JPS602351Y2 - 電磁クラツチ・ブレ−キ - Google Patents

電磁クラツチ・ブレ−キ

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Publication number
JPS602351Y2
JPS602351Y2 JP1978045722U JP4572278U JPS602351Y2 JP S602351 Y2 JPS602351 Y2 JP S602351Y2 JP 1978045722 U JP1978045722 U JP 1978045722U JP 4572278 U JP4572278 U JP 4572278U JP S602351 Y2 JPS602351 Y2 JP S602351Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
field
rotating shaft
armature
rotor
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978045722U
Other languages
English (en)
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JPS54148745U (ja
Inventor
忠一 大橋
Original Assignee
株式会社大崎電業社
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大崎電業社 filed Critical 株式会社大崎電業社
Priority to JP1978045722U priority Critical patent/JPS602351Y2/ja
Publication of JPS54148745U publication Critical patent/JPS54148745U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁クラッチ・ブレーキに係り、特にその構造
の簡単化のための改良に関する。
電磁クラッチ・ブレーキの一例として第1図に示すよう
なものがある。
これは米国特許第3893191号の内容を幾分簡単化
して示したもので、回転軸1に取付けられたロータ2の
軸方向一方にフィールド3を、他方つまり摩擦材の設け
られた側にアーマチュア4を配してなるもので、フィー
ルド3は固定部分たとえば減速機もしくは荷機械のフレ
ームにボルト11によって固定され、またアーマチュア
4は入力部材たとえばプーリ5に板ばね5を介して取付
けられている。
7は両端面に摩擦材を有する非磁性材製のインナーディ
スク、8はインナーディスク7とスプライン係合し、か
っばね10を介してインナーディスクに押付けられた副
アーマチュア9ともスプライン係合しているハブである
この電磁クラッチ・ブレーキにおいて、フィールド3を
励磁すると、その発生磁束によりフィールド3→ロータ
2→アーマチユア4→ロータ2→フイールド3→副アー
マチユア9→フイールド3なる磁路が形成されて、ロー
タ2、フィールド3、アーマチュア4、副アーマチュア
9が相互に吸引し合う。
これにより副アーマチュア9はばね10に抗して図示右
方に、またアーマチュア4は板ばね6の作用力を抗して
図示左方に移動する。
この結果、ロータ2とプーリ5とが直結される。
一方、フィールド3の励磁を解くと、副アーマチュア9
はばね9の復元力によって図示左方に戻され、またアー
マチュア4は板ばね6の復元力により図示右方に戻され
る。
したがってロータ2とアーマチュア4とが離間する。
ここにおいて、上記従来の電磁クラッチブレーキはブレ
ーキが無励磁作動形であるから1つのフィールドでクラ
ッチ、ブレーキ両動作を行い得る点で有利であるがハブ
8とインナーディスク7、副アーマチュア9等のフィー
ルド3の発生磁束を通すべき部材の構造が複雑となる。
したがって本考案の目的は、構成の簡単な電磁クラッチ
・ブレーキを提供することである。
本考案はこの目的達成のため、フィールドを軸方向に移
動し得るように支持すると共に、このフィールドを直接
インナーディスクに接触させるようにして副アーマチュ
アを用いない電磁クラッチ・ブレーキを構成したもので
ある。
以下、第2図a、 bを参照して本考案の一実施例を説
明する。
第2図aは通電時の、また同図すは非通電時の本考案の
一実施例を示している。
図示の如く、フィールド3は、圧縮状態の制動ばね10
を介してボルト11に取付けられている。
制動ばね10の復元伸長力は、フィールド3のみならず
、ハブ8に固着されたインナーディスク7にも作用する
ようになっている。
この実施例では、回転軸1の一端に回転軸1に対し自由
回転し得るように入力部材たとえばプーリ5が取付けら
れ、プーリ5の一側面に板ばね6を介して回転軸1の軸
方向に移動でき且つプーリ5と一体回転するように、ア
ーマチュア4が取付けられている。
アーマチュア4の反プーリ側の側面に対向するように、
回転軸1とキー係合したロータ2が配されている。
ロータ2の反アーマチュア側にはブツシュ12を介して
ロータ2の胴部に緩嵌され、且つ固定部材(本考案に係
るクラッチ・ブレーキが取付けられる部材)に植設され
たボルト11上に軸方向移動可能なようにフィールド3
が取付けられ、このフィールド3はボルト11に装着さ
れたばね10により反ロータ側に押されている。
そしてフィールド3の反ロータ側にはハブ8を介して回
転軸1と一体回転し且つ軸方向移動し得るように取付け
られたインナーディスク7が配され、直接フィールド3
の側面に接触するようになっている。
インナーディスク7はフィールド3と固定部材との間に
配されている。
この電磁クラッチ・ブレーキのフィールド3に通電する
と、同図aに示すように、その発生磁束によりフィール
ド3→ロータ2→アーマチユア4→ロータ2→フイール
ド3なる磁路が形成され、ロータ2を中心にしてフィー
ルド3は制動ばね10に抗して図示右方に、またアーマ
チュア4は板ばね6に抗して図示左方に移動するように
吸引作用を行う。
これによりロータ2とアーマチュア4とが接触して摩擦
係合する。
この結果、クラッチであれば、プーリ5からの入力が回
転軸1に出力として与えられ、またブレーキであれば入
力装置であるプーリ5を回転自在にする。
ここでインナーディスク7はフィールド3に隣接するた
めフィールド3の磁気的影響を避けるべく非磁性材たと
えば、モールド樹脂で作成する。
またフィールド3の付勢を解くと、同図すに示すように
、フィールド3は制動ばね10の復元力により図示左方
に押戻されてインナーディスク7に接触する位置に止ま
り、またアーマチュア4は板ばね6の復元力により図示
右方に引戻されて板ばね6を介してプーリ5に当接する
これによりプーリ5の入力はロータ2に伝わらず、クラ
ッチであれば断状態、ブレーキであればJISでいう負
作動状態つまり無励磁でのブレーキ動作状態となる。
本考案は上述のように、軸方向に移動し得るように支持
されたフィールドを用いたため、従来フィールドとイン
ナーディスクとの間に介挿していた副アーマチュアを不
要とすることができ、構造の簡単化された電磁クラッチ
・ブレーキを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁クラッチ・ブレーキの構造を示す縦
断面図、第2図a、 bは本考案の一実施例の通電時お
よび非通電時の縦断面を示す図である。 1・・・・・・回転軸、2・・・・・・ロータ、3・・
・・・・フィールド、4・・・・・・アーマチュア、5
・・・・・・プーリ、6・・・・・・板ばね、7・・・
・・・インナーディスク、訃・・・・・ハブ、10・・
・・・・制動ばね、11・・・・・・ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 負荷に接続される回転軸1の一端に回転自在状に支持さ
    れ駆動源から回転力が入力される入力部材5と、 前記回転軸1と一体回転するように取付けられたロータ
    2と、 前記入力部材5の前記ロータ側の側面に板ばねを介して
    取付けられて該入力部材5と一体回転し得るとともに前
    記回転軸1の軸方向に移動し得るアーマチュア4と、 前記回転軸の他端側にある固定部材に植設されたボルト
    により支持されて前記回転軸1に関し前記ロータ2の反
    アーマチュア側の位置に配され、非通電時に前記ボルト
    上に装着されたばね10の伸長力により前記回転軸1の
    軸方向に沿って前記ロータ2から離されていて、通電時
    に磁気付勢されて前記ロータ2およびアーマチュア4を
    経る磁路を形成し前記ロータ2およびアーマチュア4に
    向って前記ばね10を圧縮するように接近するフィール
    ド3と、 このフィールド3と前記固定部材との間の前記回転軸1
    上に該回転軸と一体回転し且つ該回転軸1の軸方向に移
    動し得るように支持され、前記フィールド3の通電が断
    たれて前記ばね10の伸長力により前記フィールド3が
    反アーマチュア側に移動したときに前記フィールド3と
    前記固定部材との間に挟圧され前記回転軸1の回転を停
    止させるインナーディスク7とを具備したことを特徴と
    する電磁クラッチ・ブレーキ。
JP1978045722U 1978-04-07 1978-04-07 電磁クラツチ・ブレ−キ Expired JPS602351Y2 (ja)

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JP1978045722U JPS602351Y2 (ja) 1978-04-07 1978-04-07 電磁クラツチ・ブレ−キ

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JP1978045722U JPS602351Y2 (ja) 1978-04-07 1978-04-07 電磁クラツチ・ブレ−キ

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Publication Number Publication Date
JPS54148745U JPS54148745U (ja) 1979-10-16
JPS602351Y2 true JPS602351Y2 (ja) 1985-01-23

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ID=28924534

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JP1978045722U Expired JPS602351Y2 (ja) 1978-04-07 1978-04-07 電磁クラツチ・ブレ−キ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6488871B2 (ja) * 2015-05-12 2019-03-27 株式会社ジェイテクト 電磁クラッチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49147447U (ja) * 1973-04-23 1974-12-19
JPS52106753U (ja) * 1976-02-12 1977-08-13

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JPS54148745U (ja) 1979-10-16

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