JPS6017571Y2 - 密封装置 - Google Patents

密封装置

Info

Publication number
JPS6017571Y2
JPS6017571Y2 JP1977006421U JP642177U JPS6017571Y2 JP S6017571 Y2 JPS6017571 Y2 JP S6017571Y2 JP 1977006421 U JP1977006421 U JP 1977006421U JP 642177 U JP642177 U JP 642177U JP S6017571 Y2 JPS6017571 Y2 JP S6017571Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
seal member
housing
sealing
circumferential surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977006421U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53101963U (ja
Inventor
義昭 大野
耕三 古野
清文 石渡
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
Priority to JP1977006421U priority Critical patent/JPS6017571Y2/ja
Publication of JPS53101963U publication Critical patent/JPS53101963U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6017571Y2 publication Critical patent/JPS6017571Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液槽中に直立して突出する駆動軸の周面に対す
る密封装置に関する。
例えば洗濯機の駆動軸の如く液槽の底部を貫通して液槽
中に突出する駆動軸に対しては槽内の液が駆動軸の周面
に沿って槽外へ流出しない様にする手段を必要とする。
第1図に例示する従来から用いられている構造のものに
おいては駆動軸1の周面に対して密封的に摺接するシー
ル部材2を軸方向に2個配列してハウジング3に装着し
て液が槽外に漏出することを阻止しているが、此の型式
においてはシール部材2のリップ部が液内に浸漬されて
いるために完全なシール性を期待することが出来ない。
本考案は駆動軸に下向きに固着された椀形のエアーキャ
ップによってシール部材及び又はシール部材が装着され
ているハウジングを覆い、エアーキャップとシール部材
の間に形成される空所に封入される空気によって槽内の
液がシール部材と駆動軸周面の接触部へ達することを阻
止して、液の漏出を防止するものである。
以下図面に基づいて本考案の詳細を説明する。
第2図及び第3図において中央に駆動軸1に対する嵌合
孔12を有し、下面に駆動軸外周面と弾性的に係合する
弾性材製のシールリップ13が装着等によって固着され
ている円板形状の頂板11の外周端から円筒部14が伸
びている構造を有するエアーキャップ10を駆動軸1に
よって駆動される回転体4と共に駆動軸1に固着させて
、前記円筒部14の下端15が駆動軸1の周面と密封的
に摺接するシール部材2の上端5及びシール部材が装着
されているハウジング3の上端6の内少なくとも高い位
置にあるものに比して低い位置を占める様になして、エ
アーキャップ10.駆動軸1の周面及びシール部材2に
よって空所16を形成し、該空所16内に封じ込められ
た空気によって槽内の液がシール部材2及び駆動軸1の
周面の摺接部へ達することを阻止させる構造となってい
る。
エアーキャップ10の円筒部下端15は第2図の場合は
ハウジング3の上端6に対し、第3図の場合はシール部
材2の上端5に対し、許される範囲内で出来る限り下方
へ伸ばされることが好ましい。
第2図に示す実施例においてはハウジング3の、シール
部材2の上方に空所8が形成されており、該ハウジング
空所δ内にグリース又はオイルを充填することにより前
記したエアーキャップ空所16内に封じられた空気がシ
ール部材2及び駆動軸1の摺接部へ達することが阻止さ
れる。
尚、第4図の実施例においてはハウジング3の上端部に
L字状断面形状を呈するカバー7が装着されて、駆動軸
1の周面との間に形成されるハウジング空所8内に充填
されたグリース又はオイルが運転中、運搬中等において
飛散することを防止し、空気遮断性能を完全ならしめ得
る構造が示されている。
尚、2個のシール部材間の空所2′に充填されるグリー
ス並びに前記したハウジング空所8内に充填されるグリ
ース又はオイルは、槽内の液に比して大なる比重を有す
るものであることが好ましい。
これは万一、液が此の部位へ達した場合に前記した比重
の相違によってグリース或いはオイルと置換されにくく
なるからである。
本考案の密封装置が前記した構成要件を備えていること
によりエアーキャップ空所に封じられた空気が槽内液の
侵入を排除するので液の漏出が防止され、更にシール部
材が装着されているハウジング上部の空所及びシール部
材間の空所内に充填されたグリース又はオイルが、エア
ーキャップ空所内に封じられた空気がシール部材及び駆
動軸周面の摺接部に達することを阻止するので、該摺接
部を通って前記全所内空気が槽外へ洩出することが防止
され、装置が長期間にわたって正常に稼動し得る効果が
もたらされることが期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は液槽内直室軸に対する従来の密封装置の構造例
を示す縦断面図、第2図及び第3図は本考案による液槽
内直立回転軸の密封装置の構造を示す縦断面図、第4図
は第2図の実施例にグリースカバーを加えた構造を示す
縦断面図である。 1・・・・・・駆動軸、2・・・・・・シール部材、2
′・・・・・・シール部材間空所、3・・・・・・ハウ
ジング、4・・・・・・回転体、5・・・・・・シール
部材上端、6・・・・・・ハウジング上端、7・・・・
・・グリースカバー、8・・・・・・ハウジング空所、
10・・・・・・エアーキャップ、11・・・・・・頂
板、12・・・・・・嵌合孔、13・・・・・・シール
リップ、14・・・・・・円筒部、15・・・・・・円
筒部下端、16・・・・・・エアーキャップ空所。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 円板状の頂板11及び該頂板11の径方向外周端部
    から軸方向下方へ延びる円筒部14から戊るエアーキャ
    ップ10を、液槽中に突出する駆動軸1に固着させて、
    前記円筒部14の下端15が駆動軸1の外周面に密封的
    に摺接するシール部材2又は該シール部材2が装着され
    ているハウジング3の軸方向上端面に比して下方に位置
    していることを特徴とする密封装置。 2 駆動軸1の周面と密封的に摺接するシール部材2が
    取付けられているハウジング8の開口をL字状の断面形
    状を呈するカバー7を以って塞ぎ、シール部材2、カバ
    ー7及び駆動軸1の周面によって形成される空所8内に
    グリース又はオイルを充填したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の密封装置。
JP1977006421U 1977-01-21 1977-01-21 密封装置 Expired JPS6017571Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977006421U JPS6017571Y2 (ja) 1977-01-21 1977-01-21 密封装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977006421U JPS6017571Y2 (ja) 1977-01-21 1977-01-21 密封装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53101963U JPS53101963U (ja) 1978-08-17
JPS6017571Y2 true JPS6017571Y2 (ja) 1985-05-29

Family

ID=28693144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977006421U Expired JPS6017571Y2 (ja) 1977-01-21 1977-01-21 密封装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6017571Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0225016Y2 (ja) * 1985-08-01 1990-07-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53101963U (ja) 1978-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106555868B (zh) 多功能车车轴齿轮箱密封结构
US3140794A (en) Fuel tank cap
JPS6017571Y2 (ja) 密封装置
IE46002B1 (en) Improvements in or relating to plain bearings
JPH07190076A (ja) スラスト軸受組立体
JPS5810618B2 (ja) 密封ブツシユ
US4279975A (en) Hermetic seal closure
US4602482A (en) Cap seal structure in reservoir tank for master cylinder
KR100641019B1 (ko) 윤활유 저장조
CN205534212U (zh) 一种微正压卫生级搅拌装置
JPS5833332Y2 (ja) ジクフウソウチ
KR20000002518U (ko) 믹서 분쇄기용 나이프 고정대의 씰링구조
JPS5938391Y2 (ja) 液体充填装置
JPH042838Y2 (ja)
JPS592503Y2 (ja) 液面検出装置
JPS58615Y2 (ja) リザ−バタンク
JPS5814271Y2 (ja) 密封装置
JP4506457B2 (ja) 樹脂製リザーバ
JPS5829348Y2 (ja) 水中回転機械の軸封装置
JPS5826910Y2 (ja) 容器のキャップ装置
JPS6235262Y2 (ja)
JPS5815702Y2 (ja) 密封装置
JPH0126540Y2 (ja)
SU1687468A1 (ru) Пробка топливного бака мотоцикла
JPS6134205Y2 (ja)