JPS60161835A - 船舶に対する船積みまたは船荷おろし装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、バラ積荷物運搬船からその積載荷物を連続的
に陸上げし、または陸上に集荷１．た移送予定荷物を連
続的に船積みするための船積または荷おろ１．装置に関
するものである。

従来、穀物などの農産物あるいは鉱石などの鉱業原料オ
たｑ各種化学産業で使用する粒状ないし粉状原料を海上
輸送する際にバラ積載を用いて輸送することが行われて
いる。

この輸送方法における船積みの際には、例えばベルトコ
ンベア、クレーン、流体輸送装置などを用い、また寄港
地での荷揚げの際には各寄港地に設置されている施設の
荷揚げ装置に従って荷揚げが行われる。

しかしながら一般的には船積みを行うときには、その積
荷に適した装置が用いられるのに対して、寄港地では必
ずしも適合する装置が使用されるとは限らない（７、ま
た寄港地で荷揚げが終了したのち別のバラ積荷物を積載
するときなどけ、積込み装置の設置１〜である場所まで
移動（７なければならないこともあり得る。

最近では、配船上輸送効率の向上を意図１〜だ輸送形態
を採ることが必要視されていることからこの傾向は更に
助長されている。

具体的には、例えば農業国から穀類の輸送を行い、輸送
先からは鉱業製品（例えば鉄鉱石など）を積載して戻っ
てくるなどは極めて良い例である。

そして、このような場合荷揚げと積込みの作業を同一の
装置で行えれば能率が良くなることは明らかである。

本願発明は、バラ積載に対する荷物の積込みあるいは荷
揚げを行わせるにあたって、バラ積載が接岸して積荷の
荷揚げまたけ船積みを行うだめの沖合のドルフィン周辺
の少くとも１ケ所に ■海底の基礎部分に陸上と連絡するよう延長１．た横行
コンベア装置と、 ■この横行コンベア装置端部に横行コンベア装置と連携
して作動するバケノトコ７べ了全配１７、 ■該バケットコンベア頂部近辺ニ少すくとも２つのホッ
パを備え、 ■そのうちの１つのホッパに積荷を排出するためのクレ
ーン装置入、 ■他のホッパから船積みを行うためのコンベア装置に連
絡させている、 ことを特徴とする船舶に対する船積みまたは船荷おろ１
．装置に関するものであり、比較的コンパクトではあり
ながら、能率の高い運搬船の積荷ない１−２は荷揚げ装
置に関するものである。

以下図面に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の主要装置全体を示した概略図テ鼻り
、先ず、クレーン１とホッパ２とからなる荷揚げライン
３とホッパ４とテレスコビククシュート５を組合せて形
成した積込みライン６とをドルフィン７上に設けている
。そのドルフィン７は海上のバラ積載が接岸できる深度
を有し、内部には基礎ないしは海底までの間を上下に運
搬することの可能なバケットコンベアなどのコンベア装
置８を設置１〜でいる。

そ［２て、ドルフィン７内の基礎部ないしは海底１０で
は陸上の所定積荷ヤードに達するまでの横行コンベア装
置９が設けられて込る。

ドルフィン７内および横行コンベア装置のトンネル１１
部分は当然のことながら周囲を水密的に保ったドルフィ
ンおよびｌ・）ネルで形成されている。

最近の大型輸送の傾向を考慮するとドルフィン７は海底
から海面１でを約ｉ７ｍ程度の深度が維持できるように
し、捷た海面からクレーン１の頂部までは約５０ｍ位は
必要となる場合が考えられるうクレーン１の作業有効長
も約３７ｍ程度とすれば、例えば６０，０００を級のノ
くルク輸送船に対応することが可能である。

この程度の規模になると、最大ｔ、ｚｏｏ匈（１，２０
ｏ＋１．＋程度の荷揚げが可能になる。

一方本装置は、荷物の積載をも行うもので次にその構成
の説明を第１図を用いて行う。

この目的に適応できるように、ドルフィン７上には上下
コンベア装置８の上端部下側に別途−のホッパ４今もっ
ている。このホソノ（４の下部には小規模のベルトコン
ベアなどの横行コンベアＩ７を配置〜で、これによって
移送された積荷はテレスマビノクシュート５によって対
象であるバラ積載に積載するものである。

以下荷揚げの場合を例にとって各装置の機能を説明する
。

荷揚げのためにドルフィンに係船した〕くう積載１２か
ら積荷を荷揚げするときには、クレーン１がバラ積載１
２の目標まで動き、その先端部の位置決めをして固定す
るつ このクレーン１からグラブバケット１３が垂下され船内
の積荷をつかみ、これを引き揚げたグラブバケット１３
はクレーン１の横行手段によりホッパ２上方まで移動し
てここでホッパ２に積荷を放出する。

ホッパ２に入れられた積荷は、その下部に配しであるフ
ィーダー１４により上下に移動するコンベア装置８の供
給用ホッパ１５に投入され、ここから例えばバケットコ
ンベアのようなコンベア装置８によってドルフィン７底
部まで移送される、 このようにして移送された積荷は順次横行コンベア装Ｗ
９ＶＣ供給されてトンネル】１内を陸地の集積ヤード寸
で移送されるようになっている。

さて、本発明に係る船積みまたは荷揚げ装置は、装置の
主たる部分を両方の目的に合うよう使用１−得るもので
あって、船積みを行う場合は、例えば上下方向に動くコ
ンベア装置８および横行コンベア装置９の動作を逆にす
ればよい、またコンベア装置８の下端部において設けで
あるホッパ１８Ｖｃ対して横行コンベア装置９の終端部
は別途角度を変更できるように１〜でおき、積載あるい
け荷揚げに対応させることも可能である。

ドルフィン７の構造は、その上部にクレーン１などの諸
設備が載置されても破壊され彦いようなも、９であるこ
とが必要なことは当然であるが、例えば５ｍ程度の肉厚
のコンクリート構造とすれば、前述の１２００−の処理
を行うための諸設備に耐えられるものとなろう。

以下各装置の部分的構造について説明する。

第２図は本発明で使用する上下に移動するコンベア装置
の一例と１．て示した搬送機構概要を説明するための側
面図であり、第３図はその平面図であって、回転部Ｃは
第４図の如く軸杆２４とその左右両側に軸止された内側
鎖車２２．２２及び外側鎖車２２’、２２’とによって
構成され、上記軸杆２４の両側はケーシング３４に設け
られた軸受２３゜２３ＶＣよって支承されている。回転
部σは回転部Ｃと同一構成のものであり、回転部σ′も
回転部Ｃと同一構成のものであるが、第１０図に示すよ
うにその内側鎖車２２．２２の歯と歯の谷部３１に、後
記する外側無端チェノ２１と容器Ｅとを連結する連結金
具２５が通過する際、該連結金具２５′が位置する切欠
部３２を設けである。又回転部りも回転部Ｃと同一構成
のものであるが、軸杆２４の一側端部に駆動用鎖車２２
″を軸止してあり、減速機を介（２てモーターＭと連動
するようになされており、その軸杆２４の中央部には容
器Ｅの底部に当接して衝撃を与えるか、底部を押し上げ
て搬送物を放出するだめの放出補材３３が固定されてい
る。一方回転部Ａは外側鎖車２２’、２２亦夫々軸止さ
れた軸杆２４’、　２４’７５Ｅ夫々左右の軸受２３．
２３に支承されて構成され、回転部Ｂは内側鎖車２２゜
２２が夫々軸止された軸杆２４’、　２４’が夫々左右
の軸受２３．２３に支承されて構成されており、回転部
Ｎは回転部Ａと、又回転部Ｂ′は回転部Ｂと同一構成の
ものである。この発明の搬送機は上記の回転部Ｃ，Ａ、
　Ｂ、　Ａ′、　Ｂ′、　Ｄ、　ｃｌ、　ｃ′を夫々第
２図の如く所要個所に配設し、内側無端チェｙ２１ｔ＝
Ｄｏ転ｍｃ、　Ｂ、　Ｂ’、　Ｄ、　Ｃ”、　Ｃ’ｔ７
）夫ｈノ内側鎖車に掛回１２、外側無端チェノ２１′を
回転部Ｃ，Ａ、Ａ’、Ｄ、ＣＩ、Ｃ’（Ｄ夫ｋ（Ｄ外Ｖ
ｕ鎖車Ｋｍ回（−１容器Ｅの前部両側を２条の内側１無
端チエン２１．２１に夫々連結すると共に、後部両側を
２条の外側無端チェ〜’２１’、　２１に夫々連結して
列設し、横方向搬送部で横方向に水平移行する容器Ｅが
、縦方向搬送部の上昇部ではその１まの状態で間隔をお
いて垂直に上昇するようにしたものである。尚回転部Ｃ
′の内側鎖車２２．２２の歯と歯の間の谷部３１に連結
金具２５’、２５’が通過する時に位置−する切欠部３
２を設けるのは回動を円滑ならしめるためであり、回動
を確実にするだめに各回転部の夫々の内側鎖車と外側鎖
車をその歯が夫々千鳥になるように軸杆に軸止して、内
側鎖車の歯と内側無端チェノ、及び外側鎖車と外側無端
チェノとが交互に噛み合うように構成しである。第５図
〜第１０図ンよ、このようなコンベア装置の別の実施例
として容器Ｅと内側無端チェノ２１及び外側無端チェノ
２１′との関係を示し、容器Ｅけ左右の側壁部の間ＶＣ
コム製中間板３５を介在させ、その両側を上記左右の側
壁部下端の折曲部３６．３６と押え板３７．３７で挟着
固止した母型の容器本体２９の左右両側壁部の上部に前
部突出片２８．２８をポル）３８．３８により回動自在
に軸支すると共に、後部突出片２８’、　２８’を溶着
したものである。１６１図中２７．２７’Ｈ突出片２８
．２８′に夫々琴設された丸孔、２６は接着剤やボルト
などを利用して容器本体２９前部に取付けられたゴム製
の係合材である。又容器Ｅは、その前部を上記丸孔２７
、２７に挿通された横杆３０金利用し連結金具２５゜２
５を介して内側無端チェノ２１．２１に連結され、その
後部を上記丸孔２７′、２７′に挿通された横杆３０’
を利用１２、連結金具２５’、２５’を介１．て外側無
端チェノ２１′、２１′に連結されるっ 次にこの発明の作用を＠２図によって説明する。モータ
ーＭを始動させ内側無端チェ７？Ｉ及譬び外側無端チェ
ノ２１′を矢印の方向に回動させると、容器】うはＦ部
槽方向搬送部に丸・ｂて矢印方向に水平移ｒＩｌ、、縦
方向搬送部のト昇部では、内側無端チェノ２１が回転部
Ｂ、Ｈ’の内側鎖車２２゜２２に夫々掛回されており、
外側無端チェ７２１′が回転部Ａ、Ｎの外側鎖車２２，
２２１に夫々掛回されているから、間隔をおいて水平状
態を維持した寸１垂直上昇し、上部に至ると垂直上昇し
た容器Ｅが矢印の方向に水平移行する。次に容器Ｅけ回
転部りの所で回転して逆さの１ま水平移行１７、更に回
転部ａ′の所で回転［７て降下し、回転部Ｃ′の所で更
に回転して回転部Ｃの方へ移行する。従ってベルトコン
ベアＦより連続して下部横方向搬送部の上部に供給され
る粉体などのバラ物は、隣接容器と係合する係合材の存
在により外部にこぼれ落ちることなく容器内に収容され
、バラ物を収容した容器は横方向に移行した後縦方向搬
送部の上昇部において垂直上昇し、次に上部横方向搬送
部において水平に移行し、回転部りにおける回転時放出
補材の作用により底部に衝撃を与えられるか底部を押し
上げられて、内部のバラ物は容器への付着少なく放出さ
れその下部に配設されたベルトコンベアＧ上に順次排出
される。

この発明の装置で使用されるコンベア装置８の容器はゴ
ム板、ゴム板の下部に薄い可撓性金属板が積層された積
層板１弾性を有する剥離性良好な合成樹脂板１表面に剥
離層が設けられた弾性板など剥離性弾性板が中間板とし
て使用されたときは、機械運転中に発する諸金属音を吸
収して消音１２、水分を含んだ搬送物をその撥水性によ
り付着少なく外部に排出し、移行中の搬送物を中央部に
寄せて一個所に集め、容器側壁部の付着を搬送中になく
し、回転部りにおける反転時、放出補相の作用により底
部の付着もなく１−で搬送物を排出するなどの諸効果を
有するものである。又放出補材は軸杆に径大の筒体を嵌
着したものであってもよく、更に上記筒体表面に凹凸を
設けて一種のバイブレーション効果を生じさせるもよい
。同第７図及び第１２図は反転部における容器の変形状
態を示す。

なお第２図〜第１２図を用いて行った説明は、荷物の積
込みについて述べたのであるが、荷おろしの場合にはモ
ーターＭの回転方向を逆転させると共に回転部Ｃにも回
転部りと同じ装置を設けておくことにより内容物の残留
をなくすことができるのは言うまでもない。また、回転
部Ｃ下部におけるホッパならびに横行コンベア装置９の
図示は省略している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である船積み、荷揚げ装置の
側面図である。第２図は上下動を行うコンベア装置の側
面図、第３図は同平面図。 第４図は第２図における回転部Ａ、、Ｂ、Ｃ，Ｄの構成
を示す側面図。第５図は容器Ｅの平面図。 第６図及び第７図は同縦断面図、第８図は容器Ｅと内側
無端チェノ及び外側無端チェ７との連結を示す平面図つ
第９図は同側面図、第１０図は連結部の一部拡大図、第
１１図は回転部Ｃ′におけ〜 る鎖車の配設例を示す側面図、第１２図は回転部りの側
面図である。 １・・・・・・クレーン　２・・・・・・ホッパ３・・
・・・・荷揚ライン　４・・・・・・ホッパ５・・・・
・・シュート　６・・・・・・積込ライン７・・・・・
・ドルフィン　８・・・・・・コンベア装置第４図 〜臥巣田句平 第８図 ２１′ 第１２図 つり 手続補正書（方式） ％式％ １、事件の表示　特願昭５９−４７７号２、発明の名称 船舶に対する船積みまたは船荷おろし装置３、手続をす
る者 事件との関係　特許出願人 名　称　晋行機工株弐会叶 ４、代　理　人 居　所　東京都板橋区大ｍ町１４番１５号日鋼ビル　晋
行幾丁株式会社内 （１）明細書 （２）図　面 ６、補正の内容

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１バラ積船が接岸（７て積荷の荷揚は捷たは船積み
   を行うだめの沖合のドルフィン周辺の少なくとも１ケ所
   に、 海底の基礎部分に陸上と連絡するよう延長］７た横行コ
   ンベア装置２、 この横行コンベア装置端部に横行コンベア装置上連携ｊ
   ７て作動するパケットコンベアを配置７、 該パケットコンベア頂部近辺に少くとも２つのホッパを
   備え、 そのうちの１つのホッパに積荷を排出するだめのクレー
   ン装置と、 他のホッパから船積を行うためのコンベア装置に連絡さ
   せている、 ことを特徴とする船舶に対する船積みまたは船荷おろし
   装置、 （２）水底の基礎部分に配した陸上と連絡する横行コン
   ベア装置の上下動可能なコンベア装置側を上下動可能と
   し、上下ｄｌｔｈ口ｆ能なコンベア装置への供給と上下
   動可能なコンベア装置からの受入れ全可能と１またこと
   からなる特許請求の範囲第１項に記載の船舶に対する船
   積みまたけ船荷おろ１．装置。 （３１１下動可能なコンベア装置の動力源であるモータ
   の回転駆動を返逆転可能なモータにより行う特許請求の
   範囲第１項に記載の船舶に対する船積みまたは船荷おろ
   し装置。 （４）複数の舟形運搬容器の各個においてその前部左右
   を平行した二条の内側又は外側無端チェノに、後部左右
   を同様に平行した二条の外側又は内側無端チェノに連結
   金具で夫々係着し、無端チェノの方向転換部に内側無端
   チェ７を掛回する左右一対の内側鎖車と外側無端チェ７
   を掛回する左右一対の外側鎖車を配設し、上記搬送容器
   が搬送行程では上向き姿勢で移動し、搬送行程の始点及
   び終点では反転し、戻り行程では無端チェノに平行姿勢
   で移動すべく搬送機構を構成１２、更に搬送行程の終点
   における無端チェ７を掛回する鎖車の軸杆の中央部に該
   鎖車を通過反転する搬送容器の町撓性利料でなる底面に
   変形成いは衝撃を与える搬送物の放出補材を取付け、前
   記平行四条の無端チェノを同時回動し７て連続的に搬送
   し、かつ搬送行程の終点で完全に搬送物を放出せしめる
   ことの可能な上下動可能なコンベア装置を組込んだ特許
   請求の範囲第１項に記載の船舶に対する船積みまたは船
   荷おる［２装置。 （５）上下動可能なコンベア装置のバケットにおいて、
   該バケソＩ・の反転時にその底面および１または側面の
   付着物を除去するだめのスクレーパ装置を付加したこと
   からなる特許請求の範囲第１項に記載の船舶に対する船
   積みまたは船荷おろし装置。 （６）　スクレーパ装置の動力をコンベア装置のスプロ
   ケット軸からとる特許請求の範囲第１項に記載の船舶に
   対する船積みオたは船荷おろし装置。 （カ　スクレーパ装置の材質をゴムなどの弾性材によっ
   て構成した特許請求の範囲第１項に記載の船舶ＶＣ対す
   る船積み才たけ船荷おろし装置樅。 （８）横行コンベア装置がベルトコンベアである特許請
   求の範囲第１項に記載の船舶に対する船積みまたは船荷
   おろし装置。 （９）　ドルフィンにおけるクレーンとして、デリック
   クレーンなどのうちから選ばれた１つのタイプのクレー
   ンを使用し７た特許請求の範囲第１項に記載の船舶に対
   する船積みまだは船荷おろし装置。 （１０１クレーンの先にグラブバケットを備えた特許請
   求の範囲第１項に記載の船舶に対する船積みおよび船荷
   おる］〜装置。 ０１）船積みのためのコンベア装置がベルトコンベアで
   ある船舶に対する特許請求の範囲第１項に記載の船積み
   または船荷おろし装置。 （１２船積みのだめのコンベア装置の先端にテレスコピ
   ックシュートを備えた特許請求の範囲第１項に記載の船
   舶に対する船積みまたは船荷おろし装置。 ０（テレスコピックシュートが若干の可撓性を有するも
   のである特許請求の範囲第１２項に記載の船舶に対する
   船積みまたは船荷おろｌ−装置。