JPS6018734Y2 - 太陽熱利用の冷暖房装置 - Google Patents

太陽熱利用の冷暖房装置

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JPS6018734Y2
JPS6018734Y2 JP17426879U JP17426879U JPS6018734Y2 JP S6018734 Y2 JPS6018734 Y2 JP S6018734Y2 JP 17426879 U JP17426879 U JP 17426879U JP 17426879 U JP17426879 U JP 17426879U JP S6018734 Y2 JPS6018734 Y2 JP S6018734Y2
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JP
Japan
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hot water
temperature
fired
refrigerator
switching
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JP17426879U
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JPS5690666U (ja
Inventor
浩之 秦
定雄 河合
正明 本川
Original Assignee
東邦瓦斯株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、太陽熱利用の冷暖房装置に関するものであ
る。
従来、この種の冷暖房装置には、例えば、特開昭51−
84133号公報に記載されたものがある・。
この公報のものは、太陽熱の集熱器と畜熱槽を有した水
配管集熱系路と、空気対水方式熱交換装置と屋内冷暖房
ユニットを設けた水配管冷暖房循環系路とを水対水方式
熱交換装置の冷媒回路によって連結したことを特徴とす
るもので、太陽熱により給湯される水の予熱を行うこと
ができるものである。
しかしながら、上記した従来のものにあっては、太陽熱
の少ない冬場の暖房、および太陽熱の豊富な夏場の冷房
のいずれの運転時においても、集熱器からの温水は同−
糸路を流れるため、とくに夏場の冷房運転時における同
太陽熱の有効利用の点で不満があった。
そこで、本考案は上記した従来の欠点に鑑みて案出した
もので、その目的とすることは、とくに太陽熱の豊富な
夏場の冷房時における同太陽熱の有効利用を図ることの
できる冷暖房装置を提供することである。
上記した目的を遠戚するためのこの考案は、太陽熱集熱
器1には少なくとも二台の温水焚冷凍機5.6およびフ
ァンコイルユニット9が冷暖房可能に連設された冷暖房
装置であって、前記の各温水焚冷凍機5,6は並列温水
路および直列温水路を介して重複状に連設し、かつそれ
らの温水路には並列温水路あるいは直列温水路に選択的
に切換えるための切換弁10.11を主体とする制御装
置を介在するとともに、その制御装置には前記の温水焚
冷凍機5の温出口からの温水の温度を検知しうるサーモ
スタット13を設け、同制御装置によりサーモスタット
13の検知した温水の温度tが切換温度T以下のときに
は並列温水路を形成するように前記の切換弁10,11
が切換えられ、また同サーモスタット13の検知した温
水の温度tが切換温度T以上のときには直列温水路を形
成するように前記の切換弁10,11が切換えられるよ
うに構成せしめたことを要旨とするものである。
上記した構成によれば、通常の冷房時(温水の温度tが
切換温度T以下のとき)には並列温水路が形成され、一
般的な冷房運転がなされる。
ところで、太陽熱が豊富なときの冷房時(温水の温度t
が切換温度T以上のとき)には、直列温水路が形成され
て、温水が温水焚冷凍機5,6を順次流通し、太陽熱集
熱器1からの温水の熱が一方の温水焚冷凍機5に利用さ
れた後、他方の温水焚冷凍機6に利用され、利用前の温
度と利用機の温度との温度差が前記の並列温水路の場合
よりも大きくなり、太陽熱集熱器1の太陽熱集熱作用が
大きく働いて、その集熱量が増大される。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
太陽熱集熱器1の給湯管2は蓄熱用貯湯槽4を介して第
1の温水焚冷凍機5、第2の温水焚冷凍機6およびファ
ンフィルユニット9の冷温水入口に分岐接続されている
一方、太陽熱集熱器1の環水管3は蓄熱用貯湯槽4を介
して前記両温水焚冷凍機5,6の各温出口およびファン
コイルユニット9の冷温水出口に分岐接続されている。
また、前記各温水焚冷凍機5,6の冷水供給管7.7は
合流され、前記ファンコイルユニット9の冷温水入口に
連通される一方、戻り水管8,8は合流され、前記ファ
ンコイルユニット9の冷温水出口に連通されている。
前記第1の温水焚冷凍機5の温出口に接続された環水管
3には三方弁からなる第1の切換弁10が設けられ、か
つ前記第2の温水焚冷凍機6に接続された給湯管2には
三方弁からなる第2の切換弁11が設けられ、その両切
換弁10.11にバイパス管12.の両端が接続されて
いる。
しかして、両切換弁10.11には前記第1の温水焚冷
凍機5の温出口に附設されたサーモスタット13が連繋
され、冷房時において、サーモスタット13の温水の温
度検知に連動しうるようになっており、第1の温水焚冷
凍機5の温出口からの温水が後述する初検温度T以下の
ときには、第1の切換弁10が環水管3に沿う方向に開
放されるとともに、第2の切換弁11が給湯管2に沿う
方向に開放れる、換言すれば、前記両温水焚冷凍機5,
6に温水を並列に流す並列温水路が形成される。
また、第1の温水焚冷凍機5の温出口からの温水が切換
温度T以上のときには、第1の切換弁10が第1の温水
焚冷凍機5からのバイパス管12方向に開放されるとと
もに、第2の切換弁11がバイパス管12から第2の温
水焚冷凍機6への給湯管2方向に開放される。
換言すれば、前記両温水焚冷凍機5,6に温水を直列に
流す直列温水路が形成される。
なお、第2の切換弁11は暖房時において給湯管2に沿
う方向に開放される。
そして、初検温度Tは、各温水焚冷凍機5,6の運転に
要する最低の運転温度に設定されている。
したがって、前記並列温水路は前記第1の温水焚冷凍機
5の温出口からの温水の温度tが切換温度T以下にある
ときに形成され、一方、前記直列温水路は前記第1の温
水焚冷凍機5の温出口からの温水の温度tが切換温度T
以上のときに形成されるのである。
また、図中14はガス・石油などを熱源とする補助冷温
水発生装置であって、太陽熱を利用することができず、
しかも後述の補助冷温水発生装置15のみでは冷房の能
力不足を生じる場合に使用される。
15はガスなどを熱源とする補助冷温水発生装置であっ
て、太陽熱だけでは冷暖房の能力不足を生じる場合や雨
天・曇天などにおいて太陽熱を利用することができない
場合に使用される。
しかして、この補助冷温水発生装置15の廃ガスは、排
気管16より熱交換器へ送られ、給湯管2内を流れる温
水の昇温に利用される。
18は給湯管2の途中に設けられた流量調節弁であって
、前記サーモスタット13に連繋されており、同サーモ
スタット13に連動して、温水流量を前記並列温水路ま
たは前記直列温水路のそれぞれの場合に応じた流量に調
節する。
また、図中、19〜19は循環ポンプ、20〜20は開
閉弁である。
また、温水焚冷凍機5,6、補助温水発生装置14およ
び補助冷温水発生装置15の発停順序を制御する機構を
備えれば、集熱面積の制約を受ける建造物でも容易に太
陽熱の有効利用を図ることのできる機能を附与すること
ができ、太陽熱を優先的に効率よく利用して補助熱源で
あるガス−石油などの使用量を節減させることが可能と
なる。
引き続いて、上記冷暖房装置の作用および効果を説明す
る。
〔暖房時〕(第2図参照) 太陽熱集熱器1の温水は、給湯管2により蓄熱用貯湯槽
4を介してファンコイルユニット9に送られ、室内暖房
に供されたのち、環水管3により蓄熱用貯湯槽4を介し
て太陽熱集熱器1に循環される。
〔冷房時〕
その1 第1の温水焚冷凍機5の湯出口からの温水の温
度tが切換温度T以下のとき(第3図参照) 太陽熱集熱器1の温水は、給湯管2により蓄熱用貯湯槽
4を介して第1の温水焚冷凍機5および第2の温水焚冷
凍機6に並列供給され、それらの加熱熱媒に供されたの
ち、環水管3により蓄熱用貯湯槽4を介して太陽熱集熱
器1に循環される。
なお、両温水拭冷凍機5,6の冷水は、各冷水供、%J
7.7によりファンコイルユニット9に送られ室内冷房
に供されたのち、戻り水管8,8により各温水焚冷凍機
5,6に循環される。
したがって、両温水拭冷凍機5,6に温水が並列供給さ
れる。
その2 第1の温水焚冷凍機5の湯出口からの温水の温
度tが切換温度T以上のとき(第4図参照) 前記冷房時(その1)の状態より第1の温水焚冷凍機5
の湯出口からの温水の温度tが切換温度T以上になると
、サーモスタット13により第1の切換弁10および第
2の切換弁15.1がそれぞれ切換操作され、並列温水
路が直列温水路にかなえられる。
すると、太陽熱集熱器1からの温水は、第1の温水焚冷
凍機5を経てからバイパス管12を介して第2の温水焚
冷凍機6へ直列供給されることになる。
なお、それと同時に流量調節弁18により温水流量が直
列温水路の場合に応じた流量に調節される。
したがって、両温水拭冷凍機5゜6に温水が直列供給さ
れるため、蓄熱用貯湯槽4から供給される温水と、同貯
湯槽4に還る温水との温度差が前記並列供給のときより
も大きくなる。
このため、太陽熱集熱器1の太陽熱集熱作用を大きく働
かせて、太陽熱を多量に集めることができる。
また、前記冷房時(その2)の状態より、第1の温水焚
冷凍機5の湯出口からの温水の温度tが切換温度T以下
になると、サーモスタット13により、両切換弁10,
11が冷房時(その1)の状態に切換操作される。
すなわち、この考案は前述した構成を要旨とするもので
、とくに太陽熱が豊富なときの冷房時(温水の温度tが
切換温度T以上のとき)には、直列温水路が形成されて
、温水が温水焚冷凍機5.6を順次流通し、太陽熱集熱
器1からの温水の熱が一方の温水焚冷凍機5に利用され
た後、他方の温水焚冷凍機6に利用され、利用前の温度
と利用後の温度との温度差が前記の並列温水路の場合よ
りも大きくなり、太陽熱集熱器1の太陽熱集熱作用が大
きく働いて、その集熱量が増大されることにより、冷房
時における太陽熱の有効利用を図ることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は冷暖房
装置の略示説明図、第2図は暖房時を示す略示説明図、
第3図は並列温水路による冷房時を示す略示説明図、第
4図は直列温水路による冷房時を示す略示説明図である
。 1・・・・・・太陽熱集熱器、5,6・・・・・・温水
焚冷凍機、9・・・・・・ファンコイルユニット、10
,11・・・・・・切換弁、13・・・・・・サーモス
タット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 太陽熱集熱器1には少なくとも二台の温水焚冷7J機5
    .6およびファンコイルユニット9が冷暖房可能に連設
    された冷暖房装置であって、前記の各温水焚冷凍機5,
    6は並列温水路および直列温水路を介して重複状に連設
    し、かつそれらの温水路には並列温水路あるいは直列温
    水路に選択的に切換えるための切換弁10.11を主体
    とする制御装置を介在するとともに、その制御装置には
    前記の温水焚冷凍機5の湯出口からの温水の温度を検知
    しうるサーモスタット13を設け、同制御装置によりサ
    ーモスタット13の検知した温水の温度tが切換温度T
    以下のときには並列温水路を形成するように前記の切換
    弁10.11が切換えられ、また同サーモスタット13
    の検知した温水の温度tが切換温度T以上のどきには直
    列温水路を形成するように前記の切換弁10,11が切
    換えられるように構成せしめたことを特徴とする太陽熱
    利用の冷暖房装置。
JP17426879U 1979-12-15 1979-12-15 太陽熱利用の冷暖房装置 Expired JPS6018734Y2 (ja)

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JPS5690666U JPS5690666U (ja) 1981-07-20
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