JPS60152526A - ポリオキシブチレンポリオキシアルキレングリコールの連続製造法 - Google Patents

ポリオキシブチレンポリオキシアルキレングリコールの連続製造法

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JPS60152526A
JPS60152526A JP59264663A JP26466384A JPS60152526A JP S60152526 A JPS60152526 A JP S60152526A JP 59264663 A JP59264663 A JP 59264663A JP 26466384 A JP26466384 A JP 26466384A JP S60152526 A JPS60152526 A JP S60152526A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フラー土触媒を用いてテトラヒドロフランを
1,2−アルキレンオキシドと共重合させることによる
、ポリオキシブチレンポリオキシアルキレングリコール
の連続製造法に関する。
英国特許854958号明細書には、反応性水素原子を
有する化合物とフラー土触媒の存在下に重合を行うこと
による、テトラヒドロフランと1,2−アルキレンオキ
シドを共重合させる方法が記載されている。この方法で
は副生物として、主としてオリゴマーの環状エーテルか
ら成る比較的多量の低分子生成物が得られる。
この希望しないオリゴマーの環状エーテルについては、
重合物からの分離に例えば費用のかかる解重合(欧州特
許出願公開6107号明細書)を必要とする夾雑物及び
不活性物質が問題である。しかしこの処理法によっても
、′この共重合体から製造されたポリウレタンの機械的
品質を不活性物質が下げるので、希望に価する不活性物
質の定量的除去は達成されない。オリゴマーも出来上り
生成物の表面に滲出し又は溶剤により溶出され、それに
よって成型品の形態安定性が損われることがある。この
欠点を避けるため米国特許4127513号明細書では
、交換可能なアルカリ金属イオン及びアルカリ土類金属
イオンがほとんど完全に水素原子により置換されるよう
に、フラー土の酸活性化が高濃度の酸により行われる、
触媒として高活性化されたモンモリロナイトを使用する
ことが提案されている。この方法の欠点は、重合物の色
価が高いこと、重合速度が比較的低いこと及び常に5〜
6重量%の割合でオリゴマーの環状エーテルが生ずるこ
とである。
フラー土の触媒的な影響下でアルキレンオキシドをテト
ラヒドロフランと共重合させるための改善を図る提案が
、米国特許4228272号明細書に示されている。こ
の場合は、特定の比気孔率、特定の触媒表面積及び特定
の細孔径の適用を定めている。高められた重合速度にお
ける操作法によれば、改善された色価な有する生成物が
得られる。しかし約4重量%のそのオリゴマー含量(第
5欄14行及び15行参照)は、より高い機械的要求が
課せられるポリウレタンの製造に共重合体を利用するた
めには高すぎる。
すでに知られているように、フラー土の存在下にアルキ
レンオキシドをテトラヒドロフランと共重合させる方法
はいずれも、水酸基を有しない巨大環状ポリエーテル6
〜4重量%が夾雑する末端水酸基を有する高分子の共重
合体を提供する。この巨大環状ポリエーテルは、インシ
アネート基と反応する水酸基を有しないので、不活性物
質である。これらの環状オリゴマーは普通の溶剤にきわ
めて易溶であるから、そのため加工の困難性を起こすお
それがある。それは最終生成物の機械的性質に不都合な
影響を与える。
本発明・の課題は、多量の環状エーテルの生成が避けら
れる、テトラヒドロフランと1,2−アルキレンオキシ
ドから価値の高い共重合体を製造する方法を開発するこ
とであった。 ゛本発明はこの課題を解決するもので、
反応器を貫流したのち改めて反応器に供給される反応混
合物に、再供給されるその反応混合物に対し30重量%
以下好ましくは20重量%以下のテトラヒドロフラン、
1,2−アルキレンオキシド及び反応性水素原子を有す
る化合物からの混合物を添加することを特徴とする、反
応性水素原子を有する化合物の存在下にテトラヒドロフ
ランを1,2−アルキレンオキシドと共重合させ、その
際反応器内で固定配置されたフラー土触媒を用いそして
反応混合物を再供給しながら50℃以下の温度で重合を
行うことによる、ポリオキシブチレンポリオキシアルキ
レングリコール、その半エステル又は半エーテルの連続
製造法である。
1.2−アルキレンオキシドとしては非置換の又は置換
されたアルキレンオキシドが用いられる。置換基として
は、例えば直鎖状又は分岐状の1〜6個好ましくは1個
又は2個の炭素原子を有するアルキレン基、フェニル基
、1個又は2個の炭素原子を有するアルキル基及び/又
はアルコキシ基により置換されたフェニル基、あるいは
ハロゲン原子好ましくは塩素原子があげられる。特に適
する1、2−アルキレンオキシドは例えば1,2−ブチ
レンオキシド、2,6−ブチレンオキシド、スチロール
オキシド、エピクロルヒドリン及び好ましくはエチレン
オキ、シト及ヒ1,2−プロピレンオキシドである。1
,2−アルキレンオキシドは、単独で又は混合物例えば
エチレンオキシドと1,2−プロピレンオキシドからの
混合物として使用できる。
反応性水素原子を有する化合物は、例えば水、1価及び
多価のアルコール、例えばメタノール、エタノール、フ
ロパノール、エチレングリコール、ブチレングリコール
、グリセリン、ネオペンチルグリコール及びブタンジオ
ール、ならびに特に例えば1〜8個好ましくは1〜6個
の炭素原子を有するカルボン酸である。特に好・適なも
のは、それを用いる際比較的高い重合温度例えば65〜
50℃でもほとんどオリゴマーの環と 状エーテルが生じない註−半半唸により、水及びカルボ
ン酸例えば義酸、酢酸及びプロピオン酸である。水及び
多価アルコールを使用するときは、遊離のポリオキシブ
チレンポリオキシアルキレングリコールが生ずる。反応
性水素原子を有する化合物としてカルボン酸又は1価の
アルコールを用いると、それに対応してポリオキシブチ
レンポリオキシアルキレングリコールの半エステル又は
半エーテルが生ずる。
反応器としては、任意の形状例えば方形又は長円形の横
断面を有する例えば柱状の反応容器が適している。特に
好ましくは細長い円筒形の反応器が用いられる。反応器
の内径対長さの比率は一般に1:2ないし1:100好
ましくは1:10ないし1:40である。反応器は垂直
又は水平に配置でき、その中間の位置でもよい。
しかし反応器内の熱を除去すべきであるならば、反応器
として好ましくは約10〜100mmの管径を有する直
立管状炉が用いられる。温度を外部循環内に設けられた
熱交換器により調節するルマンス・エンチクロヘテイΦ
デル書テヒニツシエン・ヘミー6版■巻541〜545
頁に記載されている。それは天然の又は合成のフラー土
例えばモンモリロナイト型のアルミニラムノ・イドロシ
リケート又はアルミニウムマグネシウムハイドロシリケ
ートであって、酸により活性化でき、そして例えば「ト
ンシル」の名で市販品を入手できる。合成フラー土は例
えば米国特許854958号明細書に記載されている。
フラー土は、その製造により定まる約2〜7重量%の交
換水を含有する。フラー土は100℃以上での乾燥によ
り吸着水を失うが、吸湿性であるため再び空中でそれを
受入れる。特に有利な結果は、含水量が1重量%以下特
に0.5重量%以下である、フラー土触媒により達成さ
れる。
反応器内に固定配置されるフラー土触媒を製造するには
、市販の普通の含水フラー土を例えば結合剤特に水と練
合し、圧搾して成形品にする。次いでこの含水成形品を
、100°C以上好ましくは150〜700℃の温度及
び常圧又は減圧で、場合により反応条件下に不活性なガ
ス例えば希ガス例えばヘリウム又はアルゴン、又は特に
窒素の存在下で脱水する。触媒成形品の含水量はこうし
て1重量%以下となるが、それを0.5重量%以下に減
少させることが好ましい。
フラー土のプレス加工品は、例えば球、環、円筒又は錠
剤の形であってよい。球形のフラー土成酪品を用いると
きは、その球体は一般に2〜15謔好ましくは6〜5門
の直径を有する。
円筒形の成形品としては、一般に2〜15闘の長さと2
〜6wnの直径を有する円筒が用いられる。非球状又は
非円筒形の成形品は一般に、円筒成形品のそれに相当す
る容積を有する。
触媒成形品は、例えば単に積み重ねるだけで反応器内に
固定配置される。反応混合物が通過する触媒床は、長期
の運転ののちでも更新しないでよい。なぜならば触媒成
形品がその最初の固形を保持しかつ磨滅を受けることが
ないからである。この触媒は活性の喪失が少ない点でも
卓越し、そして長い寿命を有する。
原料のモノマー物質であるテトラヒドロフランと1,2
−アルキレンオキシドは、できるだけ純粋な形で用いる
ことが好ましい。それによりフラー土触媒の長い寿命゛
が保証される。テトラヒドロフランは重合前の精製のた
め、欧州特許出願公開6112号明細書に記載の方法に
従って、強い鉱酸、有機スルホン酸、シリカゲル及び好
ましくはフラー土により予備処理される。
モノマーのテトラヒドロフランとアルキレンオキシドを
反応させるためのモル比は、広い範囲で変動可能である
。好ましいモノマー混合物では、例えばテトラヒドロフ
ラン対アルキレンオキシドの比が20=1ないし1:2
0好ましくは10:1ないし1:10特に好ましくは1
0:1ないし1:5である。出発混合物中における、活
性水素原子を有する化合物あ濃度は、多くの場合0.5
〜15モル%好ましくは1〜1好ましくは20〜45℃
の温度及び常圧下で行われる。エチレンオキシドの割合
が高い共重合混合物では、共重合を高められた圧力下で
行うことが好ましい。その反応温度では、触媒上の好ま
しい滞留時間は0.5〜4時間である。
本発明方法によれば、出発物質の混合物を共重合のため
反応器に導通し、反応器から出る反応混合物を、再導通
のため反応器に返送する。
その際反応器への再導通の前に、反応混合物に、再供給
反応混合物に対し30重量%以下好ましくは20重量%
以下の原料モノマー混合物を新たに添加する。反応性の
水素原子を有する化合物は、常にほとんど完全に反応す
るが、アルキレンオキシド又はテトラヒドロフランの過
剰は反応せずに反応混合物中に残留する。
共重合は発熱して進行するので、反応器を又は反応器の
外でポンプ循環される反応混合物の流れを冷却すること
により、温度が一定となるように留意する。反応器に新
たに出発混合物を供給する量に応じて、反応器から排出
する反応混合物から連続して分流を取り出す。目的生成
物を含有するこの分流は、本質的に1,2−アルキレン
オキシド又はテトラヒドロフランを含有せず、そして反
応性水素原子を有する化合物も含有しない。この分流は
例えば共重合物60〜60重量%とテトラヒドロフラン
40〜70重量%からの混合物から成る。変化率は、一
般に装入テトラヒドロフランの35〜55%である。
過剰のテトラヒドロフランは場合により真空での蒸留に
より完全に分離される。塔底に残留すルクリコールは、
ポリウレタン樹脂の製造のため直接に使用できる。対応
する半エステルは、イソシアネートと反応してグリコー
ルに鹸化されるはずである。対応する半エステルは、さ
らに処理することなく潤滑物質として使用することもで
きる。
得られる生成物、特に600〜50000分子量を有す
るものは、ポリウレタン又はポリエステルの製造のため
好適である。この生成物は、出来上った重合物に、良好
な冷間強度、耐微生物性及び耐鹸化性において、高い機
械的強度を与える。この生成物は、ポリテトラメチレン
エーテルグリコールより低い凝固点を有し、したがって
あらかじめ費用のかかる液化又は溶融の手段を必要とす
ることなく、主として液状で加工することができる。
本発明の方法は、共重合に際して実際上副生物参牛≠4
、特に環状オリゴマーを生成することなく、そして反応
が1,2−アルキレンオキシド及び反応性水素原子を有
する化合物のそれぞれ完全な変化率をもたらすというき
わめて大きい利点を有する。得られる共重合物は、きわ
めて低い色価な有し、これはその加工上きわめて有利で
ある。共重合物は1分子当り、水酸基2個、水酸基1個
及びエステル基1個、あるいは水酸基1個及びエーテル
基1個を有する。重合が反応性水素原子を有する化合物
としての水の存在下に行われるにもかかわらず、特に有
利な結果がフラー土を乾燥状態で用いて得られることは
予想外であった。例えば6〜5重量%の水を含有するフ
ラー土を用いると、反応速度が説明できないほどひどく
低下する。
さらに本発明方法は、共重合体が40〜60%の濃度で
含有されている出来上りの反応混合物が、最終利用例え
ばポリウレタンの製造に添加可能であるために、過剰の
テトラヒドロフランを除去するだけでよいという利点を
有する。
好ましくは真空蒸留により除去されるテトラヒドロフラ
ンは、精製操作を必要とすることなく、反応のため新た
に使用することができる。
下記の実施例において部は重量に関し、重量部は容量部
に対してky対lの関係にある。
実施例1 市販の工業用テトラヒドロフランを欧州特許出願公開3
112号明細書の例1により精製して共重合のため使用
する。
シュード・ヘミー社(ミュンヘン)の製品であるトーン
シル・オプテイムムFFの名の市販品として入手される
フラー土から、直径2〜311IWで平均長さ4關を有
する棒状体をプレス加工により製造し、200℃で4時
間乾燥する。
この乾燥された棒状体を、内容1000容量部で直径対
長さの比が約5ニア0である。恒温化された冷却外套を
備えた反応管に装入する。
反応管内で次のように定状反応状態が生ずる。
テトラヒドロフラン48部と、テトラヒドロフラン62
部及びプロピレンオキシド20部から得られた共重合物
52部とからの溶液を、毎時5000部の速度で、反応
管の下端からポンプ排出し、65℃に調節される熱交換
器を経由したのち、反応管に上部から再供給する。反応
管入口の直前でこの反応混合物に、テトラヒドロフラン
80部、プロピレンオキシド20部及び水1.6部から
成る新しい流入物を毎時200部供給する。温度が66
〜65℃に保持される冷媒を反応管の冷却外套に導通す
る。反応管の下端には1個の側方導管があり、これは充
填された反応管の高さに対応するサイホンに通ずる。新
たな流入物により定まる容積増加に対応して、反応混合
物をその導管から流出する。サイホンは、反応管が上方
の気相が不在であっても、すなわち液体により全く満た
されていても作動できる高さに設けられる。導管から得
られる反応排出物から、未反応テトラヒドロフランを常
圧及び゛真空で蒸発することにより除去すると、毎時塊
状共重合物108部が得られる。この重合物は’H−N
MR又は’C−NMR法の分析結果によれば、テトラヒ
ドロフラン62部とプロピレンオキシド20部から成る
。ポリエーテルグリコールは、−級水酸基65%及び二
級水酸基65%、ならびにヒドロキシル価から計算され
る9900分子量を有す金。色価はI Q APHAで
ある。これは常法によりインシアネートによりポリウレ
タンに、あるいはジカルボン酸によりポリエステルに加
工しうる。1’ 0−7m++tHgの真空及び200
℃の蒸発温度における真空蒸留によって確認されるよう
に、こうして得られる共重合物は、揮発性のオリゴマー
環状エーテルの含量が1%以下である。
実施例2 実施例1と同様に操作し、ただしプロピレンオキシドを
等モル量のエチレンオキシドで置き換えると、エチレン
オキシドの完全な変化率とテトラヒドロフランの46%
の変化率が得られる。共重合物は環状オリゴマー不含で
、30 APHAの色価を有する。
実施例6 実施例1と同様にして、テトラヒドロフラン258部、
プロピレンオキシド64部及びネオペンチルグリコール
26部からのモノマー混合物を25℃で重合させる。滞
留時間は変わらない。プロピレンオキシドの完全な変化
率にオイて、重合物は使用テトラヒドロフランの約4D
%を重合含有する。分子量980で、オリゴマーの環状
エーテル不含の重合体エーテルグリコールが得られる。
実施例4 実施例1と同様にして、テトラヒドロフラン266部、
プロピレンオキシド67部及びプタフジオール−1,4
021部からのモノマー混合物を重合させる。プロピレ
ンオキシドは定量的に反応して共重合物になる。重合物
は使用したテトラヒドロフランのうち52重量%を重合
含有する。重合体ポリエーテルグリコールの分子量は1
050で、環状オリゴマーの量は2重量%である。
比較例 (英国特許854958号明細書の例1により、プロピ
レンオキシドを新たに添加して反応混合物の反復供給を
行う) 英国特許854958号明細書の例1と同様にして、ま
ず65℃で定常的反応状態とする。
次いでテトラヒドロフラン中の52重量%共重合物溶液
から成る反応生成物を、毎時5000重量部の量でポン
プ循環する。反応循環系は添加容器(1000容量部)
を備えている。反応管の上端から、プロピレンオキシド
を毎時1000重量部の速度で供給する。2時間後に最
初の反応混合物から、重合物60重量%及びテトラヒド
ロフラン40重量%から成る混合物が生ずる。
この重合物はテトラヒドロフラン62重量部とプロピレ
ンオキシド40重量部から成る。真空蒸留によって、揮
発性のオリゴマー環状エーテル12重量%の生成が確認
される。
実施例5 実施例1と同様にして、新たな流入物としてテ、トラヒ
ドロフラン577部、プロピレンオキシド60部及び酢
酸61部からのモノマー混合物を、40℃で重合させる
。プロピレンオキシドは完全に、そしてテトラヒドロフ
ランは45%まで反応する。重合物は45 mgKOH
7’liのヒドロキシル価と43 mgKoH/gの鹸
化価を有する。
これから1250の分子量が算出される。
前記と同様にして、ただしこの場合は新たな流入物とし
てテトラヒドロフラン120部、プロピレンオキシド6
00部及び酢酸68部からのモノマー混合物を用いる。
25℃での重合により、60重量%までがプロピレンオ
キシドそして40重量%がテトラヒドロフランから構成
される共オリゴマー重金物が得られる。その分子量は9
00である。
出願人 バスタ・アクチェンゲゼルシャフト代理人 弁
理士 小 林 正 雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、反応器を貫流したのち改めて反応器に供給される反
    応混合物に、再供給されるその反応混合物に対し60重
    量%以下のテトラヒドロフラン、1.2−アルキレンオ
    キシド及び反応性水素原子を有する化合物からの混合物
    を添加することを特徴とする、反応性水素原子を有する
    化合物の存在下にテトラヒドロフランを1,2−アルキ
    レンオキシドと共重合させ、その際反応器内で固定配置
    されたフラー土触媒を用〜・そして反応混合物を再供給
    しながら50℃以下の温度で重合を行うことによる、ポ
    リオキシブチレンポリオキシアルキレングリコール、そ
    の半エステル又ハ半エーテルの連続製造法。 2、 1.2−アルキレンオキシドとして、エチレンオ
    キシド及び/又は1,2−プロピレンオキシドを使用す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法
    。 6、重合に供給されるモノマー混合物中のテトラヒドロ
    ンラン対1,2−アルキレンオキシドの比 ・率を20
    :1ないし1:20にすることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。 4、共重合を常圧下に0〜50℃の温度で行うことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 5、共重合を0.5〜4時間の触媒上の滞留時間に、よ
    り行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 6、反応性水素原子を有する化合物として水を使用する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 Z 反応性水素原子を有する化合物としてカルボン酸を
    使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の方法。 8.1重量%以下の含水量を有するフラー土触媒を使用
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。
JP59264663A 1983-12-21 1984-12-17 ポリオキシブチレンポリオキシアルキレングリコールの連続製造法 Granted JPS60152526A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19833346136 DE3346136A1 (de) 1983-12-21 1983-12-21 Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von polyoxibutylenpolyoxialkylenglykolen
DE3346136.8 1983-12-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60152526A true JPS60152526A (ja) 1985-08-10
JPH0422171B2 JPH0422171B2 (ja) 1992-04-15

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ID=6217521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59264663A Granted JPS60152526A (ja) 1983-12-21 1984-12-17 ポリオキシブチレンポリオキシアルキレングリコールの連続製造法

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US (1) US4564671A (ja)
EP (1) EP0149143B1 (ja)
JP (1) JPS60152526A (ja)
DE (2) DE3346136A1 (ja)

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