JPS60142926A - モノクロ−ナル抗体とその製造方法 - Google Patents

モノクロ−ナル抗体とその製造方法

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JPS60142926A
JPS60142926A JP58244598A JP24459883A JPS60142926A JP S60142926 A JPS60142926 A JP S60142926A JP 58244598 A JP58244598 A JP 58244598A JP 24459883 A JP24459883 A JP 24459883A JP S60142926 A JPS60142926 A JP S60142926A
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Masakazu Mihashi
三橋 正和
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Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新リンホカイン1に特異性を示すモノクロー
ナル抗体とその製造方法に関する。
モノクローナル抗体については、Cesar Mils
teinが 「 Scientif ic Ameri
can J Vo!, 243 、 No. 4 、 
56〜54頁(1980年)で詳細に解説している。
リンホカイン、とりわけ悪性腫瘍に対して障害古性を有
するリンホカインについては、リンホトキシンやツモア
 ネクロシス ファクターなどが泪られている。
リンホトキシンは、青木隆−ほか共著「リンホカイン」
新免疫学叢書6、87〜105頁(1979年)医学書
院、Bloom B. R. &Glade P. R
.共編[lnVitro methods in ce
ll −+nediated immunityJAc
ademic Press ( 1971年)、および
Cel lular− ’Immunology Vo
l. 38、388 − 402頁( 1978年)な
どに記載され、ツモア ネクロシス ファクターは、C
arswell E. A, et al.、 Pr,
 Nail.Acad。
Sci. 、 [J.S.A. 、 Vol. 72、
Nα9、3666〜3670頁( 1975年)および
E.Pick編Tu+nor NecrosisFac
tor in Lympl】okines Vol. 
l、235 − 272頁、Academic Pre
ss (1981年)などに記載されている。
また、最近、大西冶夫らが特開昭58−146293号
公報でリンホカインの一種である抗腫瘍性糖蛋白質を明
らかにしている。
本発明者らは、リンホカインについて多年研究してきた
。その結果、従来知られているこれらのリンホカインと
は、全く違った理化学的性質を有する新リンホカイン■
の存在を認め、そのモノクローナル抗体とその製造方法
を確立して、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、理化学的性質が、■分子量 20、OOO±2,000 ■等電点 p■= 5.6±0.2 ■易動度 Disc −’ PA()Eで、Rf=0.29±00
2■ 紫外線吸収スペクトル 280 nm付近に最大吸収 ■ 溶剤に対する溶解性 水、生理食塩水またはリン酸塩緩衝液に可溶。
エチルエーテル、酢酸エチルまたはクロロホルムに難溶
乃至不溶 ■ 呈色反応 ローリ−法またはミクロビューレット法で蛋白質陽性反
応を示し、フェノール硫酸法またはアントロン硫酸法で
糖質陽性反応を示ず■ 作 用 KB細胞およびL929細胞に対して細胞障害活性を示
し、インターフェロン活性を実質的に示さず ■ 水溶液での活性安定性 PH7,2で加分間保持する条件により60℃まで安定
、4℃で16時間保持する条件によりPH40乃至11
.0の範囲で安定、デイスパーゼ(1)ISPASg)
処理により不安定 ■ −10℃での凍結貯蔵で1ケ月以上安定である新リ
ンホカイン■(本明細書を通じて、本物質を新リンホカ
イン1と言う。)に特異性を示すモノクローナル抗体と
その製造方法に関する。
まず、新リンホカイン1の製造方法について述べる。
新リンホカイン1の製造方法は、新すンホカイン■産生
能を有するヒト由来の細胞、例えば白血球、リンパ球、
培養株化された細胞などに誘導剤を作用させて生成せし
めればよい。
ヒト由来の白血球、リンパ球は、ヒトから採取した血液
を分離して調製すればよい。
培養株化されたヒト由来の細胞は、常法に従って、生体
外(in vitro)で増殖させた細胞が使用できる
しかしながら、本発明の場合には、培養株化された細胞
の増殖に際し、ヒト以外の温血動物体内に直接移植する
か、または拡散チャンバー内へ接種して、その温血動物
の体液の供給を受けながら増殖させる方が望ましい。
即ち、生体外(in vitro)で増殖させる場合と
は違って、高価な血清などを含む栄養培地が不要、また
は大幅に節約できるばかりではなく、細胞増殖中の維持
管理も極めて容易であり、その上、得られた細胞から誘
導生成される新リンホカイン1活性が高い特徴を有して
いる。
ヒト以外の温血動物を利用する方法は、培養株化されだ
ヒト由来の細胞を、ヒト以外の温血動物体内に移植し、
あるいは、その動物の体液の供給を受けることのできる
拡散チャンバーを動物体内に埋設して通常の飼育をすれ
ば、温血動物体から供給される栄養物を含有する体液を
利用してその細胞が容易に増殖しうるのである。
更に、生体外(in vi tro)で増殖させる場合
と比較して、この細胞の増殖が安定であること、その増
殖速度が大きいこと、得られる細胞量が多いこと、更に
は、細胞当りの新リンホカイン■の収量が著しく増加す
ることも大きな特徴である。
本発明で使用する培養株化されたヒト由来の細胞は、ヒ
ト以外の温血動物体内に移植して容易に増殖し得て、し
かも新すンホカインI産生能を有する細胞であればよく
、例えば、[蛋白質核酸酵素Vo1.2(ls Nα6
 J 616〜643頁(1975年)に記載されてい
るヒト由来の各種株化細胞を用いることカテきる。とり
わけ、1−Journal of Cl1nicalへ
4icrobiology Vol、 I J 116
〜117頁(1975年)に記載されているNamal
va細胞、I、 Miyoshi著「Nature V
ol、 267 j 843〜844頁(1977年)
に記載されているBALL−1細胞、TALL−1細胞
、NALL−1細胞、[Journal of Imm
unology Vol。
113 J 1.334〜1345頁(’1.974年
)記載のM −7002細胞、B−7101細胞、「組
織培養」第6巻、第13号、527〜546頁(198
0年)に記載されているJ 131.、細胞、L’ 1
3 V −Sa細胞、EBV−Wa細l包、1;: 1
3V −110m胞、MOL T −3細胞ヤ、−tの
他BALM2細胞、CCRF−8B細胞(A’I’CC
CCL 120)CC几E−CEM細胞、I)ND−4
]細胞などの株化されたリンパ芽球様細胞や、また、正
常な単核細胞顆粒性白血球細胞などを各種ウィルス、薬
剤、放射線などで処理し培養株化させた細胞などが好適
である。
また、これらヒト由来の細胞の新すンホカイン■産生能
を有する遺伝子を、例えば、ポリエチレングリコールや
センダイウィルスなどを利用する細胞融合の手段、DN
Aリガーゼ、制限酵素(ヌクレアーゼ)、DNAポリメ
ラーゼなどの酵素を利用する遺伝子組み換えの手段など
によって処理し、その増殖速度を高めたり、細胞当りの
新すンホカイン■産生能を高めだりして使用してもよく
、本明細書に記載する株化細胞のみに限定されるもので
はない。これらの細胞は、後に述べる新リンホカイン■
を誘導生成させるまでの過程で、単独、または2種以上
を混合して自由に利用される。必要ならば、これに、例
えばヒトから採取し調製される白血球、リンパ球などを
併用することもてきる。
本発明で使用する温血動物は、ヒト由来の細胞が増殖し
得るものであればよく、例えばニヮ) l)、ハトなど
の鳥類、イヌ、ネコ、サル、ウサギ、ヤキ、フタ、ウマ
、ウノ、モルモット、ラット、ター1−ラット、ハムス
ター、普通マウス、ヌードマウスなどの咄乳類が使用で
きる。
これらの動物にヒト由来の細胞を移植すると好捷しくな
い免疫反応を起すおそれがあるので、その反応をできる
たけ抑えるため、使用する動物はできるだけ幼若な状態
、即ちυ[4、胚、胎児、捷だけ新生期、幼少期のもの
の方が好−ましい。
まだ、これら動物に例えば200〜600レム程度のエ
ックス線若しくはガンマ線を照射するが、または抗血清
若しくは免疫抑制剤などを注射するなどの前処理をほど
こして、免疫反応を弱めて移植してもよい。
使用する動物がヌードマウスあるいはヌードラットの場
合には、成長したものであっても免疫反1芯が弱いので
、これらの前処理を必要とするとともなく、培養株化さ
れたヒト由来の細胞が移植でき、急速に増殖できるので
特に好都合である。
まだ、培養株化ネれたヒト由来の細胞を例えば先づハム
スターに移植し増殖させた後、この1“r41I胞を四
にヌードマウスに移植するなどのように、ヒト以外の温
血動物間で移植してヒト由来の細胞の増殖をより安定化
したり、更にそれらから誘導生成される新すンホカイン
■肝を増加させることも自由である。
この場合、同種間、同属間は勿論のこと、同綱間、同門
間移植であってもよい。ヒト由来の細胞を移植する動物
体内の部位は、移植した細胞が増殖しうる部位であれば
よく、例えば尿液腔、静脈、腹腔、皮下など自由に選ば
れる。
壕だ、動物体内にヒト由来の細胞を移植することなく、
動物細胞の通過を阻止し得る多孔性の濾過膜、例えば孔
径約10−7〜ILf”mを有するメンブランフィルタ
−1限外濾過膜捷だはフォローファイバーなどを設けた
公知の各種形状、大きさの拡散チャンバーを動物体内、
例えば腹腔内に埋設して、動物体からの栄養物を含む体
液の供給を受けつつ、そのチャンバー内で前述の培養株
化されたヒト由来の細胞を何れも増殖させることができ
る。
また必要に応じて、このチャンバー内の栄養物を含む溶
液を動物体内の体液と接続し、a流させるようにしたチ
ャンバーを、例えば動物体表に取付け、チャンバー内の
ヒト由来の細胞の増殖状態をその表jmに設けた窓を通
じて透視できるようにすることも、また、このチャンバ
一部分のみを着脱交換できるようにして動物を塙殺せず
に寿命一杯1削胞を増殖させて、動物個体当りの細胞生
産量を更に高めることもできる。
これらの拡散チャンバーを利用する方法は、ヒト由来の
1判l胞が動物細胞と直接接触しないので、ヒト由来α
細胞のみが容易に採取できるたけでなく、好ましくない
免疫反応を起す心配も少ないので、免疫反応を抑制する
前処置の必要もなく、各種温血動物を自由に利用できる
特徴を有している。
移植した動物の維持管理は、その動物の通常の飼育管理
を続ければよく、移植後といえども特別の取扱いは何ら
必要としないので好都合である。
ヒト由来の細胞を増殖させるだめの期間は通常1〜10
週の期間で目的を達成することができる。
このようにして得られるヒト由来の、細胞数は動物個体
当り約107〜1012個、捷たけそれ以上に達するこ
とも見出した。
換言すれば、動物生体内で増殖させたヒト由来の細胞数
は、動物個体当り移植した4細胞数の約102〜10倍
、またはそれ以上にも達し、生体外の栄養培地に接種し
て増殖させる場合の約101〜106倍、寸たーそれ以
上にも達して、新すンポヵインIの製造のために極めて
好都合である。
このようにして増殖させたヒト由来の、細胞から新リン
ホカイン■を誘導生成させる方法は自由である。それが
、増殖した動物体内のま1で新リンホカイン1誘導剤を
作用させることもできる。例えば、腹腔内の腹水に浮遊
状で増殖したヒト由来の細胞に、丑だ皮下に生じた腫瘍
細胞に、n7 +Jンホカイン■誘導剤を直接作用させ
て新すンポヵイン1を誘導生成させ、次いで、その血清
、腹水甘たけ腫瘍から祈リンホカイン1を精製採取すれ
ばよい。
1だ、ヒト由来の増殖♀111胞をヒト以外の動物体内
から取り出し、生体外で新すンホカイン■誘導剤を作用
させて新リンホカイン1を誘導生成させることもできる
。例えば、腹水中で増殖したヒト由来の細胞を採取し、
まだは皮下に生じたヒト由来の細胞を含む腫瘍を摘出、
分散[−1得られる細胞を約20〜40℃に保った栄養
培地にボ1)1胞濃度が約105〜108/ mlにな
るよう浮遊させ、これに新リンホカイン1誘導剤を作用
させることによって新リンホカイン■を誘導生成させ、
これを精製採取すればよい。
更に、ヒト由来の細胞を拡散チャンバー内で増殖させた
場合は、増殖させた細胞をチャンバー内のままで、また
はチャンバーから取り出して、新すンホカインIi導剤
を作用させ、新リンホカイン1を誘導生成させることも
できる。
また、前述のようにヒト以外の温血動物を利用して得ら
れるヒト由来の細胞を、必要ならば、更にインビトロで
1〜4日間程一度培養し細胞の増殖世代を同調させるな
どした後、新リンホカイン1誘導剤を作用させ新リンホ
カイン1を誘導生成させることも自由である。
寸だ、例えば、増殖させたヒト由来の細胞に先づ動物体
内のままで新リンホカイン1を誘導生成させた後、次い
で、同一動物個体の特定の部位捷だは全体から採取した
ヒト由来の細胞に動物体外で新リンホカイン1を誘導生
成させる方法、また、一度新リンホカイン1の誘導生成
に使用した細胞を、更に2度以上新すンホカイン■の誘
導生成に使用する方法、捷たは1動物体内に埋設、若し
くは接続するチャンバーを交換して得られる細胞数を増
加させる方法などによって、使用する動物個体当りの新
すンホカイン■生成量を更に高めることも自由である。
本発明の新すンホカイン■誘導剤としては、α−インタ
ーフェロン誘導剤として仰られているウィルス、核酸、
ヌクレオチドなどやr−インターフェロン誘導剤として
知られているフィトヘマグルチニン、コンカナバリンA
、ポークウィードミトーゲン、リポポリサツカリド、エ
ンドトキシン、多塘類、細菌などが、適宜用いられる。
捷だ、感作化された細胞にとっては、抗原も新リンホカ
イン1の誘導剤である。
更に、ヒト由来の細胞から新リンホカイン■を誘導生成
させるに際し、新すンホカインIi導剤として、α−イ
ンターフェロンMN 4 tt’l トr−インターフ
ェロン誘導剤とを併用することにより新リンホカイン1
の生産計を高めることも自由である。
また、これら誘導生成によって新リンホカイン1が産生
されるだけでなく、種特異性の高いヒトインターフェロ
ンも同時に産生されることが判明した。
このことは、貴重な2種以上のヒト生理活性物質の同時
生産を可能にし、更に、ヒト由来の細胞の高度利用を可
能にし、新リンホカイン■及びヒ]・インターフェロン
を大量に安価に供給する点からきわめて好都合である。
このようにして誘導生成された酌rリンホカイン■は、
公知の精製分離法、例えば、塩析、透析、濾過、遠心分
離、濃縮、凍結乾燥などを行うことによって容易に精製
分離し、採取することができる。更に高度の精製を必要
とする場合には、例えば、イオン交換体への吸着−m出
、ゲル濾過および等電点分画、電気泳動、イオン交換ク
ロマトグラフィー、高速度液体クロマトグラフィー、カ
ラムクロマトグラフィー、アフィニティクロマトグラフ
イーなと公知の方法を組合せれば、最高純度の新リンホ
カイン■を採取することも可能である。
本発明のモノクローナル抗体の製造方法は、前述のよう
にして得られた新リンホカイン■を抗原として、ヒト以
外の温血動物を免疫し、該動物から抗体産生細胞を採取
し、この細胞と骨髄腫細胞とを融合せしめ、得られる融
合細胞から新リンホカイン■に特異性を示す抗体産生能
を有する融合細胞を選択し、この選択細胞を増殖させ、
生成した新リンホカインIに特異性を示すモノクローナ
ル抗体を採取すればよい。
新リンホカインIで、ヒト以外の温血動物を免疫する方
法は、例えば、ニワトす、ハl−、イヌ、ネコ、ザル、
ヤギ、ブタ、ウシ、ウマ、ウサギ、モルモット、ラット
、ハムスター、マウスfxト(7)ヒト以外の温血動物
の例えば、静脈、腹腔、皮下などに、抗原として新リン
ホカイン■を水溶液、乳化液、懸濁液などとして注入し
た後、3日以上飼育して抗体産生を誘導すればよい。才
だ、新リンホカイン■を特公昭5B−23847号公報
に記載している方法で、新リンホカイン■の糖質結合物
に変えた後、抗原として利用することも有利に実施でき
る。
抗原の注入は、1回だけでもよいし、必要ならば、約1
〜5日間隔で2回以上注入してもよい。
このようにして免疫し、抗体産生を誘導させた動物のひ
臓細胞と同種、または異種動物由来の骨a腫(myel
oma )細胞とを、例えば、KOII l e rな
とが[Nature j Vol 、 256.495
−497頁(1975年)、および「Bur、 J、 
Immunol、 J Vol、6.511〜519貞
(1976年)で報告している方法により融合せしめ、
得られる融合(hybrid )細胞を選択してクロー
/化し、次いで、生体外(invitro)、まだは生
体内で培養し、この培養物より特異性の高いモノクロー
ナル抗体を採取する。なかでも、生体内での培養は、生
体外の場合と比較して、高価な血清を必要としないばか
りでなく、融合細胞の増殖速度が犬であり、かつ多量の
モノクローナル抗体を産生じ得るので極めて有利である
生体内で培養する場合には、免疫して抗体産生を誘導さ
せた動物と同種または異種の温血動物に融合細胞を移植
し、または拡散チャンバー内へ接種してその温血動物の
体液の供給を受けながら増殖させ、得られる腹水、血清
などの体液からモノクローナル抗体を採取するか、捷だ
は、生体内で増殖させた融合細胞を、さらに無血清培地
中で約1〜5日間の短期間培養を行ない、その培養物か
らモノクローナル抗体を採取すればよい。
以上述べたようにして生成したモノクローナル抗体は、
常法に従って、例えば、塩析、透析、濾過、遠心分離、
濃縮、凍結乾燥などを行うことによって容易に精製分離
し、採取することができる。
更に高度の精製を必要とする場合には、例えば、イオン
交換体への吸着−溶出、ゲル濾過、等電点分画、電気泳
動、イオン交換クロマトグラフィー、高速度液体クロマ
トグラフィー、カラムクロマトグラフィー、アフィニテ
ィクロマi・グラフィーなど公知の方法を組合せれば、
最高純度のモノクローナル抗体を採取することも可能で
ある。
また、高純度の新リンホカイン1を、例えば、ブロムシ
アン活性化セファロースなどの担体に固定化し、この固
定化した新すンホカイン■ゲルを用いて精製し、モノク
ローナル抗体を高収率で採取することも有利に利用でき
る。
このようにして得られるモノクローナル抗体は、悪性腫
瘍に対して障害活性を有する新リンホカイン■に特異性
を示すことにより、ヒトの疾病の診断剤、新リンホカイ
ン■を製造するだめのアフィニティクロマトグラフィー
のリガンド(ligand)などとして有利に利用でき
る。
新リンホカイン■の活性は、標的細胞としてKB細胞、
まだはL929細胞を用いて測定した。即ち、KB細胞
を用いる場合には、Cancer Chemother
apyReports Parts 3、Vol、 3
、随2、September 1972の記載に準じて
、KB細胞の増殖抑制活性を測定し、L929細胞を用
いる場合には、E、 Pick編、Tumor Nec
rosis Factor in Lymphokin
es Vol 。 ■ 、245〜249頁、Acad
emic Press (1981年)の記載に準じて
、アクチノマイシンD存在下でのL929細胞に与える
細胞障害活性を測定した。本明細書では、特にことわら
ない限り、L929細胞を用いる活性測安方法を採用し
た。
以下、本発明の実施例を述べる。
実施例1−18) 部分精製した新リンホカインlの調
製 新生児のハムスターに、ウサギから公知の方法で調製し
た抗血清を注射して、ノ・ムスターの免疫反応を弱めた
後、その皮下にBALL−1細胞を移植し、その後通常
の方法で3週間飼育また。皮下に生じた腫瘤を摘出して
細切し、生理食塩水中で分散させほぐした。得られた細
胞を血清添加のRPMI 1640培地(pH7,2)
で洗浄し、同培地に約2 X I(1/meになるよう
懸濁した。本細胞懸濁液に対して、m/!当り約400
赤血球凝集価のセンダイウィルスを添加し、37℃で2
4時間保って新リンホカイン■を誘導生成させた。
これを約4℃、約i、ooo gで遠心分離し、沈澱物
を除去し、得られた上清をPH7,2,0,01M ’
Jン酸塩緩衝液を含有する生理食塩水で20時間透析し
、更に、精密濾過して得だ濾液を、抗インターフェロン
抗体を固定化している抗体カラムに流し、その非吸着画
分を採取し、更に、これをクロマトフォーカッソング法
により活性画分を採取し、濃縮し、凍結乾燥して新リン
ホカイン1活性を含有する粉末を得た。
本粉末の比活性は、約10単位7m9蛋白質であった。
また、新リンホカイン■の収量は、ハムスター1匹当り
約3,000万単位であった、実施例1−(b) 抗新
すンホカイン■抗体の調製実施例1−(a)の方法で得
だ新リンホカイン■を生理食塩水に蛋白質濃度として約
0.05 w/v%になるように溶解し、これとフロイ
ンl−完全アシュバント乳化液とを等量混合して、この
混合tj、0.2mlをマウスの皮下に注射し、7日後
再び同様に注射(7てマウスを免疫した。その抗体産生
能を廟する細胞に抗新リンホカイン1抗体を誘導生成せ
しめ、このマウスからひ臓を摘出し、細切分散して得ら
れるひ腫細胞とマウス骨髄腫細胞P3− X 63− 
Ag 8(Flow Laboratories社製)
とを、血清無含有Eagleの最少基本培地で調製した
50 w/v%ポリエチレングリコール−1,000溶
Q(PH7,2、温度37℃)に、それぞれ10’/m
lになるように浮遊させて5分間保った後、前記基本培
地で20倍に希釈し、次いで、Dav i sonなと
がSomatic Ce1l GeneticslVo
l、 2.175〜176頁(1976年)に報告して
いる方法に準じてヒポキサンチン−アミノプテリン−チ
ミジン培養液で増殖しうる融合細胞を採取し、この融合
細胞から抗新すンホカイン■抗体産生能を有する融合細
胞を選択した。14!られた融合細胞をマウス腹腔内に
1匹当り約10個移植して2週間飼育した後、これを屠
殺して腹水、血液などの体液を集め、遠心分離し、この
上清を硫安塩析して飽和度:30〜50%の沈澱画分を
集め、次いで透析し、虹に、この液を、実施例1−(a
lの方法で得た新リンホカイン1をブロムシアン活性化
セファロースと室温下で反応させて得られる固定化新リ
ンホカイン1ゲルを用いてアフィニティ、クロマトグラ
フィーを行ない、抗新リンホカインl抗体画分を得、透
析した後、濃縮し、凍結乾燥して、新リンホカイン1の
モノクローナル抗体粉末を採取した。
本品は、新リンホカイン1の細胞障害活性に対して免疫
学的に特異的な中和活性を示した。
このモノクローナル抗体の水浴液での安定性を中和活性
の測定により調べた結果、PH72で30分間保持する
条件では、60℃で80%以上の活性が残存し、70℃
で90%以上の活性が失なわれた。また、4℃で16時
間保持する条件で1.H4,0〜1.1.0の範囲では
安定であり、PH2,0では90%以上の活性が失なわ
れた。
更に、このモノクローナル抗体の性質を調べだ結果、2
−メルカプトエタノールに不安定であり、抗マウスイム
ノグロブリンM抗体と特異的抗原抗体反応を示すことが
判明した。
従って、このモノクローナル抗体は、イムノグロブリン
間クラスに分類される抗体である。
実施例1−(C) 高純度に精製した新リンホカイン■
の調製とその理化学的性質 実施例1−(a)の方法で調製した新リンホカイン■の
部分精製品を、実施例】−(b)の方法で調製したモノ
クローナル抗体を固定化したゲルを用いてアフィニティ
クロマトグラフィーを行ない、新リンホカインlの活性
画分を採取し、透析し、濃縮して凍結乾燥した。
本品は、高純度に精製されだ新リンホカイン■であって
、その比活性は、約109単位/・ng蛋白質であった
。また、本品はKB細胞を用いる活性測定方法において
もほぼ同じ比活性を示した。
本品を用いて、理化学的性質を調査した、■分子量 に、 Weber and M、 Osbom、 J、
 Biol、Chem、 。
Vol、 244.4406頁(1969年)の記載に
準じて、5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動によ
り調べた。即ち、01%S D S存在F、 ](11
%アクリルアミドゲルカラに試別約Yo)zgを負荷し
、カジノ、当り8mAで4時間泳動後、抽出し、その活
性測定から分子量をめたところ、20,000±2、0
00であった。
■等電点 スウェーデン、iノIぐ13社製、等電点電気泳動用ゲ
ル、商品名Aへ4Pl−101,1,N13 PAGP
L八T fへ(、++3.5〜95)を用いて、25 
W 、 2時間泳動した結果、等電点p1は56±02
であった。
■ 電気易動度 B、 J、 DavislAnn、 N、 Y、 Ac
acl、 Sci、 、 Vol。
12】、404頁(1964年)の記載に準して、75
%アクリルアミドゲルカラムに試料約10Jtg負荷し
、PH8,3、カラム当り:3mAで2時間泳動後、抽
出してその活性測定から電気易動度をめたところ、l(
J 0.29±002であった。
■ 紫外線吸収スペクトル 株′A、会社島津製作所製の分光光度計、商品名UV−
250を用いて紫外部での吸収スペクトルを調べた結果
、280 nm付近に最大吸収を示した。
(■ 溶剤に対する俗解性 水、生理食塩水またはリン酸塩緩衝液に可m。
エチルエーテル、酢酸エチルt it trot クロ
ロホルムに離溶乃至不溶であった。
■ 呈色反応 ローリ−法またはミクロビー−レット法で蛋白質陽性反
応を示し、フェノール硫酸法またはアントロン硫酸法で
糖質陽性反応を示した。
■作 用 1<13細胞およびL92y細胞に対して細胞障害活性
を示した。インターフェロン活性は実質的に示さなかっ
た。
■ 水m液での活性安定性 1)熱安定性 約1.X]O”単位/mlの試料を各温度tこよりPH
7,2で30分間保持した後、残存する活性を測定した
結果、60 ’Cまで安定であった。
!り pl]安定性 約1.X106単位/mlの試料0.1mlを各PH援
(ififj、 (PH2−7°°Mcllvaine
 bu(rer、 P)! 7〜8゛= Phosph
at buffer、 PH8〜II −Glycin
e −NaOHbuffer) 1rnlに加え、4℃
で16時間保持した後、この0.1 mlをpH7,2
,005Mリン酸塩緩衝液でPH72に調整して残存す
る活性を測定した結果、PH4,0乃至11.0の範囲
で安定であった。
111)ディスパーゼ(DISPASIシ)に対する安
定性 約1×10単位/ mlの試料にディスパーゼ(合同酒
精株式会社製造のバシラス属細菌由来のプロテアーゼ)
100単位/mlになるように加え、PH7,21,、
温度37℃で0乃至2時間反応させ、経時的にサンプリ
ングし、牛血清アルブミンをl w/v%になるように
加えて反応を止めた。この液の新リンホカインlの残存
活性を測定した結果、新リンホカイン■はディスパーゼ
処理により不安定で、その反応につれて新リンホカイン
■の活性が失なわれた。
■ 凍結貯蔵による安定性 PH7,2の水溶液を一10℃で凍結し1ケ月間貯蔵し
た後、融解し、活性を測定した結果、活性の低下は見ら
れなかった。
以上の結果から、新リンホカイン1は、従来知られてい
るリンホトキ・ンニ/、Ill N Fl インターフ
ェロンなどのリンホカインとは、明らかに違った理化学
的性質を有する。
従って、新リンホカイン1の細胞障害活性と免 。
疫学的に特異的中和性を示す本発明のモノクローナル抗
体は、新規なモノクローナル抗体である。
実施例 2 実施例1−(C)の方法で得た高純度新リンホカイン■
を抗原に用いた以外は、実施例1−(b)と同様にマウ
スを免疫して得られたひ臓細胞とマウス骨儲鵬細胞P3
−NS−1/1−Ag4−1 (大日本製薬株式会社製
)とを、140mM NaC1,54mM K CI 
1 mM Nal−12PO4,2mM CaCl2を
含有する塩類溶液に、それぞれ10 /meになるよう
に浮遊させ、これに、予じめ紫外線で不活化したセンダ
イウィルスを含有する前記塩類溶液を水冷下で混合し、
この混合液を5分後に37℃の1.t P IVI J
培地で約20倍に希釈し、次いで、実施例1〜(1))
と同様にして抗lスリノホ力イン]産生能を有する融合
細胞を選択した。
得られた融合細胞を、公知の方法で免疫反応を弱めた生
後7日のハムスターの腹腔内に1匹当り約10個移植し
、実施例i −(1〕)と同様にし7てモノクローナル
抗体を採ルした。
本市は、実施例11b)で調製したモノクローナル抗体
と同様に新リンホカイン■の細胞障害活性に対し免疫学
的に特異的中和活性を示した。
このモノクローナル抗体の水溶液での安定性を、その中
和活性の測定により調べた結果、pH7,2で30分間
保持する条件では、60℃で8℃%以」二の活性が残存
し、70℃で90%以上の活性が失なわれた。寸だ、4
℃で16時間保持する条件では、PH2,0〜110の
範囲で安定であった。
更に、このモノクローナル抗体の性質を調べた結果、2
−メルカプトエタノールに安定であり、抗マウスイムノ
グロブリンO抗体と特異的抗原抗体反応を示すことが判
明した。
従って、このモノクローナル抗体は、イムノグロブリン
(3クラスに分類される抗体である。
実施例 3 実施例2の方法のうち、マウス嘴髄腫細胞P3−NS−
1/x−A、g 4− ]の代りに、SP2104g1
4 (犬日本製薬株式会社製)を用いた以外は、実施例
2と同様に行ない、新リンホカイン■のモノクローナル
抗体を製造した。
本市は、新リンホカイン1の細胞障害活性と免疫学的に
特異的中和性を調ベプこところ、実施例2の場合と同様
の結果が得られた。
従って、このモノクローナル抗体は、イムノグロブリン
Gクラスに分類される抗体である。
特許出!頭人 手続補正書 昭和59年12月15日 1 事件の表示 昭和58年特許願第244598号 2 発明の名称 モノクローナル抗体とその製造方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 4 補正の対象 明細書の1特許請求の範囲」および 5 補正の内容 (1)[−特許請求の範囲」の項を、別紙の通り補正し
まず。
(2) 明+M1 !1第6JEj第10行記載ノ1−
可溶。」を1−可溶、」に補正し1ず。
(3)同第6頁第18〜19行記載の[K B細胞およ
びL929 、i:l]胞に対して細胞障害活性を示し
、」を「1〈■3細胞に対して細胞増殖抑制活性をおよ
び1ノ929 、j411] Eに対して細胞障害活性
を示し、」に補正し−まず。
(4)同第用頁第2行記載の[CCR,E−CI号〜1
細胞、」をl CCINF −CEM細胞、ゴに補正し
丑す。
(5) 同第]9頁第16行記載のJ’KohlcrJ
をl’G、 f(ohler jに補正します。
(6) 同?X22貞第9〜1o行記載ノ1−活性r1
411安方法を採用した。」を「活性測定方法を採用し
た。」に補正します。
(7)同頁Q% 28頁り8行記城の1M、 Osbo
m、 jを「IVI、 0sborn、 Jに補正し寸
す。
(8)同第28@第11〜12行記或の[K B 、Y
III胞および1.9z9.11胞に対して細胞障害活
性を示した。」を1K B細胞に対して細胞増殖抑制活
性をおよびL929細胞に対して細胞障害活性を示した
。」に補正します。
(9)同第29頁第2行記載のl’Phosphat 
buffer、 Jを[Phosphate buff
er、 Jに補正します。
(10) 同第30頁第5行記載のビ1’ N F J
を「ツモアネクロ/ス ファクター(i″Nl”)Jに
補正し捷す。
(Iυ 同第31頁第7行記載の「約10個移植し、」
を「約10 個移植し、」に補正1〜斗す。
2、特許請求の範囲 (1) 理化学的性質が、 ■分子量 20.000±2,000 ■等電点 pJ、==5.5±0.2 ■易動度 Disc −PAGEで、Rf=0.2g±002■ 
紫外線吸収スペクトル 2801m付近に最大吸収 ■ 溶剤に対する溶解性 水、生理食塩水またはリン酸塩緩衝液に可溶、エチルエ
ーテル、酢酸エチルまたはクロロホルムに難溶乃至不m
0 ■ 呈色反応 ローリ−法捷たはミクロビー−レット法で蛋白質陽性反
応を示し、フェノール硫酸法捷だはアントロン硫酸法で
糖質陽性反応を示す0作 用 びL 929 、l+lB胞に対して細胞障害活性を示
し、インターフェロン活性を実質的に示さす ■ 水溶液での活性安定性 plI72で130分間保持する条件により60 ℃t
で安定、4℃で16時間保持する条件によりpH4,0
乃至11.0の範囲で安定、デイスパーゼ(1)LSL
’ASE)処理によシネ安定■ −10℃での凍結貯蔵
で1ケ月以上安定である新リンホカインIに対して特異
性を示すモノクローナル抗体、 (2) 理化学的性質が、 ■分子量 20、OOO±2,000 ■等電点 p1=5.6±0.2 ■易動度 Di sc −PAGEテ、I(f =0.29±0.
02■ 紫外線吸収スペクトル 280+im付近に最大吸収 ■ 溶剤に対する溶解性 水、生理食塩水またはリン酸塩緩衝液に可溶、エチルエ
ーテル、酢酸エチルまだIはクロロホルムに難溶乃至不
溶 ■ 呈色反応 ローリ−法またはミクロビューレット法で蛋白質陽性反
応を示し、フェノール硫酸法またはアントロン硫酸法で
糖質陽性反応を示す0作 用 びL929 Hill胞に対して細胞障害活性を示し、
インターフェロン活性を実質的に示さす ■ 水溶液での活性安定性 pH7,2で(9)分間保持する条件により0℃まで安
定、4℃で16時間保持する条件によりpl−14,0
乃至11.0の範囲で安定、デイスパーゼ(1)ISl
’ASh:)処理により不安定■ −10℃での凍結貯
蔵で1ケ月以上安定である新リンホカインIを抗原とし
てヒト以外の温血動物を免疫し、該動物から抗体産生細
胞を採取し、これと骨髄腫細胞とを融合せしめ、得られ
る融合細胞から抗折リンフI=、カインI抗体産生能を
有する融合訓胞を選択し、次いで、この選択細胞を増夕
(αさせ新リンホカインIに特異性を示すモノクローナ
ル抗体を産勺三せl、めることを特徴としたモノクロー
ナル抗体の製造方法。
手続補正書 昭和60年2月号日 特許庁長官 志 賀 学 殿 ]、事件の表示 昭和58年特許願第244598号 2 発明の名称 モノクローナル抗体とその製造方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 昭和60年1月28日 5 補正の対象 昭和59年12月15日付手続補正書の「補正の内容」
欄 6、補正の内容 補正の内容(7)中の「同頁第28頁第18行」を「同
第26頁第18行」に補正します。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)理化学的性質が、 ■分子量 20、OOO±2,000 ■等電点 pi=5.6±02 ■易動度 Disc −PAolうで、I’l、f=0.29±0
    02■ 紫外線吸収スペクトル 280 nmイづ近に最大吸収 ■ 溶剤に対する溶解性 水、生理食塩水捷だけリン酸塩緩衝液に可溶。エチルエ
    ーテル、酢酸エチルまだはクロロホルムに難溶乃至不溶
    。 ■ 呈色反応 ローリ−法まだはミクロビー−レット法で蛋白質陽性反
    応を示し、フェノール硫酸法またはアントロン硫酸法で
    糖質陽性反応を示す0作 用 KB細胞およびL929細胞に対して細胞障害活性を示
    し、インターフェロン活性を実質的に示さず ■ 水溶液での活性安定性 PH7,2で30分間保持する条件により60 ’C−
    jで安定、4℃で16時間保持する条件によりPH40
    乃至110の範囲で安定、デイスパーゼ(DiSPAS
    E)処理により不安定 ■ −10℃での凍結貯蔵で1ケ月以上安定である新リ
    ンホカイン■に対して特異性を示すモノクローナル抗体
    。 (2) 理化学的性質が、 ■分子量 20.000±2,000 ■等電点 pI=5.6±02 ■易動度 1)isc −PAGEで、Rf=0.29±002■
     紫外線吸収スペクトル 280 nm付近に最大吸収 ■ 溶剤に対する溶解性 水、生理食塩水または1ノン酸1話緩衝液に可溶。エチ
    ルエーテル、酢酸エチルまだはクロロホルムに難溶乃至
    不溶 ■ 呈色反応 口−り一法またはミクロビューレット法で蛋白質陽性反
    応を示し、フェノール(Ii11酸法またはアン)oン
    硫酸法で糖りgl場性反[邑を示す0作 用 K 13細胞およびL929細胞に文寸してit(II
     ll担1旅害l舌1生を示し、インターフェロン!舌
    4生を実J色的に示さず ■ 水m液での活性安定性 PH 7.2で30分間保持する条件により60 ’C
     iで安定、4℃で16時間保持する条イ牛によりp)
    ]40乃至110の範囲で安定、デイスノ<ーセ(+)
    lsPAsg)処理により不安定■ −10℃での凍結
    貯蔵で1ケ月以上安定である新リンホカイン■を抗原と
    してヒト以外の温血動物を免疫し、該動物から抗体産生
    細胞を採取し、これと骨髄腫細胞とを融合せしめ、得ら
    れる融合細胞から抗新すンホカイン■抗体産生能を有す
    る融合細胞を選択し、次いで、この選択細胞を増殖させ
    新リンホカイン■に特異性を示すモノクローナル抗体を
    産生せしめることを特徴としたモノクローナル抗体の製
    造方法。
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