JPS6021807Y2 - 電池の電圧低下表示装置 - Google Patents

電池の電圧低下表示装置

Info

Publication number
JPS6021807Y2
JPS6021807Y2 JP15345779U JP15345779U JPS6021807Y2 JP S6021807 Y2 JPS6021807 Y2 JP S6021807Y2 JP 15345779 U JP15345779 U JP 15345779U JP 15345779 U JP15345779 U JP 15345779U JP S6021807 Y2 JPS6021807 Y2 JP S6021807Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
battery
constant
schmitt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15345779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5670571U (ja
Inventor
俊 片柳
Original Assignee
明治ナシヨナル工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 明治ナシヨナル工業株式会社 filed Critical 明治ナシヨナル工業株式会社
Priority to JP15345779U priority Critical patent/JPS6021807Y2/ja
Publication of JPS5670571U publication Critical patent/JPS5670571U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6021807Y2 publication Critical patent/JPS6021807Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電池の電圧低下表示装置に関する。
たとえば誘導灯、非常灯などでは、火災その他の異常状
態の発生によって商用電源が断たれたとき、電池を利用
して一定時間点灯し続けることが義務づけされている。
前記電池は誘導灯、非常灯の器具内に設置されてあり、
常時商用電源によって充電されるようになっている。
ところでこの種電池が不良となって、非常時に一定時間
放電灯を点灯するに必要な電圧にまで充電されないよう
になったとき、これを交換しなければならない。
その交換時間を報知するために、電池電圧が成る値以下
になったとき、表示灯を点灯するようにしている。
表示灯の点灯のためには単純には比較器を用意し、その
基準電圧と電池電圧とを比較すればよいのであるが、こ
の種の電圧低下表示装置には他の用途にも兼用されるた
め、前記したような比較器はあまり使用されない。
兼用される用途のひとつに次のようなものがある。
すなわちこの種電池では定期点検が義務づけされており
、これは一定時間(たとえば約2粉)にわたって商用電
源を切り、この間に電池電圧が規定電圧をこえて低下し
ないかを検査するものであり、これが低下するようであ
れば、前記したと同じように非常時に一定時間放電灯を
点灯させる能力がないとして交換が要求される。
この点検時にもし電池電圧が現定電圧をこえて低下した
場合は当然表示灯は点灯し、その旨を報知する。
ところがこのような電池は一定時間経過後、再び商用電
源を投入すると電池電圧は再び規定値以上に充電される
のが普通である。
゛したがっていったん点灯した表示灯が電圧回復によっ
て消灯してしまうことがないように点灯を持続させて不
良な電池であることを表示しておく必要がある。
そこで通常は電池電圧の低下を検出するための比較器に
代えシュミット回路を用意し、電池電圧が一定値以下と
なって動作レベルに達したときその動作によって表示灯
を点灯させるようにし、又復帰レベルを動作レベルより
はるかに高い電圧たとえば電池が正常に充電されるとき
の電圧より高い電圧(ただしこの電圧は交流電源の電圧
より高くはできない。
)に設定し、たとえば手動によってシュミット回路に復
帰のためのリセット電圧を与えるようにしている。
これによれば点検時に点灯した表示灯は、以後リセット
電圧を与えるまでその点灯を持続するようになる。
これらの要求にしたがって構成された従来装置を示した
のが第1図であり、1は商用交流電源の端子、2は電源
トランス、3は全波整流装置、4は充電抵抗、5は充電
対象の電池、6はシュミット回路を備えた表示回路、7
は負荷(たとえば直流を高周波に変換するインバータ回
路及びインバータ回路の出力によって点灯される放電灯
)、8はスイッチで常時はオフとされており、商用交流
電源が断たれたときにオンとかれる。
全波整流装置3からの全波整流電圧は充電抵抗4を介し
て電池5に印加され、これを充電する。
電池5の電圧が一定値より低下すれば表示回路6内のシ
ュミット回路が動作して表示灯が点灯し、又点検時に点
灯した表示灯は点灯後の再充電によってもその点灯を持
続する。
ところでこの種電圧低下表示装置において更に別の用途
に兼用されるものとして電池外れの検出報知がある。
これは電池の接続ミス或いは接触不良などによって電池
が充電回路から外れた状態となることがあり、これも異
常な状態であるから、その旨を表示することが要求され
る。
この場合は電池5が何ら存在していないと同じ状態にあ
るから、シュミット回路には全波整流装置3からの半波
電圧が入力として与えられるようになる。
このときこの半波電圧によって表示灯は点灯する。
ここで半波電圧の振幅値がシュミット回路の復帰レベル
をこえないで最大振幅値に到達すれば、いったん点灯し
た表示灯はその点灯を持続するようになる。
しかし上記した説明は理想的な動作であり、実際には交
流電源の電圧は変動するし、或いはシュミット回路を構
成する回路要素の特性のバラツキ或いは周囲温度の変動
による回路要素の特性変化などによる復帰レベルの低下
も起こる。
そのためたとえば第4図に示すように交流電圧A(全波
整流装置3の出力から充電抵抗4の電圧降下分を引いた
電圧に比例する電圧)に対して動作レベルへ1復帰レベ
ルL2を設定した場合、交流電圧Aが電源電圧の変動に
よって大きくなったり、或いは復帰レベルhが低くなっ
たりしたとき、シュミット回路の出力は波形Cで示すよ
うに断続してしまい表示灯は点灯するにしてもその明る
さは著るしく低減してしまうようになる。
これを解決するためにシュミット回路の入力側に定電圧
回路9を接続することが考えられる。
この定電圧回路9はシュミット回路の入力電圧がその復
帰レベルhをこえないようにクリップするためのもので
ある。
このように定電圧回路9を設けておくと、第3図に示す
ように前記交流電圧Aに対して定電圧化され、復帰レベ
ルL2以下の電圧Bがシュミット回路の入力電圧として
与えられるようになり、したがってシュミット回路の出
力は波形Cで示すようになり、表示灯はあまり減光する
ことなく点灯を持続する。
しかしながらこのような定電圧回路9を設置した場合に
新たな問題が生じる。
すなわちこの定電圧回路9の電圧ドロップに対する対策
を無視することができなくなるのである。
すでに初めに述べたように、この種装置は電池の電圧が
規定値以下となったときに表示灯を点灯してその旨を表
示することが要求される。
この規定値に基いてシュミット回路の動作レベルを設定
するのであるが、定電圧回路9を設けた場合、その電圧
ドロップを見越して復帰レベルを設定する面倒は避けら
れない。
のみならず複数の電池を直列に接続して充電する場合、
各電池の電圧の緩和によって動作レベルを設定しなけれ
ばならないが、この場合和電圧から動作レベルを設定す
るときも、定電圧回路9の電圧ドロップを考慮しなけれ
ばならず、その調整は極めて面倒となる。
かくしてこの考案は定電圧回路の電圧ドロップに特に考
慮を払うことなくシュミット回路の動作レベルが設定で
きるようにすることを目的とする。
この考案は定電圧回路を電池の前に設置し、シュミット
回路は電池の電圧にしたがって動作するようにしたこと
を特徴とする。
この考案の実施例を第2図によって説明する。
なお第1図と同じ符号を附した部分は同一部分又は対応
する部分を示す。
この考案にしたがい、定電圧回路9は電池5の前すなわ
ち電池5と充電抵抗4との間に接続する。
定電圧回路9は図の例ではトランジスタ11、ベース抵
抗12及びツェナダイオード13によって構成する。
定電圧回路9に加わる電圧がツェナダイオード13のツ
ェナー電圧以下であるときは、ベース抵抗12を経てト
ランジスタ11のベース電流が充分に流れてそのコレク
タ電流にしたがって出力電流が充分に流れるので、出力
電圧は交流電圧Aに応じて増大する。
そして定電圧回路9に加わる電圧がツェナー電圧をこえ
るとそのときからツェナダイオード13にツェナー電流
が流れるので、トランジスタ11のベース電流はそれ以
上増すことはなく、したがって出力電流も増加しない。
これをもって出力電圧は一定値にクランプされることに
なる。
なおこの種電圧回路は公知である。
この定電圧によって電池5が充電される。
電池5の電圧は抵抗14に加わり、その端子電圧が表示
回路6を構成しているシュミット回路15の入力電圧と
なる。
そして電池5の電圧に比例する抵抗14の端子電圧すな
わち入力電圧がシュミット回路15の動作レベルL□に
到達するとシュミット回路15が動作し発光ダイ゛オー
ドのような表示灯16が点灯する。
上記の構成において電池5が規定値まで充電されている
ときはシュミット回路15の入力電圧はtf1作レベし
L□以上であり、したがってシュミット回路15は非動
作状態にあるから、表示灯16は何ら点灯しない、又電
池5の電圧が規定値以下に低下すれば、そのときのシュ
ミット回路15の入力電圧は動作レベルL□以下となる
から、シュミット回路15は動作して表示灯16は点灯
する。
又点検時において表示灯16が点灯した場合、再充電に
よて電池5の電圧が規定値まで回復したとしても、復帰
レベルらが動作レベル娼より充分高くしてることにより
、シュミット回路15は復帰することなく、表示灯16
はその点灯を持続する。
更に電池外れの場合は、シュミット回路15の入力電圧
は定電圧回路9によってクランプされた電圧であり、こ
れは復帰レベルト2以下に設定されであるので、いった
んシュミット回路15が動作すれば、第3図に示す波形
Cの出力を出ししたがって表示灯16はあまり減光され
ない状態で点灯を続ける。
かくして第1図に示す構成と何ら変らない表示作用を果
すことができる。
一方この第2図の構成によれば、シュミット回路15の
入力端子は規定値まで充電された電圧に比例する電圧か
又は電池外れの場合は定電圧回路9によってクランプさ
れた電圧であるから、定電圧回路9の電圧ドロップとは
無関係となる。
したがってシュミット回路の動作又は復帰レベルの設定
に際し、第1図に示す構成のように定電圧回路9の電圧
ドロップを何ら考慮することなく容易に設定することが
できる。
又電池数の増減による各レベルの設定の場合も全く同様
に容易にできることになる。
以上詳述したようにこの考案によれば、交流電圧の全波
整流電圧によって電池を充電するにあたり、電池の電圧
低下、点検時に不良電池の検出報知並びに電池外れなど
の表示を行なう場合の表示開始、復帰レベルが極めて簡
単に行なうことができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路図、第2図はこの考案の実施例に
よる回路図、第3図、第4図は動作状態を示す波形図で
ある。 1・・・・・・交流電源端子、3・・・・・・全波整流
装置、5・・・・・・電池、6・・・・・・表示回路、
9・・・・・・定電圧回路、15・・・・・・シュミッ
ト回路、16・・・・・・表示灯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電圧の全波整流電圧を一定値にクランプする定電圧
    回路と、前記定電圧回路によってクランプされた電圧に
    よって充電される電池と、常時は前記電池の電圧に比例
    する電圧を、又前記電池の不在のときは前記定電圧回路
    によってクランプされた電圧を入力電圧とし、動作レベ
    ルが、前記電池が規定値まで充電されているときの電池
    電圧より低く設定しであるシュミット回路と、前記入力
    電圧が前記シュミット回路の動作レベル以下となったと
    きの前記シュミット回路の動作によって点灯する表示灯
    とからなり、前記シュミット回路の復帰レベルを前記定
    電圧回路によってクランプされである電圧より高く設定
    してなる電池の電圧低下表示装置。
JP15345779U 1979-11-05 1979-11-05 電池の電圧低下表示装置 Expired JPS6021807Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15345779U JPS6021807Y2 (ja) 1979-11-05 1979-11-05 電池の電圧低下表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15345779U JPS6021807Y2 (ja) 1979-11-05 1979-11-05 電池の電圧低下表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5670571U JPS5670571U (ja) 1981-06-10
JPS6021807Y2 true JPS6021807Y2 (ja) 1985-06-28

Family

ID=29384226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15345779U Expired JPS6021807Y2 (ja) 1979-11-05 1979-11-05 電池の電圧低下表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6021807Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5670571U (ja) 1981-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5485059A (en) Lighting circuit for vehicular discharge lamp
US4150302A (en) Emergency light battery charger circuit
KR100715282B1 (ko) 비상조명등용 배터리의 충전 제어장치
JPS6021807Y2 (ja) 電池の電圧低下表示装置
US4536695A (en) Discharging protection device for battery-operated portable electric light
JP2504365Y2 (ja) 自動充電器
JPH0431804Y2 (ja)
JPH10243576A (ja) 非常灯点灯装置
JPS5823196Y2 (ja) 非常用照明装置の点検表示装置
KR200275615Y1 (ko) 엘리베이터 비상조명등 전원 장치
JPH0428191Y2 (ja)
JPH11329024A (ja) 街路灯装置
JPH0317571Y2 (ja)
JP2815231B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP2572592B2 (ja) 蛍光ランプ検知機能付非常灯充電回路
JPS6255280B2 (ja)
JPH0317572Y2 (ja)
JP3197170B2 (ja) 放電灯の点灯回路
JPH0368436B2 (ja)
KR840002084Y1 (ko) 자동정전 비상등 점등회로
JPH08305973A (ja) 防災監視装置の電源監視回路
JPS5816157Y2 (ja) 非常用蓄電池の寿命判別装置
JPS5971294A (ja) 非常用照明器具
KR880003310Y1 (ko) 비상등용 축전지 보호회로
KR810001475Y1 (ko) 비상 조명 장치