JPS60248898A - 電解用脱錆液 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 今日、ステンレス鋼の錆（スケールを含む）を除去する
化学的な方法としてアルカリ塩浴浸漬法。

硝弗酸などによる酸洗法および各種の脱錆液を用いた電
解法がある。これらの方法は今日各々材質の種類、大き
さ、使用目的などに応じて使用されている。

本発明はステンレス鋼の錆（スケールを含ム）を電解法
で除去するための電解用脱錆液に関するものである。即
ち、脱錆液は通常硝酸ナトリウム。

硫酸ナトリウムなどの中性塩の水溶液、リン酸の水溶液
、リン酸−硫酸の水溶液、リン酸−硫酸−クロム酸の原
溶液、硫酸の水溶液、硫酸−クエン酸、リン酸−グリセ
リンの水溶液などが使用されている。然し乍ら、これら
のものは脱錆能力および鏡面度が劣るなどの欠点があっ
た。

本発明の脱錆液はリン酸にアルコールを添加し。

脱錆能力並ひに鏡面度を改善したものである。

次に実施例を以って説明する。

実施例 ステンレス鋼（ＳＵＳ　３０４）、肉厚（２ｍｍ）の溶
接部品（ＴＩＧ溶接品）を従来公知の脱錆液および本発
明の脱錆液で溶接スケールを脱錆した場合の脱錆能力の
優劣、鏡面度を示す。

電解条件　電流密度；■〜５００Ａ／ｄ、＝、電圧。

］　２Ｖ、温度；２０〜１２０！陰極；ＳＵＳ　８０４
゜脱錆液の種類を次に示す。

ａ　、　２５％Ｈ２Ｏ−７５％Ｈ１ｌ　ＰＯ４ｂ、２０
％Ｈ２Ｏ−２０％Ｈ２５Ｏ４−６０％）（３ＰＯ４ｃ６
１０％ＣｒＯ３−１５％Ｈ２Ｏ−１５％Ｈ８ＰＯ４＝６
０％Ｈ２ＳＯ１ｄ、　１８茄２　ＳＯ４−２７％Ｈ２Ｏ
−６０％クエン酸８．１１％Ｈ２０−４２％Ｈａ　ＰＯ
＝−４７％グリセリンｆ、ＩＯ％Ｃ２Ｈ５０Ｈ−９０％
）（ｇ　ＰＯ４ｇ、　２５％Ｃ２Ｈ５０Ｈ−７５％、Ｈ
２ＰＯ４ｈ、５０％　〃　−５０％　〃 １　、７５％　〃　−２５％　〃 ｊ、９０％　〃　−１０％　〃 ｋ　、　２５％ＣＨａＯＨ−７５％　〃１　、５０％　
〃　−５０％　９ ｍ、　７５％　〃　−２５％　〃 ｎ、　５０％ＣＨ３ＣＨ（ＯＨ）　ＣＨ３−５０％Ｈ８
ＰＯ４即ち、ａｊｐ’よびｂは脱錆能力が優れているが
鏡面度が悪（、ｃは脱錆能力、鏡面度もや＼良好。

ｄは脱錆能力はや一良好であるが鏡面度が悪く。

ｅは脱錆能力、鏡面度の何れも悪い。

一方２本発明の脱錆液　ｆは脱錆能力、鏡面度の何れも
や一良好＋ｇ＋ｈ、ｉは脱晶能力、鏡面度の何れも良好
、Ｊは脱錆能力、鏡面度の何れもや＼良好、に、］、ｍ
、ｎ　は脱錆能力、鏡面度の何れも良好であった。

以上の如く、リン酸にアルコールをＩ　Ｏ＝９０％添加
したリン酸−アルコール液はステンレス鋼の脱錆液とし
て特に優れていることが判明した。

特許出願人　１）口　長　兵　衛（［Ｆ］゛１のト−ｊ
ノ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ステンレス鋼の錆（スケールを含む）を除去する電解液
   としてリン酸−アルコール溶液を使用することを特徴と
   する電解用脱錆液。