JPS6018843A

JPS6018843A - 回転駆動装置

Info

Publication number: JPS6018843A
Application number: JP58124994A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Okano; 岡野　武
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1983-07-08
Filing date: 1983-07-08
Publication date: 1985-01-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は回転駆動装置に係り、特に例えばフィルムや磁
気テープなど巻回されｔこ長尺のテープ体をモータによ
って正逆方向に駆動するための装置に関する。

従来、この種駆動装置では、テープ体の巻取軸。

巻戻軸のそれぞれに別個のモータを連結し、比較的単純
な制御で巻取・巻戻しを行なう方式があるが、２個のモ
ータを使用するのでコスト的には問題が多い。この一方
で、１個のモータ１こ上１）巻取軸・巻戻軸の双方を駆
動可能な方式もあるが、モータの駆動力を各軸に伝達す
るための伝達系及びソレノイドや手動レバー等の切換系
か必須となるので、い外おいモータまわりの構ｊをが複
雑化するとともに、巻取・巻戻しの制御もある程度煩雑
化するといった問題がある。

そこで本発明は、テープ体の巻取・巻戻し駆動を極めて
低コストでかつ単純な数構で達成で終る装置、すなわち
１つのモータで巻取・巻戻しが可能でしかもモータ自身
の回転方向を変えるだけで、巻取・巻戻しの切換自在な
新規な回転駆動装置を提供することを基本的な目的とす
る。

池の目的は、テープ体の巻取・巻戻し双方の駆・　励時
に、常時一定のパックテンションがかがるとともに駆動
軸側の７リクシヨン負荷を除去してモータにかかる負荷
を軽減するようにすることである。

このため、本発明は、１台の正逆転可能なモータのみを
設け、このモータの回転軸が貫通し該モータの回転方向
に従って揺動するシーソー板と、上記モータの回転軸の
端部に連結された駆動ギヤと、」―記シーソー板−１−
に回転自在に設けられ」１記駆動ギヤと常時噛合する第
１及び第２の被駆動ギヤを備えて、上記シーソー板がい
ずれが一方に揺動されると上記被駆動ギヤの一つが回転
軸を駆動するためのギヤと噛合するようにしたことを基
本的な特徴とする回転駆動装置である。

いま一つの発明は、−１−記発明の構成要素のすべて含
み、テープ体を負荷とする回転軸にワンウェイクラッチ
を設けるとともに、このワンウェイクラッチの外周に７
リクシヨンブレーキを設けて、モータの回転方向を切換
えるだけで回転駆動を切換えると同時に、フィルムによ
る逆駆動に基づく影響をなくし、定７リクシヨンによる
パックテンションも切換えることができるようにしたこ
とを特徴とする。

以下、本発明を添付図面に図解する実施例に基づいて具
体的に説明する。

第１図の斜視図に示すように、実施例の回転駆動装置１
は、一点鎖線で示されるテープ化を駆動する２つの回転
軸２，３のほぼ中間位置に設けられ、正逆転可能な１台
のモータ・４を備える。モータ４の回転軸５は図示しな
い軸受部を介して、シーソー板６を貫通し、その先端部
に駆動ギヤ７か固定される。モータ４が回転すると、駆
動ギヤ７がシーソー板６上で回転するとともに、上記シ
ー−３＝ソー板６はモータ・１の回転方向に従って揺動する。

被駆動ギヤとしての第１のアイドルギア８と第２のアイ
ドルギア１〕はこのシーソー板６」―に回転自在に取り
付けられ、」―記駆動ギヤ７と常時噛み合っている。回
転軸２に取り付けた第１の大径ギヤ１０はシーソー板６
が矢印１１方向に揺動したと外に」二記第１のアイドル
ギア８と噛み合い、回転軸２を回転駆動する。同様に、
回転軸３に取すイ」けた第２の大径ギヤ１２はシーソー
板６が矢印１３方向に揺動したと外、上記第２のアイド
ルギア９と噛み合い、回転軸３を回転駆動する。

回転軸２，３それぞれの下端部には、ワンウェイクラッ
チ１４．１５が連結され、一方の回転軸タトえば軸２が
右回転すると、ワンウェイクラッチ１４は７１７−とな
り左回転すると軸２と一体回転する。他方の軸３のワン
ウェイクラッチ１５は軸３が左回転するとワンウェイク
ラッチ１５はフリーとなり右回転すると軸３とともに回
転する。

それぞれのワンウェイクラッチ１４．］５には、第２図
に示すように、その周面に７リクシヨンを４− 与えるための２つの部材１６．１７か取すイ］けられる
。部材１７は部材１６にネジ等で固定され、本例では板
バネで構ｒｔｉ、されている。ワンウェイクラッチ１．
４．．１５のいずれかが回転すると、部祠１６とワンウ
ェイクラッチ１４．１５を圧接する板バネ１７によりワ
ンウェイクラッチに７リクシヨンブレーキが働く。

なお、第１図中、回転軸２，３それぞれの上端に取付け
た負荷１８，１．９はテープ巻取用ハブであり、また第
２図に示した部材２０はシーソー板６の揺動を制限する
ためのストッパで、ストッパ２０は本体のフレームに固
定されている。ももろん、モータ４も本体フレームに固
定され、回転軸２．３はいずれも本体フレームに軸受で
支持されている。

負荷１８．１９を取り除いた平面図である第２図におい
て本装置の動作を説明する。

第２図の状態でモータ４を駆動ギヤ７に付した矢印のよ
うに左回転させると、第２の大径ギヤ１２の負荷により
、第２のアイドルギア９の軸は図中上に移動し、第２の
アイドルギア９と第２の大径ギヤ１２とが噛み合う。噛
み合うと、第２のアイドルギア９はより深く噛み合う方
向すなわも第２の大径ギヤの軸中心を向う方向に移動す
る。シーソー板６の左端がストッパ２０で当て止めされ
、シーソー板６は一定の状態に保持される。モータ４の
駆動力は、駆動ギヤ７、第２のアイドルギア１〕を介し
て第２の太径ギア１２を図中反時計回りに回転させ、軸
３を反時計回りに回転させる。このとき、ワンウェイク
ラッチ１５はフリーの状態であり、一方、反月側のワン
ウェイクラッチ１４は、テープ体を介して軸２が反時計
方向に回転されるので、軸２と噛み合い軸２と一体とな
って図中反時計回りに回転する。ワンウェイクラッチ１
４には部材１６と板バネ１７から回転を抑制するように
一定の７リクシヨンか作用し、図示しないテープ体には
一定のパックテンションがかかる。

１−記ワンウエイクラッチ１４に作用するフリクション
ブレーキはバネ１７によって決まる圧接力によって一定
のトルクを軸２（軸３）に与える。テープ体テープ体の
送行を停止にしてもテープ体に「たるみ」を生じない。

　モータ４の停止り後、モータ４を先とは反対方向に回
転させると、駆動ギヤ７は図中時計回１）に回転する。

第２のアイドルギア９は反時計回りに回転しようとする
が、このと外、回転軸３の負荷１９（第１図）によ１）
、この第２アイドルギア≦）は第２の大径ギヤ１２から
離れるように押される。シーソー板６か図中時計回１）
に傾き、第１のアイドルギア８と第１の大径ギ′ヤ１０
が噛み合う。噛み合えば、先と同様により深く噛み合う
１．シーソー板６か゛ストッパ２０に当て１トめされた
状態で一定の噛合状態に保持される。このとき初め噛み
合っていた第２アイドルギア９１・第２大径ギア１２は
完全にはずれる。モータ４の駆動力は、駆動ギヤ７、第
１のアイドルギア８を介して第１の大径ギヤで１を回転
させ、テープ体を装着した回転軸２’９一時計回りに回
転させる。回転軸２に取付けたワンウェイクラッチ１４
はフリーとなる一方、テープ体を介して時計回りに回転
する回転軸３のワンウェイクラッチ１５はこの回転軸３
と結合し回転軸３と一体となって回転する。ワンウェイ
クラッチ１５には部材１６と板バネ１７から回転を抑制
するように一定の７リクシヨンが作用する。図示しない
テープ体には図中右方向に一定のパックテンションがか
かる。そして、テープ体を介して回転する回転軸３の回
転速度はテープの両側巻径に応じた速度で変化しながら
回る回転軸３と一体の大径ギヤ１２の周速度も変化する
が、モータ４により一定速度で回転するアイドルギア９
とは離れているため駆動上影響を受けない。

このように、巻取・巻戻しの両方向でテープ体には常時
一定のパックテンションが作用する。したがって、テー
プ体の送行を停止してもテープ体に「たるみ」を生じな
い。送行／停止を幾度も反復するような場合、もしくは
たとえばフィルム駒の停止精度を問題にするような場合
（マイクロフィルムのリーダなと）に好適である。

第４図は第２図のＡ−Ａ線に沿う概略断面図である。第
３図に示すような２軸式カートリッジ２１８− に収容したテープ体、ナことえは静電写真式マイクロフ
ィルムを正・）逆方向に駆動する場合の２軸２゜３と、
第１及び第２の大径キ゛ヤ１（’１．１２と、２つのワ
ンウェイクラッチ１４．．１５と、及びフリクションブ
レーキ１６，１．７の構成をよく示したものである。も
っとも、−に記静電式マイクロフィルムに限らず、銀塩
のマイクロフィルムないし通常の３５＋ｎｍフィルムも
しくはマガンンに収納しｔこフィルムでも正・）蒐に駆
動する場合、上記実施例の回転駆動装置を用いることが
できる。

なお、上記実施例では、モータの回転軸に連結した駆動
ギヤに常時噛合させている２個のアイドルギアは、テー
プ体の回転軸に同軸の大径ギヤに直接噛み合わせる構成
であるが、これに限らず、アイドルギアからギヤ列また
はベルト・プーリ等を介してテープ体の回転軸を間接的
に駆動するような構成としてもよい。

以」二の説明から明らかなように、本発明は正逆転可能
な１台のモータと該モータの回転方向に従って揺動する
シーソー板とシーソー板」二でモータの軸に連結された
駆動ギヤと該駆動ギヤ常時噛合する２つの被駆動ギヤと
を基本的に備える回転駆動装置であり、テープ体の正・
逆の送りをモータ１台で行うので装置を低コストとで外
、正・逆送りの切換を上記モータの回転方向を変えるだ
けでよいのでモータまわりの型槽を簡単化でトるととも
に、正・逆送りの制御を極めて単純化できる。

また、テープ体の回転軸にワンウェイクラッチと７リク
シヨンブレーキを設けるいま一つの発明によれば、」１
記効果に加えて、テープ体による逆駆動に基づく影響な
く定フリクションをもたせることが可能となり、テープ
体に常時一定のパックテンションがかけられるので、テ
ープ体にゆるみが生じず、特に停止精度を向上でき、ま
すこ駆動側には７リクシクンか゛ないためモータ負荷を
軽ｊ成でとる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の斜視図、第２図は実施例をよ
り具体的に示した平面的説明図、第３図はテープ体を収
納した２軸式カーＦリッンの一例１１− の平面図、第４図は一ト記２軸式カー）　＋１ツノを用
いた場合の第２図Ａ−Ａ線に沿う概略断面図。１・・・回転駆動装置、２．　３．２２・・・テープ体
の回転軸、４，２４・・・正逆転可能なモータ、５・・
・モータの回転軸、６，２８・・・シーソー板、７，２
５・・・駆動ギヤ、８，９・・・被駆動ギヤとしてのア
イドルギア、１０．１１・・・大径ギヤ、１４．．１５
・・・ワンウェイクラッチ、１７・・・板バネ。特許出願人　冨士写真フィルム株式会社代　理　人　弁
理士　青　山　葆　はか２名１２−

Claims

【特許請求の範囲】

（１）１台の正逆転可能なモータと、このモータの回転
軸が貫通され該モータの回転方向に従って揺動するシー
ソー板と、上記モータの回転軸の端部に連結された駆動
ギヤと、上記シーソー板上に回転自在に設けられ上記駆
動ギヤと常時噛合する第１及び第２の被駆動ギヤとを備
え、上記シーソー板がいずれか一方に揺動されると上記
被駆動ギヤの一つが回転軸を駆動するためのギヤと噛合
するようにした回転駆動装置。
（２）１台の正逆転可能なモータと、このモータの回転
軸が貫通され該モータの回転方向に従って揺動するシー
ソー板と、上記モータの回転軸の端部に連結された駆動
ギヤと、上記シーソー板上に回転自在に設けられ上記駆
動ギヤと常時噛合する第１及び第２の被駆動ギヤとを備
えて上記シーソー板がいずれか一方に揺動されると上記
被駆動ギヤの一つが回転軸を駆動するためのギヤと噛合
する一方、上記回転軸にワンウェイクラッチを設けると
ともに、このワンウェイクラッチの外周に７リクシヨン
ブレーキを設けた回転駆動装置。