JPS6021359A - 歯車用鋼 - Google Patents

歯車用鋼

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JPS6021359A
JPS6021359A JP12878783A JP12878783A JPS6021359A JP S6021359 A JPS6021359 A JP S6021359A JP 12878783 A JP12878783 A JP 12878783A JP 12878783 A JP12878783 A JP 12878783A JP S6021359 A JPS6021359 A JP S6021359A
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steel
gears
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礒川 憲二
Kunio Namiki
並木 邦夫
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、強1(が高く、強靭で信頼性の高い歯車を与
える歯車用鋼に関する。
歯車を使用した機械類、たとえば日常生活に最もなじみ
深い自動車にd34)る歯車に対する高品質化、高信頼
性化の要求は、年々強まっている。
自動車の重要な部品であるミッションギアに例をとれば
、つぎのようなニーズがあり、対策が考えられている。
O騒音の減少−一一一歯車のモジュールを小さく−する 0 エンジンの小型化に伴う歯車の小型化−一一一歯幅
を小さくづる O 信頼性の増大−一一一靭性の高い歯車をつくるこれ
らの対策を可能に覆るためには、歯車の設n1と並/υ
で、その材質面からの改良が必要である。
本発明は、このような必要にかんがみてなされたもので
あって、モジュール−b歯幅も小さくし、かつ通常の使
用条件では問題にならないが非常事態ではあり得る苛酷
な応力やWA撃にも耐え、破損を免れ1r76歯車を!
Jえる月わ1を提供りることを日向どりる。
一般に0!す車は、肌焼鋼を機械加丁したものを浸炭処
理しC,表向の耐摩耗性を高めるが内部は靭1′1を4
!!+−) 、J:うに製)もされ(いる1、 木発明
者らは、強靭<i l’!t!車の条件をめて、まず従
来の実用歯車の摩耗や破損の状態J−; J、ぴ実験空
ぐ行なう歯中試Q ’を挿(撃i+(験に: 63いで
みられる(C1藺の状態を詳細に検問しC1つさ゛のこ
とを知った。 リなわら、11°11リイクル軽過(ν
の疲れ破壊および衝撃破壊の両省とl)、表面浸炭層で
粒界破壊が生じ、さらにll:、Eへさ間破壊をへで、
芯部は延性破壊しているという事実である。 さらにミ
クロ相織111察を進めたどころ、浸炭層の表層部には
粒界酸化が起っている(−とが認められ、粒界酸化部を
を詳細に11ると、不完全焼入れ組11(トルースタイ
ト)が生じCいることがわかった。 これは、粒界酸化
に、21、リカ2人性向上元素であるMnやCrが、M
 l+XOV % CrXo V (7)形成に伴−J
 T KM 界に: 優先的に拡散移行し、粒界近傍の
焼入性を低下させるからと理解される。
こうした知見にもとづいて、本発明者らは、歯車の強靭
化しとって、浸炭組織内の粒界酸化の防止を中心とり−
る粒界の強化が有効であり、加え−C粒内の強化もはか
るのがよい、との結論に達した。
そこで、各種合金元素の影響をしらべたどころ、つぎの
ことがわかった。
○ Siは粒界酸化を助長するの01その量をできるだ
けへらすべきである。
OPがA−ステナイ1へ粒界に偏析して粒界をなめるの
で、これも低減覆ること。
○ 結晶粒を微細化りればクラック伝播に対Jる抵抗と
なるため、浸炭層の強靭性が増りこと。
特定量のAltjよびNの存在がこれを実現する。
また、Nbの添加は、結晶粒微細化にづこぶる効果的で
ある。
OMOはPの粒界偏析を抑制し−C粒稈強度を高める上
に、不完全焼入れ組織を出現しにくり7るはたらきがあ
り、Niは焼入れ性を高めて粒内の強度を増加させるこ
と。
このJ二うにし−(到達した本発明の歯車用鋼は、基本
的態様どしく&ま、C:O’、10〜0.30%、Ml
l:2.0%以下、S:0.030%以下、Cr + 
(J 、 40〜1.50%、At :0.010・−
0,060%およびN:0.005〜0.02;5%を
含有し、s+ :Q、10%以下、Pro。
010%以下、O:0.003%以下であり、残部が実
質I F eかうなる組成を右する。
本発明の山車用鋼のひとつの好ましい態様として【よ、
上記の基本的組成に加えて、Ni:2.50%以下a3
ヨ(j (マタkN IV+(1: 0.40%JX下
を添加した組成を有り−る。
本発明のいまひとつの好ましい態様としCは、前記の基
本的組成に加えて、Nb:0.005〜0.025%を
添加した組成を有づる。
さらにりYましい態様としては、1)a記の基本的組成
に加えて、Ni :2.50%以下おにび(または)M
o :0.40%以下と、Nb :0.005・〜0.
025%とをあわせ添加した組成を有Jる。
上記基本的態様の合金成分の作用と、その限定連山はつ
ぎのとおりである。
C:0.10〜0.30% 肌焼鋼におい−C通常採用されている含有量であって、
歯巾の芯部の強度を(11f保するため0.10%以上
を必要とりる。 一方で、芯部強度を高くしすぎると、
歯車強度にとって有用な圧縮残留応力が生じにくくなる
上に靭11も低下覆るので、0.30%までとする。
Mll:2.0%以下 焼入性の向上のため、3affiを添加りる。 その量
は、他の元素とくに01Cr、Niなどとのバランスで
決定りる。 2.0%を超えると、不純物元素の粒界へ
の偏析を助長覆る。
S:0.030%以下 被剛性を高めるので、多少の存在が好ましい。
しかし、介在物量を増加させて靭性を低下さぼるから、
上記限度に止める。
Cr :0.40〜1.50% 焼入性を確保するため、0.40%以上添加する。 た
だし、Orは酸化物を形成しやすい元%i ”CあつC
粒界酸化を111りので、てれをなるべく少なく覆る観
点から、1.50%を、[限とする。。
Δt、:o、oio〜0.060% N:0.005〜0.025% これらは、化合物ΔINを形成し、結晶粒を徴用化りる
はたらきがあり、前記整細粒の11織を1!Jするため
に車装である1、 一方でも下限値J:り少量:いと、
効果が不足づる。 −1)、多量に加え’CI:>効果
が飽和づる【ノ、上限稈を超える添加は、△1μ地キズ
を生じるの’C: it G、Jるべきであ (す、N
番3L溶製十の困デ11がある、。
St : 0.’I 0%以下 1)10(1:のJ、うに、3iは浸炭層の表層部にお
けるオニt 、5I11酸化を助f処りるのυ゛、極力
微噴にしなければ2.(らないが、0 、10%以下で
あ3tば問題はイ1い、、tlQの粘紳時に低減りるご
とは容易T:ないので、′FfQ+9に用いる1京オ′
31を選択1べさてあろう、。
1) : L)、 (1110%以下 これも前述のように、Pはオーステナイト化加熱時に粒
界に偏析して粒界を脆化づるから、できるだ【)低減す
る。 試験の結果、0.010%以下の少量であれば、
その悪影響は実質上問題にならないことがわかった。 
従来の浸炭処理して用いる鋼において、Pの不純物とし
ての許容限界は通常0’、030%であって、実際の材
料は約0.020〜0.030%のPを含有していた。
 本発明の歯車用の鋼の製造に当っては、入念な脱リン
精錬を行なう必要がある。
:)+0.0030%以下 0の存在は、若干のAIとの共存にbとづくAI 20
3の生成に問題がある。 AI 203は表層部の疲労
破壊の原因となるからである。
0.0030%以下に低減しなければならず、できれば
0.0020%以下にしたい。 Slの含有量に制約が
あるため、IIt2酸剤にJ:る脱酸は限界があり、真
空11S2ガスなどの精錬技術により低酸素を実現リ−
ることになろう。
本発明の歯車用鋼の好ましい態様において添加・16合
金成分のはたら七\と限定理由は、っ込゛のど(1タリ
(゛ある2゜ Ni:2.!jO%」ス1; n、Q 11−物を形成U”ヂに焼入1り−を向上さ(
Jる元素で(1う−)で、6≧炭層の靭性をも高める。
 しかし、多量の存イf+よP 17) 1局析を助(
処りるの(゛、2.5(、) 9f、を」1限どしlこ
、1 〜Io:0.4.0%以下 焼入性を向上さけるだ【ノでなく、結晶粒微細化にb効
果が(h 8 o P’7)粒界偏析を抑制して粒稈強
庶を高めるはたらき・bある。 0、/10%を超え(
添加しCも、効果(まそれ以上増大しない、l Nl+ : 0.005・−0,025%N Itは結
晶粒の微細化に対して、きわめて有効C′あって、この
効果は0.005%という少Rの添加でも(!1られ、
0.025%を超える添加で飽和してしまう。
本発明の歯車用鋼から歯車を製作する機械加工は、既知
の技術に従って行なえばよい。
浸炭処理−しまた通常の方法の中から、適当な条件をえ
ら/v ”C実施すればよい。 処理が適切であれば、
浸炭層のA−スデナイ1〜結晶粒1哀がJIS粒度番号
で7以上の整粗粒を1!7ることは容易Cある。 Nム
を添加したりrましい組成の歯車用鋼に43いては、J
IS粒度番号8以上の整微細粒からなる組織が得られる
。 粗粒は出現しないから、粒界酸化の防止a3よび粒
内を強化づる効果とあいまって、強靭な歯車をつくるこ
とができる。
本発明の歯車用鋼は、はじめに挙げた自動車のミッショ
ンギアのような歯車を製造する材料として最適であるが
、そ0月まかこれに類似のニーズをもった歯車の材料と
しても広く使用できることはいうまでもない。
火−」L」1 第1表に示J゛合金成分〈重n%、残りは]:eA3J
こび不純物)の鋼を溶製した。 八〜Lが本発明の歯車
用鋼であり、:1;印を付したM〜0が比較鋼または従
来鋼である。
各供試材を圧延し、焼ならしして、試験片に加1し、つ
ざの条(1の浸炭焼入れを施した。
9 ’I 0℃におGJル真空浸炭−+ 8.30 ”
Cx 30分間保持→油冷、ついで、170℃×2時間
の焼もどし−〉空冷 浸炭層について、粒界酸化の状)51と、それに伴う小
完全焼入れ組織の有無をしらへ、がっA−ステプーイ1
〜結晶粒磨を測定した。 ぞの結果を第2表に承り。
次に、各供irc材を用いて歯車をr!A作し、その性
能を次の試験法により試験した。
′l)M車試験 外径75+n川、七ジ:l−ル2.5、歯数32の歯車
を製作し、動力循環式歯車試験1実にかけて!; 、 
OOOrpmで動力伝)ヱを行ない、繰返し数107回
までくりかえし応ノjを加え、歯元応力と繰返し数との
関係をS −N rIb線にあられした。
その結果から、疲れ限界と破イ(1応力(106回棟返
し時)とをよみ取った。
2) 回転面<y疲れ強さ 平1−j部がi径8Il1mの平滑試験片を用意し、小
野弐回転曲げ疲れ試験1mにかけた。
3) 衝撃試験 歯車の爾1枚を想定した形状の試験片として、全長が8
0mnI幅が25mm、厚さ201TIIIlの板を機
械加工し、長さ26mm、厚さ7IIl111の歯をつ
くり、残りを基部どしたものを用意した。 歯元の両側
はR=1.25mmに仕」−ばである。
基部を固定して南部に力を加えるアイゾッ1−tFJl
!il!試験を行ない、吸収エネルギーをめた。
上記1〜3の試験データを、第3表に示1“。
*印を付した供試材M〜0は比較例である。
M*は3iが過大であり、N;1(は3iのほかにPが
過大であって、[N]が不足している。 これらの供試
材は粒界酸化が顕著に認められ、粒度も粗であった。 
また、0;トは[0]が過大であるため、AI 203
が多量に存在する例であって、やはり性能が劣る。 こ
れら比較−に対りる本発明の歯車用鋼の優位は、第2表
および第3表から明らかである。
匿−1−衣 Δ 0.17 .0.04 0.78 0.005 0
.010 0.98 −B O,280,071,85
0、OOG 0.018’0.50 −C(1,2(1
0,030,580,0040,0081,4+ −1
) 0.20 0.08 0.G!i 0.003 0
.O120,482,331: (1111(1,+1
3 +1.82 0.(1+17 0.018 0.9
7 −F OlG O,040,+33 0.00!i
 0.020 0.46 1.5+G O,230,+
1:」+1.70 0.(1040,+JIG 0.5
+ [’、49HO,130,030,850,007
0,02OLIO−10,2!+ (1,091,2!
i 0.(10!+ 0.018 0.84 −、J 
O,140,070,950,0050,0190,5
92,24K (1,23+1.04 (1,G5 0
.+108 0.024 Llo −10,180,0
30,750,0030,0080,480,97M:
C[)、1fl O,250,GO0,00G 0.0
13 +、03 −N:I: 0.21 0.2!i 
0.70 0.0+8 0.022 1.00 −−0
:l: 0.21 0.08 0.70 0.01!i
 0.(1210,99−jvlo −八り一励−工N
上土夏上 −0,013−′0.007 0.0020− 0.0
27 − 0.018 0.0015−〇、048 −
 0.022 0.0022− 0.030 − 0.
015 0.00140.42 0,020 、 0.
011 0.0020015 0.04+ −0,02
20,OO+SO,200,030−0,01G o、
oo+a−0,0510,0170,02,10,00
13−’ 0.023 0.007 0.016 0.
0009− 0.039 0.024 0.022 0
.00120.23 0.028 0.01+ 0.0
+8 0.00160i7 0.0?7 0.015 
0.022 0.0015−0.027−〇、H30,
0020 −0,010−、0,0030,0023−0,021
−0,0110,0034瓜−一乙−jυ 供試+/J K:r稈酸化 不完全焼入 粒度M号□−
深さ (μ) 相 L △ 0 な し 7 、8 132’ 7.5 C07,7 L3 2 7.2 E、0 7.5 F O’ 7.4 G O7,6 1・I 0 .8.9 1 2 8、7 、ノ 2 9 、 5 K O9,3 1、、、09,4 M=C21あ リ 6 、4 N* 18 6.3 0ホ 3 な し 7.0 肛−1−に 一昨−[−隨一 回転曲げ 秤i撃吸収供試材 疲れ限
度 110応力 疲れ強さ ]−ネルギーkgf/mm
2 kgf/mm2 kgf/mm2 kgf −mA
 ’66 ’ 8’4 87 10 B 64 84 87 jO C67858912 D’ 68 86 92 12 E 74..96 95 13 F 75 97 96 13 G 76 98 93 13 1−1 77 100 98 14 1 ’78 100 100 15 J 78 102 102 16 K 78 103 110 17 L 79 104 105’ 16 M1=57 73 82 7 N=C5577806 o* 57 75 78 8 手彫シ脣 ン11J J−1,E F21ぎ1許庁長官
 若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第128787号 2、発明の名称 歯車用鋼 3、補正をする者 事件との関係 特n′[出願人 住所 愛知県名古屋市南区星崎町字絆出66番地名称 
(371)大同特殊鋼株式会社 4、代理人〒104 住所 東宗都中央区築地二丁目15M14号安Ffl不
動産築地ビル ’Q (541) 3792明細書の特
(11請求の範囲および発明の詳細な説明の各欄6、補
正の内容 明細11:の全文を別紙のとおり訂正Jる。
nu−] 串田川 p4 1、発明の名称 歯 車 用 … 2、特lFF請求の範囲 (1) C:0.10〜0.3’O%、Mll:2゜0
%以下、S:0.030%以下、cr:o。
40〜1.50%、At :0.010〜0.060%
およびN:0.005〜0.025%を含有し、sr 
:o、 1o%以下、P:0.010%以下、O:0.
003%以下であり、残部が実質上Feからなる、浸炭
処理して用いる歯車用鋼。
(2) C:0.10〜0.30%、Mll:2゜0%
以下、S:0.030%以下、Cr:Q。
40〜1.50%、Al :0.010〜0.060%
、N:0.005〜0.025%、ならびにNi :2
.50%以下および(または)MO:1.0%以下を含
有し、Si :0.10%以上、P:0.010%以下
、0:0.003%以FCあり、残部が実質上F eか
らなる、γ!炭処1!I! L/ を用い、る歯車用鋼
<:1) (’、: 0.10”0.3096、Mll
:2゜()%以下、S:0.030%以−ト、c、、:
o。
zl(L−1,50%、Al :0.010−0.0(
10%、N : 0.005〜0.025%、ナラ−ひ
にN b : 0 、 OO5〜0 、025 % 金
含有L/、Si:0.10 % IX 下、f):0.
010%以下、0:0.003%以下であり、残部が実
質上F eからなる、浸IN2処理しC用いる歯車用鋼
(lI) c:o、10〜0.30%、Mll:2゜0
%以下、S:0.030%以下、cr:o。
40〜1.50%、Al :0.010−0.060%
、N : 0.005−0.025%、ならびにNi 
:2.5Q%以下J5よび(または)Mo : 1 、
 (1%以下とNb : 0.005〜0゜025%と
を含有し、3i :0.10%以下、P : 0.01
0%[F、0 : 0.003%以下′ciljす、残
部が実質上Feからなる、浸炭処理して用いる歯車用鋼
ζ3、発明の詳細な説明 本発明は、強度が^く、強靭で信頼性の高い歯車をry
える歯車用鋼に関す−る。
南中を使用した(幾械類、たとえば日常生活に最もなじ
み深い自動車にお【)る歯車に対りる高品質化、高信頼
性化の要求は、年々強まっCいる。
自動車の10要な部品であるミッションギアに例をとれ
ば、つぎのようなニーズがあり、り・1策が考えられ(
いる。
0 騒名の減少−一一一歯車のモジュールを小さく覆る 0 土ンジンの小型化に伴う歯車の小型化−一一一爾幅
を小さくする 0 (i;頼性の増大−一一一靭性の高い歯車をつくる
これらの対策を可11Hに1−るためには、歯車の設置
1と並んで、その月質面からの改良が必要である。
本発明は、このような必要にかlυがみてなされた乙の
であって、モジュールも歯幅も小さくし、かつ通常の使
用条件では問題にならないが非常事態ぐはあり得る苛酷
な応力やi撃にも耐え、破損を免れ得る歯車を与える材
料を提供Jることを目的とする。
一般に歯車は、肌焼鋼を機械加工したものを浸炭処理し
て、表面の耐摩耗性を高めるが内部は靭性を保つように
製造されている。 本発明者らは、強靭な歯車の条件を
めて、まず従来の実用歯車の摩耗や破損の状態および実
験室で行なう歯車試験、衝撃試験においてみられる損傷
の状態を詳細に検問して、つぎのことを知った。 Jな
わら、高サイクル経過後の疲れ破壊および衝撃破壊の両
者とも、表面浸炭層で粒界破壊が生じ、さらに擬へき開
破壊をへて、芯部は延性破壊しているという事実である
。 さらにミクロ組織観察を進めたところ、浸炭層の表
層部には粒界酸化が起っていることが認められ、粒界酸
化部をを詳細に観1すると、不完全焼入れ組織(トルー
スタイト)が生じていることがわかった。 これは、粒
界酸化により焼入性向上元素であるMnやCrが、Mn
xQy 、 CrxOyの形成に伴って粒界に優先的に
拡散移行し、粒界近傍の焼入性を低下させるからど理解
される。
こうした知見にもとづいて、本発明者らは、歯車の強靭
化にとつC,浸炭組織内の粒界酸化の防止を中心と゛り
る粒界の強化が有効であり、加え゛C粒内の強化もはか
るのがよい、との結論に達した。
にで、各秤合金元素の影響をしらべたところ、つぎのこ
とがわかった。
O8iは粒界酸化を助長づるので、その量をでざるだ(
〕へらJべきである。
0 1”がA−スデブイ1〜粒界に偏析して粒界を弱め
るので1これも11(減覆ること。
0 1−i品粒を微細化すればクラック伝播に対づる抵
抗となるため、浸炭層の強靭性が増りこと。
1h定i’j O) A l iljよびNの存在がこ
れを実現4る。
また、N 11の添加は、結晶粒微細化にすこぶる助士
的である。
OM(11まI)の粒界BMiを抑制して粒界強度を高
めるトに、不完全焼入れ相様を出現しにククツるIJ、
たらさがあり、N;は焼入れ性を高め″C粒内の弾痕を
増加させること。
このようにして到達した本発明の歯車用鋼は、基本的態
様としては、C:’0.10〜0.30%、Mn:2.
0%以下、S:0.030%以下、Cr:0.4.0〜
1.50%、Al :0.010〜0.060%および
N:0.005〜0.025%を含有し、Si :0.
10%以下、P:0゜010%Lu下、O: O、OO
3%IJ、下テアリ、残部が実質上Feからなる組成を
有す乏。
本発明の歯車用鋼のひとつの好ましい態様としては、上
記の基本的組成に加えて、Ni:2.50%以下および
(または)Mo:1.0%以下を添加した組成を有する
本発明のいまひとつの好ましい態様としては、前記の基
本的組成に加えて、Nb :0.005〜0.025%
を添加した組成を右づる。
さらに好ましい態様としては、前記の基本的組成に加え
て、Ni−+2.50%以下および(または)Mo:1
.0%以下と、Nb :0.005〜0.025%とを
あわせ添加した組成を有する。
上記基本的態様の合金成分の作用と、その限定J!’l
j 11口;艮゛−)ぎのと(13すC−ある。
(〕: (、) 、1 0〜0.30%肌焼j判におい
て通常採用されCいる含有mであ−)(、歯車の芯部の
強度を確保りるため0.10%以上を必要とりる。 一
方で、芯部強度を高くしづぎると、歯中強麿にとって有
用な圧縮残留応力が生じにくくなる上に靭性も低下づる
のC10,30%までどりる。
Mn:2.0%以下 焼入性の向上のため、適量を添加゛りる。 そのmは、
他の元素とくにC,Cr 、Niなどとのバランス゛C
決定りる。 2.0%を超えると、不純物元素の粒界へ
の偏析を助長Jる、S:0.030%以下 被削性を高めるので、多少の存在がりrましい。
しかし、介在物量を増加さけ゛C靭1!Iを低下させる
から、上記限度に止める。
Cr :0.40〜1.50% 焼入性を確保するため、0.40%以上添加づる。 た
だし、Crは酸化物を形成しやすい元素であって粒界酸
化をjFi <ので、それをなるべく少なくする観点か
ら、1.50%を上限とする。
Al :0.010〜0.060% N:0.005〜0.025% これらは、化合物AINを形成し、結晶粒を微細化する
はたらきがあり、前記整細粒の相様を1りるために重要
である。 一方でも下限値より少ないと、効果が不足づ
る。 一方、S川に加えても効果が飽和するし、上限界
を超える添加は地キスを生じるので避けるべきであり、
Nは溶製」二の困rKがある。
Si :0.10%以下 前述のように、3iは浸炭層の表層部における粒界酸化
を助長するので、極力微量にしなければならないが、0
.10%以下であれば問題はない。
P:0.010%以下 これも前述のように、Pはオーステティ1−化加熱時に
粒界に偏析して粒界を脆化するがら、できるだけ低減J
る。 試験の結果、0.010%以下の少量であれば、
その悪影響は実質上問題にならないことがわかつk。 
従来の浸炭処理して用いる鋼において、Pの不純物とし
ての8′(容限界は通常0.030%であつ(、実際の
月料は約0.020〜0.030%のPを含有し−Cい
た。 本発明の歯車用の鋼の製造に当っては、入念な脱
リン精錬を行なう必要がある。
0:0.0030%以下 0の存在は、若干のAIとの共存に6とづくAt 20
3の生成に問題がある。 AI 203は表層部の疲労
破壊の原因となるからである。
01JO30%以下に低減しな(ノればならず、(・き
れば0.0020%以下にしたい。 Siの含イ]母に
制約がある1=め、脱酸剤による脱酸は限弄があり、真
空脱ガスなどの精錬技術により低酸素を実現りることに
なろう。
本発明の歯車用なHの好ましい態様において添加りる合
金成分のはたらきと限定理由は、っぎのとlI3りであ
る。
Ni :2.50%以下 酸化物を形成せずに焼入性を向上させる元素であって、
浸炭層の靭性をも高める。 しかし、多量の存在はPの
偏析を助長するの71”、 2.50%を上限とした。
Mo:1.0%以下 焼入性を向上させるたりてなく、結晶粒微細化にも効果
がある。 Pの粒界偏析を抑制して粒界強度を高めるは
たらきもあり、また浸炭層の強度、靭性の向上にも役立
つ。 1.0%を超えて添加しても、これらの効果はそ
れ以上増大しない。
Nb :0.005〜0.025% Nbは結晶粒の微細化に対して、きわめて有効であって
、この効果は0.005%という少量の添加でも得られ
、0.025%を超える添加で飽和してしまう。
本発明の歯車用鋼から歯車を製作7る機械加工は、既知
の技術に従って行なえばよい。
浸炭処理もまた通常の方法の中から、適当な条(’lを
えらんで実施りればよい。 処理が適切てあれば、浸炭
層のオーステナイト結晶粒度がJIS粒庶粒度で7以」
二の整細粒を得ることは容易である。 Nl+を添加し
た好ましい組成の歯車用鋼に(1りい(1よ、J I 
S粒度番号8以上の整微細粒からなるIfll織が得ら
れる。 粗粒は出現しないから、粒シl−酸化の肪J、
l: ajよび粒内を強化Jる効果とあいまっ(、強靭
な歯車をつくることができる。
木′5を明の歯車用鋼は、はじめに挙げた自動車のミッ
ションギ1′のような歯車を’JA造りる材料としく、
 Iij、 to ”’あるが、(のはかこれに類似の
ニーズをb)/こ山車の月利どしくら広く使用でさるこ
とはい・)JC′L)<;い、に 口 第1表に承り合金成分く車m%、残りはFeおよび不純
物)の綱を溶製した。 A〜0が本発明の歯車用m″c
′あり、:#:印をイリしたt〕・〜Rが比較鋼また(
よ従来鋼である。
各供試材を圧延し、焼ならしして、試験片に加[し、つ
ぎの条件の浸炭焼入れを施した。
910℃における真空浸炭→830℃×30分間保持→
油冷、ついで、170℃×2時間の焼もどし→空冷 浸炭層について、粒界酸化の状況と、それに伴う不完全
焼入れ組織の有無をしらへ、かつオーステナイト結晶粒
度を測定した。 その結果を第2表に示J0 次に、各供試材を用いて歯車を製作し、その性能を次の
試験法により試験した。
1ン 歯車試験 外径75mm、モジコール2.5、歯数32の歯車を製
作し、動)Jfi環弐環中歯車試験機()て5、ooo
r++mr動力伝達ヲ行す(r’、N 返Lt 故10
7回までくりかえし応)jを加え、歯元応力と繰返し数
との関係をS−N曲線にあられした。
その結果から、疲れ限界と破損応ツノ (106回繰返し時)とをよみ取った。
2) 回転曲げ疲れ強さ 平行部が直径8mmの平滑試験片を用意し、小野式回転
曲げ疲れ試験機にかけた。
3) 画架試験 歯車の歯1枚を悲定した形状の試験片として、全長が8
0mmテ幅が25mm、、Jfさ2Qmmの板を機械加
工し、長さ23mm、厚さ7mmの歯をつくり、残りを
基部としたものを用意した。 @元の両側はR=1.2
5’mmに仕上げである。
基部を固定して南部にノコを加えるアイゾツト!li撃
試験を行ない、吸収エネルギーをめた。
上記1〜3の試験データを、第3表に示づ。
、*印を付した比較例のP:#、はSiが過大てあり、
Q*は3iのほかに1〕が過大であって、[N]が不足
している。 これらの供試材は粒界酸化が顕著に認めら
れ、粒度も粗であった。 まノ〔、R:l=は[0]が
過大であるため、AI 203が多聞に存在する例であ
って、やはり性能が劣る。 これら比較鋼に対する本発
明の歯車用鋼の優位は、第2表および第3表から明らか
である。
肛−」−」糺 供試材 粒界ri9化 不完全焼入 粒度番号l紅上L
L 1−一」−□ A −−−Oな し 7 、8 13 2 7・5 0 0 7.7 、) 2 7.2 1二 f、) 7.5 1’ 2 8.(’) Q O7・4 Ll (’) 1.6 1 0 8、 1 (L 0 8−9 1く 2 8 バ L 2 9.5 M O9,0 I’m O9,3 Q 0 9.4 1) 1;2 1 あ リ 6 、 4Q:I= 18
 6.3 +< :l: 3 な し 7.0 第一≦L二に 一酢一艶−W−1− 回転曲げ ′oJ’!A吸収供試
材 疲れ限度 破損応力 疲れ強さ 1ネルギ−kgr
 /mrn2 kgf /mm2ヒL乙H2kgf −
mA ’66、’ 84 87 10 B 64 84 87 10 C6785,8912 D 68 86 92 12 、E 74 96 95 13 F 75 97 96 13 G 75 97 96 13 F+ 76 98 93 13 1 77 98 97 13 J 77 100 98 14 K 78 100 100 15 1 78 102 102 16 M 79 104 110 15 N 78 103 110 17 0 79 104 105 16 P* 57 73 82 7 Q* 55 77 80 6 R*”57 75 ’78 8

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) C:0.10〜0.30%、lyl++:2゜
    0%以下、S:0.030%以下、Cr:O。 /I O〜1.50%、Al:0.01(1)〜0.0
    (30%およびN:0.005〜0.025%を含有し
    、Si :0.10%以下、p:o、oiO%以下、0
    :0.003%以下であり、残部が実質上[(!からな
    る、浸炭処理して用いる歯車用鋼。
  2. (2) C:0.10〜0.30%、Mn:2゜0%以
    下、S:0.030%以F、Cr:Q。 40〜1.50%、Al:0.010〜0.06096
    、Nコ0.005〜0.025%、ならびにNi :2
    .50%以下および(または)Mo :0.40%以下
    を含有し、Si :0.10%以下、I)+0.010
    %以下、0:0.003%以下0あり、残部が実質上F
    eからなる、浸炭処理して用いる歯車用鋼。
  3. (3) C:0.10〜0.30%、Mll:2゜0%
    以下、S:0.030%以下、Cr:0゜40〜1.5
    0%、Al :Q、010〜0.060%、N:0.0
    05〜0.025%、ならびにNb :Q、005〜0
    .’025%を含有し、Si :0.10%以下、P:
    0.010%以下、0:0.003%以下であり、残部
    が実質上Feからなる、浸炭処理して用いる南中用?n
  4. (4) C:0.10〜0.30%、Mn:2゜0%以
    下、S:0.030%以下、C1゛:0゜40〜1.5
    0%、△I :0.010〜0.060%、N:0.0
    05〜0.025%、ならびにNi :2.50%以下
    d3よび(または)Mo :0.40%以下とNb :
    0.005〜0゜025%とを含有し、s+ :Q、1
    0%以下、P:0.010%以下:o:o、oo3%以
    下であり、残部が実質上Feからなる、浸炭処理して用
    いる歯車用鋼。
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