JPS602492B2 - 2ストロークエンジン - Google Patents

2ストロークエンジン

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Publication number
JPS602492B2
JPS602492B2 JP5957076A JP5957076A JPS602492B2 JP S602492 B2 JPS602492 B2 JP S602492B2 JP 5957076 A JP5957076 A JP 5957076A JP 5957076 A JP5957076 A JP 5957076A JP S602492 B2 JPS602492 B2 JP S602492B2
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JP
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port
crankcase
transfer
cylinder
piston
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JP5957076A
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JPS51144820A (en
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ジヨセフ・エーリツク
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Outboard Marine Corp
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Outboard Marine Corp
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Publication date
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Publication of JPS602492B2 publication Critical patent/JPS602492B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B25/00Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders
    • F02B25/20Means for reducing the mixing of charge and combustion residues or for preventing escape of fresh charge through outlet ports not provided for in, or of interest apart from, subgroups F02B25/02 - F02B25/18
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B25/00Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders
    • F02B25/14Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders using reverse-flow scavenging, e.g. with both outlet and inlet ports arranged near bottom of piston stroke
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は概略的に述べて内燃機関即ちエンジンに係る。
より詳しくはピストンボート式2ストロークエンジンに
係るものである。このようなエンジンは通常は排気ガス
のシリンダからの掃気のため流入する燃料一空気混合気
を用いており、その結果流入する気体がいまいま禾燃焼
のまま排気系を通って外気中に放出され、燃費を悪くす
るとともに公害問題を引き起していた。191位王8月
23日付の米国特許第96820び号及び同年12月2
7日付の米国特許第980134号の明細書には掃気用
空気が移送通路に吸入され、移送通路を介してクランク
ケースから燃料一空気混合気が供給される前に該通路か
らシリンダに送られる型式の2ストロークエンジンが開
示されている。
シリンダにを混合気を送るのに先がけて掃気用空気を送
ることを開示する米国特許明細書には次のものがある。
米国特許 日 付8私981 1907年
5月28日 976858 191世王11月29日1115
481 191仏羊11月3日1511112
192乎手10月7日2381832 1
扱申年8月7日また他の型式の2スト。
ークェンジンを示すものとして、1967年4月付及び
1961年1月3日付の一米国特許第3312205号
及び296690び号明細書も参照されたい。本発明の
目的は「燃料一空気混合気によってシリンダ内の排気ガ
スを掃気することに伴う上述の従来技術の欠点を克服し
ト未燃焼の燃料が排気されることを防止することによっ
て燃料経済性が高められかつ低公害性の確立された2ス
トロークエンジンを提供することである。
本発明の2ストロークエンジンは、シリンダと、このシ
リンダの中を往復運動しスカート部を一有するピストン
と、シリンダから伸長していてピストンの往復運動に応
答して負圧および正圧を内部に生ずるようになされたク
ランクケースと、このクランクケースに燃料混合気を供
給する装置とを備えて成る2ストロークエンジンにおい
て、上’記ピストンのスカート部には連通ボートが形成
され、上記シリンダにはピストンのスカート部によって
開閉されるようになされた排気ボート、圧力ボート、補
助ボートおよび移送ボートが形成され、また上記クラン
クケースと上記シリンダの移送ボートとの間に運通しク
ランクケース内の燃料混合気をシリンダへ送給するため
の移送通路が設けられ、更にこの移送通路とは独立して
設けられ上記圧力ボートおよび上記補助ボート間に薫通
しかつ内部への大気の侵入は許容するがこの大気の外部
への流出は防止するようになされた1方向弁を有する補
助室が設けられており、上記圧力ボート、補助ボート、
運速ボートおよび移送ボートの相対位置は、ピストンが
上死点付近に位置ししたがって補助ボートが閉じている
時に圧力ボートは上記クランクケースと蓮通してクラン
クケース内の負圧を補助室に伝達し、これによって補助
室に伝達されるクランクケース内の負圧の作用により1
方向弁を介して大気が補助室内に吸引され、補助ボート
が閉じている間のピストンの下死点へ向っての下降運動
に応答して蓬通ボートと圧力ポ−トとが達通し、これに
よって補助室に伝達されるクランクケース内の正圧の作
用により吸引された大気が圧縮され、ピストンが更に下
降運動することに応答して補助ボートが関口され、した
がって補助室内で圧縮された大気が燃料混合気の送給に
先立ってシリンダ内に送給され、ピストンが更に下降す
ることに応じて移送ボートが関口されしたがってクラン
クケース内の正圧の作用により燃料混合気がクランクケ
ースからシリンダ内へ送給される如く選ばれている構成
を有している。
また本発明によれば、シリンダと、このシリンダの中を
往復運動しスカート部を有するピストンと、シリンダか
ら伸長していてピストンの往復運動に応答して負圧およ
び正圧を内部に生ずるようになされたクランクケースと
、このクランクケースに燃料混合気を供給する装置とを
備えて成る2ストロークエンジンであって、上記ピスト
ンのスカート部には蓮通ボートが形成され、上記シリン
ダにはピストンのスカート部によって開閉されるように
なされた排気ボート、圧力ボートおよび移送ボートが形
成され、また上記圧力ボートおよび上記シリンダの移送
ボート間に運通しかつ内部への大気の侵入は許容するが
この大気の外部への流出は防止するようになされた1方
向弁を有する移送通路が設けられており、上記圧力ボー
ト、蓮通ボートおよび移送ボートの相対位置は、ピスト
ンが上死点付近に位置ししたがって移送ボートが閉じて
いる時に圧力ボートは上記クランクケースと蓬通してク
ランクケース内の負圧を移送通路に伝達し、これによっ
て該負圧の作用により上記1方向弁を介して大気が移送
通路内に吸引され、上記移送ボートが閉じている間のピ
ストンの下勿5点へ向っての下降運動に応答して上記連
通ボートと圧力ボートとが連通しこれによって移送通路
に伝達されるクランクケース内の正圧の作用により移送
通路内に吸引された大気が圧縮され、上記ピストンが更
に下降運動することに応答して移送ボートが関口されし
たがって上記移送通路内で圧縮された大気が最初にシリ
ンダ内に送給されついでクランクケース内の正圧の作用
により燃料混合気がクランクケースからシリンダ内へ送
給する如く選ばれている2スト。
ークェンジンが提供される。次に図面を参照しながら本
発明をその実施例につき説明する。図面には本発明の種
々の特徴を備えた内燃機関則ちヱンジン11が示されて
いる。
より詳しくはエンジン11はシリンダ15を形成するブ
ロック13とこのシリンダより続くクランクケース17
とを有する。シリンダ15内には往復運動するピストン
19があり、このピストンはその往復運動に応じてシリ
ンダ15及びクランクケース17内に正圧と負圧とをく
り返し形成する。ピストン19は通常の方法でコネクテ
ィングロッド21に連結され、またこのコネクティング
ロッド21はクランクケース17を貫くクランクシャフ
ト23に連結される。
通例のようにシリンダ15はブロック13を貫通する排
気ボート25に蓮通し、この排気ボートはピストン19
が上死点より下死点に向う途中で開くようにその上縁2
6をシリンダヘツドの端27より距離Aだけ離して設け
られている。
さらに通例のようにシリンダ15とクランクケース17
とは、ピストンが動いて排気ボート25が開いた後ピス
トンが下死点に向いてクランクケース内の圧力がほぼ最
大となる時に互いに蓮適するようになされている。
このような蓮通は1又はそれ以上(図示の例では2つ)
の移送通路29によりなされ、この移送通路は燃料と空
気の混合気がクランクケース17よりシリンダに流れる
ようにするために利用される。混合気は周知の任意の方
法によりクランクケース17の圧力変化に応じクランク
ケース内に導入できる。図示の構成においては、移送通
路29はブロック13内で延びていて、ピストンが下死
点付近にあるときシリング15及びクランクケース17
の両方に蓮適する。
移送通路29は、距離Aより大きなBの距離だけシリン
ダヘッドの端部より離れた上縁33を有する移送ボート
31を介してシリンダに通じる。ピストン19はスカー
ト部35を有し、このスカート部には移送遍路29とク
ランクケース17との間の蓮通をより容易になすために
その下緑に沿ってノッチを設けることができる。移送通
路29とは独立して設けられかつクランクケース内のく
り返しの圧力変化に応じて作用し、シリンダ15とクラ
ンクケース17との蓮通が移送通路29を介して始まる
前に混合気ではなく空気をシリンダー5に送給する装置
が設けられる。
空気は、排気ボート25の関口の後で、かつ移送通路2
9がシリンダ15と蓮適すると同時に混合気がシリンダ
ー5に導入されるのに先だって、シリンダー5に送給さ
れることが望ましい。このようにシリンダへ混合気より
も先に空気を送給することは、排気を助けると同時に、
排気系に対して未燃焼燃料の燃焼のための空気を供給す
るという2つの目的を達成する。またこのように先に空
気を送給することは未燃焼混合気が排気ボートを通り矢
なわれるのを極4、とするよう作用する。しかし、本発
明は空気を混合気の導入開始に先んじて導入することに
限られるものではなく、空気を混合気の導入開始後に導
入して層状供給をなすのにも用いることができる。空気
を混合気とは別にシリンダへ送給するには種々の配備を
用いることができる。
図示の例では空気を送給するための装置は、移送通路2
9とは独立した円周方向に延在する補助室51(第5図
参照)と、クランクケース内のくり返しの圧力変化に呼
応して補助室51に空気を吸引する手段と、このような
空気の吸引の後シリンダ15と補助室との蓮通を開始す
る手段とを有する。従って図示の構造では1つ又はそれ
以上の補助ボート53(図示の例では円周方向に隔てら
れた2つ)を介して補助室51はシリンダ15と蓮通で
き、これら補助ボート63は距離Aより大きく距離Bよ
り小さいCの距離だけシリンダヘッドの端より離された
上緑55を有し、ピストンが下死点に向い運動するとき
排気ボート25の開口の後移送ポ−トの関口に先んじて
開くようにされている。圧縮された空気は、大気を補助
室51に吸引してその後圧縮することにより補助室内に
生ぜしめられ、これらはいずれもクランクケース17内
のくり返しの圧力変化によりなされる。より詳しくは補
助室51は1つ又はそれ以上の1方向弁59を有し、こ
の1方向弁は補助室51内が負圧状態のとき補助室内に
大気が吸引されるように開放し、また補助室内が正圧状
態のとき補助室内よりの空気の逃げを防止するように閉
止する。
クランクケース内のくり返しの圧力変化は、補助室51
とクランクケース17との間を選択的に運速させる1つ
又はそれ以上の圧力ボート61(図示の例では1つ)(
第3,6図)により各エンジンサイクル中補助室51に
伝達される。
より詳しくは圧力ボート61はピストン19が上死点又
は下死点の付近にあるときクランクケース17と運通す
る。この点についてさらに述べれば、ピストン19が上
死点付近にあるとき、即ちクランクケース内が負圧状態
で補助ボート53がピストン19のスカ−卜部により閉
じられているとき、補助室51はクランクケース17と
蓮通してクランクケース内の負圧を受け大気は1方向弁
59を介して補助室51に導入される。
必要であれば図示の実施例の如く1つ又はそれ以上のボ
ート又は下に開いたノッチ63をボート61と位置が合
うよう配置することにより、補助室51をクランクケー
ス17内の負圧に通じさせるようにするための両室の蓮
運は容易にできる。ピストン19が上死点から下方に動
くとき、圧力ボート61はスカート部35により閉じら
れ補助室51への空気の吸入は停止される。次いで、ピ
ストン19が下死点に向い続けて動く間に移送ボート3
1が開くのに先がけてそしてクランクケース17内の圧
力が正庄状態のとき、圧力ボート61はスカート部の蓮
通ポ−ト65と始めて位置が合い(第6図)クランクケ
ース17内の正庄を補助室の空気と蓮通せしめる。この
うな蓮通は、補助ボート53がシリンダ15に開く前及
び後のいずれに生ずるようにしても良いが、補助室51
内の空気が補助ボート53が開くとき加圧されているよ
うにするため前述の如き蓮通は補助ボートの開□のすこ
し前に開始することが望ましい。しかし空気の圧縮の時
期には関係なく、圧縮された空気はシリンダ15に流入
し、燃料一空気混合気が移送通路29に入るのに先がけ
て排気ガスの続気をなす。圧縮された空気がシリング1
5に流入した直後に、移送通路は、クランクケース17
内の正氏に呼応して移送通路を通しクランクケース17
からシリンダ15に混合気が流れるようにするため開く
図示の構成ではボート53は排気ボート25の開□後約
15度のクランクシャフト回転の後開き始めるように、
また移送ボートは補助ボート53の開き始めから約5度
のクランクシャフト回転後に開き始めるように意図され
ている。第7−11図に示されているのは、シリンダ2
15を形成するブロック213と、シリング215から
延びるクランクケース217とを含むピストンボート式
2ストロークエンジン211である。
ピストン219がクランクケース217に相対的にシリ
ンダ215内で往復運動するようになされ、このピスト
ンはその往復運動に応じてシリンダ215及びクランク
ケース217内に正圧と負圧とを繰り返し形成する。ピ
ストン219は頂部220を有しまた通例のようにコネ
クテイングロツド221に結合され、このロッドはクラ
ンクケース217内を伸長するクランクシャフト223
に結合される。
通例の如く、シリンダ215は、ブロック213を貫い
て設けられかつシリンダヘッドの端から距離E(第8図
)だけ離された上縁226を有する排気ボート225と
蓮通し、ピストン219が上死点より下死点に運動する
際ピストン219の頂部220が上死点より距離Eにな
ると排気ボート225が開き始める如くなされている。
エンジン211には第8図に示されるように望ましくは
円弧状かつ水平にシリンダをとり巻く移送室251が設
けられる。ピストンが下死点と、その頂部220が上死
点より距離Eより大きな距離F(第8図)だけ離れた下
死点より上の位置との間で動く際に、移送室251とシ
リンダ215間の運遍をなす手段が設けられる。
図示の構成ではこのような手段は、移送室251の各端
部に設けられてピストンの運動に応じシリンダ215と
蓮適する1つ又はそれ以上の移送ボート253を含む。
上死点とと、ピストン219の頂部220が距離Eより
小さい距離G(第8図)だけ上死点から離れた位置との
間のピストンの運動の際に、負圧源と移送室251との
間の蓮通をもたらす手段も設けられる。
図示の構成では負圧源はクランクケース217であり、
蓮通は圧力ボート257の位置の合致により確立される
。この圧力ボートは移送室251の中央部より延びエン
ジンブロック213内を延在し、ピストンが上死点とそ
こから距離Gの位置との間で動くときクランクケース2
17と蓮適する。図示の特定の構成では、所望の時点で
移送室251とクランクケース217との間の蓮通を可
能とするため、ピストン219は圧力ボート257と位
置が合うノッチ263を備えた下縁261を有するスカ
ート259を有する。下死点と、ピストン219の頂部
220が距離Fよりも大きな距離日(第8図,10図)
だけ上死点より離された下勿5点より上の位置との間で
ピストンが動く際に、混合気の供給源と移送室251と
の間を蓮通させる手段も設けられる。図示の構成では、
混合気の供給源は、クランクケースより成り、蓮透は、
圧力ボート257と、ピストン219のスカート259
に設けられ所望期間移送室251とクランクケース21
7との間の蓮通をなす蓮通ボート275との位魔の合致
によりクランクケース217と移送室との間で行なわれ
る。従って、圧力ボート257とピストンの蓮通ポ−ト
275の一致により移送室251とクランクケース21
7との間で蓮通が確立されると、混合気は移送室251
を通ってクランクケース217からシリンダ215に入
る。混合気を比較的高圧で移送室251に供給する手段
は図示の構成ではまた、.キャプレタ231及びリード
バルブ235より成る装置を介し混合気をクランクケー
ス217に送る手段を含む。
他の構成も用いることができる。移送室251が負圧と
蓮適しているとき則ち図示の構成ではクランクケース2
17により提供される負圧源と移送室が運通していると
き、燃料の混合していない純粋な空気を供給するための
手段も設けられる。
図示の構成ではこのような手段は移送室251の各々の
端部に設けられた空気流入ボート281と1方向弁であ
るリードバルブ283とから成り、このバルブは移送室
251内の負圧に応じ開き空気の流入を可能とし、また
移送室251内の正圧の間に閉じ該室内の空気を隔離す
る。ピストンがG及びFで示される位置間に動く間移送
室251内に導入された空気を隔離する手段が設けられ
る。
このような手段はリードバルブ283と、ピストンのF
とGとの間の運動時補助ボート253と圧力ボート25
7を閉じるピストンのスカート259を含む。このよう
な隔離はピストンの上死点とFの位置との間の運動時移
送室251からシーJンダ215への流れを防止し、ま
たピストン219が日とGの位置間で運動するときクラ
ンクケース217内の混合気が加圧される際、移送室2
51内の空気とクランクケース217内の混合気の混合
が防止される。作用時、ピストン219が上死点付近に
あると、クランクケース217内の負圧は圧力ボート2
57を介して移送室251に伝わり、移送室251内の
負圧が該室の両端の空気流入ボート281を通って動時
に空気が流入するように作用し、また前の加圧ストロー
ク時に移送ボート253が閉じるとき移送室251内に
残った混合気の全てを圧力ボート257を薄してクラン
クケース217に引戻す。
ピストン219と頂部220がGとFの間の位置となる
と、移送室251内に導入された空気は隔離される。
この隔離の間、移送室251内に閉じ込められた空気は
加熱され従って圧力が少し上昇する。ピストンの上死点
からの運動の際、ピストンが上死点よりEの距離の位置
を過ぎるとき排気ボート225が開き始める。
次いでピストン219が続いて下方に動くとピストンの
スカート部は移送ボート253の閉鎖を解除しシリンダ
215と移送室251の蓮通を開始する。初めはシリン
ダ215内の圧力は移送室251のそれよりいく分高い
ものと考えられている。従って排気ガスは移送室251
内に閉じ込められた空気をさらに加圧すると考えられる
。しかし排気が続くと初め閉じ込められ次いで加圧され
た空気は次に移送室251からシリンダ215に入りそ
れと通り抜けて燃焼生成物の掃気を助ける。ピストン2
19がその下死点に向う下降運動を続けると、移送室2
51がクランクケース217内の正圧の混合気と蓮適す
る。
このような蓮通は予め閉じ込められた空気によりほぼ完
全にあるいは完全に掃気がなされた後に混合気を移送室
25川を介してシリンダ215に流れさせる。このよう
に、移送室251内に初め導入されその後隔離され加圧
された空気は掃気に用いられ、これにより排気の際の燃
料の使用をなくしそのロスを低下させ、燃料の経済怪を
増し排気の清浄化を確立する。
さらに、作動条件及び構成要素の寸法によっては、シリ
ンダ215の掃気に用いた空気は掃気系における未燃焼
の可焼物を発火させ清浄な排出物のエンジンを提供する
のにも用いることができる。図示の構成はピストンボー
ト式のものであるが、所望時に所望の蓮通をなす他の配
備が使用できる。
例えば、カムシャフトに作動されるバルブ系を使用でき
る。また、種々の順序だった蓮通を得るためロータリバ
ルブを用いることができる。また負圧源としてまた正圧
の混合気の供給源として、これまで述べたクランクケー
ス以外の手段を備えることができる。例えば、独立した
負圧源及び独立した燃料−空気混合気の供給源を用いる
ことができる。またこの点に関しては、負圧源と正圧の
混合気源の一方又は両方を提供するため、段付ピストン
装置を用いることができる。
代替的にブロアを正圧の混合気供給源として用いること
ができる。さらに、負圧によって空気を移送室251に
流入させるのとは異なった手段として、移送室251に
空気を送る手段は移送室に搬送するブロア(図示せず)
を含むことができる。このように正圧と負圧を交互に供
給する手段が用いられ、正庄は移送室251を介しシリ
ンダに混合気を流すよ・ぅに作用し、負圧は燃料の混ざ
らない空気を移送室251に流すように又はそれを助け
るように作用する。図示の構成では、キャブレタ231
からクランクケースへの混合気の供給を制御するりード
バルブ装置235は比較的重く、従って移送室251へ
の空気供給を制御するりードバルブ283は圧力低下に
応じてリードバルブ装置235が混合気をクランクケー
ス217に供給する前に開く。
移送ボート263の閉口と、移送室251及びクランク
ケース217の蓮通の確立との間の、クランクシャフト
回転で測った間隔は、適正な排気と混合気供給のために
充分な時期とを考りよの上可能な限り大きくした方が良
い。図示の構成では移送ボート253の開口と、クラン
クケース217及び移送室251の運速の確立との間で
は約20度のクランクシャフト回転が生ずる。移送室2
51内へ導入された空気の隔離はクランクケース217
と移送室251との運通の確立まで空気が混合気と混ざ
ることを防ぐ。
この蓮通の確立に先んじて空気は掃気のためシリンダ2
15に流入することを可能とされこれにより混合気が掃
気中無駄に消費されるのを防ぐ。必要であれば、掃気の
ためと燃料との混合のために使われる全ての空気を初め
に移送室251に及びそれを介しクランクケース217
に導入し、燃料を移送室251の隔離の後にクランクケ
ース217に独立して注入し燃料一空気の混合気を作り
それが後に移送室及びシリング215に供給されるよう
にしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は第4図の1−1線に沿った部分断面図で、本発
明の種々の特徴を内在させたエンジンの一例でそのピス
トンが下死点近くにあることを示している;第2図は第
1図に示されたエンジンの第4図における2−2線に沿
った部分断面図;第3図は第2図と同様の断面図でピス
トンが上死点にあることを示している;第4図は第2図
のピストンを省略して4−4線に沿って示す断面図;第
5図は第2図のピストンを省略して5一5線に沿って示
す断面図;第6図は第2図と同機の断面図でピストンが
上死点と下死点の間の位置にあることを示している;第
7図は本発明の種々の特徴を具体化させたエンジンの他
の例でピストンが下死点にあるときを示す一部断面側面
図;第8図は第7図の8一8線に沿った断面図;第9図
は第7図のエンジンにおいてピストンが他の位置にある
ときの部分断面図;第10図は第8図のエンジンにおい
てピストンが他の位鷹にあるときの部分断面図;第11
図は第7図の11−11線に沿った断面図であり簡略化
のためいくつかの部分を省略した図;である。 11…エンジン、15…シリンダ、17…クランクケー
ス、19…ピストン、25…排気ポ−ト、29・・・移
送通路、31・・・移送ボート、35・・・ピストンス
カート、51・・・補助室、59・・・1方向弁である
リードバルブ、211…エンジン、215…シリンダ、
217…クランクケース、219・・・ピストン、22
5・・・排気ボート、251・・・移送室、253・・
・移送ボート、257・・・圧力ボート、259…ピス
トンスカート、275…蓮通ボート、283…1方向弁
であるリードバルブ。 炎・.」俊.22 炎秒〆 多ゑ年 多グ 炎鰍〆 ′像ス 肇多々 蓬グヱ 多彩協 多ヲひ.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スカート部と該スカート部に形成される連通ポート
    を有し、上死点と下死点との間で往復運動するピストン
    と;該ピストンの位置に依存して前記スカート部によっ
    て開閉するようになされた排気ポート、圧力ポート、お
    よび移送ポートを有するシリンダと;該シリンダから伸
    長していて前記ピストンの上死点へ向っての上昇運動お
    よび下死点へ向っての下降運動に応答して負圧および正
    圧をそれぞれ内部に生ずるようになされたクランクケー
    スと;該クランクケースに燃料混合気を供給する装置と
    ;前記圧力ポートと前記シリンダの移送ポートとの間に
    連通し前記クランクケース内の燃料混合気を前記シリン
    ダへ送給するための移送室であって、移送室の内部への
    大気の侵入は許容するがこの大気の外部への流出は防止
    するようになされた1方向弁を有する移送室と;を備え
    て成る2ストロークエンジンにおいて、前記圧力ポート
    、連通ポート、および移送ポートの相対位置は、前記ピ
    ストンが上死点付近に位置ししたがって前記移送ポート
    が閉じている時に前記圧力ポートは前記クランクケース
    と連通してクランクケース内の前記負圧を前記移送室に
    伝達し、これによって前記負圧の作用により前記1方向
    弁を介して大気が前記移送室内に吸引され、前記移送ポ
    ートが閉じている間に前記ピストンの下死点へ向っての
    下降運動に応答して前記連通ポートと圧力ポートとが連
    通し、これによって前記移送室に伝達されるクランクケ
    ース内の正圧の作用により前記移送室に吸引された大気
    が圧縮され、前記ピストンが更に下降運動することに応
    答して前記移送ポートが開口され、したがって前記移送
    室内で圧縮された大気が最初に前記シリンダ内に送給さ
    れ、ついで前記クランクケース内の正圧の作用により燃
    料混合気が前記クランクケースから前記シリンダ内へ送
    給される如く選ばれていることを特徴とする2ストロー
    クエンジン。 2 スカート部と該スカート部に形成される連通ポート
    を有し、上死点と下死点との間で往復運動するピストン
    と;該ピストンの位置に依存して前記スカート部によっ
    て開閉するようになされた排気ポート、圧力ポート、補
    助ポートおよび移送ポートを有するシリンダと;該シリ
    ンダから伸長していて前記ピストンの上死点へ向っての
    上昇運動および下死点へ向っての下降運動に応答して負
    圧および正圧をそれぞれ内部に生ずるようになされたク
    ランクケースと;該クランクケースに燃料混合気を供給
    する装置と;前記クランクケースと前記シリンダの移送
    ポートとの間に連通し前記クランクケース内の燃料混合
    気を前記シリンダへ送給するための移送通路と;該移送
    通路とは独立して設けられ、前記圧力ポートおよび前記
    補助ポート間に連通しかつ内部への大気の侵入は許容す
    るがこの大気の外部への流出は防止するようになされた
    1方向弁を有する補助室と;を備えて成る2ストローク
    エンジンにおいて、前記圧力ポート、補助ポート、連通
    ポート、および移送ポートの相対位置は、前記ピストン
    が上死点付近に位置ししたがって前記補助ポートが閉じ
    ている時に前記圧力ポートは前記クランクケースと連通
    してクランクケース内の前記負圧を前記補助室に伝達し
    、これによって前記補助室に伝達されるクランクケース
    内の負圧の作用により前記1方向弁を介して大気が前記
    補助室内に吸引され、前記補助ポートが閉じている間に
    前記ピストンの下死点へ向っての下降運動に応答して前
    記連通ポートと圧力ポートとが連通し、これによって前
    記補助室に伝達されるクランクケース内の正圧の作用に
    より前記吸引された大気が圧縮され、前記ピストンが更
    に下降運動することに応答して前記補助ポートが開口さ
    れ、したがって前記補助室内で圧縮された大気が燃料混
    合気の送給に先立って前記シリンダ内に送給され、前記
    ピストンが更に下降することに応じて前記移送ポートが
    開口されしたがって前記クランクケース内の正圧の作用
    により燃料混合気が前記クランクケースから前記シリン
    ダ内へ送給される如く選ばれていることを特徴とする2
    ストロークエンジン。
JP5957076A 1975-05-22 1976-05-22 2ストロークエンジン Expired JPS602492B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/579,808 US4026254A (en) 1975-05-22 1975-05-22 Two stroke internal combustion engine and method of operation thereof
US05/659,736 US4067302A (en) 1975-05-22 1976-02-20 Two-stroke internal combustion engine and method of operation thereof
US659736 1976-02-20
US579808 2000-05-26

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Publication Number Publication Date
JPS51144820A JPS51144820A (en) 1976-12-13
JPS602492B2 true JPS602492B2 (ja) 1985-01-22

Family

ID=27077871

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JP5957076A Expired JPS602492B2 (ja) 1975-05-22 1976-05-22 2ストロークエンジン

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JP (1) JPS602492B2 (ja)
BR (1) BR7603266A (ja)
DE (1) DE2621628C2 (ja)
FR (1) FR2311929A1 (ja)
GB (1) GB1535258A (ja)
IT (1) IT1066079B (ja)
SE (1) SE435742B (ja)

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Also Published As

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SE7605400L (sv) 1976-11-23
DE2621628A1 (de) 1976-12-09
FR2311929A1 (fr) 1976-12-17
GB1535258A (en) 1978-12-13
SE435742B (sv) 1984-10-15
FR2311929B1 (ja) 1982-11-05
DE2621628C2 (de) 1987-03-19
BR7603266A (pt) 1977-02-01
IT1066079B (it) 1985-03-04
AU1352576A (en) 1977-11-03
JPS51144820A (en) 1976-12-13

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