止めおよび縦付け後の緩み止めの手段とし
て、ばね反力以外何等の有効な手段を施されていないの
に対し、この発明のへりカル・コニカル・スプリング・
ロック・ワッシャーI0‘ま、多数の三角錐状打刻20
がヮッシャ・ボディ11の上方座面14に打刻され、そ
れらに対応して下方座面15上に形成された突出部17
が、ボルトの締付け中、彼緒付け物の締付け面に喰い付
くので、ワッシャー10の下方座面と被締付け物の縦付
け面との間の摩擦係数を著しく高め、ナット若しくはボ
ルト座面の縦付けトルクによる共廻りを防止し、ナット
若しくはボルトの座面および被締付け物の緒付け面は、
緒付け初期において、ワッシャー10の上方および下方
座面14,15の中間平坦部に接触し、また、稀付け終
期において、打刻20の緩やかな傾斜面、すなわち、打
刻20の緩やかな傾斜内側面18に対応する緩やかな傾
斜外側面に沿って糟べり、安定したトルク係数を保持し
ながら締付けられ、かつ、締付け完了後において、打刻
20の急な額斜面、すなわち、打刻20の急な傾斜内側
面19に対応する急な傾斜外側面の一部が経時変化によ
りナット若しくはボルト座面の外周部に僅かながら弾性
変形的および塑性変形的に喰い込むので、緩み止め効果
を十分に発揮する。また、従来の歯付き座金は鋭角的歯
緑の隅角によって、被締付け物の締付け座面に傷を発生
し、座金目身は歯形状による座面積を減少される偽点を
有している。さらにまた、従来の皿形ばね座金および歯
付き座金は、板金の打抜き加工により製造されるので、
その材料損失が50〜60%に達し、材料費が高くつく
と同時に、その製造がプレス作業によるため、工具費、
時間当り生産量の関係からそれらの製造原価を著しく高
くしている。
他方、この発明のへりカル・コニカル・スプリング・ロ
ック・ワッシャー10は安い製造原価の従来のばね座金
の製造方法をそのまま使用でき、単に、その製造方法に
打刻装置を附加するのみで十分であり、板厚は従来の座
金のいづれよりも薄く、することができ製造原価を安く
し、しかも極めて優秀な緩み止め効果を有している。す
なわち、この発明のへIJカル・コニカル・スプリング
・ロック・ワツシヤー1川まボルト締付けにおいて、最
も重要な指定締付けトルクに対する指定軸力を安定させ
る効果および締付け後の外力による緩み止め効果に極め
て優れている。そのようなこの発明のスプリング・ロッ
ク・ワッシャー10の指定締付けトルクに対する指定軸
力を安定させる効果および緩み止め効果が従来の平座金
、皿形ばね座金、外歯付き座金および内歯付き座金のそ
れらに比して優れていることは第8図より理解されるで
あろう。
すなわち、第8図は、この発明のスプリング・ロック・
ワツシヤ−、従来の平座金、皿形ばね座金、外歯付き座
金、内歯付き座金および座金なしの場合について、締付
けトルク600k9−仇時のボルト弾性伸び(鞠力)を
示すもので、同一トルクに対して本発明品は極めて安定
した藤力を導入し得ることを示すものである。第8図に
示した比較において、使用ボルトはMIO×80および
使用ナットおよびボルトはJIS規格の強度区分をlI
Tとしたものであり、被締付け物は一般構造用圧延鋼材
2種からなり、旋削表面仕上げ、また、使用されたこの
発明のへIJカル・コニカル・スプリング・ロック・ワ
ッシャーの厚さは1.0肋、従来の平座金の厚さは1.
5肋、皿形ばね座金の厚さは1.2側、外歯付き座金の
厚さは0.劫吻、内歯付き座金の厚さは0.9吻であっ
た。如上のこの発明によれば、ヘリカル・コニカル・ワ
ツシヤ・ボディが予めワツシヤーのリング幅を有する帯
状薄板材を長さ方向において湾曲し、リング状にして切
断され、上方および下方座面を有し、また、そのリング
幅方向において、その上方座面をふくらませ、かつ、そ
の下方座面をへこませるように湾曲されるか、さらには
、そのヘリカル・コニカル・ワツシヤ・ボディが予めワ
ツシヤーのリング幅を有する帯状薄板材を長さ方向にお
いて湾曲し、リング状にして切断され、上方および下方
座面を有し、しかも、そのワッシャ。
ボディの鞠方向に対するコニカル角度よりも大きい角度
に押し下げられたワッシャ・クラウンをそのワッシャ・
ボディの内周に形成し、加えて、複数の三角錐状打刻が
そのワッシャ・ボディの外周緑に沿って円周方向に適宜
の間隔で、そのワッシャ・ボディの上方座面に打刻され
ているので、材料の歩留まりが向上され、そのワッシャ
・ボディのそのリング幅方向の湾曲、換言するならば板
幅方向の湾曲による複円周自由支持はね効果が得られ、
大中な板厚減少にもかかわらず、全体的にばね圧が向上
され、ばらつきの極めて小さい優秀な安定軸力導入およ
び緩み止め効果が得られ、さらに、製造原価が大中に低
減される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るヘリカル・コニカル・スプリン
グ・ロック・ワッシャーの斜視図、第2図は第1図に示
したヘリカル・コニカル・スプリング・ロック・ワッシ
ャーを一部切欠断面して示した立面図、第3図は第2図
の切欠断面した部分の拡大断面図、第4図は第2図の両
端面の部分の拡大図、第5図は長尺若しくはフープ状の
平鋼板に適宜の間隔で三角錐状打刻を行なう場合の平面
図、第6図は第5図に示した平鋼板の打刻された部分の
応力状況を示す図、第7図は第1図のへりカル・コニカ
ル・スプリング・ロック・ワツシヤーの綿付け初期およ
び締付け完了を示す部分の縦断面図、第8図は締付けト
ルク600k9一肌時のボルトの弾性伸び(即ち導入軸
力)の比較図である。 10……へIJカル・コニカル・スプリング・ロック・
ワツシヤー、11……ワツシヤ・ボデイ、12,13・
・・・・・端面、14・・・・・・上方座面、15・・
・・・・下方座面、16・・・・・・ワッシャ・クラウ
ン、17・…・・下方座面上の突出部、20・・・・・
・上方座面上の三角錐状打刻。 髪ノ図 第2図 第3図 第4図 笑う図 祭る図 繁7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予めワツシヤーのリング幅を有する帯状薄板材を長
    さ方向において湾曲し、リング状にして切断され、上方
    および下方座面を有し、また、そのリング幅方向におい
    て、その上方座面をふくらませ、かつ、その下方座面を
    へこませるように、湾曲されたヘリカル・コニカル・ワ
    ツシヤ・ボデイと、 打刻に対応する形状をやや縮小し
    た突出部をその下方座面に突出するように、そのワツシ
    ヤ・ボデイの上方座面に打刻され、また、ボルト、ナツ
    ト等の締付け方向に緩やかな傾斜内側面を、ボルト、ナ
    ツト等の緩め方向に急な傾斜内側面をそれぞれ有し、し
    かも、その上方座面にある開口底辺縁をそのワツシヤ・
    ボデイの外周縁に近接させ、かつ、その上方座面にある
    開口尖縁をそのワツシヤ・ボデイの中心に向けてその外
    周縁に沿つて円周方向に適宜の間隔に配列された複数の
    三角錐状打刻とを含むヘリカル・コニカル・スプリング
    ・ロツク・ワツシヤー。 2 そのヘリカル・コニカル・ワツシヤ・ボデイが板厚
    0.8〜1.0mmを有する帯状鋼材からなり、そして
    、 その三角錐状打刻がその鋼材の板厚の1/4ないし
    1/2の範囲の打刻深さでそのワツシヤ・ボデイの上方
    座面に打刻されるところの特許請求の範囲第1項記載の
    ヘリカル・コニカル・スプリング・ロツク・ワツシヤー
    。 3 予めワツシヤーのリング幅を有する帯状薄板材を長
    さ方向において湾曲し、リング状にして切断され、上方
    および下方座面を有するヘリカル・コニカル・ワツシヤ
    ・ボデイと、 打刻に対応する形状をやや縮小した突出
    部をその下方座面に突出するように、そのワツシヤ・ボ
    デイの上方座面に打刻され、また、ボルト、ナツト等の
    締付け方向に緩やかな傾斜内側面を、ボルト、ナツト等
    の緩め方向に急な傾斜内側面をそれぞれ有し、しかも、
    その上方座面にある開口底辺縁をそのワツシヤ・ボデイ
    の外周縁に近接させ、かつ、その上方座面にある開口尖
    縁をそのワツシヤ・ボデイの中心に向けてその外周縁に
    沿つて円周方向に適宜の間隔に配列された複数の三角錐
    状打刻と、 そのワツシヤ・ボデイの軸方向に対するコ
    ニカル角度よりも大きい角度に押し下げられて、そのワ
    ツシヤ・ボデイの内周に形成されたワツシヤ・クラウン
    とを含むヘリカル・コニカル・スプリング・ロツク・ワ
    ツシヤー。 4 そのヘリカル・コニカル・ワツシヤ・ボデイが板厚
    0.8〜1.0mmを有する帯状鋼材からなり、そして
    、 その三角錐状打刻がその鋼材の板厚の1/4ないし
    1/2の範囲の打刻深さでそのワツシヤ・ボデイの上方
    座面に打刻されるところの特許請求の範囲第3項記載の
    ヘリカル・コニカル・スプリング・ロツク・ワツシヤー
JP52073136A 1977-06-20 1977-06-20 ヘリカル・コニカル・スプリング・ロツク・ワツシヤ− Expired JPS6025648B2 (ja)

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