JPS59231202A

JPS59231202A - シリンダ−装置

Info

Publication number: JPS59231202A
Application number: JP10457483A
Authority: JP
Inventors: Masabumi Isobe; 磯部　正文
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-06-10
Filing date: 1983-06-10
Publication date: 1984-12-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、打抜プレス、カシメ作業等の移動の途中の所
用のときに高圧のオイルを供給し、其の他の場合のスピ
ードが要求されるときは低圧のオイルを大量に供給する
空油圧シリンダー装置及び低圧のオイルを用いて高圧の
オイルを供給する油圧シリンダー装置に関するもので、
比較的簡単な構造を持ち小形にまとめられ上記の要求を
満足させ、且、シリンダーストローク中の任意の場所で
自動的に所用の高圧のオイルを得られることを特徴とし
たシリンダー装置であり、これまでの類似の空油圧シリ
ンダー装置に見られる様に、シリンダーストロークの最
終工程に於いてのみ高圧力のオイルを供給するため、作
業工程の途中に於いてシリンダーの高圧力の出す位置を
調整すること、或は被加工物の位置を調整してシリンダ
ーの高圧力を出す位置に合すこと、リミツトスイツチ等
に依り被加工物の位置を感知し電磁弁の切替へを行うな
どして、低圧力から高圧力に切替へること等の不便、非
能率、リミツトスイツチ等の取付に伴う不経済の解消を
目的とする。

本発明の実施例について第１図及び第３図に依つて説明
する。先ず第１図について、一般に供給流体は圧搾空気
（以下エヤーと云う）液体はオイルが使はれるので以下
の説明では供給流体はエヤー、内部の液体はオイルとし
て説明する。１、２、３、は第１、２、３、シリンダー
、４、は遊動ピストンで第１、２シリンダー間に嵌装さ
れている、液体供給口、６　はオイルの外部への供給口
で、カバーブロツクリ１１、に設けられている、５、は
増圧ピストンで第３シリンダーに嵌装している、７はラ
ムで増圧ピストン５、より小径で且一体化され、１０、
の隔壁ブロツクを貫通し、８、の弁体を通過して、Ｃ室
（二次側オイル室）を加圧する様に構成されている、又
、８、の弁体は隔壁ブロツク１０、に嵌装され、Ｃ室と
Ｅ室の圧力が増大１適当に定められた圧力以上になれば
、９、のばねの力に抗してＪ方向に移動し、遮断されて
いた、１５、１６、の流体通路を開とし、ラム７、の移
動で、Ｂ室（一次側オイル室）とＣ室を連通する液体通
路１４、を含む液体の通路（以下液体通路と云う）を閉
とする一連の弁機構を形成している。１２、はカバーブ
ロツク、１３、１８、１９、は流体通路、２０、は四方
口電磁弁、２１、２２、２３、はチユーブを示す。

Ｂ、Ｃ室及び液体通路にオイルを満す、Ｇ室は、１７、
の排気口に依り大気に開放されている。尚Ｅ室の圧力に
依る弁体８、の軸方法（Ｊ方向）の受圧面積を小とすれ
ば弁体８、の移動はほとんどＣ室のオイル圧のみで行は
れる様になる。次に第３図は本発明のシリンダー装置に
依り作動する様に接続された、３ケの一般に市販されて
いるシリンダー、３１、３２、３３、を示し、３４、３
５、３６、は夫々のシリンダーのピストンである。３１
、３２、３３、のシリンダーは、本発明のシリンダー装
置、２６　と液体供給チユーブ、３０　に依つて連絡さ
れ、ピストン、３４、３５、３６、の復帰は電磁弁２７
、に接続されたチユーブ２９、に依り行はれる。以上の
様に構成されたシリンダー装置の操作について説明する
。

始めに、３１、３２、３３、のシリンダーに加へられて
いる外力が小で、ピストン　３４、３５、３６、に大き
な力がかからないものとし、即ち、Ｃ室は低圧の状態で
あるとする。四方口電磁弁２０、チユーブ２２よりエヤ
ーを供給する、流体通路１３、より入つたエヤーはＡ室
に入り遊動ピストン４、を加圧しＪ方向に移動させる、
Ｂ室のオイルは液体通路を通つてＣ室に入り、液体供給
口６、とチユーブ３０、を通つて、低圧のオイルを外部
のシリンダー３１、３２、３３、に早いスピードで供給
する。次にシリンダー３１、３２、３３、に加へられて
いる外力が増大したとする。ピストン３４、３５、３６
、に大きな力がかかり、Ｂ、Ｃ室のオイル圧及びＥ室の
エヤー圧は上昇し、定められた圧力以上になれば、弁体
８、はＪ方向に移動し、流体通路１５、１６、は拡大し
たＫ室を経由して開となり、エヤーはチユーブ２３、流
体通路１８、を通つてＤ室に入り増圧ピストン５、を加
圧し、ラム７、をＨ方向に移動させ、Ｂ室とＣ室を連通
する液体通路を、弁体で、とで構成される弁機構に依り
閉鎖する。増圧ピストン５、を更に加圧させれば、ラム
７、は増圧ピストン５、より小径であるので、パスカル
の原理に依る流体圧（高圧）がＣ室及びシリンダー３１
、３２、３３、に発生しＣ室のオイルがシリンダー３１
、３２、３３、に流入して、夫々のシリンダーは外部に
大きな力を与へる。尚Ｆ室は流体通路１９、とチユーブ
２１、に依り四方口電磁弁２０、を通り大気に開放され
ている。次に復帰について説明する。四方口電磁弁２０
、の切替へを行いチユーブ２１（第３図では２９）にエ
ヤーを供給する。チユーブ２２、（第３図では２８）は
大気開放となり、エヤーは流体通路１９、を通つてＦ室
を加圧する。Ｄ室のエヤーは流体通路１８、とチユーブ
２３、と流体通路１６、と拡大されたＥ室と、流体通路
１５、とチユーブ２２、と電磁弁２０、を通り大気に開
放される。又Ｆ室の加圧に依り、増圧ピストン５、とラ
ム７、はＪ方向に移動し液体通路は開となる、又チユー
ブ２９、に依りピストン３４、３５、３６、は加圧され
るので、シリンダー３１、３２、３３に供給されていた
オイルは、液体供給チユーブ３０、を通つてＣ室に移り
、Ｃ室のオイルはＢ室に移つて遊動ピストン４、はＨ方
向に移動して第１図に示す如くに復帰する。尚ラム７、
のＨ方向の移動の途中に、Ｃ室の圧力低下が生じて弁体
８、がＨ方向に移動したとき、Ｄ室のエヤーはＧ室と排
気口１７、を通つて大気に直接開放される。

以上説明した様に本発明の特徴は、外力が増大したとき
、外力の増大に伴う圧力の変化に依り、内蔵された弁機
構が働き、自動的に増圧ピストンを加圧し高圧力の液体
を供給することである。

尚、液体通路の遮断を、弁体のみで行うことも可能で、
第２図にその実施例を示した。弁体２５、の圧力の変化
に依る移動で、液体通路２６、を遮断するもので、増圧
ピストンを加圧する流体通路の開放と液体通路の遮断を
一つの弁体で行うものである。又、液体通路の遮断に、
ラムと隔壁ブロツクで行うことも容易で、液体通路と二
次側液体室は隔壁ブロツクで仕切ることが出来るので、
ラムが隔壁ブロツクを通過するのを利用して、隔壁ブロ
ツクにＯリング或はＵパツキング等のシール装置を設け
て、ラムがシール装置を通過することに依つて、液体通
路と二次側液体室を遮断するものである。

これまでの説明では、供給流体にエヤーを想定したが、
供給流体に低圧のオイルを用いた場合もこれまでに説明
したと同様であり、同様の効果を得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の縦断面図、第２図は部分断面図、第３
図は本発明の使用例を示した。１、２、３、……第１、２、３シリンダー、４……遊動
ピストン、５……増圧ピストン、６、……液体供給口、
７……ラム、８、２５……弁体、９……ばね、１０……
隔壁ブロツク、１４、２６……液体通路１５、１６……
流体通路、３０……液体供給チユーブ、３１、３２、３
３……シリンダー、を示す。特許出願人　磯部正文

Claims

【特許請求の範囲】

（１）第１、２シリンダー間に嵌装し流体圧に依つて作
動される遊動ピストンと、第１、２シリンダー間と液体
通路を介して連通された第２シリンダーと、第１、２シ
リンダー間と第２シリンダー及び液体通路に満された液
体と、第３シリンダーに嵌装し流体圧に依つて作動され
る増圧ピストンと、増圧ピストンより小径で増圧ピスト
ンと一体化され且隔壁ブロツクを貫通し第２シリンダー
内に突出し液体通路を閉とするラムと、圧力の変化に依
つて作動し増圧ピストンを加圧する流体通路を開としば
ねに依つて戻り作動し隔壁ブロツクに嵌装された弁体を
具備したことを特徴とするシリンダー装置。
（２）第１、２シリンダー間に嵌装し流体圧に依つて作
動される遊動ピストンと、第１、２シリンダー間と液体
通路を介して連通された第２シリンダーと、第１、２シ
リンダー間と第２シリンダー及び液体通路に満された液
体と、第３シリンダーに嵌装し流体圧に依つて作動され
る増圧ピストンと、増圧ピストンより小径で増圧ピスト
ンと一体化され且隔壁ブロツクを貫通し第２シリンダー
内に突出したラムと、圧力の変化に依つて作動し増圧ピ
ストンを加圧する流体通路を開とし液体通路を閉としば
ねに依つて戻り作動し隔壁ブロツクに嵌装された弁体を
具備したことを特徴とするシリンダー装置。