JPS60204212A

JPS60204212A - フラツトケ−ブル布設方法

Info

Publication number: JPS60204212A
Application number: JP59057398A
Authority: JP
Inventors: 正之林
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-03-27
Filing date: 1984-03-27
Publication date: 1985-10-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、フラットケーブルの布設方法に関する。

近来、オフィス等で事務作業の効率化を目的としてオフ
ィスオートメーション機器の導入が急ピッチで進められ
ている。これにともなって、事務室の床にしいたカーペ
ットとコンクリート等の床の間に、厚さ約１ｍｍの超薄
型の電話、電力、データ伝送用のフラットケーブルを配
線する、いわゆるアンダーカーペット配線方式が注目を
あびるようになってきた。この配線方式を使用すると、
ビルを建設するとき、配線用の床下ダクトをつくる必要
がなくなる上、オフィスオートメーション機器の導入も
簡単になる等いろいろの利点がある。

従来、アンダーカーペット配線方式では、フラットケー
ブルをカーペットの下に布設してオフィスオートメ−７
１７機器の端末装置、例えば電話端子装置、コンセント
ボックスおよび光その他の情報伝送のだめの端末装置等
にフラットケーブルを接続している。これらの端末装置
は、カーペットをカットしてコンクリート等の床に直接
とりつけたものもあれば、デスク等の機器をすえつけた
構造物の側面、下面又鉱上面にとシつけたものもある。

床に直接数シつける場合は、端末装置にカーペットの下
に布設したフラットケーブルをそのま＼とシつければよ
い。構造物の側面、下面又は上面にとりつける場合は、
カーペットの下に配線されているフラットケーブルをカ
ーペットの下から立ちあげて、前記構造物の側面等をは
わせて夫々の端末装置に接続している。これらの機器が
配置がえにより移動することによシ、フラットケーブル
のルートがかわることが度々発生する。従来の布設長よ
シケーブル長が短かくてよい場合と、逆に長く必要にな
る場合がある。ルートが短かくなれ・ばフラットケーブ
ルを切断して短かくすればよい。しかし、ルートが長く
なった場合は、余分のフラットケーブルを接続してケー
ブル長を長くするか、新しく長いケーブルを布設し直す
かの倒れかが必要となり、意外に手間と材料費がか＼る
という欠点がある。ケーブルを接続するということは、
熟練を要する上、接続部が弱点となり故障の原因となる
。その他、接続部の寸法がフラットケーブル本来の寸法
よシ大きくなるので、カーペットの下に接続部がきた場
合は、カーペットが盛りあがるという欠点がある。

本発明は上述の欠点に鑑みてなされたもので、フラット
ケーブルが軸方向に直角な断面が扁平であるという形状
を利用して、フラットケーブルの布設に際してケーブル
の余長をとることを特徴とする布設方法に関するもので
ある。

本発明の実施例を図面について説明すると、布設したフ
ラットケーブルの途中で、オフィスオートメーシ冒ン機
器を据付けている構造物の下部、側面又は下面で、事務
所で働く人の通行や仕事に邪魔になら４い所に、第１図
のようにフラットケープ、ル１の軸方向に直角に、フラ
ット面を蛇腹状に一亜以上に父互に折υ曲けて余長部を
構成したものである。フラットケーブルの仕上９寸法は
、巾５〜ＩＵＯｎｍ前後、厚さ１ｗｎ前後であシ、折り
白けた高さは２０〜２００刷前後、折り曲は径はフラッ
トケーブルの芯線部分に歪みが起こらないｌＯ〜１５ｍ
ｎ程度以上でわれはよい。この折シ曲げた全長部は、テ
ープ等でバインドし床又昧前記構造物等に保持してもよ
いことは勿論である。

このような構成にして余長をとると、簡単にケーブルル
ート長の変化に対応して必要なケーブル長を長くしたり
短かくすることが自在にできる。

従って、フラットケーブル布設後、オートメーション機
器等の配置がえによシケーブルルートが変り、必要なケ
ーブル長が変った場合、ケーブル長が長く必要なときは
蛇腹状の余長部の一部を真直ぐに延ばせばよく、ケーブ
ル長が短くてよいときは余ったケーブルを蛇腹状に曲げ
て余長部に収容しケーブル全体の長さを短かくすればよ
い。通常の丸型のケーブルと違って、フラットケーブル
を上述のような構成にして余長部をつくるのは次の理由
による。

丸型ケーブルでは、布設したケーブルの余長をつくるの
に、うず巻状に平らに床上にならべてその上にカーペッ
トをかぶせてもよく、又、まるめてテープ等でしばって
構造物の側面等に吊り下げてもよい。丸型ケーブルは断
面が円形であり、内部の線心が撚っであるのでどの方向
にも自由にまけることができる。従って、ケーブルの余
長をとるにもあまり問題となるようなことはなかった。

しかし、フラットケーブルを丸型ケーブルのように軸方
向にフラット面を床にはわせなからうず巻状に円形に曲
げて布設すると、曲げ半径の大きい方の側部が立ち上ワ
てきて床面に平らに置くことができない。フラットケー
ブルを無理なく曲げることができるのは、フラット面を
ケーブルの軸方向に直角なフラット面で曲けることが一
番理にかなっている。

本発明の他の実施例は、第２図のように上述のフラット
ケーブルの折υ曲けた余長部分に、底部を開口した絹様
の容器２をかぶせたもので、容器２の底部は床又はデス
ク等の機器をのせる構造物や、機器の一部を構成してい
る構造物の下部、側面又は下面に取付穴３を利用してネ
ジ止めするか、接着剤、両面接着テープ等を使用して取
シつける。

容器２のフラットケーブルの軸方向に直角方向の側面は
、フラットケーブルを容器の内から外へ導き出すことが
できるように下の部分に窓４が明けである。容器の寸法
は、フラットケーブルの折り曲げた蛇腹状の全長部が収
容できるのに充分な大きさを有し、且つその保護もかね
るもので、長さ約２〜５０ｃＩｎ１巾１〜２０ｃｒｎ１
高さ２−２０ｃｍのものが好ましい。容器２の材質は、
金属、プラスチック又は木等でできており、容器２の内
部はフラットケーブルを傷つけることのないように、突
起部、ささくれ部等がなく滑かにつくられている。

又、容器２を余長の操作のたびに、床、構造物の側面等
からはずされなくても、少し位の余長の操作は、容器２
の側面に設けた窓４により容器２の近くのフラットケー
ブルを容器２から引っばり出したり、容器２の中へ押し
込んだりすることによって行なうことができるようにな
っている。しかし、容器２を床等からはずして折り曲げ
た蛇Ｗ状の余長部を整理して再び容器２をかぶせる方が
よシ好ましい。

本発明のもう一つの実施例は、第３図のように折り曲げ
たフラットケーブルの蛇腹状の余長部の個々の折り曲げ
部分を分離するように隔壁５を前述の容器２の内部に設
けたものである。この隔壁５の間隔は、蛇腹状の余長部
の各折り曲げ部分が丁度はまるような寸法で４折シ曲は
部が少し位の動揺や振動に対して動くことがなく損傷し
ないような構成になっている。

以上のように、本発明のフラットケーブル布設方法は、
フラットケーブルの形状の特徴を利用して余長をか〕単
に無理なく処理して、保守管理上安全確実にすることが
できる。又、オートメーション機器の配置がえに際して
、端末処置の移動にともないケーブル長を弾力的に対応
することができるので、オフィスオートメーションの発
展に太いに寄与することができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の斜視図、第２図は本発明の他
の実施例を示す一部破断斜視図、第３図は本発明のもう
一つの実施例のケーブル軸方向の縦断面図である。

Claims

【特許請求の範囲】１　フラットケーブルの軸方向に直角−に、フラット面
を蛇腹状に折シ曲げることを特徴とするフラットケーブ
ル布設方法。２　蛇腹状に折シ曲げたフラットケーブル部分に容器を
かぶせることを特徴とする第１項記載のフラットケーブ
ル布設方法。３　容器の内側に隔壁を設けることを特徴とする第２項
記載のフラットケーブル布設方法。