JPS60168720A - 改善された加工性を示すコポリエステル−カ−ボネ−ト樹脂 - Google Patents

改善された加工性を示すコポリエステル−カ−ボネ−ト樹脂

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JPS60168720A
JPS60168720A JP59268738A JP26873884A JPS60168720A JP S60168720 A JPS60168720 A JP S60168720A JP 59268738 A JP59268738 A JP 59268738A JP 26873884 A JP26873884 A JP 26873884A JP S60168720 A JPS60168720 A JP S60168720A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/64Polyesters containing both carboxylic ester groups and carbonate groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/68Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
    • C08G63/688Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen containing sulfur

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 コポリエステル−カーボネート樹脂は、その多くの有用
々物理的、機械的性質のため熱可塑性エンジニアリング
材料として用途が増大している種類の強靭な熱可塑性樹
脂の1つである。これらのコポリエステル−カーボネー
ト樹脂は、例工ば強靭さ、可撓性、衝撃強さ、光学的透
明度、及び良好な熱変形温度のようなすぐれた性質を示
す。
従来のコポリエステル−カーボネートは、例えば、2価
フェノール、ジカルボン酸又はその反応性誘導体及びホ
スゲンのようなカーボネート前駆体の反応によって製造
される。これら従来のコポリエステル−カーボネートは
製造方法と共に特に米国特許第3.169.121号に
開示されている。
しかしながら、これらのコポリエステル−カーボネート
樹脂はあいにく加工がかなり困難である3、従って、多
くの点で従来のコポリエステル−カーボネート樹脂妬似
ており、しかも改善された加工性をも示すコポリエステ
ル−カーボネート樹脂を得ることが非常に望ましい。
よって、改善された加工性を示すコポリエステル−カー
ボネート樹脂を得ることが本発明の目的である。
発明の要約 本発明は、 (j)(a)少くとも1種の芳香族ヒドロキシカルボン
酸又はそのエステル形成性反応性誘導体、及び(b)少
くとも1種のジオールの反応生成物である少くとも1種
のモノエステルージオール (11)少くとも1種の2価フェノール及び(iii)
ハロゲン化カルボニルカーボネート前駆体から誘導され
た改善された加工性を示すコポリエステル−カーボネー
ト樹脂に係る。
発明の記載 本発明は、従来のコポリエステル−カーボネートの有用
な性質の大部分を概[7てかなりの程度まで示し、しか
も改善された加工性をも示す熱可塑性芳香族コポリエス
テル−カーボネート樹脂に係る。
簡単に述べると、本発明のコポリエステル−カーボネー
トは重合体鎖中に、くり返(−7カーボネー ト 基 1 (−o−c、−o −) カルボキシレート基 1 (−a−o−) 及び芳香族炭素環基から構成され、少くともいくつかの
カーボネート基と少くともいくつかのカルボキシレート
基が芳香族炭素環基の甲炭素原子に直接結合している。
本発明のコポリエステル−カーボネートは、一般式 %式%) (式中Rは2価芳香族基から選ばれ、 R1け2価脂肪族炭化水素基、2価脂肪族エーテル残基
及び2価芳香族基から選ばれ、 R2は2価フェノールの2価の残基から選ばれる)で表
わされるくり返し構造単位から成る。
式1中のRは2価芳香族基であり、好ましくは一般式 (式中R3は独立に1価炭化水素基及びハロゲン基カラ
aH’し、bけ0〜4の値を有する正のt数である) によって表わされるものである。
R3で表わされろ1価炭化水素基は好ましくはアルキル
及びシクロアルキル基から選ばれる。好ましいアルキル
基は1〜約10個の炭素原子を含有するものである。こ
れらのアルキル基にけ直鎖アルキル基及び枝分れアルキ
ル基が含まれる。こレジのアルキル基のうち限定されな
いいくつかの例をあげるとメチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、ペンチル、ネオペンチル及ヒヘ
キシルがある。好ましいシクロアルキル基は4〜約7個
の環炭素原子を含むものである。これらのシクロアルキ
ル基の限定されないいくつかの例にはシクロブチル、シ
クロペンチル、シクロヘキシル、メチルシクロヘキシル
及びシクロヘゲチルがある。
R3で表わされる好ましいハロゲン基は塩素及び臭素で
ある。
R3置換基が1個以上存在する場合、それらは同じでも
異なっていてもよい。
式I中のR1は2価脂肪族炭化水素基、2価脂肪族エー
テル残基、及び2価芳香族基から選ばれる。
R1で表わされる2価脂肪族炭化水素基にはアルキレジ
基、アルキリデン基、シクロアルキレン基及びシクロア
ルキリデン基がある。好ましい2価脂肪族炭化水素基は
アルキレン基及びシクロアルキレン基である。
好ましいアルキレン基は1〜約20個の炭素原子を含有
するものである。これらのアルキレン基には直鎖アルキ
レン基及び枝分れアルキレン基がある。好ましいシクロ
アルキレン基は4〜約7個の炭素原子を含むものである
R1で表わされる2価脂肪族エーテル残基は一般式 %式% (式中R4はアルキレン及びシクロアルキレン基から選
ばれ、 R5はアルキレン及びシクロアルキレン基から選ばれ、 nは1〜約10までの値を有する正の整数である)によ
って表わされる。
R4及びR5によって表わされる好ましいアルキレン基
は1〜約20個の炭素原子を含むものである。これらの
アルキレン基は直鎖アルキレン基及び枝分れアルキレン
基を含む。R4及びR5で表わされる好ましいシクロア
ルキレン基は4〜約7個の環炭素原子を含むものである
R1で表わされる2価脂肪族炭化水素基及び2価脂肪族
エーテル残基の限定されない例をいくつかあげろと次の
ようなものがある。
−01(、−CH,−1 −CR2(CH2)B CR2−1 −CH,−0H2−0−(’!H,−(!H2−1H3 −CH,−0−aH,−1 CH3 −an、−(OH,)、−OH,− CH3 −aH,−(!H−CH2−及び R1で表わされる2価芳香族基は一般式%式% (式中R6は独立に1価炭化水素基及び・・ロゲン基か
ら選ばれ、Ar は2価芳香族基であり、qは0からA
r 上の置換可能な水素原子の数までの値を有する正の
整数である ) に工っで表わされる。R6によって表わされる1価炭化
水素基にはアルキル基、アリール基、シクロアルキル基
及びアルアルキル及びアルカリール基がある。好ましい
アルキル基は1〜約10個の炭素原子を有するものであ
る。好ましいシクロアルキル基は4〜約7個の環炭素原
子を含有するものである。好ましいアリール基は6〜1
2個の炭素原子を含有するものである。好ましいアルア
ルキル及びアルカリール基は7〜約14個の炭素原子を
含有するものである。
R6で表わされる好ましいノ・ロゲン基は塩素及び臭素
である。
Ar(tits〜12個の炭素原子を有するアIJ−レ
ンヲ含み、フェニレン、ナフチレン及ヒヒフエニレンが
ある。
Ar はまた、アルキレン又はその他の橋かけ基で結合
された2個のフェニレン基も含む。即ち、R1は一般式 (式中R6及びqは前述の定義の通りであり、R7はア
ルキレン、シクロアルキレン、アルキリテン、シクロア
ルキリデン、−〇−1−s−1−S−S−1+1 によって表わされる2価の芳香族基であってもよい。
R7で表わされる好ましいアルキレン基は2〜約10個
の炭素原子を含むものである。これらのアルキレン基に
は直鎖及び枝分れアルキレン基が含壕れる。好ましいア
ルキリデン基は1〜約10個の炭素原子を含むものであ
る。これらのアルキリデン基には直鎖アルキリデン基及
び枝分れアルキリデン基がある。好ましいシクロアルキ
レン及びシクロアルキリデンは4〜約7個の環炭素原子
を有するものである。
式1のR1は好ましくは2価脂肪族炭化水素基及び2価
脂肪族エーテル残基から選ばれる。
弐■のR2は2価フェノールの2価の残基から選ばれる
。好ましい2価フェノールの2価残基は一般式 (式中Wは2価炭化水素基、−〇−1−s−1−S−S
−1o OO ll R8は独立に1価炭化水素基及びハロゲン基より選ばれ
、 2け0〜4オでの値を有する正の整数から独立に選ばれ
、 dは0又け1である ) によって表わされる。
Wで表わされる2価炭化水素基は好ましくはアルキレン
基、アルキリデン基、シクロアルキレン基及びシクロア
ルキリデン基から選ばれる。好ま17いアルキレン基は
2〜約10個の炭素原子を含むものである。これらのア
ルキレン基には直鎖及び枝分れアルキレン基がある。好
ましいアルキリデン基は1〜約10個の炭素原子を含む
ものである。これらのアルキリデン基には直鎖及び枝分
れアルキリデン基がある。好ましいシクロアルキレン及
びシクロアルキリデン基は4〜約7個の環炭素原子を含
むものである。
R8によって表わされる1価炭化水素基にはアルキル基
、シクロアルキル基、アリール基、アルアルキル基及び
アルカリール基がある。好ましいアルキル基は1〜約1
0個の炭素原子を有するものである。好ましいシクロア
ルキル基は4〜約7個の環炭素原子を含むものである。
好ましいアリール基は6〜12個の環炭素原子を含むも
のである。これらの好ましいアリール基にはフェニル、
ナフチル及びビフェニルがある。好ま【7いアルアルキ
ル及びアルカリール基は7〜約14個の炭素原子を含む
ものである。
Haで表わされる好11−2いノ・ロゲン基は塩素及び
臭素である。
R8置換基が1個以上ある場合、それらは同じでも異な
っていてもよい。
本発明のコポリエステル−カーボネート樹脂は (i)(a)少くとも1種の芳香族ヒドロキシカルボン
酸又はそのエステル形成性反応性誘導体及び(b)脂肪
族ジオール、脂肪族エーテルジオール、及び芳香族シ万
一ルから選ばれる少くとも1種のジオールの反応生成物
である少くとも1種のモノエステル−ジオール、 (ii)少くとも1種の2価フェノール、及び(iii
)・・ロゲン化カルボニルカーボネート前駆体を反応さ
せることにより製造される。
モノエステル−ジオールの製造に用いられる芳香族ヒド
ロキシカルボン酸反応物質は一般式%式% (式中Rけ前述の定義の通りである) によって表わされる。より詳細には、芳香族ヒドロキシ
カルボン酸は一般式 (式中R3及びbは前述の定義の通りである)によって
表わされる。
これらの芳香族ヒドロキシカルボン酸の限定されないい
くつかの例にはp−ヒドロキシ安息香酸、m−ヒドロキ
シ安息香酸、3−ヒドロキシ−5−クロロ安息香酸、3
−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキシ−
5−メチル安息香酸、及び3−エチル−4−ヒドロキシ
安息香酸がある。
これらの芳香族ヒドロキシ安息香酸そのものよ妙もむし
ろそのエステル形成性の反応性誘導体を用いることは可
能であり、むしろ好ましい場合もある。芳香族ヒドロキ
シカルボン酸のエステル形成性反応性誘導体は一般式 %式% 〔式中Rは上記の通りであり、Xは)・ロゲン基(好ま
しくは塩素及び臭素)及び−0R10基 (BIOは1
価炭化水素基を表わす)を含む] によって表わされる。R10によって表わされる1価炭
化水素基にはアルキル基(好ましくは1〜約10個の炭
素原子を有するもの)、シクロアルキル基(好ましくは
4〜約7個の環炭素原子を有するもの)、アリール基(
好ましくは6〜12個の炭素原子を有するもの)及びア
ルアルキル及びアルカリール基(好まL <は7〜約1
4個の炭素原子を有するもの)がある。
より詳細には、芳香族ヒドロキシカルボン酸のエステル
形成性反応性誘導体は一般式(式中R3、b及びXけ前
に定義された通りである)によって表わされる。
モチろん、本発明のモノ−エステルジオールの製造の際
に、個々の酸又はその反応性誘導体と同様に2種又はそ
れ以上の芳香族ヒドロキシカルボン酸又はエステル形成
性反応性誘導体の混合物を用いることは可能である。
この発明のモノ−エステル−ジオールの製造に用いる脂
肪族、脂肪族エーテル及び芳香族ジオール反応物質は一
般式 %式% (式中Blけ前の定義の通りである )によって表わさ
れる。
脂肪族ジオールは一般式 %式% (式中R■はアルキレン基、シクロアルキレン基、アル
キリデン基又はシクロアルキリデン基を表わす) によって表わされる。好ましくはR11は上述、した種
類のアルキレン基又はシクロアルキレン基を表わす。
脂肪族エーテルジオールは一般式 %式% (式中R4、R’l及びnは前の定義通りである)によ
って表わされる。
脂肪族ジオール及び脂肪族エーテルジオールの限定され
ないいくつかの具体例は次の通りである。
HO−CH,(CH,)、 OH,−0HOH。
HO−CH,−CH−(!H,−OH。
Ho−cHlI(CH,)saH,−oH%HO−(!
H,0H2−0−CH2(’!H,−OH。
OH。
HO−(’!H,−r!−CH,−OH及び番 (H3 芳香族ジオールは一般式 (式中R’、Ar 及びqは前の定義の通り)で表わさ
れる。
芳香族ジオールの限定されないいくつかの具体例は次の
通りである。
CR3 (4R3 式■の好ましいジオールは脂肪族ジオール及び脂肪族エ
ーテルジオールである。
もちろん、本発明のモノエステル−ジオールの製造にお
いて、個々のジオールと同様2種又はそれ以上の異なる
ジオール混合物を用いることは可能である。
本発明のコポリエステル−カーボネートの製造において
は、まず芳香族ヒドロキシカルボン酸をジオールと反応
させ、一般式 Vl、 )To−R−C−0−R’ −OH(式中R及
びR1は前の定義の通りである )によって表わされる
モノエステル−ジオールを生成させる。より詳細には、
式■のモノエステル−ジオールは一般式 (式中H3、R1及びbは前述の定義の通りである)に
よって表わされる。
これらのモ2ジエステルージオールの製造においては、
芳香族ヒドロキシカルボン酸又はソのエステル形成性反
応性誘導体1モルをジオール1モルと反応させる。理論
的には酸又はその反応性誘導体1モルとジオール1モル
の反応がおこってモノエステル−ジオールが生成するが
、実際にはジオール反応物質を過剰に用いるのが一般に
好ましい。
本発明のモノエステル−ジオールの製造において、芳香
族ヒドロキシカルボン酸自身をジオールと反応させる場
合、反応は実質的に無水の状態で行なわれる。酸それ自
身又はそのエステル誘導体(即ちXが−OR’°)が用
いられる場合は、反応はエステル化−エステル交換触媒
の存在下で行なわれる。そのような触媒は当分野ではよ
く知られており、プロトン酸及びルイス酸がある。いく
つかの有用なルイス酸触媒は米国特許第4,045,4
64号に開示されている。酸ハロゲン化物、即ちXがハ
ロゲン基であるものが用いられる場合は、酸・・ロゲン
化物とジオールの反応は好ましくけ酸結合剤の存在下で
行なわれる。とれらの酸結合剤は当分野ではよく知られ
ており、ピリジン、トリエチルアミン等の有機塩基及び
水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム等の無機塩基があ
る。
酸又はそのエステル形成性反応性誘導体とジオールの反
応の間に、望ましいモノエステル−ジオール以外に副生
物が生成するのを避けるか最小に保つために、反応条件
及び/又は反応物質はモノエステル−ジオールが主な生
成物であるように選択される。このように、例えばビス
フェノール−Aのような芳香族ジオールを用いる場合、
それをエステル交換触媒の存在下芳香族ヒドロキシカル
ボン酸のフェニルエステルと反応サセ、フェノール副生
物を蒸留によって除去する。脂肪族ジオールを用いる場
合、主な反応生成物は酸と脂肪族ジオールとの反応生成
物、即ちモノエステル−ジオールであるため、芳香族ヒ
ドロキシ酸自体のエステルを生成させる酸自身の間の反
応は一般にわずかである。
2価フェノール反応物質は一般式 (式中R”XW、Z及びdは前述の定義の通りである 
) Kよって表わされる。
これらの2価フェノールの限定されないいくつかの例に
は次のようなものがある。
2、2− ヒス(4−ヒドロキシフェニル)フロパン(
ビスフェノール−A)、 2.2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエ
ニ ゝプロパン、 2、2− ヒス(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル
)プロパン、 ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1.1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、4.
4′−チオジフェノール、 1.5−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フロパン、へ
3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、2.2
゛−ビス(5−クロロ−5−メチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、 及び 2.2−ビス(3V5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン。
本発明のコポリエステル−カーボネート樹脂を製造する
ためには、モノエステル−ジオール、2価フェノール及
びハロゲン化カルボニルカーボネート前駆体を、式1及
び■のくり返し構造単位を含むコポリエステル−カーボ
ネートの生成に有効な条件下で反応させる。
コポリエステル−カーボネートはよく知られたコポリエ
ステル−カーボネート生成反応又はプロセスの任意のも
のを用いて製造される。本発明のコポリエステル−カー
ボネートの製造においては、用いる方法によってモノエ
ステル−ジオールそれ自身又はそのハロホルメートのい
ずれかを反応物質の1つと[7て用いる。モノエステル
−ジオールのモノハロホルメートは一般式 (式中R及びR1け前述の定義の通りであり、Yはハロ
ゲン基、好ましくは塩素又は臭素を表わす)によって表
わされる。これらのモノエステル−ジオールのモノハロ
ホルメートはホスゲンのようなハロゲン化カルボニルカ
ーボネート前駆体1モルをモノエステル−ジオール1モ
ルと反応させて製造するのが都合よい。
本発明のコポリニステルルカーボネートの製造において
反応物質の1つとしてモノエステル−ジオールそれ自身
が用いられる場合は、ピリジン又はトリエチルアミン 
塩化メチレン法のような有機塩基性溶剤法が使用される
。これらの有機塩基性溶剤法は当分野ではよく知られ、
中でも米国特許第4030.335号に記載されている
コポリエステル−カーボネート製造のだめのピリジン法
がある。
モノエステル−ジオールのモノハロポルメートが本発明
のコポリエステル−カーボネート樹脂の製造において反
応物質の1つとして用いられる場合は、コポリエステル
−カーボネート樹脂製造古 のだめの界面重合法が用いられる。コポリエステル−カ
ーボネート製造のための界面重合〜は当分野でよく知ら
れ、例えば米国特許第4169.121号に記載されて
いる。
本発明コポリエステル−カーボネート中に存在する式1
及び■の構造単位の相対量は、用いるモノエステル−ジ
オール又はそのモノハロホルメート及び2価フェノール
の相対量による。このように、例えばモノエステル−ジ
オール又はそのモノハロホルメートを多く用いれば用い
るホト、コポリエステル−カーボネート中に存在する式
1のくり返]2構造単位の量が増大する。2価フェノー
ルの使用量が増えれば増に−るほど、コポリエステル−
カーボネート中に存在する式■のくり返し構造単位の量
が増える。
モノエステル−ジオール又はそのモノハロホルメートの
使用量は加工性改善のだめの量である。
加工性改善量は、コポリエステル−カーボネート樹脂の
加工性改善に有効であるが、コポリエステル−カーボネ
ート樹脂のその他の有利な性質のは与 とんどに対し悪い影響をえ々い量を意味する。一般に、
この量は、2価フェノールの使用量に対して約1〜約4
5モルパーセントであり、好ましくけ2価フェノール使
用量の約2〜約25モルパー七ントである。
モノエステル−ジオールのモノハロホルメート、2価フ
ェノール、及びホスゲンのよウナハロゲン化カルボニル
カーボネート前駆体からの本発明のコポリエステル−カ
ーボネート樹脂を製造する1つの方法としては、不均質
界面重合法がある。
この方法において、2つの混和しない溶剤系を用いるが
、1方は水性溶剤系であり、他方は塩化メチレンのよう
な水と混和しない有機溶剤系である。
2価フェノールをアルカリ性水性溶剤系のような水性系
に溶解する。ハロゲン化カルボニルカーボネート前駆体
の添加は、pHを塩基性範囲に保つために好ましくはア
ルカリ水溶液を用いて塩基性条件下で行なう。反応混合
物中には触媒及び分子量調整剤も含まれする。
使用できる触媒は、コポリエステル−カーボネート生成
反応を促進するよく知られた触媒の任意のものである。
適した触媒には、トリエチルアミンのような第三アミン
、第四アンモニウム化合物及び第四ホスホニウム化合物
があるが、それら゛釦限定されない。
用いられる分子量調整剤は、連鎖停止機構によりコポリ
エステル−カーボネート樹脂の分子量を調整するよく知
られた化合物の任意のものである。これらの化合物には
フェノール、p−ターシャリ−ブチルフェノール及びク
ロマン−■がアルが、これに限定はされない。
界面重合法においてホスゲン化反応が進む温度は0℃以
下から100℃以上までの範囲である。
室温(25℃)から約50℃寸での温度において反応は
よく進む。
本発明のコポリエステル−カーボネートは一般に、約1
0000〜約150.000、好ましくけ約15.00
0〜約1o n、 o o aの範囲の重量平均分子量
を有する。
この発明のコポリエステル−カーボネート樹脂は寸だ任
意に、ガラス、タルク、マイカ及びクレーのような不活
性充填剤、耐衝撃性改善剤、ベンゾフェノンやベンゾト
リアゾールのような紫外線吸収剤、米国特許第5.48
9,716号、第4.138.379号及び第3.83
9.247号に記載されたエポキシドのような加水分解
安定剤、有機ホスファイトのよう々色安定剤及び難燃剤
などのある種の普通に知られ用いられる添加剤を混合し
てもよい。いくつかの特に有用な難燃剤はスルホン酸の
アルカリ又はアルカリ土類金属塩である。この種類の難
燃剤は米国特許第4953.7 !14号、第3、94
8.851号、第5.926.908号、第6,919
、167号、第3.909.490号、第3.95へ3
96号、第3.931.j O0号、第497111,
024号、第3.953.399号、第3.951.9
10号及び3.940,366号に記載されている。
本発明をより詳しく明確に説明するために次の実施例を
示す。実施例はここで開示され請求される発明を限定す
るのではなく例示ととらえられるべきである。実施例中
すべての部及び百分率は特に指示がない限り重量を基準
とする。
次の実施例は本発明のモノエステル−ジオールの製造を
説明するものである。
例 1 この実施例は4−ヒドロキシブチルp−ヒドロキシ安息
香酸エステルの製造を説明するものである。
メチルp−ヒドロキシ安息香酸エステル4567(03
モル)、1.4−ブタンジオール27o2(3モル)及
びテトラキス(2−エチルヘキシル)チタン酸エステル
0.31 tを含む反応混合物を170℃において約5
時間の間かく拌しながら加熱する。加熱の間、エステル
交換反応で生成する遊離メタノールを大気圧下で蒸留に
より除去する。
メタ/−ルを除去した後、反応フラスコを減圧にして過
剰の1.4−ブタンジオールも除去する。蒸留残留物を
エーテルに溶かし、得られる溶液を水で洗い、ろ適し、
エーテルを蒸発させる。残留物を自動混合機中で塩化メ
チレン少量を用いて簡単に粉砕し、ろ過し、乾燥させ、
ガスクロマトグラフィー分析を行なう。得られる純粋々
白色固体は91〜93℃で溶融し、ガスクロマトグラフ
ィーにより純度約99チ、対照として用いろp−りεル
フェノールの14. O0分に対して1681分の20
 溶出時間が示された。
次の実施例は本発明のモノエステル−ジオールのモノハ
ロホルメートの製造を説明する。
例 2 この実施例は4−ヒドロキシブチルp−ヒドロキシ安息
香酸エステルのクロロホルメートの製造を説明する。
実施例1の操作にほとんど従って製造された4−ヒドロ
キシブチルp−安息香酸エステル87.。
f (0,44モル)を塩化メチレン5[10m7!に
溶かした溶液へ、ホスゲン48yを導入し、その間は外
部から水冷によって反応混合物の温度を3〜10℃に保
つ。ホスゲンの添加が完了した後、反応混合物を除々に
周囲温度まで上げ、その時点で過剰のホスゲンをチッ素
パージによって除去する。存在する固形分をろ過し、塩
化メチレン溶液を周囲温度においてアスピレータ−によ
る真空でストリッピングし、クロロホルメートを残留物
として残す。この残留物は751)の重さであシ、これ
は理論的収率の61%を示す。赤外分析を行ない、j6
95ts におけるエステルカルボニルの伸縮振動の存
在以外に、1780m−’ Kおける強い吸収によって
クロロホルメート基の存在が確認される。
次の例は本発明の範囲外の従来のコポリエステル−カー
ボネート樹脂の製造を説明するものである。この例は比
較の目的で示されるだけである。
例 3 かく拌機を備えだ反応容器へ脱イオン水10t、塩化メ
チレン16t1 ビスフェノール−A I。
9 j Of (8,36モル)、トリエチルアミン2
4−、グルコン酸ナトリウム341及びパラ−ターシャ
リ−ブチルフェノール651を入れる。この反応混合物
をかく拌し、かく拌17だ混合物へ15分間にわたって
二塩化テレフタロイル926f及び二塩化イソフタロイ
ル1652を塩化メチレン中25重量パーセント固形分
溶液として加える。
酸塩化物の添加の間、水酸化す) IJウム25チ水溶
液の添加によってp)T を8.5〜115の範囲に維
持する。水酸化す) IJウム水溶液の添加によりpH
を95〜12に調節しながら15分間362分の速度で
ホスゲンを導入することによって、得られる混合物をホ
スゲン化する。ホスゲン化が終った後、塩化メチレン6
tを加え、プライン層を遠心によって分離し、樹脂を希
釈Hot水溶液で洗浄し、水で3回洗浄する。樹脂を蒸
気沈澱させ、約240℃でチッ素流動層乾燥機において
乾燥させる。
樹脂のカージャインデックス(Ka日ha Index
)CKI)を測定し、結果を表1に示す。
カージャインデックスは樹脂の加工性の指標又は尺度で
ある。カージャインデックスが低くなればなるほど、樹
脂の溶融流れが大きくなり、その結果樹脂の加工性が良
好になる。基本的にはカージャインデックスは樹脂の溶
融粘度の大きさである。カージャインデックスを測定す
る操作は次の通りである。樹脂ペレット72を125℃
に?いて最低90分乾燥させ、改良チニウスーオルゼン
(Tlntug−0:Lean )T 5メルトインデ
クサ−に加える。インデクサ−の温度を500℃に保ち
、樹脂を6分間この温度に加熱する。6分後、径4.7
調のプランジャーを用い7.7 klPsの力を加えて
105咽径のオリフィスを通す。プランジャーが5、1
 cnI進むのに必要な時間はセンチ秒で測定され、こ
れがカージャインデックス(K工)として報告される。
K工 が高くなればなるほど、樹脂の溶融粘度は高くな
り、樹脂が粘稈になり、従って加工がより困難に々る。
次の例は本発明の範囲外の従来のポリカーボネート樹脂
の製造を説明する。この例は比較の目的だけで示される
例 4 ビスフェノール−h 57.1 y (0,2sモル)
、水500m1.塩化メチレン400−、フェノール0
62及びトリエチルアミン0562の混合物へ、周囲温
度において31分間にわたりホスゲン31ダを導入し、
その間水酸化ナトリウム25チ水溶液を同時に加えるこ
とにより二相系のpHを約11に維持する。ホスゲン添
加時間の終りには水相のpHけ117であり、この相の
ビスフェノール−A含有量は紫外線分析により示される
ように11)I)m以下である。
塩化メチレン相を水相より分離(7、過剰の希釈(o、
 o I N ) Hctで洗浄し、次いで脱イオン水
で5回洗浄する。重合体をメタノールで沈澱させ、80
℃で乾燥する。得られる重合体は25℃における塩化メ
チレン中の1.■、が0.622であり、ガラス転移温
度が149℃である。
ポリカーボネート樹脂のに工 を測定し、結果を表1に
示す。
次の実施例は本発明のコポリエステル−カーボネート樹
脂の製造を説明する。
例 5 ビスフェノール−A 22.8 f (0,1モル)、
フェノール(1,1?、)リエチルアミン0.2 f!
、水30nm/、塩化メチレン400−の混合物に、は
とんど例2の操作に従って製造された4−ヒドロキシブ
チルp−ヒドロキシ安息香酸エステルのモノクロロホル
メー) 2.4 f (: 0.01モル)をpH11
において滴加する。モノクロロホルメートの添加が完了
した後、O,S t 7分の速度で20分間ホスゲンを
導入し、その間は水酸化ナトリウム25チ水溶液を同時
に加えることによりpHを約11に維持する。ホスゲン
添加時間の終りには水相のpHけ117である。
塩化メチレン相を水相から分離し、過剰の希釈(0,0
1N )H(’、を水溶液で洗浄し、次いで脱イオン水
で3回洗浄する。重合体をメタノールで沈澱させ、80
℃で乾燥する。得られる重合体は25℃塩化メチレン中
における工、■、が0.25 dl 、/ 9mであり
、ガラス転移温度が131℃である。
この重合体のKI を測定し、結果を表1に示す。
表 1 例醜 KI 5 42.630 4 9.240 5 1.550 表1のデータにより説明されるように、本発明のコポリ
エステル−カーボネート樹脂は従来のコポリエステル−
カーボネート(例5)よりも低いに工 を示す。さらに
、本発明コポリエステル−カーボネートは従来のコポリ
エステル−カーボネートよりも低いに工 を示すだけで
なく、従来のポリカーボネート(実施例4)よりも低い
に工 を示す。このように本発明のコポリエステル−カ
ーボネートは従来のコポリエステル−カーボネート樹脂
に比べて改善された加工性を示すだけでなく、従来のポ
リカーボネートに比較しても改善された加工性を示す。
一般に、ポリカーボネートはコポリエステル−カーボネ
ートよりもすぐれた加工性を示すから、従来のポリカー
ボネートに比べて加工性がこのように改善されたことは
普通でありえず予測しえないことである。
上記指示に照らして、本発明のその他の変形及び変更が
可能であることは明らかである。従って、本発明の個、
々の具体例において、特許請求の範囲に明らかにされた
本発明の範囲内で変更をなしうろことは当然である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ] %式%) C式中Rは2価芳香族基から独立に選ばれ、R’l−+
    2価脂肪族炭化水素基、2価脂肪族エーテル残基及び2
    価芳香族基から選ばれ、 RFは2価フェノールの2価の残基から選ばれる)で表
    わされるくり返し構造単位を含む改善された加工性を示
    す熱可塑性芳香族コポリエステル−カーボネート樹脂。 2、 1で表わされる前記2価芳香族基が一般式(式中
    R3は独立に1価炭化水素基及びハロゲン基から選択さ
    れ、bはθ〜4の値を有する正の整数である) で表わされる基から選ばれる特許請求の範囲第1項に記
    載の樹脂。 3、R3で表わされる前記1価炭化水素基がアルキル基
    及びシクロアルキル基から選ばれる特許請求の範囲第2
    項に記載の樹脂。 4、R3で表わされる前記ノ・ロゲン基が塩素及び臭素
    から選ばれる特許請求の範囲第2項に記載の樹脂。 5、R1で表わされる前記2価炭化水素基がアルキレン
    基及びシクロアルキレン基から選ばれる特許請求の範囲
    第2項に記載の樹脂。 6、R1で表わされる前記2価脂肪族エーテル残基が一
    般式 (−R’−00−R5− (式中R’はアルキレン基及びシクロアルキレン基から
    選ばれ、 R6はアルキレン基及びシクロアルキレン基から選ばれ
    、 nは1〜約10の値を有する正の整数である )で表わ
    される特許請求の範囲第2項に記載の樹脂。 7、R1で表わされる前記2価芳香族基が一般式%式% (式中R6は独立に1価炭化水素基及びハロゲン基から
    選ばれ、Ar は2価芳香族基から選ばれ、qは0から
    Ar 上の置換可能な水素原子の数までの値を有する正
    の整数である) で表わされる特許請求の範囲第2項に記載の樹脂。 B、A、r 75”フェニレン、ビフェニレン及ヒナフ
    チレンから選ばれる特許請求の範囲第7項に記載の樹脂
    。 ?、R6で表わされる前記1価炭化水素基がアルキル基
    、シクロアルキル基、了り−ル基、アルアルキル基及び
    アルカリール基から選ばれる特許請求の範囲第8項に記
    載の樹脂。 jO,R2で表わされる前記2価フェノールの2価の残
    基が一般式 (式中Wは2価炭化水素基、−〇−1−8−1−S−S
    −1+1 R8は1価炭化水素基及び)・ロゲン基から独立に選ば
    れ、 2は0〜4の値を有する正の整数であり、dは0又は1
    であるー ) で表わされる特許請求の範囲第2項に記載の樹脂。 11、Wで表わされる前記2価炭化水素基がアルキレン
    基、シクロアルキレン基、アルキリデン基及びシクロア
    ルキリデン基から選ばれる特許請求の範囲第10項に記
    載の樹脂。 12、R”で表わされる前記1価炭化水素基がアルキル
    基、シクロアルキル基、アリール基、アルアルキル基及
    びアルカリール基から選ばれる特許請求の範囲第10項
    に記載の樹脂。 15、Ft’で表わされる前記・・ロゲン基が塩素及び
    臭素から選ばれる特許請求の範囲第10項に記載の樹脂
    。 14− 前記2 価フェノール残基がビスフェノール−
    Aの残基である特許請求の範囲第10項に記載の樹脂。 15、 Rがフェニレン基である特許請求の範囲第14
    項に記載の樹脂。 16、前記ノ・ロゲン化カルボニルカーボネート前駆体
    がホスゲンである特許請求の範囲第15項に記載の樹脂
    。 17、R’がアルキレン及びシクロアルキレン基から選
    ばれる特許請求の範囲第16項に記載の樹脂。 1B、R’が2価エーテル残基から選ばれる特許請求の
    範囲第16項に記載の樹脂。 19、(1)少くとも1種のモノエステル−ジオール又
    はそのモノハロホルメート、 (1j)少くとも1種の2価フェノール、及び(iii
    )ハロゲン化カルボニルカーykl−ト前駆体、 から誘導された改善された加工性を示す熱可塑性芳香族
    コポリエステル−カーボネート樹脂。 20、前記モノエステル−ジオール又はそのモノハロホ
    ルメートが加工性を改善する量で用いられる特許請求の
    範囲第19項に記載の樹脂。 21、前記加工性改善のための量が存在する2価フェノ
    ールの量に対して約1〜約45 モル/ニーセントであ
    る特許請求の範囲第20項に記載の樹脂。 22、前記加工性改善のための量が存在する2価フェノ
    ールの量に対して約2゛〜約25モル・く−セントであ
    る特許請求の範囲第21項に記載の樹脂。 23、前記モノエステル−ジオールが芳香族ヒドロキシ
    カルボン酸又はそのエステル形成性反応性誘導体と、脂
    肪族ジオール、脂肪族エーテルジオール及び芳香族ジオ
    ールから選ばれたジオールとの反応生成物である特許請
    求の範囲第20項に記載の樹脂。 24.前記ジオールが脂肪族ジオール及び脂肪族エーテ
    ルジオールから選ばれる特許請求の範囲第23項に記載
    の樹脂。 25、モノニステルルジオールのモノハロポルメートが
    前記モノエステル−ジオール及びハロゲン化カルボニル
    の反応生成物である特許請求の範囲第25項に記載の樹
    脂。 26、前記2価フェノールが一般式 (式中Wは2価炭化水素基、−o−1−8−1−S−S
    −1−〇 Rsは独立に1価炭化水素基及びハロゲン基から選ばれ
    、 2は独立に0〜4の値を有する正の整数から選ばれ、 dは0又は1である。) で表わされる特許請求の範囲第20項に記載の樹脂。 27、Wで表わされる前記2価炭化水素基がアルキレン
    基、シクロアルキレン基、アルキリデン基及びシクロア
    ルキリデン基から選ばれる特許請求の範囲第26項に記
    載の樹脂。 28、R8で表わされる前記1価炭化水素基がアルキル
    基、アリール基、シクロアルキル基、アルアルキル基及
    びアルカリール基から選ばれる特許請求の範囲第26項
    に記載の樹脂。 29、R”で表わされる前記ハロゲン基が塩素及び臭素
    から選ばれる特許請求の範囲第26項に記載の樹脂。 30、前記2 価フェノールがビスフェノール−Aであ
    る特許請求の範囲第26項に記載の樹脂。 31、前記ハロゲン化カルボニルカーボネ−)前駆体が
    ホスゲンである特許請求の範囲第50項に記載の樹脂。 32、前記モノエステル−ジオールがヒドロキシ安息香
    酸又はそのエステル形成性反応性誘導体と、脂肪族ジオ
    ール及び脂肪族エーテルジオールから選ばれたジオール
    との反応生成物である特許請求の範囲第31項に記載の
    樹脂。 33、前記モノエステル−ジオールの前記モノハロホル
    メートが前記モノエステル−ジオール及ヒハロゲン化カ
    ルボニルの反応生成物である特許請求の範囲第31項に
    記載の樹脂。 34、前記ハロゲン化カルボニルがホスゲンである特許
    請求の範囲第33項に記載の樹脂。
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