JPS6025629B2 - デイ−ゼル機関の予熱制御装置 - Google Patents
デイ−ゼル機関の予熱制御装置Info
- Publication number
- JPS6025629B2 JPS6025629B2 JP7406377A JP7406377A JPS6025629B2 JP S6025629 B2 JPS6025629 B2 JP S6025629B2 JP 7406377 A JP7406377 A JP 7406377A JP 7406377 A JP7406377 A JP 7406377A JP S6025629 B2 JPS6025629 B2 JP S6025629B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glow plug
- comparator
- output
- switching element
- diesel engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Temperature (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はグローブラグが装着されたディーゼル機関の子
熱制御装置にかかり、詳しくは正の抵抗温度特性を有す
るグローブラグに流れる電流変化を検知して該グローブ
ラグへの通電量を制御し、グローブラグの温度を一定範
囲に保つディーゼル機関の子熱制御装置に関する。
熱制御装置にかかり、詳しくは正の抵抗温度特性を有す
るグローブラグに流れる電流変化を検知して該グローブ
ラグへの通電量を制御し、グローブラグの温度を一定範
囲に保つディーゼル機関の子熱制御装置に関する。
ディーゼル機関には始動を円滑にするため子熱装置とし
てグローブラグが装着されており、機関始動前まず１５
〜３Ｍ砂程該グローブラグに通電させて子熱し、つぎに
スター夕を回して着火させ機関を始動させる方法がとら
れている。
てグローブラグが装着されており、機関始動前まず１５
〜３Ｍ砂程該グローブラグに通電させて子熱し、つぎに
スター夕を回して着火させ機関を始動させる方法がとら
れている。
従来、機関始動後はグローブラグへの通電は停止されて
いたので予熱装置は始動後の着火、燃焼には何ら寄与し
ていなかった。しかるにディーゼル機関は始動直後のア
ィドリング時の如く燃焼室温度が低い時は不整燃焼が生
じ易く、着火遅れの影響で燃焼青が大きくなる、振動が
増大する等の不安定状態が生じやすく、排気も有害成分
が増大しやすい。
いたので予熱装置は始動後の着火、燃焼には何ら寄与し
ていなかった。しかるにディーゼル機関は始動直後のア
ィドリング時の如く燃焼室温度が低い時は不整燃焼が生
じ易く、着火遅れの影響で燃焼青が大きくなる、振動が
増大する等の不安定状態が生じやすく、排気も有害成分
が増大しやすい。
このため、温度センサー等を用いて機関始動後も必要時
グローブラグに通電する装置が提唱されているが、グロ
ーブラグ等に温度センサーを組込むため、構造が複雑で
コスト高になる欠点があった。本発明はグローブラグに
温度センサーを組込む等の困難な作業を要さずグローブ
ラグに正の抵抗温度特性のものを用い、該グローブラグ
の抵抗の変化を検知してディーゼル機関始動の前及び後
においてグローブラグへの通電を制御させる方法で、デ
ィ−ゼル機関の騒音、振動の低減及び排気の浄化ができ
、且つグローブラグの過熱による断線が防止できる上、
装着が容易で低コストな子熱制御装置を提供することを
目的とする。
グローブラグに通電する装置が提唱されているが、グロ
ーブラグ等に温度センサーを組込むため、構造が複雑で
コスト高になる欠点があった。本発明はグローブラグに
温度センサーを組込む等の困難な作業を要さずグローブ
ラグに正の抵抗温度特性のものを用い、該グローブラグ
の抵抗の変化を検知してディーゼル機関始動の前及び後
においてグローブラグへの通電を制御させる方法で、デ
ィ−ゼル機関の騒音、振動の低減及び排気の浄化ができ
、且つグローブラグの過熱による断線が防止できる上、
装着が容易で低コストな子熱制御装置を提供することを
目的とする。
本発明は正の抵抗温度特性を備えたグ。
−プラグと、開閉器と該グローブラグとの間に直列援綾
された検出抵抗及びスイッチング素子と、該検出抵抗に
並列接続され該検出抵抗両端の電位差を検出し基準電位
と比較する比較器ＡＩ、及び比較器Ａ２とその出力によ
り充電されるコンデンサＣＩを有し前記比較器ＡＩの出
力によりデューティー比を制御される矩形波発振器とか
らなり、該矩形波発振器の出力で上記スイッチング素子
をＯＮ−ＯＦＦせしめる制御回路とからなることを骨子
とするものであり、つぎに本発明を図に示す実施例と共
に説明する。第１図において、Ｖはディーゼル機関のバ
ッテリー、Ｓは開閉器、Ｐは機関に装着されたグローブ
ラグでありト温度の上昇と共に抵抗値が増大する正の抵
抗温度特性を有する。
された検出抵抗及びスイッチング素子と、該検出抵抗に
並列接続され該検出抵抗両端の電位差を検出し基準電位
と比較する比較器ＡＩ、及び比較器Ａ２とその出力によ
り充電されるコンデンサＣＩを有し前記比較器ＡＩの出
力によりデューティー比を制御される矩形波発振器とか
らなり、該矩形波発振器の出力で上記スイッチング素子
をＯＮ−ＯＦＦせしめる制御回路とからなることを骨子
とするものであり、つぎに本発明を図に示す実施例と共
に説明する。第１図において、Ｖはディーゼル機関のバ
ッテリー、Ｓは開閉器、Ｐは機関に装着されたグローブ
ラグでありト温度の上昇と共に抵抗値が増大する正の抵
抗温度特性を有する。
Ｒｓ及び１は開閉器ＳとグローブラグＰとの間に直列接
続された検出抵抗及びスイッチング素子であり、２は該
検出抵抗Ｒｓに並列接続され、該検出抵抗両端の電位差
を検出し基準電位と比較する比較器、３は比較器２の出
力で開閉し発振器を制御するスイッチング素子、４は該
スイッチング素子３の出力で作動し、増中器を介してス
イッチング素子１をＯＮ−ＯＦＦさせる矩形波発振器、
５は該矩形波発振器４の出力を増中し、スイッチング素
子１を開閉させる増中器である。つぎに上記構成におけ
る作用を第２図に例示する回路図と共に説明する。
続された検出抵抗及びスイッチング素子であり、２は該
検出抵抗Ｒｓに並列接続され、該検出抵抗両端の電位差
を検出し基準電位と比較する比較器、３は比較器２の出
力で開閉し発振器を制御するスイッチング素子、４は該
スイッチング素子３の出力で作動し、増中器を介してス
イッチング素子１をＯＮ−ＯＦＦさせる矩形波発振器、
５は該矩形波発振器４の出力を増中し、スイッチング素
子１を開閉させる増中器である。つぎに上記構成におけ
る作用を第２図に例示する回路図と共に説明する。
グローブラグＰへの通電回路に電流が流れていない場合
はスイッチング素子３であるトランジスタＱ２がＯＮと
なっており、矩形波発振器４の出力はバッテリＶと同電
位にある。
はスイッチング素子３であるトランジスタＱ２がＯＮと
なっており、矩形波発振器４の出力はバッテリＶと同電
位にある。
ディーゼル機関始動のため開閉器ＳのバッテリＶ側端子
ａとグローブラグ側端子ｂとを閉じると、矩形波発振器
４の出力は増中器５で増中これてスイッチング素子１で
あるトランジスタＱＩをＯＮとし、グローブラグＰへの
通電が生ずる。しかしてグローブラグＰは昇温し、抵抗
値も増大するのでしだいに電流を減少する。電流の減少
により検出抵抗Ｒｓ両端の電位差は低下し、抵抗Ｒ１及
びＲ２で設定される比較器（コンパレータ）ＡＩの入力
電圧ＶＩＩの電位が基準電位Ｖ１２（第４図イ）に達す
ると比較器２の出力は反転するのでスイッチング素子３
のトランジスタＱ２はＯＦＦとなる（第４図口）。よっ
て比較器Ａ２を有する矩形波発振器４は抵抗Ｒ３及びコ
ンデンサＣＩで規定される時定数で電圧（第４図ハ、二
）の発振を開始する。この矩形波発振器４の出力（第４
図木）は増中器５のトランジスタＱ３，Ｑ４により増中
され、スイッチング素子１のトランジスタＱＩをＯＮ−
ＯＦＦさせ、グローブラグＰへの電流は断続されるので
、該電流の平均値は減少しグローブラグＰの温度は低下
し、比較器２での設定値に収れんする。しかるに何らか
の要因でグロー７；うグの周囲温度が低下すると、グロ
ーブラグＰの抵抗値は減少し、比較器２の出力は再び反
転し、スイッチング素子３のトランジスタＱ２はＯＮと
なるので発振は停止し、スイッチング素子１のトランジ
スタＱＩが導通し、グローブラグＰへの通電は増加する
。すなわちグローブラグＰ周囲の温度の高低によって発
振器４を制御するスイッチング素子３のＯＮ−ＯＦＦの
回数が変化し、発振器のＯＮ時間が変わることによりグ
ローブラグに流れる電流の通電時間が増減される。尚、
矩形波発振器４の代りに第３図に示すダイオード０１、
Ｄ２を備えたデューティー比を設定する回路１４を用い
れば追従性は一層良くなる。
ａとグローブラグ側端子ｂとを閉じると、矩形波発振器
４の出力は増中器５で増中これてスイッチング素子１で
あるトランジスタＱＩをＯＮとし、グローブラグＰへの
通電が生ずる。しかしてグローブラグＰは昇温し、抵抗
値も増大するのでしだいに電流を減少する。電流の減少
により検出抵抗Ｒｓ両端の電位差は低下し、抵抗Ｒ１及
びＲ２で設定される比較器（コンパレータ）ＡＩの入力
電圧ＶＩＩの電位が基準電位Ｖ１２（第４図イ）に達す
ると比較器２の出力は反転するのでスイッチング素子３
のトランジスタＱ２はＯＦＦとなる（第４図口）。よっ
て比較器Ａ２を有する矩形波発振器４は抵抗Ｒ３及びコ
ンデンサＣＩで規定される時定数で電圧（第４図ハ、二
）の発振を開始する。この矩形波発振器４の出力（第４
図木）は増中器５のトランジスタＱ３，Ｑ４により増中
され、スイッチング素子１のトランジスタＱＩをＯＮ−
ＯＦＦさせ、グローブラグＰへの電流は断続されるので
、該電流の平均値は減少しグローブラグＰの温度は低下
し、比較器２での設定値に収れんする。しかるに何らか
の要因でグロー７；うグの周囲温度が低下すると、グロ
ーブラグＰの抵抗値は減少し、比較器２の出力は再び反
転し、スイッチング素子３のトランジスタＱ２はＯＮと
なるので発振は停止し、スイッチング素子１のトランジ
スタＱＩが導通し、グローブラグＰへの通電は増加する
。すなわちグローブラグＰ周囲の温度の高低によって発
振器４を制御するスイッチング素子３のＯＮ−ＯＦＦの
回数が変化し、発振器のＯＮ時間が変わることによりグ
ローブラグに流れる電流の通電時間が増減される。尚、
矩形波発振器４の代りに第３図に示すダイオード０１、
Ｄ２を備えたデューティー比を設定する回路１４を用い
れば追従性は一層良くなる。
すなわち発振器４ではＣＩの充放電は抵抗Ｒ３を介して
行われており、第４図ホのｔｌとｔ２の比は一定である
が、第３図の回路１４では充電用の抵抗と放電用の抵抗
を独立して設定できるため、ｔｌ，ｔ２の比を自由に設
定でき、温度制御の追従性を改良できる。本発明は叙上
の構成を有し、正の抵抗温度特性を有するグローブラグ
と、検出抵抗及びスイッチング素子と、該検出抵抗に並
列接続され該検出抵抗両端の電位差を検出し基準電位と
比較する比較器ＡＩ、及び比較器Ａ２とその出力により
充電されるコンデンサＣＩを有し前記比較器ＡＩの出力
によりデューテイー比を制御される矩形波発振器とを有
し制御回路でグローブラグの温度による抵抗変化を検知
してスイッチング素子をＯＮ−ＯＦＦさせるので、従来
のように機関またはグローブラグ内へ温度センサーを組
込むなどの必要はなく、簡単な構成でグローブラグの始
動前の予熱時間及び始動後のアィドリング時のアフター
グローを制御でき、ディーゼル機関の騒音、振動の低減
及び排気の浄化が可能となると共にグローブラグの過熱
による断線が防止できる。
行われており、第４図ホのｔｌとｔ２の比は一定である
が、第３図の回路１４では充電用の抵抗と放電用の抵抗
を独立して設定できるため、ｔｌ，ｔ２の比を自由に設
定でき、温度制御の追従性を改良できる。本発明は叙上
の構成を有し、正の抵抗温度特性を有するグローブラグ
と、検出抵抗及びスイッチング素子と、該検出抵抗に並
列接続され該検出抵抗両端の電位差を検出し基準電位と
比較する比較器ＡＩ、及び比較器Ａ２とその出力により
充電されるコンデンサＣＩを有し前記比較器ＡＩの出力
によりデューテイー比を制御される矩形波発振器とを有
し制御回路でグローブラグの温度による抵抗変化を検知
してスイッチング素子をＯＮ−ＯＦＦさせるので、従来
のように機関またはグローブラグ内へ温度センサーを組
込むなどの必要はなく、簡単な構成でグローブラグの始
動前の予熱時間及び始動後のアィドリング時のアフター
グローを制御でき、ディーゼル機関の騒音、振動の低減
及び排気の浄化が可能となると共にグローブラグの過熱
による断線が防止できる。
さらに装着も容易で低コストに製造できる。
第１図は本発明に係るディーゼル機関の子熱制御装置の
構成図、第２図はその一実施例を示す電気回路図、第３
図は他の実施例を示す要都電気回路図、第４図は第２図
に示した実施例の作動説明のためのタイムチャートであ
る。 図中 Ｖ・・・・・・バッテリ、Ｓ……開閉器、Ｒｓ…
・・・検出抵抗、Ｐ・・・・・・正の抵抗温度特性を備
えたグローブラグ、１，３・・・…スイッチング素子、
２…・・・比較器、４・・・・・・矩形波発振器。 第１図第３図 図 Ｎ 縦 第ム図
構成図、第２図はその一実施例を示す電気回路図、第３
図は他の実施例を示す要都電気回路図、第４図は第２図
に示した実施例の作動説明のためのタイムチャートであ
る。 図中 Ｖ・・・・・・バッテリ、Ｓ……開閉器、Ｒｓ…
・・・検出抵抗、Ｐ・・・・・・正の抵抗温度特性を備
えたグローブラグ、１，３・・・…スイッチング素子、
２…・・・比較器、４・・・・・・矩形波発振器。 第１図第３図 図 Ｎ 縦 第ム図
Claims (1)
- １ バツテリーの出力を開閉器を介して機関に装着され
たグロープラグに通電させるデイーゼル機関の予熱装置
において、正の抵抗温度特性を備えたグロープラグと、
開閉器と該グロープラグとの間に直列接続された検出抵
抗及びスイツチング素子と、該検出抵抗に並列接続され
該検出抵抗両端の電位差を検出し基準電位と比較する比
較器Ａ１、及び比較器Ａ２とその出力により充電される
コンデンサＣ１を有し前記比較器Ａ１の出力によりデユ
ーテイー比を制御される矩形波発振器とからなり、該矩
形波発振器の出力で上記スイツチング素子をＯＮ、ＯＦ
Ｆせしめる制御回路とからなり、グロープラグの抵抗値
変化に応じて該グロープラグへの通電量を変化させ、グ
ロープラグ温度を設定範囲に制御できるようにしたこと
を特徴とするデイーゼル機関の予熱制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7406377A JPS6025629B2 (ja) | 1977-06-21 | 1977-06-21 | デイ−ゼル機関の予熱制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7406377A JPS6025629B2 (ja) | 1977-06-21 | 1977-06-21 | デイ−ゼル機関の予熱制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS548230A JPS548230A (en) | 1979-01-22 |
| JPS6025629B2 true JPS6025629B2 (ja) | 1985-06-19 |
Family
ID=13536354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7406377A Expired JPS6025629B2 (ja) | 1977-06-21 | 1977-06-21 | デイ−ゼル機関の予熱制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025629B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60168833U (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-09 | 株式会社 ジヤパントルクス | 小型脱臭機 |
| JPS62193738A (ja) * | 1986-02-17 | 1987-08-25 | Dai Showa Seiki Kk | マシニングセンタ |
| JPS6456250U (ja) * | 1987-10-03 | 1989-04-07 | ||
| JPH0542837Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1993-10-28 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5627072A (en) * | 1979-08-09 | 1981-03-16 | Daihatsu Motor Co Ltd | Controller for glow plug of compression ignition-type internal combustion engine |
-
1977
- 1977-06-21 JP JP7406377A patent/JPS6025629B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60168833U (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-09 | 株式会社 ジヤパントルクス | 小型脱臭機 |
| JPH0542837Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1993-10-28 | ||
| JPS62193738A (ja) * | 1986-02-17 | 1987-08-25 | Dai Showa Seiki Kk | マシニングセンタ |
| JPS6456250U (ja) * | 1987-10-03 | 1989-04-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS548230A (en) | 1979-01-22 |
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