JPS6019255Y2 - 車両用ドアのアウトサイドハンドル構造 - Google Patents

車両用ドアのアウトサイドハンドル構造

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JPS6019255Y2
JPS6019255Y2 JP1981024066U JP2406681U JPS6019255Y2 JP S6019255 Y2 JPS6019255 Y2 JP S6019255Y2 JP 1981024066 U JP1981024066 U JP 1981024066U JP 2406681 U JP2406681 U JP 2406681U JP S6019255 Y2 JPS6019255 Y2 JP S6019255Y2
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JP1981024066U
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JPS57137278U (ja
Inventor
広一 江指
Original Assignee
日産車体株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両のドアに取付けられるアウトサイドバンド
ル構造の改良に関するものである。
従来、車両のドアに取付けられるアウトサイドバンドル
においては、安全対策上及び外観上の見栄えを良くする
ため、車体表面から突出しないように、ドアのアウタパ
ネルに凹部(又は切欠)を設け、該凹部にバンドルを嵌
込むようにして取付けていたが、この構造のものにおい
ては安全対策面においては完全に解消されてはいるが、
該アウタパネルにバンドル操作のための指挿入部を設け
るため、上記凹部を大きく取らなければならない。
そのため、該ドアの側方から見た場合には突起感がなく
見栄えが良くなったのであるが、正面から見た場合には
該凹部が見えるため見栄えを損うだけではなく、車両の
走行時において車体表面を流れる気流を乱してしまうと
いう問題が生じていた。
本考案は、上記従来の問題点を解消するためになされた
ものであって、安全対策上の従来の利点を損うことなく
、ドアの正面からの見栄えを向上させ、かつ、車体表面
を流れる気流を乱さないようにしたアウトサイドバンド
ル構造を提供することを目的とするものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随って説明する。
aは車両用ドアのアウタパネル、11は該アウタパネル
aに形成されたアウトサイドバンドル12の取付凹部、
13は該取付凹部11に嵌着されたバンドルケースであ
って、上記アウトサイドバンドル12は、通常の状態で
表面12aがバンドルケース13の開口部13aを閉塞
し、かつ、上記アウタパネルaの表面と同一平面となる
ように、該上記取付凹部11の裏面に設けられたブラケ
ットllbに該アウトサイドバンドル12の腕部12b
の基端が支軸35を介して回動自在に枢着されている。
llaは上記取付凹部11の底部に穿設された貫通孔、
13bは上記ノ・・ンドルケース13の底部に穿設され
た貫通孔で上記アウトサイドバンドル12の腕部12b
が自由に貫通されている。
上記アウタパネルaの内側であって、かつ、上記アウト
サイドバンドル12の下方には先端に円弧状の長孔14
a及びドア側に突設されたストッパーピン15に係合す
る保合片14bを有する第1リンク14が回動自在に枢
着されており、該第1リンク14は上記アウトサイドバ
ンドル12の腕部12bに、第4図に示すように中心線
の延長線りが該第1リンク14の回転中心Pより外側1
にくるように配設された第10ンド16により回動自在
に連結されている。
17はリターンスプリングである。
18はロックスライダーであって、1一側に上下方に長
い長孔19aを有するスライダ一本体19と、該スライ
ダ一本体19に上下動自在に嵌込まれた、互いに係合す
る2枚のスライドプレート20a、20bとからなり、
一方のスライドプレート20aは上記第1リンク14の
第10ツド16の枢着部に第20ツド21を介して連結
され、又、他方のスライドプレート20bはインサイド
バンドル22にハンドルレ六−23を介して連結されて
いる。
24はドアオープナ−であって、上記スライダ一本体1
9の長孔19aに摺動可能に遊嵌され、上記スライドプ
レート20aの作動により上下動するようになされてい
る。
25はインサイドロック操作部となるインサイドロック
ノブ26の近傍に回動自在に枢着された第2リンクであ
って、該インサイドロックノブ26の回動操作によって
回動するようになされ、上記第1リンク14とは第30
ツド27によって連結されている。
該第30ツド27の上記第1リンク14への取付けは、
該第1リンク14の長孔14aに摺動可能に遊嵌するこ
とによって行われ、かつ、該第30ツド27は、上記第
2’J7り25に設けられた支持スプリング28によっ
て上記長孔14aの一方の端部に押し当てられている。
又、該第30ツド27の略中央部には、キーシリンダ4
0内をスライドするアウトサイドロック操作部29を押
すことによって回動する第3リンク30と係合する係合
部27aが設けられている。
31はリターンスプリングである。
尚、上記アウトサイドロック操作部を公知の回動式のも
のとし、該アウトサイドロック操作部を回動させること
により、第3リンク30を回動させるようにしてもよい
今、アウトサイドバンドル12によりドアを開けるには
先ず、アウトサイドロック操作部29を押すか、もしく
はインサイドロックノブ26を回動させてロック解除さ
せると、第2リンク25もしくは第3リンク30が回動
して第30ツド27を押上げ、第1リンク14をロック
解除側に半回転させると共に、第10ツド16を引下げ
る。
これにより、アウトサイドバンドル12の下端部はドア
の取付凹部11より突出し、該アウトサイドバンドル1
2はロック解除時の状態となり、手動操作が可能になる
(第2図参照)したがって、該アウトサイドバンドル1
2を手で引けば、第10ツド16はさらに下がると共に
、第1リンク14もロック解除側に回転し、第20ツド
21が下がって、スライドプレート20aを押下げ、ド
アオープナ−24を押下げて、ドアを開くことができる
(第3図参照)アウトサイドバンドル12から手を離す
る第1リンク14に設けたリターンスプリング17のば
ね力によって第1図に示すロック状態に戻る。
尚、該リターンスプリング17はアウトサイドバンドル
12側に設けてもよく、又、双方に設けて併用するよう
にしてもよい。
第5図乃至第8図は本考案の他の実施例を示すものであ
って、この実施例では、上記第1リンク14に一端が取
付けられたリターンスプリング17と、第2リンク25
に一端が取付けられた支持スプリング28に替えて、そ
れぞれに、回動操作方向に付勢力を有するようになされ
たクリックスプリング32.33の一端を取付け、アウ
トサイドバンドル12のリターンスプリング34は、該
アウトサイドバンドル12の腕部12bを枢着している
支軸35に取付けたものであって、該リターンスプリン
グ34の一端34aはバンドルケース13の貫通孔13
b側縁の底部に開口部13aに向って突設された支え板
支持片41に掛止され、他端34bは上記支持軸35に
基端が回動可能に枢着された支え板36に掛止されてい
る。
上記支え板36の先端の一側には左右に折曲された当接
部36a、36bが形成され、一方の当接部36aは第
5図に示すロック状態において上記支え板支持片41に
当接するようになされ、(第8図の部分拡大図参照)他
方の当接部36bには第6図に示すロック解除時におい
て、アウトサイドハンドル12の一側が当接するように
なされている。
したがって、第5図のロック状態からアウトサイドハン
ドル12によりドアを開けるには、先ず、アウトサイド
ロック操作部であるハンドル37を回動するか、インサ
イドノブロック26を回動してロック解除させ、第6図
に示すロック解除状態にする。
このときアウトサイドハンドル12は少し回動し、傾い
た状態で止るので、アウトサイドハンドル12とハンド
ルケース13の開口部13aとの間に隙ができるため、
手の指が挿入可能となる。
その後、上記アウトサイドハンドル12を手で引上げれ
ば、リターンスプリング34のばね力に抗して支え板3
6をX方向に回動させながらドアを開放することになり
、該アウトサイドハンドル12から手を離せば、上記リ
ターンスプリング34のばね力により、一方の当接部3
6aがハンドルケース13に当接するまで、すなわち、
第6図に示すロック解除状態までアウトサイドハンドル
12は戻るが、第1リンクに一端を掛止したクリックス
プリング32のばね力により、それ以上は戻ることがな
い。
尚、ドアをロックするときには、アウトサイドハンドル
12を押して第5図の状態に戻せばロックが完了する。
したがって、この実施例によれば、ドアをロックしない
限りアウトサイドハンドルは傾いたま)であるため、該
ドアがロックされているかいないかが一目で判ることが
できるため、ロック忘れを防止することができる。
尚、この実施例ではアウトサイドロック操作部を回転式
のハンドル37と腰第3リンク30を直接回動させるよ
うにし、かつ、第3リンク30の一端を支軸38により
直接第30ツド27に枢着して該第30ツド27を作動
させるようにしたが、該部の構造は上記第1実施例と同
様の構造にしてもよい。
39 a、 39 bit上記第2リンク25の両側
に適宜間隔存して車体側に突設された該第2リンク25
用のストッパーである。
以上述べたように本考案によれば、アウトサイドハンド
ルの表面をドアパネルの表面と同一平面になし、インサ
イドロック操作部もしくはアウトサイドロック操作部を
操作することにより、該アウトサイドハンドルを突出さ
せ手動操作できるようにしたので、ドアパネルに設ける
取付凹部に指を入れる部分を設けなくてもよいので見栄
えがよくなるだけではなく、車体表面を流れる気流を乱
すことなく後方に流すことができるので車体の空力特性
を向上させることができる。
又、本考案によれば、第10ンドの中心線の延長線を第
1リンクの回転中心より外側に位置させたので、何らか
の方法でアウトサイドハンドルを操作してドアを開けよ
うとしても、第1リンクにはロック解除方向と逆方向に
回転しようとする作用が働くためドアを開けることがで
きず安全性も高い等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるアウトサイドハンドル構造のロッ
ク時の状態を示す側面図、第2図は同上のロック解除時
の状態を示す側面図、第3図は同上のドア開放時の状態
を示す側面図、第4図は第10ツドと第1リンクとの関
係を示す部分拡大側面図、第5図乃至第7図は本考案の
他の実施例を示すアウトサイドハンドルの作動状態を示
す側面図、第8図は同上の要部拡大斜視図である。 11は取付凹部、12はアウトサイドハンドル、14は
第1リンク、16は第10ンド、18はロックスライダ
ー、21は第20ツド、25は第2リンク、26はイン
サイドロックノブ、27は第30ンド、29はアウトサ
イドロック操作部、30は第3リンク、32.33はク
リックスプリング、34はリターンスプリング、36は
支え板、40はキーシリンダ、41は支え板支持片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通常の状態で表面がドアのアウタパネルの表面と同一平
    面となるようにアウトサイドバンドルを該ドアに回動可
    能に枢着し、該アウトサイドバンドルの腕部とドアオー
    プナ−を操作するスライドプレートとを第1リンクを介
    して第10ンドと第20ンドで連結し、かつ、インサイ
    ドロック操作部、もしくはアウトサイドロック操作部を
    解錠状態にした時、上記アウトサイドバンドルが半開状
    態となるように、上記第1リンクの先端に穿設した長孔
    に第30ツドの上端を係合させ、該第30ツドの下端を
    インサイドロック操作部の回動操作によって回動する第
    2リンクに枢着させて、該第30ツトと上記第1リンク
    とを連通させ、さらに、該第30ツドの略中間に、アウ
    トサイドロック操作部の回動操作によって回動する第3
    リンクと係合する係合部を設けると共に、上記アウトサ
    イドバンドルが半開状態のときには、ドアロックが解錠
    されないように、上記スライドプレートとドアオープナ
    −との間に遊びが設けられていることを特徴とする車両
    用ドアのアウトサイドバンドル構造。
JP1981024066U 1981-02-24 1981-02-24 車両用ドアのアウトサイドハンドル構造 Expired JPS6019255Y2 (ja)

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JP1981024066U JPS6019255Y2 (ja) 1981-02-24 1981-02-24 車両用ドアのアウトサイドハンドル構造

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Publication Number Publication Date
JPS57137278U JPS57137278U (ja) 1982-08-27
JPS6019255Y2 true JPS6019255Y2 (ja) 1985-06-10

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ID=29821801

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JP1981024066U Expired JPS6019255Y2 (ja) 1981-02-24 1981-02-24 車両用ドアのアウトサイドハンドル構造

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5938365U (ja) * 1982-09-02 1984-03-10 マツダ株式会社 自動車のドアアウタハンドル装置
JPS5942259U (ja) * 1982-09-13 1984-03-19 マツダ株式会社 自動車のドアアウタハンドル装置
JPS6019885A (ja) * 1983-07-14 1985-02-01 愛知機械工業株式会社 車両用ドアのアウトサイドハンドル機構
JPS60177263U (ja) * 1984-05-02 1985-11-25 株式会社 大井製作所 自動車のバツクドア開閉装置
JPH0620850Y2 (ja) * 1988-12-08 1994-06-01 株式会社ニフコ 自動車用ドアノブ

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JPS57137278U (ja) 1982-08-27

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