JPS6019839Y2 - プレスに於けるプリロ−ドセツテイング装置 - Google Patents

プレスに於けるプリロ−ドセツテイング装置

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Publication number
JPS6019839Y2
JPS6019839Y2 JP10003577U JP10003577U JPS6019839Y2 JP S6019839 Y2 JPS6019839 Y2 JP S6019839Y2 JP 10003577 U JP10003577 U JP 10003577U JP 10003577 U JP10003577 U JP 10003577U JP S6019839 Y2 JPS6019839 Y2 JP S6019839Y2
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JP
Japan
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preload
slide
adjustment motor
setting
mold
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Expired
Application number
JP10003577U
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English (en)
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JPS5440980U (ja
Inventor
和宏 半沢
宏 永安寺
邦夫 海賀
Original Assignee
アイダエンジニアリング株式会社
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Publication date
Application filed by アイダエンジニアリング株式会社 filed Critical アイダエンジニアリング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は機械プレスの型セツティングに用いられるプリ
ロードセツティング装置に関するものである。
型のプリロードセツティングとは、プレスの負荷時の撓
みと連結部のガタのため発生するいわゆる押し足らない
現象を避けるため予圧力(プリロード)をかけた状態に
まで追込んで型をセットする方法をいう。
従来の型セツティングの方法として (1)人間の1かんヨによる方法 (2)寸動操作による方法 (3)スライド調整モータと摩擦カップリングを組み合
せる方法 があったが、(1)については、型セットを誤まるとプ
レスに過負荷が生じ型やプレスを破損する危険性がある
ためきわめて熟練を要し不確かな要素を持つ欠点がある
(2)についてはスライドが上型あるいはガイドポスト
に接触するまで調整モータを寸動にて操作し接触する手
前で微速調整に切換え押釦を一回押すごとに調整モータ
を微量回動しスライドを追込むものであるが(1)項の
要素と段取時間に多くの時間を要し操作性の困難さに問
題があった。
3はスライド調整装置のドライブシャフトに摩擦カップ
リングを設けたもので調整モータの回路は摩擦カップリ
ングを経てスライドコネクションスクリュに伝わりスラ
イドを下降させスライドと上型が接触して型に一定の圧
力を与えると摩擦カップリングの従動側の抵抗が増しカ
ップリング部にすべりが与えられると駆動軸には回転速
度検出器が設けられているのでスライド調整モータの回
転は自動的に停止するものであるが、この欠点はメカ的
構造の組み合せの為に既設のものに対して容易に組込み
出来ないことである。
予圧力(プリロード)の調整あるいはドライブシャフト
部に回転速度検出器用近接スイッチを設けるのでこの調
整、施工、メインテナンスが大変であることで必らずし
も良いとは言えなかった。
かかる問題点に対し、前記3のメカ的解決方法を電子制
御方式に代えて、プリロード検出のためにスライド調整
モータの負荷電流の変化を検出し電圧レベルに変換し、
′プリロード完了、の設定レベルに到達すると調整モー
タを自動的に停止する方法が考えられるが、プIJ ロ
ード検出の電流変化と調整モータの直入時の起動電流変
化との判別、かつまたプリロード時オーババランスに起
因するオーバー電流との判別を必要とする。
何故ならば、通常スライド調整モータを直入起動する場
合に定格電流の5〜6倍程度の起動電流が1〜3sec
の間流れるから前記の検出レベルから起動時のオーバ電
流を無効にしないと正確なプリロード状態の判断が不可
能となる。
またスライドがオーバーバランスしているときは、上型
あるいはガイドポストに接近しただけでもプリロードの
状態を示す定格電流の400%値程度に達することがあ
るから前記の検出レベルからオーバーバランスに起因す
るオーバー電流を無効にしないと同様に正確なプリロー
ド状態の判別が不可能となる。
ここにオーバーバランスとはスライド及び上型の重量に
対し過度なバランス圧力を加えることをいい、調整モー
タには余分な負荷がかかることになる。
なおオーバーバランスを代表して取上げているが、型の
ガイドポストの抵抗などモータに対するメカ的な負荷は
すべて含まれるものである。
本考案の目的はこれらの欠点を除去し機械プレスにおい
てプリロードセツティングする際に誤まって型を押しす
ぎスライド調整部がオーバートルクとなるのを防止する
ことによりスライド調整モータ或は型、プレス等の破損
防止を計ると共に型交換時の段取時間の短縮化と型合わ
せ簡易化が計れるプリロードセツティング装置を提供せ
んとすることである。
本考案は型セツティングのとき、スライド調整モータの
負荷電流の変化を検出し電圧レベルに変換し、起動時の
オーバー電流を起動補償回路を加えて無効にする補償を
行ない、プリロード時のオーバーバランスに起因するオ
ーバー電流をオーバーバランス補償回路を加えて無効に
する補償を行なって、設定レベルに対するプリロード状
態を判断するプリロードセツティング装置を提供しよう
とするものである。
本考案を一実施例の構成を示す第1図のブロックダイヤ
グラムを参照して説明する。
本装置を機械プレスの型セツティング用として使用する
ときは、先ずボルスタ上に上型、下型を組合わせてのせ
スライド調整モータMを起動させスライドを下降させる
スライドの当接により上型が下型を押し始めると調整モ
ータに負荷ロードがかかり始める。
プリロード検出のためにスライド調整モータの電流変化
を変流器(CT)とI/V変換器を通して電圧レベルに
変換して検出する。
一方、レベル設定ボリュームEにて目標プリロード値の
レベル設定を行なうが、経験的にプリロードの検出レベ
ルを調整モータの無負荷運転時の電流値の400%程度
に取ることが多い。
今検出レベルを400%と設定したとき、スライド調整
モータの負荷の増加による電流値の変化が400%値に
達したときに、基本的に1プリロード完了ヨとしてAM
P(F)を通しリレーXを作動させスライド調整モータ
駆動回路を閉路して、スライド調整モータを停止するよ
うになっている。
ここに本考案の特徴である起動補償回路A及びオーバー
バランス補償回路Bについて第3図及び第4図を加えて
詳細に説明する。
プリロードセツティングのときスライド調整モータMの
起動と同時にスライド下降開始の確証信号をとり、該信
号をアナログタイマ回路T□に入力し設定レベルGに達
したらデジタル信号Pを出力する。
前記設定レベルGは調整モータMの起動時のオーバー電
流が安定するまでに要する時間から設定される。
かくして起動時オーバー電流は区別され無効とされる補
償が行なわれる。
一方、スライド調整モータMの電流変化を変換した!圧
しベルがプリロード状態の設定レベルEに達すると信号
をアナログイマ回路T2に入力し設定レベルKに達した
らデジタル信号Qを出力する。
前記設定レベルにはプリロード状態を持続する必要時間
から設定される。
かくしてプリロード時のオーバーバランスに起因するオ
ーバー電流は区別され無効とされる補償が行なわれる。
本考案においてはプリロード状態の設定レベルEに対し
て起動時のオーバー電流補償回路とプリロード時のオー
バーバランスによるオーバー電流補償回路を加えて、レ
ベル検出Cでプリロード状態の判断をなすごとくしてい
る。
前記停止信号P及びQが共に+1のときAnd信号を出
力し1プリロード完了ヨとなり、AMP(F)を作動し
、リレーXを作動し、調整モータMを停止する。
したがって本考案では前記1プリロード完了ヨのAnd
信号を出力するに至らない間は調整モータMを回転させ
てプリロードセツティングを完了させる。
また検出レベルのロジック処理のためにロジック回路り
を通しているが、本考案のロジック回路は(:、−MO
3IC,TTLICト(7)混成サレタモノとしている
ので信頼性が高い。
又電源としてはDC5Vであるが電源のインターフェー
スにノイズフィルタを使用しかつロジック間のインター
フェースにはC−MO3IC或はホトカブラを使用して
いるのでノイズに対して誤動作のない高安定な回路構成
となっている。
又レベル設定ボリュームEは200%以上の検出レベル
設定可能な可変ボリュームを使用している。
本考案は上記のような構成と作用を有しているので、型
のプリロードセツティングのとき下記のごとく種々の効
果が発生する。
先ず、機械プレスにおいてプリロードセツティングする
際に誤まって型を押しすぎスライド調整部がオーバート
ルクとなるのを防止することによりスライド調整モータ
或いは型、プレス等の破損防止が計れると共に、型交換
が自動化され段取時間の短縮化と型合せの簡易化が計れ
るものである。
又本考案においては従来のようなメカ的検出要素を必要
としないから仮りに既設のプレスに対してスライド部の
改良を加えることなく容易に本装置を加えることにより
プリロードセツティングが可能となる。
又、本装置はスライド調整の定格電流の変化をCTを通
してとり出し検出しているのでプリロードの判断が容易
に行ない得る。
又、メカ的要素を持たず全て電子化された検出回路とな
っているため信頼性、耐久性が高い。
又、オーバーバランスの補償回路を有しているので仮り
にプリロード途中にてオーバーバランスが発生しても正
常にプリロードすることができる。
なお本考案の説明ではムービングボルスタによる型交換
方法に見られるごとく、ボルスタ上に上下型を重ねてお
いてスライドを下降し上下型の間にプリロードを加える
と共に上型をスライドにクランプする場合について説明
したが、前もってスライドに上型を取付けておいてスラ
イドと共に上型を下降し下型に当接させてプリロード状
態にする場合も内容は同一である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成内容を示すブロック図、第2図は
第1図にリレー及びICC駆動用電源部構図図第3図は
起動補償回路のブロック図、第4図はオーバーバランス
補償回路のブロック図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セツティング用スライド調整モータの電流変化を検出し
    電圧レベルに変換する回路と、プリロードレベル設定回
    路と、前記検出レベルが前記設定レベルに達するまで調
    整モータを運転する回路とから構成されるロジック制御
    回路に、起動時オーバー電流の補償回路とプリロード時
    オーバーバランスに起因するオーバー電流の補償回路を
    加えたことを特徴とするプレスに於けるプリロードセツ
    ティング装置。
JP10003577U 1977-07-28 1977-07-28 プレスに於けるプリロ−ドセツテイング装置 Expired JPS6019839Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10003577U JPS6019839Y2 (ja) 1977-07-28 1977-07-28 プレスに於けるプリロ−ドセツテイング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10003577U JPS6019839Y2 (ja) 1977-07-28 1977-07-28 プレスに於けるプリロ−ドセツテイング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5440980U JPS5440980U (ja) 1979-03-19
JPS6019839Y2 true JPS6019839Y2 (ja) 1985-06-14

Family

ID=29037332

Family Applications (1)

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JP10003577U Expired JPS6019839Y2 (ja) 1977-07-28 1977-07-28 プレスに於けるプリロ−ドセツテイング装置

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