JPS60215606A - パツク剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパック剤に関し、更に詳細には、炭酸ガスによ
る血行促進作用によって皮膚をしつとシさせることがで
きるノｑツク剤に関する。

ノＱツク剤は、通常？リビニルアルコール、カルボキシ
メチルセルロース、各種天然ガム質等の水性粘稠液を主
剤とし、これに種々の添加成分を配合したもので、その
造膜過程において皮膚に刺激を与えて血行を促進すると
共に、皮膚表面の汚れを吸着して清浄する皮膚化粧料の
一つである。

パンク剤には、一般に添加成分の一つとして、血行促進
作用を有する合成又は天然エキス等が配合されるが、こ
れらは少量の配合では効果が不充分であシ、また多量の
配合では血行は促進されるが、その反面適用部位に不快
な刺激感を与えると共に、連続使用すると皮膚炎を惹起
するなどの欠点が必ｐ、その改善が所望されていた。

そこで、本発明者は、このような欠点かン；。

く、血行をよく促進する。Ｑツク剤を提供すべく鋭意研
究を行った結果、炭酸ガスを皮膚に直接作用させると皮
膚の血流がよくなシ、皮膚にしっとり感を与えることを
見出し、本発明を完成した。

すなわち、本発明は、炭酸ガス又は炭酸ガス発生物質を
含有する。Ｑツク剤を提供するものである。

本発明のノＱツク剤（よ、次に示すように、従来の）Ｑ
ツク剤と併用することもできるし、また単なる炭酸ガス
ノ々ツク剤として使用することもできる。

本発明の、ｅツク剤は次のような形態とすることができ
る。

■　従来公知のノ？ツク剤を耐圧容器に入れ、これに高
圧炭酸ガス、あるいは炭敲塩と酸、もしくはドライアイ
ス等の炭酸ガス発生源を加えて密閉する。

本、Ｑツク剤は使用時内容物を吐出させて被６・Ｑツク
部位に塗布する。

■　炭酸塩と酸を芙質的に水の存在しない状態で、一つ
の不織布、布、紙等の担体に担持させる。更にとの担体
に公知の、ｅツク剤成分を一緒に担持させておいてもよ
い。

本、Ｑツク剤は、使用時被、Ｑンク部位に付着させ、こ
の上に蒸しタオルを重ねるとか、水を除加するとかの方
法によってパンク剤に水を供給して、当該炭酸塩と酸と
を反応させて炭酸ガスを発生させる。

■　炭酸塩と酸をそれぞれ異なる２つの上記担体に担持
させる。この担体には、■と同様に公知のパック剤成分
を担持させることも、また水分を保持させることもでき
る。

本、Ｑツク剤は、使用時被、Ｑツク部位に重ねて付着さ
せ、必要な場合（／（’ツク剤が水を含まない場合〕に
は、■と同様に水を供給して炭酸ガスを発生させる。

ところで、炭酸ガスは、ｐＨが酸性の場合にはＣＯ２分
子として存在して血流促進作用を示すが、ｐＨがアルカ
リ性側では００％−イオンあるいはＨＣＯ３−イオンと
して存在するため血流促進作用を示さない。従って、本
発明においては、炭酸ガスの存在する雰囲気のｐＨが弱
酸性、すなわちｐＨ４〜７、好ましくは６．０〜６．７
（でなるように調整されり、）ことが心安である。

本発明で使用される炭眩塩としては、例えば辰畝水素ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭
絃水素カリウム、炭酸カリウム、セスキ炭酸カリウム、
次位水素アンモニウムｍ、炭酸アンモニウム塩、セスキ
炭酸アンモニウム塩等が挙けられ、これらは単独又は２
稙以上を組合わぜて使用できる。

また、醒としては、有機酸及び無機酸の倒れも使用でき
るが、水浴性で固体のものが好ましい。有機酸としては
、例えばギ酸、酢酸、ゾロピオン酸、酪酸、吉革酸寺の
直鎖崩肋酸；シュウ［、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アゾピン酸、ピメリン酸、フマル酸、マレイン酸、
フタル酸、インフタル酸、テレフタル酸等のジカルボン
酸；グルタミン酸、アスコルビン酸等の酸性アミノ酸；
グリコール酸、乳ｍ、ヒドロキシアクリル酸、α−オキ
シ酪酸、グリセリン酸、タルトロン酸、リンゴ酸、酒石
酸、クエン酸、サリチル酸（ｏ、ｍ、ｐ　）、没食子酸
、マンデル酸、トロ、Ｑ酸、アスコルビン酸、グルコン
酸等のオキシ酸；桂皮酸、安息香酸、フェニル酢酸、ニ
コテン酸、力づニン酸、ソルビン酸、ピロリドンカルボ
ン酸、トリメリット酸、ベンゼンスルホン酸、トルエン
スルホン酸並びにこれら有機酸の酸性塩が享げられる。

無機酸としては、例えば、リン酸、リン酸二水素カリウ
ム、リン酸二水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫
酸カリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム（メタ重亜硫酸ナト
リウム）、ピロ亜硫酸カリウム（メタ重亜硫摩カリウム
）、酸性へキサメタリン酸ナトリウム、敵性へキサメタ
リン酸カリウム、酸性ビロリン酸ナトリウム、敵性ビロ
リン叡カリウム、スルファミノ酸等が挙けられる。就中
コハク酸等の脂肪族ジカルボン酸、フマル酸、リン酸及
びこれらの酸性塩が好ましい。

本発明においては、これらの炭酸塩と酸の量を調節する
ことにより、炭酸ガス発生雰囲気のｐＨを４〜７に−Ｍ
餐するとともできる。

ヤリえは公知の、Ｑツク剤組成物と併用する場合には、
炭酸塩、削・Ｏｉｔはいずれも全組成の１〜２０ｉｊＩ
ｔ％、％に２〜１０７１＋１−％Ｖ（二なるようにする
のが好ましい。また、本発明）Ｑンク剤中における炭酸
ガス製置は６０　ｐｐｍ以上でおることが好１しく、こ
れよシ少ないと充分な効果が秦されない。

本発明の、Ｑツク剤には上記必須成分のほかに、通常の
、Ｑツク剤に使用される油性基剤、エモリエント剤、保
湿剤、皮膜剤、グル化剤、増粘剤、アルコールおよび精
製水、さらに必要に応じて界面活性剤、血行促進剤、消
炎剤、ビタミン類、殺菌剤などの薬効剤、防腐剤、香料
、色素などを適宜配合することができる。

また本発明の、Ｑツク剤に、ピールオフタイプのもの、
ウォッシュオクタ１ゾのものなどのタイプのものにも適
用することができる。

叙上の如く、本発明の、Ｑツク剤は、短時間ですぐれた
血行促進作用を示し、また適用部位に不快な刺激感を与
えず、肌にしっとり感を与え、連続使用しても皮膚炎を
おこす心配がないというすぐれた性質を示す。

次に実施例を挙げて本発明を蔽明する。

実施例１ 製造例１〜４で得た本発明の、Ｑツク剤、従来法で得た
。Ｑツク剤〔（巧及び（（２）〕について、血流量、Ｎ
ＭＦ値及びしつとシ感を測定した。

ノＱツク剤（Ｐ） 平均分子量４０万の？ジビニルアルコール１５部、平均
分子量１０万の？リビニルアルコール６部、？リエテレ
ングリコール（平均分子量３００）２部、１．３−ブチ
レングリコール６部、エタノール５部、酸化ナタン３部
、香料０．２部、ホウ砂０１部、色素を微量、および水
６３．８部から常法により製造した。

ノ９ツク剤知 平均分子量４０万のポリビニルアルコール１６部、平均
分子量５万の破りビニルアルコール５部、１，３−グチ
レンゲリコール８部、エタノール５部、コラ−ダン２部
、酸化チタン２部、香料０．２部、色素を微量、および
水６１．８部から常法により製造した。

製造例１ 、Ｑツク剤（ｐ）を耐圧容器に入れ、筒圧の炭酸ガスを
封入し、炭酸ガス含有のパック剤を得た。耐圧容器内の
最終ガス圧は４気圧とした。

使用時のｐｉｔは６．１゜ 製造例２ 平均分子量４０万０式りビニルアルコール１５部、平均
分子量５万の？サビニルアルコール５部、１，３−グチ
レンゲリコール２０部、エータノール５部、７２７２７
１０部、７９化チタン５部、破りエチレングリコール（
平均分子量３００）３０部、炭酸水素す）　ＩＪウム５
部、クエン酸５部から常法により製造した。使用時のｐ
Ｈは６．３゜ 製造例３ 製造例２で製しｆ　／Ｑンツクを不織布に均一に塗布し
て得た。

製造例４ 平均分子量４０万のぼりビニルアルコール１６部、平均
分子量５万の？ジビニルアルコール４部、１．３−ブチ
レンクリコール８部、エタノール６部、カルボキシメチ
ルセルロースナトリウム３部、亜鉛華４部、炭酸水素ナ
トリウム５部、香料０．３部、色素を微量および水５３
部７部から、常法により製造したものをＡ剤とした。

平均分子量４０万のポリビニルアルコール１６部、平均
分子量５万の？リビニルアルコ　１−ル５部、１．３−
ブチレンクリコール８部、エタノール５部、コラーゲン
２部、酸化チタン２部、酒石酸５部、香料０．３部、色
素を微量および水５６．８部から常法により製造して得
にものをＢ剤とした。使用時、Ａ剤２重量部とＢ剤３重
量部を混合する。使用時のｐＨは６．２゜ 〔測定方法〕 ：１）　血流量 レザートンシラ〒血流計を用いて測定した。

ヒト（２４才、女性）の左腕内側に血流計のゾロープを
装潰し、平常時の血流を測定した後、プロー１の周囲に
多量の、Ｑツク剤を塗布し、血流の変化を観察した。

２）　皮膚水分倉（ＮＭＦ値） 電気伝導度が水分量に比例する原理を用いたンフィーナ
メーターによって測定できるＮＭＦｉ匝を角質水分量と
した。

実験条件：被検者二女性（２１部２４私両腕内（１１１
％ｍ　＝４　） 室　温＝２５℃ 湿度＝７２〜７６％ 実験方法二人室１０分後に両腕を石鹸で洗浄し、タオル
でふきと９．１５分間 放置後、平常値を測定し一定面積 （５ｘ　ｓｃｍ）を両腕内側に左右対 称に設定し、従来のパンク剤と ｃｏ、含有ノＱツク剤を各０．８ｇとって均一に塗布す
る。

乾燥後（約３０〜４０分後）皮 膜となったパック剤を剥離した直 後から、ンフィーナメーターによ ってＮＭＦ値を３分おきに３０分後 まで測定する。

ンフイーナメーターによるＮＭＦ 値はゾループのめて方によって誤 差が生じやすいので、５回測定し、 その平均値とした。

（３）シつとシ感 石鹸で洗顔後、ノＱツク剤を顔面に塗布し、乾燥後（約
３０〜４０分）ノＱツク剤を剥離し、その３０分後のし
つと９感を評煙した。評価は、非常にしつとシする（３
点）、しっとシする（２点）、ややしつとシする（１点
）、しつとシしない（０点〕とし、健康な女性４人によ
って評価した。

〔結果〕 その結果は第１表のとお夛である。

以下余白 ｗｊ１衣 （１）　血流量は、塗布前を１とした相対値で示した。

（２）　ＮＭＦ値は塗布３０分後の値を塗布前を１とし
た相対値で示した。

（３）シつとシ感はｎ　＝　４の平均値を示した。

第１表から明らかなように、発明品は従来品に比較し、
血流量、ＮＭＦ値及びしつとシ感の何れにおいても顕著
に優れている。

実施例２ 実施例１の製造例１で製した。ｅンク則を、かさつきが
目立つ女性３人に継続使用（１週間に３回、３週間）し
てもらったところ、不快な刺激感はなく、肌がしつとり
してきたとの評価を得た。また皮膚炎をおこすなどの問
題は生じなかった。

以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　炭酸ガス又は炭酸ガス発生物質を含有することを
   特徴とするノＱツク剤。 ２、　炭酸ガス発生物質が炭酸塩と酸である特許請求の
   範囲第１項記載の、Ｑツク剤。 ３、　炭酸ガスの存在する雰囲気がｐＨ４〜７である特
   許請求の範囲第１項又は第２項記載のノＱンク剤。