JPS60199130A - 建設機械の転倒警報装置 - Google Patents

建設機械の転倒警報装置

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JPS60199130A
JPS60199130A JP5228284A JP5228284A JPS60199130A JP S60199130 A JPS60199130 A JP S60199130A JP 5228284 A JP5228284 A JP 5228284A JP 5228284 A JP5228284 A JP 5228284A JP S60199130 A JPS60199130 A JP S60199130A
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JP
Japan
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angle
slope
inclination angle
inclinometer
inclination
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JP5228284A
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English (en)
Inventor
Terumi Sato
照美 佐藤
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/26Indicating devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、下部走行体、上部旋回体および作業4m 6
1を協えた油圧ショベル、クレーン等の建設機械におい
て、この建設機械が傾斜地で作業する場合、転倒の危険
が生じたときこれを警報する建設機械の転倒警報装置に
関する。
〔発明の背景〕
建設機械、例えば油圧シロベルなどは、常に平坦な地面
上で作業するとは限らず、作業現場によっては相当に傾
斜した地面上で作業を実施しなければならない場合があ
る。このような傾斜地での作業は、平坦な地面での作業
に比べて油圧ショベルの転倒のおそれが大きくなり危険
である。これを図により説明する。
第1図は平坦地での作業実施中の油圧シ9ペルの側面図
である。図で、1は油圧ショベル本体を示し、下部走行
体2および上部旋回体3で構成されている。上部旋回体
3は下部走行体2上に旋(ロ)可能に設けられている。
4は上部旋回体3に回動可能に取付けられたフロント機
構であり、ブーム5、アーム6、パケット7およびそれ
らをそれぞれ駆動するシリンダ5S、6S、7Sで構成
されている。8はバケット7の爪先を示す。
9は下部走行体のサイドフレーム、10はサイドフレー
ム9に取付けられて下部走行体2を駆動する走行モータ
、11は走行モータ10と反対端においてサイドフレー
ム9に取付けられた遊動輪、12はサイドフレーム9に
設けられた多数のローラのうち遊動輪11に隣接する第
10−ラ、13は走行モータ10、遊動輪11および各
ローラに巻回して装着された履帯である。G1は平坦な
地面を示す。
今、第1図に示すように、フロント機構4が履帯13と
並行方向にされた状態で操作され、パケット7の爪先8
に負荷がかかった状態にある場合、油圧ショベルはその
負荷のため、支点α1を中心に僅かに前方に傾き後方が
持ち上がった状態となる。この場合の支点(転倒支点)
G1は第10−ラ10にある。ここで、負荷を含めたフ
ロント機構4の重量をWkg、支点α1と爪先8間の距
離をLl、1:jlIl、油圧ショベル本体10重量を
wkf、油圧シラペル本体10重量重心すの垂線と支点
α1の垂線間の距離を1HIIF とすると、負荷モー
メン)M。
は M、=WxL l 又、油圧ショベル本体モーメントM2はM2=WxI!
 l であり、モーメン)?V1+がモーメン)M2の範囲内
にある場合、転倒は生じない。しかしながら、油圧ショ
ベルが傾斜した地面で作業する場合には、同じ負荷が加
わっても転倒のおそれが大きくなる。
これを第2図および第3図により説明する。
第2図は傾斜地での作業実施中の油圧ショベルの側面図
である。図で、第1図に示す部分と同一部分には同一符
号が付しである。G2は傾カ1シた地面を示す。このよ
うに、油圧ショベルが傾斜地G2上で作業を行なう場合
、爪先8にかかる負荷が第1図に示す場合と同じである
とすると、m1Wl、ukgおよび距11. L Im
は変らないが、距離12mは傾斜が大きくなるほど距離
A lt+mよりも小さくなる。したがって、油圧シ日
ベル本体モーメントM2は M2=WxJ 2 となり、平坦地Glにおける場合よりも小さくなり、負
荷モータy)Mlとの均合い範囲が小さくなり転倒のお
それが大ぎくなる。しかし、実際には上述のような状態
にはならず、転倒のおそれは幾分小さくなる。七〇理由
を第3図により説明する。
第3図は第1図および第2図に示す遊kb@付近の概略
図である。図で、9はサイドフレーム、11は遊*II
輪、12は第10−ラ、13は)(ji帝であり、第1
図および第2図に示すものと同じである。前述のように
、平坦地G1においては、転倒支点αlは第10−ラ1
2にある。しかし、傾斜地G2において、油圧ショベル
本体モーメントM2が小さくなり、負荷モーメン) M
 1との均合いが破れそうになると、サイドフレーム9
(即ち油圧ショベル本体1)は一点鎖線で示すように、
さらに負荷方向に傾ぎ、この結果、転倒支点α1は第1
0−ラ12かも遊動輪1】上の点α2に移行する。した
がって、距離12mmが増大し、距離L Hmsは減少
し、負荷モーメントM1と油圧シせベル本体モーメント
M 2との新もだな均合いが生じ、油圧ショベル本体1
の後方(負荷と反対側)は浮き上がるが転倒のおそれは
小さくなる。しかしながら、これによって転・渕のおそ
れが解消したというものではなく、転倒のおそれが存在
することに変りはなく、しかも、傾斜地G2の傾斜が大
ぎくなるほど転倒のおそれが増大する。
なお、上記平坦地G1および傾州池G2における油圧シ
ョベルの状態の説明は、遊動輪11がtill方(負荷
(till )にある場合についての説明であるが、走
行モータ10が前方にある場合についても同様のことが
云える。しかし、上部旋回体3およびフロント機構4が
第2図に示す状態と同じであり、同じ負荷がかかつてい
ても、履’1iF13(即ち下部走行体2)が傾斜地G
2の傾斜方向に対して「1角方向にある場合には転倒の
おそれは極めて犬ぎくなる。
これを第4図および第5図により説明する。
第4図は下部走行体が傾5i9[地の傾斜方向と直角に
ある場合における傾斜地での作業実施中の油圧ショベル
の側面図である。図で、第1図および第2図に示す部分
と同一部分には同一ね号が付しである。14は第1.2
図に示される両サイドフレーム9間を連結するビーム、
15はビーム9に支持される旋回胴である。図示のよう
に、履帯13は傾斜地G2の傾斜方向に対して直角方向
に向いている。
この状態において、爪先8に負荷がかかると、転倒支点
は下部走行体2の下ローラ外側つば部となる。これを第
5図に示す。
第5図は下部走行体の下ローラ付近の概略図である。履
帯13はトラックシュー13αおよびり/り13bで構
成されている。14はビーム、 16は下ローラ、16
αは下口−216の外側つば部である。油圧シ璽ベルが
第4図に示すように傾いた場合、この外側つば部16α
が転倒支点α3となる。ところで、油圧シ1ベルの輸送
時における横幅は規則上制限されているので、両側の履
帯の間隔も制限され、その間隔は履帯の前後方向の長さ
に比べて小さい。
したがって、重量重心すの垂線と転倒支点α3の垂線と
の間隔13Mは第1図および第2図に示す間隔!1酊、
J2xytに比べて小さく、このため、油圧シ璽ベル本
体モーメン) M zも小さくなり、負荷モーメン) 
M lとの均合い範囲も小さくなる。
結局、履帯13が傾斜地G2の傾斜方向に対して直角方
向にある場合には、第2図に示すような同一方向にある
場合よりもさらに転倒のおそれが太き(なる。
以上、履帯13が傾斜地G2の傾斜方向に対して同一方
向にある場合(第2図)および直角方向にある場合(第
4図)の転倒の危険性について述べたが、その中間の場
合、即ち、例えば、履帯13が傾斜地G2の傾斜方向に
対して45度の方向にある場合も、平坦地G、にある場
合に比較して転倒のおそれが極めて大きいことは明らか
である。そして、これら各状態における転倒の態様は、
履帯13が傾斜地G2の傾斜方向と同一方向にある場合
には、前述のように転倒支点が移動することから徐々に
転倒状態に入るが、履帯13が傾斜地G2の傾斜方向に
対して相当の角度をもっている場合には。
転倒支点の移動はないので急速に転倒することになる。
したがって、前述の油圧ショベル本体モーメントM z
の大小とも相侯って、履帯13が傾斜地G2の傾斜方向
に対して角度をもっている場合の方が、同一方向にある
場合よりもより一層転倒のおそれが大であるということ
が云える。
さらに、傾斜地G2の傾斜角度が大きくなく、相応の掘
削作業等を行なっていて、負荷モーメントMlが油圧シ
ョベル本体モーメントM 2との均合い範囲内にあ゛る
と判断された場合でも、バケツ)7に荷を積んだ状態で
旋回したとき、旋回の慣性および旋回モータの流れ等に
より、パケット7が傾斜地G2の傾斜下方へ流れると、
負荷モーメントM1が油圧ショベル本体モーメントM 
2との均合い範囲を超えてしまい、転倒事故を発生する
場合がある。
以上のことから、傾斜地G2における油圧ショベルの傾
斜角度を知り、かつ、この傾斜地G2の傾斜方向に対す
る履帯13の方向や作業態様等を勘案し、その傾斜角度
が危険であるか否かを判断することは転倒を防止するた
めには極めて重要なことである。しかしながら、従来の
油圧ショベルには傾斜計等の傾斜角度を知る装置は備え
られておらず、傾斜角度が何度であるか、又、その傾斜
角度が危険であるか否かの判断はすべて運転者自身の勘
に頼らざるを得す、このため、転倒事故を生じるおそれ
が大きかった。
〔発明の目的〕
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり
、その目的は、従来の問題点を解決し、確実に転倒を防
止することができる建設機械の転倒警報装置を提供する
にある。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するため、本発明は、傾斜地における
下部走行体の所定方向の傾斜角度を検出し、この検出さ
れた傾斜角度が予め定められたある設定角度以上になっ
たとき、訃報装置が作動するようにしたことを特徴とす
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
本実施例では、油圧シ四′ベルのH帯が傾斜地の傾斜方
向と同一方向にある場合、直角方向にある場合および4
5度の角度にある場合のそれぞれについて油圧7IIベ
ルの傾斜角を知るために、下部走打体の旋回胴に傾斜計
を取付けるものである。以下、各図によりその取付は位
置を説明する。
第6図(α)、(b)は油圧ショベルの履帯゛が傾斜地
の傾斜方向と同一方向にある場合の下部走行体の略図で
ある。図で、第2図および第4図に示す部分と同一部分
には同一符号が付しである(以下、第7図、第8図、第
9図において同じ。)。
18c厘は旋回胴15に取付けられた傾斜計である。
なお、旋回胴15および傾斜計18α1は説明のため拡
大して描かれている(以下第7図、第8図について同じ
。)。傾斜計18αlの取付個所は、走行モータ10に
向いて旋回胴15の左側外側面である。
傾斜計18αlは走行モータ10が傾斜地G2の傾斜上
方にある場合(したがって、遊動輪11が傾斜下方にあ
る場合)にのみ、その傾斜角に応じた電気的信号を出力
する。第6図(b)に示す18α2は旋回胴15の右側
外側面(傾斜計18α10反対側位置)に取付けられた
傾斜計であり、走行モータ10が傾斜地G2の傾斜下方
にある場合にのみ、その傾斜角に応じた電気的信号を出
力する。
第7図(α)、(h)は油圧ショベルの履帯が傾斜地の
傾斜方向に直角にある場合の下部走行体の略図である。
18blは旋回胴15の遊動輪側正面に取付けられた傾
斜計、18b2は旋回胴150走行モータ側正面に取付
けられた傾斜計であり、これら各傾斜計IBh l、1
8b2はそれぞれ互いに反対側への傾斜角に応じて電気
的信号を出力する。
第8図は油圧ショベルの履帯が傾斜地の傾斜方向に対し
て45度の角度にある場合の下部走行体の略図、第9図
は第8図に示す矢印Aからみた本実施例の傾斜計を装着
した下部走行体の平面略図である。18c+、18c2
.18cs 、 18c 4は履帯が傾斜地の傾斜方向
に対して45度にある場合に使用される傾斜計であり、
それぞれ検出した傾斜角に応じた電気゛信号を出力する
。傾斜計18c1と傾斜計1802とは、走行モータ1
0が傾斜上方にある場合に作動する傾斜計であり、・履
@13が矢印B方向に向いている場合には傾斜計18c
lにより傾斜角を検出し、履帯13が矢印C方向に向い
ている場合には傾斜計18c2により傾斜角を検出する
。又、傾斜計18c3と韻8[計18c4とは、遊動輪
11が傾斜上方にある場合に作動する傾斜計であり、履
帯13が矢印B方向に向いている場合には傾斜δ]18
C3で傾斜角を検出し、履帯13が矢印C方向に向いて
いる場合には傾斜計18c4で傾斜角を検出する。
第8図に示す状態にあっては、傾斜角は傾斜計1802
で4莢出される。
第10図は本発明の実施例に係る転倒警報装置の系統図
である。図で、IJEZtは嬉6図(α)、第9図に示
される傾斜計である。19は予め定められた設定角に応
じた信号e2を出力する角度設定器である。角度設定器
19に設電される角度は、油圧シ言ベルの下部走行体が
第6図(α)に示1−状態にある場合、転倒のおそれが
生じる角度であり、ある程度安全を見込んだ角度に選定
されている。
20は傾斜計18α】で検出された傾斜角度に応じた検
出角度信号C1と設定角度信号g2とを入力して両信号
を比較する比較器であり、信号e1が信号C2以上のと
き高レベル信号を出力し、信号g1が信号t2未満のと
き低レベル信号を出力する。
21は油圧ショベルの上部旋回体を旋回させる旋(ロ)
レバー、2181は旋回レバー21に応動する旋回レバ
ースイッチである。旋回レバースイッチ21S1は旋回
レバー21が中立位置にあるときは開き、いずれかの側
又は選択されたいずれかの側に操作されたときに閉じて
高レベル信号を出力する。21821・・・・・・2i
Snはブーム操作レバー、アーム操作レバー等の他の操
作レバーに連動するレバースイッチであり、対応するレ
バーが操作されているとき閉じて高レベル信号を出力す
る。23は比較器20の出力信号e3と旋回レバースイ
ッチ21S1の出力信号g4とを入力するANDゲート
回路であり、信号e3、C4がいずれも高レベル信号で
あるとき高レベル信号を出力する。24はA N I)
ゲート回路23の高レベル出力信号により励磁されてそ
の接点を閉じるリレー、25はリレー24の接点が閉じ
たとき作動するブザーである。 ・ 次に、本実施例の動作を説明する。油圧7目ベルの下部
走行体が第6図(α)に示す状態にある場合、傾斜地G
2の傾斜角θが小さいとき、又は傾斜角θが小さく、か
つ、負荷も小さいとき、油圧70ベルはそのll)角0
以上に餠くことはな(、傾斜計18a1から出力される
信号e1は設定角信号e2より小さい。したがって、比
較器20の出力e3は低レベル信号となり、旋回レバー
21又は他のレバーを操作してもANDゲート回路23
からの出力信号e6は低レベルであり、リレー24は励
磁されず、ブザー25も吹鳴しない。この結果、操作者
は油圧シ目ペル転倒の危険がないことを確認することが
でき、安心して油圧ショベルを操作することができる。
一方、傾斜地G2の傾斜角θが大きいとき、又は傾斜角
θが小さくても負荷が大きくて第2図に示すように下部
走行体の傾斜上方側が一定角以上持ち上がったとき、傾
斜計18αlの検出角度は設定角度以上となり、その出
力信号e1は設定角信号g2以上となり、比較器20か
らは高レベル信号が出力される。したがって、このとき
、いずれかの操作レバーが操作されていると、ANDゲ
ート回路23の出力信号t5は高レベル信号となり、リ
レー24が励磁され、ブザー25が吹鳴する。操作者は
このブザー25の作動により油圧ショベル転倒の危険が
生じたことを知り、直ちに必要な処置を採って転倒を防
止することができる。
さらに、傾斜地G2の傾斜角が小さく、かつ、負荷が小
さくても、例えば旋回動作中、旋回の慣性や旋回モータ
の流れなどにより、荷を積んだパケット7が傾斜下方に
流れ、下部走行体のlJI斜上方側が一定角以上に傾く
と、比較器20の出力信号t3は高レベルとなり、この
とき旋回レバ−21モ操作されているので旋回レバース
イッチ21S1の出力信号t4も高レベルとなるので、
ANIJゲート回路23の出力信号t5 も高レベルと
なり、リレー24が励磁され、ブザー25が吹鳴して油
圧シ璽ベル転倒の危険を知らせる。
傾斜計18α1以外の各傾斜i+ 18 C2〜I B
 C4にもそれぞれに角度設定器、比較器、ANDゲー
ト回路が接続される(各レバースイッチ21Ss〜21
Stz、リレー24%ブザー25は共通)。そして、第
6図(b)、第7図(α)、(h)、第8図等に示され
るような傾斜地G2における下部走行体の各状態に対応
して、それぞれ角度設定器に所定の角度が設定され、上
記と同様の動作により、転倒の危険が生じるとブザーを
吹鳴させる。
このように、本実施例では、旋回胴の所定個所に傾斜計
を取付け、油圧ショベルの下部走行体が傾斜地の傾斜方
向に対して同一方向、直角方向、45度方向にあるとき
の傾斜角を検出し、検出された角度が設定された角度以
上であり、かつ、いずれかの操作レバーが操作されてい
るとき、ブザーを作動させるようにしたので、油圧ショ
ベルの転倒を確実に防止することができ、傾斜地であっ
ても安心して油圧ショベルを操作することかできる。
なお、上記実施例の説明では、油圧ショベルを例示して
説明したが、油圧ショベルに限ることはなく、他の建設
機械にも適用可能である。又、傾斜計の取付個所は旋回
胴に限ることはな(、下部走行体の他の適宜個所に取付
けることができる。
さらに、傾斜計の個数は、傾斜地の傾斜方向と同一方向
の傾斜検出に1個、直角方向の傾斜検出に1個、45度
方向の傾斜検出に2個の計4個とすることもできる。又
、検出すべき方向は任意に選定することができる。さら
に又、レバースイッチはいずれか1つあるいは適宜選ん
で設置できる。又、各レバースイッチとANDゲート回
路は必ずしも必要ではなく、比較器とリレーを直接接続
してもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、下部走行体の所定の方
向の傾斜角度を検出し、この検出した傾斜角度が所定の
設定角度以上のとき警報装置を作動させるようにしたの
で、建設機械の転倒を確実に防止することができ、安心
して機械を操作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は平坦地での作業実施中の油圧シlベルの側面図
、第2図は傾斜地での作業実施中の油圧シ書ベルの側面
図、第3図は第1図および第2図に示す遊動輪近傍の概
略図、第4図は下部走行体が傾斜地の傾斜方向と直角方
向にある場合における傾斜地での作業実施中の油圧ンヨ
ペルの側面図、第5図は下部走行体の下ローラ近傍の概
略図、第6図(α)、(b)、第7図(a)、(b)、
第8図はそれぞれ傾斜地における下部走行体および本発
明の実施例に係る傾斜計の略図、第9図は第8図に示す
矢印A方向からみた下部走rj体の平面図、第10図は
本発明の実施例に係る警報装置の系統図である。 2・・・・・・下部走行体、3・・・・・・上部旋回体
、4・・・・・・フロント機構、15・・・・・・旋回
胴、18at、18α2.18bs 、 18h 2.
18C1,18C2,18Cs 、18C4・・・・・
・傾斜n1.19・・・・・・角度設定器、20・・・
・・・比較器、21S 1.21S z、21 S n
 ・−・−レバースイッチ、23・・・・・・ANDゲ
ート回路、24・・・・・・リレー、25・・・・・・
ブザー、G2・・・・・・傾斜地。 ′f、1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 下部走行体と、この下部走行体に旋回可能に設けられた
    上部旋回体と、この上部旋回体に回動可能に取付けられ
    た作業機構とを備えた建設機械において、前記下部走行
    体に配置されてこの下部走行体の所定方向の傾斜角度を
    検出する傾斜角検出装置と、この傾斜角検出装置により
    検出された検出角度とある定められた設定角度とを比較
    する比較手段と、この比較手段により前記検出角度が前
    記設定角度以上であると判W「されたとき作動する警報
    装首とを設けたことを特徴とする建設機械の転倒警報装
    置。
JP5228284A 1984-03-21 1984-03-21 建設機械の転倒警報装置 Pending JPS60199130A (ja)

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Cited By (5)

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