JPS60249702A

JPS60249702A - 増圧シリンダ−

Info

Publication number: JPS60249702A
Application number: JP10722884A
Authority: JP
Inventors: Masabumi Isobe; 磯部　正文
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-05-25
Filing date: 1984-05-25
Publication date: 1985-12-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、打抜プレス、カシメ作業等の所用のときに大
出力を出し、其の他の場合はスピードが要求される油圧
シリンダーにオイルを供給する圧力原としての増圧シリ
ンダーに関するもので、比較的簡単な構造を持ち、小形
にまとめられ、上記の要求を満足させ、且シリンダース
トローク中の任意の場所で自動的に所用の高出力を出さ
せることを特徴とした増圧シリンダーであり、これまで
の類似の増圧シリンダー装置に見られる様に。

シリンダーストロークの最終工程に於いてのみ高圧力を
出すため、作業工程の途中に於いてシリンダーの高出力
を出す位置を調整すること、或は被加工物の位置を調整
してシリンダーの高出力を出す位置に合すこと、リミツ
トスイツチ等に依り被加工物の位置を感知し電磁弁の切
替一を行うなどして、増圧シリンダーの低圧力から高圧
力の切替えること等の不便、非能率、リミツトスイツチ
等の取付に伴う不経済の解消を目的とする。又自動車或
は電車等のブレーキ機構の圧力原に用いることも可能で
、ブレーキ材が相手方に接触するまでは早いスピードで
接近し、接触して荷重が大きくなれば、自動的にオイル
圧が上昇して、大きな力を加へ、ブレーキ作用を行はせ
しめる。

本発明の実施例について第１図に依つて説明する。１、
２、は第１、２シリンダー、３、は液送リロ、４、はカ
バーブロツク、５、は増圧ピストンで第１シリンダーに
嵌装している、６、はラムで増圧ピストン５、よりも小
径で、増圧ピストン５、と一体化されているそして　７
、の隔壁ブロツクを貫通し、８、の弁体を通過する、こ
のときＡ室（液体室）と液体通路１０、を遮断してＡ室
を加圧する様に構成されている。又、８、の弁体は隔壁
ブロツク７、に嵌装され、Ａ室及びＢ室の圧力が増大し
適当に定められた力以上になれば、９、のばねの力に抗
してＪ方向に移動し、遮断されていた１１、１２、の流
体通路を開とし、ラム６、のＨ方向への移動により、液
体通路１０、とＡ室を遮断する一連の弁機構を形成して
いる。１３、１４、は流体通路、１５、はカバーブロツ
ク、１６、は排気口、１７、はチユーブを示す。尚、Ｃ
室は排気口１６、に依り大気に開放されている。次に動
作について説明する。一般に供給流体は圧搾空気（以下
エヤーと云う）液体はオイルが使はれるので以下の説明
では供給流体はエヤー、シリンダ内部の液及び供給液体
はオイルとする。Ａ室と液体の通路にオイルを満す。液
体通路１０、に低圧のオイルを、流体通路１１、にエヤ
ーを供給する。このとき、外力が小でＡ室とＢ室の圧力
が低く、弁体８、は動かないものとする。流体通路１１
、より入つたエヤーは弁体８、に依つて遮断されている
。液体通路１０、より入つたオイルは、Ａ室に入り、液
送り口３、より外部の装置に送り込まれる。次に外部の
装置にかかる荷重が大となつたとすると、Ａ室のオイル
圧は上昇する。弁体８、はＡ室のオイル圧と、Ｂ室の供
給流体圧により定められた力以上になれば、弁体８、は
Ｊ方向に移動して、流体通路１１、１２、は拡大したＢ
室を経由して開となり、エヤーはチユーブ１７、流体通
路１３、を通つてＥ室に流入して増圧ピストン５、を加
圧する、ラム６、はＨ方向に移動して液体通路１０、と
Ａ室遮断する。Ａ室は密封され、更にラム６、がＨ方向
に移動すれば、ラム６、の断面積は、増圧ピストン５、
より小であるので、パスカルの原理に依る圧力（高圧）
がＡ室に発生し、外部の装置に大きな力を与へる。次に
復帰について説明する。供給液体（オイル）と供給流体
（エヤー）を大気に開放し、液体通路１０、と流体通路
１１、を大気圧とする。そして、流体通路１４、よりエ
ヤーを供給する、流体通路１４、より入つたエヤーは、
Ｄ室を加圧して増圧ピストン５、をＪ方向に移動させる
、Ｅ室のエヤーは流体通路１３、チユーブ１７、流体通
路１２、１１、を拡大したＢ室を経由して外部に出る。

又　ラム６、がＪ方向に移動するのでＡ室の圧力は低下
し、Ａ室、とＢ室の圧力に依る力が低下すれば、弁体８
、はばね９、に依り、Ｈ方向に移動し流体通路１１、１
２、は遮断される、そしてＥ室の残りのエヤーは、排気
口１６、より大気に放出され、Ａ室のオイルは大気圧と
なるそして、外部の装置より帰つて来たオイルは、Ａ室
と液体通路１０、を通り外部に移り図に示すように復帰
する。

第２図は、液体通路の遮断と開放、増圧ピストンを加圧
する流体通路の開放と遮断を弁体のみで行う例を示した
。Ｆ室（液体室）とＧ室の圧力の変化に依る、弁体１８
、の移動で、Ｆ室と液体通路１９、の遮断と、流体通路
２０、２１、の開放を、復帰時の、流体通路２１、２０
、の遮断と、Ｆ室と液体通路１９、の開放を弁体１８、
で行うものである。

次に、第３図は使用例の一つで、本発明の増圧シリンダ
ー外部のシリンダーに接続し、圧力原がエヤーのみであ
る場合を示した。２２、は本発明の増圧シリンダー、２
３、は四方口電磁弁、２４、はオイル容器で密封されて
いる。２５、はシリンダーで、オイル互に依り動作し、
エヤー圧に依り戻り動作する。２６、はシリンダー２５
、内のピストンである。２７、２８、はエヤーチユーブ
、２９、３０、はオイルチユーブである。電磁弁２３、
よりエヤーチユーブ２７、にエヤーを供給する（エヤー
チユーブ２８、は大気圧となつている）、オイル容器２
４、内のオイルは加圧されオイルチユーブ２９、を通り
増圧シリンダー２２、に入る、又増圧シリンダー２２、
はエヤーチユーブ２７、よりエヤーを供給されているの
で、第１図に依り説明した様に、オイルチユーブ３０、
によりオイルを供給しシリンダー２５、を加圧する。そ
してピストン２６、にかかる荷重が小さいときは低圧力
のオイルを、荷重が大きくなれば高圧力のオイルを供給
して作業を行う。そして作業が完了すれば、電磁弁２３
、の切替をし、エヤーチユーブ２８、にエヤーを供給す
る（エヤーチユーブ２７は大気圧となる）ピストン２６
、の移動に依り、シリンダー２５、内のオイルは、オイ
ルチユーブ３０、と増圧シリンダー２２、とオイルチユ
ーブ２９、を通りオイル容器２４、に帰へされて一連の
作業を完了する。又容器を円筒状と１内部に自由に移動
出来る仕切を設け、オイルとエヤーを分離し夫々密封す
れば、取付は自由となるので、容器を直接増圧シリンダ
ーに取付けることも出来て取扱が便利になる。

以上説明した様に、本発明の特徴は外力が増大したとき
、外力の増大に伴う圧力の変化に依り、内蔵された弁機
構が働き、自動的に高圧の液体を供給することである、

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の縦断面図、第２図は部分断面図、第３
図は増圧シリンダーの使用例の図を示す、１、２…第１
、第２シリンダー、３…液送り口、４、１５…カバーブ
ロツク、５…増圧ピストン、６…ラム、７…隔壁ブロツ
ク、８、１８…弁体、９…ばね、１０、１９…液体通路
、１１、１２、１３、１４．…流体通路、２０、２１、
…流体通路、１６…排気口、１７…チユーブ、２２…増
圧シリンダー、２３…四方口電磁弁、２４…オイル容器
、２５…シリンダー、２６…ピストン２７、２８…エヤ
ーチユーブ、２９、３０…オイルチユーブ、特許出願人、磯部正文

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、第１シリンダーに嵌装し供給流体に依つて動作
する増圧ピストンと、増圧ピストンより小径で増圧ピス
トンと一体化され隔壁ブロツクを貫通し第２シリンダー
内に突出して液体通路を閉とするラムと、第２シリンダ
ーと液体通路の間に満された液体と、圧力の変化に依つ
て動作し増圧ピストンを加圧する流体通路を開としばね
に依り戻り動作する隔壁ブロツクに嵌装された弁体を持
つた、増圧シリンダー。
（２）第１シリンダーに嵌装し供給流体に依つて動作す
る増圧ピストンと、増圧ピストンより小径で増圧ピスト
ンと一体化され隔壁ブロツクを貫通し第２シリンダー内
に突出したラムと、第２シリンダーと液体通路の間に満
された液体と、圧力の変化に依つて動作し増圧ピストン
を加圧する流体通路を開とし液体通路を閉としてばねに
依り戻り動作する隔壁ブロツクに嵌装された弁体を持つ
た。増圧シリンダー。