JPS60221410A - 高分子材料の表面改質方法 - Google Patents

高分子材料の表面改質方法

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JPS60221410A
JPS60221410A JP7910284A JP7910284A JPS60221410A JP S60221410 A JPS60221410 A JP S60221410A JP 7910284 A JP7910284 A JP 7910284A JP 7910284 A JP7910284 A JP 7910284A JP S60221410 A JPS60221410 A JP S60221410A
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押部 義宏
Hiroshi Omura
大村 博
Masaharu Nakayama
中山 雅陽
Takashi Yamamoto
隆 山本
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F293/00Macromolecular compounds obtained by polymerisation on to a macromolecule having groups capable of inducing the formation of new polymer chains bound exclusively at one or both ends of the starting macromolecule

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高分子材料に特定のブロック共重合体を添加
することによって高分子材料の表面を改質する方法に関
する0さらに詳しくは、特定のブロック共重合体を構成
する一方の重合体部分と混和性のある高分子材料に、こ
の特定のブロック共重合体を添加することによって、高
分子材料表面に他方の重合体部分の(パー)フルオロア
ルキレン基〔(パー)フルオロアルキレン基とはノ々−
フルオロアルキレン基又はフルオロアルキレン基のこと
をいう0以下同様〕又は(ツク−)フルオロアルキル基
に基づく耐食性、耐溶剤性、耐薬品性、非粘着性、低摩
擦性、耐汚染性、撥水撥油性、耐候性等の特性を付与し
、かつその特性を長期間持続させる方法に関するもので
ある。
従来より、含ふっ素重合体は耐熱性、耐食性、低摩擦性
、撥水撥油性等の機能を発揮することが知られている。
これらの機能は、ふっ素原子の電気陰性度が非常に高い
ためにふっ素及び炭素原子間の結合力が強固なことと、
ふっ素原子の分極率が小さいため、含ふっ素化合物の分
子間凝集力が小さく、表面張力が著しく小さいという特
性に由来する。このような機能は、(パー)フルオロア
ルキレン基又は(パー)フルオロアルキル基を含有しな
い高分子材料の多くが持ちあわせず、含ふっ素重合体独
自のすぐれた特性といえる。
ところで近年、関分子利料に対する要求性能が関まるに
つれて、含ふっ素重合体の有する前記のすぐれた特性を
高分子材料表面に付与しようとする試みがさかんに行な
われるようになった。
この方法は大別して次の二連りに分かれる〇まず第1に
、(パー)フルオロアルキル基又はパーフルオロアルキ
レン基を含む物質を高分子材料表面に被覆する方法であ
る。例えば、ふっ素樹脂による繊維加工が一般に普及す
るようになった0特開昭55−9619号公報、特開昭
55−29501号公報、特開昭55−45756号公
報、特開昭58−59277号公報及び特開昭58−1
18883号公報には、パーフルオロアルキル基を有す
るアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルを必須
成分として、これらの化合物と共重合可能なビニル型単
量体とからなるランダム共重合体を繊維表面に被覆し、
繊維表面を撥水撥油性にすることが提案されている○ま
た特公昭57−11324号公報では、フルオロオレフ
ィンエポキサイドと環状酸無水物との反応から合成され
る含ふっ素ポリエステルを繊維表向やポリエステルフィ
ルム表面に被覆して、高分子材料表面を)U水煮油性に
改質することを提案しCいる0第2に、高分子側斜に(
パー)フルオロアルキル基又ハ(パー)フルオロアルキ
レン基を化学結合させて表面に特性を付与する方法であ
る。例えば、塗膜表面に(パー)フルオロアルキレン基
又はパーフルオロアルキル基に基づく撥水撥油性、耐候
性及び耐汚染性を付与することが試みられている。特開
昭57−34.07号公報及び特開昭57−8408号
公報においては、フルオロオレフィンを主成分として、
フルオロオレフイント共重合可能なビニル型単量体とか
らなるランダム共重合体が耐候性にすぐれた塗膜を形成
することを、また特開昭58−136666号公報では
、それが水中防汚塗膜として効果のあることを提案して
いる。さらに、特開昭58−、(4866号公報及び特
開昭58−34867号公報では(パー)フルオロアル
キル基を含有するアクリル酸エステル又はメタクリル酸
エステルを必須成分として、このものと共重合可能なビ
ニル型単以体とからなるランダム共重合体が耐候性、撥
水撥油性及び耐汚染性にすぐれた塗膜を形成するとして
いる。また、特開昭57−11572号公報では、官能
基としてエポキシ基を有する樹脂とパーフルオロアルキ
ル基を有するアミン又はジアミンとから合成されるエポ
キシ硬化塗膜が撥水撥油性を発揮すると提案している。
第3に含ふっ素化合物を高分子材料表面に添加して高分
子材料表面に含ふっ素化合物に基づく特性を付与する方
法が提案されている。例えば、特開昭57−14648
号公報及び特開昭57−192445号公wでは、(パ
ー)フルオロ・アルギル基含有界面活性剤を塩ビ樹脂フ
ィルムに内添することを、さらに、ポリマーブリチン(
Polym6rBulletin ) 、 VOL、 
5 、 :335 (1981)及び’1lFJ昭57
−179246号公報では、ポリメタクリル酸メチルの
片末端にビニル重合性の二重結合を付加しくマクロモノ
マー)、このパーフルオロアルキル基を有するアクリル
酸エステルを共重合することにより、枝がポリメタクリ
ル酸メチルで幹にパーフルオロアルキル基を有するアク
リル酸エステルが配列するグラフト共重合体を合成し、
このグラフト共重合体をポリメタクリル酸メチルに添加
することによって、表面に撥水撥油性を付与することが
できるとしている。
ところが上記に示したような表面改質方法には次のよう
な短所が見い出とれる。すなわち、上記の第1の方法に
おいては、高分子材料と親和性のある成分がランダム共
重合体又は重縮合体を形成するために、高分子材料との
親和性にすぐれているとはいえず、表面改質効果の持続
性がない。
また、上記の第2の方法によれば、重合体を形成する含
ふっ素早量体の存在する率がわずかな場合、表面に(パ
ー)フルオロアルキル基あるいは(パー)フルオロアル
キレン基に基づく特性を付与することができない。重合
体を形成する含ふっ素早量体の存在する率が増加するに
従って表面改質効果があられれ、しかも改質効果の持続
性は良好となるが、反面重合体が副価格なものとなり、
かつ重合体を形成するふっ素を含有しない単量体のもつ
特性が重合体に反映し離い。
さらに、第8の方法の含ふっ素界面活性剤を添加する方
法では、界面活性剤がブリードアウトすス1れ−、裏i
hi蓋@各Jr里の枯シI■7々けA。すた含ふっ素グ
ラフト共重合体を用いる場合には、その合成法がはん雑
である。さらにマクロモノマーの共重合性を保つために
、マクロモノマーの分子量をある程度低く保つ(数平均
分子1:1000〜lo、ooo)必要がある関係上、
グラフト共重合体中の枝の部分であるポリメタクリル酸
メチル部分は数平均分子量to、ooo以下のオリゴマ
ーであり、このグラフト共重合体を、改質の対象とする
ポリメタクリル酸メチルに添加した場合、低分子量であ
るが故に、必ずしも十分に高分子材料に補足されるとは
限らず、永久的に表面改質の効果を持続する上で疑問が
残る。
以上のように、従来法では高分子材料の表面を工業的に
容易に、かつ十分満足しつるように改質するに至ってい
なかった0 本発明者らは、前記問題点の認識のもとに、鋭意研究を
重ねた結果、(パー)フルオロアルギル基又は(パー)
フルオロアルキル基ン基を有する重合体部分(以下、含
ふっ素重合体部分と■′ぶ)と、改質の対象となる高分
子材料と混和性のある重合体部分とよりなる特定のブロ
ック・共重合体を、対象とする高分子材料に被覆又は内
添することにより、工業的に容易に、かつ顕著にその表
面改質の効果を持続させうるという知見を得て本発明を
完成した。
本発明の要旨は、高分子材料に、その高分子材料のベー
スレジンに混和性のあるふっ素を含有しない重合体部分
と、含ふっ素重合体部分とからなる下記のブロック共重
合体を被覆又は内添することを特徴とする高分子材料の
表面改質方法である。・ブロック共重合体は、ポリメリ
ックペルオキシドあるいはポリアゾ化合物を重合開始剤
として、含ふっ素重合体部分を形成する含ふっ素ビニル
型単量体又は高分子材料に混和性のある重合体部分(七
つ素を含有しない重合体部分)を形成するふっ素を含有
しないビニル型単祇体のいずれかを重合させてペルオキ
シ結合あるいはアゾ結合含有重合体を得る第1工程、次
いで第1工程で得たペルオキシ結合あるいはアゾ結合重
合体を重合開始剤として、第1工程で用いなかったふっ
素を含有しないビニル型単鼠体又は含ふっ素ビニル型単
量体を共重合させる第2工程、で得られるブロック共1
ハ合体である。
本発明におけるブロック共重合体の製造時に用いられる
ポリメリックペルオキシド及びポリアゾ化合物とは1分
子中に2個以上のペルオキシ結合、あるいはアゾ結合を
持つ化合物であり、ポリメリックペルオキシドは、例え
ば下記一般式(I)〜(■)で、ポリアゾ化合物は、例
えば下記一般式〇’1ll)で示される構造を有するも
のである0〔式中、R1は炭素数1〜18のアルキレン
基、もしくは置換アルキレン基、炭素数3〜15のシ・
クロアルキレン基、もしくはla換ジシクロアルキレン
基又はフェニレン基、もしくは直換フェニレン基を表わ
し、R8は炭素数2〜lOのアルキレン基、もしくは置
換アルキレン基、 (−6H−(EH20);R4− (式中、R8は水素原子、もしくはメチル基であり、R
2は炭素数2〜10のアルキレン基もしくは置換アルキ
レン基である。またm = 1〜13である)、 又は を表わす。またn = 2〜30である。〕〔式中、R
oは前記一般式(I)中のRoと同じ基でアル。R2は
エチレン基、フェニレン基、モしくはアセチレン基を表
わす0またn=2〜80である。〕 〔式中、Roは前記一般式(I)中のR□と同じ基であ
る。またn=2〜30である。〕 〔式中、R□は前記一般式(I)中のR□と同じ基であ
る。またn=2〜30である。〕  0 111 −(−ORICoo太 ・・・・・・(V)〔式中、R
oは前記一般式(I)中のR工と同じ基である0またn
 = 2〜30である0〕OH,0H8X 〔式中、又は水素原子、メチル基、塩素原子を表わす。
またn=2〜30である0〕 〔式中、R工は前記一般式(I)中のRoと同じ基であ
る。R2はエチレン基、アセチレン基、もしくはフェニ
レン基を表わし、R5,R6は水素原子もしくはメチル
基を表わす0またn = 2〜80、m=1〜100で
ある0〕 〔式中、Roは前記一般式(I)中のR□と同じ基を表
わし、R9はメチル基もしくはシアノ基を表わす。また
、m=o〜l、n=2〜80である0〕前記一般式(I
)のポリメリックペルオキシドとしては、具体的には例
えば、 0 0 II II’ II II (−0((J2)、Co(G)L2)、0G(Gl(2
)、000詰II II II II (−G(OR,) 、GO(OR8) 60G (On
、) 、coo−垢(いずれの式においてもn = 2
〜30である0)などがある。
また前記一般式(I[)のポリメリックペルオキシドと
しては、具体的には例えば、 OH8(3H8 (いずれの式においてもn=2〜3oである。)などが
ある。
また前記一般式(III)のポリメリックペル詞キシド
としては、具体的に例えば、 (いずれの式においてもn=2〜30である0)などが
ある。
また前記一般式(IV)のポリメリソクペルオギシドと
しては、具体的に例えは、 H80H8 0H8,0H8 0T(、、’ [3H,。
(いずれの式においてもn=2〜30である。)などが
ある。
また、目11記一般式(V)のポリメリックペルオキシ
ドとしては具体的に例えば、 II II II II IO2OH2)4000−)−、(−G(CH2)60
00−垢+1 11’、 II II −(−OcOH2)8COO−3−H、千〇(OH2)
□oCoo−1−H・(いずれの式においてもn = 
2〜3oである。)などがある。
前記一般式(■)のポリメリックペルオキシドとしては
、具体的に例えば、 H8 OQ □ II II II (式中、m−1〜1oo1n−2〜8oである。)など
がある。以上のポリメリックベル」キシドは使用に際し
1種又は2種以上を混合して用いることができる。
マタ前記一般式(vm)のポリアゾ化合物としては、具
体的には、 (式中、m=1〜100 、n=2〜80である。)な
どがある0以上のポリアゾ化合物は使用に際し、1種又
は2種以上を混合して用いることができる。
本発明に用いるブロック共重合体の一方の分子鎖を構成
する含ふっ素重合体部分を形成する含ふっ素ビニル型単
鼠体としては、例えば下記一般式(IX)〜(XV)で
表わされるような構造式を有するものである。
OH,= 0R1000R2Rf ・・・・・(IX)
〔式中、Rfは0nF2n+□で表わされるパーフルオ
ロアルキル基、R3は一0mH8In−で表わされるア
ルキレン基、 一0R8H−、−0H20R8H− (式中R8はCpH2p+、で表わされるアルキル基を
示し、pは1〜10の正数である。)、R□は水素原子
又はメチル基を示し、nは1〜16の正の整数、mは1
〜10の正の整数である。〕GH2=OR1000R2
(OF2)、OR8・・・・・・(X)〔式中、R8は
Cm)I2mC,F21/+1基、又は−CmH2mC
7F2.F基、R2は−Cp■l2p−で表わされるア
ルキレン基、−ou、cn、o−1R0はメチル基、又
は水素原子を示し、mは0−10の正の整数、lはθ〜
16の正の整数、pは1−10の正の整数、qは1〜1
0の正の整数である。〕 cn、 =OR,0OOR2(OF2)nH・=・(X
I)〔式中、R2は−OmH2m−で表わされるアルキ
レン基、 一0R8H−、−OH,OR,H− (式中、R8はOpHsp+ zで表わされるアルキル
基を示し、pは1〜1oの正の整数である。)、Roは
水素原子又はメチル基を示し、nは1〜16の正の整数
、mは1〜1oの正の整数である。〕4 0H,、=OR1000RfANOORf ・・曲(X
ll)〔式中、RfはCnFgn+□で表わされるパー
フルオロアルキル基、R2は−cmHzm−で表わされ
るアルキレン基、 一0R8H−、−0H2OR,H− (式中s RaはC1H2p+□で表わされるアルキル
基を示し、pは1〜lOの正の整数である。)、R2は
C1H2p+□で表わされるアルキル基、R4は水I゛
・素原子又はメチル基を示し、nは1〜16の正の整数
、mは1〜10の正の整数、qは1〜10の正の整数で
ある0〕 4 0H,=OR1000R2NSO,Rf ・曲−’Xn
1)〔式中、RfはCnF2n+、で表わされるパーフ
ルオロアルキル基、R2は−CmH2m−で表わされる
アルキレン基、 −OR)l−、−01(,0R8H− (式中、R8は0pH8p+、で表わされるアルキル基
を示し、pは1〜10の正の整数である0)、R1はO
qH2q+ 、で表わされるアルキル基、R□は水素原
子、又はメチル基を示し、nは1〜16の正の整数、m
は1〜10の正の整数、qは1−10の正の整数である
。〕 OH,= 0R1000R2R8−・−(X[V)〔式
中、Roはふっ素原子、OHF 2基、OH、F基、O
F8基、0000i(、F基、又は0OOOHF 2基
、R3は−CmH2In−で表わされるアルキレン端、
−0R8H−、−OH,GRH− (式中、R8はOpH2P+ xで表わされるアルキル
基を示し、pは1〜10の正の整数である0)、R8は
OqH2q+ 1で表わされるアルキル基、又はCrF
2r+□で表わされるパーフルオロアルキル基、又は−
(OF、)、Hを示し、mは1〜loの正の整数、qは
θ〜16の正の整数、rは1〜16の正の整数、lは1
〜16の正の整数である。〕0RIR2= (3R8R
,・曲(XV)〔式中、R□、 R,、R8,R,は水
素原子、塩素原子、ふっ素原子、フェニル基、置換フェ
ニル基、又はOnFgn+□で表わされるパーフルオロ
アルキル基を示し、R□〜R6中少なくとも1種以上が
含ふつ嵩置換基である。またnは1〜5の正の整数であ
る。〕 前記一般式(IX)の含ふっ素ビニル型単一体としては
、具体的には例えば、 0F8(OF、)70H20H20000H=OH。
0F8(OF2>、0H20H,0000(OH8) 
= OH。
0F80H,0OOOH= OH2 τH8 0F8(CF2)4CHOOOO(OH3) =CH2
などがある。
また前記一般式(X)の含ふっ素ビニル型単量体として
は、具体的には例えば、 0F8(3H,OOH,0H20000H= 0H2H
OF、OF、OOH,CH,0COCH= OH。
0、F、(01gOH20)2(3H,0OOGH= 
0H308F、700H,OH,0000(OH8) 
=CH。
CF、(OF、)、0(3H20H20000(OH,
) = OH。
などがある。
また前記一般式(XI)の含ふっ累ビニル型単量体とし
ては、具体的には例えば、 02H。
H(OF2)60000C(OH8) =CH。
H(OF2)80に20GOOH=OH2H(OF2)
、0H20C00H= 0H2H((3F2)、0H2
0GC’0(OH8) =CH。
0F3(OF2)80FHOF20H200H=G)1
2などがある。
また前記一般式(X[)の含ふつ累ビニル型単爪体とし
ては、具体的には例えば、 0、FII、0ON(C2H5)OH,0000(OH
8) = CH302F、0ON(02H,)OR20
00GH=OH20F8(OF2)、GON(CI(8
)OH(OH8)OH20000H= 0H20H3(
0’F、、> 7(3ON (OH20H20H8) 
0H201(20000(OJ(8’) =0112な
どがある〇 また前記一般式(XIII)の含ふっ素ビニル型単j1
1体としては、具体的には例えは、 0F8((3F2)7SO,N、(CH8)(3H20
H20000(CH8)= an。
air8(OF2)7so、N(an8)(EH20H
2ocoou = 0H208F、502N(OH8)
(OH2)□。0OOOH= OH20、F、802N
(02H5)OH20H2000G((EH8) =O
H208F□7802N(OH8)((3H,)、、0
000H=OH202F、So、N(08H,)01(
、OH,0000(OH8) −0H2C,F、80□
N(02H,)O(02H,)HOH20000H= 
OH2などがある〇 また前記一般式(XIV)の含ふっ素ビニル型単量体と
しては、具体的には例えば、 0H80000F=OH2,FCH20H2000F=
OH,。
(E2H,0000(OH2F)=OH2,0H300
00(OHF2)=CtH2゜08H70000(OF
8)=OH2,0H80000(OOOOH2F)=C
H2゜C2H50000(OOOGH,1=OH2,0
8Fよ、0000(OF8)=CH2゜08F□70C
tOO(OGOGH2F)=OH2,He8F6000
CF=OH。
などがある。
また前記一般式(XV)の含ふっ素ビニル型単重体とし
ては、具体的には例えば、 001.2=OFC1、0FO1=0’EO1、0F2
=OO12゜GO#=OF 、 OF2.=(3F2.
 CHGl、=GFO1。
0HIl=0011 0HO6=OF2. CHF=O
OIF 。
t OHF=OF 、 GHF=OHOl、 OH,−00
1F 。
0)IF=OHF 、 OH=OF 、 CH8=(E
FH。
2 2 0F2=O(OF8)2.0F8−OF=OF2.0F
3−(EH=OHF 。
OF8−C+H=(3H2,08F7(OH8)G=O
H2゜0F80F20F=O(OF8)2. (OF8
)、CF’O1i’−0F−OF8゜0H2= OH+
O0F、9 などがある。
含ふっ素重合体を形成する含ふっ素ビニル型幅量体の具
体例は前記に示した辿りであり、これらの1種又は2種
以上を含ふっ素ビニル型単t+を捧の主成分として用い
るが、ブロック共重合体の旨分子材料表面へおよばず改
質効果が発揮できる範囲内において、前記主成分以外の
含ふっ素ビニル型単量体又はビニル型巣hL体を加える
こともできる0本発明に用いるブロック共重合体の他方
の分子鎖を構成するふっ素を含有しない重合体部分を形
成するビニル型単屋体は、改質の対象となる高分子材料
のベースレジンとの混和性に応じて、適宜選ばれる。
例えば、(メタ)アクリル酸メチル〔(メタ)アクリル
酸メチルとはメタアクリル敞メチルまたはアクリル酸メ
チルのことをいう。以下同様。〕、(メタ)アクリル酸
エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)ア
クリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸グリシジル
エステルなとの低級アルギル(メタ)アクリレート;(
メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル師イソ
ブチル、(メタ)アクリル酸tert−ブチル、(メタ
)アクリル酸n−ヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロ
ヘキシル、(メタ)アクリル敞2−エチルヘギシル、(
メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル師ラウリ
ル、(メタ)アクリルはステアリルなどの高級アルキル
(メタ)アクリレート;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ルなどの低級脂肪酸ビニルエステル;酪酸ビニル、カプ
ロン自々ヒニル、2−エチルヘキサン酸ビニル、ラウリ
ン酸ビニル・ステアリン酸ビニルなどの高級脂肪酸ビニ
ルエステル;スチレン、ビニルトルエン、ビニルピロリ
ドンなどの芳香族ビニル型単量体;(メタ)アクリルア
ミド、N−メチルロール(メタ)アクリルアミド、N−
メトキシメチル(メタ)アクリルアミドなどのアミド基
含有ビニル型単ハχ俸;(メタ)アクリル酸ヒドロキシ
エチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、アリ
ルアルコールなどの水酸基含有ビニル型咽屓体:(メタ
)アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、フマル酸、マ
レイン酸などのカルボン酸基含有ビニル型単t1を体;
ブタジェン;塩化ビニル;塩化ビニリデン;(メタ)ア
クリロニトリル;フマル酸ジプチル:無水マレイン酸:
 ドデシル無水コハク飯;(メタ)アリルグリシジルエ
ーテル;イタコン酸、(メタ)’7り’)ルps クロ
トン酸などのラジカル重合性不飽和カルボン酸のアルカ
リ金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩;スチレンス
ルホン酸のようなスルホン酸基を有するラジカル重合性
不飽和単量体、およびそれらのアルカリ金属塩、アンモ
ニウム塩、有機アミン塩;2−ヒドロキシ−3−メタク
リルオキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライド
のような(メタ)アクリル酸から誘導される第四級アン
モニウム塩;メタアクリル酸ジエチルアミノエステルの
ような第三級アミノ基を有するアルコールのメタアクリ
ル酸エステル、およびそれらの第四級アンモニウム塩な
どがある。
この場合、改質の対象となる高分子材料とふっ素を含ま
ないビニル型重合体部分との混和性の良否は、高分子材
料とふっ素を含まないビニル型重合体を機械的に練り合
わせ、フィルム化した後、目視により判定される。つま
りフィルムが透明になるか、透明性がなくても高分子材
料中にビニル型重合体が均一に分散していれば混和性が
よいと判断される。混和性が劣ると、ビニル型重合体粒
子が目視できるほどの大きさで分散し、不均質なブレン
ド物となる。
代表的な尚分子同士の混和性については、J、 Mac
romol、 Sci、、07 、 25 t (19
72)及び、日本接着協会誌、 VOl、 11 、 
No、 1 、2(1975)から明らかであるが、若
干の高分子材料と混和性のよいビニル型重合体の組み合
せを列挙すると以下のとおりである。
混和性のよいふっ素を含まない 高分子材料 ビニル型重合棒 ポリメタアクリル酸メチル樹脂 ポリメタアクリル酸メ
チル、(例えば、三菱レーヨン、 スチレン/メタアク
リル酸メチアクリベットM) ル共重合体、 ポリ塩ビニル、 メチルビニルエーテル/無水マ レイン酸共重合体、 ポリ塩化ビニル樹脂 ポリ塩化ビニル、(例えば、日本
カーバイト、ポリメタアクリル酸メチル、二カビニルP
1050) ポリメタアクリル酸エチル、ポリメタアク
リル酸ブチル、 ポリクロロプレン、 アクリロニトリル/ブタジェン 共重合体、 エチレン/酢酸ビニル共重合体、 メタアクリル酸メチル/メタク リル酸エチル共重合体、 ポリスチレン樹脂 ポリスチレン、 (例えば、旭ダウ、 ポリビニルメチルエーテル、スタ
イロン666) エチレン−酢酸ビニル樹脂 ポリ酢酸ビニル、(例えは
、日本合成、 ポリ塩化ビニル、ソアレツクスR−FH
) ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニル/酢飯ビニル共重
合 俸1 塩化ビニル/酢酸ビニル/アク リル酸エステル共重合体、 エチレン/酢酸ビニル共M&f、F、 ポリエチレン樹脂 ポリブタジェン アクリル酸エチル/アクリロニ トリル共重合体、 ポリエチレン、 ポリビニルメチルエーテル樹脂 ポリスチレン塩化ビニ
ル−酢酸ビニル樹脂 ポリメタアクリル1浚メチル(例
えば、種水化学、 アクリロニトリル/ブタジェンニス
レックスC) 共重合体、 塩化ビニル/酢酸ビニル共承合 体、 スチレン−無水マレイン酸樹脂 ポリメタアクリル酸メ
ブール、(例えば、大同工業、 ポリ酢酸ビニル、メチ
ライ)CM−2) スチレン/無水マレイン酸共重合体
、 ポリエステル樹脂 N−ビニルピロリドン/酢t”狡ヒ
(例えば、東洋紡、 ニル共)1i合体、エステルレジ
ン20 ) 塩化ビニル/i4A化ビニリデン/アクリ
ル酸エステル共重合体、 ポリフェニレンオキサイド樹脂 ポリスチレン、ポリウ
レタン樹脂 ポリJfA化ビニル、(例えば、日本ゼオ
ン、 ポリ塩化ビニリデン、5740X1) 塩化ビニ
ル/酢淑ビニル共爪合体− ビニルピロリドン/酢酸ビニル 共重合体、 ニトロセルロース ポリ酢酸ビニル、 (例えば、旭化成、 ポリメタアクリル酸メチル、R8
−1/) 2 ポリアクリル酸メチル、 セルロースアセテートブチレート ポリ酢酸ビニル、(
例えば、li;astman、 エチレン/酢酸ビニル
共重合体、EAB−881−2) 石油樹脂 ポリスチレン、 (例えば、日本石油化学、 N−ビニルピロリドン−酢
酸ビ日石ネオポリマー150) ニル共重合体、クーr
 o :z[脂 ポリスチレン、(例えば、三菱化成、
TG) N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体、 インデン樹脂 ポリスチレン、 (例えば、新日本製鉄、 ポリメタアクリル酸メチル、
VM−1/) 2 ポリ塩化ビニル、 ポリ塩化ビニリデン、 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、 エチレン/酢酸ビニル共重合体、 アクリル繊維 ポリアクリロニトリル、アクリロニトリ
ル/アクリル酸 メチル共重合体、 ナイロン繊維 ポリアクリルアミド、 アクリルアミド/アクリル酸エ メチル共重合体、 塩化ビニリデン繊維 N−ビニルピロリドン/酢酸と(
例えば、置割化学、 ニル共重合体、フレハロン) エ
チレン/酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリル−ブタ
ジェンゴム ポリ塩化ビニル、(例えば、日本ゼオン、
 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合ハイカー1048) 
棒、 ポリイソプレンゴム ポリメタアクリル酸メチル、ポリ
クロロプレンゴム ポリ塩化ビニル、ポリエーテルゴム
 スチレン/アクリロニトリル共(ポリエピクロルヒド
リン)重合体、 スチレン/メタアクリル敞メル ル共重合体、 天然ゴム ポリメタアクリル酸メチル また、これらの高分子材料と本発明におけるブロック共
重合体のふっ素を含有しない重合体部分の混和性を、よ
り増すために、高分子材料中にある官能基に対して反応
性を有する官能基含有ビニル型単量体をふっ素を含有し
ないビニル型重合体部分に共重合することもできる。ま
た、ふっ素を含有しない重合体として、改質の対象とす
る高分子材料との混和性を損わない程度に、他のビニル
型単量体を加えることもできる。
本発明に用いるブロック共重合体は、前記のポリメリッ
クペルオキシドあるいはポリアゾ化合物を用いて、通常
の塊状重合法、懸濁重合法、溶液m合法、エマルション
重合法によって容易に得られる。例えば本発明における
ブロック共重合体として第1工程でふっ素を含有しない
重合体部分を、第2工程で含ふっ素重合体部分を形成す
るそれぞれのビニル型車は体を用いた場合を例にとると
次のように説明することができる。まずポリメリックペ
ルオキシドあるいはポリアゾ化合物を重合開始剤として
用いて、ふっ素を含有しない重合体部分を形成する前記
ビニル型単量体の重合を行うと、連鎖中にペルオキシ結
合あるいはアゾ結合が導入されたペルオキシ結合あるい
はアゾ結合含有ビニル重合体が得られ、これに含ふっ素
重合体部分を形成する前記含ふっ素ビニル型車凰体を加
えて重合を行うと、ペルオキシ結合あるいはアゾ結合含
有ビニル重合体が、その含有するペルオキシ結合あるい
はアゾ結合において開裂し、効率よくブロック共重合体
が得られる。
また、含ふっ素ビニル型車旭体の代わりに、エポキシ基
を含有するビニル型単量体を用いてvIJ記の方法によ
りブロック共重合体を合成した後、(パー)フルオロア
ルキル基又は(バー)フルオロアルキレン基を有するカ
ルボン酸又はアルコールと反応させて(含ふっ素)ブロ
ック共重合体を得ることもできる。
本発明におけるブロック共重合体の調成時の第1工程で
用いるポリメリックペルオキシドあるいはポリアゾ化合
物の量は、ビニル型巣!1i4100重量部に対して通
常0.5〜20重量部であり、その時の重合温度は60
〜130℃、重合時間は2〜IO時間程度である。
なお前記第1工程において用いるビニル型単11体が含
ふっ素ビニル型単量体の場合には、第1工程で得られる
ペルオキシ結合あるいはアゾ結合含有重合体が溶解する
有機液体を使用した溶液重合又は非水エマルション重合
で製造する必要がある0すなわち、ペルオキシ結合又は
アゾ結合金有含ふっ素重合体を溶解するベンゾトリフロ
リド、0FOA!20F2011CFOl、’0FCj
12等の含ふっ素有+A液体もしくは、このような有機
液体と通常の有機液体とを併用した有機液体中で重合を
行なうことか必要とされる。
また、第2工程での重合温度は通常、60〜140℃、
重合時間は8〜15時間程度である。
またブロック共重合体におけるふっ素を含有しない重合
I+−部分と含ぶつ素重合体部分との好ましい重量比率
は1 / 19〜t O/ t 、さらに好ましくはl
/9〜9 / iである。含ふっ素重合体部分がi /
 i 9未満では高分子材料の表面改質の効果が少なく
なり、またふっ素を含有しない重合体ff1%分がl/
19未満では高分子林料との混和性が劣り、表面改質の
効果を永久に持続しWjl < tcる傾向にある0 本発明で対象とする高分子材料としては、合成高分子、
天然高分子からなる樹脂、繊維、ゴム等であり、具体的
にはプラスチックはHうに及ばず塗料、繊維、膜、布、
シーラント、その他の高分子を使う材料がすべて含まれ
る。更に具体的には合成高分子材料として、ポリアクリ
ル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂
、ポリスチレン樹脂、ABStl脂、スチレン−ブタジ
ェン4all脂、AS樹脂、ポリエチレン樹II!t 
、ポリプロピレン樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、塩素
化承りプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル
樹脂、エポキシ樹脂、ボリフエニレンオ+ヤイド樹脂、
ポリカーボネート樹脂、ノリル樹脂、ポリウレタン樹脂
、ニトロセルロース樹脂、セルロースアセテート樹li
tイ、エチルセルロース樹11tt 、セルロースアセ
テートブチレート樹脂、セルロースアセテートプロピオ
ネート樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂、ユレア樹脂、
メラミン樹脂、ポリビニルエーテル樹脂、石油樹脂、ク
マロン樹脂、インデン樹脂、フェノール樹脂、アセター
ル樹脂、アクリロニトリル−ブタジェンゴム、クロロプ
レンゴム、アクリルゴム、ブナルゴム、ポリブタジェン
ゴム、ポリイソプレンゴム、エチレン−プロピレン−ジ
エンゴム、ポリアクリル繊維、ナイロンII Ia& 
、ポリエステル繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリ
塩化ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、ポリエチレ
ン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリウレタン繊維、ポリ
ビニルアセタール繊維が、天然尚分子材料としては、ロ
ジン、天然ゴム・綿・麻、羊毛、絹等が用いられる。
本発明における特定のブロック共重合体を、前記の高分
子材料に添加する方法は、この特定のブロック共重合体
を溶剤に溶解あるいは分散させて、・、II分j・材料
の表面に塗布する方法、高分子側斜のIIl/、・11
す加工117に混合したり、あるいは尚分子林料と7ト
ソク共車合体とを溶剤に溶解してフィルム化する方法、
ブロック共重合体をあらかじめシート状にして加温下で
高分子材料表面に圧着するか、接着剤で接着する方法、
ブロック共重合体を粉体のまま高分子材料表面上に溶着
するか法などがある0この場合のブロック共重合体の添
加はは、1′島分子材料100重tt部に対して0.0
1爪鼠部から30重量部の範囲が好ましい。添加hiが
0.01車量部より少ないと本発明の効果が少なくなり
、30重、■部を越えると尚分子側斜本来の特性が損わ
れる恐れがある。また本発明におけるブロック共重合体
は改質の対象となる高分子材料に単独で添加して匣用す
ることもできるが、公知の含ふっ素界面活性剤と併用し
て添加することもできる○これらの含ふっ素界…1活性
剤の使用する鼠は本発明におけるブロック共重合体に対
して0・〜50ホ’pL%であることが好ましい。50
屯1−41%より多くなると本発明の効果が阻筈される
以上説明した特定のブロック共重合体を尚分子−材料に
添加することによってその表面を改質する本発明の方法
は、次のような特長を有するものである0 すなわ−ち、ブロック共重合体の含ふっ素重合体部分、
特に(パー)フルオロアルキレン基又は(パー)フルオ
ロアルキル基の作用により、各種副分子材料表面に、耐
食性、耐溶剤性、耐桑品性、非粘着性、低摩擦性、耐汚
染性、撥水撥油性及び耐候性等の特性を付与することが
でき、かつ高分子材料と混和性のある重合体i4.’b
分の作用により1〕U記の効果を長時間持続させること
ができる。本発明の方法により、!a維、衣イτ゛1、
皮革、塗料堵への応用、さらに医療用プラスチックの生
体適合性を改良する効果も期待できる。次に実施例によ
って本発明を具体的に説明するが、本発明はこの実施例
に限定さ第1るものではない。
尚、各実施例における部数、及びチはすべて車!ば基準
である。
参考例1 (A)ペルオキシ結合含有重合体の製造温度計、攪拌器
及び還流冷却器を911えた反1心詣に、キシレン30
0部を仕込み、窒素ガスを吹きこみながら70℃に加熱
し、それに、 メチルエチルケトン 150都 キシレン 49部 メタクリル酸メチル 1202 0都メタクリル酸ブチル 1201り150 0 0 
0 II II II II +c(co2)、co(c2u、o)3a (co2)
、cooチi 351コ15からなる混合液(I)を2
時間かけて仕込み、さらに3.5時間重合反応を行った
。得られたこの溶液の性状は、ペルλキシ結合金有重合
体を34..3%有し、25℃における粘度が1.6ボ
イズの透明な溶液であった。
(B)ブロック共重合体の製造 温度計、攪拌器及び還流冷却器を備えた反116;+1
5に前記(A)のペルオキシ結合含有重合体のメチルエ
チルケトン、キシレン混合溶液140 部、1 0H−=OH00GH20H2(OF2)70F848
71りメチルエチルケトン 80t′i1X の混合液(II)を仕込み、窒素ガスを吹ぎこみながら
、70℃に加熱し、6時間ブロック共重合反応゛を行な
い、ブロック共重合体が34.5%含み、25°Cにお
ける粘度が3.1ポイズである半透明青白色の重合体分
散液を得た。
参考例2 温度計、攪拌器及び還流冷却器を備えた反応器に、参考
例1における(A)のベルオキシ結合金有重合体のメチ
ルエチルケトン、キシレン混合溶液120部及び 1 (EH2二CH−000H20H2(OF、)70F8
 9.1部キシレン 16.9都 の混合液を仕込み、堅素ガスを吹きこみながら、70℃
に加熱し、4時間ブロック共重合反応を行ない、ブロッ
ク共重合体が34.8%含み、25°Cにおける粘度が
3.6ボイズである半逃明白色の重合体分散液を得た0 参考例;3 i71度j’l、+:疏律器及び還流冷却器を1月11
えた反応器1− k、’−−VAI5il 11−七1
.−) X /^)//)ペルー+ルS7 話、A今右
°重合体のメチルエチルケトン、キシレン混合溶液10
0部及び メチルエチルケトン 41部 の混合液を仕込み、窒素カスを吹きこみながら、70℃
に加熱し、6時間ブロック共産合反応を行ない、ブロッ
ク共重合体が84.5%含み、25″Cにおける粘度が
2.7ボイスである白色の重合体分散液を得た〇 参考例4 温度計、攪拌器及び還流冷却器を備えた反応器に、メチ
ルエチルケトン60部を仕込み、窒素ガスを吹きこみな
がら75℃に加熱し、それにメチルエチルケトン 40
部 メタクリル酸メチル 24都 メタクリル酸ブチル 24部 1 OH,=OH−000H20H2(OF2)70F、4
.8部0H8(OR,)80H(G2H5)aoOtB
u 4部からなる混合液(If)を2時間かけて仕込み
、さらに75℃で5時間、80℃で8時間重合反応を行
なって、重合体を49.5%有する半透明白色の溶パ液
を得た。この重合体の分子量はMn(数平均分子1)=
22100 、Mw/Mn(重量平均分子量/数平均分
子M)=2.1であった。
参考例5〜11 参考例4と同じ反応装置を用いて重合体の製造1・・を
行なった。ただし、参考例4の混合液(n)の代わりに
第1表に示す混合液を用いた。重合条件は参考例3の場
合と同一である。この重合体の分子htは第1表に示し
た通りである。
実施例1〜8 前記の参考例1〜3で合成したブロック共重合体を前記
の参考例8で合成したアクリル樹脂(以下この重合体を
マトリックスポリマーと称す)に添加し、このアクリル
樹脂の表面物性を測定した。
表面物性の測定は、表面粘着性、撥水撥油性、耐汚染性
、耐水性、耐酸性及び耐アルカリ性の測定である〇 各測定法を第2表及び第3表の下に示し、また得られた
結果を第2表及び第8表に示す。
なお、これらの試験は、すべて樹脂濃度が15車f1%
となるメチルエチルケトン溶液を調整し、ウォッシュプ
ライマー処理した鉄板上に乾燥後の膜厚が50μになる
ように成膜して風乾−日後におこなったものである。
比較例1〜8 前記の参考例4〜iiで合成した本合体又はその−m合
体をマトリックスポリマーに添加した場合の表面物性を
実施例1〜8と同じ方法で測定した。
得られた結果を第2表及び第8表に示す01)26℃に
おいて400時間浸せきした後に水洗20分。キムワイ
ムで表面をふきとり、25℃、相対湿度50%で1時間
放置後表面物性を測定した。
撥水性:水による接触角 撥油性ニドデカンによる接触角 2)25℃におい、て−10%硫酸溶液に250時間浸
せき、浸せき後の処理は1)と同じ013)25℃にお
いて5%カセイ、ソーダ溶液に50時間浸せき、浸せき
後の処理は1)と同じ04)測定基準 ◎ フィルムの状態が全く変化しない ○ 走査型電顕(倍率200倍)において腐食部分が確
認できる △ フィルム面の腐食が目視で確認できる× 浸せき面
中1チ以上腐食する これらの結果から、本発明の方法は、特定のブロック共
重合体を添加したことにより、それを添加しないか又は
ブロック共重合体でない含ふっ素重合体を添加したもの
(各比較例)に較べ、アクリル樹脂からなるフィルム表
面に撥水撥油性、非粘着性及び耐汚染性、耐薬品性が付
与されたことが明らかである。さらにその表面改質効果
の、持続性を発揮したことが示されている。
参考例12 (A)ペルオキシ結合含有重合体の製造温度計、攪拌器
及び還流冷却器を備えた反応器に、ベンゾトリフロリド
80部を仕込み、窒素ガスを吹きこみながら70℃に加
熱し、それにメチルエチルケトン 50部 アクリル酸ブチル 20部 からなる涌を液rlll’lをi旧聞かけて仕込み、さ
らに2時間重合反応を行った。得られたこの溶液の性状
は、ペルオキシ結合含有重合体を84.8%有し、25
℃における粘度が2.1ボイスの透明な溶液であった。
(B)ブロック共重合体の製造 温度計、攪拌器及び還流冷却器を備えた反応器に前記(
A)のペルオキシ結合含有重合体のメチルエチルケトン
、ベンゾトリフロリド混合溶液xo。
部、 スチレン 21.7部 メチルエチルケトン 40.8部 の混合液を仕込み、窒素ガスを吹きこみながら75℃に
加熱し、9時間ブロック共重合反応を行ない、ブロック
共重合体を34.7%含み、25°Cにおける粘度が3
.3ボイスである半透明白色の重合体分散液を得た。得
られた分散液を11のメタノールに攪拌しながら注ぎ、
重合体を沈殿させ、この沈殿物をろ過乾燥してブロック
共重合体を得た〇 実施例4 ホリスチレン樹脂粉末と参考例12で得たブロック共重
合体とを第4表に示される割合で、押出成型機で練り込
んでシートとし、更にプレス成型を行なって厚さ2朋の
シートとした。このシートは着色もなく、表面ににじみ
でるブリードもなく加工性も良好であった。
また、このシートの一部をさらにテフロンフィルムには
さんで150℃で2時間プレスし1 rranのシート
とした。
この2種類のシートについて、実施列1〜3と同様な方
法で、その表面物性を測定した。なお、摩擦帯電圧の測
定法については第1・表の下に示した。
得られた結果のうち、テフロンフィルムによるプレス前
における表面物性を第4・表に、テフロンフィルムによ
るプレス後のシートの表面物・酢を第5表に示す。
比較例9 参考例12で得たブロック共重合体と同一のモノマー組
成からなるランダム共重合体(Mn=85000 、 
Mw/Mn= 2.8 )及びポリスチレン樹脂粉末を
第4表に示される割合で、実施例4に準じた方法でシー
トを作成した。
このシートの表面物性を実施例4と同じ方法で測定した
。結果を第4表及び第5表に示す。
比較例1O ブロック共重合体を用いないで、ポリスチレン樹脂粉末
のみを用いた以外は、実施例4に準じた方法でシートを
作成した。
このシートの表面物性を実施例4と同じ方法で測定した
0結果を第4表及び第5表に示す。
第4表及び第5表から、本発明の方法は、特定のブロッ
ク共重合体をポリスチレン樹脂に添加したことにより、
ブロック共重合体を添加しないもの又はランダム共重合
体を添加したものに較べ、そのシート表面に撥水撥油性
、非粘着性、耐汚染性及び低摩擦性が付与されたことが
明らかである〇参考例18 攪拌機を装置したガラス製オートクレーブ(内容積ll
)中に メタクリル酸メチル 40部 メチルエチルケトン 90部 00#’20012F 50部 を仕込み、窒素ガスを吹きこみながら70℃に加温し、
3時間重合反応を行なった。引き続いてこの重合液を冷
却して 0HOl=OF240部 を圧入光てんし、反応容器の温度を徐、々に上げていき
、65℃で10時間重合反応を行ない、白色の重合体分
散液を得た。この分散液は約48チの固形分を含み、粘
度は25℃で4.1ポイズであった。この分散液をll
のメタノールに攪拌しなから注ぎ重合体を沈殿させた後
、ろ過乾燥してブロック共重合体を得た。
参考例14 温度計、攪拌機及び還流冷却器を備えた反応器に、 メタクリル酸メチル 60部 酢酸エチル 90部 を仕込み、窒素ガスを吹きこみながら70’Cに加温し
、3時間重合反応を行なった。引続いてそC重合液に 1 OH2=GH−00(3H20H,06F□815部1 0H=O)I−000H,OH,08F、 15部酢酸
エチル 30部 からなる混合液を1時間かけて滴下し、更に80℃で6
時間重合反応を行ない白色の重合体分散液を得た。
この分散液は約48%の固形分を含み粘度は25℃で8
.1ボイスであった。この分散液をllのメタノールに
攪拌しながら注ぎ重合体を沈殿させた後、ろ過乾燥して
ブロック共重合体を得た。
実施例5,6 前記の参考例13又は14で合成したブロック共重合体
とポリ塩化ビニル樹脂粉末又はポリメタクリル酸メチル
樹脂粉末又はポリエチレンテレフタレート樹脂粉末とを
第6表に示される割合で、押出成型機で練り込んでそれ
ぞれシートとし、さらにプレス成型を行なって厚さ2韮
のシートを作成した◇このものは着色もなく、表面にに
じみ出るブリードもなく加工性も良好であった。
また、このシートの一部をさらにテフロンフィルムでは
さんで150℃で2時間プレスし厚さ1朋のシートとし
た〇 この2種類のシートについて、実施例1〜3と同様な方
法で、それぞれのシートの表面物性を測定した。
得られた結果のうち、テフロンフィルムによるプレス前
の表面物性を第6表に、プレス後のそれを第7表に示す
また、前記の参考例13又は14で得たブロック共重合
体を濃度が5重量%となるようにアセトンに分散させ、
このポリマー溶液を、あらかじめエタノール洗浄を行な
ったポリメタクリル嫉メチル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂
及びポリエチレンテレフタシー11fEI脂のそれぞれ
のシート上にスプレーを用いて乾燥後の膜厚が20μ程
度になるように成膜した。
室温で10時間乾燥後、それぞれのシートの表面物性を
実施例1〜8と同様な方法で測定した〇結果を第8表に
示す。
比較例11 ブロック共重合体を添加しない以外は、実施例5及び6
に準じてそれぞれのシートを作成した0それぞれのシー
トについて実施例1〜8と同様な方法で、その表面物性
を測定した0結果を第6表、第7表及び第8表にそれぞ
れ示す0第6表及び第7表から、ブロック共重合体を添
加したことにより、各樹脂シート表面が、撥水撥油性、
非粘着性、耐汚染性及び低摩擦性に改質されたことが明
らかである。
また、第8表の結果から、ブロック共重合体を添加した
ことにより、各&脂シート表面が改質されたことが明ら
かである。さらにこの表面を25゛℃の水道水で2 l
/ minの流速で10時間水洗した後に同じ測定をく
り返したが、その結果が、はとんど変らないことも第8
表から明らかである。
参考例15〜20 (A)ペルオキシ結合金有車合体の製造参考例1に準じ
た方法で製造を行なった。ただし参考例1のキシレン8
00部の代わりに第9表に示す溶剤を用い、参考例1の
混合液(I)の代わりに第9表に示す混合液を用いた。
また、生成物中のペルオキシ結合含有共重合体の含有屋
(車量%)及び25℃におけるペルオギシ結合金有共重
合体の粘度は第9表に示す通りである。
(B)ブロック共重合体の製造 参考例1の(B)に準じた方法によってブロック共重合
体を製造した。ただし、参考例1の(B)の混合液(U
)の代わりに第10表に示す組成の混合液をそれぞれ用
いた。
(0)マトリックスポリマーの製造 参考例4の混合液(n)の代りに第11表に示される混
合液、重合条件で参考例今に準じてそれぞれのマトリッ
クスポリマーを製造した。
得られたそれぞれの重合体の合金率及び分子11(を第
11表に示す。
・参考例21〜82 (A)含ふっ素重合体の製造 参考例4の混合液(n)の代りに第12表及び第18表
に示す混合液、重合条件で参考例4に準じてそれぞれの
重合体を製造した。
得られたそれぞれの重合体の含有率及び分子量を第12
表及び第13表に示す。
実施例7〜12 前記の参考例15〜20の(B)で合成したブロック共
重合体を前記の参考例15〜20の(0)で合成したマ
トリックスポリマーに第14表に示される割合でそれぞ
れ添加し、硬化させて、そのアクリル樹脂の表面物性を
実施例1−8と同様な方法で測定した。
これらの試験は、すべて樹脂濃度が15重量%となるメ
チルエチルケトン溶液を調整し、ウォッシュプライマー
処理した鉄板上に乾燥後の膜厚が50μmになるように
成膜して行なった。また硬化剤としてヘキサメチレンジ
イソシアネート三量体を用い、OH/ Neo当量比を
1とし、妓化条件として、80℃で90分焼付けした後
2日間風乾する条件とした。
得られた結果を第14表及び第16表に示す。
比較例12〜23 前記の参考例21〜26の(A)で合成した含ふっ素重
合体を前記の参考例15〜20の(0)で合成したマト
リックスポリマーに第16表に示される割合でそれぞれ
添加して嫂化させ、また含ふっ3[合体単独又はマ) 
IJソックスリマー単独で硬化させた以外は実施例7〜
12に準じc4&化させた。成膜方法及び表面物性の測
定方法は実施例7〜12と同一の条件とした。得られた
結果を第16表及び第17表に示す。
第14表 1)風乾2日後に測定 l)第2表の試験方法と同じ 2)第4表の試験方法と同じ 3)耐酸性:25℃において10%硫酸に850時間浸
せ)シた後に水洗20分、キムワイプで表面をふきとり
、25℃相対湿度50%で51時間放置後表面物性を測
定。
◎〜×の符号はフィルムの状態を、数値は水による接触
角を示す。
耐アルカリ性=25℃において5%カセイソーダに80
時間浸せき。浸せき後の処理および表面物性測定は耐酸
性と同じ。
測定基準 ◎ フィルム面の状態が全く変化しない○ 走査型電顕
(200倍)において腐食部分が確認できる △ フィルム面の腐食が目視で確認できる× 浸せき丙
申1qb以上腐食する 4)キシレンに100時間浸せきした後にフィルムを充
分に乾燥して測定0◎〜×の符号はフィルム面の状態を
、数値は表面粘着性を示す。
測定基準 ◎ フィルム面の状態が全く変化しない○ 走査型電顕
(200倍)においてひびわれ部分が確認できる △ フィルム面のひびわれが目視で確認できる × フィルム面に相当量のひびわれが生ずる 5)マジック、(黒)を塗り、240時間後キシレンで
ふきとって、評価。
測定基準 ◎ 全く跡かのこらない ○ 若干量の跡が残るが外観はそこなわれない △ 外観がそこなわれる程度に跡かのこる× 完全に跡
が残る 6)サンシャイン・ウェザ第 1500時間放置後の光沢保持率(%)第14表〜第1
7表から、ブロック共重合体を添加したことにより、こ
れを添加しないか又はブロック共重合体でない含ふっ素
重合体を添加したもの(各比較例)に較べ、アクリル樹
脂からなる硬化フィルムの表面に撥水撥油性、耐薬品性
、耐溶剤性、非粘着性、低摩擦性及び耐候性が付与され
たことが明らかである。
参考例83 (A)アゾ結合含有重合体の製造 温度計、攪拌器及び還流冷却器を備えた反応器に、メチ
ルエチルケトン100部を仕込み、窒素ガスを吹きこみ
ながら70℃に加熱し、それにメチルエチルケトン 1
00部 スチレン 7部 メタクリル酸メチル 21g メタクリル酸2−エチルヘキシル 26部メタクリル酸
2−ヒドロキシエチル 6部0H80H8LJii。
からなる混合液([)を1時間かけて仕込み、更に2.
5時間重合反応を行なった。得られたこの溶液の性状は
、アゾ結合含有重合体を27.0%有し、25℃におけ
る粘度が2.1ポイズの透明な溶液であった。
(B)ブロック共重合体の製造 温度計、攪拌器及び還流冷却器を備えた反応器に、(A
)のアゾ結合含有重合体のメチルエチルケトン溶液10
0部 メチルエチルケトン 20部 の混合液(IV)を1時間かけて仕込み、窒素ガスを吹
き込みながら、75℃で5時間ブロック共重合反応を行
ない、ブロック共重合体34.2%を含み、25℃にお
ける粘度が1.4ボイスである半透明青白色の重合体分
散液を得た0 <a>マトリックスポリマーの合成 温度計、攪拌器及び還流冷却器を備えた反応器に、メチ
ルエチルケトン100部を仕込み、窒素ガスを吹きこみ
ながら75℃に加熱し、それにメチルエチルケトン 1
00部 スチレン 11部 メタクリル酸メチル 84部 メタクリル酸2−エチルヘキシル 21部メタクリル酸
ブチル 20部 メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 8部アクリル酸 
2部 1 0’H8(OH2)80H(02H,)OOOtBu 
4部からなる混合液(V)を2時間かけて仕込み、さら
に75℃で5時間、80℃で8時間重合反応を行なって
重合体を49.591+有する透明の溶液を得た。
この重合体の分子量はM、= 18800 、MW/M
n=2.8であった。
実施例18及び14 前記参考例1又は前記参考例88の(B)で合成したブ
ロック共重合体を前記参考例38の(G)で合成したマ
トリックスポリマーに添加しインシアネートで硬化させ
た。この硬化樹脂(すなわちアクリル樹脂)の表面への
氷及び雪のイ」着性ならびに重質油に対する汚染性につ
いて次に示す方法で調べた。
まず、樹脂濃度が20重重量%なるようにメチルエチル
ケトンで溶液を調整し、氷の付着試験及び重質油に対す
る汚染性の試験の場合は、ウオッシプライマー処理した
鉄板上に乾燥後の膜厚が80μmになるように、また雪
の(j’N性試験の場合は、ウオツシプライマー処理し
た鉄製シャベルに乾燥後の膜厚が約100μmになるよ
うに成膜した0成膜には、硬化剤としてヘキサメチレン
ジイソシアネート三量体を用い、Of(/ NGO当遍
比を1とした。また硬化条件は、80℃で90分焼付し
た後、2日間風乾する条件とした。
各付着性試験及び重質油に対する汚染性の試験条件は、
第18〜20表の下に示す条件とした。
それぞれ得られた結果を第18〜20表に示す0比較例
24 ブロック共重合体を添加しない以外は、実施例18及び
14に準じて樹脂を硬化させた。
この樹脂表面への氷及び雪の付着性ならびに重質油に対
する汚染性について実施例18及び14と同じ方法で試
験した。それぞれの結果を第18〜20表に示す。
第18表 1)参考例1で合成したブロック共重合体使用2)参考
例38で合成したブロック共重合体使用8)2qca8
容槓の正立方体の氷をフィルム面に完全に密着させ一1
5℃下に4時間放置後、−5℃下でこの氷をフィルム面
から垂直にはくすさせるのLmする力(グラム) 第19表 1)及び2)は第18表と同じ 3)アクリル樹脂をコーティングしたシャベルを用いて
0℃で2時間除雪作業をした後の雷の付着性を測定 O雪が付着せず作業性が全く低下しない△ 一部雪が付
着するが作業性は低下しない× 雪が大量につきシャベ
ルが使用しにくくなる 第20表 1)及び2)は第18表と同じ 8)及び4)は重質油にioo時間浸せき後のフィルム
の状態のl1Ill定判断基準は 第18表及び第19表から明らかなように、ブロック共
重合体を添加したことにより、アクリル樹脂表面への氷
及び雪の付着性が、これを添加しないもの(比較例24
)に較べ低下している0また第20表から明らかなよう
に、ブロック共重合体を添加したアクリル樹脂フィルム
は、これを添加しないもの(比較例24)に較べ、重質
油に対する耐汚染性に優れ、また重質油によってフィル
ムが腐食されていない〇 実施例15及び16 前記参考例19又は前記参考例38の(B)で合成した
ブロック共重合体を前記参考例88の(0)で合成した
マトリックスポリマー(アクリル樹脂)に第21表に示
される割合でそれぞれ添加し、インシアネートで硬化さ
せた0ただし、アクリル樹脂及びブロック共重合体の他
に、弁柄、ロジン及び亜酸化銅を下記の割合で添加し、
下記の方法でフィルムを作成した。
弁柄 10部 ロジン 20 +!Il呪 亜酸化銅 20部 フィルムの作成は、前記の固形分濃度が20%となるメ
チルエチルケトン/キシレン(爪h1比1 / 1 )
混合溶液を鯛整し、実施例1に準じた操作で鉄板上に風
乾後の膜厚がiooμmになるように成膜した。フィル
ムの硬化条件は前記実施例18及び14に準じた条件と
した。
この鉄板上に硬化させたフィルム表面の海水中における
生物の付着性について、第21表の下に示す条件で試験
した。得られたそれぞれの結果を第21表に示す。
比較例25 ブロック共重合体を添加しない以外は、実施例15及び
16に準じて鉄板上にフィルムを成膜し・た〇 このフィルム表面の海水中における生物の付着性につい
−で、実施例15及び16と同じ試験を行なった。結果
を第21表に示す。
第21表 1)参考例19で合成したブロック共重合体使用2)参
考例38の(B)で合成したブロック共重合体使用8.
4)試験片は伊勢湾の海中に浸せきした。測定県準は次
の通りである。
第21表から明らかなように、ブロック共重合体を添加
したことにより、アクリル樹脂フィルム表面への海水中
における生物の付着性が、これを添加しないもの(比較
例25)に較べ低下している0 参考例34 (A)アゾ結合含有重合体の製造 湿度計、攪拌器及び還流冷却器を備えた反応器に、N、
N−ジメチルホルムアミド90部を仕込み、窒素ガスを
吹きこみながら、70℃に保ち、N、N−ジメチルホル
ムアミド 30部メタクリル酸メチル 15部 からなる混合液を2時間かけて仕込み、さらに2時間重
合反応を行なった。得られたこの溶液の性状はアゾ結合
含有重合体を28.2%有し、25°゛Cにおける粘度
が1.6ボイスの透明な溶液であった。
(B)ブロック共重合体の製造 温度計及び攪拌器を備えたオートクレーブに、ドライア
イス−メチルアルコールで一30℃に冷却した、前記(
A)のアゾ結合金有鍬合体のN、N−ジメチルホルムア
ミド溶液180部、塩化ビニル80i、N、N−ジメチ
ルホルムアミド40部の混合液を仕込み、窒素ガスを仕
込んで加圧下で70℃、10時間ブロック共重合反応を
行ない、ブロック共重合体を29.5%含み、25゛C
における粘度が2.9ポイズ′である、乳白色の重合体
分散液を得た。得られた分散液を2ノの水中に急超に攪
はんしながら注ぎ、重合体を沈殿させ、この沈殿物をろ
過乾燥してブロック共重合体を得た。
実施例16及び17 アクリルニトリル−ブタジェンゴムi o o +sと
前記参考例84の(B)で合成したブロック共本会体5
部と又はポリイソプレンゴムxoogと前記参考例14
で合成したブロック共重合体5部とをそれぞれロール練
りして、厚さ1 itsのシートをそれぞれ作成した。
このシートは、着色もなく、表面ににじみ出るブリード
もなく加工性も良好であった。
これらのシートの表面物性(表面粘着性及び耐汚染性)
°について、実施例1〜3の試験法(具体的には第2表
の下に示される条件)で測定した。
得られた結果を第22表に示す。
比較例20及び27 ブロック共重合体を添加しない以外は、実施例15及び
16に準じてシートを作成した。このシートの表面物性
を実施例15及び16と同じ方法で測定した。結果を第
22表に示す。
第22表の結果から、ブロック共重合体をゴムに添加し
たことにより、それを添加しないもの(比較例26及び
27)に較べ、その表面に非粘着性及び耐汚染性が付与
されたことが明らかである。またこの改質効果は表面摩
擦後もほとんど変わらず、持続性が良好であることも明
らかである。
実施例18及び19 前記参考例84の(B)又は前記参考例14で合成した
ブロック共重合体を下記の割合の硬質塩化ビニル樹脂(
東亜合成社製:TS−700)及びフタル酸2−エチル
ヘキシルに第28表に示される割合で添加し、押出成型
機を用いて練り込んでシートとし、さらにプレス成型を
行なって厚さ5闘のシートを作成した。
ポリ塩化ビニル樹脂 70部 7タル酸2−エチルヘキシル 30部 このシート表面への7タル酸2−エチルヘキシルのブリ
ードアウト防止効果を次の方法で測定した。すなわち、
2枚のテフロンシートの間に、80111X F30m
K11X 5+ai+のポリエチレンテレフタレートシ
ー)(PETシート)及び前記のポリ塩化ビニル樹脂シ
ートをはさみ、30.0.9の荷重をかけて70℃で4
時間放置後、ポリ塩化ビニル樹脂シートからPETシー
トを垂直はくすさせるのに要する力(g)を測定した0
フタル酸2−エチルヘキシルのブリードアウトmが多い
程、接着力が大なることを示す。
得られた結果を第23表に示す。
また、前記参考例34の(B)又は前記参考例14で合
成したブロック共重合体を、濃度が5ホM%となるよう
にアセトンに分散させ、あらかじめメタノール洗浄した
塩化ビニル樹脂(フタル酸2−エチルヘキシルを30重
量%含有する厚さ51mのシート)上にスプレーを用い
て膜厚が20μm程度になるように成膜した。室温で1
0時間乾燥後、このシート表面への7タル酸2−エチル
ヘキシルのブリードアウト効果をtJiJ記と同じ方法
で測定した。
ただし、この表面を25℃の水道水で2/l/minの
流速で10時間水洗した後についても測定した0 得られた結果を第24表に示す。
比較例28 ブロック共重合体を添加しない以外は、実施例18及び
19に準じた方法で塩化ビニル樹脂の5絹の厚さのシー
トを作成した0 このシート表面への7タル酸2−エチルヘキシルのブリ
ードアウト効果を実施例18及び19と同じ方法で測定
した。結果を第23表及び第24表に示ず0 比較例29 ブロック共重合体の代りにポリメタクリル酸メチルを添
加した以外は実施例18及び19に準じて塩化ビニル樹
脂上にスプレーを用いて成膜したOこのシート表面への
7タル#2−エチルヘキシ ′ルのブリードアウト効果
を実施例18及び19と同じ方法で測定した0結果を第
24表に示すO第28表 1) 参考例14のブロック共量合体使用2)参考例8
4の(B)のブロック共車合体使用第24表 1)及び2)使用したブロック共重合体は前夫に同じ 8) ポリメタクリル除メチル添加 第23表及び第24表の結果から、ブロック共重合体を
添加することにより、ポリ塩化ビニル樹脂中の7タル酸
2−エチルヘキシルのブリードアウトが防止されている
ことが明らかである。
また、その効果は、第24表の結果から、ポリメタクリ
ル酸メチルを添加した場合より顕著であることが明らか
であり、水洗後でもその効果がほとんど変わっていない
ことが明らかである0参考例35 攪拌機を備えたガラス性オートクレーブ(内容積11)
中に、 メタクリル酸ステアリル 40部 N−メチロールアクリルアミド 4部 n中20 メチルエチルケトン 100部 イソプロピルアルコ−/I/ 60部 を仕込み、窒素ガスを吹きこみながら充分に攪拌した。
次に塩化ビニル40部を圧入光てんし、反応容器の温度
を徐々に上げていき、65℃で6時間重合反応を行なっ
た。引き続いてその重合液に0、F250H,01(,
0COOH=OH240部a、or、an2an2oc
oau=au、 40 ats08F、70H20H,
0000H=OH240都メチルエチルケトン 80部 からなる混合液を8時間かけて滴下し、更に80°Cで
5時間重合反応を行い、約48チの固形分ン・含む白色
の重合体分散液を得た。
次いで、前記の重合体分散液100部を四つロフラスコ
に仕込み、温度を50℃にして、ヒドロキシエチルセル
ロース 0.59ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム 1.o部水 150部 の混合水を、攪拌しながらゆるやかに滴下し、白色エマ
ルション溶液を得り。
実施例20及び21 前記参考例85で得たエマルション溶液を水で希釈して
固形分5チの重合体分散液とした後、この中に木綿布又
はポリエステル繊維を2分間浸せきした。さらに2本の
ゴムローラーの間で布又は繊維を絞ってウェットピック
アップを85%とした。さらに100℃で8分間乾燥し
、170℃で1分間熱処理した〇 この木綿又はポリエステルの撥水撥油性及び表面摩擦性
を第25表の下に示す方法で測定した。
また洗た((JIS ’LO217の洗い方108号に
準する方法)後についてもそれぞれ側辺した。
結果を第25表に示す。
比較例80及び81 ブロック共重合体分散液に浸せきしない木綿布又はポリ
エステル繊維を用いて、実施例2oと同じ方法で撥水撥
油性及び表面摩擦性をそれぞれ測定した。結果を第25
表に示ず〇 Q 寸 第25表から明らかなように、ブロック共重合体で処理
したものは、撥水撥油性及び低摩擦性が付与され、洗た
くを10回くりかえしてもその効果は変わらないか又は
ほとんど変わっていない。
参考例86 (A)アゾ結合含有重合体の製造 温度計、攪拌器及び還流冷却器を備えた反応器に、エチ
ルセロソルブ20部と水20部を仕込み、窒素ガスを吹
き込みながら70℃に加熱し、それに、 エチルセロソルブ 60部 水 20部 N−メチロールアクリルアミド 5部 1) モノメタクリル酸ポリエチレングリコール 25部1)
日本油脂(株)製、ブレンマーP E’ −90(メタ
アクリル酸にエチレンオキサイドが2モル付加したもの
) からなる混合液を2時間かけて仕込み、さらに2時間重
合反応を行った。得られたこの溶液の性状はペルオキシ
結合含有重合体を22.0%有し、25℃における粘度
が1.8ボイズの透明な溶液であった。
(B)ブロック共重合体の製造 温度計、攪拌器及び速性冷却器を備えた反応器に前記(
A)のアゾ結合含有重合体のエチルセロソルブ・水混合
溶液100部、エチルセロソルブ50部、C工。F2□
OH2+EH20000(OH8)=CH240+fl
Sの混合液を仕込み、窒素ガスを吹き込みながら75℃
に加熱し、6時間ブロック共重合反応を行いブロック共
重合体を31.5%含み、25℃における粘度が2.9
ボイスである白色の電合体溶液を得た。
実施例22 参考例36で得たブロック共jI【合体溶液を水で希釈
して固形分5%の水−エチルセロソルブのブロック共重
合体分散液とした後、この中に木綿布を80秒間浸せき
した以外は実施例20及び21と同じ方法で撥水撥油性
及び表面摩擦性を測定した。結果を第26表に示す。
第26表から明らかなように、ブロック共重合体で処理
したものは、撥水j發油性及び低摩擦性が付与され、洗
たくを10回くり返してもその効果は、はとんど変わっ
ていない。
特許出願人 日不油脂株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 含ふっ素重合体部分と、高分子材料に混和性のある
    重合体部分とからなる下記のブロック共重合体を高分子
    材料に添加することを特徴とする高分子材料の表面改質
    方法。 ブロック共重合体: ポリメリックペルオキシドあるいはポリアゾ化合物を重
    合開始剤として、含ぶつ素重合体部分をJヒ成する含ふ
    っ素ビニル型単嵐体又は高分子材料に混和性のある重合
    体部分を形成するふっ素を含有しないビニル型単量体の
    いずれかを重合させてペルオキシ結合あるいはアゾ結合
    含有重合体を得る第1工程、次いで第1工程で得たペル
    オキシ結合あるいはアゾ結合含有重合体を重合開始剤と
    して、第l工程で用いなかったふっ素を含有しないビニ
    ル型j4i量体又は含ふっ素ビニル型単量体を共重合さ
    せる第2工程、で得られるブロック共重合体O a ポリメリックペルオキシドが下記一般式(I)〜(
    ■)で示される化合物の1柚又は2柚以上である特許請
    求の範囲第1項に記載の1%分子材料の改質方法〇 一般式 〔式中、Roは炭素数l〜18のアルキレン基、もしく
    は置換アルキレン基、炭素数3〜15のシクロアルキレ
    ン基、もしくは置換シクロアルキレン基、マタはフェニ
    レン基、モしくは置換フェニレン基を表わし、R2は炭
    素@2〜lOのアルキレン基、もしくは置換アルキレン
    基、 8 +cn−an、o檜バー (式中、R8は水嵩原子、もしくはメチル基であり、R
    4は炭素数2〜10のアルキレン基もしくは置換アルキ
    レン基である0またm=1〜13である)、 または を表わす。またn = 2〜30である。〕一般式 〔式中、Roは前記一般式(I)中のRoと同じ基であ
    るO R2はエチレン基、フェニレン基、もしくはアセ
    チレン基を表わす0またn = 2〜80である0〕 一般式 〔式中、Roは前記一般式(I)中のRoと同じ基であ
    る。またn=2〜80である。〕一般式 〔式中、Roは前記一般式(I)中のRoと同じ基であ
    る。またn=2〜30である。〕一般式 %式%() 〔式中、R工は前記一般式(I)中のRよと同じ基であ
    る。またn=2〜80である。〕一般式 〔式中、Xは水素原子、メチル基、塩素原子を表わす。 またn=2〜80である0〕一般式 〔式中、Roは前記一般式(、I)中のRoと同じ基で
    ある。R2はエチレン基、アセチレン基、もしくはフェ
    ニレン基を表わし、R,、R6は水素原子もしくはメチ
    ル基を表わす0またn=2〜80、m=1〜100であ
    る0〕& ポリアゾ化合物が下記一般式(m)で示され
    る化合物である特許請求の範囲第1項に記載の篩分子拐
    料の改質方法0 〔式中、Rよは前記一般式(I)中のR工と同じ基を表
    わし、R7はメチル基もしくはシアン基を表わす。また
    、1fi=Q〜l、n=2〜80である。〕 賑 含ふっ素ビニル型単量体が下記一般式(IX)〜(
    XV)で示される化合物の1種又は2種以上である特許
    請求の範囲第1項に記載の高分子材料の改質方法。 一般式 〔式中、RfはCnF2n+、で表わされるパーフルオ
    ロアルキル基、R2は一〇mH2m−で表わされるアル
    キレン基、 −OR,H−、−OH20R8H− (式中R8はOpH2p + zで表わされるアルキル
    基を示し、pは1〜10の正数である。)、R□は水素
    原子またはメチル基を示し、nは1〜16の正の整数、
    mは1〜1oの正の整数である。〕 一般式 %式%() 〔式中、R8はCmH2mC/FM+1基、または−(
    3mH2mO,F2.H基、R2は一〇pH2p−で表
    わされるアルキレン基、−0H2CtH20−1R0は
    メチル基、または水素原子を示し、mはo −i oの
    正の整数、lは0〜16の正の整数、pは1〜IOの正
    の整数、qは1〜1oの正の整数である0〕 一般式 %式%() 〔式中、R5Iは−OmHzm−で表わされるアルキレ
    ン基、 一0R8H−、−(3H,0R2H− (式中、R8は0’pH2p + 1で表わされるアル
    キル基を示し、pは1−10の正の整数である。)、 Roは水素原子またはメチル基を示し、nは1〜16の
    正の整数、mは1〜lOの正の整数である。〕 一般式 %式%() 〔式中、RfはCnF2n+□で表わされるパーフルオ
    ロアルキル基、R8は−CmH2m−で表わされるアル
    キレン基、 −OR,H−,−OH,0R8H− (式中、R8はOpH2p、+ 1で表わされるアルキ
    ル基を示し、pは1〜10の正の整数である。)、 R4はCqH3q+□で表わされるアルキル基、R4は
    水素原子またはメチル基を示し、nは1〜16の正の整
    数、mは1−10の正の整数、qは1〜10の正の整数
    である。〕 一般式 %式%([) 〔式中、Rfは0nF2お□で表わされるパーフルオロ
    アルキル基、Rzは−Om”2m−で表わされるアルキ
    レン基、 一0R8H−、−(J2OR,H− (式中、R8は(3pHap + zで表わされるアル
    キル基を示し、pは1〜10の正の整数である。)、 R4はOqH2q+ zで表わされるアルキル基、R□
    は水素原子、またはメチル基を示し、nは1〜16の正
    の整数、mは1〜IOの正の整数、qは1〜10の正の
    整数である0〕 一般式 %式%() 〔式中、Roはふっ素原子、GHF 、基、CjEl、
    F基、OF8基、0000H2F基、または0OOOH
    F2基、R2は−OInH2m−で表わされるアルキレ
    ン基、−0R8H−、−(3H,CRH− (式中、R3はCpH2p+□で表わされるアルキル基
    を示し、pは1〜lOの正の整数である。)、 R8は(3qH2q+□で表わされるアルキル基、また
    は0rF2r+□で表わされるパーフルオロアルキル基
    、または−(OF2)、Hを示し、mは1〜IOの正の
    整数、qは0〜16の正の整数、rは1〜16の正の整
    数、lは]〜16の正の整数である。〕 一般式 %式%() 〔式中、R□、 R,、R8,R,は水素原子、塩素原
    子、ふっ素原子、フェニル基、置換フェニル基、または
    CnF2n+□で表わされるパーフルオロアルキル基を
    示し、R□〜R6中少なくとも1種以上が含ふっ素置換
    基である。またnは1〜5の正の整数である。〕 & ふっ素を含有しないビニル型単量体が下記に示され
    る群からなる化合物の1種又は2種以上である時*i#
    求の範囲第1項に記載の高分子材料の改質方法。 (メタ)アクリル酸エステル;脂肪酸ビニルエステル;
    芳香族ビニル型単量体;アミド基、水酸基、又はカルボ
    ン酸基含有ビニル型単量体;ブタジェン;塩化ビニル;
    塩化ビニリデン;(メタ)アクリロニトリル;フマル酸
    ジブチル;無水マレイン酸;ドデシル無水コハク酸;(
    メタ)アリルグリシジルエーテル;ラジカル重合性不飽
    和カルボン酸ノア ルカリ金属塩、アンモニウム塩又は
    有機アミン塩;スルホン酸基含有ラジカル重合性不飽和
    単量体及びそのアルカリ金属塩、アンモニウム塩又は有
    機アミン塩;(メタ)アクリル酸から誘導される第四ル
    アンモニウム塩;第三級アミ7基を有するアルコールの
    メタアクリル酸エステル又はそれらの第四級アンモニウ
    ム塩。 & 高分子材料が樹脂、繊維又はゴムである特許請求の
    範囲第1項に記載の高分子材料の改質方法。
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