JPS60183104A - 真空振動鋳込み成形方法 - Google Patents
真空振動鋳込み成形方法Info
- Publication number
- JPS60183104A JPS60183104A JP59039500A JP3950084A JPS60183104A JP S60183104 A JPS60183104 A JP S60183104A JP 59039500 A JP59039500 A JP 59039500A JP 3950084 A JP3950084 A JP 3950084A JP S60183104 A JPS60183104 A JP S60183104A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- pressure
- molding method
- vibration
- casting molding
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、緻密質耐火物を得るための真空振動鋳込み成
形方法をこ関するものである。
形方法をこ関するものである。
耐火物の成形において振動鋳込法は、複雑形状や大型形
状であっても容易に成形することができるという利点が
ある。しかし、得られる成形体は、内部・外部ともに多
数の気泡が残存する。これは、材料内の空気が脱気され
な(・まま成形体が充填され、また、鋳込みの際をこ振
動を付与された材料が空気を巻き込むなどの理由による
ものと思われる。
状であっても容易に成形することができるという利点が
ある。しかし、得られる成形体は、内部・外部ともに多
数の気泡が残存する。これは、材料内の空気が脱気され
な(・まま成形体が充填され、また、鋳込みの際をこ振
動を付与された材料が空気を巻き込むなどの理由による
ものと思われる。
そこで、この振動鋳込み成形を真空下で行うことが知ら
れている。これにより、大きな気泡はかなり減るが、そ
れでもなお微細な気泡が多数存在する。
れている。これにより、大きな気泡はかなり減るが、そ
れでもなお微細な気泡が多数存在する。
本発明は、真空振動鋳込み成形において、−1−1記従
来の欠点を解消し、強度・耐食性に優れた緻密質耐火物
を得ることを□目的とする。その特徴とするところは、
型内に投入した4A料に上部開放の小孔を多数形成し、
この型内を0.003〜0.3′気圧に減圧後、加振し
て材料を充填し、さらに加振した状態で徐々に大気圧に
もどす真空振動鋳込み成形方法である。
来の欠点を解消し、強度・耐食性に優れた緻密質耐火物
を得ることを□目的とする。その特徴とするところは、
型内に投入した4A料に上部開放の小孔を多数形成し、
この型内を0.003〜0.3′気圧に減圧後、加振し
て材料を充填し、さらに加振した状態で徐々に大気圧に
もどす真空振動鋳込み成形方法である。
本発明において使用する材料は、1!トられる耐火物成
形体の用途に応じて、骨拐の種タエ1を決定し、これを
密充填が得られるように11E粒・中粒・微粒に調整し
、結合剤と、必要(・こ応じて焼結剤・酸化防11−剤
・ファイバー類などを添加する。
形体の用途に応じて、骨拐の種タエ1を決定し、これを
密充填が得られるように11E粒・中粒・微粒に調整し
、結合剤と、必要(・こ応じて焼結剤・酸化防11−剤
・ファイバー類などを添加する。
鋳込み時(・こは、外掛で3〜10wt%の水分と、分
散剤などを添加し、予じめ混練する。
散剤などを添加し、予じめ混練する。
第1図にもとづき、本発明方法によ−て耐人物を真空振
動鋳込みする一態様を示す。まず、防振部拐」と振動機
2を備えた台座3をこ型4を固定し、この型4内に1)
IJ記のとおり調整した材料5を投入する。つぎに、型
4内の拐料5&二上部開放の小孔6を多数形成する。小
孔6の径・個数などは成形体の大きさに合せて適宜決定
するものであるが、−・例を示すと、1〜10咽φを2
0〜100朋間隔で形成する。小孔6の深さは深いほど
効果的である。
動鋳込みする一態様を示す。まず、防振部拐」と振動機
2を備えた台座3をこ型4を固定し、この型4内に1)
IJ記のとおり調整した材料5を投入する。つぎに、型
4内の拐料5&二上部開放の小孔6を多数形成する。小
孔6の径・個数などは成形体の大きさに合せて適宜決定
するものであるが、−・例を示すと、1〜10咽φを2
0〜100朋間隔で形成する。小孔6の深さは深いほど
効果的である。
つぎに、型4を気密箱7で覆い、型4内を密閉する。図
には示していないが、型4の土1部開放部を直接覆、て
密閉してもよい。気密箱7の一端に真空ポンプの吸引管
8を連結し、型4丙を減圧する。]A料5は小孔6を形
成したことにより、減圧Fで脱気が促進される。
には示していないが、型4の土1部開放部を直接覆、て
密閉してもよい。気密箱7の一端に真空ポンプの吸引管
8を連結し、型4丙を減圧する。]A料5は小孔6を形
成したことにより、減圧Fで脱気が促進される。
ところで、減圧を進めて(・くと、ある気圧以下になる
と成形体の気孔率が急激に大きくなることが実験の結果
、明らかとなった。第2図は、常温下(15°C)+こ
おいて、型内の気圧と、成形体の気孔率の関係を示した
グラフである。これは材料に添加されている水分の飽和
蒸気圧が、型内の気圧より大きくな−たとき、水分が沸
騰して成形体に空隙を形成するためと思われる。
と成形体の気孔率が急激に大きくなることが実験の結果
、明らかとなった。第2図は、常温下(15°C)+こ
おいて、型内の気圧と、成形体の気孔率の関係を示した
グラフである。これは材料に添加されている水分の飽和
蒸気圧が、型内の気圧より大きくな−たとき、水分が沸
騰して成形体に空隙を形成するためと思われる。
本発明では、この結果にもとづいて、減圧を。
0 、003気圧以」−に限定した。また、減圧の1.
限は、十分な脱気効果が得られるように少なくとも0.
3気圧以下とする。
限は、十分な脱気効果が得られるように少なくとも0.
3気圧以下とする。
脱気が終えると振動機2を駆動し、型4を介して材料5
に加振する。加振力は例えば2〜6Gとし、成形体の大
祭さなどに合せて定める。
に加振する。加振力は例えば2〜6Gとし、成形体の大
祭さなどに合せて定める。
加振によって材料が充填した後は、加振した状態で徐々
に大気圧にもどす。これを、加振を止めた後、直ちに大
気圧にもどすと、材料中の気泡が減圧下で膨張したまま
で残留するので、大きな気孔を形成する。これに対し本
発明方法では、加振した状態で徐々に大気圧にもどすこ
とにより、拐料の充填圧力で気泡が収縮し、緻密な成形
体が得られる。実験をこよると、0.035〜0.99
7気圧/分の速度で大気圧にもどすと十分な効果が得ら
れた。減圧−大気圧の操作は、例えば気密箱に設けたコ
ック9で行う。
に大気圧にもどす。これを、加振を止めた後、直ちに大
気圧にもどすと、材料中の気泡が減圧下で膨張したまま
で残留するので、大きな気孔を形成する。これに対し本
発明方法では、加振した状態で徐々に大気圧にもどすこ
とにより、拐料の充填圧力で気泡が収縮し、緻密な成形
体が得られる。実験をこよると、0.035〜0.99
7気圧/分の速度で大気圧にもどすと十分な効果が得ら
れた。減圧−大気圧の操作は、例えば気密箱に設けたコ
ック9で行う。
鋳込み成形は以1−の手順で完了する。後は常法どおり
脱型し、乾燥後、必要により焼成する。
脱型し、乾燥後、必要により焼成する。
本発明によれば、鋳込み成形品では不可能とされていた
緻密質の成形体が得られ、高強度・高耐食性が要求され
る部位であっても、従来のプレス成形品に変えて鋳込み
成形品を使用することができる。その結果複雑形状や大
型形状のものが、容易に成形できるという鋳込み成形の
効果がいかA、なく発揮され、耐火物の製造コスト低減
、これを内張した容器の寿命向」−・築炉の迅速化を図
ることができる。
緻密質の成形体が得られ、高強度・高耐食性が要求され
る部位であっても、従来のプレス成形品に変えて鋳込み
成形品を使用することができる。その結果複雑形状や大
型形状のものが、容易に成形できるという鋳込み成形の
効果がいかA、なく発揮され、耐火物の製造コスト低減
、これを内張した容器の寿命向」−・築炉の迅速化を図
ることができる。
実施例
つぎの方法で800 x−500x 400−のSiC
質ブツブ1Jりを鋳込み成形した。
質ブツブ1Jりを鋳込み成形した。
伏 化 珪 素 95=wt%
シリカフラワー 4w11%
結 合 剤 1 wL %
以りの配合物に外掛て水分5wL%および分散剤Q、3
wL%を添加・混練してなる材料を型内に投入し、小孔
(5Hφ×深さ、型内材ネSlの全長)を5011I+
間隔で設け、密閉後、0.1気圧の減圧Fで5分間脱気
した。次いて4Gの加振力に−c5分間充填した。大気
叩にもどす際は加振した状態で、0.18気圧、7分の
速度で徐々にもどした。
wL%を添加・混練してなる材料を型内に投入し、小孔
(5Hφ×深さ、型内材ネSlの全長)を5011I+
間隔で設け、密閉後、0.1気圧の減圧Fで5分間脱気
した。次いて4Gの加振力に−c5分間充填した。大気
叩にもどす際は加振した状態で、0.18気圧、7分の
速度で徐々にもどした。
・その結果、得られた成形体には気泡かはとA7どなく
、認められる気泡もその径はきわめ°C小さい。成形体
を1.40ON;で還元焼成後、測定した物性値は次の
とおり。
、認められる気泡もその径はきわめ°C小さい。成形体
を1.40ON;で還元焼成後、測定した物性値は次の
とおり。
嵩比重 ; 2.68
気孔率 ; 14.8%
圧縮強さ i 1,350%
熱間曲げ強す(11L1200t; ) 500 %比
較例1 型内に投入した材料に脱気孔となる小孔を形成せず、他
は前記実施例と同じ材料、同じ方法をもって鋳込み成形
した。
較例1 型内に投入した材料に脱気孔となる小孔を形成せず、他
は前記実施例と同じ材料、同じ方法をもって鋳込み成形
した。
得られた成形体は、F部に多くの気泡が残存していた。
成形体の物性値は次のとおり。
嵩比重 2.61
気孔率 16,4%
圧縮強さ 1.120−
熱間曲げ強さく at 1200 ’b ) 440
”jA比較例2 減圧時の型内の気圧を0.5 (al15℃)と高くし
、他は上記実施例と同じ材料、同じ方法にて鋳込み成形
を行った。
”jA比較例2 減圧時の型内の気圧を0.5 (al15℃)と高くし
、他は上記実施例と同じ材料、同じ方法にて鋳込み成形
を行った。
成形体には大きな気泡が多数、残存して0た。
成形体の物性値は次のとおり。
嵩田重 257
気孔率 17.0%
圧縮強さ 1,050%
熱間曲げ強さくact2oo℃)380%比較例3
材料への加振を止めた後、直ちに型内を減圧Fから大気
圧にもどし、他は上記実施例と同じ方法にて鋳込み成形
を行った。
圧にもどし、他は上記実施例と同じ方法にて鋳込み成形
を行った。
成形体の気泡数は少ないが、個々の気泡は大きかった。
成形体の物性値は次のとおり。
嵩比重 264
気孔率 15.0%
圧縮強さ 1 、250贅
熱間曲げ強さく at 1200°C)465kMなお
、実施例および比較例における物性値は次の方法で測定
した。
、実施例および比較例における物性値は次の方法で測定
した。
(1)嵩比重・気孔率; JIS−R2205−74(
2)圧縮強さ;JIS−R2206−77(3)熱間曲
げ強さ;スパン50wR,還元雰囲気電気炉中で測定 以上の結果からも本発明効果は明らかである。
2)圧縮強さ;JIS−R2206−77(3)熱間曲
げ強さ;スパン50wR,還元雰囲気電気炉中で測定 以上の結果からも本発明効果は明らかである。
第1図11、本発明の実施の一態様を示す。
第2図は、型内の気圧と成形体の気孔率の関係を示すグ
ラフ。 1・・・防振部材 5・・・41 料 2・・・振動機 6・・・小 孔 3・・・台 座 7・・気密箱 4・・・型 8・・・吸引管 特許出願人 播磨耐火煉瓦株式会社
ラフ。 1・・・防振部材 5・・・41 料 2・・・振動機 6・・・小 孔 3・・・台 座 7・・気密箱 4・・・型 8・・・吸引管 特許出願人 播磨耐火煉瓦株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (C1)型内に投入した材料に」一部開放の小孔を多数
形成し、この型内を0.003〜0.3気圧に減圧後、
加振して材料を充填し、さらに加振した状態で徐々に大
気圧にもどすことを特徴とする、真空振動鋳込み成形方
法。 (2)加振力が2〜6Gである特許請求の範囲第1項記
載の成形方法。 (310,035〜0.997気圧/分の速度で除々に
大気圧にもどす特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59039500A JPS60183104A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 真空振動鋳込み成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59039500A JPS60183104A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 真空振動鋳込み成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60183104A true JPS60183104A (ja) | 1985-09-18 |
JPH0354604B2 JPH0354604B2 (ja) | 1991-08-20 |
Family
ID=12554763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59039500A Granted JPS60183104A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 真空振動鋳込み成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60183104A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997007948A1 (fr) * | 1995-08-26 | 1997-03-06 | Toto Ltd. | Procede de coulage en barbotine de poudres, moule utilise selon ce procede et procede de production de corps poreux a alveoles ouvertes a l'aide dudit moule |
JPH1034617A (ja) * | 1996-07-25 | 1998-02-10 | Shinagawa Refract Co Ltd | 不定形耐火物の減圧振動成形装置 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP59039500A patent/JPS60183104A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997007948A1 (fr) * | 1995-08-26 | 1997-03-06 | Toto Ltd. | Procede de coulage en barbotine de poudres, moule utilise selon ce procede et procede de production de corps poreux a alveoles ouvertes a l'aide dudit moule |
US6165398A (en) * | 1995-08-26 | 2000-12-26 | Toto Ltd. | Method of slip casting powdery material, using a water resistant mold with self-water absorbent ability |
US6866803B1 (en) | 1995-08-26 | 2005-03-15 | Toto Ltd. | Mold for use in slip casting method, and method of manufacturing open porous body for use in mold |
JPH1034617A (ja) * | 1996-07-25 | 1998-02-10 | Shinagawa Refract Co Ltd | 不定形耐火物の減圧振動成形装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0354604B2 (ja) | 1991-08-20 |
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