JPH0126540Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0126540Y2 JPH0126540Y2 JP8045681U JP8045681U JPH0126540Y2 JP H0126540 Y2 JPH0126540 Y2 JP H0126540Y2 JP 8045681 U JP8045681 U JP 8045681U JP 8045681 U JP8045681 U JP 8045681U JP H0126540 Y2 JPH0126540 Y2 JP H0126540Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reservoir
- cap
- oil
- hole
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 16
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば動力舵取装置等に使用される
作動油を溜めるリザーバに関するものである。
作動油を溜めるリザーバに関するものである。
一般にこの種リザーバにおいては自動車用エン
ジンにブラケツトを介して取付られるため、この
振動が伝えられ、特にエンジンの高速回転時には
振動によつてリザーバ内に溜められた作動油の油
面が波立ち、その一部は第1図に示すように細か
い油滴となつてキヤツプ15の下面に向つて噴き
上がる。このキヤツプ15には油面の上下動に伴
つてエアを出入れするエア通路25が形成されて
おり、この油滴はエア通路25を介してリザーバ
10の外部に流出し、油洩れを生じる。
ジンにブラケツトを介して取付られるため、この
振動が伝えられ、特にエンジンの高速回転時には
振動によつてリザーバ内に溜められた作動油の油
面が波立ち、その一部は第1図に示すように細か
い油滴となつてキヤツプ15の下面に向つて噴き
上がる。このキヤツプ15には油面の上下動に伴
つてエアを出入れするエア通路25が形成されて
おり、この油滴はエア通路25を介してリザーバ
10の外部に流出し、油洩れを生じる。
このため従来のリザーバにおいては、開口14
の下方すなわち上蓋12の下面に皿形をなしかつ
中心部に貫通穴21を有するスプラツシユカバー
20を設けているが、このカバー20の貫通穴内
周縁にはキヤツプ15に接近しており、前記カバ
ー20の下面を伝つて貫通穴内周縁に集まつた油
滴はエンジンから伝えられるリザーバ10の振動
によつて再びキヤツプ15の下面に噴上りこのキ
ヤツプ下面よりエア通路25を伝つてリザーバ1
0の外部へ洩れ、完全に油洩れを防止することが
できなかつた。
の下方すなわち上蓋12の下面に皿形をなしかつ
中心部に貫通穴21を有するスプラツシユカバー
20を設けているが、このカバー20の貫通穴内
周縁にはキヤツプ15に接近しており、前記カバ
ー20の下面を伝つて貫通穴内周縁に集まつた油
滴はエンジンから伝えられるリザーバ10の振動
によつて再びキヤツプ15の下面に噴上りこのキ
ヤツプ下面よりエア通路25を伝つてリザーバ1
0の外部へ洩れ、完全に油洩れを防止することが
できなかつた。
本考案は従来のこのような不具合を解消するた
めになされたもので、その目的とするところは前
記貫通穴内周縁を下方向に折曲げて油滴がキヤツ
プに向つて噴上がらないようになし、油洩れを確
実に防止することである。
めになされたもので、その目的とするところは前
記貫通穴内周縁を下方向に折曲げて油滴がキヤツ
プに向つて噴上がらないようになし、油洩れを確
実に防止することである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第2図において10はリザーバで、このリザ
ーバ10は有底筒状のリザーバ本体11と、この
リザーバ本体11の上部にシール部材13を介し
て折曲接合された上蓋12より構成され、この上
蓋12に形成された開口14をキヤツプ15にて
閉止するようになつている。このキヤツプ15は
外キヤツプ部材16ならびに内キヤツプ部材17
よりなり、この内キヤツプ部材17の周縁部には
ゴムパツキン18が装着され、また中心部下面に
レベルゲージ19が取付られている。さらに前記
リザーバ10内には開口14の下方すなわち上蓋
12の下面にスプラツシユカバー20が取付られ
ている。このスプラツシユカバー20は皿形をな
し、その中心部には貫通穴21が形成され、この
貫通穴21の内周縁にはリザーバ10の底に向つ
て次第に大径となる円筒状の折曲げ部22が形成
されている。
る。第2図において10はリザーバで、このリザ
ーバ10は有底筒状のリザーバ本体11と、この
リザーバ本体11の上部にシール部材13を介し
て折曲接合された上蓋12より構成され、この上
蓋12に形成された開口14をキヤツプ15にて
閉止するようになつている。このキヤツプ15は
外キヤツプ部材16ならびに内キヤツプ部材17
よりなり、この内キヤツプ部材17の周縁部には
ゴムパツキン18が装着され、また中心部下面に
レベルゲージ19が取付られている。さらに前記
リザーバ10内には開口14の下方すなわち上蓋
12の下面にスプラツシユカバー20が取付られ
ている。このスプラツシユカバー20は皿形をな
し、その中心部には貫通穴21が形成され、この
貫通穴21の内周縁にはリザーバ10の底に向つ
て次第に大径となる円筒状の折曲げ部22が形成
されている。
本考案のリザーバ10は前記したようにスプラ
ツシユカバー20の貫通穴内周縁に折曲げ部22
を形成した構成であるため、油面が波立つてスプ
ラツシユカバー20の下面に付着しても、この油
滴はカバー20の下面より折曲げ部22を伝つて
再び油面上へ落される。この折曲げ部22はリザ
ーバ10の底部に向つて次第に大径になる形状を
しているため、油が折曲げ部の内周面を伝つてス
プラツシユカバーの上面に移動することはなく、
しかもその折曲げ部22の下端はキヤツプ15よ
り相当離れた位置にあるため、リザーバ10が振
動しても油滴がキヤツプ15側に飛び移るおそれ
は全くなく、確実に油洩れが防止できる利点を有
する。
ツシユカバー20の貫通穴内周縁に折曲げ部22
を形成した構成であるため、油面が波立つてスプ
ラツシユカバー20の下面に付着しても、この油
滴はカバー20の下面より折曲げ部22を伝つて
再び油面上へ落される。この折曲げ部22はリザ
ーバ10の底部に向つて次第に大径になる形状を
しているため、油が折曲げ部の内周面を伝つてス
プラツシユカバーの上面に移動することはなく、
しかもその折曲げ部22の下端はキヤツプ15よ
り相当離れた位置にあるため、リザーバ10が振
動しても油滴がキヤツプ15側に飛び移るおそれ
は全くなく、確実に油洩れが防止できる利点を有
する。
第1図は従来のリザーバの要部断面図、第2図
は本考案のリザーバの実施例を示す要部断面図で
ある。 10……リザーバ、14……開口、15……キ
ヤツプ、20……スプラツシユカバー、21……
貫通穴、22……折曲げ部。
は本考案のリザーバの実施例を示す要部断面図で
ある。 10……リザーバ、14……開口、15……キ
ヤツプ、20……スプラツシユカバー、21……
貫通穴、22……折曲げ部。
Claims (1)
- 上部に開口を有し、この開口をキヤツプにて閉
止してなるリザーバにおいて、このリバーザ内に
は、皿形をなしその中心部に貫通穴を形成してな
るスプラツシユカバーを前記開口の下方に固定
し、このスプラツシユカバーの貫通穴内周縁には
リザーバの底部に向つて次第に大径となる円筒状
の折曲げ部を形成したことを特徴とするリザー
バ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8045681U JPH0126540Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8045681U JPH0126540Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57191674U JPS57191674U (ja) | 1982-12-04 |
JPH0126540Y2 true JPH0126540Y2 (ja) | 1989-08-08 |
Family
ID=29876014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8045681U Expired JPH0126540Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0126540Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-29 JP JP8045681U patent/JPH0126540Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57191674U (ja) | 1982-12-04 |
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