JPS6024660Y2 - 車両用コンソ−ルボツクス - Google Patents

車両用コンソ−ルボツクス

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Publication number
JPS6024660Y2
JPS6024660Y2 JP3497280U JP3497280U JPS6024660Y2 JP S6024660 Y2 JPS6024660 Y2 JP S6024660Y2 JP 3497280 U JP3497280 U JP 3497280U JP 3497280 U JP3497280 U JP 3497280U JP S6024660 Y2 JPS6024660 Y2 JP S6024660Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
console box
main body
width
bottom member
mold
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Expired
Application number
JP3497280U
Other languages
English (en)
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JPS56136839U (ja
Inventor
猛雄 田村
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP3497280U priority Critical patent/JPS6024660Y2/ja
Publication of JPS56136839U publication Critical patent/JPS56136839U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、物入れ部を有する車両用コンソールボック
スに関するものである。
従来の車両用コンソールボックスとしては、第1図〜第
3図(実公昭58−2042涛公報参照)に示すような
ものがある。
例えば、乗用車のコンソールボックス1は樹脂製で、前
席の左右シートS間に置かれ、小物が収納されるコンソ
ールボックス本体2と、該本体2に取付けられる計器類
(図示省略)とよりなる。
ボックス本体2に物入れ部3が形成され、この物入れ部
3は、上方に開口して車幅方向Xの左右壁3X、車両前
後方向Yの前後壁3yおよび底部4とからなり、外側壁
5および開口端縁部6と一体に成形され、蓋7が開口端
縁部6にヒンジ7aを介して開閉自在に取り付けられて
いる。
このコンソールボックス本体2は、第3図に示すような
上型11および下型12とを合わせてできる空間13へ
樹脂を充填することによって製作される。
下型12は、左右壁3X%開口端縁部6および外側壁5
を形成することになる先細り部12aを有している。
この先細り部12aの先端幅d1は、コンソールボック
ス本体2の開口端縁部6のft1ID2から製品肉厚を
引いた寸法である。
コンソールボックス本体2の物入れ部3は収納容積を大
きくしなければならないという要請と、シートSは座り
心地性能を向上させるためシートSの座部面積、特に左
右幅を大きくしなければならないという要請との一定寸
法内での相反する要請を満足させる必要があった。
そのためには、限られた寸法内では、開口端縁部6の幅
D1を狭くすることによって解決が図れる。
しかしながら、この幅Diを狭くすることは、その内側
の寸法d□も値も小さくなり、下型12の先細り部12
aは細くなってしまう。
このように細くした先細り部12aを有する下型12は
、成形時の例えば射出圧力が繰り返し加えられるので、
繰り返し疲労によってクラックが入り破壊されてしまう
おそれがある。
従って、開口端縁部6の幅D□は一定寸法以下にせざる
を得す、収納容積およびシート座部面積、特に左右幅の
拡大の要請に答えることができなかった。
一方、車両前後方向Yにおいては、寸法的制約が緩く、
開口端縁部6のft1ID2を太くしてもほとんど支障
がなかった。
この考案は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、コンソールボックス本体の物入れ部は、コン
ソールボックス本体の左右壁がなく前後壁によってのみ
連結された底部材と、該底部材に下端が当接され且つコ
ンソールボックス本体の開口周縁に配設される内周壁を
有する内嵌部材とより構成される構造とすることにより
、成形製が破壊を起さず、シート座部面積を確保しつつ
物入れ部の収納容積を大きくしたコンソールボックスを
提共することを目的としている。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第4図〜第6図は、この考案の一実施例を示す図である
ここに第1図〜第3図に示す部品または部位と同一ある
いは均等のものについては同一番号を付して説明を省略
する。
図中、10は、コンソールボックス本体で、物入れ部1
5と外側壁5とより構成される。
この物入れ部15は、前後壁3yによってのみ連結され
且つほぼ水平面を有する底部材16と、該底部材16に
下端23 aが当接され且つコンソールボックス本体1
0の開口周縁17に配設される内周壁23を有する内嵌
部材20とより構成される。
この内嵌部材20をより詳細に説明すると、底部が開口
し、下端23aを有する前記内周壁23と、内周壁23
の上端に鍔部21を有しており、コンソールボックス本
体10の外側壁5の上端である開口周縁17に形成した
棚8に前記鍔部21が嵌着される。
次に、このコンソールボックス本体10の製造および組
立について説明する。
第6図は、コンソールボックス本体10の物入れ部15
を製作する際に使われる成形製の断面図を示す。
上型31および下型32とが合わせられて空間33aお
よび空間33cが形成される。
この空間33aは外側壁5に、空間33cは底部材16
にそれぞれコンソールボックス本体10の部位に対応し
ている。
2点鎖線で示す33b部は、内嵌部材20をコンソール
ボックス本体10に組み付けた際に内嵌部材20の内周
壁23と対応する位置である。
第6図で示す型31.32には、2点鎖線部33bに空
間はないので、樹脂でこの型31.32を使用して射出
成形すると、できたコンソールボックス本体10は、従
来のコンソールボックス本体2の左右壁3xのような壁
がなく、前後壁3yによってのみ連結された底部材16
が形成される。
従って、上型31および下型32の分割線は第6図に示
すようであり、下型32はこの2点鎖線部33bを貫通
するように突設部32が突出しており、その突設部32
aの内側は抜き勾配をつけられている。
このような型分割の構造のため、突設部32aの先端幅
d3が、従来の先細り部12aの先端幅d1に比較して
広い下型32を使用することができる。
一方、物入れ部15の側面部を構成する内嵌部材20は
、底がなく、内周壁23が上方に向って広がった構造を
しており、通常の型分割による型(図示しない)によっ
て製造される。
従って、物入れ部15は、左右壁3Xがなく、前後壁3
yによってのみ底部材16が連結された形状のコンソー
ルボックス本体10に、底のない内嵌部材20を内周壁
23の下端23aが底部材16に当接するように組み立
てられる。
組み立てられたコンソールボックス本体10の開口端縁
部17の内側幅らおよび外側幅D3は、下型32の突出
部32aの先端幅d3が広くても従来のコンソールボッ
クスの開目端縁部6の内側幅d1および外側幅D1より
も狭くなる。
以上説明してきたように、この考案によれば、コンソー
ルボックス本体の前後壁によってのみ連結された底部材
に内周壁を有する内嵌部材を装着して物入れ部が形成さ
れたコンソールボックス構造としたため、シート座部の
面積、特に左右幅を犠牲とすることなく物入れ部の収納
容積を増大させることができ、また型の突出部を太くす
ることができるため型が破壊することのないコンソール
ボックスを提共することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンソールボックスの物入れ部を示す部
分的に切欠した斜視図、第2図は第1図の■−■線に沿
った断面図、第3図は第2図に示す部位の成形製の断面
図、第4図は本考案に係るコンソールボックスの一実施
例を示す第1図と同様な斜視図、第5図は第4図の■−
V線に沿った断面図、第6図は第5図に示す部位の成形
製の断面図である。 2.10・・・・・・コンソールボックス本体、3,1
5・・・・・・物入れ部、3X・・・・・・左右壁、3
y・・・・・・前後壁、4,16・・・・・・底部材、
20・・・・・・内嵌部材、23・・・・・・内周壁、
23a・・・・・・下端、S・・・・・・シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンソールボックス本体に物入れ部が形成され且つ離間
    して並設された前席シート間に配置される車両用コンソ
    ールボックスにおいて、 前記物入れ部は、コンソールボックス本体の前後壁によ
    ってのみ連結された底部材と、該底部材に下端が当接さ
    れ且つコンソールボックス本体の開口周縁に配設される
    内周壁を有する内嵌部材とより構成したことを特徴とす
    る車両用コンソールボックス。
JP3497280U 1980-03-19 1980-03-19 車両用コンソ−ルボツクス Expired JPS6024660Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3497280U JPS6024660Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19 車両用コンソ−ルボツクス

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3497280U JPS6024660Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19 車両用コンソ−ルボツクス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56136839U JPS56136839U (ja) 1981-10-16
JPS6024660Y2 true JPS6024660Y2 (ja) 1985-07-24

Family

ID=29630604

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JP3497280U Expired JPS6024660Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19 車両用コンソ−ルボツクス

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JPS56136839U (ja) 1981-10-16

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