JPS6025146Y2 - トランジスタ発振回路 - Google Patents

トランジスタ発振回路

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Publication number
JPS6025146Y2
JPS6025146Y2 JP5548878U JP5548878U JPS6025146Y2 JP S6025146 Y2 JPS6025146 Y2 JP S6025146Y2 JP 5548878 U JP5548878 U JP 5548878U JP 5548878 U JP5548878 U JP 5548878U JP S6025146 Y2 JPS6025146 Y2 JP S6025146Y2
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JP
Japan
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transistor
circuit
oscillation circuit
power supply
oscillation
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Expired
Application number
JP5548878U
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JPS54158548U (ja
Inventor
順治 鈴木
謙造 田辺
昌志 菅野
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電源電圧が一定であることをあまり期待する
ことができないポータプルラジオ受信機等の局部発振器
として適したトランジスタ発振回路に関するものであり
、発振回路部の電源電圧の変化による発振周波数の変化
を極力少なくすることを目的とするものである。
第1図に従来のトランジスタ発振回路の一例を示す。
図中、1は電源端子、2はアース端子であり、抵抗4.
5.6は発振用トランジスタ3のバイアス抵抗、コイル
7及びコンデンサ8は発振周波数をほぼ定めるためのに
共振回路、コンデンサ10.11は発振帰還用コンデン
サ、コンデンサ9は結合用コンデンサである。
ここでは、コルピッツ型発振回路が形成されている。
第1図において、電源端子1に加えられた電圧が変化す
ると、トランジスタ3の動作点が大きく変化することに
より、このトランジスタ3の諸パラメータが大きく変化
し、この発振器の発振周波数が変化することとは知られ
ており、電池動作のFMポータプルラジオ受信機の局部
発振信号−として使用したときの1つの欠点とされてい
た。
この欠点を解消する段としては、たとえば、電源電圧が
変化してもトランジスタ3の動作点が変化しないように
するため、電源端子1と上記発振回路部との間に直、列
制御型の安定化電源を挿入することが考えられるが、電
源電圧の利用効率が低下し、回路も複雑になるなどの問
題点がある。
本考案は、これらの問題点を解消するため、直流安定化
電源用素子として使用するトランジスタを、発振回路用
として兼用することを提案するものである。
第2図は本考案に使用する安定化定電流電源の回路図で
あり、12は電源端子、13はアース端子、14.15
はカレントミラー動作をさせるPNPトランジスタ、1
7.18は直列接続されたダイオード、16はNPN
トランジスタ、19はトランジスタ16のエミッタ抵抗
、20は必ず定電流回路状態とするため起動抵抗である
第2図において、トランジスタ、ダイオード素子は通常
のシリコン接合素子とすれば、トランジスタ16のエミ
ッタ電流は順方向にバイアスされたダイオード18の電
圧降下(約0.7V)を抵抗19で除した値にほぼ等し
くなり、このエミッタ電流はコレクタを介してカレント
ミラ一月PNPトランジスタ15に与えられる。
トランジスタ14.15の特性が等しいものとすれば、
上記トランジスタ14のコレクタ電流はカレントミラー
の動作により、トランジスタ16のエミッタ電流と等し
くなり、このトランジスタ14のコレクタ電流のダイオ
ード17.18に供給される。
この場合、電源端子12の電圧が変動しても、ダイオー
ド18の動作抵抗が低いため、したがって、ダイオード
18の電圧降下はあまり変化せス、トランジスタ16の
エミッタ電流は、電源電圧変化に対して安定化される。
本考案は第2図に示すトランジスタ16を発振用トラン
ジスタとして兼用することを特徴とするものであり、第
3図は1その一実施例である。
第3図において、第2図と同一の番号を付している素子
は第2図と同一の素子に示すものであり、7′〜11′
に示す 子は第1図に示す7〜11と対応するものであ
る。
第3図と第1図、第2図に対応する同一付番の各素子は
同一動作をするのであり、第3図に示すトランジスタ1
6はコルピッツ型発振器の発振用トランジスタとして動
作することが分かる。
第3図に示す抵抗21はトランジスタ16のベース端イ
ンピーダンスを高くするためのものであり、第2図に示
す定電流動作を大きく乱すものではない。
したがって、第3 のトランジスタ16は電源変動に対
して定電流化されており、トランジスタ16の電流動作
点が電源電圧変化に対する変化量が少ないため、第3図
に示す発振回路の発振周波数は電源電圧変動に対して第
1図の発振回路より安定化されることが期待できる。
また、第3図に示すダイオード18は、たとえば、他の
回路部に対して、カレントミラー用ダイオードとして利
用することができる。
以上、詳述したように本考案によれば簡単な回路構成で
電源電圧変化に対してその発振周波数を安定化でき、し
かも、かなり低電圧でも動作させることができるため、
ポータプルラジオ受信機用局部発振回路部などに対して
有用であるなど、その実用的効果は大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトランジスタ発振回路の回路結線図、第
2図は本考案に使用する安定化電流源の回路結線図、第
3図は本考案の一実施例を示すトランジスタ発振回路の
回路結線図である。 14.15・・・・・・カレントミラー用トランジスタ
、16・・・・・・直流安定化電源用兼用発振用トラン
ジスタ、21・・・・・・トランジスタ16のベース端
インピーダンスを高くするための抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1のPNPトランジスタのベースとダイオード接続し
    た第2のPNP )ランジスタのベースを接続し、上記
    第1、第2のPNPトランジスタのエミッタを共通にし
    て直流電源に接続したカレントミラー回路、エミッタを
    抵抗を介してアースに接続し、コレクタを上記第2のP
    NP )ランジスタのコレクタに接続したNPNトラン
    ジスタ、カソード端子がアースに、アノード端子が上記
    第1のPNPトランジスタ1のコレクタに接続されてい
    るところの、順方向に接続されたダイオード列、および
    上記直列接続されたダイオード列の任意の接続点と上記
    NPNトランジスタのベース間に接続された抵抗を有す
    る安定化定電流回路を備え、上記NPNトランジスタを
    上記定電流回路用トランジスタとして使用するとともに
    、発振回路用トランジスタとして使用したことを特徴と
    するトランジスタ発振回路。
JP5548878U 1978-04-25 1978-04-25 トランジスタ発振回路 Expired JPS6025146Y2 (ja)

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JPS54158548U JPS54158548U (ja) 1979-11-05
JPS6025146Y2 true JPS6025146Y2 (ja) 1985-07-29

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