JPS6013060A - 耐銹性の優れたステンレス鋼光輝焼鈍材 - Google Patents

耐銹性の優れたステンレス鋼光輝焼鈍材

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JPS6013060A
JPS6013060A JP12128283A JP12128283A JPS6013060A JP S6013060 A JPS6013060 A JP S6013060A JP 12128283 A JP12128283 A JP 12128283A JP 12128283 A JP12128283 A JP 12128283A JP S6013060 A JPS6013060 A JP S6013060A
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小林 未子夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、極めて優れだ耐誘性(耐°′シみ性をも含
む)を有するフェライト系ステンレス鋼光輝焼鈍材に関
するものである。なお、ここでいう“′しみ″とは、表
面清浄度、光沢度1色調ともに優れた光輝焼鈍(以下、
BAと称す)@を一定期間使用した際、該焼鈍面に生成
する極軽微の点状局部腐食を意味し、目視によって鋼表
面の光沢度低下として識別されるものを意味する。
一般に、自動車等の車輛用外装部品(各種モール等)、
或いはその他の金属光沢を要求される装飾部品等には、
さびに<<、比較的長期にわたって金属光沢を維持でき
る材料であるということから、SUS 304.SUS
 430又は5US434等で示されるステンレス鋼に
BA処理を施して耐食性を向上させたステンレス鋼BA
材が使用されている。ところが、このうちの5US30
4は優れた耐誘性を示しはするものの、オーステナイト
系ステンレス鋼特有の黄色を帯びた色調が自動車用部品
等としてはあまシ好まれない傾向にあるので、従来、こ
れらの用にはフェライト系ステンレス鋼である5US4
30鋼やSUS 434鋼が適用されることが多かった
しかしながら、SUS 430等のフェライト系ステン
レス鋼は、自動車外装部品用等としては耐誘性が十分に
満足できるものでなく、特に海岸地帯や、冬期に露面凍
結防止のため塩を散布する北米やカナダ等の塩害の強い
地域で使用される場合には、比較的短期間に発銹してし
甘い、その装飾的価値を著しく減じてしまうという問題
を有していたのである。
もつとも、フェライト系ステンレス鋼の1つであるS 
U S 434鋼は、5US430鋼の耐誘性を改善す
るために約]−%(以下、条は重量割合とする)程度の
Moを添加したものであるが、それでもオーステナイト
系ステンレス鋼に比べて耐誘性はかなり劣る上、近年の
MO価格高騰によってコストアップの激しい材料でもあ
った。
このようなことから、本発明者等は、先に、より耐誘性
に優れるとともに装飾的価値の高い材料に関する研究を
重ねた結果見出された[少量のNbを添加するとともに
、特にS含有量を低く制限した高純度フェライト系ステ
ンレス鋼に適当な条件のBA処理を施すと、一段と耐誘
性の向上したステンレス調料が得られる」という新しい
事項に基づくフェライト系ステンレス鋼材を、特開昭5
8−61220号として提案した。
しかし、前記特開昭58−61220号として提案した
フェライト系ステンレス鋼材は確かに優れた耐誘性な示
すものではあったが、その後、製品の生産実績が上って
いく過程で、同じ製造条件で製造されているはずである
にもかかわらず得られる製品の耐誘性にバラツキがでて
くるという好ましくない事実が明らかとなってきだので
ある。
本発明者等は、上述のような観点から、先に提案した高
耐銹性フェライト系ステンレス鋼材における耐誘性バラ
ツキの原因を究明するとともに、該提案材よりも一層優
れた耐誘性な示し、かつ訃能の安定したフェライト系ス
テンレス鋼4Jf提供すべく更に研究を重ねた結果、 (a) フェライト系ステンレス鋼BA拐の耐誘性には
、鋼中の不可避的不純物であるSのほか、同じく不可避
的不純物であるC及びNが予想外に犬きな影響を与える
ものであり、フェライト系ステンンス鋼BA材の耐誘性
、特に銅パシみ性を改善し、その性能を安定せしめるた
めには、S、 C及びNの含有量を総合的に規制する必
要があること。即ち、8は、鋼中において硫化物として
存在するため、BA酸化皮膜の局部的破壊を起こして耐
誘性な劣化するものであるが、C及びNも、鋼中にて炭
化物や窒化物の形態をとってBA酸化皮膜に欠陥を生じ
しめるので、Sはどの影響はないにしても、特にフェラ
イト系ステンレス鋼BA祠の耐“しみ性を劣化し、これ
らの作用が相乗的に影響して耐誘性の向」二並びに安定
化を阻んでいること。
(1))前記不純物の含有量とともに、BA材表面光沢
度もその耐誘性に大きな影響を与えるものであって、該
表面光沢度を特定値以上にすると耐誘性が一層向上する
とともに、該特性の安定度が極めて高くなること。
このように、BA材表面光沢度が耐誘性に影響を及ぼす
理由は種々考えられるが、最も大きな理由として、表面
光沢度の悪い材料は表面に細かい凹凸が多いので屋外で
使用された場合に塵埃が付着しやすく、これらの塵埃と
材料との間に有害な塩素イオン等が付着してBA酸化膜
を破壊することがあげられ、まだ、表面に細かい凹凸が
多いとSOx等の有害ガスを吸着しやすいので、これも
BA酸化皮膜の破壊を促進する大きな理由としてあげら
れる。
(C)従って、先に提案したような、Si、Mn及びC
rを含有するとともに更に所定量のNbをも含むフェラ
イト系ステンレス鋼BA材、或いはこれにCu。
Ni、 Mo、 Ti及びZrの1種以上を添加して耐
食性をより高めたフェライト系ステンレス鋼B A材に
おいて、その不可避的不純物たるS 、 C及びNの含
有量を総合的に管理・規制し、かつ表面光沢度を所定値
以上に高めると、それらの相乗的効果によって耐誘性の
極めて優れたフェライト系ステンレス鋼BA材を安定し
て実現できること。
以上(a)〜(C)に示される如き知見を得るに至った
のである。
この発明は、上記知見に基づいてなされたものであって
、ステンレス鋼BA材を、 Si: 0.01〜5.00 %、Mn: 0.01〜
5.OO%。
Cr: 8.0〜35.0%、 Nb : 0.20〜
1.00 %。
を含有するとともに、必要に応じて更に、Cu:0.3
0〜1.00%、Ni:O,O2N2.10%。
Mo:0.1〜4.0%、 Ti : 0.01〜0.
10 %。
Zr:0.01〜0.10チ。
のうちの1種以上をも含み、 Fe及び不可避不純物:残シ。
から成るとともに、不可避不純物であるC、N。
p、s及びO含有量が、それぞれ、 C:0.05チ以下、 N:0.05チ以下。
P:0.05%以下、 S:O,010%以下。
0:0.02チ以下 であシ、しかも、式 %式% を共に満足する成分組成で構成し、かつその表面を鏡面
光沢度(Gs(20°)):1ooo以上とすることに
よって、耐誘性を格段に向上した点に特徴を有するもの
である。
なお、表面光沢度の良好なりA材を製造するには、材料
が板材の場合、 ■ 最終圧延のロール肌を良好な鏡面に仕上げること、 ■ 圧下率を大きくして、前工程までの材料の肌荒れの
影響を少なくすること、 @l BA処理前の材料の脱脂を十分に行うこと、■ 
BA処理の条件を適正に保つこと、以上■〜■に示され
る事項に留意すれば良い。
また、BA処理は、冷間圧延後、アンモニア分解ガス(
H5l+N2がス)+H2ガス等の非酸化性がス中で連
続的に実施されるが、このときの炉内露点は−31〜−
60℃が適当であシ、炉内温度は800−1100℃程
度が良好である。
次いで、この発明において、ステンレスmBA材の化学
成分割合及び鏡面光沢度を前記の如くに数値限定した理
由を説明する。
A、化学成分割合 ■ 5I Si成分は鋼の脱酸剤として作用するものであるが、そ
の含有量が0.014未満では前記作用に所望の効果が
得られず、他方5.00%を越えて含有させると鋼の加
工性を劣化するようになることから、Si含有量を0.
O1N5.00%と定めた。
■ Mn Mn成分には、脱硫・脱酸作用並びに熱間加工性改善作
用があるが、その含有量が0.01%未満では前記作用
に所望の効果が得られず、他方5.00チを越えて含有
させてもより以上の向上効果が認められないことから、
Mn含有量を0.O1N5.00チと定めた。
■ 0r Cr成分は、本発明のステンレス鋼BA材の基本的な耐
食性を決定する重要な元素であるが、その含有量が8.
0チ未満ではBA処理面の耐食性改善効果が十分に発揮
されないばかシでなく、ステンレス鋼としての耐食性を
得ることもできなくなる。
一方35.0%を越えて含有させると加工性の悪化を招
くようになることから、Cr含有量を8.0〜35.0
%と定めた。
■ Nb Nb成分には、C及びNを固定して母材の耐食性を向上
させることに加えて、BA処理によって生成するBA酸
化皮膜中にCrやSiと共に濃化してBA製品の耐誘性
な高める作用があシ、しかも、結晶粒を微細化して成形
性を改善する作用をも有しているが、その含有量が0.
20%未満では前記作用に所望の効果を得ることができ
ず、かつNb含有量(4)が[8X(C(イ)十N(1
))+0.15:lよりも少なくても所望の耐食性(耐
誘性な含む)向上効果を得ることができない。
一方、1.OO%を越えてNbを含有させると鋼材の加
工性を劣化するようになることから、Nb含有量を0.
20〜1.00チで、かつ、式8式% で算出される値(イ)以上と定めた。
■ Cu、 Ni及びMO これらの成分には、本発明のステンレス鋼BA拐の耐食
性を向上し、そのl1fft銹性を一層向上させる作用
があるので、必要に応じて1種以上を添加含有せしめる
ものであシ、以下各々の成分について、付随的な作用と
ともにその成分量限定理由を詳述する。
i) Cu Cu成分には、副銹性、耐酸性を向上させる作用のほか
、加工性を改善する作用もがあるが、その含有量が0.
30%未満では前記作用に所望の効果が得られず、他方
1.00%を越えて含有させると熱間加工性や耐応力腐
食割れ性が劣化することとなるので、Cu含有量は0.
30〜1.00チと定めた。
it) Ni Ni成分にも、CUと同様に顕著な耐誘性・耐酸性向上
作用があるが、その含有量が0.20%未満では前記作
用に所望の効果が得られず、他方3、 OO%を越えて
含有させると耐応力腐食割れ性が劣化するとともに、コ
ストアップの原因ともなることから、Ni含有量は0.
20〜3.0O%と定めた。
1ii) MO MO酸成分、フェライト系ステンレス鋼BA材の耐食性
を高める上で極めて有効な元素であるが、その含有量が
0.1%未満では所望の効果を得ることができず、他方
4.0%を越えて含有させることは鋼材の経済性を損な
うことKつながることから、Mo含有量は01〜40%
と定めた。
■ Ti及びZr これらの成分にはそれぞれ、鋼中のC及びNを強力に固
定して母材の耐食性を向上させる作用があるので、必要
に応じて1種以上を添加含有せしめるものであるが、各
々の含有量が0.01%未満では前記作用に所望の効果
が得られず、他方、Tiが0.20%、Zrが0.10
%をそれぞれ越えて含有されるとTiNやZrO2が多
量に生成されて地疵発生の原因となることから、T1含
有量は0.01〜0.20%、Zr含有量は0.01〜
0.10%と定めだ。
@ C及びN C及びNは、フェライト系ステンレス鋼の耐誘性及び耐
酸性、特に溶接部の耐銹・耐酸性や、その靭性に重大な
悪影響を及はす成分であって、鋼中のC及びN含有量を
出来得る限り少なくすることが望ましい。そして、特に
表面光沢度の良好な光輝焼鈍材の場合には、C及びNが
それぞれ0,05チを越えて含有されるとそれによって
形成される炭化物や窒化物が発銹(“しみ”をも含む)
の起点となることから、C及びN含有量を各々005−
以下と定めた。
■ S Sは、鋼中でMn8等の硫化物として存在し、BA処理
時に酸化されてBoxを発生するのでBO酸化皮膜の破
壊をもたらすものである。特に、その含有量が0.01
0%を越えた場合にこの傾向が極めて著しくなり、その
結果BA製品の耐6しみ”性を劣化するので、S含有量
はo、olo%以下と定めた。しかしながら、S含有量
も出来得る限シ低いことが望ましく、好ましくはo、o
oz%以下、更にはo、oo1%未満に抑えることが推
奨される。
■ C(イ)十N(4)+5XS(イ)の値前述のよう
に、C,N及びSは、それぞれ鋼中で炭化物、窒化物及
び硫化物として存在し、BA製品表面のBA酸化皮膜の
欠陥を増加させるので出来得る限シ低減することが必要
である。特に、この3者は相互に作用し合って相乗的な
悪影響な耐誘性に与えるので、C(イ)+N■+5XS
(1)の値が0.060を越えると表面光沢度等を如何
に向上させようとも安定した耐誘性な実現できなくなる
ことから、C($)十N($;)+s x s%ノ値を
0.060以下と定めた。なお、この値を0.040以
下とすれば耐誘性が一段と向上するので好ましいことで
ある。
■ P Pが0.05%を越えて含有されると、フェライト系ス
テンレスMBA材の靭性劣化を招くこととなるので、P
含有量を005%未満と定めた。
■ O Oは、鋼中では酸化物系非金属介在物として存在し、鋼
板の表面清浄度劣化や発銹の原因となるほか、靭性にも
悪影響を及ぼす不純物であるので、その含有量は出来る
だけ低い方が望ましい。特に0.02%を越えて含有さ
れると前記不都合が顕著に現われるようになることから
、0含有量は○o2係以下と定めた。
なお、鋼中のOを低減するために添加されるAεが、脱
酸不純物として0.2 %程度まで鋼中に残存したとし
ても、本発明BA材の耐誘性には何ら悪影響が及ぼされ
ない。
B、鏡面光沢度 表面光沢度の悪いBA製品は、表面に細かい凹凸が多く
、屋外で使用された場合に塵埃が付着しやすいものであ
り、これらの塵埃と材料との間に有害な塩素イオン等が
濃縮してBA酸化皮膜を破壊するという現象がもたらさ
れる。また、表面に細かい凹凸が多いと、SOx等の有
害ガスを吸着しやすく、これもBA酸化皮膜の破壊を促
進し、耐誘性を劣化する原因となる。
そして、フェライト系ステンレス鋼BA材の表面光沢度
が、JIS Z 8741−1962に従って測定した
鏡面光沢度Gs(20°):1OOO未満であると、鋼
材成分を如何に調整しても良好な耐誘性が得られないの
に対して、該光沢度を1000以上にすると、鋼中のC
,N及びSを総合的に管理・制限したことと相俟って優
れた耐誘性を安定して実現できるようになることから、
BA相表面の光沢度を鏡面光沢度(Gs(20°)〕で
1000以上と定めた。
次に、この発明を、実施例によシ比較例と対比しながら
説明する。
実施例 まず、第1表に示される如き成分組成の鋼A〜Wの30
ゆを、高周波誘導加熱真空精錬炉にて溶製し、常法にて
、板厚:6.0mmの熱延板を経て、板厚:0.41n
Xの冷延鋼板とした。なお、第1表中に示した※印は、
本発明範囲から外れていることを示すものである。
この場合、最終製品の鏡面光沢度を種々変化させるため
に、仕上圧延ロールのロール肌の仕上程度を2水準(「
良好」と「不良」)に変え、また仕上圧延の圧下率も2
水準に変化させた。
次いで、得られた各冷延鋼板を、N2とN2の混合ガス
(N2とN2の容量比が3:1)を充満させた光輝焼鈍
炉内でBA処理した。このときの焼鈍温度は950℃、
焼鈍時間は50秒、そしてBA処理時の炉内の露点は第
2表に示される通りでちった。
このようにして調製されたBA材からそれぞれ試験片を
切シ出すとともに、その表面の光沢度を測定し、続いて
臨海工業地帯で大気暴露試験してその耐誘性(耐”しみ
性を含む)を評価した。
なお、光沢度の測定には(株)村上色彩技術研究新製の
ディジタル光沢針GM−26D型(標準板:黒色ガラス
)を用いた。
このようにして得られた結果を第2表に併せて示した。
なお、大気暴露試験結果は、第3表に示した評価ランク
に従ったものである。
第2表に示した大気暴露試験結果から明らかなように、
C,N及びSの含有量が低く、鏡面光沢度の良い本発明
鋼材1〜22は、極めて優れた耐誘性を示していること
がわかる。
一方、比較材はいずれも耐誘性に劣った結果と第 3 
表 なっているが、これは鋼中のC,N及びSの含有量が本
発明の範囲を越えて多いか、鏡面光沢度が本発明の範囲
を下回っているかのいずれかの原因が、単独又は複合で
作用しているためである。
また、0含有量の特に多いもの(比較鋼材42)や、 
Nb含有量の不足のもの(比較鋼材41)も、耐誘性に
劣っていることがわかる。
なお、耐誘性の優れたフェライト系ステンレス鋼BA材
を得るためには%BA処理時の雰囲気露点を適当に調整
することにも留意する必要があシ、本実施例では、露点
を−38〜−53℃としたものが良好な結果を示してい
た。
上述のように、この発明によれば、極めて優れた耐誘性
な有し、しかもその性能を安定して実現できるフェライ
ト系ステンレス鋼BA材を比較的安価に得ることができ
、各種装飾用材料として幅広い用途が期待できるなど、
産業上極めて有用な効果がもたらされるのである。
314

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量割合にて、 Si : 0.01〜5.00%。 Mn: 0.01〜5.00 %。 Cr: 8.0〜35.0%。 Nb: 0.20〜1.00 %。 Fe及び不可避不純物:残p。 から成るとともに、不可避不純物であるC、N。 p、s及びO含有量が、それぞれ、 C:0.05%以下、N:0.05チ以下。 P:0.05%以下、 S:0.010%以下。 0:0.02チ以下 であり、しかも、式 %式% を共に満足する成分組成を有し、かつ1000以上の鏡
    面光沢度(Gs、(20°)〕を備えていることを特徴
    とする、耐誘性の優れたステンレス鋼光輝焼鈍材。
  2. (2)重量割合にて、 Si:0.01〜5.00%。 Mn: 0.01〜5.00%。 Cr: 8.0〜35.0%。 Nb:0.20〜1.00%。 を含有し、更に、 Cu: 0.30〜1.00%。 Ni:0.20〜3.00%。 Mo:0.1〜4.0係 のうちの1種以上をも含み、 Fe及び不可避不純物:残シ。 から成るとともに、不可避不純物であるC、N。 p、s及び0含有量が、それぞれ、 C:0.05チ以下、N:0.05チ以下。 P:0.05チ以下、 S:0.010%以下。 0:002%以下 であり、しかも、式 %式% を共に満足する成分組成を有し、かつ1000以上の鏡
    面光沢度(Gs (20°)〕を備えていることを特徴
    とする、耐誘性の浸れたステンレス鋼光輝焼鈍材。
  3. (3)重量割合にて、 Si:0.O2N2.00%。 Mn: 0.01〜5.OO%。 Cr: 8.0〜35.0 %。 Nb:o、zo〜1,00チ。 を含有し、更に、 Ti:0.01〜0.20チ。 Zr: 0.01〜0.10% のうちの1種以上をも含み、 Fe及び不可避不純物:残シ。 から成るとともに、不可避不純物であるC 、 −n 
    。 p、s及びO含有量が、それぞれ、 C:0.05%以下、N:0.05%以下。 P:0.05%以下、 S:0.010%以下。 0:0.02チ以下 であシ、しかも、式 %式% を共に満足する成分組成を有し、かつ1000以上の鏡
    面光沢度[Gs (20°)〕を備えていることを特徴
    とする、耐誘性の優れたステンレス鋼光輝焼鈍材。
  4. (4)重量割合にて、 Si:0.01〜500チ。 Mn: 0.01〜5.00 %。 Cr: 8.0〜35.0%。 Nb:0.20〜l、00% を含有し、更に、 Cu: 0.30〜1.O0%。 Ni:0.20〜3.00チ。 Mo: 0.1〜4.0 % のうちの1種以上、及び Ti:0.01〜0.20%。 Zr : 0.0 1〜0.1 0 % 。 のうちの1種以上をも含み、 Fe及び不可避不純物:残シ。 から成るとともに、不可避不純物であるC、N。 p、s及び0含有量が、それぞれ、 C:0.05%以下、N:0.05%以下。 P:0.05饅以下、 S:0.010%以下。 0:0.02%以下 であり、しかも、式 %式% を共に満足する成分組成を有し、かつ1000以上の鏡
    面光沢度(os(zoo))を備えていることを特徴と
    する、耐誘性の優れたステンレス鋼光輝焼鈍材。
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