JPS60161474A - 廃油固形物の製造方法 - Google Patents
廃油固形物の製造方法Info
- Publication number
- JPS60161474A JPS60161474A JP1426384A JP1426384A JPS60161474A JP S60161474 A JPS60161474 A JP S60161474A JP 1426384 A JP1426384 A JP 1426384A JP 1426384 A JP1426384 A JP 1426384A JP S60161474 A JPS60161474 A JP S60161474A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste oil
- plasticizer
- mixture
- polyvinyl chloride
- solidifying
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は%廃油とくに自動車、オートバイ等の車輌用廃
油の有効利用を図った廃油固形物の製造方法に関する。
油の有効利用を図った廃油固形物の製造方法に関する。
近時、自動車、オートバイ等の利用が大巾に増加し、こ
れに供ない使用済みのエンジンオイル、ミッションオイ
ルなどの廃油が多′11kIC排出されている。しかし
これらの廃油は、再利用の道があまりなく、はとんどJ
jIi東焼却されているのが現状である。
れに供ない使用済みのエンジンオイル、ミッションオイ
ルなどの廃油が多′11kIC排出されている。しかし
これらの廃油は、再利用の道があまりなく、はとんどJ
jIi東焼却されているのが現状である。
そこで本発明者は、廃油の再利用方法につき鋭意研究を
行った結果、可塑剤にポリビニルクロ2イド(pvc)
とともに廃油を加えて加熱混合することにより、特徴あ
る性質を有する組成物が得られることがわかった。
行った結果、可塑剤にポリビニルクロ2イド(pvc)
とともに廃油を加えて加熱混合することにより、特徴あ
る性質を有する組成物が得られることがわかった。
本発明は、上記知見にもとづいてなされたものでその目
的とするところは、廃油を固形化して別の用途への再活
用t−可能とする廃油固形物の製造方法t−得んとする
ものである。
的とするところは、廃油を固形化して別の用途への再活
用t−可能とする廃油固形物の製造方法t−得んとする
ものである。
すなわち本発明は、ポリビニルクロ2イド100重量部
に対し廃油10−1000重量部と可塑剤lO〜100
0重量部と全加熱混合して一体化した後冷却固化するこ
とt−%徴とする。
に対し廃油10−1000重量部と可塑剤lO〜100
0重量部と全加熱混合して一体化した後冷却固化するこ
とt−%徴とする。
以下本発8A’を詳細に説明する。
まずポリビニルクロ2イド(PVC)100重蓋部に対
し、廃油10〜1000重量部と可塑剤lO〜1000
重量部とを加熱混合する。
し、廃油10〜1000重量部と可塑剤lO〜1000
重量部とを加熱混合する。
PVCに加える町重剤は、得られる廃油固形物のモジュ
ラスを低くシ、材質を軟かくしてゼリ一様とするもので
ある。この可塑剤として。
ラスを低くシ、材質を軟かくしてゼリ一様とするもので
ある。この可塑剤として。
従来からPVCの成形に用いられている町巌剤を使用で
き1例えばジオクチルンクレート(DOP)、ジンチル
フタレー)(DBP)%ジインテVA/7 fi レー
) (DIDP) 4%の7タル酸エステル系可塑剤、
トリオクチルホスフェート(TOP)等のF[エステル
系可塑剤、メタクリル酸エステル系可塑剤などを用いる
。またこれにトリクレジルホスフェ−) (TCP)等
の難燃性町IHIJ會入れれば、製品を難燃化させるこ
ともできる。
き1例えばジオクチルンクレート(DOP)、ジンチル
フタレー)(DBP)%ジインテVA/7 fi レー
) (DIDP) 4%の7タル酸エステル系可塑剤、
トリオクチルホスフェート(TOP)等のF[エステル
系可塑剤、メタクリル酸エステル系可塑剤などを用いる
。またこれにトリクレジルホスフェ−) (TCP)等
の難燃性町IHIJ會入れれば、製品を難燃化させるこ
ともできる。
PVCに加える廃油は、得られる廃油固形物のモジュラ
スを更に低くシ、材質を軟かくしてゼリ一様とする性質
がある。この廃油として可塑剤と相溶性のあるもの、例
えは二/ジンオイル、ミッションオイルなどを使用でき
る。
スを更に低くシ、材質を軟かくしてゼリ一様とする性質
がある。この廃油として可塑剤と相溶性のあるもの、例
えは二/ジンオイル、ミッションオイルなどを使用でき
る。
ここで可塑剤の添加割合を上記範囲に限定した理由は、
lO重蓋部未満では廃油固形物がゼリー状とならず、ま
fc1000重量部を越えるとコストが高くなるととも
にブリードしやすくなるためである。また廃油の添加割
合を上記範囲に限定した理由は、lO重蓋部未満ではそ
の添加量が少なすぎて有効利用fニーるのが難かしく、
また1000重賃部を越えるとブリードしやすくなるた
めである。この場合廃油の添加蓋は、可塑剤の添加il
t越えないようにするのが好ましい。
lO重蓋部未満では廃油固形物がゼリー状とならず、ま
fc1000重量部を越えるとコストが高くなるととも
にブリードしやすくなるためである。また廃油の添加割
合を上記範囲に限定した理由は、lO重蓋部未満ではそ
の添加量が少なすぎて有効利用fニーるのが難かしく、
また1000重賃部を越えるとブリードしやすくなるた
めである。この場合廃油の添加蓋は、可塑剤の添加il
t越えないようにするのが好ましい。
本発明では、上述した添加物に加えて更にステアリン酸
亜鉛等の安定剤、着色剤あるいは充填剤等の各慎添加剤
を混合してもよい。油の臭いがある時は香料等を混合し
てもよい。
亜鉛等の安定剤、着色剤あるいは充填剤等の各慎添加剤
を混合してもよい。油の臭いがある時は香料等を混合し
てもよい。
これらPVC,可塑剤、廃油等の混合物を加熱混合する
際、その加熱温度をPVCが溶融しうる150〜220
℃でおこなう。この後これt−型などに入れて冷却固化
することにより廃油固形物を得る。
際、その加熱温度をPVCが溶融しうる150〜220
℃でおこなう。この後これt−型などに入れて冷却固化
することにより廃油固形物を得る。
このようにして得られたゼリ一様オイル組成物は、寒天
ゼリーと同じようなゼリ一様の弾性および感触を有して
いる。これは、廃油固形物t−膜製造る過程でPVC分
子が可塑剤及び廃油を取り込んでグル化し、これによっ
てPVCのゼリーが形成されたことを推定させ得るもの
である。但し、このゼリ一様PVC組成物は、寒天ゼリ
ー等のようなシネレシスを生じず、極めて安定である。
ゼリーと同じようなゼリ一様の弾性および感触を有して
いる。これは、廃油固形物t−膜製造る過程でPVC分
子が可塑剤及び廃油を取り込んでグル化し、これによっ
てPVCのゼリーが形成されたことを推定させ得るもの
である。但し、このゼリ一様PVC組成物は、寒天ゼリ
ー等のようなシネレシスを生じず、極めて安定である。
また、かなりの伸び特性および引張強度を有し、寒天ゲ
ルのように容易にちぎれたりすることがない0また。変
形性に富み魁形状追随性に優れているといった特徴があ
る。
ルのように容易にちぎれたりすることがない0また。変
形性に富み魁形状追随性に優れているといった特徴があ
る。
しかも低温での物性低下や硬度の上昇がみられずb−a
o℃〜−40℃での長時間の使用においても常温と変ら
ない挙動を示す。
o℃〜−40℃での長時間の使用においても常温と変ら
ない挙動を示す。
とくに従来廃棄焼却していた廃油を添加しているので、
製造コストをきわめて安くすることができる。しかも廃
油の添加量を調節することにより、廃油固形物の硬さを
広範囲に変えることができる。
製造コストをきわめて安くすることができる。しかも廃
油の添加量を調節することにより、廃油固形物の硬さを
広範囲に変えることができる。
また本発明によって得られる廃油固形物は。
弾力性及び形状追随性に優れて−する。このためこの性
質を利用して、電線、コイル等の被覆充填材、シール材
、産業資材、道路材料などに有効に使用できる。
質を利用して、電線、コイル等の被覆充填材、シール材
、産業資材、道路材料などに有効に使用できる。
以下本発明の実施例につき説明する。
下記m1表に示す製造条件で本発明に係る廃油固形物を
得た。
得た。
ただし、町厩剤としてDOP、廃油としてエンジンオイ
ル廃油を用いた。
ル廃油を用いた。
次にこのようにして得た廃油固形物の硬さを針入度試験
で調べたその結果t−$2表に示す。
で調べたその結果t−$2表に示す。
以上説明したように本発明によれば、従来廃棄、焼却し
ていた廃油を有効KPIr利用でき、しかもその製造方
法もきわめて簡単であり、また得られた廃油固形物が特
徴ある性質を有し種々の用途に使用できるなど顕著な効
果を奏する。
ていた廃油を有効KPIr利用でき、しかもその製造方
法もきわめて簡単であり、また得られた廃油固形物が特
徴ある性質を有し種々の用途に使用できるなど顕著な効
果を奏する。
Claims (1)
- ポリビニルクロライド100重蓋部に対し廃油lO〜z
o00!m部と町朦剤lO〜1000重賞部とを加熱混
合して一体化した後冷却固化することを特徴−とする廃
油固形物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1426384A JPS60161474A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 廃油固形物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1426384A JPS60161474A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 廃油固形物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60161474A true JPS60161474A (ja) | 1985-08-23 |
Family
ID=11856201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1426384A Pending JPS60161474A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 廃油固形物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60161474A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103193933A (zh) * | 2013-03-29 | 2013-07-10 | 宁波市江北成达色母粒有限公司 | 一种基于地沟油的大分子增塑剂的制备方法 |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP1426384A patent/JPS60161474A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103193933A (zh) * | 2013-03-29 | 2013-07-10 | 宁波市江北成达色母粒有限公司 | 一种基于地沟油的大分子增塑剂的制备方法 |
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