JPS60222322A

JPS60222322A - 車両用摺動式屋根構造

Info

Publication number: JPS60222322A
Application number: JP21470384A
Authority: JP
Inventors: Toshiaki Niwa; 丹羽　敏昭
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1984-10-12
Filing date: 1984-10-12
Publication date: 1985-11-06
Also published as: JPH0219006B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は車両用摺動式屋根構造に関する。

（従来の技術）車両用摺動式屋根構造の一つとして例えば外部摺動式屋
根構造が知られてる。外部摺動式屋根構造は車体ルーフ
に形成した開１コと、開口の開閉を自在とした開閉体と
、開閉体の開閉動を案内するガイド及び開閉体側連結部
を備え、開閉体をルーフ−にに滑動させ車室内を大気に
開放するものである。

（発明が解決しようとする問題点）一方、第７図に示すようにルーフ（８１）及び開閉体（
８２）は一般に車幅方向両端部よりも車幅方向中心部を
高くする如く湾曲して形成され、そのため開閉体（８２
）を構成するパネル（８３）と、パネル（９３）の下側
に配設する薄板状の開閉体フレーム（９０との間には空
間（Ｓ）が画成される。

従って、斯かる開閉体フレーム（８０の下面に例えば開
閉体側連結部としての例えばガイド（９５）を単に取付
け、車体側に取付けたガイド（９６）との間にスライダ
ー（８７）を配設し、開閉体（８２）を前後滑動させる
ようにした場合には、空間（Ｓ）の上下高さ、スライダ
ー（９７）等の上下高さに起因し、乗員頭部（８８）と
ライニング（８８）とのスペースであるヘッドクリアラ
ンス（Ｃ２）を狭くせざるを得ない不具合がある。

また、開閉体フレーム（８０が単に平坦状である場合に
はガイド（８５）等の位置決めも面倒で、更には開閉体
開放時に開閉体（９２）が後部固定ｊＭ　４Ｍ−１一方
に移動するいわゆる外部摺動式屋根構造にあっては、空
間（Ｓ）の上下高さ及び連結部（８５）の高さに対応し
て開閉体（８２）はルーフ（８１）からより上方へ持ち
上げられることとなり、開放時における開閉体（８２）
の支持も不安定とならざるを得ない。

本発明は前記不具合を解消すべく案出されたものであっ
て、本発明の目的とする処は、ヘッドクリアランスを大
きく確保し得、また開閉体側に設けるガイド等の位置決
めを容易に行なえ、更には開放時に開閉体を安定して支
持できる車両用摺動式屋根構造を提供するにある。

（問題点を解決するための手段）本発明は前記目的を達成するため、車体ルーフに開口を
形成し、前記開口の開閉を自在とした開閉体を設け、前
記開閉体の開閉動を案内するガイド及び開閉体側連結部
を設け、前記開閉体側連結部を開閉体下面の開閉体フレ
ームの四部に配置したことを特徴とする。

（実施例）以下、本発明の好適一実施例を添付図面に従って説明す
る。

第１図は車両用摺動式屋根構造の要部切欠き平面図、第
２図は同・側面図、第３図は同・チルトアップ状態の側
面図、第４図は同・開閉体開放時の側面図、第５図及び
第６図は夫々第２図のＶ−Ｖ線、ｖｒ−ｖｔ線断面図で
ある。

（１）はルーフ、（２）は開閉体で、開閉体（２）はル
ーフ開口部（３）の閉塞を自在とし、第３図に示すよう
に開閉体後部（０をチルトアップし、次いで第４図に示
すように開閉体（２）を後部ルーフ（５）上へ移動した
時、ルーフ開口部（３）及びルーフライニング（６）に
設けた開口部（７）を介し車室内を大気に開放するよう
に形成しである。前記ルーフ（１）及び開閉体（２）は
第５図及び第６図に示すように車幅方向両端部よりも車
幅方向中心部を高くする如く湾曲して形成され、開閉体
（２）は、パネル（２ａ）と、このパネル（２ａ）の下
側に空間（Ｓ）を隔てて配設した薄板状のフレーム（２
ｂ）とを備える。前記フレーム（２ｂ）の車幅方向両端
部りには前部に四部（２０１）を、中間部から後部に亘
って四部（２０２）を形成し、四部（２０１）、（２０
２）は上方へ凹状である。

前記開閉体（２）の下面前端部両側には、それぞれ下端
にスライダー（１１）を取付けた一対のフロントスライ
ドステー（１２）を垂設し、前記フロントスライドステ
ー（１２）の上部は前記凹部（２０１）に取付ける。開
閉体（２）の下面両側で中間部から後部に亘っては、ガ
イド部（１３）を有する一対のルーフ側サブガイドレー
ル（１４）、（１４）を延設し、ルーフ側サブガイドレ
ール（１４）は前記四部（２０２）に取付ける。

前記開口部（７）周辺には薄板状のフレーム部材（１５
）を配設し、開口部（７）両側における前記フレーム部
材（１５）」二には一対のメインガイドレール（２１）
、（２１）を延設しである。

前記メインガイドレール（２１）の外側方部位には、ル
ーフ開口部（３）前部から後部に亘って延在する断面コ
状のガイド部（２２）を形成してあり、ガイド部（２２
）の開放部（２３）は車体の外側方に向けられ、ガイド
部（２２）には前記スライダー（１１）を滑動自在に嵌
装しである。

尚、図面中（２０はウィンドディフレクタ−１（２５）
はそのアーム部、（２６）はウィンドディフレクタ−載
置用支持板部、（２７）は支持板部（２Ｂ）とフレーム
部材（１５）との締付はボルト、（２８）はフレーム側
サブガイドレール用ヒンジ、　（２９）はフレーム側サ
ブガイドレール用ヒンジ（２８）とフレーム部材（１５
）との締付はボルト、（３１）はウィンドディフレクタ
−用ヒンジを示し、ウィンドディフレクタ−（２０はル
ーフ開口部前縁（３２）に対応する前縁部（３３）を有
する。

前記メインガイドレール（２１）のガイド部（２２）と
支持板部（２Ｂ）との間には、駆動ケーブル（３４）を
摺動案内する案内溝（３５）を形成してあり、前記駆動
ケーブル（３０の端部は前記フロントスライドステー（
１２）に接続しである。

前記メインガイドレール（２１）のガイド部（２２）の
内方でルーフ開口部（３）両側の略中間部から後部に亘
うては、一対のフレーム側サブガイドレール（４１）を
延設する。前記フレーム側サブガイドレール（４１）は
、断面口状を呈するガイド部（４２）の開放部（４３）
を車体の内方へ向けて配設してあり、前記ヒンジ（２８
）に前端部を枢支し、後部ルーフ（５）下方に配設した
一対のチルトアップ機構（４０の駆動レバー（４５）に
後端部を枢支し、チルトアップ機構（４４）の作動によ
り駆動レバー（４５）を上下揺動させた時、該駆動レバ
ー（４５）に追従し前端部を支点として」二下揺動する
ように形成しである。

前記ルーフ側サブガイドレール（１４）　、（１４）と
フレーム側サブガイドレール（４１）、（４１）間には
それぞれ滑動自在に一対のリヤスライドステー（５１）
　。

（５１）を嵌装する。

前記リヤスライドステー（５１）は、前後方向に延出す
る腕部（５２）の前部下端に数句けたスライダー（５３
）、（５４）をフレーム側サブガイドレール（４１）の
ガイド部（４２）に、腕部（５２）の後部上端に取付け
たスライダー（５５）をルーフ側サブガイドレール（１
４）のガイド部（１３）にそれぞれ滑動自在に嵌装しで
ある。第３図に示すようにチルトアップ機構（４０を作
動して開閉体後部（４）をチルトアップした時、駆動ケ
ーブル（３４）の前後移動により開閉体（２）は前記フ
ロントスライドステー（１２）及びリヤスライドステー
（５１）を介し後部ルーフ（５）上への移動及びルーフ
開口部（３）への復帰動を自在としである。従って実施
例ではフロントスライドステー（１２）の上部及びルー
フ側サブガイドレール（１４）が、開閉体（２）の開閉
動を案内する開閉体側連結部を構成している。

本実施例は前記のように構成したので、四部（２０１）
にフロントスライドステー（１２）を取付はフロントス
ライドステー（１２）を上方へずらした距離（Ｌｌ）分
、及び四部（２０２）にルーフ側サブガイドレール（１
４）を取付はルーフ側サブガイドレール（１０を」二方
へずらした距離（Ｌｌ）分、ルーフライニング（６）を
高め開閉体（２）の前後部におけるヘッドクリアランス
（Ｃθを大きく確保することができる。

またフロントスライドステー（１２）及びルーフ側サブ
ガイドレール（１４）の取付けに際しても凹部（２０１
）、（２０２）　ヲ利用するので、フロントスライドス
テー（１２）及びルーフ側サブガイドレール（１４）の
位置決めも容易になすことができ、取付は後も四部（２
０１）　、（２０２）によってずれる等の虞れもない。

更に、開閉体（２）の開放時にはフロントスライドステ
ー（１２）、ルーフ側サブガイドレール（１４）を夫々
上方へずらした距離（Ｌ＋）　、　（Ｌｌ）分開閉体（
２）を後部ルーフ（５）側に近接でき、開放時に開閉体
（２）を安定して支持することができる。

（発明の効果）以上の説明で明らかなように本発明によれば、車両用摺
動式屋根構造におけるヘッドクリアランスを大きく確保
し得、開閉体側に設けるガイド等の位置決めを容易に行
なえ、更には開放時に開閉体を安定して支持することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は車両用摺動式屋根構造の要部切欠き平面図、第
２図は同・側面図、第３図は同・チルトアップ状態の側
面図、第４図は同・開閉体開放時の側面図、第５図及び
第６図は夫々第２図の■−Ｖ線、　Ｖｌ−Ｖｌ線断面図
、第７図は車両用摺動式屋根構造の横断側面図である。尚図面中、（２）は開閉体、（２ａ）はパネル、（２ｂ
）は開閉体フレーム、（２０１）　、（２Ｑ２）は四部
、（３）はルーフ開口部、（１２）はフロントスライド
ステー、（１４）はルーフ側サブガイドレール、（２１
）はメインガイドレール、（４１）はフレーム側サブガ
イドレール、（５１）はリヤスライドステーである。特許出願人　本田技研工業株式会社代理人　弁理士　下　１）　容一部間　弁理士　大　橋　邦　音間　弁理士　小　山　有

Claims

【特許請求の範囲】車体ルーフに形成した開口と、前記開口の開閉を自在とした開閉体と、前記開閉体の開
閉動を案内するガイド及び開閉体側連結部とを備え、前記開閉体側連結部は、開閉体下面の開閉体フレームの
四部に設けられていることを特徴とする車両用摺動式屋
根構造。