JPS6017846Y2 - コイル巻回用ボビン - Google Patents
コイル巻回用ボビンInfo
- Publication number
- JPS6017846Y2 JPS6017846Y2 JP9726479U JP9726479U JPS6017846Y2 JP S6017846 Y2 JPS6017846 Y2 JP S6017846Y2 JP 9726479 U JP9726479 U JP 9726479U JP 9726479 U JP9726479 U JP 9726479U JP S6017846 Y2 JPS6017846 Y2 JP S6017846Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- coil
- leg portion
- circuit board
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はモータ、トランス、スピーカ等に用いられるコ
イルを巻回するためのボビンの構造に関し、特にコイル
の端末処理及びボビンのプリント基板等への取付けを容
易に行うことができるようにしたものである。
イルを巻回するためのボビンの構造に関し、特にコイル
の端末処理及びボビンのプリント基板等への取付けを容
易に行うことができるようにしたものである。
第1図は従来の扁平型ブラシレス直流モータの固定子と
して用いられるコイル1を巻線機によりボビン2に巻回
する様子を示すものである。
して用いられるコイル1を巻線機によりボビン2に巻回
する様子を示すものである。
ボビン2にはフランジ3,4が設けられ、一方のフラン
ジ4には鉤形に屈曲された脚部5が設けられている。
ジ4には鉤形に屈曲された脚部5が設けられている。
このボビン2は巻線機の回転軸6に嵌め込まれている。
先ず巻線機に設けられたノズル7をボビン2の上方に持
ち来し、次に回転軸6を回転させることによりノズル7
から導出された導線8をボビン2に巻回する。
ち来し、次に回転軸6を回転させることによりノズル7
から導出された導線8をボビン2に巻回する。
所定回数の巻線終了後、ノズル7を7′の位置まで移動
させる。
させる。
フランジ4には第2図に示すように切欠き9が設けられ
ており、ノズル7の上記移動により、巻回されたコイル
1の端末1aが上記切欠き9を通って脚部5に持ち来さ
れる。
ており、ノズル7の上記移動により、巻回されたコイル
1の端末1aが上記切欠き9を通って脚部5に持ち来さ
れる。
この状態でノズル7を矢印aのように回転させて端末1
aを脚部5に数回巻付る。
aを脚部5に数回巻付る。
巻付は終了後、導線8を切断し、ボビン2を回転軸6か
ら取外す。
ら取外す。
以上のようにしてコイル1が巻回され、また端末処理が
威されたボビン2は、第3図に示すようにしてプリント
基板10に取付けられる。
威されたボビン2は、第3図に示すようにしてプリント
基板10に取付けられる。
このプリント基板10には第4図に示すような鉤形の切
欠き11が設けられており、この切欠き11にボビン2
の脚部5を挿入して、この脚部5に巻付けられた端末1
aを配線パターン12と接触させる。
欠き11が設けられており、この切欠き11にボビン2
の脚部5を挿入して、この脚部5に巻付けられた端末1
aを配線パターン12と接触させる。
次にこの端末1aと配線パターン12とを半田付け13
することによって、ボビン2を固定すると共にコイル1
と配線パターン12との電気的接続が威される。
することによって、ボビン2を固定すると共にコイル1
と配線パターン12との電気的接続が威される。
しかしながらこのような構造のボビン2は脚部5が鉤形
に形成されているため、この脚部5が挿入されるプリン
ト基板10にも第4図のように鉤形の切欠き11を設け
なければならない。
に形成されているため、この脚部5が挿入されるプリン
ト基板10にも第4図のように鉤形の切欠き11を設け
なければならない。
またこの切欠き11に脚部5を挿入する際も、ボビン2
を適当な方向に何回か動かしながら挿入しなければなら
ず、ボビン2の取付は操作が難しい。
を適当な方向に何回か動かしながら挿入しなければなら
ず、ボビン2の取付は操作が難しい。
第5図は従来の他の例を示すもので、ボビン2として、
棒状の脚部5が設けられているものを用いた場合である
。
棒状の脚部5が設けられているものを用いた場合である
。
この場合は、先ず第1図と同様i、= t、 テ:rイ
ル1の巻回も行った後、ノズル7を7′の位tまで移動
させた後、次にこのノズル7′を90°回転させて、脚
部5と対向させる。
ル1の巻回も行った後、ノズル7を7′の位tまで移動
させた後、次にこのノズル7′を90°回転させて、脚
部5と対向させる。
次にノズル7′を矢印す方向に回転させて端末1aを脚
部5に巻付ける。
部5に巻付ける。
この第5図のボビン2を用いれば、プリント基板10に
は脚部5を挿入するための丸孔を設けるのみでよく、ま
たボビン2の取付けも容易となる。
は脚部5を挿入するための丸孔を設けるのみでよく、ま
たボビン2の取付けも容易となる。
しかしながら、ノズル7の移動方向が第1図の場合に比
べて複雑となり、このため巻線機におけるノズルの駆動
機構が複雑になると云う新たな問題が生じる。
べて複雑となり、このため巻線機におけるノズルの駆動
機構が複雑になると云う新たな問題が生じる。
本考案はプリント基板への取付を容易とし、且つノズル
の駆動機構を簡略化することのできるボビンを提供する
もので、以下本考案の実施例を図面と共に説明する。
の駆動機構を簡略化することのできるボビンを提供する
もので、以下本考案の実施例を図面と共に説明する。
第6図は本考案によるボビン20を示すものである。
このボビン20はフランジ21.22が設けられると共
に、フランジ22に脚部23及び切欠き24が設けられ
た構造となっている。
に、フランジ22に脚部23及び切欠き24が設けられ
た構造となっている。
脚部23は図示のように巻回されるコイルの軸方向と略
平行に突出された後、上記軸方向と略垂直方向に屈曲さ
れ、上記軸方向に対して略垂直方向に且つホビン22の
外径方向に屈曲され、さらにその先端部23aが上記軸
方向と略平行な方向に突出された形状を有している。
平行に突出された後、上記軸方向と略垂直方向に屈曲さ
れ、上記軸方向に対して略垂直方向に且つホビン22の
外径方向に屈曲され、さらにその先端部23aが上記軸
方向と略平行な方向に突出された形状を有している。
第7図は上記ボビン20にコイル1を巻回する様子を示
したもので、ノズル7は第1図の場合と同様に移動させ
ることによって、脚部23の先端部23aに端末1aを
巻付けることができる。
したもので、ノズル7は第1図の場合と同様に移動させ
ることによって、脚部23の先端部23aに端末1aを
巻付けることができる。
またプリント基板10には先端部23aを挿入するため
の丸孔を設けるだけでよい。
の丸孔を設けるだけでよい。
第8図は脚部23の他の実施例を示すものである。
この実施例では先端部23aにガイド溝23bを設け、
このガイド溝23bに端末1aを巻付けるようにしであ
る。
このガイド溝23bに端末1aを巻付けるようにしであ
る。
第9図にボビン20をプリント基板10に取付けたもの
を扁平形ブラシレスモータに組込んだ場合の実施例を示
す。
を扁平形ブラシレスモータに組込んだ場合の実施例を示
す。
図において、25は取付枠、26は軸受、27は回転軸
、28は取付はボス、29はヨーク、30はリング状マ
グネット、31はヨークである。
、28は取付はボス、29はヨーク、30はリング状マ
グネット、31はヨークである。
プリント基板10にはコイル1が巻回されたボビン20
が複数個取付けられている。
が複数個取付けられている。
このプリント基板10には、挿通孔32が設けられてお
り、この挿通孔32に脚部23が挿入され、端末1aが
配線パターン33と半田付け34されている。
り、この挿通孔32に脚部23が挿入され、端末1aが
配線パターン33と半田付け34されている。
ヨーク29とマグネット30とにより回転子が構成され
、ヨーク31とコイル1とにより固定子が構成されてい
る。
、ヨーク31とコイル1とにより固定子が構成されてい
る。
上記構成において、複数個のコイル1に順次に電流を通
じると、この電流がマグネット30の磁束と鎖交して回
転力が得られる。
じると、この電流がマグネット30の磁束と鎖交して回
転力が得られる。
第10図は4個のコイル1を一体的にモールドして成る
コイルモールド体35を示す。
コイルモールド体35を示す。
このモールド体35は合成樹脂をコイル1と共に一体成
形して成るもので、図示のように円板状を威し、中央に
軸挿通孔36が設けられると共に、下部に複数個の脚部
37が設けられている。
形して成るもので、図示のように円板状を威し、中央に
軸挿通孔36が設けられると共に、下部に複数個の脚部
37が設けられている。
また4個のコイル1が挿通孔36の90°間隔で配置さ
れて埋設されている。
れて埋設されている。
各コイル1の上面及び下面は露出され、またコイルの内
径孔1bには樹脂は無く透孔となっている。
径孔1bには樹脂は無く透孔となっている。
各コイル1の端末1aが脚部37巻回されている。
このようなモール体35は、プリント基板10に取付け
られて第9図のようなモータに組み込むことができる。
られて第9図のようなモータに組み込むことができる。
尚、脚部37は第1図のボビン2の脚部5と同じ形状で
あるが、この脚部37を第7図又は第8図の脚部23と
同じ形状としてもよい。
あるが、この脚部37を第7図又は第8図の脚部23と
同じ形状としてもよい。
本考案は、フランジが設けられると共にこのフランジの
コイル巻回側とは反対側の面に脚部が設けられ、上記脚
部は上記巻回される上記コイルの軸方向と略平行な方向
に突出され後、上記軸方向に対して略垂直方向に且つ上
記フランジの外径方向に屈曲され、さらに上記軸方向と
略平行な方向に突出された形状を有するコイル巻回用ボ
ビンに係るものである。
コイル巻回側とは反対側の面に脚部が設けられ、上記脚
部は上記巻回される上記コイルの軸方向と略平行な方向
に突出され後、上記軸方向に対して略垂直方向に且つ上
記フランジの外径方向に屈曲され、さらに上記軸方向と
略平行な方向に突出された形状を有するコイル巻回用ボ
ビンに係るものである。
従って本考案によれば、プリント基板等への取付けの容
易な、且つコイルの巻回と端末処理の容易な斯種コイル
用ボビンを得ることができる。
易な、且つコイルの巻回と端末処理の容易な斯種コイル
用ボビンを得ることができる。
;
第1図は従来のボビンに巻線する様子を示す要部の側面
図、第2図は第1図のボビンの要部斜視図、第3図は第
1図のボビンをプリント基板に取付けた状態を示す側面
図、第4図は上記プリント基板の要部斜視図、第5図は
従来の他の例を示す側面図、第6図は本考案の実施例を
示すボビンの側面図、第7図は第6図のボビンの要部斜
視図、第8図はボビンの脚部の他の実施例を示す要部斜
視図、第9図は本考案ボビンを扁平型ブラシレスモータ
に組み込んだ状態を示す側面図、第10図は上記モータ
に組込むことのできるコイルモールド体の斜視図である
。 なお図面に用いられている符号において、1・・・ ・・・コイル、1a・・・・・・端末、20・・・・・
・ボビン、1.22・・・・・・フランジ、23・・・
・・・脚部。
図、第2図は第1図のボビンの要部斜視図、第3図は第
1図のボビンをプリント基板に取付けた状態を示す側面
図、第4図は上記プリント基板の要部斜視図、第5図は
従来の他の例を示す側面図、第6図は本考案の実施例を
示すボビンの側面図、第7図は第6図のボビンの要部斜
視図、第8図はボビンの脚部の他の実施例を示す要部斜
視図、第9図は本考案ボビンを扁平型ブラシレスモータ
に組み込んだ状態を示す側面図、第10図は上記モータ
に組込むことのできるコイルモールド体の斜視図である
。 なお図面に用いられている符号において、1・・・ ・・・コイル、1a・・・・・・端末、20・・・・・
・ボビン、1.22・・・・・・フランジ、23・・・
・・・脚部。
Claims (1)
- フランジが設けられると共にこのフランジのコイル巻回
側とは反対側の面に脚部が設けられ、上記脚部は上記巻
回される上記コイルの軸方向と略平行な方向に突出され
た後、上記軸方向に対して略垂直方向に且つ上記ボビン
の外径方向に屈曲され、さらに上記軸方向と略平行な方
向に屈曲された形状に形成されているコイル巻回用ボビ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9726479U JPS6017846Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | コイル巻回用ボビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9726479U JPS6017846Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | コイル巻回用ボビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5615005U JPS5615005U (ja) | 1981-02-09 |
JPS6017846Y2 true JPS6017846Y2 (ja) | 1985-05-31 |
Family
ID=29330071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9726479U Expired JPS6017846Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | コイル巻回用ボビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017846Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003189522A (ja) * | 2001-12-21 | 2003-07-04 | Namiki Precision Jewel Co Ltd | 小型扁平モータ、小型扁平ファンモータ並びに同モータを備える空気強制供給型空気電池、小型扁平振動モータ並びに同モータを備える携帯用情報機器 |
JP6283778B2 (ja) * | 2014-12-26 | 2018-02-21 | 皓二 反田 | ステーターの製造方法 |
-
1979
- 1979-07-13 JP JP9726479U patent/JPS6017846Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5615005U (ja) | 1981-02-09 |
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