JPS6015208Y2 - 環状照明装置 - Google Patents

環状照明装置

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JPS6015208Y2
JPS6015208Y2 JP6215380U JP6215380U JPS6015208Y2 JP S6015208 Y2 JPS6015208 Y2 JP S6015208Y2 JP 6215380 U JP6215380 U JP 6215380U JP 6215380 U JP6215380 U JP 6215380U JP S6015208 Y2 JPS6015208 Y2 JP S6015208Y2
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JP
Japan
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light
slope
ring
annular
conducting ring
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JP6215380U
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JPS56162859U (ja
Inventor
誠 喜島
Original Assignee
日本電産コパル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は略円形状の被照射物を均一の強さの光で照射す
ることのできる環状の照明装置に関し、特に被照射物に
直径に比較して、被照射物との距離が近い場合にも上記
の効果が得られるような照明装置に関するものである。
テレビジョンの撮像装置に用いられる撮像管には、導電
膜、光導電膜が積層された面板が配置されており、被写
体からの光線は該導電膜により電荷パターンに変換され
る一方、やはり撮像管内に配置された電子銃から発射さ
れたビームが光導電膜上を走査することによって上記電
荷パターンの充電、放電が行なわれ、光電信号が得られ
る。
この際、被写体の光線が光導電膜に作用を及ぼしてから
上記光電信号が得られる迄の時間は、画像再生の観点か
ら短い方が望ましく、この為に前記光電信号電流をバイ
アスすることが行なわれているが、その方法としては通
常前記光導電膜に近接して環状の照明装置を配置し、こ
れにより該光導電膜を照射する方法が採られている。
環状照明装置としては従来、多数の光源、例えば発光ダ
イオード(LED )を環状に配設し、これらを同時に
点灯させるものが知られているが、LEDは指向性の強
い光源であるが為に、被照射物を均一に照射することが
困難であり、従って、極めて均一な照射が要求される前
記テレビジョンの撮像装置に於けるバイアス照明装置用
としては不適当であった。
従って、従来バイアス照明装置用としては、環状で透明
な光ガイド部材を用い、これにより光源光を拡散させる
ようになされたものが用いられているが、これらは被照
射物上にライトスポットを生ずる欠点は解消したものの
、被照射物(光導電膜)は、光ガイド部材に近い周辺部
分が明るく、該光ガイド部材から遠い中心部分が暗くな
る傾向(第1図の■、■のグラフ参照)が生じ、撮像画
面の均一性が損なわれてしまう原因となることが指摘さ
れていた。
本考案は如上に鑑みてなされたものであり、被照射物が
近接して配置されている場合であってもこれを極めて均
一に照射できるようになされ、前記撮像管のバイアス照
明用に用いて極めて有効な環状照明装置を提供しようと
するものである。
以下、本考案の実施例を示す図面に基いて本考案を説明
する。
第2図以下において、1はアクリル等の光透過性の良好
な材料で環状に形成された光伝導環で、その中央部の孔
を形成する面即ち内周面は、断面において背面1aに対
する傾斜角度θが45度以上であるような斜面1bとな
され、又該斜面1b上には、該斜面の中央部より背面1
a寄りに断面形状が略半円形状の環状凸部1cが形成さ
れている。
又該光伝導環1の上記背面1a上には、円周方向に等間
隔毎に光源設定用の孔1dが設けられている。
更に光伝導環1の前記斜面に対向する面、即ち該光伝導
環1の外周面1eには粗面化処理が好ましくは円周方向
にそった互に平行なヘアライン状の細溝による粗面化処
理が施されている。
2は、光伝導環1の前記孔1d内に埋設される発光ダイ
オード(LED)等の照明用光源であり、遮光部材を兼
ねた環状のプリント基板3に植設されている。
該プリント基板3の光伝導環1の背面1aに対向する面
には白色塗料等を塗り、数面の反射性を高めることが望
ましい。
4は反射環であり、環状に形成されていて前記光伝導環
1の周囲を被うが、特に光伝導環1の外周面1eに対向
する内側の面4aは、反射率の高い散乱反射面として形
成されている。
5は被照射物である。
以上のような各部により構成されている本考案の環状照
明装置においては、光源2より光伝導環1内に入射した
光束は、第5図に矢印で示すように、光伝導環1の面1
a〜1b相互の間で交互に内部反射を繰返しつつ、該光
伝導環1の全周にわたって拡散していく。
上記において、光伝導環1の外周面1e側に進んだ光束
について言えば、前述したように数面1eには粗面化処
理が施されているので、1部は散乱反射されてその大部
分が斜面1b側に、又残りは数面1eを透過して反射環
4により反射され再び光伝導環内に入射する。
尚前述したようにヘアライン状の粗面化処理を施した場
合には、数面1eに対する入射光に対する反射光分布に
強い指向性を持たせることができる為、粗し密度とも関
連するが、一般に、1つの光源の光を光伝導環内のより
遠くの部分まで均一に拡散でき、その分だけ光源の数を
減らすことができる。
そして前記拡散と同時に、前述の外周面1eで散乱反射
され、或いは、光源2より直接、あるいはその他の各面
での内部反射を経て間接に斜面1b側に進んだ光の大部
分が、該斜面1bを透過して被照射物5を照射するので
あるが、該照射光の強さく該斜面単位面積あたりの)は
、前記の拡散作用により光電溝環1の円周方向にそって
ほぼ均一であり、又該斜面の傾きにそった方向において
も、背面1aに対し斜面1bが適切に傾斜していること
により大体均一となるが、該斜面上には環状凸部1cが
形成されているので、この部分に進んだ光は集束しつつ
、被照射物5の光伝導環1の放射面、即ち斜面1b(l
cを含む)から最も遠い部分、即ち中心Sに近い部分付
近−帯に進む。
(第4図)従って被照射物5全体が第1図の■に示すよ
うに、光伝導環1の放射面1bからの距離の如何に拘ら
ず、結果として均一な強さで照射されることになる。
光伝導環1と被照射物5との距離を変える場合には、背
面1aと斜面1bのなす角度、及び環状凸部1cの形状
、位置を変えることにより適宜調整がなされる。
第6図は、本考案を用いた環状照明装置を、撮像管の光
導電膜6の前面側、即ち撮影用光学系側に配置して、該
光導電膜6にバイアスライトを添加するようになした実
施例を示したものであるが、この場合前述したように、
環状照明装置により光導電膜6は極めて均一に照射され
るので、比較的低照度であって入射光量が小さい被写体
の撮像でも、S−N比の悪化を防止すると共に感度を増
大させ、且つシェーディング等を減少させて、良好な画
質を得ることが可能となる。
尚、本考案を用いた環状照明装置は、上記の実施例に限
ることなく、例えは、自動車又は航空機の計器盤の照明
、電話機等の電気機器に用いられるダイアル等の照明と
いう様な、円形の表示パターンを有する各種パネルの照
明に用いることができる。
以上述べた如く、本考案によれば単純な構造で円形の被
照射物を周囲から均一に照射でき、かつ装置自体を安価
にできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の環状照明装置による被照射物表面の照
度分布(■及び■)と本考案の環状照明装置による被照
射物の照度分布(■)の比較図、第2図は本考案の一実
施例の一部を切欠いて示す斜視図、第3図は第2図と同
じ実施例の縦断面図、第4図は同前の部分拡大図、第5
図は第2図と同じ実施例の正面図、第6図は第2図を同
じ実施例を他の機器と結合した一例を示す断面図である
。 1・・・・・・光伝導環、1a・・・・・・背面、1b
・・・・・・斜面(放射面)、1c・・・・・・環状凸
部、1d・・・・・・光源設定用の孔、1e・・・・・
・外周面、2・・・・・・光源、3・・・・・・プリン
ト基板、4・・・・・・反射環、5・・・・・・被照射
物、6・・・・・・光導電膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透光性材料で環状に形成された光伝導環と、該光伝導環
    の背面に埋設される複数個の光源と、該光伝導環の少な
    くとも一方の側の面を環状に被い、該光伝導環から漏洩
    する光線を反射する反射環とから戒り、前記光伝導環の
    、中央部の孔を形成する面を光伝導環の前記背面に対し
    鋭角の傾斜角度を有する斜面となすと共に、該斜面の中
    心より光源に近い部分に光伝導環の周方向に平行な環状
    の凸部を形成し、更に前記斜面に対向する光伝導環の外
    周面を粗面化腰前記斜面より拡散光線を照射するように
    したことを特徴とする環状照明装置。
JP6215380U 1980-05-07 1980-05-07 環状照明装置 Expired JPS6015208Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6215380U JPS6015208Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07 環状照明装置

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JP6215380U JPS6015208Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07 環状照明装置

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Publication Number Publication Date
JPS56162859U JPS56162859U (ja) 1981-12-03
JPS6015208Y2 true JPS6015208Y2 (ja) 1985-05-14

Family

ID=29656482

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JP6215380U Expired JPS6015208Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07 環状照明装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2643721B1 (fr) * 1989-02-28 1991-06-28 Aerospatiale Systeme pour verifier le branchement d'extremites de conducteurs dans un connecteur, et installation automatique de branchement equipee dudit systeme
EP2935986B1 (en) * 2012-12-18 2021-09-29 Signify Holding B.V. Lighting strip, lighting system, panel support element and modular panel system
JP6154694B2 (ja) * 2013-05-15 2017-06-28 株式会社エス・ケー・ジー 発光装置
JP6243704B2 (ja) * 2013-10-31 2017-12-06 株式会社エス・ケー・ジー 発光装置

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JPS56162859U (ja) 1981-12-03

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