JPS60148738A

JPS60148738A - ドアミラ−構造

Info

Publication number: JPS60148738A
Application number: JP59002675A
Authority: JP
Inventors: Kunio Kotani; 小谷　邦夫; Tatsuo Nakamura; 辰男中村; Masagoro Kushida; 櫛田　政五郎
Original assignee: Ichikoh Industries Ltd
Current assignee: Ichikoh Industries Ltd
Priority date: 1984-01-12
Filing date: 1984-01-12
Publication date: 1985-08-06
Also published as: DE3566373D1; EP0169245A4; WO1985003043A1; EP0169245B1; US4786156A; AU3838785A; EP0169245A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】し発明の利用分野〕本発明は格納式のドアミラーの構造に関するものである
。

〔発明の背景〕

ドアミラーは車体側方に突出せしめて装着されるため、
例えは車庫入れ運転の場合のように、障害物との間隔が
狭す所′ｇｔ通過する際に邪魔になるという問題が有る
。

上記の不具合を解消プ°るため格納式ドアミラーが用い
られている。

第１図及び第２囚は従来一般ｒご用いられている格納式
ドアミラーを示し、Ｍ１図は１部を断面して示した概要
的な平面図、篤１図は同じく正ａｏｌｔである。

ミラーハウジング１はミラーベース２に対して回動自在
に支承されている。

ミラーハウジングＩＩＣミラー３を支承し、ミラーベー
ス２は車体４に固定されている。

ミラーベース２に一体連設されたブラケット２ａに管状
の軸５が固着されており、一方、ミラーハウジング１に
一体連設された軸受１ａが上記の軸５に摺動自在に嵌合
している。

上記のミラーハウジング３ｔ−軸５の回りに回転駆動す
るため、モータＭ及び減速歯車手段Ｔよシなる駆動装置
が設けられている。

以上のように構成された格納式ドアミラーにお−いては
次記のような技術的問題が有る。

ａ）、１ｉ４１図に示゛したようにドアミラーとしての
機能を果たす状態（以下、正常姿勢と言う）において、
走行中に受ける回動力（例えば風圧や慣性による回動力
）に対して、ミラーハウジングの回動の係止が完全でな
いｂ）８例えは走行中に外部障害物に衝突するなどの事由
によってミラーハウジングが過大な回動力を受けたとき
、駆動用減速歯車手段その他いずれかの個所が破損する
。

〔発明の目的〕

本発明は上述の事情に艦みて為され、正常全稼動中は確
実に正常姿勢を保ち、過大な回動力を受けたときに破損
する虞れの無いドアミラーの構造全提供しようとするも
のである。

〔発明の概要〕

上記の目的を達成するため、本発明のドアミラー構造に
、車体に固定して用いられるミラーベースに対ｌ−でミ
ラーハウジングを回動可能に支承すると共ＶＣ上記のミ
ラーハウジング金回動させるため０Ｋｌｌ１手段として
の電動機及び減速歯車手段を設けたドアミラーにおいて
、上記の駆動手段にミラーハウジング内に固定するとと
もに該駆動手段の減速歯車手段の出力軸に駆動歯車を固
着し、一方、ミラーハウジングを回動自在に支承してい
る軸に受歯車を取り付けて前記の駆動歯車に噛合せしめ
、かつ、上記の受歯車ａ＝ラーベースに対してトルクリ
ミッタ機能を有ス、るクラッチ手段を介して取りつけた
ものとするとともに、ミラーハウジングのミラーベース
に対する回動をボールプランジャによって弾性的に係止
したこと全４？黴とするＯ〔発明の英ＩＩＩＡ例〕本実施例は、ミラーハウジングを駆動するための減速歯
車手段として内科面層歯車減速手段を用いである。

上記の内科曲損歯車減速手段はシンクルギヤ減速機とし
て公知の手段で、第３図にその構成を示す。この減速手
段は、対向して設けた自転内歯車Ｎｌ、Ｎｌの一方Ｎｔ
ｔ−固足する。面層歯車Ｎｘ　Ｎｓは斜軸Ｓ、に軸承を
介して内歯車Ｎ、　、　Ｎ４とθ°向斜して噛合うよう
に取付けである。今入力軸付斜軸Ｓ１を回転すると面層
歯車Ｎ＊　Ｎｓは固定面歯車Ｎ、と低速軸Ｓｔ付山面歯
車、と噛合って曲損（フェイスサイクロイド）し、面層
歯車Ｎｔ　Ｎａは固定面歯車によシその歯数差比■だけ
自転することにより自転面歯車Ｎ４ｔＮ！逃二Ｎ、　ｘＮ３　成分だけ自転させる。シンクルギヤ
ＮＮ。

は機構的にＮ、＜Ｎ、ｆ）ためにこの値は正となり面層
歯車Ｎ＊　Ｎｓは斜軸Ｓ、の回転方向に擺回し自転する
。

同時に自転面歯車Ｎ、は面層歯車の而擺動作によフＶだ
け自転させられるから、減速比は凡の自転成分の和とな
る。

上記の内科曲損歯車減速手段（シンクルギヤ減速機）は
小形、軽量に構成することができ、しかも大きい減速比
が得られ、ガタが少なく騒音を発しないという特性が有
る。

ａＩ４図は本発明のドアミラー構造の１実施例の断面図
、第５図に同じ（分解斜視図である。

１１はミラーハウジングｌの駆動用モータ、１２に前記
の内科曲損減速歯車手段で、ミラーハウジングｌに対し
て固定しである。

上記の内科曲損歯車減速手段の出力軸１３に駆動歯車１
４を固着する。

上記の駆動歯１４に噛合する受歯車１５’ｉ、ミラーハ
ウジングｌの回動軸である管状の軸５に、次記のように
して取り付ける。上記管状の軸５にミラーベース２Ｖｃ
対して固定されている。５ａｉ取付用のフランジである
。

上記管状の軸５は、ブツシュ１６及びスラストベアリン
グ１７ヲ介してミラーハウジング１に固定した軸受５１
ａｔ−回動自在に支承している。

上記の管状の軸５に、キー１８により回動を係止してク
ラッチプレート１９及びプレッシャプレート加を嵌合し
、その間に受歯車１５を挾み、クラッチスプリング２１
．スプリング受２２．スナップリングｎで挟圧する。２
４社クラッチライニングである。

これによシ、受歯車１５は摩擦力によってミラーペース
２に対して回動を係止され、口火な回動力を受けたとき
滑って回動する。本実施例は以上のようにして、トルク
リミッタ機能を有するクラッチ手段を介して受歯車１５
をミラーペース２に（詳しくはミラーペース２に固着さ
れた管状軸５１Ｃ）取ル付けておる。

本発明はミラーハウジングの回動をボールブランシイに
よって弾性的に係止する。本実施例においては、ミラー
ハウジングｌに固着した軸受１＆と一体にボスｌｂを形
成し、該ボス１ｂに雌ネジ１ｂ−１を設けてボールブラ
ンシイ５を螺着する。

上記の雌ネジ孔の上方はり一！孔に形成してブツシュ２
６ｔ−嵌着して内針曲損減速歯車手段１２の出力軸１３
の先端を支承しである。

フランジ５ａに凹み５ａ−１を設け、前記ボールプラン
ジャ５のボールに係合せしめる。上記の凹み５ａ−１は
、ミラーハウジング１が正常姿勢のときにボールプラン
ジャ６０ボールに係合するように構成する。

前記のミラーハウジングｌ側の軸受１ａがミラーペース
２側のフランジ５ａに対向している部分にストッパピン
２７を植設するとともに、フランジ５ａに円弧状のスト
ッパ溝２８ｔ−設けて、ミラーハウジングｌの回動範囲
を制限する。

前記の管状の軸５の上端にカム２９ｆｅ固着するととも
に、上記のカム四に対向せしめてリミットスイッチ３０
ヲ開け、該リミットスイッチ３０ニミラーハウジングｌ
に対して固定的に支承する。このリミットスイッチ３ｏ
はミラーハウジングｌの角位置を検出してモータ１１の
作動を後述のように制御する。

上記のように構成したドアミラーに、ミラーハウジング
ｌが正常姿勢にあるとき、ボールプランジャ５がミラー
ハウジング１の回動を係止しているので、風圧や慣性に
よる回動力を受けても正常姿勢を保持する。上記のボー
ルプランジャδによる係止は弾性的な係止であって、大
きい回動力を受ｆｆるとボールがスブ、りングを撓ませ
て後退して回動係止が解除されるので、次に述べるよう
にモータ１ｌｉｃよってミラー／寓つジング１を回動駆
動す、ｂ作用を妨げない。また、ミラー２１ウジング１
が外部障害物に衝突して回動力會受けたときも回動を許
容する。

操作スイッチ（図示せず）を閉じてモータ】１に通電す
ると駆動歯車１４が減速駆動される。この駆動歯車１４
に噛合している受歯車１５の回ｗＪハクラッチ機構の摩
擦力によってミラーペース２に対して制動されているの
で、前記駆動歯車１４に回転（自転）しつつ受歯車１５
の回Ｄ’を公転する。このため内科曲損減速歯車機構１
２ｉ−固定されたミラーハウジング１に管状の軸５を中
心として回動する。ミラーハウジングｌが所望の姿勢に
なると、カム四がリミットスイッチ３０ヲ開いてモータ
１ｉｔ−停止させる。このようにして、ミラー／Ｓウジ
フグ１を正常姿勢から傾倒姿勢に操作したシ、傾倒姿勢
から正常姿勢に操作したりすることができるＯミ２−ハ
ウジング１が外部障害物に衝突するなどして大きい回動
力を受けると、受歯車１５を制動しているクラッチ手段
が滑ってミラー／Ｓウジフグｌを回動せしめて破損を防
止する。こうし九破損防止作用は、トルクリミッタ機能
を有するクラッチ手段を介して受歯車をミラーベースに
取りつけることによって果たされる。（例えば電磁クラ
ッチのようにトルクリミッタ機能を有、するり２ツテ手
段は適用可、またジョークラッチのようにトルクリミッ
タ機能を有しないクラッチ手段は適用不可）。

〔発明の効果〕

以上詳述したように、本発明のドアミラー構造によれば
、正常な稼動状件下においては確実に正常姿勢を保たし
め、過大な回動力を受けたときはこれに抗わずに回動し
て破損を防止し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図及びＩｆ！２図は従来の格納機構を備えたト。アミラーを示し、第１図は一部破断乎面図、第２図は一
部破新正面図である。第３図は内科曲損歯車減速手段の説明図である。第４図は本発明のドアミラー構造の１実施例を示す断面
図、第５図は同じく分解斜視図である。１・・・ミラーハウジング、ｌａ・・・軸受、２・・・
ミラーベース、２ａ・・・ブラケット、　３・・・ミラ
ー、５・・・管状の軸、シ・・・フランジ、５ａ−ｘ・
・・凹み、１１・・・モータ、１２・・・内科曲損減速
歯車機構、１３・・・出力軸、１４・・・駆動歯車、１
５・・・受歯車、１６・・・ブツシュ、１７・・・スラ
ストベアリング、１８・・・キー、１９・・・クラッチ
フ゛レート、（９）・・・プレッシャプレート、２１・
・・クラッチスプリング、η・・・スプリング受け、田
・・・スナップリング、ス・・・クラッチライニング、
５・・・ボールプランジャ、％・・・ブツシュ、ｎ・・
・ストッパピン、昂・・・ストッパ溝、四・・・カム、
（資）・・・リミットスイッチ。特許出願人　市光工業株式会社代理人　弁理士　秋　本　正　実

Claims

【特許請求の範囲】

車体に固定して用いられるミラーベースに対してミラー
ハウジングを回動可能に支承すると共に上記のミラーハ
ウジングを回動させるための駆動手段としての電動機及
び減速歯車手段を設けたドアミラーにおいて、上記の駆
動手段ｔ−ミラーハウジング内に固定するとともに該駆
動手段の減速歯車手段の出力軸に駆動歯車を固着し、一
方、ミラーハウジングを回動自在に支承している軸に受
歯車を取フ伺けて前記の駆動歯車に噛合せしめ、かつ、
上記の受歯車はミラーベースに対してトルクリミッタ機
能を有するクラッチ手段を介して取９つけたものとする
とともに、ミラーハウジングのミラーベースに対する回
動ヲボールプランジャによって弾性的に係止したことを
特徴とするドアミラー構造。