JPS60161319A - 結晶性ケイ酸、その塩およびその製造方法 - Google Patents

結晶性ケイ酸、その塩およびその製造方法

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JPS60161319A JP59275020A JP27502084A JPS60161319A JP S60161319 A JPS60161319 A JP S60161319A JP 59275020 A JP59275020 A JP 59275020A JP 27502084 A JP27502084 A JP 27502084A JP S60161319 A JPS60161319 A JP S60161319A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は層構造を有する新規な結晶性ケイ酸、その新規
な結晶性す) IJウム塩およびこれらの化合物を水性
媒質中で製造する方法に関する。
無定形のケイ酸と共に、若干の結晶質ケイ酸もまた知ら
れている。その際、骨格構造を有するケイ酸と層構造を
有するケイ酸とを区別することができる。アルミニウム
含量の極めて低い、水素型のゼオライトは、骨格構造を
有するケイ酸のうちに算えられる。これには、ゼオライ
トZSM−5の極めてアルミニウム含量の低い代表例と
してノシリカライト(Si1ica1it)(米国特許
第4,061,724号ヤ 参照)またはフオージIサイト型またはモルデナイト型
の脱アルミニウムされたゼオライトが属する。
更に、若干の層状ケイ酸、それらのアルカリ塩が天然産
として見出されていることが知られている(H,p、 
Eugster 、 5cience 、 157 +
 11.77−1180 :T、 P。
Rooney et al、、 Amer、 Mine
ral、、 54 、1084−1048(1969)
 ;G。
MaglioneおよびM、 5ervant 、 C
,R:’Acad、 Set、、 Ser、、 D、。
277 、1’i’21−1724(1978) : 
J、 L、 McAtee 、 Jr、 et al。
、 Amer。
Mineral、、 58 (1968) 、 206
1−2069参照)。これらの塩は、また合成によって
も得られる(L、 Me Cu1loch 、 J。
Amer、 Chem、 Soc、、 74 、245
8−2456(1952) ;G、 Lagaly、K
)3eneckeおよびA、 Weiss 、 Pro
c、Int、Cla/Conf、、 Madrid19
72 、668−678 (1978) 、R,K、 
l1er tJ、 Co11oid Sci、 19 
648−657(1964) 、ドイツ特許第2,74
2,912号+ G、 Lagaly et倣ば198
3) 818−826参照)。
アルカリケイ酸塩から酸性イオン交換によって遊離のケ
イ酸が得られる。その際、化合物の層構造がそのままで
得られる。この型のケイ酸またはケイ酸塩にとって特徴
的なことには、結晶性の含水二酸化ケイ素の層の間の外
来分子を組込むというその能力である。その際、X線回
折図から層の拡大が推論されうる。
ドイツ特許第2,742,912号に記載され九層構造
を有するケイ酸は、純粋な形またはその付加化合物の形
で吸着剤として使用されうる。
容易に入手しうる出発生成物から簡単な方法で類似のケ
イ酸およびアルカリ層状ケイ酸塩を製造しうる方法を見
出すという課題があった。
低置な工業的製造を可能にするために、この方法は、最
大限2日間という短かい反応時間で実施でき々ければな
らない。それは、更に石英および無定形部分をできる限
υ含有しない生成物をもたらさなければならない。
本発明は、上記の課題を解決するものである。
本発明は、層構造を有しそして83ないし180ミリモ
ルNa+1モル5i02のイオン交換容量を有する結晶
性ケイ酸ナトリウムを製造すべり、3.9:1ないし1
5:1cD 5i02/Na20tD モ#比および3
:1ないし80:1(7)H20/(Naz O+ S
 102)のモル比を有し、使用する反応混合物の5t
o2含有量に関して所望の結晶性ケイ酸すトリウムの種
子結晶の0.01ないし80重量%を含有する、ケイ酸
ナトリウム含有水性反応混合物を用意し、それを160
ないし250℃の温度に加熱し、そして少くとも、吸引
涙過されそして120℃において乾燥された試料がX線
回折図においてdl−(20±2)・10−8 amの
格子面間距離における反射強度対a2 = (15,5
±1.5) ・10 cmの格子間間隔における場合に
よっては存在する反射の強さのルナくとも8:1を示す
限シ少くとも反応を実施し、そし−(ci3 = (8
,84±0.04) ・1(l amの格子間間隔にお
ける反射の強さがd4 = (8,44±0.04)−
10(4mの格子面間隔における反射の強さに達するか
またはそれを超える前に反応を終了することを特徴とす
る、前記結晶性ケイ酸ナトリウムの製造方法に関する。
出発生成物としては、水酸化ナトリウムと沈殿ケイ酸、
シリカゲルまたはシリカゾルとの混合物が使用される。
しかしながら、ソーダ水ガラス、特に5i0221ない
し30重量%およびNa2O5ないし10重量%を含有
する水ガラスを使用するととが好ましい。とれらの水ガ
ラスは、装置で、取扱い易くしかも高い反応性を示す。
その際、酸性化合物の添加によって5i02/Na2O
の比を高めることが必要であることがある。
とのようにして中和された量は、5i02/Na2Oの
比に更に寄与することはない。
反応時間は、反応温度に強く依存する。それは200に
いし250℃の温度においては1時間以下であシうるが
、(よシ低い温度および5i02/Na2Oのより低い
比の場合において)48時間まででアシうる。反応時間
は、反応中種々の時点において試料を採取しそしてこれ
らをX線分析によってこれらを試験することによって、
選択された反応温度について決定されうる。これは、好
ましくはまず小規模のモデルバッチを用いて実施される
。格子面間隔d1およびd4における反射は、層構造(
I)を有する所望のケイ酸ナトリウムに帰せられる。
従ってそれらの強さくすなわち生成物混合物中に生成す
る結晶性ケイ酸ナトリウムの量)は、できるだけ高くす
べきである。格子面間隔d2における反射は、初めから
適当な反応条件が選択される場合には認められない。乙
の場合には、dlおよびd2における反射の強さは、実
質的に8より高い。d2にお〃る゛反射は、中間生成物
としてマガジアイト(magadfite)が生成する
ときに認められる。しかしながら、マガジアイトは、反
応条件下では安定でないので、d2の強さは最大値を通
過しうる。
反応時間は、有利には非常に延長されるので、d2にお
いては、もはや反射が起らない。同様ないて一部は石英
(スペクトルにおける鋭いピーク)にそして大部分は、
所望のケイ酸塩(スペクトルにおいて不明瞭な極大値)
に帰せられる。
S i 02 /Na20 (中和されていないもの)
のモル比は、好ましくは5:1ないし10:1である。
H20/ (Na20+5iOz)のモル比は、好1し
くは8:1ないし40:1である。
反応温度は、好ましくは175ないし280℃、特に1
80ないし210℃である。
ナトリウムイオンに加つるに、追加的に他の金属イオン
、例えばゲルマニウム、アルミニウム、インジウム、ヒ
素およびアンチモンのイオンならびに非金属リジおよび
ホウ素もまた合成の際に使用されうる。これらの成分の
量がナトリウムの含量に関して10%を超えない限り、
合 成は僅かしか影響を受けない。純粋な層状ケイ酸ナ
トリウム(I) tたは遊離の酸(II’)を製造する
だめには、合成の際に異種の金属の添加を省略すること
が有利である。アルカリ金属(IA)以外の他の揚イオ
ンを含有する純粋な層状ゲイ酸塩は、ナトリウム塩(I
)からイオン交換によって、またけ対応する遊離酸(n
)から中和によって得られる。
出発混合物中のアルミニウムの大部分は、ゼオライト糸
副生成物、大抵28M−5−型またはモルデナイト型の
それらの生成にもたらされる。それに対して工業用水ガ
ラス中に存在するような、比較的僅少なアルミニウム含
量は、悪影響を及ぼさない。
反応の際に生ずる高い水蒸気分圧のゆえに、反応は圧力
容器内で、好まL<は攪拌下に実施される。種子結晶の
添加は、是非とも必要である。しかしながら、比較的長
い反応時間においては同様なケイ酸塩(低い純度を有す
るもの)は、種子結晶の添加なしでも生成する。
種子結晶の量は、非連続的な反応の実施の際には使用さ
れた反応混合物の5to2含量に関して好ましくは0.
5〜10重量%である。0.01重量%以下の種子結晶
の添加は、認められる程の効果をもはやもたらさない。
種子結晶を添加する代シに、前のバッチよりの少量の残
部が反応容器内に残っている場合には、それで充分であ
る。連続的反応操作の場合には、結晶核の比較的に高い
濃度(定常的平衡において)もまた有利であることが立
証された。種子結晶の添加は、生成物の純度に有利に作
用し、また反応時間を著しく短縮する。
本発明による方法は、流れ管−1攪拌槽−またはカスケ
ードの特徴点を有する装置において、バッチ式、半連続
式または連続式に実施されうる。公知の方法に比較して
反応時間が極めて短かいという利点をもたらし、また同
時に極めてすぐれた生成物の品質へと導く。ラスター電
子顕微鏡写真は、本発明による方法に従って製造された
生成物は、無定形の成分も石英含有成分も含有しないこ
とを示している。
本発明による方法に従って得られる結晶性ナトリウム塩
(■)(これはNa−8KS−1(層状ケイ酸1のナト
リウム塩と呼ばれる)は、層構造を有し、X線回折図に
おいて(8,42±0.15)・10−8cmにおいて
少くとも1個の極めて強い線を示しそして0.088な
いし0.18のナトリウム/ケイ素の原子比を有する。
これは実験式Na2S1xO2x+1(ここにXは15
ないし24の数である)に相当する。
得られたナトリウム塩(I)は、揚イオン交換体として
の挙動を示す。イオン交換容量は、(無水の生成物に換
算して)182ないし208 ミIJモルNa/ 10
0gの範囲内、特に182ないし178 ミ!jモル/
100gの範囲内にある。それは酸によるナトリウム塩
の滴定ならびに苛性アルカリ液による得られた酸の逆滴
定によって決定される。合成マガジアイト(試験物質と
しての)についての同様な測定方法は、文献により公知
となっているNa/St−比をもたらす。上記の範囲の
広さは、一部は再現性によシ、一部は結晶性ケイ酸ナト
リウム中の副生成物の量の少ないことによって条件づけ
られる。
純粋な生成物(I)は、145ミリモルNa7100g
のイオン交換容量を示し7、またNa25t22 o4
5の理想組成を有するものと考えられている。
ナトリウム塩(I)のX線スペクトルは一第2表から明
らかなように−ケニアイトの、5iO2−X(Heyd
emann 、 BeitroMin、 Petrog
、剪、 242−259 (1964)参照)の極めて
低い交換容量を有する高圧合成により得られたケイ酸塩
である’5iO2(X−相)”(B。
Mitsyuk et al、、 Geochem、 
Int。18 、202 (1976)参照)の、およ
びに2Si8017・XH20(ドイツ特許第2,74
2,912号公報参照)のそれぞれスペクトルに類似す
る。このことから、層状アルカリ金属ケイ酸塩たるNa
2S122045・XH2O(ケニアイト)、8102
−X1Si02 (X−相)、K2S1O17・XH2
OおよびNa−8KS−1においては、構造上の類似性
が存在するにちがいないと推定することができ、上記の
すべての層状ケイ酸塩は、それらのX線回折図に関して
ケニアイト系のケイ酸塩として把握することができる。
5i02−Xとに2S18017・xH2Oまたは対応
する遊離の酸との間の強い類似性に関して、ベネツケ(
13enecke)およびラガリー(Lagaly)に
よって言及されている( z、 Naturforsc
h。
84b 、 648−649 (1979)参照)。元
素分析によるNa−8KS−1の組成もまた本発明によ
るナトリウム塩と鉱物ケニアイトとの類似性を示してい
る。しかしながら、酸を用いる滴定特性においては、明
らかな相異を示している。Na−8KS−1は、83〜
180ミリモルNa+1モル5to2のイオン交換容量
を有しそしてほぼ当量の塩酸によって遊離の酸(H−8
KS−1)に変換されうるが、鉱物ケニアイトは希薄酸
と反応して888 ミ’JモルH+/1モル5to2の
対応する酸の(理論上の)イオン交換容量を有する6S
i02・H2Oとなる。しした遊離のケイ酸H−8KS
−1とは明らかに相違する。
酸に対するこの異なった挙動は、オイグスター(Eug
ster)によって発見され大、天然産の層状ケイ酸ナ
トリウムであるケニアイトは、Na−8KS−1と同一
でないことを示している。
ドイツ特許第2,742,912号によれば、K2S4
BO17・xH2Oは、250ミリモルに+1モルSi
O2のイオン交換能を有する。5i02(X−相)につ
いては、文献中に8102 X210og当り100〜
180mg Na+のイオン交換容量が記載されている
。それは計算によれば約62〜81ミリモルNa+1モ
ル5i02の交換容量に相当する。
この比較は、X線回折図における実質的な反射に加えて
、更にイオン交換容量に関する記載もまた結晶性ケイ酸
の明確な特徴付けにとって必要であることを示している
層構造を有するケイ酸の他の結晶性アルカリ金属塩(I
a)、例えばカリウムおよびリチウム塩は、同様に(8
,42±0.15) ・110−8aにおいて極めて強
い線を示し、そ17てo、osaないし0.18のアル
カリ金属/ケイ素の原子比を有する。それらは、ナトリ
ウム塩(I)からイオン交換により、オだは層構造を有
する遊離のケイ酸(■)からアルカリ金属水酸化物で中
和することによって得られる。
遊離の結晶性ケイ酸n−5Ks−t(n)を得るために
は、希薄な水性無機酸を用いて最もよ〈実施される。完
全な変換のためには、プロトンの量は、除去されるべき
アルカリイオンの量の少(とも等モル量でなければなら
ない。過剰の酸を使用することが好ましい。処理すべき
アルカリ金属ケイ酸塩(I)を少量づつ酸と混合し、ア
ルカリイオンを含有する反応溶液を残渣から分離しそし
てこの方法を数回反復することが特に有利である。イオ
ン交換を完了するだめの時間を短縮するためには、反応
混合物を攪畑することが推奨される。その際、反応中の
pH値を約2.0まで達せしめるならば有利である。
生成したケイ酸H−8KS−1は、PΣりされ、そして
必要な場合には、例えば乾燥器内で140℃において乾
燥されうる。酸が例えばカリウム塩に変換されるべき場
合のように、更に処理されるべき場合には、乾燥は、必
要ではない。
本発明にゐる方法に従って得られる結晶性ケイ酸H−8
KS−1は、新規である。それは、実験式H2S’x0
2x+1 (ここにXは15ないし24の数である)を
有する。上記式においては、存在することがある水は、
考慮に入れられていない。新たに製造された結晶性ケイ
酸は、乾燥前には約10ないし60重置火の水を含有す
る。乾燥操作中、この水は、連続的に除去され、最終的
には0%に近づく。
この結晶性ケイ酸は、X線回折図においてd−(8,4
2±0.1)10 cmにおいて極めて強い第一の線を
、そしてd−(18±4)・IQ amにおいて、第一
の線の強度のせいぜい75%の強度を有する第二の線を
有することによって際立っている。それは更に前記の構
造式に一致する88ないし180 ミIJモルH+/1
モル5i02の滴定しうる酸性度を示す。一般に、観察
された酸性度は、88ないし105 ミIJモルH+7
モル5io2の範囲内にある。
新規な結晶性ケイ酸H−8KS−1のX線回折パターン
は、少数の線しか示さない。この生成物は、約8.42
・IQ cmの格子面間隔における巾広い強い線によっ
て無定形のケイ酸とは明らかに区別される。文献によれ
ば、(8,2〜3.峡elQ=cmおよび(11〜21
)・10−a emの範囲内の線は、層構造を有するケ
イ□酸にとって典型的なものである。従って、本発明に
よるケイ酸もまた層状の結晶構造を有するととが推定さ
れる。若干のX線反射の強さ、特にd = (18±4
)・lQ’cmにおける反射の強さは、ケイ−酸の含水
量に依存する。しかしながら、特徴的なことは、d =
 (18±4)・lQ−8cmにおける反射の強さが約
3.42・10−8cmにおける反射のそれのせいぜい
75%であるという事実である。本発明による新規なケ
イ酸は、そのX線回折パターンおよび/マ゛たはその特
定のイオン交換容量によって公知の結晶性ケイ酸から区
別されうる。
第1表において、新規なケイ酸J■)がそのX線回折パ
ターンに関して、8種の公知のケイ酸、すなわち、H2
S is 017ΦXH20(ドイツ特許第2,742
,912号参照)、H2S i14029 ・xH2O
(Lagaly et al、、 z、 Naturf
orsch。
28 b (1978) 、 284−288参照)お
よび鉱物マガジアイトおよびケニアイトの散性化によっ
て得られるケイ酸SH(Eugster 、 5cie
nce 157 (1967)、 11’l’l−11
80参照)と比較されている。新規なケイ酸H−8KS
−1は、X線回−折パターンにおいてH2S1s017
・XH20との類似性を示す。しかしながら、それはイ
オン交換容量においてこの酸とは明らかに相違している
H2Sig 017・XH2Oは、5i021モル当り
約250ミリモルの交換しうるプロトンを有するが、本
発明による新規々ケイ酸は、明らかにより低いイオン交
換室量を示す。これは、最高180 ミIJモルH+1
モル5i02であり、そして一般に88ミリモルH+/
/ミリモル5i02より太きい。典型的な数値は、5i
O21モル当り交換しうるH+83ないし105ミリモ
ル(特に88表いし99ミリモル)である。従って、H
2S122045の理想組成が推定されうる。本発明に
よる新規な生成物は、すでに公知の層状ケイ酸塩と同様
に、例えば吸着剤として使用されうる。
新規なケイ酸H−8KS−1のイオン交換容量は、苛性
ソーダ溶液を用いる滴定(最も有利には塩化ナトリウム
水溶液の添加後の)によって決定される。プロットされ
た滴定曲線の屈曲点は、pH8ないし11の範囲内にお
いて当量値を示す。前厄するアルカリ金属塩(工および
Ia)の塩酸による滴定(’pH2ないし5の範囲内の
屈曲点)は、対照として用いられ、そして類似の数値を
力える。塩酸を用いる同様な滴定を公知のマガジアイト
系のケイ酸塩を用いて実施すると、実質的により高いが
、この層状ケイ酸塩にとって予想されるイオン交換容量
をもたらし、かくしてこの測定方法の適用可能性を確認
せしめる。
イオン交換容量は、灼熱減量(1,000℃以上におけ
る)を測定することによって無水の形に換算されうる。
結晶水を含有しない新規なケイ酸(II)につ換容量に
相当する。この場合においても、結果は、生成物中の不
純物および測定方法の正確度によって影響される。
5i02の縮合度がH2S’IB 017に比較しでよ
り高くまた酸性5t−6H基の含量がそれに対応して低
いという事実が、異った化学的および物理的性質をもた
らす。H2S’8017・XH2Oは酸に敏感でまた熱
的に不安定であp1従って低温度で貯蔵しなければなら
ないが、このことは新規なケイ酸(H−8KS−1)に
は当てはまらない。滴定中ならびに脱水中の挙動にもま
た若干の相異点が見出される。
以下に結晶性層状ケイ酸ナトリウム(I)の、攪拌容器
またはカスケード式攪拌容器群における半連続式および
全連続式製造を詳細に説明する。
一般に、本発明による方法の連続的実施態様は、175
℃以上において行なわれる。水性反応混合物上で生ずる
圧力のゆえに、オートクレーブが必要である。不活性ガ
スの添加による圧力のそれ以上の上昇は、なんらの利益
をももたらさない。反応成分の添加中でも、反応混合物
の温度は、180ないし280℃、特に160ないし2
10℃の範囲内とすべきである。これは、添加すべき物
質がすでに加熱されている場合には、特に容易にできる
。反応容器内の圧力は、100バール以下、一般に5な
いし25バールの範囲内とすべきである。
反応容器中への反工6成分の配量のために、ポンプが必
要である。この目的では単一のボンプマ充分であるが、
個々の成分を別々に、従ってオートクレーブの異なった
供給点において2個または8個のポンプが必要とされる
。反応容器外でのゲル形成を避けるために、酸性化合物
(例えば、硫酸、リン酸)および塩基性反応成分(水溶
性のアルカリ金属ケイ酸塩またはアルカリ溶液)を別々
に配量することが好ましい。酸性化合物を過剰に配量す
る場合には、アルカリ溶液を添加することも必要であり
うる。
出発生成物は、次々と添加することができるが、同時に
添加することが好ましい。数個の直列に連結された反応
容器が使用される場合には、各成分の添加時間が第1の
攪拌容器内での滞留時間の10ないし100%、特に2
0ないし80%である々らば有利である。
もし添加中に生成物を同時に取出さなければ、攪拌容器
の内容量が増加する。その場合には、添加は、最高液面
に達するまでに終了しなければならない。各成分が非常
に急速に添加される場合には、後結晶化によって結晶性
ケイ酸塩の充分な生成を達成するために、反応容器内で
なお更に攪拌を続けなければならない。次いで、生成物
は、なお熱いオートクレーブから取出される。しかしな
がら、この後結晶化を、場合によっては同様に攪拌機を
備えたもう一つの容器または容器群の中で実施し、従っ
て(攪拌容器)カスケードを形成せしめることが有利で
あることもある。後結晶化の時間は、第一の攪拌容器内
の平均滞留時間の最高99倍、好壕しくけ最高20倍そ
して特に(200℃以上の高い温度において)9倍、好
ましくは4倍以下とすべきである。その際、第1の攪拌
容器よシも明らかに低い温度において後結晶化を実施す
ることが可能である。
連続的反応操作においては、オートクレープを完全に空
にしないで、後結晶化されたケイ酸塩、母液および未反
応の出発生成物からなる生成物混合物を常に少くとも一
部充填しておくことが有利である。それによって、オー
トクレーブ内に高割合のケイ酸塩結晶が残留し、それが
結晶性ケイ酸塩のそれ以上の生成を促進する。
連続的反応操作においては、種子結晶は、運転開始期の
間のみ、(平衡の調整のために)添加される。
反応中、反応混合物中のアルカリ金属ケイ酸塩の結晶対
溶解されたSiO2の重量比は、0.05以上好ましく
は0.1以上そして特に0.2以上とすべきである。そ
の場合、全連続式反応操作においては、一般に1.0以
上の一定値に保たれる。
半連続式反応操作においては、数値は、定期的に平均値
を超そしてまたそれを下廻る。
全連続式反応操作および理想的混合の場合には、攪拌容
器および取出された生成物の両方に溶解されたケイ酸塩
よりも実質的によシ多くの結晶性ケイ酸塩を存在せしめ
ることができる。
なお圧力下にあるオートクレーブから生成物を取出すべ
き場合には、それは適当な底部排出弁によって達成され
る。完全に空にすることが所望されない場合には、反応
混合物中に浸されておシそして弁によって閉鎖されてい
るサイフオン管を介して生成物を取出すことが有利であ
る。取出されうる生成物の最大量はサイフオン管の長さ
によって決定される。
本発明による方法は、有利には全連続式に実施される。
このためには、出発成分の連続的供給と共に、反応生成
物の連続的な排出を必要とする。これは、例えばサイフ
オン管によって行なわれる。反応容器の監視のためには
、液面計により、まだは装置の重量を測定することによ
って液面を監視する必要がある。
経済上の理由から、バッチ式操作および連続式操作の両
方において、反応時間は、一般に、添加されたアルカリ
金属ケイ酸塩の少くとも10%が層状アルカリ金属ケイ
酸塩に変換されるようなものとされる。反応温度がよシ
高い場合には、より短い反応時間が必要とされる。18
0℃以上の温度においては、1時間以下の時間で充分で
ある。しかし々から、数日間の反応時間が必要なことも
ある。特定の反応条件に依存する必要な反応時間は、個
々の試料のX線回折パターンから決定されうる。本発明
による方法を使用することにより、結晶性層状ケイ酸塩
において典型的なX線回折をもっばら示すケイ酸塩を製
造することができる。
(生成された)結晶性のケイ酸塩対(添加された)溶解
されたケイ酸塩の比は、主として平均滞留時間および組
成(特にNa2o/5i02のモル比)によって定まる
平均滞留時間の増加は、結晶性物質の量を増加させる結
果になるが、場合によってはまた副生成物の生成を促進
する。経済的理由から、より短い滞留時間を用いそして
比較的少量の結晶性生成物を受入れることが実際的であ
ろう。
層状ケイ酸塩を単離するためには、反応混合物を反応後
に濾過し、そして残渣を水または希薄なアルカリ金属溶
液(アルカリ金属ケイ酸塩に応じて)で洗滌し、そして
必要ならば乾燥する。しかしながら、更に処理するため
には、例えばアルカリ金属イオンを塩溶液で処理するこ
とによって他の揚イオンと交換するために、フィルター
から取出された湿潤した生成物を直接処理することもま
た有利であろう。
肩 ソーダ水ガラス(Sin、27’ %、Na2O: a
 45チ、p、t2o30.24%)8&5重敬部を水
149う゛1添、JI]−t b cと、ヨ1、次(7
) % k Mtl M、 :Na2O0,303: 
At203 0.0052 : 5i02 : XH2
Oを有する反応混合物をまず調製する。その後で、予め
行った実験よりのフィルターから得た湿潤した結晶性ケ
イ酸ナトリウム(1,200℃への加熱による71%の
重量減;モル組成の計算に当っては水の量のみを考慮に
入れた)を添加する。次いで、96%の硫酸4.93部
を攪拌下に徐六に加える。その時反応混合物は、次のモ
ル−組成を有する: Na2O0,174: At203 [+、0052 
: 5i02 :、Na25O4G、129 : H,
050゜ 上記の反応混合物をステンレン鋼製のオートクレーブ内
で205℃で1.5時間加熱しそしてこの温度に保つ。
時々、試料を取出して試験全行なう。205℃で2.5
時間加熱した後、徐々に冷却させる。この時点で取出し
た試料は、120℃において乾燥した後に、 dl==
2 [L、5・1o−’cmの格子面間隔において56
の相対強宴を有する反射を示し、d、== 15.5 
、10−” cInにおいては反射を示さず、d3=五
34・i o−8cmにおいて46の相対強さを有する
反射を、そしてd4−五44・1O−8(7)において
100の相対強さを有する反射をそれぞれ示す。冷却後
に反応混合物を濾過し、水で洗滌しそして吸引漏斗で吸
引乾燥する。フィルターから取出された湿潤した生成物
は、55%の灼熱減量を示す。空気で短時間乾燥した生
成物を熱重量分析により試験する。約140℃の温度に
達するまでに43%の重量減が生じた。約1000℃ま
で罠は、それ以上重質的な重量減は観察さrLない。
120℃において一定重量まで乾燥された生成物(1)
は、元素分析により次の組成を示す二Bla 3,8%
、At[L24%、Si 41.5%およびFeO,0
03え。
これから17.9のB102 / Na2Oのモル比が
算出さ几る。332の81oz / ATO3のモル比
に、反応混合物中の溶解されたA−z2onの存在にも
かかわらず、こ几は最終生成物中に極めて少量しめ)組
込まれないということを示す。空気乾燥場れたケイ酸ナ
トリウム(1)のX線回折ノ(ターンを第2表に示す。
第2表 ケニアイト xgsl、oly Si、02−X 5i
02 Na−6KS−1(Xz−相) (例1) 19.7100 2α1100 1&0 20 19.
3902[15569,935010,230&931
0 9.7201[LD 117.78 2 7.31
15 7.3212 ’7.2.510 7.31 4
162 6 /16815 &5016 /13815 5.64 8 5.4515 51412 5.1112 4.9735 5.031G 4.99154.831
0 4.69 !10 4.47 6 4.37 6 4.2930 4.10 40 五9510 3.8215 五8610 3.75 6 五642〇 五6615 五646 五6422五55
2.0 !L5231 五43 B5 5.4’s 90 五42100 3.
42100 五44100五3245 i3446 3.2055 3.1960 五20403.2153
2.9314 2.9140 2.9410 2.94
162.88 10 2.85 12 2.654 2.6’415 例2 例1による生成物に塩酸全室温において2.0のpH値
に達するまで徐々Vこ添加する。反応混合物ケ約15分
間攪拌し、濾過し、フィルター残渣に再び希iM酸ケp
H2となる寸で添加する。
生じた結晶性ケイ酸k濾過し、水:c2回元分に洗滌し
、再び濾過しそして吸引乾燥する。フィルターから取出
された湿潤した生成物の灼熱減量は・ 34・9チであ
る。湿潤したケイ酸1002ケ5%の1Jaot溶液1
9’Ofと混合し、次いで1mのNaOHを用いて滴定
する。第7表は、滴定値を示す。グラフに表わした場合
、pH9,5における曲線の屈曲点から、灼熱された生
成物1002当り155ミリ当量の当闇1直が決定さr
+、る。コflから、約94 ミI) モルH”/ %
 /l/ 5i02のイオン交換容量が測定部れ、こt
Lは21:1の5i02:2H+ の比またfi 5i
02 : Na2O比に相当する。
例5 例1による生成物を4俤の塩酸を用いて80℃において
15分、興の抽出を2回行なう。フィルターから取出さ
れた湿潤した生成物のX線回折パターンを第3表に示す
。示差熱分析による試験の結果は、約120℃における
顕著な転移および約t 180℃におけるあまり著しく
ない吸熱的転移を示している。
第3表 (1(10−’ crn) 工/I 。
1&1 19 7、.89 5 5.21 12 五8515 五53(S) 2−7 入59 100 五22(S) 17 S=肩部 例4 例3によるフィルターから取出された湿潤した生成物に
過剰の苛性ソーダ溶液を加える。1時間攪拌し、吸引濾
過しそして少量の水で洗滌する。120℃において乾燥
された生成物のX線回折パターンケ第4表に示す。
第4表 d(10−8cm) ■/工0 19.8 62 9.87 13 731 5 637 ろ 4.98 − 11 4.69 10 427 9 5.66 19 5.50 、31 3.44 100 五35 44 3.33 44 3.21 47 294 8 例5 予め短時間空気乾燥されそして442係の灼熱減量を有
する例1よシの生成物10rを水190?に添加し、α
5モルのH,S O4で滴定を行なう。それぞれの添加
後、p)iが小数点以下2位まで少くとも2分間一定に
なるまで待ち時間をおく。その結果、滴定に数時間かか
る。第5表は滴定値を示す。グラフを用いることにより
、pH45における曲線の屈曲点から、灼熱された生成
物1001当りNa+150ミリモルの当歇値が決定さ
れうる。21:1の5i02:Na20−jt’jた1
jsi02:2H−比(交換しうるプロトン)に相当す
る約95ミリモルNa 1モル5i02 のイオン交換
容量が測定される。酸で滴定しそして空気中で乾燥した
後のX線回折パターンは第1表に示されている。
第5表 d(15m pHmmol(イオン交換された)Na”
−0001α22 0.0 1.00 9.25 17.9 2.00 A32 35.8 3、00 7.52 S五8 4.00 7.09 717 5.00 A85 B9.6 5.50 6.73 9PL6 6.00 1,66 107.5 6.50 6.49 116.5 7.00 1h36 125.5 7.50 6[16134,4 a00 5.44 14五4 ・ A25 4.92 147.9 11L50 3.58 152.4 a75 A18 156.8 9.00 2.92 161.3 9.25 2.79 165.8 9.50 2.65 170.3 9.75 2.59 174.8 10.00 2.Bfl 179.2 10.25 2.44 18′!L7 10.50 2.39 18a2 10.7s 2.5a 192.7 11.00 2.SQ 197.2 11.50 2.22 201!L1 1ZOO2,16215,1 例6 例5の滴定を繰返す。ただし水の代シに5%のNa0t
溶液190?が用いられる。第6表は、滴定値を示す。
グラフを用いることにより、pH五75における曲線の
屈曲点から、灼熱された生成物1001当J145ミリ
モルの当量値が決定される。これから、22:1の81
02 : Nan。
−比または810. : 2 H+−比に相当するSi
n、jモル当F) Na+約91ミリモルのイオン交換
容量が算出される。
第6表 wd (L5 m pHmmol (イオン交換さ?1
.た)Na”−0,00A87 0.0 α5 ELO1A9 1.0 749 17.8 1.5 7.00 216 2.0 6.633a5 2.5 /i、16 44.4 i0 6.14 5五3 3.5 5.83 62.1 4.0 5.66 ’ 710 4.5 5.47 79.9 50 5.36 8a8 5.5 !i29 97.7 +s、0 5.22 、 10&5 /、5 !L18 115.4 7.0 5.0B 124.3 75 4.84 153.2 ao 4.20 142.0 a5 2.96 150.9 9.0 2.53 159.8 9.5 130 16a7 第7表 d 1 m pHmmol(イオン交換された)プロト
α0〇 五26 0.0 100 4.98 15.4 2.00 5.40 50.7 5、DOS、tSo 41.1 4.00 5.68 61.4 5.00 5.84 18 10 419 92.1 450 6.46 99.8 Z00 A76 1075 750 7.08 115.2 a00 737 122.9 a50 7.76 1315 9.00 A25 13a2 9.25 A55 142.0 9.50 A77 145.9 275 旧0 149.7 1[Llo 9.60 、 155.1第7表(続き) +I!I!1m pg mmol(イオン交換された)
プロ10.25 9.78 157.4 1[L50 9.93. 161.2 1[L75 10.30 165.1 11.00 10.58 16EL9 11.25’ 10.75 172.811.50 1
α95 17/x、6 11.75 11.[]9 180.412.00 1
1.21 184.3 12.25 11.29 18a1 12.50 11.36 192.0 1!L0・0 11.54 199.61五50 11
.63 207.5 14.00 11.70 215.0 15.00 11.84 23I13 1&00 11.8.8 245.7 例7 沈殿ケイ酸(メルク社(MerekAG 、 Darm
eta −dt、Oat、 h 657 ;灼熱減量的
15%) 141.44重量部を水1.479重量部に
加え、次いでNaOH32重量部を導入する。これは1
La20 (120:SiO□: H,042のモル組
成に相当する。
混合物を対応する前の実験よりの結晶性ケイ酸ナトリウ
ムの残渣をなお含有しているステンレス鋼製のオートク
レーブで200℃に加熱しそして攪拌する。ケイ酸は、
ケイ酸ナトリウムの生成下に溶解する。
4時間の全反応時間の後に、反応混合物を濾過し、洗滌
しそして100℃において乾燥する。
X線回折スペクトルは、第2表に示されているそれにほ
ぼ一致する(′!L44・10−a鋸における強い線)
15 mのa、5o4ft用いる滴定によって灼熱され
た生成物100f当りNa 約142ミリモルのイオン
交換容量が測定さ几る。これから、Na2S1X02X
+1(ここにx=22.4)の実験mtixおよび10
89のNa / siの原子比が算出される。
例8(比較例ン 以下の2つの例において、上述した本発明によるケイ酸
塩をマガジアイト系の層状ケイ酸塩と比較せんとする例
8は、種子結晶を添加する、ことによってケイ酸ナトリ
ウムの結晶化が強く影響されることケ示すためのもので
ある。
ケイ酸ナトリウムは、例1におけるものと同じエダクト
組成を有する反応混合物から製造される。前に行なわれ
た実験より得られたマガジアイト様ケイ酸塩の種子結晶
が反応混合物に添カ目される。反応混合物を165℃に
おいて19時間攪拌し、冷却後炉遇し、水で洗いそして
吸引漏斗で吸引乾燥する。水250dで希釈さtした反
応混合物よりの母液102は、1α4のpH値を有する
。空気中で短時間乾燥された生成物のX線回折パターン
1に第8表に示す。灼熱(1,000℃以上)によシそ
の重量の61.3%の減量を示すフィルターよシ取出さ
れた湿潤した生成物を例5と同様にして硫酸で滴定する
第9表は滴定値を示す。グラフに表わした場合、pH5
,0における曲線の屈曲点から灼熱された生成物100
1当9215ミリ当量の自量値が得られる。試料の81
02 含量について滴定から決定された組成を包含させ
ることにより、11L5:1の5i02 : 1Ja2
0−比に相当する138ミリモルNa+1モル5102
 のイオン交換容量が決定される。
第8表 eL (10−” cm) 工/工0 15.5 100 776 13 5.15 20 4.69 8 4.44 10 423 7 五63 18 !L54 24 3.44 79 !L30 49 344 65 Z81 11 2.58 B 2.34 ’6 第9表 一α5?M pHmmol(イオン交換さtl、た)N
a”−0,0010,59[10 1、Oo 9.81 25.8 2.00 9.13 517 !L 00 7.28 77.5 4.45 &73 111 5.00 6.61 129.2 6[0454155,0 7,00&40 18a8 s、Oo 6.ol 20a7 aSO五97 219.6 9.00 Z95 23Z5 9.25 2.76239.0 Q、50 2.65 245.4 9.75 2.55 251.9 1α00 2.48 25a2 1[L50 2.34 271.7 1100 2.16297.1 12.00. z、o9 51aa 12.50 ′Las、 322.9 1500 1.9B 335.8 例9(比較例) 例8よりの湿潤生成物1002を5%の塩酸:200 
Tntに添加し、そして室温において1.25時間攪拌
する。この生成物を濾過し、再び同量の塩酸と混合し、
25時間攪拌し、濾過しそしてこの生成物を水と共に攪
拌しそして濾過の際に洗うことによって水で2回徹底的
に洗滌する(空気中で短時間乾燥した生成物のX線スペ
クトルが第10表に示されている)。次に生成物を吸引
乾燥する。1(LOr(灼熱減惜57.1%)を5%の
NaC1溶液190−に加え、そして次に1 m Na
OHで滴定する。第11表は滴定値を示す。グラフに表
わした場合、pHa3における曲線の屈曲点から、灼熱
嘆れた生成物100y”41u”−23s ミリモルの
自責値が決定される。それから1 !1.9 : 1の
5in2.2H−比ま。
たは8102 : Na20−比に相当する約144ミ
リ当に1モル5i02 のイオン交換容量が算出される
天然産ならびに合成のマガジアイトについて、1!L4
ないし144のSi’01 : Nanoの元素分析に
よる組成が決定されている( Lagaly et a
L。
ムm、Minera1..60 、 642−649 
(1975)参照)。例8のナトリウム塩の、または例
9の遊離の酸のそれぞ几のイオン交換容量から算出され
た14.5二1または1五9:1の比は、こtLらの数
値とよく一致する。
第10表 d(10”cPn) 工/工0 12.1 11 Z42 5 555 6 4.35 8 五69 17 5.62 18 五62 18 343 100 3.25 16 五21 16 518 ・ 15

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、X線回折図における(a、42±0.1)・110
    −8Cにおいて極めて強い第一の線を、そして(18±
    4)・10−8cmにおいてその強度が第一の線の強度
    のせいぜい75%である第二の線を有し、そして83々
    いシ180ミリモルH+7モル5i02の滴定しうる酸
    性度を有し、H2S1x 02x+1(ここにXは15
    ないし24の2、X線回折図における(8.42±0.
    1)・10−8cmにおいて極めて強い第一の線を、そ
    して(18±4)−10=cmにおいてその強度が第一
    の線の強度のせいぜい75%である第二の線を有し、そ
    して88ないし130ミリモルH+1モル5io2の滴
    定しうる酸性度を有し、H2S1X02X−1−1(こ
    こにXは15ないし24の数である)の実験組成を有し
    そして層構造を有するケイ酸の結晶性ナトリウム塩であ
    って、 X線回折図において(8,42±0.15) ・10−
    8 cmに少くとも1本め極めて強い線を、そして(2
    0±2)・110−8aにその強度が第1の線の強度の
    せいぜい75%である第2の線を有しそして硫酸を用い
    る滴定によって決定しうる83ないし130ミリモルN
    a7’モルSiO□のイオン交換容量を有する、上記ケ
    イ酸の結晶性ナトリウム塩。 8、 イオン交換容量が88ないし105ミリモルNa
    /ミリモル5102である特許請求の範囲第2項記載の
    ナトリウム塩。 4、 層構造および83〜180ミリモルNa+1モル
    5i02のイオン交換容量を有する結晶性ケイ酸ナトリ
    j魯ル ラムの製造方法において、8.9 : 15 : 1の
    5i02/Na2Oのモル比および8:1ないし80:
    1のH2V(Na20+SiO□)のモル比を有するケ
    イ酸ナトリウム含有水性反応混合物であって、所望の結
    晶性ケイ酸ナトリウムの種子結晶を使用された反応混合
    物の5io2含量に関して0.01ないし80重量%含
    有する上記反応混゛合物を用意し、それを166ないし
    250℃の温度に加熱cシ、反応を少くとも、吸引沖過
    されそして120℃において乾燥された試料がX線回折
    図において格子面間隔d1−(2o±2)・IQ−8c
    mにおける反射の強さ対格子面間隔d2 = (15,
    5±1.5) ” 10 cmにおける場合によっては
    存在する反射の強さの比少くとも3;1を示すに到るま
    でチ吟そ情実施し、そして反応を格子面間隔ti3 =
     (8,84±0.04) ・10−8cmにおける反
    射の強さが格子面間隔d 4−(3,44±0.04)
    ・10−8cmにおける反射の強さに達するかまたはそ
    れを超える前に終了することを特徴とする上記結晶性ケ
    イ酸ナトリウムの製造方法。 5、使用された反応混合物が5:1ないし10:1のS
    iO2/Na2Oのモル比を有する特許請求の範囲第4
    項記載の方法。 6、X線回折図における(8.42±0.1) ・10
    −8cmにおいて極めて強い第一の線を、そして(18
    ±4)・10−8cmにおいてその強度が第一の線の強
    度のせいぜい75%である第二の線を有し、そして83
    ないし130ミリモルH+1モルSiO2の滴定しうる
    酸性度を有し、H2S ix 02X+ 1(ここにX
    は15ないし24の数でアルカリ金属塩を希薄な無機酸
    で処理し、そして生じたケイ酸を炉別することを特徴と
    する上記結晶性ケイ酸の製造方法。
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