JPS60218227A - 板材のストツク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は移送されてくる板材を一定箇所に整然と堆積
せしめる板材のストック装置に関し、特に板金等の湾曲
変形加能な弾性を有する板材のストック装置に関する。

例えば、パンチプレス機、シアリング機等の工作機械か
らなる板金の加工ラインを、自動倉庫の入出庫ステーシ
ョンと連結し、自動倉庫からパレットごと出庫した板金
を上記板金の加工ラインに直接供給すると共に、加工の
終了した板金をパレット上に堆積して、堆積した板金を
再びパレットごと自動倉庫へ入庫できるようにすれば、
扱う板金の種類が多数あって小ロヅト毎に加工ラインへ
供給する板金の種類が変更される場合にも、当該変更作
業が短時間で行え。

加工ラインの待時間を最小にできて生産効率を高められ
るとか、加工の段取りの調整が容易にできるとかの長所
が得られるが、自動倉庫の各収納区画と入出庫ステーシ
ョンとの間はスタッカクレーンによって自動搬送および
自動受取り受渡しが行われるため、再び自動倉庫へ入庫
するためにパレット上へ堆積する加工済板金は、前後左
右において少くとも数１０闘程度の範囲内の位置精度で
パレット上に整然と堆積しなければならない。パレット
上への積上げ状態が不良であれば、前記加工ラインから
スタッカクレーンへの受渡しあるいはスタッカクレーン
からラック上の所定の収納区画への受渡しが不可能にな
ったり、当該受取り受渡し時に板金の荷崩れが起きたり
するおそれがあり、上記支障が頻繁に起こるようでは上
記のように板金加工ラインと自動倉庫とを連結すること
も不可能になる。

そこで、この発明は、高い位置決め精度で板金を整然と
パレットにに堆積できて、主に−に記のような板金の加
工ラインに設置して、自動倉庫等の他のラインとの連結
点において上記支障が生じず、上記のような板金加工ラ
インと自動倉庫とを連結したシステムを実現せしめる板
材のストック装置を提供するものである。　。

以下、図面に基づいて実施例を説明する。

第１，２図において（１）はタレットパンチプレス機、
【２）はシアリング機であり、これら工作機械と、その
上方に水平に架設したレール（３）上を走行するバキュ
ームパッド（４）を有したパンチプレス機用ローダ（５
）、グリッパ（６）を有したシアリング桟用ローダ（７
）とから板金の加工ラインが構成されている。（８）は
レール（３）の支柱である。この発明に係る加工済板材
の落とし込みストック装置（９）は、この実施例では一
上記パンチプレス機（１）とシアリング機（２）との間
に配置されており、パンチプレス機（１）でパンチ加工
された板金（５）は該プレス機前面の供給テーブル（１
ａ）上から上記ローダ（７）によってアンロードされ、
上記落とし込みストック装置（９）上に移送載置される
が、または該スｊ・ツク装置（９）を通過してシアリン
グ機前面の供給テーブル（２ａ）上に移送載置される。

シアリング機（２）で切断された板金は後部のコンベア
（１１）により排出され、該後部に接続した図示しない
コンベアまたは台車により別ラインへと搬出される。

そして、上記板金加工ラインの始端側には板金の供給ス
テーション〔１２）としてＬ／−ルｔ１３）上を移動す
るパレット台車（１４）が設けてあり、該パレット台車
（１４）の移動終点位置Ｃ第１図２点鎖線）に、その入
出庫ステーション（１５）を一致せしめ、かつ前記スト
ック装置（９）位置に入庫ステーション〔１６）位置を
一致せしめて、ラック〔１７）およびスタッカクレーン
Ｃｌ８）からなる自動倉庫（１９）を並行に隣設しであ
る。（２１）はスタッカクレーン（１８）の走行レール
であり、スタッカクレーン（１８）は、自動倉庫〔１９
）方向および板金３− 加工ライン方向へと前後いずれの方向へも突出しうる移
載用フォーク〔図示せず）をｍえたタイプのものである
。

次に、この発明に係る上記落とし込みストック装置（９
）について説明しておくと、該ストック装置（９）は第
３〜５図に示したように、床に形成したピット（２２）
内に立設したフレーム（２３）と。

該フレーム（２３）の−に面から側面へとフレーム壁に
沿って移動しうる多数本の移動ローラ（２４）からなる
移動ローラ装置（２５）と、該フレーム〔２３）内下方
の板金受は止め１装置Ｃ第１図１点鎖線）から前記自動
倉庫の入庫ステーション（１６）へと隣接する板金受は
渡し１）′ｌ置（第１図２点鎖線）の間で移動しうる板
金支承台車（２６）とから構成されており、夫々次のよ
うになっている。

すなわち、フレーム（２３）はその上面に板金の大きさ
以上の開口（２７）を有しており、核間「１（２７）を
多数本の移動ローラ（２４）が覆っている状。

態では板金局は該移動ローラ（２４）上に支承され、移
動ローラＣ２４）がフレーム側面へと後退移動す４− ろと板金Ｗが該００口Ｃ２７）を通過して下方へ湾曲し
つつ落ち込み、下位の前記板材支承台車（２６）上へと
堆積するようになっ□ている。

移動ローラ装置（２５）は、フレーム上面ノ略中央に設
けたスプロケット（２８）、フレーム上面の端部に設け
たスプロケット（２９）Ｃ３１）およびフレーム側面の
下部に設けたスプロケット〔３２）の各スプロケット（
２８）（２９）（３１Ｍ３２）に懸は回ゎしたチェーン
（３３）と、該チェーン〔３３）にその両端　。

を止着（３４）固定した多数本の移動ローラ（２４）と
、上記スプロケット（３１）にチェーン（３５）連結し
た駆動用のモータ（３６）とからなり、左右に設けた同
一構造の移動ローラ装置（２５）の駆動モータ（３６）
を、同期して夫々適方向へ回転すれば、フレーム上面の
開口（２７）を覆っている第３図示の状態の多数本の移
動ローラ（２４）が、中央から左右同時に開き移動する
ようになっている。なお、第４１５図においてＣ３７）
はチェーン〔３３）のガイド板、　（３８）は移動ロー
ラ（２４）の外周筒（２４ａ）を回転自在に支承してい
るベアリング、（３９）ｉ、ｔスプロケラトＣ３２）の
緊張装置である。

板材支承台車Ｃ２６）は、前記パレット台車〔１４）と
同様に、ピッＩ−（２２）内のレール（４１）上を、フ
レーム（２３）白下方位置から自動倉庫の入庫ステーシ
ョンＣ１６）に隣接する位置との間に亘って移動自在に
なっており、上面のパレット受テーブル（４２）はパン
タグラフ状の昇降ジャヅキ装置（４３）により昇降移動
され、その」二面高さが変更可能になっている。

次に、上記実施例の板金加工ラインにおける加工工程お
よび、上記ストック装置（９）による板金の堆積行程を
説明する。

すなわち、まず−に記加エラインにおいて加工を開始す
るには、板金供給ステーション（［２）のパレット台車
（１４）を第１図２点鎖線図示の受取り位置に移動して
おいた上で、自動倉庫のスタッカクレーン（１８）を適
宜操作し、所望の大きさ厚さ、材質の板金面をラックＣ
１７）上の所定収納区画からパレット（ト）ごと出庫せ
しめ、前記入出庫位置（１５）にてパレット台車〔１４
）上へと受渡す７板金Ｗをパレット（ト）ごと移載され
たパレット台車（１４）はレール（１３）上を移動して
第１図１点鎖線図示の始点位置に戻して停止しておき、
該始点位置に設けたマグネット利用の板材分離装置（旧
）を作用させて」二位の板金を分離しておく。

そして、分離した最上位の１枚の板金面を前記ローダ（
５）によって吸着持上げおよび搬送せしめてパンチプレ
ス機（１）に供給し、パンチ加工または、パンチ加工に
続いてシアリング加工を行う。

すなわち、パンチ加工に続いてシアリング加工を行う場
合は、前記ローダ（力のグリッパ（６）によって把持せ
しめたパンチ加工済の板金Ｗを、ストック装置（９）を
素通りしてシアリング機（２）のテーブル（２ａ）上ま
で搬送供給し、パンチ加工のみ行う場合には上記ローダ
（力に把持せしめた板金（ロ）をこの発明に係る落とし
込みストック装置（９）を介して一定量堆積したのち、
一旦自動倉庫（１９）＜ｓパレット（ト）ごと返還し、
自動倉庫内の所定収納区画へ収納しておいた後、必要に
応じて適宜別の出庫ステーションから出庫し、他の加７
− エラインへと搬送するのである。つまり、上記ストック
装置（９）の作用について詳述すると、上記ローダ（７
）のグリッパ（６）によって端部を把持されて移動ロー
ラ〔２４）上に持たらされた板金Ｗは移動ローラ（２４
）が前述のように、駆動モータＣ３６）を同期して回転
することにより左右に同時に開き移動（第３図矢印Ａ）
することによって、中央部分から下方へ垂れ下がった状
態で、湾曲し、板材支承台車（２６）上のパレット（ト
）への密着面積（Ｗａ）を徐々に増大し乍ら該パレッｌ
−（１’）　Ｊ：へと移載される（第６図（イ）→（ハ
））。この際、グリッパ（６）による板材端の把持は、
移動ローラＣ２４）が後退を完了して板金Ｗが該グリッ
パ（６）による把持側端を徐いた全面がパレッ１〜ＣＰ
）上に密着した時点で解放してもよいし、当該時点より
も以前、例えば第６図（切図示のように、板金の約半分
程度の面が密着した時点で解放してもよい。

板金（ホ）が完全にパレット（Ｐ）−にに載った後、前
記駆動モータ（３６）を逆転して移動ローラ（２４）を
フレーム上面に移動し、再び開口（２７）を移動口８− 一うＣ２４）で覆った状態になしておき、以上の操作を
繰り返すことにより板材支承台車（２６）上のパレット
（ト）上に多数枚の板金Ｗが整然と堆積される。

また、上記操作を繰り返すと同時に前記昇降ジヤツキ装
置（４３）を徐々に下降していき、前記パレット（ト）
上に堆積した最上位の板金面高さが常時移動ローラ〔２
４）の直下の一定高さになるように保っておく。

上記操作によっても移動ローラＣ２４）上から落とし込
まれる板金の下降距離が一定し、つまり湾曲し乍ら移載
されていく湾曲状態が一定し、板金の位置ずれが生じず
整然と堆積されていく。

なお、上記例のストック装置では移動ローラ（２４）が
フレーム側面へと移動してフレームの開口（２７）部分
を開く構造となっているので、どうしてもフレーム高さ
を高くしなければならず。

移動ローラ〔２４）の上面を他の工作機械（ｉ）（２）
のテーブル面ｒｌａ）（２ａ）と同一になそうとすれば
第２図のようにピット〔２２）を形成し、その中に該ス
ドック装置（９）を設置する構造となったが、移動ロー
ラ〔２４）を支持するチェーン（３３）を側方へと迂回
させる構造とすれば、ピットが不要となる。

すなわち、第７図に示したように、チェーン（３３）を
、フレーム上面両端のスプロケット（４５）（４６）、
フレーム下部の水平補助枠Ｃ４７）に設けたスプロケッ
ト（４８）（４９）および中間のスプロケット〔５１）
に懸は回わし、スプロケット（５１）にチェーン（５２
）連結した駆動モータ（５３）を回転すれば、該チェー
ン（３３）に両端を支持せしめた移動ローラ（２４）が
、フレーム上面から上記スプロケット（４８）（４９）
によって形成されたフレーム（２３）側方の迂回部分に
まで移動し、フレーム上面の開口が表われるようになっ
ている。板材支承台車（２６）は前例と同一構造である
が、この場合パレット（ト）の受けテーブル（４２）に
は、パレット（ト）の載置位置を適正に導く傾斜面（５
４ａ）を有したガイド板（５４）が取付けである。

そして、上記例のｉ倉の板金の落とし込みストック行程
は、移動ローラ（２４）が板金の一端側から一方向（第
７図矢印部）へ移動していくので、グリッパ（６）によ
る板金端の把持は、移動四点で解放する。

いずれにしても、以上の説明で明らかなように、この発
明に係るストック装置では、板材面積よりも大範囲に亘
って進退移動する多数の移動ローラと、該移動ローラの
下位の昇降自在な受けテーブルと、移動ローラ上で板材
端を把持するグリッパとからなり、グリッパによって適
正位置に把持した板材を移動ローラの移動に伴Ｌ）、一
部分から下方へ湾曲させて受けテーブル載置箇所へ単に
落下させて堆積する場合や、既に堆積している板材上を
他の板材を摺接移動していって堆積する場合に比べて、
板材の積み上げ姿勢が区々とならず整然と堆積される。

したがって、この発明のストック装置を上側１１− の板金加工ラインと自動倉庫との連結箇所に用いれば、
受は取り受け渡しに際して何ら支障が生じず当該システ
ムを円滑に稼動させることができる。

また、各移動ローラはそれ自体回転自在であり、板材を
湾曲させつつ落とし込んでいくことと相まって、；板材
に傷つけるおそれがない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のストック装置を設けた板金の加工ラ
インシステムの略平面図、第２図は同じく側面図、第３
図はストック装置のフレーム上部を省略して示した側面
図、第４図は同じくストック装置の一部省略した実体側
面図、第５図は第４図のＶ−Ｖ線断面図、１第６図は落
とし込み行程を示した説明図、第７図はストック装置の
他の実施例を示した側面図である。 （６）・・・・グリッパ、（９）・・・・落とし込みス
トック装置（２４）・・・・移動ロー−）、　（３３）
・・・・チェーン〔４２）・・・・パレット受はテーブ
ル〔４３）・・・・昇降ジヤツキ装置 ＝１２− 問・・・・・・板材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 板材面積よりも大きな範囲に亘って進退移動する多数の
   移動ローラと、該移１１１ｂローラの下位に設けた昇降
   自在な受けテーブルと、移動ローラ上で板材端を把持す
   るグリッパとからなることを特徴とする板拐のストック
   装置。