JPS60254001A - カラ−フイルタ− - Google Patents

カラ−フイルタ−

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JPS60254001A
JPS60254001A JP59097210A JP9721084A JPS60254001A JP S60254001 A JPS60254001 A JP S60254001A JP 59097210 A JP59097210 A JP 59097210A JP 9721084 A JP9721084 A JP 9721084A JP S60254001 A JPS60254001 A JP S60254001A
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dye
layer
color filter
pattern
film layer
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Minoru Takaochi
高落 実
Kozo Matsumura
松村 紘三
Takao Sumi
角 孝夫
Kenichi Masaki
正木 健一
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Nissha Printing Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1335Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
    • G02F1/133509Filters, e.g. light shielding masks
    • G02F1/133514Colour filters
    • G02F1/133516Methods for their manufacture, e.g. printing, electro-deposition or photolithography

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、各種表示装置用カラーフィルターに関するも
のであり、更に詳しくは各種表示装置に適用することに
より、カラー表示を可能とするためのカラーフィルター
に関するものである。
〈従来技術とその問題点〉 液晶表示装置用カラーフィルターを代表例として以下説
明する。
液晶表示装置は、電卓、電子時計のディジタル表示用、
計測・計装機器や家電・音響機器のアナログ表示用゛と
して、多く使用されている。
そして最近は各種機器の周辺端末表示、車載表示、電話
機表示、テレビ画像表示用を中心として、この液晶表示
装置のカラー表示化への要望が高まりつつある。この要
望に応えんとして、種々のカラー液晶表示装置が提案さ
れており、このうち一部は既に実用化されつつある。し
かしながら、現在、提案されている液晶表示装置のカラ
ー表示方式は何れもこれを使用する者の要望を充分に満
足させるに至ってはいないものである。
従来、カラー表示をすることができる液晶表示装置に適
用されるカラーフィルターとしては、■透明基板の内面
にゼラチン層を形成し、このゼラチン層を染色してなる
もの、 ■透明基板の内面に染色可能な樹脂層を形成し、この樹
脂層を染色してなるもの、 等がある。
しかしこれらは何れも次のような欠点を有するものであ
る。即ち、 ■のカラーフィルターは、 Fa)耐熱性がない、その為にカラーフィルター上に蒸
着法で透明導電膜を形成する際の加熱によりクランクが
生じたり、又低温で蒸着した場合には透明導電膜の抵抗
値が大きくなったり、光の透過率が低くなったりする欠
点がある。
(b)耐水性がない、その為に水溶液による洗浄が困烈
であり、汚れによる液晶の表示品質の低下という欠点が
ある。
■のカラーフィルターは、 tal耐熱性がない、その為にゼラチン層の場合と同様
にカラーフィルター上に蒸着法で透明導電膜を形成する
際の加熱によりクラックが生したり、又低温で苺着した
場合には透明導電膜の抵抗値が太き(なったり、光の透
過率が低くなったりする欠点がある。更に、樹脂の分解
、着色、溶融等の問題がある。又これらの問題が起こら
ない温度範囲であっても、特定のパターンに染着した染
料が熱によって不必要な部分にまで移行し、混色すると
いう所謂ブリードの欠点がある。
〈本発明の目的〉 本発明の目的とするところは、耐熱、耐水等の性能に優
れ、また鮮明なパターンエツジを有するカラーフィルタ
ーを折供することにある。
〈発明の構成〉 本発明者らは、前記したような種々の欠点に鑑み、前記
欠点を全て解消し得るようなカラーフィルターを得んと
して、鋭意研究、実験の結果、本発明を完成するに至っ
たものである。即ぢ、本発明は、透明基板上に、活性ア
ルミナ又は活性シリカの少なくともIに)、上からなる
活性B’ANが形成され、該活性膜層の微細孔中に染料
が染着されることによって着色又はパターンが形成され
ており、更に該染料が染着されている活性膜層の微細孔
の上部を封孔するためのコート層が形成されていること
を特徴とするカラーフィルターである。
以下本発明のカラーフィルターを図面に基づいて詳細に
説明する。
本発明において用いる透明基板としては、一般に液晶表
示装置に用いられているものでよく、通常はガラス基板
を用いるとよい。
この透明基板上には、活性アルミナ又は活性シリカの少
なくとも1以上からなる活性膜層が形成されている。こ
の活性膜層を形成するには、先ず透明基板の表面にコロ
イド性アルミナ、コロイド性シリカ、又は両者の混合物
を塗布し、乾燥した後、例えば350℃〜850°Cで
10分〜180分間焼成すればよい。このようにして得
た活性膜層は、透明であり且つ多数の微細孔が形成され
ており、これが染着層となる。なお、活性膜層は、その
透明性、表面硬度、染料受容性等を考慮すると1μm〜
10μm、好ましくは2μm〜5μmの層厚のものが望
ましいものである。これは、活性膜層の層厚が厚くなる
と白化して不透明になり易く、又反対に層厚が薄くなる
と染着濃度が得られなくなるためである。
前記活性膜層には、その微細孔中に染料が染着されるこ
とによって着色又はパターンが形成されている。本発明
に用いることのできる染料としては、昇華性染料又は/
及び熱溶融蒸気化する染料等がある。具体的には、カヤ
セット系列(日本1薬社製)、オイルカラー系列(オリ
エント化学社製)、オレオゾール系列(住友化学社製)
、等がある。
前記染料を用いて染着するには、前記染料を含有するイ
ンキを用いて前記染料が微細孔中に熱移行するような温
度、これは染料の種類によって異なるものであるが、例
えば100℃〜250℃において数秒〜60分間加熱す
ればよい。
なお、前記染料を活性膜層上に形成するための手段とし
ては、例えば、 (1)メタルマスク法、 (2)凹版昇華法、 (3)昇華転写法、 (4)前記活性膜層をパターン状に形成し、その後染色
する方法、 (5)必要部分のみ加熱染色する方法、(6)ディッピ
ング法、 (7)スプレー法、 (8)直接印刷法、 (9)塗布法、 (10)手描き法、 (11)防染法、 (12)脱色法、 等があるが、この中でも 全面均一着色の場合は、(6)・、(7)、(9)、パ
ターン状に着色する場合は、(1)、(2)、(3)、
(5)、等が好適である。
染料が染着されるパターンとしては、その用途に応じて
適宜設計するとよいが、本発明に係るカラーフィルター
は、ドツトパターンのような形状であっても容易に形成
することができる。この場合、染料が染着されることに
よって形成されるパターンは、2以上の色からなるツメ
ターンであり且つその各色のパターンがそれぞれ各色の
パターンに対応する透明導電膜パターンと正確に位置が
一致して形成されているものである。
前記染料が染着されている活性膜層の微細孔の上部には
、この微細孔を封孔するためのコート層が形成されてい
る。このコート層は、アクリル、メラミン、エポキシ、
シリコン系高分子、ポリイミド等の硬質で透明性の良い
樹脂を7i11記活性膜層の微細孔上に塗布した後、樹
脂が硬イビするような温度で加熱することにより得られ
る。この他、珪酸ソーダ、リチウムシリケート等の無機
材料、リンタングステン酸、リンモリブデン酸、タンニ
ン−酸等薬品の塗布、加熱によっても得られる。このコ
ート層を設けるのは、活性膜層の微細孔中に捕捉された
染料分子が再び気化してしまわないようにするためと不
必要な物質による汚染を防ぐためのものである。
なお、このコート層を形成するに際して、本発明によっ
て得られるカラーフィルターを後工程にて所望のパター
ンを呈する透明導電膜で覆う場合、該コート層を透明導
電膜を構成する物質と密着性に優れた物質を用いて形成
することができ、これはカラーフィルターと透明導電膜
との密着性の向上に大きく寄与し、極めて好適なもので
ある。
本発明に係る液晶表示用カラーフィルターは以上のよう
な構成からなるものであり、使用に当たっては、適宜透
明導電膜をカラーフィルター上に設け、更に必要に応じ
て配向膜を設け、それと対応する透明基板との間に液晶
を封入し、更にこれを2枚の偏光板で挟んだ構造にする
とよい。ただし、この構造は液晶表示装置の一例であっ
て、この構造に限定されるものではない。
以下、実施例について説明する。
〈実施例〉 アルカリ洗浄した透明ガラス板の片面に、アルミナゾル
−200(日産化学社製)をスプレーコートし、70°
Cで5分間乾燥した後、550℃で45分間焼成し、こ
のようにすることによってガラス板上に約2μmの層厚
を有する活性膜層を得た。
一方、下記の配合成分からなるものを3本のロールミル
にて練肉混合し、3種類のスクリーンインキを得た。
■赤色インキ エチルセルロースN−7(パーキュレス社jJJ)15
部(重量部) エチルセルロースN−22(バーキュレス社製)5部 ミケトンポリエステルスカーレットRC5(三井東圧社
製) 8部 ブチルセルソルブ 22部 ブチルセルソルブアセテート 20部 ツルペッツ150 30部 ■緑色インキ エチルセルロースN−7(バーキュレス社製)15部 エチルセルロースN−22(パーキュレス社fa )5
部 ミケトンポリエステルイエロー4G (三井東圧社製) 6部 ミケトンポリエステルブリリアントブルーBG(三井東
圧社製) 4部 ブチルセルソルブ 20部 ブチルセルソルブアセテート20部 ツルペッツ150 30部 ■青色インキ エチルセルロースN−7(バーキュレス社製)15部 エチルセルロースN−22(バーキュレス社製)5部 ミケトンポリエステルブルー3R5F 10部ブチルセ
ルソルブ 20部 ブチルセルソルブアセテート 20部 ツルペッツ150 30部 上記スクリーンインキを用い、それぞれ紙上にスクリー
ン印刷を施し、赤、緑、−青の転写紙を得た。
また、一方、所定のドツトパターンを有するメタルマス
クを3枚、製造した。
次に前記方法にて製造したガラス板を180℃に予熱し
、青色インキ用のメタルマスクをガラス板上の所定の位
置に載置し、更にその上に青色インキにて印刷された転
写紙をその印刷面がメタルマスクと接するように載置し
、硬度50度で240℃に加熱されたシリコンゴムで1
分間加熱加圧した。
しかる後、転写紙及びメタルマスクを除去すると、メタ
ルマスクの抜けた部分の青色のドツトパターンが転写さ
れた。
次に前記工程にて青色のドツトパターンが形成されたガ
ラス板上の所定の位置に、緑インキ用のメタルマスクを
載置し、更にその上に緑色インキにて印刷された転写紙
を載置し、前記方法と同様にして230℃で40秒間加
熱加圧し、緑色のドツトパターンを転写し、青色と緑色
のドツトパターンが形成されたガラス板を得た。
次に赤インキ用のメタルマスクと赤色インキにて印刷さ
れた転写紙とを用い、前記工程と同様にして210℃で
30秒間加熱加圧することにより赤色のドツトパターン
を転写した。
この3原色のドツトパターンが転写されたガラス板上に
、下記の組成からなるコート剤をコーティングして18
0℃で15分間乾熱処理を行った。
このようにすることによって、3原色のドツトパターン
が形成されたカラーフィルターを得た。
〈発明の効果〉 本発明に係るカラーフィルターは、以上のような構成か
らなるものであるから次のような効果を有するものであ
る。即ち、透明基板上に活性アルミナ或いは活性シリカ
からなる活性膜層が形成されたものを用いるものである
から、従来のカラーフィルターと比較して耐熱性、耐水
性等の性質に極めて優れ、その他、耐薬品性、耐溶剤性
等にも優れたものである。また、着色又はバクーンを形
成するための染料は、前記活性膜層の各々独立した微細
孔中に染着されるものであるから、ブリード等の問題が
なく、そのため着色するには比較的高温で長時間を要す
る染料も使用することができるものである。更にパター
ン化の方法も簡便な手段を採ることができるものである
依って、本発明は、産業上利用価値の極めて大きいもの
である。
手続補正書(自発) 昭和60年7月牛日 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和′59年特許願第97210号 2、発明の名称 カラーフィルター 3、補正をする者゛ 事件との関係 特許出願人 (1)願書の「発明の名称」の欄 5、補正の内容 (11願書 別紙のとおり補正致しまず。
(2)明細書 別紙の通り全文補正致します。
訂正明細書 1、発明の名称 カラーフィルターの製造方法 2、特許請求の範囲 (1)透明基板上に活性アルミナ又は活性シリカの少な
くとも1以上からなる活性膜層を形成し、次いで必要な
色数に応じて次の諸工程を繰り返し行い、最後に前記活
性膜層の微細孔の上部を封孔するためのコート層を設け
ることを特徴とするカラーフィルターの製造方法。
■所定のパターンを有するメタルマスクを前記活性膜層
上に載置する工程 ■昇華性染料又は/及び熱溶融蒸気化する染料を含むイ
ンキ層を有する転写紙を前記メタルマスク上に載置する
工程 ■加熱により前記インキ層中の昇華性染料又は/及び熱
溶融蒸気化する染料を前記活性膜層に熱移・行させる工
程 ■転写紙のベースシート及びメタルマスクを除去する工
程 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種表示装置用カラーフィルターの製造方法
に関するものであり、更に詳しくは各種表示装置に適用
することにより、カラー表示を可能とするためのカラー
フィルターの製造方法に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
表示装置用カラーフィルターは種々のものがあるが、液
晶表示装置用カラーフィルターを代表例として以下説明
する。
液晶表示装置は、電卓・電子時計のディジタル表示用、
計測・計装機器や家電・音響機器のアナログ表示用とし
て、多く使用されている。
そして、最近は各種機器の周辺端末表示、車載表示、電
話機表示、テレビ画像表示用を中心として、この液晶表
示装置のカラー表示化への要望が高まりつつある。この
要望に応えんとして、種々のカラー液晶表示装置が提案
されており、この内一部は既に実用化されつつある。し
かしながら、現在、提案されている液晶表示装置のカラ
ー表示方式は何れもこれを使用する者の要望を充分に満
足させるに至っていないものである。
従来、カラー表示をすることができる液晶表示装置に適
用されるカラーフィルターの製造方法としては、次のゼ
ラチン膜法が最も一般的である。
この方法を詳述すれば、透明基板の内面にゼラチン層を
形成し、その上にパターン形成フィルムを重ね、次いで
露光することによって必要な部分のゼラチン層を硬化さ
せ、その後洗浄・乾燥させる。
次いで、硬化したゼラチン層を染色した後オーバコート
層を形成することによってカラーフィルターを得る方法
である。し7かし、この方法によれば次のような欠点が
ある。即ち、製造工程が多く、特に多色にする場合には
前記工程を繰り返し行わなければならず、製造工程が著
しく多くなる。そして、それらの工程を自動化すること
も困難であり、生産コストが高くなる。
〔本発明の目的〕
本発明の目的は、高精度なパターンを有し、且つ、優れ
た物性を有するカラーフィルターを生産性よく製造する
方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明者らは、前記したような従来法の欠点に鑑み、前
記欠点を解消し得るようなカラーフィルターの製造方法
を確立せんとして、鋭意研究、実験の結果、本発明を完
成するに至ったのである。
即ち、本発明は、透明基板上に活性アルミナ又は活性シ
リカの少なくとも1以上からなる活性膜層を形成し、次
いで必要な色数に応じて次の諸工程を繰り返し行い、最
後に前記活性膜層の微細孔の上部を封孔するためのコー
ト層を設けることを特徴とするカラーフィルターの製造
方法。
■所定のパターンを有するメタルマスクを前記活性膜層
上に載置する工程 ■昇華性染料又は/及び熱溶融蒸気化する染料を含むイ
ンキ層を有する転写紙を前記メタルマスク上に載置する
工程 ■加熱により前記インキ層中の昇華性染料又は/及び熱
溶融蒸気化する染料を前記活性膜層に熱移行させる工程 ■転写紙のベースシート及びメタルマスクを除去する工
程 以下、本発明の構成を詳細に説明する。
本発明において用いる透明基板としては、一般に液晶表
示装置に用いられるものでよく、通常はガラス基板を用
いるとよい。
この透明基板上には、活性アルミナ又は活性シリカの少
なくとも1以上からなる活性膜層が形成されている。こ
の活性膜層を形成するには、先ず透明基板の表面にコロ
イド性アルミナ、コロイド性シリカ、又は両者の混合物
を塗布し、乾燥した後、例えば350℃〜850℃で1
0分〜180分間焼成すればよい。このようにして得た
活性膜層は、透明であり且つ多数の微細孔が形成されて
おり、これが染着層となる。なお、活性膜層は、その透
明性、表面硬度、染料受容性等を考慮すると1μm〜1
0μm、好ましくは2μm〜5μmの層厚のものが望ま
しいものである。これは、活性膜層の層厚が厚くなると
白化して不透明となり易く、又反対に層厚が薄(なると
染着濃度が得られなくなるためである。
前記したところにより透明基板上に活性膜層を形成した
後、必要な色数に応じて次の諸工程を繰り返し行う。
第一の工程は、所定のパターンを有するメタルマスクを
前記活性膜層上に載置する工程である。
前記パターンは、その用途に応じて適宜設計するとよい
が、本発明に係るカラーフィルターは、ドツトパターン
のような形状であってもよい。
第二の工程は、昇華性染料又は/及び熱溶融蒸気化する
染料を含むインキ層を有する転写紙を、前記メタルマス
ク上に載置する工程である。本発明に用いることができ
る染料としては、昇華性染料又は/及び熱溶融蒸気化す
る染料等であり、具体的には、カヤセット系列(日本1
薬社製)、オイルカラー系列(オリエント化学社製)、
オレオゾール系列(住人化学社製)等がある。
第三の工程は、加熱により前記インキ層中の昇華性染料
又は/及び熱溶融蒸気化する染料を前記活性膜層に熱移
行させる工程である。加熱の条件としては、前記染料を
含有するインキを用いて前記染料が微細孔中に熱移行す
るような温度で行う。
これは染料の種類によって異なるものであるが、例えば
100℃〜250℃において数秒〜60分間加熱すれば
よい。
第四の工程は、転写紙のベースシート及びメタルマスク
を除去する工程である。
前記諸工程を経ることによって、前記活性膜の微細孔中
にパターンを形成することができる。このパターンがド
ツトパターンであっても容易に形成することができる。
この場合、染料が染着されることによって形成されるパ
ターンは、2以上の色からなるパターンであり且つその
各色のパターンがそれぞれ各色のパターンに対応する透
明導電膜パターンと正確に位置が一致して形成されてい
るものである。
コート層を形成する為には、アクリル、メラミン、エポ
キシ、シリコン系高分子、ポリイミド等の硬質で透明性
の良い樹脂を前記活性膜層の微細孔上に塗布した後、樹
脂が硬化するような温度で加熱する。この他、珪酸ソー
ダ、リチウムシリケート等の無機材料の塗布、加熱によ
って形成することもできる。このようにして得られたコ
ート層は、活性膜層の微細孔中に捕捉された染料分子が
再び気化してしまわないようにするためと、不必要な物
質による汚染を防ぐのに役立つものである。
尚、このコート層を形成するに際して、本発明によって
得られるカラーフィルターを後工程にて所望のパターン
を呈する透明導電膜で覆う場合、該コート層を透明導電
膜を構成する物質と密着性に優れた物質を用いて形成す
ることができ、これはカラーフィルターと透明電極との
密着性の向上に大きく寄与し、極めて好適なものである
本発明方法によって得たカラーフィルターは、次のよう
にして使用される。カラーフィルター上に適宜透明導電
膜を設け、それと対応する透明基板との間に液晶を封入
し、更にこれを2枚の偏光板で挟んだ構造にするとよい
。ただし、この構造は液晶表示装置の一例であって、こ
の構造に限定されるものではない。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例について説明する。
実施例1 アルカリ洗浄した透明ガラス板の片面に、アルミナゾル
−200(日量化学社製)をスプレーコートし、70℃
で5分間乾燥した後、550 ’cで45分間焼成し、
このようにすることによってカラス板上に約2μmの層
厚を有する活性膜層を得た。
一方、下記の配合成分からなるものを3本のロールミル
にて練肉混合し、3種類のスクリーンインキを得た。
■赤色インキ エチルセルロースN−7(バーキュレス社製)15部(
重量部) エチルセルロースN−22(バーキュレス社製)5部 ミケトンポリエステルスカーレットRC3(三井、東圧
社製)8部 ブチルセルソルブ 22部 ブチルセルソルブアセテート 20部 ソルヘソク150 30部 ■緑色インキ エチルセルロースN−7(バーキュレス社製)15部(
重量部) エチルセルロースN−22(バーキュレス社製)5部 ミケトンポリエステルイエロー4G (三井東圧社製)6部 ミケトンポリエステルブリリアントブルーBG(三井東
圧社製)4部 ブチルセルソルブ 20部 ブチルセルソルブアセテート 20部 ソルヘノソ150 30部 ■青色インキ エチルセルロースN−7(ハ=キュレス社製)15部(
重量部) エチルセルロースN−22(バーキュレス社製)5部 ミグトンポリエステルブルー3R3F 10部 ブチルセルソルブ 20部 ブチルセルソルブアセテート 20部 ツルペッツ150 30部 上記スクリーンインキを用い、それぞれ紙上にスクリー
ン印刷を施し、赤、緑、青の転写紙を得た。
また、一方、所定のドツトパターンを有するメタルマス
クを3枚製造した。
次に、前記方法にて製造したガラス板を1’80℃に予
熱し、青色インキ用のメタルマスクをガラス板上の所定
の位置に載置し、その上に青色インキにて印刷された転
写紙をその印刷面がメタルマスクと接するように載置し
、硬度50度で240℃に加熱されたシリコンゴムで1
分間加熱加圧した。
しかる後、転写紙及びメタルマスクを除去すると、メタ
ルマスクの抜けた部分の青゛色のドツトパターンが転写
された。
次に、前記工程にて青色のドツトパターンが形成れたガ
ラス板上の所定の位置に、緑色インキ用メタルマスクを
載置し、更に、その上に緑色インキにて印刷された転写
紙を載置し、前記方法と同様にして230℃、40秒間
加熱加圧し、緑色のドツトパターンを転写し、青色と緑
色のドツトパターンが形成されたガラス板を得た。
次に、赤インキ用のメタルマスクと赤色インキにて印刷
された転写紙とを用い、前記工程と同様にして210℃
、30秒間加熱加圧することにより赤色のドツトパター
ンを転写した。
この三原色のドツトパターンが転写されたガラス板上に
、下記の組成からなるコート剤をコーティングして18
0℃で15分間乾熱処理を行った。
このようにすることによって、三原色のドツトパターン
が形成されたカラーフィルターを得た。
〔発明の効果〕
本発明に係るカラーフィルターの製造方法は、以上の構
成よりなるから、次のような効果を得ることができる。
即ち、本発明方法によって得られるカラーフィルターは
、活性アルミナ或いは活性シリカア・らなる活性膜層に
染料が染着されているので、耐熱性や耐候性等の物性が
優れており、また形成されたパターンは高精度である。
しかも、本発明方法は、前記活性膜層に何色でも染着す
ることができるので、従来のゼラチン膜法に比べて極め
て少ない工程で多色のカラーフィルターを生産性よく製
造することができるのである。
特許出願人 日本写真印刷株式会社 手続補正書(自発) 2 昭和60年8月忰日 1、事件の表示 昭和59年特許願第97210号 2、発明の名称 カラーフィルターの製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、補正の対象 明細書仝大 5、補正の内容 別紙のとおり 訂正明細書 1、発明の名称 カラーフィルターの製造方法 2、特許請求の範囲 (1)透明基板上に活性アルミナ又は活性シリカの少な
くとも1以上からなる活性膜層を形成し、次いで必要な
色数に応じて次の諸工程を繰り返し行い、最後に前記活
性膜層の微細孔の上部を封孔するためのオーバーコート
層を設けることを特徴とするカラーフィルターの製造方
法。
■所定のパターンを有するメタルマスクを前記活性膜層
上に載置する工程 ■昇華性染料又は/及び熱溶融蒸気化する染料を含むイ
ンキ層を有する転写シートを前記メタルマスク上に載置
する工程 ■加熱により前記インキ層中の昇華性染料又は/及び熱
溶融蒸気化する染料を前記活性膜層の微細几主に熱移行
させる工程 ■転写シート及びメタルマスクを除去する工程3、発明
の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種表示装置用カラーフィルターの製造方法
に関するものであり、更に詳しくは各種表示装置に適用
することにより、カラー表示を可能とするためのカラー
フィルターの製造方法に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
表示装置用カラーフィルタ〜は種々のものがあるが、液
晶表示装置用カラーフィルターを代表例として以下説明
する。
液晶表示装置は、電卓・電子時計のディジクル表示用、
計測・計装機器や家電・音響機器のアナログ表示用とし
て、多く使用されている。
そして、最近は各種機器の周辺端末表示、車載表示、電
話機表示、テレビ画像表示等の用途を中心として、この
液晶表示装置のカラー表示化への要望が高まりつつある
。この要望に応えんとして、種々のカラー液晶表示装置
が提案されており、この内一部は既に実用化されつつあ
る。しかしながら、現在、提案されている液晶表示装置
のカラー表示方式は何れもこれを使用する者の要望を充
分に満足させるには至っていないものである。
従来、カラー表示をすることができる液晶表示装置に適
用されるカラーフィルターの製造方法としては、次のゼ
ラチン膜法が最も一般的である。
この方法を詳述すれば、次の通りである。透明^(板の
内面にゼラチン層を形成し、その上にパターン形成フィ
ルムを重ね、次いで露光することによって必要な部分の
ゼラチン層を硬化させ、その後洗浄・乾燥さゼ、次いで
、硬化したゼラチン層を染色した後オーバーコート層を
形成することによってカラーフィルターを得る方法であ
る。しかし、この方法によれば次のような欠点がある。
即ら、製造工程が多く、特に多色にする場合には前記工
程を繰り返し行わなければならず、色による被膜のバラ
ツキや色間の段差を生じたり、製造工程が著しく多くな
る。そして、これらの工程を自動化することも困難であ
り、生産コストが高くなる等の欠点がある。
c本発明の目的〕 本発明の目的は、高精度なパターンを有し、平滑性に優
れた表面を有し、且つ、優れた物性を有するカラーフィ
ルターを生産性よく製造する方法を提供するごとにある
〔発明の構成〕
本発明者らは、前記したような従来法の欠点に鑑み、前
記欠点を解消し得るようなカラーフィルターの製造方法
を確立せんとして、鋭意研究、実験の結果、本発明を完
成するに至ったのである。
即ち、本発明は、透明基板上に活性アルミナ又は活性シ
リカの少なくとも1以上からなる活性膜層を形成し、次
いで必要な色数に応じて次の諸工程■所定のパタ ンを
有するメタルマスクを前記活性膜層」二に載置する工程 ■昇華性染料又は/及びヤ9容融蒸気化する染料を含む
インキ層を有する転写シートを前記メタルマスク」二に
載置する工程 ■加熱により前記インキ層中の昇華性染料又は/及び熱
溶融蒸気化する染料を前記活性膜層の微細孔中に熱移行
させる工程 ■転写シート及びメタルマスクを除去する工程を繰り返
し行い、最後に前記活性膜層の微細孔の」一部を封孔す
るためのオ−ハ−コ−1・層を設けることを特徴とする
カラーフィルターの製造方法である。
以下、本発明の構成を詳細に説明する。
本発明において用いる透明基板としては、一般に液晶表
示装置に用いられるものでよく、通常はガラス基板を用
いるとよい。
この透明基板上には、活性アルミナ又は活性シリカの少
なくとも1以上からなる活性膜層が形成されている。こ
の活性膜層を形成するには、先ず透明基板の表面にコロ
イド性アルミナ、コロイド性シリカ、又は両者の混合物
を塗布し、乾燥した後、例えば350°C〜850℃で
10分〜180分間焼成すればよい。このようにして得
た活性膜層は、透明であり且つ多数の微細孔が形成され
ており、これが染着層となる。なお、活性膜層は、その
透明性、表面硬度、染料受容性等を考慮すると0.5μ
m〜10μm、好ましくは1.5μm〜5μmの層厚の
ものが望ましいものである。これは、活性膜層の層厚か
厚くなると白化して不透明となり易く、また反対Qこ層
;〃が薄くなると染料受容性が減少し染着深度が得られ
なくなるためである。
前記したとこ7)lこより、透明基板上に活性膜層を形
成した後、姑要な色数に応じて次の諸工程を繰り返し行
う。
第一の工程は、所定のパターンを有するメタルマスクを
前記活性膜層上に載置する工程である。
前記パターンは、その用途に応じて適宜設計するとよい
が、本発明に係るカラーフィルターは、ドツトパターン
のような形状であってもよい。
第二の工程は、昇華性染料又は/及び熱溶融蒸気化する
染料を含むインキ層を有する転写シートを、前記メタル
マスク上に載置する工程である。
前記転写シートは、耐熱性を有する高分子材料のフィル
ム等からなるヘ−スジートと、染料とバインダー等によ
るインキ層より構成される。本発明に用いることができ
る染料としては、昇華性染料又は/及び熱溶融蒸気化す
る染料等であり、具体的には、分散染料、金属を蒼まな
い油溶性染料。
カチオン染料等がある。
第三の工程は、加熱により前記インキ層中の昇華性染料
又は/及び熱溶融蒸気化する染料を前記活性膜層に熱移
行させる工程である。加熱の条件としては、前記染料を
含有するインキを用いて、染料が微細孔中に熱移行する
ような温度で行う。
これは染料の種類によって異なるものであるが、例えば
100°C〜250℃において数秒〜60分間加熱すれ
ばよい。
第四の工程は、転写シルト及びメタルマスクを除去する
工程である。
前記諸工程を経ることによって、前記活性膜層の微細孔
中に染料が染着、してパターンを形成することができる
。このパターンがドツトパターンであっても容易に形成
することができる。この場合、染料が染着されることに
よって形成されるパターンは、2以上の色からなるパタ
ーンであり且つその各色のパターンがそれぞれ各色のパ
ターンに対応する透明導電膜パターンと正確に位置が一
致して形成されているものである。
前記第一の工程〜第四の工程は、必要な色数に応じて複
数回繰り返し行われる。
最後の工程は、染色された活性膜層の微細孔の上部にオ
ーバーコート層を設ける工程である。このオーバーコー
ト層を形成する為には、アクリル、メラミン、エポキシ
、シリコン系高分子、ポリイミド等の硬質で透明性の良
い樹脂を前記活性膜層の微細孔上に塗布した後、樹脂が
硬化するような温度で加熱する。この他、珪酸ソーダ、
リチウムシリケート等の無機材料の塗布、加熱によって
形成することもできる。このようにして得られたオーバ
ーコート層は、活性膜層の微細孔中に捕捉された染料分
子の再気化を防ぎ、不必要な物質による汚染を防ぎ、し
かも表面の平滑性を向上させることに役立つものである
。尚、このオーバーコート層を形成するに際して、本発
明によって得られるカラー)イルターを後工程にて透明
導電膜で覆う場合、前記オーバーコート層を透明導電膜
を構成する物質と密着性に優れた物質を用いて形成する
ことができ、これはカラーフィルターと透明電極との密
着性の向上に大きく寄与し、極めて好適なものである。
前記透明導電■りは、オーバーコート層上に部分的或い
は全面的に形成される。
本発明方法によって得たカラーフィルターは、次のよう
にして使用される。カラーフィルター上に適宜透明導電
膜を設け、それと対応する基板との間に液晶を封入し、
更にこれを1枚以上の偏光板で挟んだ構造にするとよい
。ただし、この構造は液晶表示装置の一例であって、こ
の構造に限定されるものではない。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例について説明する。
実施例1 アルカリ洗浄した透明ガラス板の片面に、アルミナゾル
−200(日量化学社製)をスプレーコードン、70℃
で5分間乾燥した後、550℃で45分間焼成し、この
ようにすることによってガラス板上に約2μmの層厚を
有する活性膜層を得た。
一方、下記の配合成分からなるものを3本のロールミル
にて練肉混合し、3種類のスクリーン印刷ギを得た。
■赤色インキ エチルセルロースN−7(バーキュレス社製)15部(
重量部) エチルセルロースN−22(パーキュレス社W)5部 ミケトンボリコニステルスカーレノトRC3(三井東圧
社製)8部 ブチルセルソルブ 22部 ブチルセルソルブアセテート 20部 ツルベック150 30部 ■緑色インキ エチルセルロースN−7(バーキュレス社製)15部(
重量部) :1−チルセルl−1−スN−22(バーキュレス社製
)5部 ミケトンポリエステルイエロー4G (三井東圧社製)6部 ミケトンポリエステルブリリアントブル−T2C(三井
東圧社製)4部 ブチルセルソルブ 20部 ブチルセルソルブアセテート 20部 ツルベック150 30部 ■青色インキ エチルセルロースN−7(バー4−ユレス社製)15部
(重量部) エチルセルロースN−22(バーキュレス社製)5部 ミグ1−ンポリエステルブルー3R3F10部 ブチルセルソルブ 20部 ブチルセルソルブアセテ−1・ 20部ツルベック15
0 30部 上記スクリーンインキを用い、それぞれシート上にスク
リーン印刷を施し、赤、緑、青の転写シートを得た。
また、一方、所定のドツトバク、−ンを有するメタルマ
スクを3枚製造した。
次に、+iii記方?J=にて製造したガラス板を18
0°Cに予熱し、青色インキ用のメタルマスクをガラス
板上の所定の位置に載置し、その上に青色インキに°ζ
印刷された転写シートをその印刷面がメタルマスクと接
するように載置し゛、JIS硬度50て200℃に加熱
されたシリコンゴムで1分間加熱力11圧した。
しかる後、転写シート及びメタルマスクを除去す/:、
Iと、メタルマスクの抜けた部分の青色のド・ノトパタ
ーンカくΦ云写された。
次に、前記工程にて青色のトノ1〜パターンが形成され
たガラス板−Lの所定の位置に、緑色インキ用メタルマ
スクを載置し、更に、その上に緑色インキにて印刷され
た転写シートを載置し、前記方法と同様にして180°
C140秒間加熱加圧し、緑色のドツトパターンを転写
し、青色と緑色のドツトパターンが形成されたガラス板
を得た。
次に、赤インキ用のメタルマスクと赤色インキにて印刷
された転写シートとを用い、前記工程と同様にして16
0℃、30秒間加熱加圧することにより赤色のド・7ト
パターンを転写した。
この三原色のト・7トパターンが転写されたガラス板上
に、下記の組成からなるオーバーコート剤メラミン樹脂
 5部 アクリル樹脂 10部 水 85部 をコーティングして、180°Cで15分間乾熱処理を
行った。
このようにすることによって、三原色のドツトパターン
が形成されたカラーフィルターを得た。
〔発明の効果〕
本発明に係るカラーフィルターの製造方法は、以上の構
成よりなるから、次のような効果を得ることができる。
即ち、本発明方法によって得られるカラーフィルターは
、活性アルミナ或いは活性シリカからなる活性膜層に染
料が染着されているので、耐熱性や耐候、性等の物理が
優れており、また形成されたパターンは高精度であり、
更に得られたカラーフィルター表面は平滑性に優れてい
る。
しかも、本発明方法は、前記活性膜層に何色でも染着す
ることができるので、従来のゼラチン■り法に仕・\て
極めて少ない工程で多色のカラーフィルターを生産性よ
く製造することができるのである。
特許出願人 日本写真印刷株式会社

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明基板上に、活性アルミナ又は活性シリカの少
    なくとも1以上からなる活性膜層が形成され、該活性1
    191iJの微細孔中に染料が染着されることによって
    着色又はパターンが形成されており、更に該染料が染着
    されている活性膜層の微細孔の上部を封孔するためのコ
    ートmが形成されていることを特徴とするカラーフィル
    ター。
  2. (2)活性膜層の層厚が、1μm〜10μmであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラーフィル
    ター。
  3. (3)活性膜層の微細孔中の染料が、昇華性染料又は/
    ・及び熱溶融蒸気化する染料であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の力゛ラーフィルター。
  4. (4)染*」が染着されることによって形成されるパタ
    ーンが、2以北の色からなるパターンであり且つその各
    色のパターンがそれぞれ各色のパターンに対応する透明
    導電膜パターンと正確に位置が一致して形成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラーフ
    ィルター。
  5. (5)コート層が、透明導電膜を構成する物質と密着性
    に優れた樹脂を用いて形成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のカラーフィルター。
  6. (6)コート層が、所望のパターンを呈する透明導電膜
    で覆われていることを特徴とする特許請求の範囲第5項
    記載のカラーフィルター。
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