JPH0431804Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0431804Y2
JPH0431804Y2 JP3019185U JP3019185U JPH0431804Y2 JP H0431804 Y2 JPH0431804 Y2 JP H0431804Y2 JP 3019185 U JP3019185 U JP 3019185U JP 3019185 U JP3019185 U JP 3019185U JP H0431804 Y2 JPH0431804 Y2 JP H0431804Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
indicator
storage battery
current
lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3019185U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61146898U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3019185U priority Critical patent/JPH0431804Y2/ja
Publication of JPS61146898U publication Critical patent/JPS61146898U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0431804Y2 publication Critical patent/JPH0431804Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電池内蔵型の非常用照明器具の蓄電
池の充電状態および非常照明用ランプの状態を監
視する非常用照明器具モニタに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
この考案の基礎となる非常用照明器具は、第3
図に示すように、商用電源等の交流電源ACに充
電トランス2の1次巻線および切替用リレー1を
接続し、充電トランス2の2次巻線に整流器3の
交流端を接続し、整流器3の直流端に充電抵抗
(充電電流制限用)10を介して蓄電池11を接
続し、蓄電池11に例えば白熱ランプからなる非
常照明用ランプ12および切替接点(切替用リレ
ー1に応動する)13の直列回路を並列接続して
いる。この場合、充電トランス2および整流器3
で充電回路CGが構成される。
また、非常用照明器具モニタは、整流器3の直
流端に抵抗4、発光ダイオードからなる表示器
5、トランジスタ6,7の直列回路を接続し、ト
ランジスタ6のベースと非常照明用ランプ12お
よび切替接点13の接続点との間にベース抵抗8
を接続し、トランジスタ7のベースと蓄電池11
および充電抵抗10の接続点との間にベース抵抗
9を接続して構成される。
この非常用照明器具は、交流電源ACが投入さ
れると、切替用リレー1が励磁され、その切替接
点13がNO側に切替わり、非常照明用ランプ1
2が蓄電池11から切離される。
これと同時に、交流電源ACは、充電トランス
2および整流器3によつて降圧整流され、蓄電池
11が充電抵抗10で制限された充電電流により
充電される。
一方、充電抵抗10の両端に発生した電圧によ
り、トランジスタ7のベースには、ベース抵抗9
を介してベース電流が流れるため、トランジスタ
7が導通し、また蓄電池11から非常照明用ラン
プ12およびベース抵抗8を通してトランジスタ
6へもベース電流が流れ、トランジスタ6も導通
する。これにより、表示器5には、抵抗4で制限
された電流が流れ、蓄電池11が正常に充電さ
れ、かつ非常照明用ランプ12が正常であること
を点灯表示する。
今、蓄電池11が接続されていないときには、
充電電流が流れないため、充電抵抗10の両端に
は電圧は発光せず、トランジスタ7が不導通とな
り、表示器5が消灯して異常であることを表示す
る。また、非常照明用ランプ12が切れていると
き、あるいは接続されていないときにはトランジ
スタ6へのベース電流が遮断されるため、トラン
ジスタ6が不導通となり、表示器5が消灯して異
常であることを表示する。
交流電源ACが停電すると、切替用リレーの励
磁が停止して切替接点13がNC側に切替わり、
蓄電池11から非常照明用ランプ12に給電さ
れ、非常照明用ランプ12が非常点灯する。
このように、第3図の回路は、蓄電池11が正
常に充電され、かつ非常照明用ランプ12が正常
であるときに、それを表示器5の点灯で表示し、
蓄電池11および非常照明用ランプ12のどちら
か一方でも異常になると表示器5を消灯させ、異
常であることを表示して使用者等に知らせる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、このような構成の場合、蓄電池11
が正常に接続されて充電状態にあるときに、非常
照明用ランプ12に異常(フイラメント切れ、接
続忘れ、ソケツトのゆるみ等)があると、トラン
ジスタ6が不導通となつて非常用照明器具モニタ
の消費電流が激減し、この結果充電トランス2の
負荷が減少して2次電圧が上昇し、蓄電池11へ
の充電電流が増加し、蓄電池11が過充電になつ
て電池寿命が短くなるという問題があつた。
例えば電池容量が1650mAh(=1Cとする)とし
て、トリクル充電の場合、一般的には、充電電流
を (1/30)C=55mA に設定しており、表示器5が消灯したときには、
充電トランス2の2次電圧が上昇するため、 (55+α)mA 流れることになる。このαの値は約10〜15
〔mA〕であつて、電圧変動などを考慮すると、
蓄電池11に問題を与えない値 (1/20)C=82〜83mA を超えてしまうおそれがある。
この考案は、正常充電時においてランプ切れま
たは接続外れ等が生じたときの表示素子の消灯に
よる充電電流の増加を防止することができる非常
用照明器具モニタを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の非常用照明器具モニタは、交流電源
と、非常照明用ランプと、この非常照明用ランプ
に点灯用の電力を交流電源停電時に給電する蓄電
池と、この蓄電池を交流電源受電時に充電抵抗を
介して充電する充電回路と、交流電源受電時に非
常照明用ランプを通して給電される閉回路を形成
し給電時に出力を発生するランプ検知回路と、蓄
電池の充電電流または充電電圧を検出し蓄電池が
正常であるときに出力を発生する充電検知回路
と、ランプ検知回路の出力と充電検知回路の出力
とを共に受けた場合にのみ点灯表示を行う表示器
とを備えている。
この場合、ランプ検知回路は、出力部に表示器
と並列接続されるスイツチ素子を有し、出力発生
時にスイツチ素子をオフにして表示部に点灯電流
を流し、出力非発生時にスイツチ素子をオンにし
て表示器の点灯電流の通電を停止させるとともに
スイツチ素子のオフ時に表示器に流れる電流と実
質的に等しい電流をスイツチ素子に流すことによ
り、表示器が消灯した場合の充電電流が表示器が
点灯している場合の所定の充電電流と実質的に等
しいレベルとなるように補償している。
〔作用」 この考案の構成によれば、ランプ検知回路の出
力部のスイツチ素子が表示器と並列接続され、こ
のスイツチ素子が、出力発生時(ランプ正常時)
にオフとなつて表示器に点灯電流を流し、出力非
発生時(ランプ異常時)にオンとなつて表示器の
点灯電流の通電を停止させるとともにオフ時に表
示器に流れる電流と実質的に等しい電流を流すこ
とになる。これによつて、表示器が消灯した場合
の充電電流が表示器が点灯している場合の所定の
充電電流と実質的に等しいレベルとなるように補
償することになる、この結果、表示器の消灯時
(ランプ異常時)とにおける充電回路の充電電流
の差をなくすことができる。したがつて、ランプ
異常時における蓄電池への充電電流の増加を抑制
し、蓄電池の過充電を防止し、蓄電池の短寿命化
を防止することができる。
〔実施例〕
この考案の第1の実施例を第1図に基づいて説
明する。この非常用照明器具は、非常用照明器具
モニタ以外は第3図のものと同じである。
非常用照明器具モニタは、整流器3の直流端に
発光ダイオードからなる表示器5、抵抗4および
充電検知回路を構成するトランジスタ7の直列回
路を接続し、ランプ検知回路を構成するトランジ
スタ14を表示器5に並列接続し、トランジスタ
7のベースと蓄電池11および充電抵抗10の接
続点との間にベース抵抗9を接続し、トランジス
タ14のベースを例えば白熱ランプからなる非常
照明用ランプ12および切替接点13の接続点に
接続し、切替接点13と並列に抵抗15を接続し
て構成される。
つぎに、動作について説明する。
交流電源ACが通電され、蓄電池11が正常に
接続され、かつ非常照明用ランプ12が正常に接
続されているときは、トランジスタ14のベー
ス・エミツタ電圧がトランジスタ14のオン電圧
以下であるため、トランジスタ14は不導通とな
つている。一方、充電抵抗10の両端に発生した
電圧により、トランジスタ7にはベース抵抗9を
通してベース電流が流れるため、トランジスタ7
が導通し、表示器5には抵抗4で制限された電流
が流れ、蓄電池11が正常に充電され、かつ非常
照明用ランプ12が正常であることを点灯表示す
る。
今、蓄電池11が正常に接続されて充電状態に
あるときに、非常照明用ランプ12に異常(フイ
ラメント切れ、接続外れ等)があると、トランジ
スタ14のベース電圧が低レベルとなり、ベース
抵抗15を通してベース電流が流れ、トランジス
タ14が導通する。これにより、表示器5が短絡
されて消灯し、異常があることを表示する。この
場合、表示器5が消灯しても、トランジスタ1
4、抵抗4、トランジスタ7を通して電流が流
れ、表示器5の消灯による消費電流の減少を補償
しているため、表示器5の点灯時と消灯時で充電
トランス2の2次負荷がほとんど変化せず、蓄電
池11への充電電流が増加して過充電となること
はない。
一方、蓄電池11に異常(コネクタの接続忘れ
等)がある場合には、充電抵抗10の両端に電圧
が発生せず、トランジスタ7が不導通となり、表
示器5が消灯して異常を表示する。なお、このと
きはモニタ部分の消費電流はほぼ零になるが、こ
のときは、蓄電池11が異常であるため、蓄電池
11の過充電の問題はない。
この実施例は、非常照明用ランプ12の異常時
に導通するトランジスタ14を表示器5に並列接
続して、表示器5が消灯した場合の充電電流を、
表示器5が点灯している場合の所定の充電電流と
実質的に等しいレベルとなるように、トランジス
タ14で電流補償する構成であるため、非常照明
用ランプ12の異常時において表示器5が消灯し
たときにも、非常用照明器具モニタに表示器5の
消灯時とほぼ同じ値の電流が流れることになり、
非常照明用ランプ12の異常時に蓄電池11への
充電電流が増加することはなく、したがつて蓄電
池11が過充電されることはなく、寿命が短くな
ることはない。
この考案の第2の実施例を第2図に基づいて説
明する。この非常用照明器具は、非常用照明器具
モニタ以外、第3図の回路と同様である。ただ
し、充電抵抗10の位置を第3図のものと変えて
いる。
非常用照明器具モニタは、蓄電池11と並列に
抵抗4および表示器5の直列回路を接続し、表示
器5と並列にトランジスタ14,16を接続して
いる。そして、非常照明用ランプ12および切替
用接点13の接続点にランプ検知回路を構成する
トランジスタ14のベースを接続し、切替接点1
3と並列に抵抗15を接続し、充電抵抗10およ
び蓄電池11の接続点とトランジスタ16のベー
スとの間にツエナーダイオード17および抵抗1
8の直列回路を接続している。この場合、トラン
ジスタ16とツエナーダイオード17と抵抗18
は充電検知回路を構成し、ツエナーダイオード1
7のツエナー電圧は、蓄電池11の正常時の電池
電圧(最大値)より高く、蓄電池11の外れ時の
整流器3の直流端の電圧より低く設定している。
この非常用照明器具モニタは、交流電源ACの
受電時において、蓄電池11が正常に接続され、
かつ非常照明用ランプ12が正常であるときは、
トランジスタ14が不導通で、トランジスタ16
が不導通であるため、表示器5が点灯して正常で
あることを表示する。
また、蓄電池11の異常時には、トランジスタ
16がオンとなり、非常照明用ランプ12の異常
時にはトランジスタ14がオンとなり、いずれの
場合にも表示器5が消灯して異常であることを表
示する。
この実施例においても、ランプ異常時にトラン
ジスタ14を通つて補償電流が流れるため、蓄電
池11の充電電流増加はない。
この実施例の効果は、前述の実施例と同様であ
る。
なお、表示器5として、発光ダイオードを用い
たが、白熱ランプ等、他の表示素子を用いてもよ
い。
また、充電検知は、充電電流に基づいて行うの
みならず、充電電圧に基づいて行うこともでき
る。
〔考案の効果〕
この考案の非常用照明器具用モニタは、ランプ
検知回路の出力部のスイツチ素子が表示器と並列
接続され、このスイツチ素子が、出力発生時(ラ
ンプ正常時)にオフとなつて表示器に点灯電流を
流し、出力非発生時(ランプ異常時)にオンとな
つて表示器の点灯電流の通電を停止させるととも
にオフ時に表示器に流れる電流と実質的に等しい
電流を流すことになる。これによつて、表示器が
消灯した場合の充電電流が表示器が点灯している
場合の所定の充電電流と実質的に等しいレベルと
なるように補償することになる。この結果、表示
器の消灯時(ランプ異常時)とにおける充電回路
の充電電流の差をなくすことができる。したがつ
て、ランプ異常時における蓄電池への充電電流の
増加を抑制し、蓄電池の過充電を防止し、蓄電池
の短寿命化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例の回路図、第
2図はこの考案の第2の実施例の回路図、第3図
は従来の非常用照明器具の回路図である。 AC……交流電源、CG……充電回路、5……表
示器、7……トランジスタ(充電検知回路)、1
1……蓄電池、12……非常照明用ランプ、14
……トランジスタ(ランプ検知回路)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 交流電源と、非常照明用ランプと、この非常照
    明用ランプに点灯用の電力を交流電源停電時に給
    電する蓄電池と、この蓄電池を交流電源受電時に
    充電抵抗を介して充電する充電回路と、交流電源
    受電時に前記非常照明用ランプを通して給電され
    る閉回路を形成し給電時に出力を発生するランプ
    検知回路と、前記蓄電池の充電電流または充電電
    圧を検出し前記蓄電池が正常であるときに出力を
    発生する充電検知回路と、前記ランプ検知回路の
    出力と前記充電検知回路の出力とを共に受けた場
    合にのみ点灯表示を行う表示器とを備えてなる非
    常用照明器具モニタであつて、 前記ランプ検知回路は、出力部に前記表示器と
    並列接続されるスイツチ素子を有し、出力発生時
    に前記スイツチ素子をオフにして前記表示器に点
    灯電流を流し、出力非発生時に前記スイツチ素子
    をオンにして前記表示器の点灯電流の通電を停止
    させるとともに前記スイツチ素子のオフ時に前記
    表示器に流れる電流と実質的に等しい電流を前記
    スイツチ素子に流すことにより、前記表示器が消
    灯した場合の充電電流が前記表示器が点灯してい
    る場合の所定の充電電流と実質的に等しいレベル
    となるように補償したことを特徴とする非常用照
    明器具モニタ。
JP3019185U 1985-03-01 1985-03-01 Expired JPH0431804Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3019185U JPH0431804Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3019185U JPH0431804Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61146898U JPS61146898U (ja) 1986-09-10
JPH0431804Y2 true JPH0431804Y2 (ja) 1992-07-30

Family

ID=30529667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3019185U Expired JPH0431804Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0431804Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61146898U (ja) 1986-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3095080B2 (ja) フェールセーフ照明システム
US4727291A (en) Back-up electrical system for lamps
EP0367761A1 (en) ELECTRIC RESERVE SYSTEM FOR LAMP.
GB2146859A (en) Battery recharging circuit with indicator means
JPH0159717B2 (ja)
US4454452A (en) Emergency lighting system
US3808499A (en) Auxiliary lighting system
US3819980A (en) Emergency lighting system
JPH10164770A (ja) 照明装置
JPH0431804Y2 (ja)
GB2223893A (en) Oscillator circuit for lighting supply
US4536695A (en) Discharging protection device for battery-operated portable electric light
JP2022523778A (ja) 電灯を適応的に制御するための電子装置
JPH0431803Y2 (ja)
JP3205481B2 (ja) 防災監視装置の電源監視回路
KR0129911Y1 (ko) 무접점식 유도동
JPS59714Y2 (ja) ランプモニタ付非常灯点灯装置
CN212784882U (zh) 一种用于应急照明灯的供电切换电路
JPH0431802Y2 (ja)
JPS622546Y2 (ja)
JPS6129198Y2 (ja)
JP2006278054A (ja) 点灯装置及び照明装置
JPS622545Y2 (ja)
JPH0428191Y2 (ja)
JPS5828454Y2 (ja) 電源表示回路